JPS64409Y2 - - Google Patents

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JPS64409Y2
JPS64409Y2 JP626784U JP626784U JPS64409Y2 JP S64409 Y2 JPS64409 Y2 JP S64409Y2 JP 626784 U JP626784 U JP 626784U JP 626784 U JP626784 U JP 626784U JP S64409 Y2 JPS64409 Y2 JP S64409Y2
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JP626784U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は、ダム、堤防等の傾斜面上に載置され
て傾斜面で例えばアスフアルト舗装作業を行なう
作業装置を、傾斜面上方の平坦部(以下、天端と
称す)にて支持・操作すると共に、前記作業装置
を積載して搬送する搬送・操作装置に関する。
〈従来技術〉 ダム、堤防等の傾斜面上において作業装置によ
りアスフアルト舗装等の作業を行なう場合、傾斜
面の傾度が大きく作業装置の転倒或いは滑落のお
それがあるので、前記作業装置を天端からワイヤ
ロープ等を介して支持・操作するようにしてい
る。
かかる装置の従来例として第1図に示すものが
ある(特公昭49−21932号公報参照)。
すなわち、傾斜面1にアスフアルト舗装材等の
材料を散布する材料運搬車2と散布された材料の
敷均し、締固め等を施工する施工装置3とを傾斜
面1の斜め上方の天端4からワイヤロープ5,6
を介して巻揚装置7により傾斜面1の上下方向に
移動可能に支持している。また、材料運搬車2及
び施工装置3を例えば傾斜面1の左右方向(第1
図奥側或いは手前側)に移動するときには、巻揚
装置7のウインチ8により巻揚げられた材料運搬
車2を板状の載荷台7aに積載した後、第1図中
破線示の如く一端部を中心に載荷台7aを回動さ
せて材料運搬車2を巻揚装置7の本体上方に配置
する。その後、ウインチ9により巻揚げられた施
工装置3を前記載荷台7aと重ね合わされていた
載荷台7bに載置し、巻揚装置7と共に天端4上
を次の作業場所に移動させる。
しかしながら、このような従来の装置において
は、巻揚装置7の本体上壁面を載荷台7bに形成
すると共に一定長さの載荷台7b上に載荷台7a
を重ね合わせるようにしているので、材料運搬車
2及び施工装置3の積降しを行なうときには載荷
台7a,7bの傾きが天端4面(略水平面)に対
して一定となつていた。また、巻揚装置7本体か
らの載荷台7a,7bの突出量が一定であるの
で、載荷台7a,7bの先端部を天端4の路肩に
位置させることが難かしかつた。このため、傾き
が異なる傾斜面1において、材料運搬車2等の積
降しを行なうと、載荷台7a,7bと傾斜面1と
の傾きに食違いが生じ材料運搬車2等の積降しに
余分な労力を要していた。
〈考案の目的〉 本考案は、このような現状に鑑み、作業装置の
積降しが容易な搬送・操作装置を提供することを
目的とする。
〈考案の構成〉 このため、本考案は、作業装置を積載するステ
ツプを車両本体に基端部が略垂直面内を揺動自由
に取付けられる本体部と該本体部に本体部の先端
部から突出自由に取付けられる可動部とにより形
成すると共に、前記可動部の突出量を可動制御す
る突出量制御装置と、前記本体部及び可動部を略
垂直面内を揺動させる揺動量制御装置と、を設け
るようにしたものである。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を第2図〜第8図に示
す図面に基づいて説明する。
第2図及び第3図において、フレーム11の両
側部にはクローラ12がそれぞれ取付けられてい
る。また、フレーム11の上方には本体フレーム
13が設けられており、この本体フレーム13と
前記フレーム11とが旋回装置14により連結さ
れている。ここで、フレーム11、クローラ12
及び本体フレーム13により車両本体が形成され
ている。
旋回装置14には、第4図に示すように、フレ
ーム12の上面にボルト締めされた環状の内輪1
5が設けられており、この内輪15の内周面には
内歯車15aが形成されている。一方、本体フレ
ーム13の下面には環状の外輪16がボルト締め
されている。この外輪16の内周部には複数のボ
ールベアリング17を介して前記内輪15の外周
部が相対回転自由に挾持されている。また、本体
フレーム13の下部には減速機付油圧モータ18
が取付けられ、油圧モータ18の回転軸に取付け
られた歯車(図示せず)が前記内輪15の内歯車
15aに噛合されている。油圧モータ18には運
転席(図示せず)の制御盤の操作により油圧が供
給され、これにより本体フレーム13が旋回軸1
3aを中心に360゜旋回するように構成されて
いる。
本体フレーム13の前部には施工装置等が載置
される第1ステツプ19の基端部が回動自由に取
付けられている。第1ステツプ19には、第5図
及び第6図に示すように、本体フレーム13に取
付けられる一対の中空状の本体部19aと、該本
体部19aの中空部にそれぞれ摺動自由に挿着さ
れた可動部19bと、が設けられている。本体部
19aの内側部には突出量制御装置としての油圧
シリンダ20がそれぞれ取付けられ、また、これ
ら油圧シリンダ20のロツド先端部は可動部19
bに取付けられており油圧シリンダ19の操作に
より可動部19bが本体部19a先端部から突出
するように構成されている。本体フレーム13に
は揺動量制御装置としての一対の油圧シリンダ2
1がそれぞれ揺動自由に取付けられ、また、これ
ら油圧シリンダ21のロツド先端部が本体部19
a下部に固定されたブラケツト22に揺動自由に
取付けられており、油圧シリンダ21の操作によ
り第1ステツプ19が第5図中鎖線で示すように
基端部を中心に回動されるように構成されてい
る。
本体フレーム13の上部には一対のフレーム2
3が所定間隔で立設され、これらフレーム23に
は一対のリンク24a,24bを介して例えば材
料運搬車が載置される第2ステツプ25が取付け
られている。第2ステツプ25はリンク24a,
24bに取付けられる可動ブラケツト25aと該
ブラケツト25aに取付けられて前記第1ステツ
プ19の上方に配設される一対の本体部25b
と、から形成されている。
ここで、フレーム23の上部に回動自由に取付
けられたリンク24aの長さはフレーム23の下
部に回動自由に取付けられた24bの長さより短
かく形成され、フレーム23における各リンク2
4a,24bの揺動支点間の距離1は可動ブラ
ケツト25aにおける各リンク24a,24bの
揺動支点間の距離2より短かく形成されている。
前記フレーム23の下部には油圧シリンダ26
が揺動自由に取付けられ、また、これら油圧シリ
ンダ26のロツド先端部が可動ブラケツト25a
の下部に揺動自由に取付けられており、油圧シリ
ンダ26の操作により第2ステツプ25が第2図
中鎖線で示すように第1ステツプ19の上方に移
動するように構成されている。
また、前記本体フレーム13の後部中央には一
対のワイヤロープが巻回された第1ウインチ27
が回転自由に取付けられており、これらワイヤロ
ープは第2ステツプ25に載置される材料運搬車
等に接続されている。また第1ウインチ27の両
側方の本体フレーム13にはワイヤロープが巻回
された第2ウインチ28a,28bが回転自由に
取付けられており、ワイヤロープは第1ステツプ
19に載置される施工装置等に接続される。第1
ウインチ27及び第2ウインチ28a,28bは
それぞれ図示しない油圧モータにより回転駆動さ
れる。第1ウインチ27及び第2ウインチ28
a,28bにより支持・操作部を構成する。
次に、本装置の機能を第7図及び第8図に基づ
いて説明する。
まず、搬送・操作装置を傾斜面29a,29b
の斜め上方に形成された天端30に配置し、その
第1ステツプ19及び第2ステツプ25を第8図
中鎖線で示すように天端30の長手方向に向け
る。そして、傾斜面29aに例えばアスフアルト
合材を散布する材料運搬車31を天端30を走行
させて第2ステツプ25上に載置し材料運搬車3
1と共に第2ステツプ25を第1ステツプ19の
上方に移動させた後、第1ステツプ19に前記散
布されたアスフアルト合材を略均一の厚みに敷均
す施工装置32を載置する。また、第1ウインチ
27から引出されたワイヤロープ31aの先端部
を前記材料運搬車31に接続する一方、第2ウイ
ンチ28a,28bから引出されたワイヤロープ
32aを施工装置32に接続する。
その後、旋回装置14により本体フレーム13
と共に第1及び第2ステツプ19,25を第8図
中時計方向に90゜回転させて第1ステツプ19及
び第2ステツプ25を傾斜面29aに向け、第1
ステツプ19の可動部19bを油圧シリンダ20
により伸縮させると共に本体部19aと可動部1
9bとを油圧シリンダ21により垂直面内におい
て揺動させて可動部19bの先端部を天端30の
路肩に接地させる。そして、施工装置32をワイ
ヤロープ32aにより支持しつつ傾斜面29a上
に移動させる。また、第2ステツプ25を下動さ
せて第1ステツプ19に接触させた後、材料運搬
車31をワイヤロープ31aにより支持しつつ傾
斜面29a上に移動させる。そして、材料運搬車
31から散布されたアスフアルト合材を施工装置
32を傾斜面29a上を上下動させて略均一の厚
みに敷均しアスフアルト舗装層を形成する。
このようにして、傾斜面29aの上下方向に延
びるレーン33aの作業が終了した後、第1ウイ
ンチ27により材料運搬車31を引揚げて第2ス
テツプ25上に移動させ、第2ステツプ25を第
7図中破線で示すように第1ステツプ19上方に
移動させる。また、第2ウインチ28a,28b
により施工装置32を引揚げて第1ステツプ19
上に移動させ、第1ステツプ19を路肩から離間
させる。
そして、材料運搬車31及び施工装置32と共
に搬送・操作装置を天端30上を次のレーン33
b,33cに順次横移動させて、これらのレーン
33b,33cの作業を行なう。
尚、34は材料運搬車31に材料を供給するク
レーンである。
このように、本実施例では、第1ステツプ19
の本体部19aから可動部19bを突出させると
共に本体部19aと可動部19bとを揺動させる
ようにしたので、傾度が異なる傾斜面29aにお
いて材料運搬車31等の積降しを行なうときには
可動部19bの突出量及び本体部19aと可動部
19bの揺動量を制御すれば第1ステツプ19の
傾度と傾斜面29aの傾度とを略一致させること
ができ、また、異なる路幅の天端30においては
可動部19bの先端部を天端30の路肩に自由に
接地できるから、無駄な労力を要することなく材
料運搬車31等の積降しを容易にできる。
また、第1ステツプ19及び第2ステツプ25
を施回装置14により水平面内を旋回させるよう
にしたので、天端30の路幅が狭小であつても、
天端30において材料運搬車31等の積降しがで
き、また反対側の傾斜面29bに移動できるた
め、広い面積を有する平場まで搬送・操作装置を
移動させることがなく作業能率の向上を図れる。
また、第2ステツプ25を本体フレーム13に
下部のリンク24bより上部のリンク24aの長
さより短かくすると共にそれらの揺動支点距離を
本体フレーム側1を第2ステツプ側2より短か
くして取付けるようにしたので、第2ステツプ2
5は第2図に示すように略鉛直方向に上下動する
ため、第2ステツプ25の装置上部における占有
面積が小さくでき、また材料運搬車等を積載した
ときのこれらと搬送・操作装置との重心位置が水
平面内においてほとんど移動することがなく、こ
れにより搬送・操作装置の揺れの発生を抑制で
き、これによつて路肩に余分な荷重が負荷されず
路肩の崩壊等の危険を低減できる。
尚、本実施例では、第1及び第1ステツプ1
9,25の二基のステツプを設けたが、第1ステ
ツプ19だけでもよく、また三基以上でもよい。
〈考案の効果〉 本考案は、以上説明したように、本体部から可
動部を突出させると共に、これら本体部と可動部
とを垂直面内を揺動させるようにしたので、傾度
が異なる傾斜面において作業装置の積降しを行な
うときには可動部の突出量及び本体部と可動部と
の揺動量を制御すればステツプと傾斜面との傾度
を略一致させることができ、また異なる路幅の天
端においては可動部の先端部を天端の路肩に接地
できるから、無駄な労力を要することなく作業装
置の積降しを容易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は巻揚装置の従来例を示す構成図、第2
図は本考案の一実施列を示す側面図、第3図は第
2図の平面図、第4図は第2図のA部拡大図、第
5図及び第6図は第2図の要部を示し第5図は側
面図、第6図は第5図の平面図、第7図は実施例
を説明するための全体構成図、第8図は第7図の
平面図である。 11……フレーム、13……本体フレーム、1
3a……旋回軸、14……旋回装置、15……内
輪、16……外輪、19……第1ステツプ、24
a,24b……リンク、25……第2ステツプ、
27……第1ウインチ、28a,28b……第2
ウインチ、29a,29b……傾斜面、30……
天端、31……材料運搬車、32……施工装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 傾斜面にて作業を行なう作業装置を支持・操作
    する支持・操作部と前記作業装置を積載するステ
    ツプとを走行可能な車両本体に備え、前記傾斜面
    上方の天端に配置される傾斜面作業装置の搬送・
    操作装置において、前記ステツプを前記車両本体
    に基端部が揺動自由に取付けられる本体部と該本
    体部に本体部の先端部から突出自由に取付けられ
    る可動部とにより形成すると共に、前記可動部の
    突出量を制御する突出量制御装置と、前記本体部
    及び可動部とを略垂直面内を揺動させる揺動量制
    御装置と、を設けたことを特徴とする傾斜面作業
    装置の搬送・操作装置。
JP626784U 1984-01-23 1984-01-23 傾斜面作業装置の搬送・操作装置 Granted JPS60120006U (ja)

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JP626784U JPS60120006U (ja) 1984-01-23 1984-01-23 傾斜面作業装置の搬送・操作装置

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JP626784U JPS60120006U (ja) 1984-01-23 1984-01-23 傾斜面作業装置の搬送・操作装置

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JPS60120006U JPS60120006U (ja) 1985-08-13
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JP626784U Granted JPS60120006U (ja) 1984-01-23 1984-01-23 傾斜面作業装置の搬送・操作装置

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JPS60120006U (ja) 1985-08-13

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