JPS61130562A

JPS61130562A - コンクリート打設装置

Info

Publication number: JPS61130562A
Application number: JP25319484A
Authority: JP
Inventors: 志水　茂明
Original assignee: KOKUDO KAIHATSU GIJUTSU KENKYU; KOKUDO KAIHATSU GIJUTSU KENKYU CENTER
Current assignee: KOKUDO KAIHATSU GIJUTSU KENKYU; KOKUDO KAIHATSU GIJUTSU KENKYU CENTER
Priority date: 1984-11-30
Filing date: 1984-11-30
Publication date: 1986-06-18
Also published as: JPH0412342B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明はコンクリート打設工法及びその装置に関し、
特に角度が多様な傾斜面に沿って移動しつつ、打設コン
ベヤを旋回及び俯仰させて広範囲且つ高さの相違する場
所に効率よくコンクリートを打設する。

〔従来の技術〕

従来のコンクリートスプレッダとしては、例えば特開昭
５０−１６３２４号公報に記載されたものがある。これ
は、塔に対して俯仰可能に結合された排出コンベヤを備
え、塔は車両に立設されていて、車両の走行により全体
として移動可能に構成されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、このような従来のコンクリートスプレッ
ダは平地におけるコンクリート打設作業のみを想定して
構成されていたから、車両が斜面を走行すると塔や排出
コンベヤ等の全体が傾斜してしまい、コンクリート打設
作業を円滑に実行することはできないという問題点があ
る。

この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たものであり、斜面においても旋回台や打設コンベヤを
水平面における作業と同様に制御して円滑なコンクリー
ト打設を行うことを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

第１の発明のコンクリート打設工法は、基台に搭載され
た打設コンベヤの旋回と、同打設コンヘヤの俯仰と、基
台が支持される移動用台車の移動にもとづく打設コンベ
ヤの移動と、により、移動用台車が走行する地盤の傾斜
角変化に対応して移動用台車が基台に対する角度を変化
させて基台を水平等の所定角度に維持しながら、打設コ
ンベヤから所定位置にコンクリートを打設するものであ
る。また、第２及び第３の発明は、第１の発明の実施に
直接使用する装置であって、第２の発明のコンクリート
打設装置は、導入されたコンクリートを移送して先端の
シュートからこれを打設する打設コンベヤと、打設コン
ベヤを俯仰可能に支持する旋回台と、旋回台を旋回可能
に支持する基台と、基台が支持され且つ地盤の傾斜角に
対応して基台に対する角度を可変にした移動用台車とを
備えている。更に第３の発明のコンクリート打設装置は
、前記第２の発明の構成に加えて、コンクリート打設対
象地域に沿って形成された移動用台車の軌道と、軌道に
沿ってコンクリートを移送する主コンベヤと、主コンベ
ヤに設けられ移動用台車に連結されて移動用台車により
牽引されるトリッパと、基端がトリッパに連結され且つ
先端が打設コンベヤに連結されるトリッパコンベヤとを
備えた移動式コンクリートスプレッダとしている。

〔作用〕

移動用台車の移動が傾斜面でなされる場合には、その傾
斜角度に応じて、基台に対する移動用台車の角度を変化
させ、移動用台車の姿勢が傾斜面に対応して変化しても
、基台の姿勢を例えば水平状態のように常時所定のまま
維持する。従って旋回台の姿勢は常時一定になっている
ため、打設コンベヤの俯仰及び旋回は、移動用台車が移
動する地盤の傾斜角度が変化しても、常時一定の条件下
で行うことができる。打設コンベヤの俯仰は、旋回台に
対する打設コンベヤの俯仰により行われ、また打設コン
ベヤの旋回は基台に対する旋回台の旋回によって行われ
る。かくして、移動用台車の移動と、打設コンベヤの俯
仰及び旋回とによって、コンクリートの打設は、移動用
台車の移動方向に長く、且つ幅方向に広い領域において
円滑に行うことができる。またかかる広い領域において
打設位置に高さの変化があっても、打設コンベヤの俯仰
によってその位置に確実にコンクリート打設をなすこと
ができる。

また、移動用台車が軌道に沿って移動するものであり、
これが移動すると、トリノバコンヘヤを備えたトリッパ
が移動用台車に牽引されて移動する。またトリソバコン
ヘヤは基端が常時トリ、パに接続され、且つ先端が常時
打設コンベヤに接続されている。このため移動用台車が
移動しても、主コンベヤからのコンクリートはトリッパ
、トリノバコンヘヤを経由して、常時打設コンベヤに導
入される。そして主コンベヤは移動用台車の軌道に沿っ
て配置されているため、移動用台車がどの位置にあって
も打設コンベヤから常時所定量のコンクリートを打設す
ることができる。

〔実施例〕

第１〜４図は、この発明を、フィルダムの洪水吐を施工
するためのコンクリート打設に適用した実施例である。

前記洪水吐の鳥嶽図は第４図に示される。

この洪水吐には水の流れ方向に沿って平行なレールによ
り軌道１が形成され、この軌道１に第１図に示す移動用
台車２が配置される。移動用台車２は、洪水吐の上部に
設置された移動用ウィンチ３にワイヤロープによって連
結されていて、洪水吐の傾斜角度が大であるときにはこ
の移動用ウィンチ３の駆動により移動用台車２が移動す
るようにしである。また移動用台車２には移動用のモー
タ４が搭載されていて、洪水吐の傾斜角度が小であると
き又は水平であるときにはこのモータ４の駆動により移
動するようにしである。移動用台車２の移動の駆動源は
移動用ウィンチ３と移動用のモータ４との間で選択的に
使用される。

移動用台車２には基台５が相対的に角度可変に支持され
る。即ち、移動用台車２と基台５との間は、洪水吐の上
流側において、移動用台車２の固定ブラケット６上端と
基台５とが枢着され、且つ下流側において、伸縮するジ
ヤツキ７によって連結される。ジヤツキ７は公知のシリ
ンダ装置からなっているが、伸縮式又はリンク式等の他
のジャツギを用いることも可能である６而して、移動用
台車２と基台５とは、下流側において両者２，５間が接
離できるようにしである。また、この移動用台車２上に
は、後述するトリッパ３４を牽引するための、側方に延
びる牽引フレーム４１が設けられている。

基台５上には旋回台８が旋回自在に支持される。

旋回台８は下部を除く全体が門型をなし、後述の打設コ
ンベヤ９を支持する。旋回台８には旋回用モータ１０が
設置され、この旋回用モータ１ｏの出力軸には旋回用ギ
ヤ１１が固定される。また基台５の上部には、旋回台８
の旋回中心を中心とするギヤ１？が設けられ、ギヤ１２
と前記旋回用ギヤ１１が噛合していて、旋回用モータ１
ｏの駆動により旋回用ギヤ１１が自転しつつギヤ１２の
周囲を公転するように構成され、この旋回用ギヤ１１の
公転と一体に旋回台８が旋回するようにしである。

旋回台８には打設コンベヤ９が俯仰可能に支持される。

打設コンベヤ９は、旋回台８の旋回中心に固定された固
定枠１３にビン１４により枢着される第１コンヘヤ１５
と、この第１コンヘヤ１５に進退自在に支持される第２
コンベヤ（６とからなる。第１コンベヤ１５は、固定枠
１３にビン１４によって枢着されたブームにコンベヤへ
ルト１７を架は渡してあり、コンベヤヘルド１７はブー
ム後端の駆動モータ１８により駆動される。

第１コンベヤ１５のブームには移動枠１９が長手方向に
進退可能に係合しており、この移動枠１９に第２コンヘ
ヤ１６が支持されている。第２コンベヤ１６はそのブー
ムに架は渡されたコンベヤヘルド２０からなり、このコ
ンベヤヘルド２０はブーム後端の駆動モータ２１により
駆動される。

第１コンヘヤ１５のブーム上には第２コンヘヤ１６の進
退駆動用モータ２２が設置され、これにより正逆移動さ
れるワイヤロープ２３が移動枠１９に結合される。

第２コンベヤ１６の先端にはコンクリート打設用のシュ
ート２４が設置される。シュート２４は第３図に示すよ
うに、３枚の板状ゴム材２４ａを、各中央が接近した三
角状になるように結合してなり、その弾性によって内部
を通過するコンクリートの流下に抵抗を与えるようにし
である。内部をコンクリートが通過する際には、各板状
コム材２４ａは鎖線で示すように脹らむようになってい
る。

このシュート２４の材料としてはコンベヤ用のゴムベル
トその他が用いられる。

旋回台８の上部近くにはアーム２５の一端が取付けられ
、且つアーム２５の他端は、旋回台８上瑞から延びたテ
ンションロッド２６に支持される。

アーム２５の外端にはカウンターウェイト２７が設置さ
れる。またアーム２５上に設置されるウィンチ２８と第
１コンベヤ１５先端とを、ワイヤロープ２９で連結して
、打設コンベヤ９を俯仰させるように構成している。ワ
イヤローブ２９は旋回台８上端のシーブ３０に係合して
いる。

以上の説明のうち軌道１を除く各部材で構成されたもの
がコンクリートスプレッダ本体Ａであり、その全体が第
１図に示される。

軌道ｌに沿って主コンベヤ３１が配設される。

主コンベヤ３１ばコンクリートミキサ等の公知のコンク
リート供給源に接続されていて、継続して洪水吐下流に
向けてコンクリートを移送している。

かかる主コンベヤ３１はコンベヤフレーム３２に沿って
駆動されるものでありこのフレーム３２には軌道３３が
配設される。そして軌道上には、主コンベヤ３１中途に
移動可能にトリッパ３４が設置される。

トリッパ３４は、軌道３３上を転動する車輪３５と、こ
の車輪が取付けられた台枠３６と、台枠３６の後端に固
設された連結部３６ａと、台枠３６に取付けられ且つ主
コンベヤ３１を迂回させるプーリ３７と、主コンベヤ３
１からのコンクリート落下部に臨み且つ台枠３６に支持
されるシュート３８とからなる。連結部３６ａには、移
動用台車２の前記牽引フレーム４１の端部か連結されて
いる。シュート３８は台枠３６に対して揺動自在に支持
されていて、コンベヤフレーム３２が傾斜面に配設され
て該フレーム３２自体が傾斜していることが原因で、台
枠３６が傾斜しても、シュート３８は垂直に支持される
ようにしてある。

シュート３８の下部にはコンベヤ支持枠３９が固定され
、従ってコンベヤ支持枠３９はシュート３８と一体に揺
動自在になっている。かかるコンベヤ支持枠３９内には
トリッパコンベヤ４０の後端が支持される。トリッパコ
ンベヤ４０は、主コンベヤ３１からトリッパ３４により
転移されたコンクリートを、コンクリートスプレッダ本
体Ａの打設コンベヤ９に供給するためのコンベヤであっ
て、図示しないフレームとこれに架は渡されるコンヘヤ
ヘルトと駆動源とを備える。そしてトリッパコンベヤ４
０のフレームは、特に図示しないが後端が前記コンベヤ
支持枠３９に取付けられ、且つ先端がコンクリートスプ
レッダ本体Ａのホッパ架台１３ｂに旋回自在に取付けら
れている。またＩ・リソバコンヘヤ４０先端とホッパ架
台１３ｂとの関係は、ホッパ架台１３ｂの旋回中心にト
リッパコンベヤ４０が常時位置するようにしてあって、
打設コンヘ−ｔ−９の旋回位置がいずれにあっても、ト
リッパコンベヤ４０からコンヘヤヘルト１７！ｉ端にコ
ンクリートを常時供給できるようにしである。１３ａは
シュートであり、旋回台８の旋回中心上にあって、トリ
ッパコンベヤ４０のコンクリートをコンヘヤヘルト１７
に案内するようにしである。

なお、第２コンベヤ１６とアーム２５と旋回台８とには
作業者が歩行するためのデツキと手摺とが設けられ、ま
た旋回台８にはアーム２５にまで登るための梯子が設け
られているが、第１図においてはこれらを省略している
。

次にこの実施例の作動を説明する。

コンクリート供給源から主コンベヤ３１により移送され
るコンクリートは、トリッパ３４に至って主コンベヤ３
１から落下され、シュート３８を介してトリッパコンベ
ヤ４０に転移される。そしてトリッパコンベヤ４０のコ
ンクリートはその先端から、打設コンベヤ９を構成する
第１コンヘヤ１５の後端に供給され、第１コンヘヤ１５
の先端から第２コンベヤ１６に転移される。第２コンベ
ヤ１６においてはその先端にまで移送されてシュート２
４を介して所定領域にコンクリートが打設される。シュ
ート２４内では、板状ゴム材２４ａの弾性によってコン
クリートに抵抗が与えられて、骨材とセメントミルクと
が分離することなく打設される。

このとき、コンクリート打設位置の調整のためには、打
設コンベヤ９の伸縮、俯仰１旋回及びコンクリートスプ
レッダ本体Ａの移動が適宜選択されて行われる。ｒＴ設
コンヘヤ９の伸縮は、第２コンヘヤ１６を進退させるこ
とにより行う。そのためには進退駆動用モータ２２を正
逆いずれかに駆動してワイヤロー１２３を移動させるこ
とにより第２コンヘヤ１６を第１コンヘヤ１５のブーム
に沿って移動させればよい。

また打設コンベヤ９の俯仰は、ウィンチ２８を正逆いず
れかに駆動させてワイヤローブ２９を巻き取り又は繰り
出して行う。これにより打設コンベヤ９はビン】４を中
心に俯仰する。この実施例においては、打設コンベヤ９
の水平状態を中心にして俯角、仰角が各２０度の範囲で
俯仰できるようにしである。

打設コンベヤ９の旋回は、旋回用モータ１０を駆動させ
て行う。旋回用モータ１０により旋回用ギヤ１１を回転
させると、旋回用ギヤ１１はギヤ１２の周囲を公転する
。このため、旋回用モータｌＯが固定される旋回台８が
旋回して、これに支持される打設コンベヤ９を旋回させ
る。この実施例においては、打設コンベヤ９の旋回可能
な角度は約２６０度に設定しである。なお、打設コンベ
ヤ９の後端部は旋回中心を通過しており、またトリッパ
コンベヤ４０の先端も旋回中心に臨んでいるため、打設
コンベヤ９がいずれの角度に旋回しても、トリッパコン
ベヤ４０からのコンクリートは常時打設コンベヤ９に供
給される。

軌道１の傾斜角度が変化すると、ジセソキ７を伸縮して
基台５に対する移動用台車２の角度を調整して、基台５
を常時水平状態に保持する。また移動用台車２の軌道１
上における移動（即ちコンクリートスプレッダ本体Ａの
移動）は移動用ウィンチ３．移動用のモータ４のいずれ
か一方で行われる。そしてこの移動により、牽引フレー
ム４１がトリ、バ３４を牽引するからトリッパ３４も軌
道３３に沿って移動し、コンクリートスプレッダ本体Ａ
とトリッパ３４とは常に一体に移動する。

このとき軌道３３の角度か変化して、トリッパ３４のソ
二一ト３８とシュート１３ａとの相対的な位置関係が変
化しても、コンベヤ支持枠３９が、第２図に鎖線で示す
ようにシュート３日と一体に揺動し、且つコンベヤ支持
枠３９内でトリッパコンベヤ４０の後部がスライドして
、トリッパコン・＼−１１４０を常時所定の状態に保持
するから、トリッパコンベヤ４０によるコンクリート移
送の支障を来すことはない。

かくして、このコンクリート打設装置によれば、コンク
リートスプレッダ本体Ａの移動と、打設コンベヤ９の旋
回、伸縮、俯仰とにより、フィルダムの洪水吐及びその
周辺の広い範囲においての、連続したコンクリート打設
が可能になる。

なお、この実施例のコンクリート打設装置はフィルダム
の洪水吐を施工するために使用されるが、フィルダムの
他の部位の施工やコンクリートダムのような他の形式の
ダム、又はダム以外の工事現場においても適用できるこ
とは勿論である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば、移動用台車の
移動が傾斜面でなされる場合には、その傾斜角度に応じ
て、基台に対する移動用台車の角度を変化させ、移動用
台車の角度が傾斜面に対応して変化しても、基台の姿勢
を常時所定のまま維持する。従って旋回台の姿勢は常時
一定になっているため、打設コンベヤの俯仰及び旋回は
、移動用台車が移動する地盤の傾斜角度が変化しても、
常時一定の条件下で行うことができる効果がある。

また、移動用台車の移動と、打設コンベヤの俯仰及び旋
回とによって、コンクリートの打設は、移動用台車の移
動方向に長（、且つ幅方向に広い領域において円滑に行
うことができるし、かかる広い領域において打設位置に
高さの変化があっても、打設コンベヤの俯仰によってそ
の位置に確実にコンクリート打設をなすことができる効
果がある。

さらに、移動用台車が軌道に沿って移動すると、この移
動用台車がトリッパを牽引して、移動用台車とともにト
リッパを移動させるから、移動用台車が移動しても、主
コンヘヤからのコンクリートはトリッパ、トリッパコン
ベヤを経由してに常時打設コンベヤに導入される。そし
て主コンベヤは移動用台車の軌道に沿って配置されてい
るため、移動用台車がどの位置にあっても打設コンベヤ
から常時所定量のコンクリートを打設することができる
効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す側面図、第２図はト
リッパの一例を示す側面図、第３図はシュートの平断面
拡大図、第４図は全体の鳥諏図である。Ａ・・・コンクリートスプレッダ本体、■・・・軌道、
２・・・移動用台車、５・・・基台、７・・・ジヤツキ
、８・・・旋回台、９・・・打設コンベヤ、１４・・・
ビン、１５−・・第１コンヘヤ、１６・・・第２コンヘ
ヤ、１７・・・コンベヤベルト、２０・・・コンベヤベ
ルト、２４・・・シュート、３１・・・主コンベヤ、３
３・・・軌道、３４・・・トリッパ、３８・・・シュー
ト、３９・・・コンベヤ支持枠、４０・・・トリッパコ
ンベヤ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）基台に搭載された打設コンベヤの旋回と、同打設
コンベヤの俯仰と、基台が支持される移動用台車の移動
にもとづく打設コンベヤの移動と、により、移動用台車
が走行する地盤の傾斜角変化に対応して移動用台車が基
台に対する角度を変化させて基台を水平等の所定角度に
維持しながら、打設コンベヤから所定位置にコンクリー
トを打設することを特徴とするコンクリート打設工法。
（２）導入されたコンクリートを移送して先端のシュー
トからこれを打設する打設コンベヤと、打設コンベヤを
俯仰可能に支持する旋回台と、旋回台を旋回可能に支持
する基台と、基台が支持され且つ地盤の傾斜角に対応し
て基台に対する角度を可変にした移動用台車と、を備え
たことを特徴とするコンクリート打設装置。
（３）打設コンベヤは伸縮可能に構成される特許請求の
範囲第２項記載のコンクリート打設装置。
（４）シュートは流路が細くなるように付勢された弾性
素材からなる特許請求の範囲第２項又は同第３項記載の
コンクリート打設装置。
（５）基台に対する移動用台車の角度を変更する手段と
して、移動用台車と基台との間に伸縮するジャッキを介
在させた特許請求の範囲第２項ないし同第４項のいずれ
かに記載のコンクリート打設装置。
（６）導入されたコンクリートを移送して先端のシュー
トからこれを打設する打設コンベヤと、打設コンベヤを
俯仰可能に支持する旋回台と、旋回台を旋回可能に支持
する基台と、基台が支持され且つ地盤の傾斜角に対応し
て基台に対する角度を可変にした移動用台車と、コンク
リート打設対象地域に沿って形成された移動用台車の軌
道と、軌道に沿ってコンクリートを移送する主コンベヤ
と、主コンベヤに設けられ、移動用台車に連結されて移
動用台車により牽引されるトリッパと、基端がトリッパ
に連結され且つ先端が打設コンベヤに連結されるトリッ
パを牽引するトリッパコンベヤと、を備えたことを特徴
とするコンクリート打設装置。
（７）トリッパとトリッパコンベヤとの連結は、トリッ
パコンベヤがトリッパに対してローリング及びスライド
可能に枢着されてなり、トリッパの姿勢変化に対してト
リッパコンベヤの姿勢が維持されるようにしてある特許
請求の範囲第６項記載のコンクリート打設装置。