JPH05500091A - 橋下部検分装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［シＬｕ 本発明は横端を越えて下へ延び高低調整可能なリフティングタワーを持ち、その タワーに橋の下方に向かって突き出す作業足場が固定され、橋上にシャーシを持 ち、そのシャーシが作業状態で垂直な支持部材を持ち、横端を越えて突き出すア ームによって支持部材がリフティングタワーと接続する橋上部検分装置に関する 。

従来このような装置は例えばヨーロッパ公開公報１５６３０４が有名である。そ こではかなりの高さのいわゆるガイドタワーが垂直支持部材として挙げられる。

そのタワーには運転状態で横端に向かう側にガイドレールがある。そのレールに はリフティングシリンダによって上下に動くそりが走っている。そりにはガイド タワーに垂直にすなわち水平に走りだしたジブが固定され、そのジブはリフティ ングタワーとしっかり接続している。リフティングタワー、ジブ及びそりという 固定した構成部分がセットとしてガイドタワーにより制御される。作業足場の高 さがジブの高さにより決まる。

しばしば防御垣、反響防御壁またはマストといった横端に配置された高さのある 障害物をジブで乗り越える事が必要である。ガイドタワーでも十分に高いので、 それは可能であるが、そうすると作業足場と橋架構部の下部との正しい距離を保 つためのリフティングタワーが高さ方向に動くのが不可能となる。

他の問題はいわゆる横桁橋についてである。その橋の車道の両側にある桁は互い に交互に垂直な円柱と横支柱からなり、その円柱、横支柱は上部で水平な接合梁 でつながっている。ここでは円柱や支柱や接合梁でできた窓を通ってジブが延び る、つまりジブは横支柱の上または下をくぐり抜けねばならない。橋に沿って様 々な場所で橋の骨組みの流れにより作業足場の高さが強制的に左右されるという 不都合がでる。

発明の課題は横端での高い障害や斜めの骨組み支柱を越えて、それでいて作業足 場の高さが調整可能で、容易に構成でき、扱い易い自動組立式橋上部検分装置で ある。

この課題は本発明の橋上部検分装置で専門的に次の様に解決される。リフティン グタワーがガイド部材により制御され、それによりタワーの長手方向に運動可能 となり、アームがガイド部材の他端を支持部材の一端に水平軸上で支持し、一つ の二重平行四辺形を作り、アームがリフティングタワーに垂直な中間位置から両 サイドに回動する。

ガイドタワーの代わりに主として長方形の走行台枠形の比較的低い支持部材が用 意される。その支持部材に全部で少なくとも４つの相互に平行のアームが直接に 支持される。リフティングタワーを上下運行可能に制御するガイド部材にリフテ ィングタワーサイドでアームが支持される。ガイド部材の先端部分が上下に動き 、その間が少なくとも１．５ｍの高さの違いとなるようなアームの長さが望まし い。

リフティングタワーの高さとそれによって支えられる作業足場の高さは互いに独 立した二つのもの、つまり一つはガイド部材に操縦されるリフティングタワーの 動きによってもう一つはアームの高低回動運動により変化する。この二重の高さ 調節により横桁橋への装置の取り付けが可能となる。なぜならアームが下へ振ら れれば、リフティングタワーはそれに応じて高く延び、また逆をする。

高さの調整範囲を加えるとガイド部材によるリフティングタワーの調整範囲は比 較的小さいのでテレスコープシリンダのかわりに簡単なリフティングシリンダを 使うことができ、コストの面でかなり有利になる。

少なくとも一つのリフティングシリンダが一方ではアーム又はガイド部材に斜め 、もう一方では支持部材へ作用し、アームで作られた二重平行四辺形を作動可能 にする。

シャーシには垂直軸の周りを回動可能な回転台があり、そこに支持部材が垂直軸 の周りを回動可能、制止可能に支持されていれば組立に都合がよい。支持部材の 少しの角度の変化により車道の偶発的な傾斜、または根石等が１因となり生ずる 車道に対してのシャーシ側面の傾斜が調整される。

必要に応じて橋端の特に広い障害物を乗り越えることができるように、またアー ムの上下回動運動によるガイド部材の高度の差をより大きくするためにアームは 長さ調整可能に作られている。

アームが回動運動できる事は運搬の高さつまり道路運搬のため車に積み込まれた 橋上部検分装置の高さを小さく保つという匣利さがある。この場合支持部材は水 平位置にあり、ガイド部材を持つリフティングタワーはその上に平行に乗ってい る。それによりアームの傾斜によってリフティングタワーが下がり、全体の高さ が減少する。

両方の下アームは底面を介してお互いに接続されることにより、上記装置がシャ ーシからリフティングタワーへの上り傾斜をゆったりと安全なものにする。この 底面と互いに横に支柱で支えられている上部アームとの間の距離は例えば２ｍと なり、人がその吊り橋の上を真すぐに歩行可能である。曲折自在な手すりが側面 に設けられている。

個々のケースでもう一度、防響壁又はそれに似たものを乗り越えるための高さを 得るため、支持部材の下部アームやガイド部材の下部アームがより高い場所に配 置されたリンクの節に選択的に、置換可能であれば有用である。増した高さは吊 り橋の背丈を減少させる。それは支持部材の長さ延長や上部アーム間に斜め支柱 をＶ字型に配置することによって生じる。そのような７字配置は頭をぶつける危 険を少なくする。

上記の橋上部検分装置の設置は非常に柔軟性に富む。例えば大型ハイウェイの上 空交差地点での様に車道の上の空間がその車道上空を交差する他の車道によって 制限される場合も設置可能である。作業足場の良好な可動性を侵害する事なく車 道の高い障害を乗り越えさせる。またアームが下方向へ傾くとリフティングタワ ーが非常に横丁へ深く伸び、非常に高い橋架構部は足場から見上げる事となる。

次に発明の実施例を図により説明する。

図１は橋の縦方向からみた運転中の橋上部検分装置の上部分の図。

図２は図１の装置の平面図。

橋１は実施例で手すり２を持つ。垂直軸４の周りを回転可能な回転テーブル５を 持つトラック３がシャーシの役目をする。操作員がそれを使ってリフティングタ ワー８へ登れるように四角の走行台枠として作られている支持部材７が水平軸６ を介してそのテーブル５に回動運動可能に具備されている。支持部材７の箇所１ ０に支持するリフティングシリンダ９により、支持部材７が回転テーブル５の上 に水平に乗る運搬位置から図示の垂直作業位置へと回動する。

二重アーム又は走行台枠（側面図では見えない）として形成されているアーム１ １．１２が支持部材７に支持される。アーム１１．１２はその左端がガイド部材 １３に支持される。上部アーム１１の各々水平のリンク軸は１４．１５で示され 下部アーム１２のリンク軸は各々１６と１７で示される。回転点１９及び２０つ まり上部ガイド部材と支持部材の真中の少し下で支持される二つのリフティング シリンダ１８はアームや又アームでできた二重平行四辺形を動かすのに使われる 。下の回転可能な部分に作業足場が配置されているガイドタワー８は、その上部 分のみ描写されている。横１に隣合わせた両方の角梁２１は強化されガイドレー ルとして働く。ローラー２２又はガイド部材１３の滑走を助ける材がそのレール に沿って駆動可能である。ガイド部材を介してリフティングタワーを動かすリフ ティングシリンダは描かれていない。

図２で特に横支柱２３に各々Ｖ字に配置された二つの支柱２４を介して両方の上 部アーム１１は相互に支持作用する。支持部材７の垂直の梁は上部で横木２５に より互いに接続されている。ガイド部材１３も２脚式で、横に支柱で支持される 。回転テーブル５は平面図では断片的にのみ示される。

リフティングシリンダ１８が外へ延び出るとアーム１１．１２が上方へ、リフテ ィングシリンダ１８が完全にシリンダ内に入るとそれに対応して下方に回動する 。この最後の位置は各々点線で示される。その回動運動でガイド部材１３の高さ やそれによって支えられるリフティングタワーの高さのみならずそれと橋との距 離が好ましい状態に変わる。橋表面の傾斜はリフティングシリンダ９の位置によ って調整される。このような場合もリフティングタワーは垂直である。

運搬位置への装置の片付けは図示の運転位置から次の様になされる。まず図示せ ぬ作業足場は外側へ回動し、その後リフティングタワーへ畳まれる。リフティン グタワー８は半分程の高さまで動き、アーム１１と１２に対して平衡状態に動く 。そして支持部材７がリフティングシリンダ９の収縮により車上に畳まれる。ア ーム１１と１２は真中位置で支持部材７やリフティングタワーに対して鏡角度に ある。支持部材７の回動運動によってタワーが上がりその下先端が橋から離れ、 上先端が橋の上に回わって入る。

回動運動の間にすでに回転テーブル５が回転し始めている。その際リフティング タワーの上部先端はまだ車道上約４ｍの高さなのでトラック３の横を車がリフテ ィングタワーの下を通過できる。

アーム１１と１２が車に対して平行位置に入った後少し回動するため、ガイド部 材１３が少し沈む。そしてリフティングタワー８は正確な制御により運転席の屋 根上や車の櫂の側で制止する。

上記装置の特に優れた点はアーム１１及び１２の回動により表れるリフティング 運動がリフティングシリンダ１８の操縦によってのみ正確に垂直方向に行われる 。リフティングタワー８への上昇は問題ない。好適な固定の格子が使用されれば 、アーム１２は斜め位置でも問題なく橋あるいは荷揚げ場として働く。アーム１ ２がより大きな傾斜となっても、回動可能なステップのついた梯子が使用される 。

支持部材７の短縮や縮小により周知のリフティングタワーと比較して運搬の際に 車の積荷面上で支持部材やアーム１１及び１２の前後が非常に場所的余裕を得る 。特にこの部分にキャビンを内蔵する事が可能である。そのキャビンは橋で働く 職員のための休憩室として使うことができる。

１　橋　２４　Ｖ支柱 ２　手すり　２５　横木 ３　トラック ４　垂直軸 ５　回転テーブル ６軸 ７　支持部材 ８　リフティングタワー ９　リフティングタワー １０　支持点 １３　制御部材 １４　リンク軸 １５　リンク軸 １６　リンク軸 １７　リンク軸 １８　リフティングシリンダ １９　回転点 ２０　回転点 ２１　角梁 ２２　ローラー ２３　横支柱 補正書の写しくｌ！訳文）提出書　（特許法第１８４条の８）平成４年３月　９ 日（支）

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．橋端を越えて下へ延び高低調可能なリフティングタワーを持ち、そのタワー には橋の下方に向かって突き出る作業足場が固定され、橋上にシャーシを持ち、 そのシャーシが作業状態で垂直な支持部材を持ち、橋端を越えて突き出るアーム によって支持部材とリフティングタワーとが接続し、リフティングタワー（８） がガイド部材（１３）により制御されることによりタワーの長手方向に運動可能 となり、アーム（１１、１２）がガイド部材（１３）の他端を支持部材（７）の 一端に水平軸上に支持し、一つの二重平行四辺形をつくり、アーム（１１、１２ ）がリフディングタワー（８）に垂直な中間位置から両サイドに回動ずることを 特徴とする橋下部検分装置。
2. ２．少なくとも１つの斜めに作動するリフティングシリンダ（１８）を介して二 重平方四辺形（７、１１、１２、１３）が作動可能であることを特徴とする請求 項１記載の装置。
3. ３．シャーシ（３）が垂直軸（４）の周りを回動可能な回転台（５）を持ち、支 持部材（７）がそこで水平軸の間り（６）を回動可能かつ調節可能に支持される ことを特徴とする請求項１記載の装置。
4. ４．アーム（１１、１２）が長さ調節可能に形成されることを特徴とする請求項 １記載の装置。
5. ５．支持部材（７）及びガイド部材（１３）の下部アーム（１２）がより高く配 置されたリンクの節と選択によって置換可能となることを特徴とする請求項１記 載の装置。