JP3317845B2 - 運搬車両 - Google Patents

運搬車両

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば電線を巻
き取ったドラム、すなわち電線ドラムを運搬するときな
どに使用される運搬車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ドラムで電線の巻き取りを行う
に、たとえば図9に示すように、建屋内の床上に据え付
けられた一対の巻き取り装置50,51間にドラム52が装着
され、このドラム52が両巻き取り装置50,51により回転
されることで、電線53の巻き取りを行っていた。この巻
き取りにより完成された電線ドラム54は、図10に示すよ
うに、トラッククレーン55などにより、巻き取り装置5
0,51間から持上げられてトレーラ56に積み付けられ、
そして図11に示すように、トレーラ56が連結されたトラ
ックヘッド57の運転により仮置き場へと運搬され、ここ
で、別なトラッククレーンなどにより、トレーラ56から
降ろされて仮置き場に積み付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
構成によると、巻き取り装置50,51を据え付けた場所が
狭いとき、トラッククレーン55などの入出車は、いずれ
かにおいて後進走行になり、かなりの運転技術が必要に
なるとともに、切り返しが一回または繰り返して行われ
たときには能率的な後進走行を行えない。また、据え付
け場所と仮置き場所とに、それぞれ大型のトラッククレ
ーン55を必要とする。さらに、巻き取り装置50,51を据
え付けた場所に隣接して、トラッククレーン55などの走
行用スペースを確保しなければならない。
【0004】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、入出車の走行などは常に前進走行で行える運搬車両
を提供することを目的としたものである。また請求項3
記載の発明は、ドラムを積み替えることなく、電線の巻
き取りから電線ドラムの運搬を行える運搬車両を提供す
ることを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の運搬車両は、
れぞれ運転部を有する一対の走行車両を有し、これら走
行車両の荷台にそれぞれ支承装置を設け、両走行車両の
荷台の後端を相対向した状態で、両支承装置間で被支承
体を支承するように構成したことを特徴としたものであ
る。
【0006】したがって請求項1の発明によると、両走
行車両は、支承装置間で被支承体を支承することで運搬
車両を構成する。この運搬車両は、いずれかの走行車両
の運転部に運転手が乗り込み前進走行させることで、目
的とする作業場に入車して停止し得る。その際に、前進
走行であることから、車幅方向に大きく乱れることなく
作業場に入車し得、以て作業場は車幅方向において無駄
なスペースが不要になる。さらに運搬車両により支承装
置を搬入することから、作業場は支承装置の据え付けス
ペースを不要にし得る。
【0007】作業場での停止位置が走行方向で乱れたと
き、すなわち所期の停止位置よりも先に停止したとき、
反対側の走行車両の運転部に運転手が乗り移って前進走
行(前述の入車方向に対しては後進走行に相当する。)
を行うことで、停止位置の修正を行える。このようにし
て運搬車両を作業場に停止させ、所期の作業を行ったの
ち、運搬車両は、いずれかの走行車両の運転部に運転手
が乗り込んで前進走行することで、作業場から出車し得
る。
【0008】被支承体を降ろして空になった各走行車両
は、その荷台に被運搬物を載置させることで、トラック
状の普通の運搬車両として利用し得、また荷台側にトレ
ーラを連結することで、トラックヘッドとして利用し得
る。
【0009】また本発明の請求項2記載の運搬車両は、
上記した請求項1記載の構成において、両支承装置間で
支承した被支承体の上下位置を調整自在としたことを特
徴としたものである。
【0010】したがって請求項2の発明によると、運搬
車両を作業場に停止させたのち、被支承体の上下位置の
調整を行うことで、この被支承体に対する作業高さの調
整を行える。さらに、所定の場所に運搬車両を停止して
被支承体を下降させることで、この支承装置間で支承し
ていた被支承体を支持体上や床上に着地し得、また逆操
作により、支持体上や床上の被支承体を支承装置間で支
承し得る。
【0011】そして本発明の請求項3記載の運搬車両
は、上記した請求項1記載の構成において、支承装置は
巻き取り装置であり、両巻き取り装置間でドラムを支承
することを特徴としたものである。
【0012】したがって請求項3の発明によると、両走
行車両は、巻き取り装置間でドラムを支承することで運
搬車両を構成し、この運搬車両は、前進走行することで
巻き取り作業場に入車して停止し得る。その際に、運搬
車両により巻き取り装置を搬入することから、巻き取り
作業場は巻き取り装置の据え付けスペースを不要にし得
る。
【0013】巻き取り作業場に停止させたのち、両巻き
取り装置を巻き取り作動させることで、ドラムにより電
線の巻き取りを行え、以て電線ドラムを形成し得る。そ
の後に運搬車両は、前進走行することで巻き取り作業場
から出車し得るとともに、電線ドラムを仮置き場などに
運搬し得る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
電線ドラム用に採用した状態として図1〜図7に基づい
て説明する。
【0015】図1、図2において、一対の走行車両10,
20は、運転部11,21や荷台12,22や車輪13,23などによ
りトラックヘッド状に構成されている。そして荷台12,
22には、それぞれ支承装置の一例である巻き取り装置1
5,25が離脱自在に設けられている。両走行車両10,20
は、荷台12,22の後端が相対向された状態で配置され、
そして両走行車両10,20間には、連結体30や制御用配線
31が設けられる。
【0016】ここで連結体30は、たとえばリール形式に
より長さ調整自在なチェーンやワイヤーなどからなり、
連結・分離自在に構成されるとともに、連結により両走
行車両10,20の離間限の規制を行う。また制御用配線31
は、たとえばリール形式により長さ調整自在なケーブル
やホースなどからなり、接続・分離自在に構成される。
そして、電気的、油圧的、機械的な制御係の接続によ
り、たとえば両走行車両10,20間で信号の授受を行い、
以て一方の走行車両10,20における運転部11,21からの
切り換え信号によって、他方の走行車両20,10の走行が
制御されて、両走行車両10,20が同期して走行されるよ
う構成されている。
【0017】両走行車両10,20間が連結体30で連結され
た状態において、前記巻き取り装置15,25間で被支承体
の一例であるドラム1を支承自在に構成される。ここで
ドラム1は、巻き取り装置15,25間に支承されること
で、そのドラム軸が自動的にまたは手動操作により巻き
取り装置15,25側に連動され、以て巻き取り装置15,25
の駆動によって巻き取り回転される。そして巻き取り回
転によって電線2を巻き取ることで、電線ドラム3に形
成される。
【0018】両走行車両10,20において、各車輪13,23
は昇降装置14,24を介して配設されており、以て昇降装
置14,24の作動により荷台12,22などを介して巻き取り
装置15,25を昇降させることで、ドラム1の上下位置が
調整自在に構成される。
【0019】各昇降装置14,24は同様な構成であって、
図3、図4に示すように、その保持枠32は、走行車両1
0,20側に一体化されている。そして保持枠32には、車
幅方向(左右方向)で一対の平行リンク機構40を介して
アクスル33が取り付けられ、このアクスル33に車輪13,
23の車輪軸34が支持されている。
【0020】前記平行リンク機構40を構成するために、
前記保持枠32の下部には車幅方向の枢支軸41が設けら
れ、この枢支軸41には一対の下位アクスルサポート(下
位リンク体)42が、上下揺動自在に設けられている。こ
の下位アクスルサポート42の後端には、車幅方向の下位
横ピン43を介して前記アクスル33が相対揺動自在に連結
され、そしてアクスル33には、下位横ピン43に平行な上
位横ピン44を介して上位アクスルサポート(上位リンク
体)45が相対揺動自在に連結されている。
【0021】さらに上位アクスルサポート45の前端に
は、縦サポート(縦リンク体)46の上端が、車幅方向の
上位連結ピン47を介して相対揺動自在に連結され、そし
て縦サポート46の下端が、前記下位アクスルサポート42
の中間部に、車幅方向の下位連結ピン48を介して相対揺
動自在に連結されている。以上の41〜48などにより平行
リンク機構40が構成される。
【0022】前記平行リンク機構40を作動させるための
シリンダー装置(作動装置)35が設けられる。このシリ
ンダー装置35は、その本体36が連結ピン38を介して保持
枠32に連結され、またピストンロッド37が連結ピン39を
介して上位アクスルサポート45の中間部に連結されてい
る。以上の32〜48などにより昇降装置14,24が構成され
る。
【0023】以下に、上記した実施の形態における作用
を説明する。それぞれ巻き取り装置15,25が装着された
走行車両10,20は、分離されて各別に、たとえばドラム
支承場に前進走行される。このドラム支承場に到着され
る前後において巻き取り装置15,25は、昇降装置14,24
の下降作動により走行車両10,20を介して下降されてい
る。
【0024】そして走行車両10,20は、ドラム支承場に
おいて各別に後進走行され、ドラム1のドラム軸の下方
に巻き取り装置15,25が位置される。この状態で昇降装
置14,24が上昇作動され、走行車両10,20を介して上昇
される巻き取り装置15,25間でドラム1のドラム軸が支
承され、かつドラム軸は連動される。このような支承に
より荷台12,22の後端が相対向された状態で、連結体30
が連結されるとともに、制御用配線31が接続され、以て
運搬車両9が構成される。
【0025】この運搬車両9は、いずれかの運転部11,
21に運転手が乗り込むことで前進走行され、そして巻き
取り作業場に入車して停止される。その際に、前進走行
であることから、車幅方向に大きく乱れることなく巻き
取り作業場に入車し得、以て巻き取り作業場は車幅方向
において無駄なスペースが不要になる。さらに運搬車両
9により巻き取り装置15,25が搬入されることから、巻
き取り作業場は巻き取り装置の据え付けスペースが不要
になる。
【0026】巻き取り作業場での停止位置が走行方向で
乱れたとき、すなわち所期の停止位置よりも先に停止し
たとき、反対側の運転部11,21に運転手が乗り移って前
進走行(前述の入車方向に対しては後進走行に相当す
る。)を行うことで、停止位置の修正を行える。
【0027】このようにして運搬車両9を巻き取り作業
場に停止させ、ドラム1を所定の位置に対向させたの
ち、このドラム1の上下位置の調整と傾斜の修正とが行
われる。すなわち、昇降装置14,24の作動により、走行
車両10,20や巻き取り装置15,25を介してドラム1を昇
降させることで、このドラム1による巻き取り時の高さ
の調整を行える。
【0028】またドラム1は、ドラム1や巻き取り装置
15,25の製作精度、車輪13,23のタイヤ膨らみ程度、巻
き取り作業場の床面凹凸などにより、傾斜することがあ
る。この場合、たとえば傾斜上位側の走行車両10,20に
おける昇降装置14,24が少しずつ下降作動され、以てド
ラム1が水平状になるように修正される。
【0029】このような調整や修正を行ったのち、両巻
き取り装置15,25を巻き取り作動させることで、ドラム
1により電線2の巻き取りを行え、以て図1、図2に示
すように、電線ドラム3を形成し得る。
【0030】その後に運搬車両9は、いずれかの運転部
11,21に運転手が乗り込むことで前進走行され、以て巻
き取り作業場から出車されるとともに、電線ドラム3は
仮置き場などに運搬される。
【0031】たとえば仮置き場に運搬車両9を停止させ
た状態で、図5に示すように、電線ドラム1の下方に支
持体(受け台やパレットなど)4を位置させる。この状
態で昇降装置14,24を下降作動させて、走行車両10,20
や巻き取り装置15,25を介して電線ドラム3を下降さ
せ、図6に示すように支持体4に着地させる。次いで連
結体30や制御用配線31を分離させたのち、両走行車両1
0,20を各別に前進走行させることで、仮置き場へ電線
ドラム3を積み付け得る。
【0032】また図7に示すように、電線ドラム3と仮
置き場の床との隙間(間隔)Sが昇降装置14,24の昇降
ストロークよりも小さい場合などにおいては、昇降装置
14,24を下降作動させることで、支持体4を使用するこ
となく、仮置き場へ電線ドラム3を直接に積み付け得
る。なお、仮置き場においては、トラッククレーンなど
により電線ドラム3を積み付けてもよい。
【0033】上述したように分離された両走行車両10,
20は、各別に、または再び連結されたのち、ドラム支承
場に前進走行される。なお、ドラム支承場に、各別に前
進走行された走行車両10,20は、前述したようにしてド
ラム1が支承されるのであり、または再び連結されてド
ラム支承場に前進走行された走行車両10,20に対して
は、トラッククレーンなどによりドラム1が支承され
る。
【0034】上述したような作業において、昇降装置1
4,24は次のように作動される。すなわち、シリンダー
装置35が伸展動されることで、図3の実線に示すよう
に、平行リンク機構40が枢支軸41の周りで下方に揺動さ
れ、これにより、アクスル33などを介して車輪13,23を
下降動させる力が作用し、その反力により各走行車両1
0,20が上昇される。またシリンダー装置35が収縮動さ
れることで、平行リンク機構40が枢支軸41の周りで上方
に揺動され、これにより図3の仮想線に示すように、ア
クスル33などを介して車輪13,23を上昇動させる力が作
用し、以て自重により各走行車両10,20が下降される。
【0035】このような昇降作動時においてアクスル33
は、平行リンク機構40を介して昇降されることから、そ
の姿勢(向き)を変えることなくかつ垂直状に昇降され
ることになる。したがって、姿勢を変えることなく昇降
されることで、アクスル33は床面に対して常に水平状に
位置され、たとえばアーム形式のように傾斜することで
ブリーザから油が吹き出るなどのトラブルの発生が減少
される。またアクスル33は床面に対して常に水平状に位
置されることで、床面からの最低高さHが一定になり、
たとえばアーム形式のように傾斜することで最低高さが
低くなる場合に比べて、作業性が向上される。
【0036】さらに、垂直状に昇降されることで、車輪
13,23の前後方向でのオーバハング量Lが少なくなり、
たとえばアーム形式のようにオーバハング量が多くなる
場合に比べて、ホイールベース間が短くなって車体がコ
ンパクトになる。
【0037】次に、本発明の別の実施の形態を、図8に
基づいて説明する。両走行車両(一方のみが示されてい
るが、両方とも同様な構成である。)10,20の荷台12,
22から巻き取り装置15,25が離脱され、そして荷台12,
22上には、別な支承装置であるU字形受け具17,27が装
着されている。そして両U字形受け具17,27間で、被支
承体の別例であるコンクリートポールなどの長尺重量物
6が支承されている。
【0038】なお、各種の支承装置が離脱された各走行
車両10,20は、その荷台12,22に被運搬物を載置させる
ことで、トラック状の普通の運搬車両として利用し得、
また荷台12,22側にトレーラを連結することで、トラッ
クヘッドとして利用し得る。
【0039】上記した実施の形態では、被支承体の上下
位置が調整自在に構成されているが、これは上下位置が
調整されない形式であってもよい。上記した実施の形態
では、昇降装置14,24を介して車輪13,23が配設される
ことで、被支承体の上下位置が調整自在に構成されてい
るが、これは、巻き取り装置15,25やU字形受け具17,
27の部分に昇降装置が配設された形式であってもよい。
【0040】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、運
搬車両は、いずれかの走行車両の運転部に運転手が乗り
込んで前進走行させることで、目的とする作業場などに
入車して停止でき、かつ停止位置の修正を行うことがで
き、さらには作業場などから出車できる。このように、
常に前進走行であることから、通常の運転技術者であっ
ても、車幅方向に大きく乱れることなく、しかもさほど
切り返しを行うことなく、正確かつ能率的に運転でき、
さらに作業場などは車幅方向において無駄なスペースを
不要にできる。また運搬車両により支承装置を搬入でき
ることで、作業場などは支承装置の据え付けスペースを
不要にできるとともに、基礎工事など設置費用を削減で
きる。
【0041】そして被支承体を降ろして空になった各走
行車両は、その荷台に被運搬物を載置させることでトラ
ック状の普通の運搬車両として利用でき、さらに荷台側
にトレーラを連結することでトラックヘッドとして利用
でき、以て利用範囲を拡大できる。さらに、被支承体が
いかなる長さや幅であっても自由に対応できる。
【0042】また上記した本発明の請求項2によると、
被支承体に対する作業高さなどの調整を行うことができ
るとともに、所定の場所に運搬車両を停止して被支承体
を下降させることで、この支承装置間で支承していた被
支承体を支持体上や床上に着地できる。
【0043】そして上記した本発明の請求項3による
と、ドラムを積み替えることなく、電線の巻き取りから
電線ドラムの運搬を行うことができ、巻き取り作業場で
トラッククレーンなどを不要にできて、製造コストを削
減できる。さらに、いかなる電線ドラム幅にも自由に対
応できる。しかも、敷設現場まで運搬を行ったときに
は、巻き取り装置を逆転させることにより、他に装置が
なくても、電線(ケーブル)の引き出しを行うことがで
き、敷設装置として使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、運搬車両の
側面図である。
【図2】同運搬車両の平面図である。
【図3】同運搬車両における昇降装置部分の一部切り欠
き側面図である。
【図4】同運搬車両における昇降装置部分の後面図であ
る。
【図5】同運搬車両における積み付け直前の概略側面図
である。
【図6】同運搬車両における積み付け時の概略側面図で
ある。
【図7】同運搬車両における別形式での積み付け直前の
概略側面図である。
【図8】本発明の別の実施の形態を示し、運搬車両にお
ける要部の概略斜視図である。
【図9】従来例を示し、ドラム巻き取り状態の斜視図で
ある。
【図10】同電線ドラム積み付け時の概略正面図であ
る。
【図11】同電線ドラム運搬時の概略側面図である。
【符号の説明】
1 ドラム(被支承体) 2 電線 3 電線ドラム 6 長尺重量物(被支承体) 10 走行車両 11 運転部 12 荷台 14 昇降装置 15 巻き取り装置(支承装置) 17 U字形受け具(支承装置) 20 走行車両 21 運転部 22 荷台 24 昇降装置 25 巻き取り装置(支承装置) 27 U字形受け具(支承装置) 32 保持枠 33 アクスル 35 シリンダー装置(作動装置) 40 平行リンク機構 41 枢支軸 42 下位アクスルサポート 45 上位アクスルサポート 46 縦サポート S 隙間 H 最低高さ L オーバハング量
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−86397(JP,A) 特開 平7−331627(JP,A) 実開 平3−89061(JP,U) 実開 昭59−193732(JP,U) 実開 昭59−190767(JP,U) 実開 平4−122590(JP,U) 実開 昭61−179045(JP,U) 実開 昭53−159012(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60P 3/035 B60P 1/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ運転部(11,21)を有する一対
    の走行車両(10,20)を有し、これら走行車両(10,2
    0)の荷台(12,22)にそれぞれ支承装置(15,25)
    設け、両走行車両(10,20)の荷台(12,22)の後端を
    相対向した状態で、両支承装置(15,25)間で被支承体
    (1)を支承するように構成したことを特徴とする運搬
    車両。
  2. 【請求項2】 両支承装置(15,25)間で支承した被支
    承体(1)の上下位置を調整自在としたことを特徴とす
    る請求項1記載の運搬車両。
  3. 【請求項3】 支承装置は巻き取り装置(15,25)であ
    り、両巻き取り装置(15,25)間でドラム(1)を支承
    することを特徴とする請求項1記載の運搬車両。
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