JPS6410435B2 - - Google Patents

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JPS6410435B2
JPS6410435B2 JP10602283A JP10602283A JPS6410435B2 JP S6410435 B2 JPS6410435 B2 JP S6410435B2 JP 10602283 A JP10602283 A JP 10602283A JP 10602283 A JP10602283 A JP 10602283A JP S6410435 B2 JPS6410435 B2 JP S6410435B2
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JP
Japan
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speed
car
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running
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JP10602283A
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JPS59230981A (ja
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Masashi Yonemoto
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、トラクシヨン式エレベータの保護装
置に関する。
従来、エレベータの移動制御装置として、例え
ば第1図及び第2図に示すようなものがある。
両図において、この駆動制御装置は、まず速度
指令発生装置1から出力される速度指令である指
令走行速度信号PAと、巻上用電動機5の回転速
度を検出する速度発電機(タコジエネレータ)6
からの検出走行速度信号PBとを加算器2に入力
して、この加算器2から指令走行速度と検出走行
速度との差に応じた偏差信号PCを電動機制御装
置3に出力する。
この電動機制御装置3は、加算器2からの偏差
信号PCに応じた電圧を、第2図の主回路接触器
4がオン状態(付勢状態)のときに閉成する常開
接点4a,4bを介して巻上用電動機5に給電し
て、巻上用電動機5を所要の速度で回転させる。
この巻上用電動機5の回転軸には綱車7を連結
してあり、この綱車7及びソラセ車8に巻回して
一端にカウンタウエイト11を装着した索引ロー
プ9の他端にかご10を装着して、綱車7及びソ
ラセ車8にかご10を垂架している。
なお、その綱車7の近傍には、第2図の励磁コ
イル7Bの通電が遮断されたときに作動して、綱
車7の回転を阻止する電磁ブレーキ7Aを設置し
ている。
一方、速度指令発生装置1の指令走行速度信号
PAと速度発電機6の検出走行速度信号PBとを、
比較器12に入力する。
この比較器12は、指令走行速度信号PAと検
出走行速度信号PBとの差、即ち指令走行速度と
検出走行速度との差を算出し、その差が予め定め
た設定値を越えたか否かを判定し、差が基準値を
越えたときに判定信号SAをリレー13に出力す
る。
このリレー13は、比較器12から判定信号
SAが入力されたときに作動して、第2図に示す
ように制御電源P,Nからの主回路接触器4及び
電磁ブレーキ7Aの電磁コイル7Bへの給電路に
介挿した常閉接点13aを開状態にする。
すなわち、これ等の速度発電機6、比較器1
2、リレー13及び電磁ブレーキ7Aによつて保
護装置を構成している。
なお、第2図に示すように、主回路接触器4及
び電磁コイル7Bの給電路には、エレベータに走
行指令が与えられたときに作動する図示しない走
行リレーの常開接点14も介挿してある。
このように構成した駆動制御装置にあつては、
まず正常時には、エレベータに走行指令が与えら
れることによつて図示しない走行リレーの常開接
点14が閉成し、電磁コイル7Bに給電されて電
磁ブレーキ7Aが開放し、綱車7が回転可能状態
になると共に、主回路接触器4が付勢されてその
接点4a,4bが閉成する。
それによつて、電動機制御装置3から巻上用電
動機5に給電されて、巻上用電動機5が回転し始
め、綱車7が回転してかご10が上昇又は下降走
行を開始する。
その巻上用電動機5の回転速度は速度発電機6
で検出されて、検出走行速度信号PBとして加算
器2に帰還され、加算器2から指令走行速度信号
PAと検出速度信号PBとの偏差に応じた偏差信号
PCが電動機制御装置3に入力され、電動機制御
装置3が指令速度値と検出速度値とが一致するよ
うに巻上用電動機5を駆動制御する。
このようにして、かご10の走行速度を高精度
に制御する。
ところが、例えばかご10の走行中に主回路接
触器4の接点4a及び4bの少なくともいずれか
が接触不良を起こしたとすると、電動機制御装置
3から巻上用電動機5に給電されなくなり、エレ
ベータは無制御状態になる。
このとき、巻上用電動機5の回転を検出する速
度発電機6から検出走行速度信号PBが出力され
なくなるので、速度指令発生装置1からの指令走
行速度信号PAと検出走行速度信号PBとの差が予
め定めた設定値を越える。
それによつて、比較器12から判定信号SA
出力されて、リレー13が付勢され、その接点1
3aが開状態になるので、主回路接触器4が消勢
すると共に、電磁コイル7Bが消磁して電磁ブレ
ーキ7Aが作動し、綱車7が回動不能になつてか
ご10が停止する。
同様に、速度指令発生装置1、加算器2、電動
機制御装置3等が故障して巻上用電動機5を正常
に駆動制御できなくなつた場合にも、比較器12
から判定信号SAが出力されてかご10が走行を
停止し、乗客の安全を確保する。
ところで、この駆動制御装置における保護装置
にあつては、かご10の走行と巻上用電動機5の
回転状態とが常に一致するとの前提に立つて、か
ご10の走行速度を巻上用電動機5の回転速度と
して間接的に検出し、この検出走行速度信号PB
と指令速度信号PAとの差が設定値を越えたか否
かを判定するようにしている。
しかしながら、例えば地震等によつてかご10
又はカウンタウエイト11がレールから外れて両
者が衝突したような場合には、索引ロープ9が綱
車7上をスリツプする結果、かご10は停止する
が、巻上用電動機5は回転を続ける。
そのため、速度発電機6からは検出走行速度信
号PBが出力され、比較器12から判定信号SA
出力されないので、巻上用電動機5は駆動され続
ける。
それによつて、綱車7の空転により索引ロープ
9が焼き切れて、二次災害が発生する恐れがある
という不都合が生じる。
本発明は上記の問題を解消するもので、単一の
検出構成によつて制御装置側の故障検出と空転検
出の両者を検出し得ると共に、綱車の空転による
二次災害の発生を防止できるエレベータの保護装
置を提供するものである。
以下、本発明の実施例を添付図面の第3図以降
を参照して説明する。なお、第1図及び第2図と
同一部分には同一符号を付してその部分の説明は
省略する。
第3図及び第4図は、本発明の一実施例を示す
構成図及び要部回路図である。
両図において、かご10の昇降路の上方及び下
方には、回転体(プーリ)15及びテンシヨンプ
ーリ16を配置して、これ等のプーリ15及びテ
ンシヨンプーリ16に両端をかご10に固着した
ロープ17を張装し、かご10の走行に応じてプ
ーリ15が回転するようにしている。
そして、かご10の昇降に応動して回転するプ
ーリ15に直接又は間接に回転軸を連結した速度
検出手段として形成され、かご10の走行を上記
プーリ15の回転運動からかご10の速度を検出
する速度発電機18を設けている。すなわち、こ
の速度発電機18はかご10の走行速度を直接的
に検出し、かご10の走行速度に応じた電圧の検
出走行速度信号PDを出力する。
そこで、この速度発電機18からの検出走行速
度信号PDを判定手段である比較器19に入力し、
速度発電機6からの検出走行速度信号PBは比較
器19に入力していない。
その比較器19は、速度指令発生装置1からの
指令走行速度信号PAと速度発電機18からの検
出走行速度信号PDとの差が予め定めた設定値を
越えているか否かを判定し、指令走行速度と検出
走行速度との差が設定値を越えたときに判定信号
SAを出力する。
なお、この比較器19から判定信号が出力され
たときにかご10を垂架した綱車7を非常停止す
る非常停止手段は、リレー13、電磁ブレーキ7
Aによつて構成している。
以上の各部によつてエレベータの安全装置を構
成している。
次に、このように構成した実施例におけるエレ
ベータの保護作用について説明する。
まず、巻上用電動機5が駆動され綱車7が回転
することによつてかご10が上昇又は下降走行
し、それによつてかご10が走行している限りプ
ーリ15が回転して、速度発電機18からかご1
0の走行速度に応じた電圧の検出走行速度信号
PDが出力される。
したがつて、速度指令発生装置1、加算器2、
電動機制御装置3等の故障や主回路接触器4の接
点4a,4bの接触不良が生じ、巻上用電動機5
が駆動されなくなつてかご10が停止した場合に
は、検出走行速度信号PDが出力されなくなるの
で、比較器19から判定信号SAが出力されて、
電磁ブレーキ7Aが作動して綱車7が回転不能に
なり、かご10がその位置で停止する。
また、かご10とカウンタウエイト11の衝突
時によつて綱車7が空転した場合にも、かご10
が走行しなくなつて速度発電機6は検出走行速度
信号PBを出力するものの速度発電機18は検出
走行速度信号PDを出力しなくなる。
それによつて、比較器19から判定信号SA
出力されて電磁ブレーキ7Aが作動して、綱車7
を強制的に停止させる。
このように、この保護装置においては、綱車7
が空転した時に綱車7を強制的に非常停止するの
で、索引ロープ9が焼き切れて、二次災害が発生
することを防止できる。
第5図及び第6図は、本発明の他の実施例を示
す構成図及び要部回路図である。
この実施例では、速度検出手段として走行パル
ス発生器を使用している。
すなわち、第3図のプーリ15に代えてロープ
17を張装した周囲に複数のスリツト21aを形
成しスリツト円板21と、このスリツト円板21
のスリツト21aを挾んで対向する発光素子及び
受光素子及びその受光素子の出力を波形整形する
回路等からなるパルス発生器22とからなる走行
パルス発生器23を設け、この走行パルス発生器
23のパルス発生器22から出力される走行パル
スPEを、F/V変換器24でF−V変換して生
成した電圧信号PFを比較器19に入力している。
したがつて、かご10が走行すると、かご10
の走行速度に応じた回転数でスリツト円板21が
回転するので、パルス発生器22からかご10の
走行速度に応じたパルス間隔(周波数)で走行パ
ルスPEが出力され、F/V変換器24から走行
パルスPEの周波数に応じた電圧信号PFが検出速
度信号として比較器19に入力される。
それによつて、前述した上記実施例と同様の作
用効果が得られる。
以上説明したように、本発明によれば、かごの
走行速度をかごに索引ロープとは別個に端部が固
着されたロープを掛回されて回転するプーリの回
転速度を求めこの回転速度から検出して、この検
出走行速度と指令走行速度との差が予め定められ
た基準値を越えたか否かを判定して、その差が基
準値を越えた時に綱車を非常停止するようにした
ので、モータの空転検出を有効に検出できること
となり綱車の空転による索引ロープの焼損を防止
できて、二次災害の発生を防止できる。主回路接
触器・速度指令装置・加算器・電動機制御装置な
ど制御装置全体の故障検出を行なうという総合的
な安全性をも奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来のエレベータの保護装
置を備えた駆動制御装置の一例を示す構成図及び
要部回路図、第3図及び第4図は本発明の一実施
例を示す構成図及びその要部回路図、第5図及び
第6図は本発明の他の実施例を示す構成図及び要
部回路図である。 1:速度指令発生装置、2:加算器、3:電動
機制御装置、4:主回路接触器、5:巻上用電動
機、6,18:速度発電機、7:綱車、7A:電
磁ブレーキ、10:かご、13:リレー、19:
比較器、23:走行パルス発生器、24:F−V
変換器、なお、図中、同一符号は同一又は相当部
分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 速度指令発生装置からの速度指令に応じてか
    ごの走行速度を制御するようにしたトラクシヨン
    式エレベータにおいて、前記かごに索引ロープと
    は別個に端部が固着されたロープ及び該ロープが
    掛回されてかごの走行を直接回転運動に変換する
    プーリを有する回転装置と、該回転装置のプーリ
    回転速度を検出する速度検出手段と、該速度検出
    手段の検出走行速度と前記速度指令発生装置の指
    令走行速度との差が予め定められた設定値を越え
    たか否かを判定する判定手段と、該判定手段が検
    出走行速度と指令走行速度との差が設定値を越え
    たと判定したときに前記かごを垂下した綱車を非
    常停止する非常停止手段とを設けてなることを特
    徴とするエレベータの保護装置。
JP10602283A 1983-06-14 1983-06-14 エレベ−タの保護装置 Granted JPS59230981A (ja)

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JP10602283A JPS59230981A (ja) 1983-06-14 1983-06-14 エレベ−タの保護装置

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JP10602283A JPS59230981A (ja) 1983-06-14 1983-06-14 エレベ−タの保護装置

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JPS59230981A JPS59230981A (ja) 1984-12-25
JPS6410435B2 true JPS6410435B2 (ja) 1989-02-21

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ID=14423018

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JP10602283A Granted JPS59230981A (ja) 1983-06-14 1983-06-14 エレベ−タの保護装置

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