JP5172695B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、複数台の巻上機により1台のかごを昇降させるエレベータ装置に関するものである。
近年、建物の高層化に伴い、より多くの乗客をより早く移動させることができるエレベータが求められている。これに対し、かごを大型化する方法があるが、そのためには、大トルク・大出力の大型の巻上機が必要となり、製作費用及び揚重・据付費用等が高くなる。これに対して、巻上機を大型化せず、2台の巻上機で1台のかごを昇降させるエレベータ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特公平7−42063号公報
上記のような従来のエレベータ装置では、非常制動時に2台の巻上機をどのように停止させるかについて考慮されておらず、2台の巻上機のブレーキ装置の動作タイミングが意図的にではなくずれたり、かごの減速度が過大になったりする恐れがあった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、非常制動時に複数台の巻上機をより適正に減速させ停止させることができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ装置は、それぞれブレーキ装置を有する複数台の巻上機、巻上機により昇降されるかご、及び対応するブレーキ装置を個別に制御する複数のブレーキ制御手段を備え、各ブレーキ制御手段は、非常制動時に、対応する巻上機の回転状態を検出し、検出された回転状態に応じて、対応するブレーキ装置の制動力を制御する。
また、この発明によるエレベータ装置は、それぞれブレーキ装置を有する複数台の巻上機、巻上機により昇降されるかご、及びブレーキ装置を制御するブレーキ制御手段を備え、ブレーキ制御手段は、非常制動時に、いずれか1台の巻上機の回転状態を検出し、検出された回転状態に応じて、少なくとも2台以上の巻上機のブレーキ装置の制動力を制御する。
また、この発明によるエレベータ装置は、それぞれブレーキ装置を有する複数台の巻上機、巻上機により昇降されるかご、及びブレーキ装置を制御するブレーキ制御手段を備え、ブレーキ制御手段は、非常制動時に、かごの走行状態を検出し、検出された走行状態に応じて、少なくとも2台以上の巻上機のブレーキ装置の制動力を制御する。
また、この発明によるエレベータ装置は、それぞれブレーキ装置を有する複数台の巻上機、巻上機により昇降されるかご、ブレーキ装置を制御するブレーキ制御手段、及び非常停止指令の発生を検出する非常停止検出手段を備え、非常停止検出手段は、非常停止指令の発生を検出すると、少なくとも1台の巻上機のブレーキ装置をブレーキ制御手段から切り離して即座に制動動作させ、ブレーキ制御手段は、非常制動時に、制御対象である少なくとも1台の巻上機の減速度が所定の減速度となるように、制御対象である巻上機のブレーキ装置の制動力を制御する。
この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。 図1の巻上機のうちの1台の非常制動時の回転速度、減速度、電磁コイルへの付勢指令、及び電磁コイルの電流の時間変化を示すグラフである。 この発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態3によるエレベータ装置の巻上機のうちの1台の非常制動時の回転速度、電磁コイルへの付勢指令、及び電磁コイルの電流の時間変化を示すグラフである。 この発明の実施の形態4によるエレベータ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態5によるエレベータ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態6によるエレベータ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態7によるエレベータ装置を示す構成図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、かご1及び釣合おもり2は、吊り下げ手段3によって昇降路内に吊り下げられ、第1及び第2の巻上機4,5の駆動力により昇降される。吊り下げ手段3は、少なくとも1本の第1の主索6と、少なくとも1本の第2の主索7とを含んでいる。第1及び第2の主索6,7としては、断面円形のロープ又はベルト状のロープが用いられる。
第1の巻上機4は、第1の駆動シーブ8、第1の駆動シーブ8を回転させる第1のモータ9、第1の駆動シーブ8と一体に回転される第1のブレーキ車10、及び第1のブレーキ車10及び第1の駆動シーブ8の回転を制動する第1のブレーキ装置11を有している。
第1のブレーキ装置11は、第1のブレーキ車10に接離される第1のブレーキシューと、第1のブレーキシューを第1のブレーキ車10に押し付ける第1のブレーキばねと、第1のブレーキばねに抗して第1のブレーキシューを第1のブレーキ車10から開離させる第1の電磁石とを有している。第1の電磁石には、第1の電磁コイルが設けられている。
第2の巻上機5は、第2の駆動シーブ12、第2の駆動シーブ12を回転させる第2のモータ13、第2の駆動シーブ12と一体に回転される第2のブレーキ車14、及び第2のブレーキ車14及び第2の駆動シーブ12の回転を制動する第2のブレーキ装置15を有している。
第2のブレーキ装置15は、第2のブレーキ車14に接離される第2のブレーキシューと、第2のブレーキシューを第2のブレーキ車14に押し付ける第2のブレーキばねと、第2のブレーキばねに抗して第2のブレーキシューを第2のブレーキ車14から開離させる第2の電磁石とを有している。第2の電磁石には、第2の電磁コイルが設けられている。
第1の駆動シーブ8には、第1の主索6が巻き掛けられている。第2の駆動シーブ12には、第2の主索7が巻き掛けられている。第1及び第2のブレーキ車10,14としては、例えばブレーキディスク又はブレーキドラム等が用いられている。
第1のモータ9には、第1の速度検出器16が設けられている。第1の速度検出器16からの信号は、第1のブレーキ制御手段17に入力される。第1のブレーキ制御手段17は、第1の速度検出器16からの信号に基づいて第1のブレーキ装置11を制御する。即ち、第1のブレーキ制御手段17は、第1の速度検出器16からの信号に応じて、第1のブレーキ装置11の第1の電磁コイルを付勢・消勢する。
第2のモータ13には、第2の速度検出器18が設けられている。第2の速度検出器18からの信号は、第2のブレーキ制御手段19に入力される。第2のブレーキ制御手段19は、第2の速度検出器18からの信号に基づいて第2のブレーキ装置15を制御する。即ち、第2のブレーキ制御手段19は、第2の速度検出器18からの信号に応じて、第2のブレーキ装置15の第2の電磁コイルを付勢・消勢する。
図2は図1の巻上機4,5のうちの1台の非常制動時の回転速度、減速度、電磁コイルへの付勢指令、及び電磁コイルの電流の時間変化を示すグラフである。
かご1を急停止させる指令(非常停止指令)が発生すると、モータ9,13への通電が遮断されるとともに、ブレーキ装置11,15の電磁コイルが消勢される。時刻T1において、減速度γが所定値(閾値)γ0を超えると、ブレーキ制御手段17,19は、電磁コイルへの付勢指令をONにする。これにより、ブレーキ装置11,15の制動力が低減され、減速度γが低下する。
この後、時刻T2において、減速度γが所定値γ0よりも低くなると、ブレーキ制御手段17,19は、電磁コイルへの付勢指令をOFFにする。これにより、ブレーキ装置11,15の制動力が増大され、減速度γが大きくなる。
第1及び第2のブレーキ制御手段17,19は、このような付勢指令のON/OFF動作を第1及び第2の巻上機4,5が停止する時刻T3まで互いに独立して実行する。これにより、第1及び第2の巻上機4,5は、所定の減速度γ0に近い減速度で減速され停止される。
このようなエレベータ装置では、ブレーキ制御手段17,19が、非常制動時に、対応する巻上機4,5の回転状態、即ち減速度を検出し、検出された減速度に応じて、対応するブレーキ装置11,15の制動力を制御するので、非常制動時に巻上機4,5をより適正に減速させ停止させることができる。
実施の形態2.
次に、図3はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、第1及び第2のブレーキ制御手段17,19には、非常停止検出手段20が接続されている。非常停止検出手段20は、非常停止指令の発生を検出し、第1及び第2のブレーキ制御手段17,19による制動力制御を同期的に起動させる。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベータ装置では、非常停止検出手段20により、第1及び第2のブレーキ制御手段17,19による制動力の制御動作の起動が同期されるので、第1及び第2の主索6,7の張力差が小さくなり、主索6,7の損傷を防止することができる。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3について説明する。実施の形態2では、ブレーキ制御手段17,19により巻上機4,5の減速度を検出したが、実施の形態3では、巻上機4,5の回転速度が検出される。即ち、ブレーキ制御手段17,19は、対応する巻上機4,5の非常停止指令発生時の回転速度を初期値として所定の減速度で減速する制御目標速度を生成し、対応する巻上機4,5の回転速度が制御目標速度に追従するように、対応する巻上機4,5のブレーキ装置11,15の制動力を制御する。他の構成は、実施の形態2と同様である。
図4は図1の巻上機4,5のうちの1台の非常制動時の回転速度、電磁コイルへの付勢指令、及び電磁コイルの電流の時間変化を示すグラフである。図において、時刻T1は、非常停止指令の発生を検出した時刻であり、このときの巻上機4,5の回転速度はV0である。ブレーキ制御手段17,19は、制御速度の上下限値を±V1、所定の減速度をγ、時刻T1からの経過時間をtとして、以下の演算を実行する。
V2(t)=(V0+V1)−γ×t ・・・(1)
V3(t)=(V0−V1)−γ×t ・・・(2)
上記の式1は上限となる制御目標速度パターン、式2は下限となる制御目標速度パターンである。
ブレーキ制御手段17,19は、そのときの巻上機4,5の回転速度V(t)と制御目標速度パターンとを比較し、V(t)≦V3(t)であれば、電磁コイルを付勢する。また、V(t)≧V2(t)であれば、電磁コイルを消勢する。このようなアルゴリズムでブレーキ装置11,15を制御することにより、巻上機4,5は、所定の減速度γ近傍の減速度で減速され停止される。
このように、巻上機4,5の減速度ではなく、回転速度に応じて制動力を制御することによっても、非常制動時に巻上機4,5をより適正に減速させ停止させることができる。
実施の形態4.
次に、図5はこの発明の実施の形態4によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、ブレーキ装置11,15は、共通のブレーキ制御手段21により制御される。ブレーキ制御手段21は、非常制動時に、第2の巻上機5の減速度を検出し、検出された減速度に応じて、第1及び第2のブレーキ装置11,15の制動力を制御する。制動力の具体的な制御方法は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベータ装置では、ブレーキ制御手段21が、非常制動時に、第2の巻上機5の減速度を検出し、検出された減速度に応じて、ブレーキ装置11,15の制動力を制御するので、非常制動時に巻上機4,5をより適正に減速させ停止させることができる。また、第1及び第2の巻上機4,5に対して1つのブレーキ制御手段21を用いたので、ブレーキ制御手段21及び速度検出器18の個数を削減することができ、コストを低減することができる。
なお、実施の形態4では、第2の巻上機5の減速度を検出してブレーキ装置11,15の制動力を制御したが、実施の形態3で示したように、第2の巻上機5の回転速度に応じてブレーキ装置11,15の制動力を制御してもよい。
実施の形態5.
次に、図6はこの発明の実施の形態5によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、ブレーキ装置11,15は、共通のブレーキ制御手段22により制御される。ブレーキ制御手段22は、非常制動時に、かご1の走行状態である減速度を検出し、検出された減速度に応じて、第1及び第2のブレーキ装置11,15の制動力を制御する。制動力の具体的な制御方法は、実施の形態1と同様である。
また、ブレーキ制御手段22は、かご1の速度に応じた信号を発生する速度検出器23からの信号に基づいて、かご1の減速度を検出する。速度検出器23は、例えば調速機24に設けられている。さらに、釣合おもりは、第1の主6により吊り下げられた第1の釣合おもり2aと、第2の主7により吊り下げられた第2の釣合おもり2bとに分割されている。
このようなエレベータ装置では、ブレーキ制御手段22が、非常制動時に、かご1の減速度を検出し、検出された減速度に応じて、ブレーキ装置11,15の制動力を制御するので、非常制動時に巻上機4,5をより適正に減速させ停止させることができる。
なお、実施の形態5では、かご1の減速度を検出してブレーキ装置11,15の制動力を制御したが、かご1の走行状態である走行速度に応じてブレーキ装置11,15の制動力を制御してもよい。この場合、ブレーキ制御手段22は、非常停止指令発生時のかご1の走行速度を初期値として所定の減速度で減速する制御目標速度を生成し、かご1の走行速度が制御目標速度に追従するように、ブレーキ装置11,15の制動力を制御する。
実施の形態6.
次に、図7はこの発明の実施の形態6によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、ブレーキ装置11,15は、共通のブレーキ制御手段21により制御される。また、ブレーキ制御手段21と第1のブレーキ装置11との間には、ブレーキ制御停止手段(スイッチ)25が設けられている。
ブレーキ制御手段21及びブレーキ制御停止手段25には、非常停止検出手段26が接続されている。非常停止検出手段26は、非常停止指令の発生を検出し、ブレーキ制御手段21による制動力制御を起動させるとともに、第1のブレーキ装置11をブレーキ制御手段21から切り離して即座に制動動作させる。ブレーキ制御手段21は、非常制動時に、制御対象である第2の巻上機5の減速度が所定の減速度となるように、制御対象となる第2のブレーキ装置15の制動力を制御する。
このようなエレベータ装置では、非常制動時に、巻上機4のブレーキ装置11がブレーキ制御手段21から切り離され即座に制動動作されるので、ブレーキ制御手段21による制動力制御に故障が発生した場合であっても、ブレーキ装置11によってかご1をより確実に停止させることができる。即ち、実施の形態6では、非常制動時の巻上機4,5の適正な減速停止方法として、巻上機4を即座に制動動作させつつ、巻上機5の減速度を制御する方法が選択されている。従って、このような制御方法により、非常制動時に巻上機4,5をより適正に減速させ停止させることができる。
実施の形態7.
次に、図8はこの発明の実施の形態7によるエレベータ装置を示す構成図である。この実施の形態7は、実施の形態5と実施の形態6とを組み合わせたものである。即ち、実施の形態5のブレーキ制御手段22と第1のブレーキ装置11との間にブレーキ制御停止手段25を設け、非常制動時に非常停止検出手段26により第1のブレーキ装置11をブレーキ制御手段22から切り離すようにしたものである。
このようなエレベータ装置によっても、非常制動時に巻上機4,5をより適正に減速させ停止させることができる。
なお、ブレーキ制御手段は、例えばマイクロコンピュータを含む回路により構成することができる。
また、上記の例では、2台の巻上機を用いたが、巻上機を3台以上用いてもよい。
さらに、非常停止指令の発生は、エレベータ制御装置からの信号により検出してもよいし、ブレーキ制御手段で独立して検出してもよい。例えば、ブレーキシューのブレーキ車への接近や接触を検出することにより非常停止指令が発生したと判定してもよい。また、かご速度が所定値以上であるにも拘わらずブレーキ装置の電磁コイルの電流値が所定値未満である場合に、非常停止指令が発生したと判定してもよい。
さらにまた、上記の例では、巻上機又は調速機に設けた速度検出器からの信号により減速度又は速度を検出したが、かご又は昇降路に設けられたかごの速度センサからの信号を用いてもよい。
また、ブレーキ制御手段は、通常運転時のブレーキ制御と非常停止指令発生時のブレーキ制御との両方を行っても、非常停止指令発生時のブレーキ制御のみを行ってもよい。後者の場合、通常運転時のブレーキ制御は運行制御手段により行われ、運行制御手段から独立したブレーキ制御手段が用いられる。

Claims (3)

  1. 第1のブレーキ装置を有する第1の巻上機、
    第2のブレーキ装置を有する第2の巻上機、
    上記第1の巻上機に設けられている第1の速度検出器、
    上記第2の巻上機に設けられている第2の速度検出器、
    上記第1及び第2の巻上機により昇降されるかご
    上記第1の速度検出器からの信号に基づいて上記第1のブレーキ装置を制御する第1のブレーキ制御手段、
    上記第2の速度検出器からの信号に基づいて上記第2のブレーキ装置を制御する第2のブレーキ制御手段、及び
    非常停止指令の発生を検出し、上記第1及び第2のブレーキ制御手段による制動力制御を同期的に起動させる非常停止検出手段
    を備え、
    上記第1のブレーキ制御手段は、非常制動時に、上第1の巻上機の回転状態を検出し、検出された回転状態に応じて、上第1のブレーキ装置の制動力を制御し、
    上記第2のブレーキ制御手段は、非常制動時に、上記第2の巻上機の回転状態を検出し、検出された回転状態に応じて、上記第2のブレーキ装置の制動力を制御するエレベータ装置。
  2. 上記第1のブレーキ制御手段は、上第1の巻上機の非常停止指令発生時の回転速度を初期値として所定の減速度で減速する制御目標速度を生成し、上第1の巻上機の回転速度が制御目標速度に追従するように、上記第1のブレーキ装置の制動力を制御し、
    上記第2のブレーキ制御手段は、上記第2の巻上機の非常停止指令発生時の回転速度を初期値として所定の減速度で減速する制御目標速度を生成し、上記第2の巻上機の回転速度が制御目標速度に追従するように、上記第2のブレーキ装置の制動力を制御する請求項1記載のエレベータ装置。
  3. 第1のブレーキ装置を有する第1の巻上機、
    第2のブレーキ装置を有する第2の巻上機、
    上記第1及び第2の巻上機により昇降されるかご
    上記第1及び第2のブレーキ装置を制御するブレーキ制御手段
    非常停止指令の発生を検出する非常停止検出手段、及び
    上記ブレーキ制御手段と上記第1のブレーキ装置との間に設けられているブレーキ制御停止手段
    を備え、
    上記非常停止検出手段は、非常停止指令の発生を検出すると、上記ブレーキ制御停止手段により上記第1のブレーキ装置を上記ブレーキ制御手段から切り離して即座に制動動作させ、
    上記ブレーキ制御手段は、非常制動時に、上第2の巻上機の減速度が所定の減速度となるように、上第2のブレーキ装置の制動力を制御するエレベータ装置。
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