JP4456945B2 - エレベータ装置 - Google Patents
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Description
また、特許文献2の装置では、かごへの制動力の立ち上がりを緩慢にすることにより、かごの制動距離が必要以上に長くなってしまう。
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、昇降路1内上部には、駆動装置である巻上機2が設置されている。巻上機2は、モータ3と、モータ3により回転される駆動シーブ4とを有している。また、駆動シーブ4の近傍には、そらせ車5が設けられている。
制御装置24には、エンコーダ21,22からの回転量信号が常時入力されている。制御装置24では、エンコーダ21,22からの情報に基づいて駆動シーブ4及び調速機シーブ10のそれぞれの回転速度が常時求められている。
図3は、図1の制動制御ユニット19の演算処理の動作を示すフローチャートである。図において、制動制御ユニット19では、まず制御装置24の制御が非常モードか否かが判断される(S1)。非常モードであるか否かの判断は、制御装置24から入力される信号が通常モード信号及び非常モード信号のどちらであるのかを特定することにより行われる。非常モードでない、即ち通常モードのときには、積算回数mが0とされた後(S2)、上記の処理が繰り返し行われる。この状態では、エレベータ装置は、制御装置24により通常モードの制御(通常運転制御)が行われる。
上記の例では、制動制御ユニット19は、非常制動の開始時での加速度センサ9からの情報に関係なく、非常制動時に、全制動力を駆動シーブ4に与えた後に全制動力を一時的に弱める制御を行っているが、加速度センサ9からの情報に基づいて非常制動の開始時での非常度を判断し、非常度に応じた制御を行うようなっていてもよい。
また、実施の形態2では、制動制御ユニット19は、非常制動時に、かご6の加速度を直接検出する加速度センサ9からの情報に基づいて制動装置13を制御するようになっているが、駆動シーブ4の回転に応じた信号を出力するエンコーダ21からの情報に基づいて制動装置13を制御するようになっていてもよい。
なお、実施の形態3では、制動制御ユニット19は、エンコーダ21からの情報に基づいて制動装置13を制御するようになっているが、調速機シーブ10の回転に応じた信号を出力するエンコーダ22からの情報に基づいて制動装置13を制御するようになっていてもよい。このようにしても、実施の形態3と同様に、非常度に応じて制動装置13を制御することができ、かご6の非常制動の信頼性を向上させることができる。
Claims (7)
- かごを吊り下げる主ロープが巻き掛けられ回転により上記かごを昇降させる駆動シーブに制動力を与えるための制動装置、
エレベータの通常運転時の制御を行う制御装置へ上記かごの移動に応じた信号を送る検出部から独立し、上記かごの加速度を検出するかご加速度検出部、及び
上記かご加速度検出部からの情報に基づいて上記制動装置を制御する制動制御ユニット
を備え、
上記制動制御ユニットは、非常制動時に、上記駆動シーブに所定の制動力を与えた後に上記所定の制動力を一時的に弱め、上記所定の制動力を上記駆動シーブに再度与えることを上記かごが停止するまでの間に行うように上記制動装置を制御することを特徴とするエレベータ装置。 - 上記制動制御ユニットは、上記所定の制動力を上記駆動シーブに所定の時間だけ与えた後、上記所定の制動力を一時的に弱めるように上記制動装置を制御することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
- 上記制動制御ユニットは、上記所定の制動力を与えているときの上記かごの加速度の絶対値が所定の上限値になったときに、上記所定の制動力を一時的に弱めるように上記制動装置を制御することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
- 上記制動制御ユニットは、上記かごの加速度の絶対値が所定の下限値未満になったときに、上記所定の制動力を上記駆動シーブに与えるように上記制動装置を制御することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のエレベータ装置。
- かごを吊り下げる主ロープが巻き掛けられ回転により上記かごを昇降させる駆動シーブに制動力を与えるための制動装置、
上記かごの加速度を検出するかご加速度検出部、及び
上記かご加速度検出部からの情報に基づいて上記制動装置を制御する制動制御ユニット
を備え、
非常制動時での上記制動制御ユニットによる上記制動装置の制御は、上記かごの加速度が非常制動の開始時に所定の基準値以上であるときには、所定の制動力を上記かごが停止するまで上記駆動シーブに与え続ける高レベル非常制御モードとされ、上記かごの加速度が非常制動の開始時に上記所定の基準値よりも小さいときには、上記駆動シーブに所定の制動力を与えた後に上記所定の制動力を一時的に弱め、上記所定の制動力を上記駆動シーブに再度与えることを上記かごが停止するまでの間に行う低レベル非常制御モードとされるようになっていることを特徴とするエレベータ装置。 - かごを吊り下げる主ロープが巻き掛けられ回転により上記かごを昇降させる駆動シーブに制動力を与えるための制動装置、
上記駆動シーブの回転に応じた信号を発生する駆動シーブ回転検出部、及び
上記駆動シーブ回転検出部からの情報に基づいて上記制動装置を制御する制動制御ユニット
を備え、
非常制動時での上記制動制御ユニットによる上記制動装置の制御は、上記駆動シーブ回転検出部からの信号の出力の増加率が非常制動の開始時に所定の基準値以上であるときには、所定の制動力を上記かごが停止するまで上記駆動シーブに与え続ける高レベル非常制御モードとされ、上記増加率が非常制動の開始時に上記所定の基準値よりも小さいときには、上記駆動シーブに所定の制動力を与えた後に上記所定の制動力を一時的に弱め、上記所定の制動力を上記駆動シーブに再度与えることを上記かごが停止するまでの間に行う低レベル非常制御モードとされるようになっていることを特徴とするエレベータ装置。 - かごを吊り下げる主ロープが巻き掛けられ回転により上記かごを昇降させる駆動シーブに制動力を与えるための制動装置、
上記かごの移動に連動して回転する調速機シーブの回転に応じた信号を発生する調速機シーブ回転検出部、及び
上記調速機シーブ回転検出部からの情報に基づいて上記制動装置を制御する制動制御ユニット
を備え、
非常制動時での上記制動制御ユニットによる上記制動装置の制御は、上記調速機シーブ回転検出部からの信号の出力の増加率が非常制動の開始時に所定の基準値以上であるときには、所定の制動力を上記かごが停止するまで上記駆動シーブに与え続ける高レベル非常制御モードとされ、上記増加率が非常制動の開始時に上記所定の基準値よりも小さいときには、上記駆動シーブに所定の制動力を与えた後に上記所定の制動力を一時的に弱め、上記所定の制動力を上記駆動シーブに再度与えることを上記かごが停止するまでの間に行う低レベル非常制御モードとされるようになっていることを特徴とするエレベータ装置。
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