JPS6392943A - 新規な界面活性剤を含むハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

新規な界面活性剤を含むハロゲン化銀写真感光材料

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JPS6392943A
JPS6392943A JP23805786A JP23805786A JPS6392943A JP S6392943 A JPS6392943 A JP S6392943A JP 23805786 A JP23805786 A JP 23805786A JP 23805786 A JP23805786 A JP 23805786A JP S6392943 A JPS6392943 A JP S6392943A
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範幾 立花
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栄一 上田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規な界面活性剤を含有するハロゲン化銀写
真感光材料に関するものであり、更に詳しくは、ハジキ
、ムラ等の発生がなく、皮膜物性に優れ、均一に塗布す
ることができ、また添加剤に対する良好な分散剤となり
、かつ写真特性に悪影響を与えない新規な界面活性剤を
含有するハロゲン化銀写真感光材料に関する。
[発明の背景] 一般に写真感光材料は、写真用支持体上に親水性コロイ
ドを含む写真構成層が複数設けられている。それらの写
真構成層は、下塗層、中間層、感光層、表面保護層等の
種々の機能を有し、従って、写真感光材料を製造するに
当っては、しばしば、支持体上にゼラチン等の親水コロ
イドを含む複数の異った写真構成層を同時に重層塗布す
ることがあり、この際、塗布液は、被覆層として、ハジ
キ等の塗布故障などを起すことなく均一に、かつ高速で
、薄層塗布することが必要とされる。この要求を満足す
るために、従来から界面活性剤を塗布液に添加すること
が、試みられ、このような界面活性剤としては多くの化
合物が知られているる例えば特公昭45−5331.同
5!l−50989、特開昭51−3219、ベルギー
特許7011347、同723690等にその一部が記
載されている。また、カプラー、紫外線吸収剤、蛍光増
白剤等の疎水性写真添加剤の有機溶媒あるいは、親水性
バインダーにアクリル酸エステル等の疎水性合成高分子
等を分散物として含む親水性コロイド液を塗布する場合
にも、分散剤として、界面活性剤は必要不可欠である。
しかしながら、写真感光材料に用いられる界面活性剤は
写真感度、カブリ、階調などの写真特性や現像進行の速
さなどの迅速処理性を必要とする良好な現像処理性(す
なわち、フィルム面に対するヌレが良好であること及び
泡の付着がないこと等)および皮膜物性に悪影響を及ぼ
さないことが必要であるところ、従来、一般にアニオン
性又はノニオン性界面活性剤等の界面活性剤は、前者で
は、ヌレの点で好ましくなく、また後者では、ハジキの
発生が多く、したがフて、塗布助剤として、これらの界
面活性剤を写真塗布液に添加した場合、写真塗布液の均
一な塗布が得られないばかりでなく、現像時に現像ムラ
が発生するなど好ましいものではなかった。
更に、従来使用されている界面活性剤は、皮膜物性にも
必ずしも、十分に満足であるとは言い難かった。
そこで、本発明者等は、前述の問題点ないし欠点につい
て、種々検討した結果、界面活性剤のうち、特にアニオ
ン性界面活性剤について、ある稲のHjh基を導入した
新規な界面活性剤を用いることによって写真特性に悪影
響を与えないで前記問題点を解決することができること
を発見した。したがって、本発明は、該知見に基ずいて
、完成されたものである。
[発明の目的] 従りて、本発明の第1の目的は写真感度、カブリ、階調
、現像進行の速さなどの写真特性に実質的に悪影響を与
えない親油性写真添加剤の分散物を含むハロゲン化銀感
光材料を提供することにある。
本発明の第2の目的は、支持体上にバインダー等の親水
性コロイドからなる親水性コロイド層が均一に塗布され
た皮膜物性に優れたハロゲン化銀写真感光材料を提供す
ることにある。
本発明の第3の目的は、写真処理液に対するヌレが良好
であり、特に高速度で自動釣に現像処理を行なう際にも
泡が発生せず、ムラのない安定した写真処理特性を得る
ことができるハロゲン化銀写真感光材料を提供すること
にある。
[発明の構成] 本発明の前記目的は、少なくとも一つの−OR,、−−
OCORzの置換基を有する界面活性剤を用いることに
より達成された。更に具体的には、本発明は、支持体上
の親水性コロイド層の少なくとも一層に、一般式[I]
で表わされる界面活性剤を含有することを特徴とするハ
ロゲン化銀写真感光材料である。
一般式CI] Ftr    D 式中、R,は、少なくとも一つの一〇−R,、−OCO
R2である置換基を有する炭素数4〜25のアルキル基
、アルケニル基を有する基を表わし、R2は、炭素数1
〜25のアルキル基、アルキルアリール基、アルケニル
基およびアルケニルアリール基を表わす。Dは、親水性
基を有する基を表わす。
一般式[I]において、Dの親水性基としては、−I:
、00M、SQsM、 −OPO(0M12等のアニオ
ン性基(ここでMは、水素原子、アルカリ金属、アルカ
リ土類金属、アンモニウム、低級アルキルアンモニウム
等を表わす)。
8(ここで、R3、R4、R5は炭素数1〜12のアル
キル基、アルケニル基、フェニル基が好ましく、Xとし
ては、OHlCm、Br、 I 、 NOs、CH3C
OO1 CHココ−−503、−50s、  CHsSOs、(
S04)+72、多価カルボン酸等が挙げられる)。
(λは1〜6)もしくは、ポリオキシエチレン基、ポリ
オキシプロピレン基、2−メトキシ−オキシプロピレン
基等のノニオン性基が挙げられる。
Dの親水性基のうちでは、アニオン性基が最も好ましく
、ノニオン性基の場合には、アニオン性界面活性剤と併
用するのが好ましい。
以下具体例を示す。
C3)+7 6、   CsH+oG)IC)12CONC)lzc
OONaOCOCa)I+y 7 、   [:ofl1gCHCH2SO3Na01
:0CaH+y 9、   C4HgC1(C61(+zCHC)I2S
O3NaOCaH+y  0C4H9 16、CaH+*C)Ic)lzclh−MCHzCl
hO+5H6CaH+y 1 7 、  C4HgC1(CHHI3CLCLOh
sH6COCeHI* 18、C711+5C)ICH20fCH2CHzOH
oCHiCH30CJl+s 19 、  CgJtC)1G)120+CI(2CL
O+−rfCLhSOJaOC,H,コ 23 。
以下余白 本発明の界面活性剤は各稲写真用塗布液IKg当り0.
01〜50gの範囲で添加しつるが、通常は0.05〜
5gが適当である。添加方法としては、水又はメタノー
ルもしくは他の水と混合しつる溶媒に溶かした溶液とし
て添加するのが好ましい。
本発明の界面活性剤は、本発明のハロゲン化銀写真感光
材料を構成する写真構成層である下塗層、中間層、感光
層、表面保護層、バック層等のいずれの親水性コロイド
層の塗布液に添加されてもよく、その親水性コロイド層
が感光性層であると、非感光性層であるとを問わない。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、本発明の界面活
性剤の添加により低速塗布はもちろんのこと高速塗布(
som/分以上)においても極めて均一な親水性コロイ
ド層の塗膜か形成される。
即ち塗布ムラや塗膜のハジキが生じない。
また写真特性に影響を及ぼさず、例えば印Ejj用感光
材料では、網点品質を劣化させない。
本発明の界面活性剤は、写真感光材料中にカプラー、ア
ルキルハイドロキノン等のハイドロキノン類、紫外線吸
収剤、増感色素等の親油性物質(又は疎水性物質)を含
有させる場合の分散剤として有用である。
親油性物質は高沸点の水難溶性有機溶媒に溶解して得ら
れる溶液を本発明の界面活性剤の存在下に親水性コロイ
ド水溶液中に微細かつ安定に分散させ、これを直接塗布
液として用いるか、それをさらに写真乳剤等の塗布液に
添加することができる。
本発明の界面活性剤は写真乳剤に多量に添加した場合で
も、写真特性に対する悪影響は全く認められなかった。
また本発明の界面活性剤は他のアニオン、カチオン、ノ
ニオン、両性タイブノ界面活性剤と併用することもでき
る。
この場合、これらの界面活性剤は複数の親水性コロイド
層のうち、同じ層でもよく又別々の層に添加してもよい
、併用しつる他の界面活性剤としては例えば、小田良平
、寺村−広著[界面活性剤の合成と其応用コ (槙書店
19δ4年版)に記載されているようなものである。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料において、本発明の
界面活性剤はポリマーラテックスと共に親水性コロイド
中に存在せしめられる。このようなポリマーラテックス
は公知の乳化重合法、溶液重合法または塊状重合法で得
たポリマーを再分散することにより容易に製造すること
ができる。これらの重合法のうち、乳化重合法が好まし
い。
この乳化重合法においては、反応温度が20〜180℃
、より好ましくは40〜100℃で、水と、水に対して
10〜50重量%の疎水性ビニル七ツマ−と、該モノマ
ーに対して0.05〜5重量%の重合開始剤と0.1〜
20重量%の乳化剤を用いて行なうことができる。
この際、本発明の界面活性剤を分散安定剤として存在さ
せることができ、また、目的に応じて重合開始剤、濃度
、反応温度、反応時間等を幅広く、かつ任意に変更でき
る。
重合の際に本発明の界面活性剤を存在させるときは、本
木明の界面活性剤は、写真用塗布液中に添加される量の
1部又は全部を用いることができ本発明に用いられるポ
リマーラテックスの重合に際しては、本発明の界面活性
剤と併用して他のアニオン性、カチオン性、両性、ノニ
オン性の界面活性剤や、水溶性ポリマー等の乳化剤を用
いることができる。
本発明に使用されるポリマーラテックスの重合法に用い
られる重合開始剤としては、例えば過硫酸カリウム、過
硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム等の過硫酸塩類、
4.4’ −アゾビス−4−シアノ吉草酸ナトリウム、
2.2′−アゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸塩類
等の水溶性アゾ化合物、過酸化水素を用いることができ
る。
本発明に用いられるポリマーラテックスの分子量は2,
000〜1.(IOQ、000 h<好ましく、ヨリ好
ましくは5.000〜500,000である0粒径は0
.01〜1μmが好ましく、より好ましくは0.O1〜
0.5μmである。
ポリマーラテックスを得るために用いられるモノマーと
しては、重合可能なエチレン性千ツマ−であれば、特に
制限されないが好ましくは疎水性ビニルモノマーである
。このような疎水性ビニル千ツマ−としては特に、アク
リル酸エステル、メタクリル酸エステル、酢酸ビニル、
スチレン、塩化ビニル、゛塩化ビニリデン、ブタジェン
等が好ましく用いられる。
本発明に用いられるポリマーラテックスは、親水性コロ
イドに対し80重量%以下が好ましく、より好ましくは
5重量%〜50重量%であり、その塗布量は親水性コロ
イド層1m”当たり約0.O1〜5.0gが好ましく、
より好ましくは0.1〜1.0gである。
本発明の界面活性剤は写真分野で一般に使用されるf山
々の親水性コロイド塗布組成物中に添加して用いられる
本発明の写真感光材料の親水性コロイド層を形成する親
水性コロイドとしては、最も代表的なゼラチンのほかに
セルロース話導体、ポリビニルアルコール、ポリビニル
ピロリドン、ポリアクリルアミドのような合成ポリマー
等の単独または混合物が挙げられる。このような親水性
コロイド中にはさらにポリアルキルアクリレート又はポ
リアルキルメタクリレート等のような水不溶性ポリマー
が分散されてもよい。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料には、塩化銀、臭化
銀、沃化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀等、通常
の写真感光材料において用いられるハロゲン化銀が用い
られる。
またハロゲン化銀写真乳剤のほか、あらかじめ光や還元
性物質、貴金属塩などによって表面がかぶらされたハロ
ゲン化銀粒子をもつ直接ポジ型写真乳剤、或は表面現像
によってポジ像を与える内部潜像型写真乳剤を用いるこ
ともできる。
ハロゲン化銀乳剤は常法により、硫黄化合物、セレン化
合物、貴金属化合物等による化学増感、増感色素による
分校増感がされていてもよい。
本発明による親水性コロイド層を含む写真構成層を形成
するために用いられる塗布液はクロム明ばん、酢酸クロ
ム等のような無機硬膜剤、ホルムアルデヒド、ムコクロ
ル酸、活性ハロゲン化合物、活性ビニル化合物、エチレ
ンイミド化合物等のような有機硬膜剤等種々の写真用硬
膜剤を含んでいてもよい、 本発明の写真感光材料はア
ザインデン系化合物、フェニルメルカプトテトラゾール
等の種々の乳剤安定剤、カブリ防止剤等を含んでいても
よい、又、その他、写真感光材料を得るに必要とされる
種々の添加剤例えばシリコーン、含弗素化合物、脂肪酸
エステル等の表面改質洗剤、カラー感光材料に於る各種
のカラーカプラー、フィルター染料、イラジェーション
防止染料等の染料、可塑剤等を含有することができる。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料としては、通常
の白黒ハロゲン化銀写真感光材料(例えば、X−ray
用白黒感材、印刷用白黒感材等)通常の多層カラー写真
感光材料(例えば、カラーリバーサルフィルム、カラー
ネガティブフィルム、カラーポジティブフィルム等)、
種々の写真感光材料を挙げることができる。
これらの写真感光材料の支持体には、繊維素エステル、
ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート等のプ
ラスチックフィルム、紙、又はガラス等が用いられる。
[実施例コ 以下に実施例を示し本発明を更に具体的に説明するが、
これは−例であって、本発明は、これに限定されるもの
ではない。なお%は特に規定がない場合すべて重量%で
ある。
実施例1 ゼラチン7%、ハロゲン化銀5%を含む塩臭化銀乳剤(
塩化銀50モル%)に該乳剤1kg当り例示化合物lを
0.2gと0.05μmの粒径を有するポリエチルアク
リレートラテックスを150g(固形分20重量%)そ
れぞれ添加した。この写真乳剤をバライタ紙に50山7
分の塗布速度でディップ法によって塗布し冷却セットし
た。この上に、保護層として2.詰ゼラチンm液1kg
中に例示化合物2.4,7,8.をそれぞれ1gと00
5μmの粒径を有するポリエチルアクリレートラテック
ス100g(固形分20重]%)を含有したゼラチン溶
液を塗布し、冷却セット後乾燥した、 つくられたフィルムのハロゲン化銀乳剤層および保護層
の親水性コロイド層には泡やハジキは全くなく、50m
/分の塗布速度で、均一に塗布することができた。又こ
れらの試料を通常のメトールハイドロキノン現像液で現
像したところ、現像時に泡の発生がなく、ムラのない画
像が得られると共に、写真特性(感度、ガンマ、カブリ
)には全く悪影響は認められなかった。
実施例2 ゼラチン6%と沃臭化銀(沃化銀1.5モル%ン6%を
含む高感度硬調乳剤をつくった。この写真乳剤にドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.01gと例示化合
物16を、乳剤1kgあたり001〜2.5gの範囲で
含まれるように2%水溶液として添加して、添加量の異
る試料を作成した。
この乳剤を下塗り層をもった三酢酸セルロース支持体に
塗布し乾燥した。第1表に示すように例示化合物16の
添加によって、ハジキ数が非常に減少することがわかる
更に高感度硬調乳剤であってもカブリの発生がないか、
またはきわめて少ない良好な写真特性を有する感光材料
を得ることができた。
実施例3 ゼラチン7%と沃臭化銀(沃化銀7モル%)8%を含む
ネガ写真乳剤IJ当りサポニンQ、15gとポリオキシ
エチレンノニルフェニルエーテル(ポリオキシエチレン
の鎖の長さ: 15 ) 0.06gを含む写真乳剤と
、7%ゼラチン水溶液1kg当りに下記のような本発明
による化合物l、8.19.23又は比較のために公知
の界面活性剤をそれぞれ添加した表面保護層とを、下塗
を施したトリアセチルセルロース支持体上に乾@膜厚が
各5μ及び1μになるように多層塗布方式で同時塗布し
冷却セット後乾燥した。得られた各写真フィルム試料の
表面保護層を検査し塗布が不均一となった点(ハジキ)
の数を数えた。また水平に置いた各試料に市販のサクシ
5D−20(小西六写真工業株式会社製)のメト−ルー
ハイドロキノン現像液を滴下し接触角測定器(エルマ社
製ゴニオーメーターG−1型)により接触角を測定した
。この接触角の値が大きい場合は現像液に写真フィルム
を入れた場合フィルムがぬれにくく、泡が付着したり、
現像ムラを生ずる原因になる。したがって接触角の値は
小であることが望ましい。第2表にこれらの結果を示す
以下余白 第2表 表2から明らかなごとく本発明を実施した場合には接触
角が小さく、シかもハジキが殆ど見られない、一方代表
的なアニオン界面活性剤であるナトリウムラウリルサル
フェート及びドデシルベンゼンスルホン酸ソーダではハ
ジキ数は減少するが接触角は大きくフィルム表面は水、
現像液をハジキ易く、現像ムラを生じた。又、代表的な
ノニオン界面活性剤であるポリオキシエチレンノニルフ
ェニルエーテル(n=10)ではハジキ数が多かった。
又、本発明に係る化合物が添加された試料を上記市販現
像液で現像した場合には写真特性(感度、ガンマ、カブ
リ等)に何等悪影響は認められなかった。
実施例4 高感度ネガタイプの沃臭化銀(沃化銀4.(1モル%)
乳剤に、分光増感色素として、アンヒドロ−9−エチル
−5,5°−ジフェニル−3,3−(ジスルフォプロビ
ル)オキサカルボシアニンヒドロキシドを加え、次にマ
ゼンタカプラーとして、C1L とジブチルフタレートの酢酸エチル溶液を加えた後、ク
エン酸を加えてpHを調整し、この乳剤に例示化合物5
を乳剤 1kgあたり 0.2g添加して分散し、硬膜
剤(2,4+、ジクロロ−6−ヒトロキシトリアジンナ
トリウム塩)を加えてカラーネガフィルムの緑感性層に
用いるハロゲン化銀乳剤をつくった。この乳剤を下塗を
施した三酢酸セルロース支持体上に乾燥後の厚さが3.
0μになるように20m/分の速さで塗布し、冷却セッ
トしてのち、乾燥した。得られた乳剤層の塗布面は全く
平滑で、ハジキ、ムラがなく満足すべき結果であった。
これを中性灰色光楔を通し緑色光で露光した。ついで下
記の組成のカラー現像液を用いて2゜℃で10分間現像
し、常法により漂白定着して良好なマゼンタの色像を得
た。
カラー現像液 N、N−ジエチルパラフェニレンジアミン硫酸塩2.0
g 亜硫酸ナトリウム          2.0g炭酸ナ
トリウム(1水塩)       50.0 gヒドロ
キシルアミン塩酸塩      1.5 g臭化カリウ
ム             1.0 g水を加えて 
    1000 mll (pH10,8±0.1)
実施例5 両面に下引き層を有するポリエチレンテレフタレート支
持体の一方の側に、予め水溶性マゼンタ染料、ゼラチン
及び後記の処方−1でつくったエチルアクリレート重合
体を含むハレーション防止層を塗布しておく。一方4.
5m二%のゼラチンと19.5モル%の臭化銀、80モ
ル%の塩化銀及び0.5モル%の沃化銀を含む熟成済み
の硬調ハロゲン化銀乳剤に、3−カルボキシメチル−5
−[2−(3−エチルーチアゾリニデン)エチリデンコ
ローダニン、4−ビトロキシ−1,3,3a、7−チト
ラザインデン、ムコクロル酸、エチレンオキサイド基5
0個を含むポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
及びN−(γ−ジエチルアミノプロピル)−N’ −フ
ェニル尿素を各々通常用いられる量添加した後2等分し
、751の部分はさらに4等分して各々に下記処方(1
)乃至(4)によって調整されたエチルアクリレートm
合体の分散物を、乳剤1にgに対して200m!Q加え
、よく攪拌混合した。残りの部分には分散物?添加しな
い、各部分の乳剤を、前記支持体のハレーション防止層
とは反対側の面に、100 m”55±5mgの銀が含
まれるような割合で塗布した。
処方(1) 蒸留水1’ 2 j2にエチルアクリレート3にgと分
散剤として本発明の例示化合物19の100gを加え5
00〜800rpmで攪拌し乳化せしめる。次いで重合
開始剤の過硫酸カリ0.15gを加え、攪拌しながら、
加熱し90〜100℃に保つ。反応を6時間続ければ完
全に重合が終了する。若干の残留モノマーを除くため1
時間水蒸気蒸留を行えば目的とした安定なエチルアクリ
レート重合体水性分散液が得られる。尚、これらの分散
液中の固体ビニル重合体の粒子の大きさは約0.02〜
0.1μで殆どが0.05g程度に揃った球状粒子であ
った。
処方(2) 処方(1)における例示化合物19の代りに下記に示す
アニオン性界面活性剤 (a)を用いて同様に調整した
処方(3) 例示化合物19の代りに下記のアニオン性界面活性剤(
b)を用いて処方(1)に準じた。
界面活性剤(b) SO3Na    SO,Na 処方(4) 例示化合物19の代りにドデシルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム(SDSと略す)を用い、処方(1)に準じた
塗布された各乳剤層の上にさらに6%ゼラチン水溶液に
例示化合物19、上記界面活性剤(a)、(b)及び、
SDSを、それぞれ、1Kgゼラチン水溶液に対して1
00mg加えた塗布液を第3表に示すような組合せで乾
燥膜厚が1μになるように塗布して、保護層とした。
これら各試料フィルムに、タングステン光源を用いて、
各試料片面積の1/2には150線マゼンタコンタクト
スクリーンを通して、残り1/2にはスクリーンを通さ
ないで、光楔露光したのち、第4表に示す現像液I及び
IIを用い、現像温度25℃、現像時間2分で現像処理
した。
現像処理後、写真感度を測定し、かつ倍率100の光学
顕微鏡を用いて網点品質を観察し、第5表に示す結果を
得た。
(以下余白) 第4表 現像液処方 感度:光学密度1.5十カブリの露光量の逆数(コント
ロールを100とし、それに対する相対感度で表示) ラテックスの安定性: KNO3をポリマーラテックス
40mj2中に0.29g及び0.5g添加し、3時間
放置後の凝集状態を評価(視覚判定)A;変化なし  
B:白濁  C:凝固物ありDニスラリ−状 網点品質:50%網点を観察し、視覚的にA〜Dに級別
した。
A:優秀  B:実用上許容できる C:劣るD:非常
に劣る [引掻き強度] 前記処理工程で現像、定着、水洗したのち、水洗水に浸
漬したまま重量をかけた金属針で膜表面を引掻いて、傷
のつく最低の金属針の重量(引掻き強度)を求めた。
第5表から明らかな如く、本発明の界面活性剤とポリマ
ーラテックスを含有する感光材料は、イオン強度の異な
る現像液(1)及び(I+)のいずれにおいてもほぼ同
一感度を与える。即ち、現像液への依存性が小さい。本
発明の界面活性剤を用いて乳化重合させたポリマーラテ
ックスは、電解質の存在下で安定であり、かつそれを添
加したことにより優れた引掻き強度を得ることができ、
しかも感度変化は殆どない。これに対して比較試料はポ
リマーラテックスの安定性に劣り、リス型現像の網点品
質も劣る。また引掻き強度も小さい。
[発明の効果] 本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、新規な界面活性
剤の添加により低速塗布は勿論のこと高速塗布(50m
/分以上)においても極めて均一な親水性コロイド層の
塗膜が形成される。即ち塗布ムラや塗膜のハジキが生じ
ない。また写真特性に悪V6 Uを及ぼさない。更に本
発明の界面活性剤とポリマーラテックスを含有する写真
感光材料においても、塗布ムラや塗膜のハジキが生じな
いと共に写真品質、特に塗膜物性に対して悪影響を及ぼ
さず、例えば印刷用感光材料の網点品質を劣化させない
カラー写真乳剤に本発明の界面活性剤を使用した場合も
、塗布ムラや塗膜のハジキが生じないばかりでなく、非
常に畦明な良質の色画像が得られるなど、従来にない格
別の効果を奏するものである。
以上 特許出願人    小西六写真工業株式会社代理人弁理
士       中 島 幹 雄外1名 手続補正書1発) 昭和61年12月tr日 特許庁長官   黒 1)明 雄 殿 1、事件の表示 昭和61年特許願第238057号 代表者 丼手恵生 4、代理人 住所 〒102  東京都千代田区一番町11の15、
補正命令の日付  自発 6、補正の対象  発明の詳細な説明の項の欄7、補正
の内容   別紙の通り 7、補正の内容 1)明細書第11頁第13行の「両性タイブノ」を「両
性タイプの」に訂正する。
2)明細書第15頁第16行の「分校増感」を「分光増
感」に訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上の親水性コロイド層の少なくとも一層に、一般
    式[ I ]で表わされる界面活性剤を含有することを特
    徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 一般式[ I ] R_1−D 式中、R_1は、少なくとも一つの−O−R_2、−O
    COR_2である置換基を有する炭素数4〜25のアル
    キル基、アルケニル基を有する基を表わし、R_2は、
    炭素数1〜25のアルキル基、アルキルアリール基、ア
    ルケニル基およびアルケニルアリール基を表わす。Dは
    、親水性基を有する基を表わす。
JP61238057A 1986-10-08 1986-10-08 新規な界面活性剤を含むハロゲン化銀写真感光材料 Expired - Lifetime JPH0746211B2 (ja)

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