JPS62280738A - 皮膜物性等が改良されたハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

皮膜物性等が改良されたハロゲン化銀写真感光材料

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JPS62280738A
JPS62280738A JP12448986A JP12448986A JPS62280738A JP S62280738 A JPS62280738 A JP S62280738A JP 12448986 A JP12448986 A JP 12448986A JP 12448986 A JP12448986 A JP 12448986A JP S62280738 A JPS62280738 A JP S62280738A
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acrylate
methacrylate
silver halide
present
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JP12448986A
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Noriki Tachibana
範幾 立花
Eiichi Ueda
栄一 上田
Nobuaki Kagawa
宣明 香川
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Original Assignee
Konica Minolta Inc
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/7614Cover layers; Backing layers; Base or auxiliary layers characterised by means for lubricating, for rendering anti-abrasive or for preventing adhesion

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は写真感光材料の製造方法に関し、更に詳しくは
、写真特性や現象処理性が改善され、且つ良好な皮膜物
性を有する写真感光材料に関する。
[発明の背景] 一般に写真感光材料に製造するために用いられる親水性
コロイド膜には、写真特性ばかりでなく、皮膜物性に関
しても規定された強度が要求される。
そのため、従来からゼラチン等の親水性コロイドに各種
のポリマーラテックスを含有させて親水性コロイド層の
引掻き強度、寸度安定性、柔軟性等の皮膜の物性を改良
する試みが行なわれてきた。
例えば、米国特許第2,852,386号、同3,41
1:911号、特公昭45−5331号、同57−90
51号、特開昭57−200031号等にその技術が開
示されている。
このようなポリマーラテックスは、その製造の際に界面
活性剤が分散安定剤として大量に使用されるが、この界
面活性剤はその種類や添加量によって写真感度、カブリ
、階調などの写真特性や、現像進行の速さなどの現像の
迅速処理性(例えば、フィルム面に対するヌレが良好で
あること及びフィルム面に対する泡の付着がないこと等
)に悪影響を及ぼすことがあり、その改善が要望される
[発明の目的〕 従って、本発明の第1の目的は、引掻き強度、寸度安定
性、柔軟性等の皮膜物性が改良されたハロゲン化銀写真
感光材料を提供することにある。
本発明の第2の目的は写真感度、カブリ、階調、現像進
行の速さなどの写真特性に実質的に悪影響を与えないハ
ロゲン化銀写真感光材料を提供することにある。
本発明の第3の目的は、ハロゲン化銀写真感光材料の写
真処理液に対するヌレが良好であり、特に高速度で自動
的に現像処理を行う際に、ムラのない安定した写真処理
特性を得ることができるハロゲン化銀写真感光材料を提
供することにある。
本発明の第4の目的は、支持体上にバインダー等の親水
性コロイドからなる写真構成層が均一に塗布されたハロ
ゲン化銀写真感光材料を提供することにある。
[発明の構成1 本発明の上記目的は、支持体上に少なくとも一層の親水
性コロイド層を有するハロゲン化銀写真感光材料におい
て、前記親水性コロイド層の少なくとも一層はプロピレ
ンオキシド単位およびイオン性基を有する界面活性剤お
よびポリマーラテックスを含有するハロゲン化銀写真感
光材料によって達成された。
(発明の具体的構成) 本発明のプロピレンオキシド単位およびイオン性基を有
する界面活性剤は下記一般式[I]で表わされるものが
好ましい。
一般式[工] [R門−→A+−X     m 式中Rは炭素数5〜25のアルキル基又はアルケニル基
と1〜50のプロピレンオキシド単位を有する基を表わ
し、Aは炭素数1〜4のアルキレン基を表わし、Xはイ
オン性基を表わす。mはO又は1、及びPは1又は2を
それぞれ表わす。
Rで表わされるアルキル基を有する基としては、例えば
アルキル基、アルコキシ基、アルキル基を有するアリー
ルオキシ基、アルキルカルボニルオキシ基、アルキルス
ルホンアミド基、アシルアミド基を有するアルキレンオ
キサイド基等が挙げられる。
また、アルケニル基を有する基としては、例えば炭素数
8〜12のアルケニル基等が挙げられる。
また、Aで表わされる炭素数1〜4のアルキレン基とし
てはメチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン
基等が挙げられる。
Xで表わされるイオン性基としては例えば(式中、R+
は炭素原子数1〜5の置換基を有するものも含むアルキ
レン基、例えばメチレン、エチレン、プロピレン、ブチ
レンを表わし、R2゜H3 よび△は前述の通り)、炭素原子数1〜8の置換基を有
するものも含むアルキル基、置換基を有するものも含む
アリール基、例えばメチル基、エチル基、ベンジル基、
フェニル基、トリル基等を表わす。)で表わされるベタ
イン基、例えばR2およびR3と同義であり、R5は前
記R4と同義であり、Yoは陰イオンを表わし、例えば
とドロキシ基、ハロゲン基、FaB基、炭酸基、過塩素
MW、有機カルボン酸基、有機スルホン酸基、有機硫酸
基等を表わす。)で表わされるカチオン基、例えば−8
03M、−0303M。
−〇〇〇M、    0 −O−P (OM>2 。
○ 1−0−P−O (式中、Mは無機または有徳の陽イオンを表わし、好ま
しくは水素原子、アルカリ合成、アルカリ土類金属、ア
ンモニウム、炭素原子数1〜3のアルキルアミン等であ
る。AおよびRは前記と同義である。)で表わされるア
ニオン基が好ましい。Xで表わされるイオン性基のうち
特に好ましいのはアニオン基である。
以下、本発明のプロピレンオキシド単位およびイオン性
基を有する界面活性剤の具体例を示すが、本発明はこれ
らに限定されない。
以下余白 1−  Cl28250(CH2CHO)SO,Na悲 CH3 2、ClzH250+CHtCHO+rSO,+Ca2
CH。
3、  C,aH,30(−CH,CHO+Trso、
Na「 CH。
 Hs 5−  Cl2Hf50÷CH2CH20+r+CHt
 CHO+T−3Os N aCH。
5、C,□H,Coo÷CH,CHtOガ六CH,CH
O−)−rso、NaCH。
CH,ONa CH3 ニス下食白 本発明のプロピレンオキシド単位およびイオン性基を有
する界面活性剤(以下、本発明の界面活性剤という。)
は公知の方法で容易に合成することができる。例えばド
デシルアルコールに水酸化ナトリウムを触媒としてプロ
ピレンオキシドを付加させ、その後クロルスルホン酸や
プロパンサルトンと 100℃〜120℃に加熱すると
得られる。
本発明の界面活性剤は各種写真用塗布液1k[I当り 
o、 oi〜50gの範囲で添加しうるが、通常は0.
05〜59が適当である。添加法としては、水又はメタ
ノールもしくは他の水と混合しうる溶媒に溶かした溶液
として添加するのが好ましい。本発明の界面活性剤は、
本発明のハロゲン化銀写真感光材料を構成するいずれの
親水性コロイド層の塗布液に添加されてもよく、その親
水性コロイド層が感光性層であると、非感光性層である
とを問わない。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、本発明の界面活
性剤の添加により低速塗布はもちろんのこと高速塗布(
5010/分以上)に於いても極めて均一な親水性コロ
イド層の塗膜が形成される。
すなわち塗布ムラや塗膜のハジキが生じない。又写真特
性に影Wな及ぼさず、例えば印刷用感光材料では、網点
品質を劣下させない。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料において、本発明の
界面活性剤はポリマーラテックスと共に親水性コロイド
中に存在せしめられる。このようなポリマーラテックス
は公知の乳化重合法、溶液重合法または塊状重合法で得
たポリマーを再分散することにより容易に製造すること
ができる。これらの重合法のうち、乳化重合法が好まし
い。
この乳化重合法においては、反応温度が2Q〜180℃
、より好ましくは40〜100℃で、水と、水に対して
10〜50重世%の疎水性ごニルモノマーと、該モノマ
ーに対して0.05〜5重量%の重合開始剤と01〜2
0重量%の乳化剤を用いて行うことができる。
この際、本発明の界面活性剤を分散安定剤として存在さ
せることができ、また、目的に応じて重合開始剤、濃度
、反応温度、反応時間等を幅広く、かつ任意に変更でき
る。
重合の際に本発明の界面活性剤を存在させるときは、本
発明の界面活性剤は、写真用塗布液中に添加される量の
1部又は全部を用いることができる。
乳化剤は一般に使用しなくても合成できるが、得られる
ポリマーラテックスの経時安定性、親水性コロイドとの
相溶性等から用いることが好ましい。
本発明のポリマーラテックスの重合に際しては、本発明
の界面活性剤に代えて又は便用して他のアニオン性、カ
チオン性、両性、ノニオン性の界面活性剤や、水溶性ポ
リマー等の?し止剤を用いることができる。
本発明のポリマーラテックスの乳化重合法に用いられる
重合開始剤としては、例えば過@酸カリウム、過硫酸ア
ンモニウム、過硫酸ナトリウム等の過硫酸塩類、4.4
′−7ゾピスー4−シアノ吉草酸ナトリウム、2,2′
−アゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸塩類等の水溶
性アゾ化合物、過酸化水素を用いることができる。
本発明のポリマーラテックスの分子量は2,000〜1
,000,000が好ましく、より好ましくはs、oo
〜500.000である。粒径は0.01〜1μmが好
ましく、より好ましくは0.01〜05μmである。
ポリマーラテックスを得るために用いられるモノマーと
しては、重合可能なエチレン性モノマーであれば、特に
制限されないが好ましくは疎水性ビニルモノマーである
。このような疎水性とニルモノマーとしては特に、アク
リル酸エステル、メタクリル酸エステル、酢酸ビニル、
スチレン、塩化ビニル、塩化ごニリデン、ブタジェン等
が好ましく用いられる。
前記アクリル酸エステル類としては、メチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、n−プロピルアクリレート、
イソプロピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、
イソブチルアクリレート、5ec−ブチルアクリレート
、tert−ブチルアクリレート、アミルアクリレート
、ヘキシルアクリレート、2−エチルへキシルアクリレ
ート、オクチルアクリレート、tert−オクチルアク
リレート、2−クロロエチルアクリレート、2−ブロモ
エチルアクリレート、4−クロロブデルアクリレート、
シアノエチルアクリレート、2−アセトキシエチルアク
リレート、ジメチルアミノエチルアクリレート、ベンジ
ル7クリレート、メトキシベンジルアクリレート、2−
クロロシクロへキシルアクリレート、シクロへキシルア
クリレート、フルフリルアクリレート、テトラヒドロフ
ルフリルアクリレート、フェニルアクリレート、2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート、5−とドロキシペンチル
アクリレート、2,2−ジメチル−3−ヒドロキシプロ
ピルアクリレート、2−メトキシエチルアクリレート、
3−メトキシブチルアクリレート、2−エトキシエチル
アクリレート、2−iso−プロポキシアクリレート、
2−ブトキシエチルアクリレート、2−(2−メトキシ
エトキシ)エチルアクリレート、2−(2−ブトキシエ
トキシ)エチルアクリレート、ω−メトキシポリエチレ
ングリコールアクリレート(付加セル数n−9)、1−
ブロモ−2−メトキシエチルアクリレート、1゜1−ジ
クロロ−2−エトキシエチルアクリレート等が挙げられ
る。
また前記メタクリル酸エステル類の例としては、メチル
メタクリレート、エチルメタクリレート、n−プロピル
メタクリレート、イソブチルアクリレート、n−ブチル
メタクリレ−1・、イソブチルメタクリレート、5ec
−ブチルメタクリレート、tert−ブチルメタクリレ
ート、アミルメタクリレート、ヘキシルメタクリレート
、シフOへキシルメタクリレート、ベンジルメタクリレ
ート、クロロベンジルメタクリレート、オクチルメタク
リレート、スルホプロピルメタクリレート、N−エチル
−N−フェニルアミノエチルメタクリレート、2−(3
−フェニルブOピルオキシ)エチルメタクリレート、ジ
メチルアミノフェノキシエチルメタクリレート、フルフ
リルメタクリレート、テトラヒドロフルフリルメタクリ
レート、フェニルメタクリレート、クレジルメタクリレ
ート、ナフチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチル
メタクリレート、4−ヒドロキシブチルメタクリレート
、トリエチレングリコールモノメタクリレート、ジプロ
ピレングリコールモノメタクリレート、2−メトキシエ
チルメタクリレート、3−メトキシブチルメタクリレー
ト、2−アセトキシエチルメタクリレート、2−7セト
アセトキシエチルメタクリレート、2−エトキシエチル
メタクリレート、2−iso−プロポキシエチルメタク
リレート、2−ブトキシエチルメタクリレート、2− 
(2−メトキシエトキシ)エチルメタクリレート、2−
(2−エトキシエトキシ)エチルメタクリレート、2−
(2−ブトキシエトキシ)エチルメタクリレート、ω−
メメトシボリエヂレングリコールメタクリレート(付加
モル数n−6)、アリルメタクリレート、メタクリル酸
ジメチル7ミノエチルメチルクロライド塩などを挙げる
ことができる。
本発明のポリマーラテックスは、親水性コロイドに対し
80重量%以下が好ましく、より好ましくは5重量%〜
50重撞%であり、その塗布向は親水性コロイド層11
2当たり約OO1〜50qが好ましく、より好ましくは
0.1〜1,09である。
本発明の写真感光材料の親水性コロイド層を形成する親
水性コロイドとしては、最も代表的なゼラチンのほかに
セルローズ誘導体、ポリビニルアルコール、ポリビニル
ピロリドン、ポリアクリルアミドのような合成ポリマー
等の単独または混合物が挙げられる。このような親水性
コロイド中にはさらにポリアルキルアクリレート又はポ
リアルキルメタクリレート等のような水不溶性ポリマー
が分散されてもよい。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料には、塩化銀、臭化
銀、沃化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀等通常の
写真感光材料において用いられるハロゲン化銀が用いら
れる。
またハロゲン化銀写真乳剤のほか、あらかじめ光や還元
性物質、貴金属塩などによって表面がかぶらされたハロ
ゲン化銀粒子をもつ直接ポジ型写真乳剤、或いは表面現
像によってポジ像を与える内部m@型写真乳剤を用いる
こともできる。
ハロゲン化銀乳剤は常法により、硫黄化合物、セレン化
合物、貴金属化合物等による化学増感、増感色素による
分光増感がされていてもよい。
本発明の親水性コロイド層を形成するために用いられる
塗布液はクロム明ばん、酢酸クロム等のような無機硬膜
剤、ホルムアルデヒド、ムコクロル酸、活性ハロゲン化
合物、活性ビニル化合物、エチレンイミド化合物等のよ
うな有機v1膜剤等種々の写真用硬膜剤を含んでいても
よい。
本発明の写真感光材料はアザインデン系化合物、フェニ
ルメルカプトテトラゾール等の種々の乳剤安定剤、カブ
リ防止剤等を含んでいてもよい。又、その他、写真感光
材料を得るに必要とされる種々の添加剤例えばシリコー
ン、含弗素化合物、脂肪族エステル等の表面改質洗剤、
カラー感光材料に於ける各種のカプラー、染料、可塑剤
等を含有せしめろる。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料としては、通常
の白黒ハロゲン化銀写真感光材料(例えばX −ray
用白黒感材、印刷用白黒感材等)、通常の多層カラー写
真感光材料(例えば、カラーリバーサルフィルム、カラ
ーネガティブフィルム、カラーポジティブフィルム等)
、種々の写真感光材料を挙げることができる。
〔実施例〕
以下に実施例を示し本発明を更に具体的に説明する。な
お%は特に規定がない場合すべて重置%である。
実施例1 ゼラチン7%、ハロゲン化銀5%を含む塩臭化銀乳剤(
塩化銀50モル%)に該乳剤1 kCI当り例示化合物
+to、zgと0.05μlの粒径を有するポリエチル
アクリレートラテックスを150!II (固形分20
重量%)それぞれ添加した。この写真乳剤をバライタ紙
にson/分の塗布速度でディップ法によって塗布し、
冷却セットした。この上に2.5%ゼラチン溶液1kO
中に例示化合物1,4,6゜8.10をそれぞれ1gと
0.05μmの粒径を有するポリエチルアクリレートラ
テックス100(] (固形分20重量%)を含有した
ゼラチン溶液を塗布し、冷却セット後乾燥した。つくら
れたフィルムのハロゲン化銀乳剤層および保護層の親水
性コロイド層には泡やハジキは全くなく、50m/分の
塗布速度で均一に塗布することができた。又、これらの
試料を通常のメトールハイドロキノン現象液で現象した
ところ写真特性(感度、ガンマ、カブリ)には全く悪影
響は認められなかった。
実施例2 ゼラチン6%と沃臭化銀(沃化銀1.5モル%)6%を
含む高感度硬調乳剤をつくった。この写真乳剤に例示化
合物2を、乳剤1にg当り0.01tJ〜2.59の範
囲で含まれるように2%水溶液として添加し、さらにポ
リエチルアクリレートラテックスを+SOO(固形分2
011%)添加した。この乳剤を下塗り層をもった三酢
酸セルロース支持体に塗布し92燥した。第1表に示す
ように例示化合物2の添加量の層側に伴い、ハジキ数が
非常に減少することがわかる。また、高感度硬調乳剤で
あってもカブリの発生もなく良好な写真特性を有するこ
とが判る。
第1表 実施例3 両面に下引き層を有するポリエチレンテレフタレート支
持体の一方の側に、予め水溶性マゼンタ染料、ゼラチン
及び後記の処方−1でつくったエチルアクリレート重合
体を含むハレーション防止層を塗布しておく。一方4.
5重量%のゼラチンと19.5モル%の臭化銀、80モ
ル%の塩化銀及び0.5モル%の沃化銀を含む熟成済み
の硬調ハロゲン化銀乳剤に、3−カルボキシメチル−5
−[2−(3−エチルーチアゾリニデン)エチリデン]
ローダニン、4−ビトロキシ−1,3,3a、7−チト
ラザインデン、ムコクロル酸、エチレンオキサイド基5
0個を含むポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
及びN−(γ−ジエチルアミンプロピル)−N’ −フ
ェニル尿素を各々通常用いられる量添加した後2等分し
、第1の部分はざらに4等分して各々に下記処方(1)
乃至(4)によって調整されたエチルアクリレート重合
体の分散物を、乳剤1k(lに対して200t12加え
、よく撹拌混合した。残りの部分には分散物を添加しな
い。
各部分の乳剤を、前記支持体のハレーション防止層とは
反対側の面に、100v’当り55±511gの銀パ含
まれるような割合で塗布した。
処方(1) 蒸留水122にエチルアクリレート3kgと分散剤とし
て本発明の例示化合物2の100gを加え500〜ao
oromで撹拌し乳化せしめる。次いで重合開始剤の過
lii!l酸カリ 015gを加え、撹拌しながら、加
熱し90〜100℃に保つ。反応を6時間続1プれば完
全に重合が終了する。若干の成苗モノマーを除くため1
時間水蒸気蒸留を行えば目的の安定なエヂルアクリレー
ト重合体水性分散液が得られる。
尚、これらの分散液中の固体ビニル重合体の粒子の大き
さは約0.02〜0,1μで殆んどが0,05μ程度に
揃った球状粒子であった。
処方(2) 処方(1)における例示化合物2の代わりに下記に示す
アニオン性界面活性剤(a )を用いて同様に調製した
(a) 処方(3) 例示化合物2の代わりに下記のアニオン性界面活性剤(
b)を用いて処方(1)に準じた。
界面活性剤(b) 処方(4) 例示化合物2の代わりにドデシルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム(SDSと略す)を用い、処方(1)に準じた
塗布された各乳剤層の上にさらに6%ビラブン水溶液に
例示化合物2、上記界面活性剤(a )、(b)及び、
SO3を、それぞれ、1kOゼラチン水溶液に対してi
oomg加えた塗布液を第2表に示すような組み含けで
乾燥膜厚が1μになるように塗布して、保護層とした。
以下余白 これら各試料フィルムに、タングステン光源を用いて、
各試料片面積の1/2には150線マゼンタコンタクト
スクリーンを通して、残り1/2にはスクリーンを通さ
ないで、光撲露光したのら、第3表に示す現像液工及び
■を用い、現像温度25℃、現像時間2分で現像処理し
た。
現像処理後、写真感度を測定し、かつ倍率100の光学
顕微鏡を用いて網点品質をII寮し、第4表に示す結果
を得た。
以下余白  。
第3表 現像液処方 感度:光学密度1.5十カブリの露光量の逆数(コント
ロールを100とし、それに対する相対感度で表示) ラテックスの安定性:KNO3をポリマーラテックス4
0t12中に0.2913及び0.5(l添加し、3時
間放置後の凝集状態を評価(視覚判定)A:変化なし 
B:白濁 C:凝固物ありD=ニスラリ− 網点品質:5o%網点を観察し、視覚的にA〜Dに級別
した。
A:II秀 B:実用上許容できる C:劣るD=非常
に劣る 〔引掻き強度1 前記処理工程で現像、定着、水洗した°のち、水洗水に
浸漬したまま重1をかけた金属針で膜表面を引掻いて、
層のつく最低の金属針の重量(引掻き強度)を求めた。
以下余白 第4表から明らかな如く、本発明の化合物とポリマーラ
テックスを含有する感光材料は、イオン強度の異なる現
像液(I)及び(I[)のいずれにおいてもほぼ同一感
度を与える。即ち、現像液への依存性が小さい。本発明
の化合物を用いて乳化重合させたポリマーラテックスは
、電解質の存在下で安定であり、かつそれを添加したこ
とによる感度の変化が小ざい。比較の試料はポリマーラ
テックスの安定性に劣り、リス型現像の網点品質も劣る
。また引掻き強度も小さい。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体上に少なくとも一層の親水性コロイド層を有する
    ハロゲン化銀写真感光材料において、前記親水性コロイ
    ド層の少なくとも一層にプロピレンオキシド単位および
    イオン性基を有する界面活性剤、およびポリマーラテッ
    クスを含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光
    材料。
JP12448986A 1986-05-29 1986-05-29 皮膜物性等が改良されたハロゲン化銀写真感光材料 Pending JPS62280738A (ja)

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JP (1) JPS62280738A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01260436A (ja) * 1988-04-12 1989-10-17 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH01260436A (ja) * 1988-04-12 1989-10-17 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料

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