JPS639276Y2 - - Google Patents

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JPS639276Y2
JPS639276Y2 JP1981180812U JP18081281U JPS639276Y2 JP S639276 Y2 JPS639276 Y2 JP S639276Y2 JP 1981180812 U JP1981180812 U JP 1981180812U JP 18081281 U JP18081281 U JP 18081281U JP S639276 Y2 JPS639276 Y2 JP S639276Y2
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JP
Japan
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motor
resistor
capacitor
voltage
signal
Prior art date
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JP1981180812U
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JPS5887493U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は直流モータの駆動回路に係り、直流モ
ータの一時停止時にコンデンサの両端電圧を定常
回転時と等しくすることにより、直流モータを再
び回転させたとき直流モータが正常で回転位相が
とれた状態で回転するようにした直流モータの駆
動回路を提供することを目的とする。
一般にビデオテープレコーダのキヤプスタンを
回転させる直流モータは、直流モータの回転位相
を制御する位相制御系と直流モータの回転数を一
定に保つデイスクリ制御系の両系統の誤差電圧に
より制御されて回転せしめられる。
第1図は上記キヤプスタンを回転させる直流モ
ータの駆動回路の1例の回路図を示す。同図中、
1,2は入力端子であり、入力端子1には直流モ
ータ3の回転周波数を検出してこの回転周波数が
増大するに従つて電圧が減少する回転周波数に応
じた電圧のデイスクリ信号が入来し、入力端子2
には直流モータ3の回転位相の位相差に応じた電
圧の位相誤差信号が入来する。この入力端子1,
2に入来した信号は夫々抵抗R1,R2を介して演
算増幅器4に供給され、ここで差動増幅される。
この演算増幅器4の利得は低周波数においては抵
抗R2,R3により決定され、高周波数においては
コンデンサC1が短絡状態となることにより抵抗
R2と抵抗R3,R4の並列合成抵抗により決定され
て高域での利得は小さくされており、直流モータ
3が正常に定常回転を行なつている場合このコン
デンサの両端電圧は一定値である。この演算増幅
器4の出力信号はトランジスタTr1で増幅された
後スイツチSWを介して直流モータ3に供給さ
れ、この直流モータ3を回転駆動する。
ここで、直流モータ3を一時停止させるために
スイツチSWの端子SW2,SW3が接続された場
合、直流モータ3は停止するため、入力端子1に
供給されるデイスクリ信号電圧は最大となり演算
増幅器4の出力電圧は最大となる。このため、コ
ンデンサC1の両端には異常に高い電位差が生じ、
コンデンサC1はこの異常に高い電圧に充電され
る。
次にスイツチSWの端子SW1,SW2を接続して
直流モータ3を再び回転させた場合、コンデンサ
C1に異常に蓄積した電荷は抵抗R4を介して放電
される。このため、トランジスタTr1のベースに
供給される電圧は正常な場合よりも高くなり、直
流モータ3は必要以上に速く回転し、回転位相が
合わないという欠点があつた。
本考案は上記の欠点を除去したものであり、第
2図以下共にその1実施例につき説明する。
第2図は本考案になる直流モータの駆動回路の
1実施例の回路図を示す。同図中、第1図と同一
部分には同一符号を付す。第2図中、1は直流モ
ータ3の回転周波数を検出してこの回転周波数が
増大するに従つて電圧が減少する回転周波数に対
応した電圧のデイスクリ信号が入来する入力端子
であり、2は直流モータ3の回転位相を基準信号
と比較し位相差に比例した電圧の位相誤差信号の
入来する入力端子である。入力端子1,2は夫々
抵抗R1,R2を介して演算増幅器4の非反転入力
端子、反転入力端子に接続されている。演算増幅
器4の出力端子と反転入力端子の間には第1の抵
抗R4、コンデンサC1の直列回路と第2の抵抗R3
とが互いに並列に接続され、低周波数で利得が
R3/R2と大きく高周波数で利得がR3R4/R2
(R3R4は抵抗R3,R4の並列合成抵抗)と小さ
い差動増幅器が構成されている。
また、演算増幅器4の出力端子はトランジスタ
Tr1のベースに接続され、このトランジスタTr1
のコレクタは電源端子5に接続されており、エミ
ツタはスイツチSWの端子SW1に接続されてい
る。スイツチSWの端子SW2は一端を接地された
直流モータ3の他端に接続されている。また、コ
ンデンサC1と第1の抵抗R4の接続点は第3の抵
抗R5を介してスイツチング動作を行なうトラン
ジスタTr2のコレクタに接続されており、トラン
ジスタTr2のエミツタは接地されベースは抵抗R6
を介して入力端子6に接続されている。この入力
端子6には制御装置(図示せず)よりスイツチ
SWの端子SW1,SW2を接続して直流モータ3を
回転させる場合ローレベル、端子SW2,SW3を接
続して直流モータ3を一時停止させる場合ハイレ
ベルとなる制御信号が供給される。
この第2図示の回路において、スイツチSWの
端子SW1,SW2が接続された状態ではトランジス
タTr2は非導通であり、直流モータ3は第1図示
の回路と同様にデイスクリ信号と位相誤差信号と
を差動増幅した電圧により制御されて回転駆動さ
れ、直流モータ3が正常な定常回転を行なつてい
るときコンデンサC1の両端の電位差はある一定
の電圧である。
ここで、直流モータ3を一時停止させるために
スイツチSWの端子SW2,SW3が接続され、入力
端子6にハイレベルの制御信号が供給された場
合、直流モータ3は停止するため入力端子1に供
給されるデイスクリ信号電圧は最大となり、ま
た、入力端子2に供給される位相誤差信号電圧も
位相比較が行なわれないため一定の電圧となり、
これと共にトランジスタTr2は導通する。このデ
イスクリ信号電圧の最大値は位相誤差信号電圧よ
り高く、演算増幅器4の出力信号電圧は最大とな
る。このとき、演算増幅器4の非反転入力端子は
イマジナリーシヨートによつてデイスクリ信号電
圧の最大値となり、この電圧がコンデンサC1
抵抗R3と接続された側の端子に印加される。ま
た、トランンジスタTr2は導通しているため演算
増幅器4の最大出力電圧は第1抵抗R4及び第3
の抵抗R5で分圧され、この第3の抵抗R5の抵抗
値を適当に選定することによりコンデンサC1
抵抗R4と接続された側の端子にはデイスクリ信
号電圧の最大値より一定の電圧だけ高い電圧が印
加される。このため、コンデンサC1の両端の電
位差は定常回転時と同じ一定の電圧となり、コン
デンサC1は異常に高い電圧に充電されない。こ
のようにして、次にスイツチSWの端子SW1
SW2を接続して直流モータ3を再び回転させた場
合、コンデンサC1は異常に高く充電されてない
ため直流モータ3は必要以上に速く回転すること
なく正常に回転位相がとれた状態で回転する。
なお上記実施例はビデオテープレコーダのキヤ
プスタンを回転する直流モータを例にとつて説明
したが、この直流モータはビデオヘツドを回転す
るものであつても良く、またテープレコーダの直
流モータ等に適用しても良く上記実施例に限定さ
れない。
上述の如く、本考案になる直流モータの駆動回
路は、直流モータの回転位相を基準信号と比較し
位相差に比例した電圧の位相誤差信号と、前記直
流モータの回転周波数が増大するに従つて電圧が
減少するデイスクリ信号との誤差電圧によつて前
記直流モータを制御する直流モータの駆動回路で
あつて、反転入力端子に供給される前記位相誤差
信号と非反転入力端子に供給される前記デイスク
リ信号とを差動増幅して前記誤差電圧を得る演算
増幅器と、前記演算増幅器の入出力端子間で負帰
還を行なう直列接続された第1の抵抗およびコン
デンサと、前記第1の抵抗およびコンデンサと並
列接続された第2の抵抗と、前記演算増幅器の出
力信号により電源からの直流電流を制御するトラ
ンジスタと、前記トランジスタの送出する直流電
流を開閉し前記直流モータを一時停止させるスイ
ツチと、前記コンデンサと前記第1の抵抗との接
続点とアースとの間に直列接続された第3の抵抗
およびスイツチング素子とを備え、前記スイツチ
が閉となつて前記直流モータを駆動するとき前記
スイツチング素子を開とし、また前記スイツチが
開となつて前記直流モータを停止させたとき前記
スイツチング素子を閉として前記コンデンサの電
荷を放電させるよう構成してなるため、直流モー
タを一時停止してもコンデンサの第1の抵抗側端
子の電圧は分圧されてコンデンサの両端の電位差
は定常回転時と等しくコンデンサは異常に高い電
圧に充電されないため、再び直流モータを回転さ
せたとき直流モータが必要以上に速く回転するこ
とはなく正常に回転位相がとれた状態で回転する
等の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の直流モータの駆動回路の1例の
回路図、第2図は本考案になる直流モータの駆動
回路の1実施例の回路図である。 1,2,6……入力端子、3……直流モータ、
4……演算増幅器、R1〜R6……抵抗、C1……コ
ンデンサ、SW……スイツチ、Tr1,Tr2……トラ
ンジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直流モータの回転位相を基準信号と比較し位相
    差に比例した電圧の位相誤差信号と、前記直流モ
    ータの回転周波数が増大するに従つて電圧が減少
    するデイスクリ信号との誤差電圧によつて前記直
    流モータを制御する直流モータの駆動回路であつ
    て、反転入力端子に供給される前記位相誤差信号
    と非反転入力端子に供給される前記デイスクリ信
    号とを差動増幅して前記誤差電圧を得る演算増幅
    器と、前記演算増幅器の入出力端子間で負帰還を
    行なう直列接続された第1の抵抗およびコンデン
    サと、前記第1の抵抗およびコンデンサと並列接
    続された第2の抵抗と、前記演算増幅器の出力信
    号により電源からの直流電流を制御するトランジ
    スタと、前記トランジスタの送出する直流電流を
    開閉し前記直流モータを一時停止させるスイツチ
    と、前記コンデンサと前記第1の抵抗との接続点
    とアースとの間に直列接続された第3の抵抗およ
    びスイツチング素子とを備え、前記スイツチが閉
    となつて前記直流モータを駆動するとき前記スイ
    ツチング素子を開とし、また前記スイツチが開と
    なつて前記直流モータを停止させたとき前記スイ
    ツチング素子を閉として前記コンデンサの電荷を
    放電させるよう構成した直流モータの駆動回路。
JP1981180812U 1981-12-04 1981-12-04 直流モ−タの駆動回路 Granted JPS5887493U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981180812U JPS5887493U (ja) 1981-12-04 1981-12-04 直流モ−タの駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981180812U JPS5887493U (ja) 1981-12-04 1981-12-04 直流モ−タの駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5887493U JPS5887493U (ja) 1983-06-14
JPS639276Y2 true JPS639276Y2 (ja) 1988-03-18

Family

ID=29977734

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981180812U Granted JPS5887493U (ja) 1981-12-04 1981-12-04 直流モ−タの駆動回路

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JPS5887493U (ja) 1983-06-14

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