JPS6220919Y2 - - Google Patents

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JPS6220919Y2
JPS6220919Y2 JP16615281U JP16615281U JPS6220919Y2 JP S6220919 Y2 JPS6220919 Y2 JP S6220919Y2 JP 16615281 U JP16615281 U JP 16615281U JP 16615281 U JP16615281 U JP 16615281U JP S6220919 Y2 JPS6220919 Y2 JP S6220919Y2
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JP
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capstan motor
capstan
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capacitor
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はヘリカルスキヤン方式の磁気録画再生
装置(VTR)におけるキヤプスタン速度制御装
置に関するものである。
従来より、ヘリカルスキヤン方式のVTRにお
いて、再生時に、磁気テープを間欠的に走行せし
めて、スローモーシヨン像の再生を行い、その間
欠的走行を停止させた状態でスチル像の再生を行
うことが行なわれている。
本考案は、このようなVTRのテープ走行を制
御するキヤプスタン速度制御装置に関するもので
あり、特にスチル再生およびスローモーシヨン再
生時のテープ走行を安定に行なうと共に、スチル
再生およびスローモーシヨン再生から通常再生に
切換えた場合のキヤプスタンモータの過渡応答を
改善することを目的とするものである。
第1図に既に提案されているVTRのキヤプス
タン速度制御装置の構成を示す。ここで1は周波
数弁別器、2は増幅回路、3は積分回路、4はモ
ータ駆動回路、5はキヤプスタンモータ、6は回
転速度検出器であり、以上の構成によりキヤプス
タス速度制御装置を構成している。第2図は前記
周波数弁別器1の周波数電圧変換特性であり、回
転速度検出器6から得られるキヤプスタン5に応
じた周波数の回転速度信号(以下FG信号と称
す)の周波数FGと基準周波数Oに対する誤差
出力電圧VEとの関係は、 FGがO〜(O−Δ)のとき、VE=VL FGが(O−Δ)〜(O−Δ)のとき、 VE=VC+V−V/Δ(FGOFGが(O+Δ)〜∞のとき、VE=VH ただし、VC=1/2(VL+VH) であり、またVL,VHは前記周波数弁別器1の出
力電圧のダイナミツクレンジの低レベルと高レベ
ルである。そして前記周波数弁別器1の出力電圧
がVCのときFG信号が基準周波数Oとなるよう
に前記キヤプスタン速度制御装置が構成されてい
る。
以上の構成で問題となるのは通常の記録再生時
よりテープ速度を低下せしめる間欠走行時におけ
る前記積分回路3に存在するコンデンサの充放電
特性の問題であり、安定した間欠走行を実現でき
ない欠点が生じる。
本考案は上述した間欠走行時における欠点を軽
減除去せんとするもので、間欠走行時には前記積
分回路3の積分特性を除去し、また前記コンデン
サの充放電の影響を除去することにより安定した
間欠走行を行なうものである。
以下に本考案の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。
第3図は本考案のキヤプスタン速度制御装置に
おける積分回路の構成を示す具体回路である。こ
こで7は演算増幅器であり、帰還ループをスイツ
チSW1で切換えることにより積分フイルタと反転
増幅器に切換えることができる。スイツチSW2
オン状態でコンデンサC1を前記周波数弁別器1
の中心電圧VCとほぼ同電位に充電できる。以上
のスイツチSW1とSW2はスチル再生モードおよび
スローモーシヨン再生モード、すなわち間欠走行
指令信号aに制御され、 通常再生時にはSW1はイ側に、SW2はオフ
(開)となり、スチル再生およびスローモーシヨ
ン再生時にはSW2はロ側に、SW2はオン(閉)と
する。
したがつて、通常再生時は積分回路3は積分フ
イルタとなり、その伝達関数はとなり、 Vo/Vi=−R/R(1+1/SC)と
なる。
また間欠走行時は積分回路3は反転増幅器とな
り、その増幅率は、 Vo/Vi=−R/Rとなる。
したがつてスローモーシヨン再生時、すなわち
キヤプスタンモータが間欠駆動される時に前記周
波数弁別器1の出力電圧VEは周期的に変化する
が、コンデンサC1がループ上から切り離されて
いる為に前記出力電圧VEの変化に対して対応よ
くキヤプスタンモータが駆動される。またこの時
コンデンサC1は前記周波数弁別器1の中心電圧
Cとほぼ同電位に充電される為、SW1がロ側か
らイ側に切換つた時、すなわちスローモーシヨン
再生から通常再生に切換つた時の前記コンデンサ
C1の充放電時間を短縮できる。またスチル再生
時すなわちキヤプスタンモータが停止している
時、前記周波数弁別器1の出力電圧VEはVLに固
定されるが、この時コンデンサC1はスローモー
シヨン再生時と同様に充電されている為、スチル
再生から通常再生に切換つた時の前記コンデンサ
C1の充放電時間を短縮できる。
以上説明した如く、本考案によれば極めて簡単
な構成で起動と制動を繰り返すスローモーシヨン
再生時に安定した間欠走行を実現できる特長があ
る。また、通常再生時は前記周波数弁別器と並列
に位相比較回路が接続され、位相制御が施こされ
るが、実施例のようにキヤプスタンモータの間欠
走行あるいは停止時に積分回路のコンデンサに予
じめ基準電圧を充電しておけばスローモーシヨン
再生あるいはスチル再生から通常再生に切換わつ
た時のキヤプスタンモータの位相同期引込時間を
短縮でき、画面ノイズの流れを軽減することがで
きる特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はキヤプスタン速度制御装置の概要を示
すブロツク図、第2は周波数弁別器の周波数−電
圧変換特性を示す図、第3図は本考案の一実施例
における積分回路の電気的結線図である。 1……周波数弁別器、2……増幅器、3……積
分回路、4……モータ駆動回路、5……キヤプス
タンモータ、6……回転速度検出器、7……演算
増幅器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) キヤプスタンモータの回転数に応じた周波数
    の回転速度信号周波数の基準周波数に対する誤
    差を出力する周波数弁別器の出力を積分回路を
    介して前記キヤプスタンモータの駆動回路に印
    加し、前記キヤプスタンモータの回転数を所定
    値に制御するよう構成するとともに、前記キヤ
    プスタンモータの間欠駆動時に前記積分回路の
    積分特性を除去することを特徴とするキヤプス
    タン速度制御装置。 (2) キヤプスタンモータの間欠駆動時に前記積分
    回路を構成するコンデンサを実質的に切放すと
    ともに、そのコンデンサを予じめ定められた基
    準電位に充電することを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載のキヤプスタンモー
    タ速度制御装置。
JP16615281U 1981-11-06 1981-11-06 キヤブスタン速度制御装置 Granted JPS5872748U (ja)

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JP16615281U JPS5872748U (ja) 1981-11-06 1981-11-06 キヤブスタン速度制御装置

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JP16615281U JPS5872748U (ja) 1981-11-06 1981-11-06 キヤブスタン速度制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS5872748U JPS5872748U (ja) 1983-05-17
JPS6220919Y2 true JPS6220919Y2 (ja) 1987-05-27

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JP16615281U Granted JPS5872748U (ja) 1981-11-06 1981-11-06 キヤブスタン速度制御装置

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JPH0619880B2 (ja) * 1986-08-25 1994-03-16 三菱電機株式会社 磁気記録再生装置

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JPS5872748U (ja) 1983-05-17

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