JPH0313879Y2 - - Google Patents
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- JPH0313879Y2 JPH0313879Y2 JP19854182U JP19854182U JPH0313879Y2 JP H0313879 Y2 JPH0313879 Y2 JP H0313879Y2 JP 19854182 U JP19854182 U JP 19854182U JP 19854182 U JP19854182 U JP 19854182U JP H0313879 Y2 JPH0313879 Y2 JP H0313879Y2
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- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 7
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 7
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims description 4
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
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- Digital Magnetic Recording (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、映像信号を回転磁気ヘツドによつて
磁気テープに記録し、また磁気テープより再生す
る磁気記録再生機の、記録増幅回路や再生増幅回
路などに関連するヘツド切換装置に関する。
磁気テープに記録し、また磁気テープより再生す
る磁気記録再生機の、記録増幅回路や再生増幅回
路などに関連するヘツド切換装置に関する。
背景技術とその問題点
映像信号を回転磁気ヘツドによつて磁気テープ
に記録し、また磁気テープより再生する磁気記録
再生機は、ヘツドドラムの回転体上に180゜の角間
隔で取り付けられた２個の回転ヘツドがヘツドド
ラムの周囲に斜めに巻き付けられたテープに１フ
イールドに相当する半回転の期間ごとに交互に対
接し、記録時には、記録すべき信号が共通ないし
各別の記録増幅回路を通じて２個の回転ヘツドに
供給されて、２個の回転ヘツドによりテープの走
行方向に対して傾斜したトラツクに１フイールド
ごとに交互に記録され、再生時には、２個の回転
ヘツドによりテープの走行方向に対して傾斜した
トラツクから１フイールドごとに交互に信号が再
生され、その再生された信号が各別の再生増幅回
路を通じて１フイールドごとに切換えられるスイ
ツチに供給されて、このスイツチより連続した再
生信号が得られるようにされている。
に記録し、また磁気テープより再生する磁気記録
再生機は、ヘツドドラムの回転体上に180゜の角間
隔で取り付けられた２個の回転ヘツドがヘツドド
ラムの周囲に斜めに巻き付けられたテープに１フ
イールドに相当する半回転の期間ごとに交互に対
接し、記録時には、記録すべき信号が共通ないし
各別の記録増幅回路を通じて２個の回転ヘツドに
供給されて、２個の回転ヘツドによりテープの走
行方向に対して傾斜したトラツクに１フイールド
ごとに交互に記録され、再生時には、２個の回転
ヘツドによりテープの走行方向に対して傾斜した
トラツクから１フイールドごとに交互に信号が再
生され、その再生された信号が各別の再生増幅回
路を通じて１フイールドごとに切換えられるスイ
ツチに供給されて、このスイツチより連続した再
生信号が得られるようにされている。
テープはヘツドドラムに対して180゜よりも若干
大きい角範囲にわたつて巻き付けられ、一部の期
間で２個の回転ヘツドの双方がテープに対接する
ように、２個の回転ヘツドがそれぞれ１フイール
ドに相当する半回転の期間より若干長い期間にわ
たつてテープに対接して、一部の期間の信号が２
個の回転ヘツドにより隣い合う２本のトラツクに
重複して記録されるように、各々のトラツクには
１フイールドよりも若干長い時間分の信号が記録
され、一部の期間の信号が２個の回転ヘツドによ
り隣い合う２本のトラツクから重複して再生され
るように、各々のトラツクからは１フイールドよ
りも若干長い時間分の信号が再生される。
大きい角範囲にわたつて巻き付けられ、一部の期
間で２個の回転ヘツドの双方がテープに対接する
ように、２個の回転ヘツドがそれぞれ１フイール
ドに相当する半回転の期間より若干長い期間にわ
たつてテープに対接して、一部の期間の信号が２
個の回転ヘツドにより隣い合う２本のトラツクに
重複して記録されるように、各々のトラツクには
１フイールドよりも若干長い時間分の信号が記録
され、一部の期間の信号が２個の回転ヘツドによ
り隣い合う２本のトラツクから重複して再生され
るように、各々のトラツクからは１フイールドよ
りも若干長い時間分の信号が再生される。
ところで、従来記録すべき信号が共通の記録増
幅回路を通じて２個の回転ヘツドに供給される構
成の場合は勿論のこと、記録すべき信号が各別の
記録増幅回路を通じて２個の回転ヘツドに供給さ
れる構成の場合も、一般には、記録増幅回路が記
録時には常時動作するようにされていた。しか
し、記録すべき信号が各別の記録増幅回路で増幅
されて対応するヘツドに供給される構成の場合
に、対応するヘツドがテープに対接せず、従つて
対応するヘツドにより信号が記録されない期間に
も記録増幅回路を動作させるのは、消費電力の無
駄になる。そこで、記録すべき信号が各別の記録
増幅回路で増幅されて対応するヘツドに供給され
る構成の場合に、消費電力の節減をはかるため
に、対応するヘツドがテープに対接し、従つて対
応するヘツドにより信号が記録される期間にのみ
各々の記録増幅回路を動作させることが考えられ
る。そして、この場合の記録増幅回路や再生増幅
回路などに関連するヘツド切換装置としては、第
１図に示すような構成のものが考えられる。
幅回路を通じて２個の回転ヘツドに供給される構
成の場合は勿論のこと、記録すべき信号が各別の
記録増幅回路を通じて２個の回転ヘツドに供給さ
れる構成の場合も、一般には、記録増幅回路が記
録時には常時動作するようにされていた。しか
し、記録すべき信号が各別の記録増幅回路で増幅
されて対応するヘツドに供給される構成の場合
に、対応するヘツドがテープに対接せず、従つて
対応するヘツドにより信号が記録されない期間に
も記録増幅回路を動作させるのは、消費電力の無
駄になる。そこで、記録すべき信号が各別の記録
増幅回路で増幅されて対応するヘツドに供給され
る構成の場合に、消費電力の節減をはかるため
に、対応するヘツドがテープに対接し、従つて対
応するヘツドにより信号が記録される期間にのみ
各々の記録増幅回路を動作させることが考えられ
る。そして、この場合の記録増幅回路や再生増幅
回路などに関連するヘツド切換装置としては、第
１図に示すような構成のものが考えられる。
即ち、ヘツド切換装置１０は、回転ヘツド１
Ａ，１Ｂに与えられる記録すべき信号を各別に増
幅する記録増幅回路１１Ａ，１１Ｂと、ヘツド１
Ａ，１Ｂにより再生された信号を各別に増幅する
再生増幅回路１２Ａ，１２Ｂと、この再生増幅回
路１２Ａ，１２Ｂにより増幅された信号を交互に
切換えて取り出すスイツチ１３とを有し、記録増
幅回路１１Ａ，１１Ｂにその動作を制御するスイ
ツチ１４Ａ，１４Ｂが設けられ、再生増幅回路１
２Ａ，１２Ｂにその動作を制御するスイツチ１５
Ａ，１５Ｂが設けられる。ヘツド切換装置１０は
１個の半導体集積回路として形成され、記録増幅
回路１１Ａ及び１１Ｂの入力側を外部の記録処理
回路２０に接続する端子P1、記録増幅回路１１
Ａの出力側と再生増幅回路１２Ａの入力側を回転
トランス２Ａを介してヘツド１Ａに接続する端子
P2A、記録増幅回路１１Ｂの出力側と再生増幅回
路１２Ｂの入力側を回転トランス２Ｂを介してヘ
ツド１Ｂに接続する端子P2B、スイツチ１３の出
力側を外部の再生処理回路３０に接続する端子
P3、外部で得られる記録と再生の切換信号RPが
与えられる端子P4及び外部で形成されるスイツ
チ１３の切換信号SWが与えられる端子P5のほか
に、外部で形成される制御信号RA，RBが与え
られる端子P6A，P6Bが設けられる。
Ａ，１Ｂに与えられる記録すべき信号を各別に増
幅する記録増幅回路１１Ａ，１１Ｂと、ヘツド１
Ａ，１Ｂにより再生された信号を各別に増幅する
再生増幅回路１２Ａ，１２Ｂと、この再生増幅回
路１２Ａ，１２Ｂにより増幅された信号を交互に
切換えて取り出すスイツチ１３とを有し、記録増
幅回路１１Ａ，１１Ｂにその動作を制御するスイ
ツチ１４Ａ，１４Ｂが設けられ、再生増幅回路１
２Ａ，１２Ｂにその動作を制御するスイツチ１５
Ａ，１５Ｂが設けられる。ヘツド切換装置１０は
１個の半導体集積回路として形成され、記録増幅
回路１１Ａ及び１１Ｂの入力側を外部の記録処理
回路２０に接続する端子P1、記録増幅回路１１
Ａの出力側と再生増幅回路１２Ａの入力側を回転
トランス２Ａを介してヘツド１Ａに接続する端子
P2A、記録増幅回路１１Ｂの出力側と再生増幅回
路１２Ｂの入力側を回転トランス２Ｂを介してヘ
ツド１Ｂに接続する端子P2B、スイツチ１３の出
力側を外部の再生処理回路３０に接続する端子
P3、外部で得られる記録と再生の切換信号RPが
与えられる端子P4及び外部で形成されるスイツ
チ１３の切換信号SWが与えられる端子P5のほか
に、外部で形成される制御信号RA，RBが与え
られる端子P6A，P6Bが設けられる。
記録と再生の切換信号RPは、記録時と再生時
でレベルが異なる信号で、例えば、記録時にハイ
レベルとされ、再生時にローレベルとされるもの
である。また、第３図の上段に示すように、ヘツ
ド１Ａ及び１Ｂの１回転内で、ヘツド１Ａがテー
プに対接し始める時点をt1、ヘツド１Ｂがテープ
より離脱する時点をt3、ヘツド１Ｂがテープに対
接し始める時点をt4、ヘツド１Ａがテープより離
脱する時点をt6とすると、スイツチ１３の切換信
号SWは、同図に示すように、ヘツド１Ａ，１Ｂ
の双方がテープに対接する期間の中央の時点でレ
ベルが変化する信号で、例えば、時点t1とt3の中
間の時点t2から時点t4とt6の中間の時点t5までの
期間でハイレベルとされ、時点t5からt2までの期
間でローレベルとされるもので、スイツチ１３
は、信号SWがハイレベルの期間では入力端Ａ側
に切換えられ、ローレベルの期間では入力端Ｂ側
に切換えられる。さらに、制御信号RA，RBは、
それぞれヘツド１Ａ，１Ｂがテープに対接する期
間と対接しない期間でレベルの異なる信号で、例
えば、制御信号RAは、時点t1からt6までの期間
でハイレベルとされ、時点t6からt1までの期間で
ローレベルとされるものであり、制御信号RB
は、時点t3からt4までの期間でローレベルとさ
れ、時点t4からt3までの期間でハイレベルとされ
るものである。
でレベルが異なる信号で、例えば、記録時にハイ
レベルとされ、再生時にローレベルとされるもの
である。また、第３図の上段に示すように、ヘツ
ド１Ａ及び１Ｂの１回転内で、ヘツド１Ａがテー
プに対接し始める時点をt1、ヘツド１Ｂがテープ
より離脱する時点をt3、ヘツド１Ｂがテープに対
接し始める時点をt4、ヘツド１Ａがテープより離
脱する時点をt6とすると、スイツチ１３の切換信
号SWは、同図に示すように、ヘツド１Ａ，１Ｂ
の双方がテープに対接する期間の中央の時点でレ
ベルが変化する信号で、例えば、時点t1とt3の中
間の時点t2から時点t4とt6の中間の時点t5までの
期間でハイレベルとされ、時点t5からt2までの期
間でローレベルとされるもので、スイツチ１３
は、信号SWがハイレベルの期間では入力端Ａ側
に切換えられ、ローレベルの期間では入力端Ｂ側
に切換えられる。さらに、制御信号RA，RBは、
それぞれヘツド１Ａ，１Ｂがテープに対接する期
間と対接しない期間でレベルの異なる信号で、例
えば、制御信号RAは、時点t1からt6までの期間
でハイレベルとされ、時点t6からt1までの期間で
ローレベルとされるものであり、制御信号RB
は、時点t3からt4までの期間でローレベルとさ
れ、時点t4からt3までの期間でハイレベルとされ
るものである。
そして、端子P4に与えられる記録と再生の切
換信号RPがアンドゲート回路１６Ａ及び１６Ｂ
に供給され、端子P6A，P6Bに与えられる制御信号
RA，RBがアンドゲート回路１６Ａ，１６Ｂに
供給され、アンドゲート回路１６Ａ，１６Ｂの出
力の信号が記録増幅回路１１Ａ，１１Ｂのスイツ
チ１４Ａ，１４Ｂに供給されて、アンドゲート回
路１６Ａ，１６Ｂの出力の信号がハイレベルのと
きにのみ、スイツチ１４Ａ，１４Ｂがオンになつ
て記録増幅回路１１Ａ，１１Ｂが動作するように
される。また、記録と再生の切換信号RPが再生
増幅回路１２Ａ，１２Ｂのスイツチ１５Ａ，１５
Ｂに供給されて、信号RPがローレベルのときに
のみ、スイツチ１５Ａ，１５Ｂがオンになつて再
生増幅回路１２Ａ，１２Ｂが動作するようにされ
る。
換信号RPがアンドゲート回路１６Ａ及び１６Ｂ
に供給され、端子P6A，P6Bに与えられる制御信号
RA，RBがアンドゲート回路１６Ａ，１６Ｂに
供給され、アンドゲート回路１６Ａ，１６Ｂの出
力の信号が記録増幅回路１１Ａ，１１Ｂのスイツ
チ１４Ａ，１４Ｂに供給されて、アンドゲート回
路１６Ａ，１６Ｂの出力の信号がハイレベルのと
きにのみ、スイツチ１４Ａ，１４Ｂがオンになつ
て記録増幅回路１１Ａ，１１Ｂが動作するように
される。また、記録と再生の切換信号RPが再生
増幅回路１２Ａ，１２Ｂのスイツチ１５Ａ，１５
Ｂに供給されて、信号RPがローレベルのときに
のみ、スイツチ１５Ａ，１５Ｂがオンになつて再
生増幅回路１２Ａ，１２Ｂが動作するようにされ
る。
従つて、記録時には、信号RPがハイレベルに
なつて、制御信号RA，RBがそのままアンドゲ
ート回路１６Ａ，１６Ｂの出力に得られることか
ら、ヘツド１Ａがテープに対接する時点t1からt6
までの期間にのみ、スイツチ１４Ａがオンになつ
て記録増幅回路１１Ａが動作し、ヘツド１Ｂがテ
ープに対接する時点t4からt3までの期間にのみ、
スイツチ１４Ｂがオンになつて記録増幅回路１１
Ｂが動作する。勿論、再生増幅回路１２Ａ及び１
２Ｂは動作しない。再生時には、信号RPがロー
レベルになるので、記録増幅回路１１Ａ及び１１
Ｂが動作しないとともに、再生増幅回路１２Ａ及
び１２Ｂが常時動作する。
なつて、制御信号RA，RBがそのままアンドゲ
ート回路１６Ａ，１６Ｂの出力に得られることか
ら、ヘツド１Ａがテープに対接する時点t1からt6
までの期間にのみ、スイツチ１４Ａがオンになつ
て記録増幅回路１１Ａが動作し、ヘツド１Ｂがテ
ープに対接する時点t4からt3までの期間にのみ、
スイツチ１４Ｂがオンになつて記録増幅回路１１
Ｂが動作する。勿論、再生増幅回路１２Ａ及び１
２Ｂは動作しない。再生時には、信号RPがロー
レベルになるので、記録増幅回路１１Ａ及び１１
Ｂが動作しないとともに、再生増幅回路１２Ａ及
び１２Ｂが常時動作する。
ところが、この場合、記録増幅回路１１Ａ，１
１Ｂを制御するために、それぞれヘツド１Ａ，１
Ｂがテープに対接する期間と対接しない期間でレ
ベルの異なる２つの制御信号RA，RBをヘツド
切換装置１０の外部で独自に形成して、ヘツド切
換装置１０に供給するものであるから、外部の制
御回路ないしサーボ回路の構成が複雑になるとと
もに、ヘツド切換装置１０を半導体集積回路とし
て形成した場合にこの２つの制御信号RA，RB
のために２個の端子P6A，P6Bを付加しなければな
らない不都合がある。
１Ｂを制御するために、それぞれヘツド１Ａ，１
Ｂがテープに対接する期間と対接しない期間でレ
ベルの異なる２つの制御信号RA，RBをヘツド
切換装置１０の外部で独自に形成して、ヘツド切
換装置１０に供給するものであるから、外部の制
御回路ないしサーボ回路の構成が複雑になるとと
もに、ヘツド切換装置１０を半導体集積回路とし
て形成した場合にこの２つの制御信号RA，RB
のために２個の端子P6A，P6Bを付加しなければな
らない不都合がある。
考案の目的
本考案は、この点に鑑み、２個の記録増幅回路
を制御するために外部で１つの信号を形成すれば
よいようにして、外部の制御回路ないしサーボ回
路に負担がかからないようにするとともに、ヘツ
ド切換装置を半導体集積回路として形成した場合
に１個の端子を付加するだけでよいようにしたも
のである。
を制御するために外部で１つの信号を形成すれば
よいようにして、外部の制御回路ないしサーボ回
路に負担がかからないようにするとともに、ヘツ
ド切換装置を半導体集積回路として形成した場合
に１個の端子を付加するだけでよいようにしたも
のである。
考案の概要
再生時に各々の再生増幅回路により増幅された
信号を交互に切換えて取り出すスイツチの切換信
号である。２個の回転ヘツドの双方がテープに対
接する期間の中央の時点でレベルが変化する信号
は、磁気記録再生機には不可欠のもので、しかも
記録時にも得られるものである。
信号を交互に切換えて取り出すスイツチの切換信
号である。２個の回転ヘツドの双方がテープに対
接する期間の中央の時点でレベルが変化する信号
は、磁気記録再生機には不可欠のもので、しかも
記録時にも得られるものである。
本考案は、この点に着目して、２個の回転ヘツ
ドの双方がテープに対接する期間と一方のみがテ
ープに対接する期間でレベルの異なる信号を外部
で形成して、ヘツド切換装置に供給し、ヘツド切
換装置の内部において、この信号と上記のスイツ
チの切換信号とから、２個の記録増幅回路を制御
するための２つの制御信号を形成するようにした
ものである。
ドの双方がテープに対接する期間と一方のみがテ
ープに対接する期間でレベルの異なる信号を外部
で形成して、ヘツド切換装置に供給し、ヘツド切
換装置の内部において、この信号と上記のスイツ
チの切換信号とから、２個の記録増幅回路を制御
するための２つの制御信号を形成するようにした
ものである。
実施例
第２図は本考案のヘツド切換装置の一例を外部
の回路の一例とともに示すもので、ヘツド切換装
置１０は、記録増幅回路１１Ａ，１１Ｂと、再生
増幅回路１２Ａ，１２Ｂと、スイツチ１３と、ア
ンドゲート回路１６Ａ，１６Ｂと、制御信号形成
回路１７とからなり、記録増幅回路１１Ａ，１１
Ｂにスイツチ１４Ａ，１４Ｂが設けられ、再生増
幅回路１２Ａ，１２Ｂにスイツチ１５Ａ，１５Ｂ
が設けられる。ヘツド切換装置１０は１個の半導
体集積回路として形成され、第１図で説明した端
子P1，P2A，P2B，P3，P4及びP5のほかに端子P6
が設けられ、この端子P6に外部で形成される信
号ORが与えられる。信号ORは、ヘツド１Ａ，
１Ｂの双方がテープに対接する期間と一方のみが
テープに対接する期間でレベルの異なる信号で、
例えば第３図に示すように、時点t1からt3までの
期間及びt4からt6までの期間でハイレベルとさ
れ、時点t3からt4までの期間及びt6からt1までの
期間でローレベルとされるものである。
の回路の一例とともに示すもので、ヘツド切換装
置１０は、記録増幅回路１１Ａ，１１Ｂと、再生
増幅回路１２Ａ，１２Ｂと、スイツチ１３と、ア
ンドゲート回路１６Ａ，１６Ｂと、制御信号形成
回路１７とからなり、記録増幅回路１１Ａ，１１
Ｂにスイツチ１４Ａ，１４Ｂが設けられ、再生増
幅回路１２Ａ，１２Ｂにスイツチ１５Ａ，１５Ｂ
が設けられる。ヘツド切換装置１０は１個の半導
体集積回路として形成され、第１図で説明した端
子P1，P2A，P2B，P3，P4及びP5のほかに端子P6
が設けられ、この端子P6に外部で形成される信
号ORが与えられる。信号ORは、ヘツド１Ａ，
１Ｂの双方がテープに対接する期間と一方のみが
テープに対接する期間でレベルの異なる信号で、
例えば第３図に示すように、時点t1からt3までの
期間及びt4からt6までの期間でハイレベルとさ
れ、時点t3からt4までの期間及びt6からt1までの
期間でローレベルとされるものである。
そして、ヘツド切換装置１０の制御信号形成回
路１７において、この端子P6に与えられる信号
ORと、端子P5に与えられるスイツチ１３の切換
信号SWとから、それぞれヘツド１Ａ，１Ｂがテ
ープに対接する期間と対接しない期間でレベルの
異なる制御信号RA，RBが形成される。即ち、
信号ORがオアゲート回路１８Ａ及び１８Ｂに供
給され、切換信号SWがオアゲート回路１８Ａに
供給され、切換信号SWが極性反転回路１９に供
給されて得られる信号がオアゲート回路１８
Ｂに供給されて、第３図より明らかなように、オ
アゲート回路１８Ａより制御信号RAが、オアゲ
ート回路１８Ｂより制御信号RBが、それぞれ得
られる。そして、この制御信号形成回路１７より
得られる制御信号RA，RBがアンドゲート回路
１６Ａ，１６Ｂに供給される。
路１７において、この端子P6に与えられる信号
ORと、端子P5に与えられるスイツチ１３の切換
信号SWとから、それぞれヘツド１Ａ，１Ｂがテ
ープに対接する期間と対接しない期間でレベルの
異なる制御信号RA，RBが形成される。即ち、
信号ORがオアゲート回路１８Ａ及び１８Ｂに供
給され、切換信号SWがオアゲート回路１８Ａに
供給され、切換信号SWが極性反転回路１９に供
給されて得られる信号がオアゲート回路１８
Ｂに供給されて、第３図より明らかなように、オ
アゲート回路１８Ａより制御信号RAが、オアゲ
ート回路１８Ｂより制御信号RBが、それぞれ得
られる。そして、この制御信号形成回路１７より
得られる制御信号RA，RBがアンドゲート回路
１６Ａ，１６Ｂに供給される。
なお、切換信号SWと信号ORは、一例として
次のようにして形成される。
次のようにして形成される。
即ち、回転ヘツド１Ａ及び１Ｂの回転軸に取り
付けられた周波数発電機４１より得られる、第４
図に示すようにヘツド１Ａ，１Ｂの１回転につき
2n個のパルスの信号FGがカウンタ４２のクロツ
ク端子Ｃに供給され、回転ヘツド１Ａ及び１Ｂの
回転機構に関連して設けられたパルス発生器４３
より得られる。同図に示すようにヘツド１Ａがテ
ープに対接し始める時点t1とヘツド１Ｂがテープ
より離脱する時点t3の中間の時点t2で立ち下が
る、ヘツド１Ａ，１Ｂの１回転につき１個のパル
スの信号PGがカウンタ４２のリセツト端子Ｒに
供給されて、時点t2においてカウンタ４２がリセ
ツトされてその出力の信号がハイレベルにされる
とともに、これよりカウンタ４２が信号FGのパ
ルスをｎ個カウントしてそのｎ個目のパルスの立
ち下がりになると、カウンタ４２の出力の信号が
ローレベルにされて、カウンタ４２の出力の信号
として記録時及び再生時に上述の切換信号SWが
得られる。
付けられた周波数発電機４１より得られる、第４
図に示すようにヘツド１Ａ，１Ｂの１回転につき
2n個のパルスの信号FGがカウンタ４２のクロツ
ク端子Ｃに供給され、回転ヘツド１Ａ及び１Ｂの
回転機構に関連して設けられたパルス発生器４３
より得られる。同図に示すようにヘツド１Ａがテ
ープに対接し始める時点t1とヘツド１Ｂがテープ
より離脱する時点t3の中間の時点t2で立ち下が
る、ヘツド１Ａ，１Ｂの１回転につき１個のパル
スの信号PGがカウンタ４２のリセツト端子Ｒに
供給されて、時点t2においてカウンタ４２がリセ
ツトされてその出力の信号がハイレベルにされる
とともに、これよりカウンタ４２が信号FGのパ
ルスをｎ個カウントしてそのｎ個目のパルスの立
ち下がりになると、カウンタ４２の出力の信号が
ローレベルにされて、カウンタ４２の出力の信号
として記録時及び再生時に上述の切換信号SWが
得られる。
また、記録時に、端子４４に得られる垂直同期
信号VSが同期発振器４５に供給されて、第４図
に示すように垂直同期信号VSの1/2の周波数で、
立ち上がりないし立ち下がりが垂直同期信号VS
の後縁に一致する。デユーテイーが50％の信号
OSが得られ、この信号OSが基準信号としてサー
ボ回路４６に供給されるとともに、パルス発生器
４３より得られる信号PGが比較信号としてサー
ボ回路４６に供給されて、同図に示すように信号
PGの立ち下がりが信号OSの立ち下がりに対して
時点t2からt3までの時間Ｔだけ手前になるよう
に、従つて信号OSの立ち下がりがヘツド１Ｂが
テープより離脱する時点t3になるように、回転ヘ
ツド１Ａ，１Ｂの回転位相が制御される。
信号VSが同期発振器４５に供給されて、第４図
に示すように垂直同期信号VSの1/2の周波数で、
立ち上がりないし立ち下がりが垂直同期信号VS
の後縁に一致する。デユーテイーが50％の信号
OSが得られ、この信号OSが基準信号としてサー
ボ回路４６に供給されるとともに、パルス発生器
４３より得られる信号PGが比較信号としてサー
ボ回路４６に供給されて、同図に示すように信号
PGの立ち下がりが信号OSの立ち下がりに対して
時点t2からt3までの時間Ｔだけ手前になるよう
に、従つて信号OSの立ち下がりがヘツド１Ｂが
テープより離脱する時点t3になるように、回転ヘ
ツド１Ａ，１Ｂの回転位相が制御される。
そして、発振器４７より得られる、ヘツド１
Ａ，１Ｂの回転数に比べて充分に高い周波数のパ
ルスCLがカウンタ４８のクロツク端子Ｃに供給
され、同期発振器４５より得られる、立ち下がり
がヘツド１Ｂがテープより離脱する時点t3にされ
た信号OSがカウンタ４８のリセツト端子Ｒに供
給されて、時点t3においてカウンタ４８がリセツ
トされてその出力の信号がローレベルにされると
ともに、これよりカウンタ４８がパルスCLを所
定のｈ個カウントするとカウンタ４８の出力の信
号がハイレベルにされ、さらに時点t3よりカウン
タ４８がパルスCLを所定のｊ個カウントすると
カウンタ４８の信号がローレベルにされ、さらに
時点t3よりカウンタ４８がパルスCLを所定のｋ
個カウントするとカウンタ４８の出力の信号がハ
イレベルにされて、カウンタ４８の出力の信号と
して記録時に上述の信号ORが得られる。
Ａ，１Ｂの回転数に比べて充分に高い周波数のパ
ルスCLがカウンタ４８のクロツク端子Ｃに供給
され、同期発振器４５より得られる、立ち下がり
がヘツド１Ｂがテープより離脱する時点t3にされ
た信号OSがカウンタ４８のリセツト端子Ｒに供
給されて、時点t3においてカウンタ４８がリセツ
トされてその出力の信号がローレベルにされると
ともに、これよりカウンタ４８がパルスCLを所
定のｈ個カウントするとカウンタ４８の出力の信
号がハイレベルにされ、さらに時点t3よりカウン
タ４８がパルスCLを所定のｊ個カウントすると
カウンタ４８の信号がローレベルにされ、さらに
時点t3よりカウンタ４８がパルスCLを所定のｋ
個カウントするとカウンタ４８の出力の信号がハ
イレベルにされて、カウンタ４８の出力の信号と
して記録時に上述の信号ORが得られる。
考案の効果
本考案によれば、ヘツド切換装置１０を、回転
ヘツド１Ａ，１Ｂに与えられる記録すべき信号を
各別に増幅する記録増幅回路１１Ａ，１１Ｂと、
ヘツド１Ａ，１Ｂにより再生された信号を各別に
増幅する再生増幅回路１２Ａ，１２Ｂと、再生増
幅回路１２Ａ，１２Ｂにより増幅された信号を交
互に切換えて取り出すスイツチ１３と、制御信号
形成回路１７とで構成し、制御信号形成回路１７
において、外部より与えられる、ヘツド１Ａ，１
Ｂの双方がテープに対接する期間の中央の時点で
レベルが変化する、もともと必要なスイツチ１３
の切換信号SWと、ヘツド１Ａ，１Ｂの双方がテ
ープに対接する期間と一方のみがテープに対接す
る期間でレベルの異なる信号ORとから、それぞ
れヘツド１Ａ，１Ｂがテープに対接する期間と対
接しない期間でレベルの異なる制御信号RA，
RBを形成して、この制御信号RA，RBにより記
録増幅回路１１Ａ，１１Ｂをそれぞれ１Ａ，１Ｂ
がテープに対接する期間でのみ動作させるように
して、２個の記録増幅回路１１Ａ，１１Ｂを制御
するために１つの信号ORのみを外部で独自に形
成すればよいようにしたので、外部の制御回路な
いしサーボ回路に負担がかからなくなるととも
に、ヘツド切換装置１０を半導体集積回路として
形成した場合に１個の端子P6を付加するだけで
よい。
ヘツド１Ａ，１Ｂに与えられる記録すべき信号を
各別に増幅する記録増幅回路１１Ａ，１１Ｂと、
ヘツド１Ａ，１Ｂにより再生された信号を各別に
増幅する再生増幅回路１２Ａ，１２Ｂと、再生増
幅回路１２Ａ，１２Ｂにより増幅された信号を交
互に切換えて取り出すスイツチ１３と、制御信号
形成回路１７とで構成し、制御信号形成回路１７
において、外部より与えられる、ヘツド１Ａ，１
Ｂの双方がテープに対接する期間の中央の時点で
レベルが変化する、もともと必要なスイツチ１３
の切換信号SWと、ヘツド１Ａ，１Ｂの双方がテ
ープに対接する期間と一方のみがテープに対接す
る期間でレベルの異なる信号ORとから、それぞ
れヘツド１Ａ，１Ｂがテープに対接する期間と対
接しない期間でレベルの異なる制御信号RA，
RBを形成して、この制御信号RA，RBにより記
録増幅回路１１Ａ，１１Ｂをそれぞれ１Ａ，１Ｂ
がテープに対接する期間でのみ動作させるように
して、２個の記録増幅回路１１Ａ，１１Ｂを制御
するために１つの信号ORのみを外部で独自に形
成すればよいようにしたので、外部の制御回路な
いしサーボ回路に負担がかからなくなるととも
に、ヘツド切換装置１０を半導体集積回路として
形成した場合に１個の端子P6を付加するだけで
よい。
第１図は考えられるヘツド切換装置の一例を示
す接続図、第２図は本考案のヘツド切換装置の一
例を外部の回路の一例とともに示す接続図、第３
図及び第４図はそれぞれの各部の信号の態様を示
す波形図である。 図中、１Ａ，１Ｂは回転ヘツド、１０はヘツド
切換装置、１１Ａ，１１Ｂは記録増幅回路、１２
Ａ，１２Ｂは再生増幅回路、１３はスイツチ、１
７は制御信号形成回路である。
す接続図、第２図は本考案のヘツド切換装置の一
例を外部の回路の一例とともに示す接続図、第３
図及び第４図はそれぞれの各部の信号の態様を示
す波形図である。 図中、１Ａ，１Ｂは回転ヘツド、１０はヘツド
切換装置、１１Ａ，１１Ｂは記録増幅回路、１２
Ａ，１２Ｂは再生増幅回路、１３はスイツチ、１
７は制御信号形成回路である。
Claims (1)
- 互いに180゜の角間隔で取り付けられるとともに
それぞれが半回転の期間より若干長い期間にわた
つてテープに対接する第１、第２の回転磁気ヘツ
ドに与えられる記録すべき信号を各別に増幅する
第１、第２の記録増幅回路と、上記第１、第２の
回転磁気ヘツドにより再生された信号を各別に増
幅する第１、第２の再生増幅回路と、この第１、
第２の再生増幅回路により増幅された信号を交互
に切換えて取り出すスイツチと、制御信号形成回
路とからなり、上記制御信号形成回路は、外部よ
り与えられる、上記第１、第２の回転磁気ヘツド
の双方がテープに対接する期間の中央の時点でレ
ベルが変化する、上記スイツチの切換信号と、上
記第１、第２の回転磁気ヘツドの双方がテープに
対接する期間と一方のみがテープに対接する期間
でレベルの異なる信号とから、それぞれ上記第
１、第２の回転磁気ヘツドがテープに対接する期
間と対接しない期間でレベルの異なる第１、第２
の制御信号を形成するようにされ、この第１、第
２の制御信号がそれぞれ上記第１、第２の記録増
幅回路に供給されて、上記第１、第２の記録増幅
回路がそれぞれ上記第１、第２の回転磁気ヘツド
がテープに対接する期間でのみ動作するようにさ
れた、磁気記録再生機のヘツド切換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19854182U JPS59107707U (ja) | 1982-12-30 | 1982-12-30 | 磁気記録再生機のヘツド切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19854182U JPS59107707U (ja) | 1982-12-30 | 1982-12-30 | 磁気記録再生機のヘツド切換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59107707U JPS59107707U (ja) | 1984-07-20 |
| JPH0313879Y2 true JPH0313879Y2 (ja) | 1991-03-28 |
Family
ID=30424106
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19854182U Granted JPS59107707U (ja) | 1982-12-30 | 1982-12-30 | 磁気記録再生機のヘツド切換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59107707U (ja) |
-
1982
- 1982-12-30 JP JP19854182U patent/JPS59107707U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59107707U (ja) | 1984-07-20 |
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