JPH0697526B2 - ビデオテ−プレコ−ダ - Google Patents
ビデオテ−プレコ−ダInfo
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- JPH0697526B2 JPH0697526B2 JP60080583A JP8058385A JPH0697526B2 JP H0697526 B2 JPH0697526 B2 JP H0697526B2 JP 60080583 A JP60080583 A JP 60080583A JP 8058385 A JP8058385 A JP 8058385A JP H0697526 B2 JPH0697526 B2 JP H0697526B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- control signal
- reproduction
- magnetic
- recording
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、等間隔に4つのビデオヘッドが設けられたヘ
ッドシリンダに対し磁気テープを270゜巻き付けること
により、2つのビデオヘッドが設けられたヘッドシリン
ダに対し磁気テープを180゜巻き付け、その2個のビデ
オヘッドを交互に使用するビデオテープレコーダと同じ
トラックパターンを実現するビデオテープレコーダに関
するものである。
ッドシリンダに対し磁気テープを270゜巻き付けること
により、2つのビデオヘッドが設けられたヘッドシリン
ダに対し磁気テープを180゜巻き付け、その2個のビデ
オヘッドを交互に使用するビデオテープレコーダと同じ
トラックパターンを実現するビデオテープレコーダに関
するものである。
従来の技術 近年、家庭用ビデオテープレコーダは小型化が進んでお
り、回転ヘッドシリンダの径を小さくし、従来のシリン
ダ径のものと同じトラックパターンを実現できるように
なっている。
り、回転ヘッドシリンダの径を小さくし、従来のシリン
ダ径のものと同じトラックパターンを実現できるように
なっている。
以上図面を参照しながら従来の小型シリンダによるビデ
オテープレコーダについて説明する。
オテープレコーダについて説明する。
第3図は従来の小型シリンダによるヘッドシリンダとテ
ープのトラックパターンを示し、第4図はこの時の各々
のヘッドを切換えるための信号を示す図である。第3図
(イ)において、小型シリンダの場合、テープ2はシリ
ンダ1に270゜ら旋状に巻き付けられており、4個のビ
デオヘッドR,L,R′,L′は90゜づつずれた位置にR,L,
R′,L′の順番で配置されている。なおヘッドRとR′,
LとL′は同一のアジマス角を有し、ヘッドRとLは異
なるアジマス角を有する。この4つのヘッドのうちテー
プに接しているヘッドを順次選択的に使用してテープに
記録していくため、テープのトラックパターンは第3図
(ロ)に示すようにR,L,R′,L′の順に記録されてい
る。第3図(ロ)のR,L,R′,L′はそれぞれビデオヘッ
ドR,L,R′,L′により記録された記録トラックを示す。
第4図は、前記4つのヘッドのうち、各位相で今、どの
ヘッドを使用するかを指示する信号で、この信号A,B,C,
Dのハイレベル期間それぞれヘッドR,L,R′,L′を選択
し、各アジマスに対応したヘッドを使用できるようにす
る。すなわち、前記A,B,C,Dの信号は、例えばヘッドR
の回転位相を示す信号Gを回転位相検出装置3で作成
し、この信号Gを4分割することにより作成される。ま
た、再生時には回転位相検出装置3よりの信号Gに位相
同期して前記A,B,C,D信号と同様の切換信号を作成し、
この切換信号により、ヘッドR,L,R′,L′の各出力を選
択的に取り出すことにより連続した映像信号を得る。
ープのトラックパターンを示し、第4図はこの時の各々
のヘッドを切換えるための信号を示す図である。第3図
(イ)において、小型シリンダの場合、テープ2はシリ
ンダ1に270゜ら旋状に巻き付けられており、4個のビ
デオヘッドR,L,R′,L′は90゜づつずれた位置にR,L,
R′,L′の順番で配置されている。なおヘッドRとR′,
LとL′は同一のアジマス角を有し、ヘッドRとLは異
なるアジマス角を有する。この4つのヘッドのうちテー
プに接しているヘッドを順次選択的に使用してテープに
記録していくため、テープのトラックパターンは第3図
(ロ)に示すようにR,L,R′,L′の順に記録されてい
る。第3図(ロ)のR,L,R′,L′はそれぞれビデオヘッ
ドR,L,R′,L′により記録された記録トラックを示す。
第4図は、前記4つのヘッドのうち、各位相で今、どの
ヘッドを使用するかを指示する信号で、この信号A,B,C,
Dのハイレベル期間それぞれヘッドR,L,R′,L′を選択
し、各アジマスに対応したヘッドを使用できるようにす
る。すなわち、前記A,B,C,Dの信号は、例えばヘッドR
の回転位相を示す信号Gを回転位相検出装置3で作成
し、この信号Gを4分割することにより作成される。ま
た、再生時には回転位相検出装置3よりの信号Gに位相
同期して前記A,B,C,D信号と同様の切換信号を作成し、
この切換信号により、ヘッドR,L,R′,L′の各出力を選
択的に取り出すことにより連続した映像信号を得る。
第4図において、Fは記録時、AとCのヘッド選択用信
号に同期して、再生時のサーボ用に記録するコントロー
ル信号で、再生時にはこの再生コントロール信号によ
り、記録トラックのアジマスに対応したアジマスのヘッ
ドがその記録トラックを走査するようにしてある。
号に同期して、再生時のサーボ用に記録するコントロー
ル信号で、再生時にはこの再生コントロール信号によ
り、記録トラックのアジマスに対応したアジマスのヘッ
ドがその記録トラックを走査するようにしてある。
このようにして2つのヘッドで記録した時と同じように
RアジマスとLアジマスを交互に記録するテープのトラ
ックパターンが実現できている。
RアジマスとLアジマスを交互に記録するテープのトラ
ックパターンが実現できている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の構成だけでは、再生時Rアジマス
のトラックとLアジマスのトラックは、コントロール信
号によって判別できるが、Rヘッドでかいたトラックと
R′ヘッドで書いたトラックは、パターン上全く同一で
あるため判別できない。記録されたトラックから信号を
取り出し、再生する場合、再生信号のみを考えれば、ト
ラックRとR′は同じアジマスであるのでさしさわりは
ないが、Rヘッドで記録したトラクをR′ヘッドで再生
した場合、記録時と再生時でヘッドシリンダの回転位相
が180゜反転する。ヘッドシリンダの回転位相が記録再
生で同じ場合はヘッドシリンダが回転時にもっている固
有の振動、回転ムラが打消されるが、回転位相が180゜
ずれた場合、ヘッドシリンダ固有の振動、回転ムラは、
より大きく強調されて出てくるという問題点を有してい
た。
のトラックとLアジマスのトラックは、コントロール信
号によって判別できるが、Rヘッドでかいたトラックと
R′ヘッドで書いたトラックは、パターン上全く同一で
あるため判別できない。記録されたトラックから信号を
取り出し、再生する場合、再生信号のみを考えれば、ト
ラックRとR′は同じアジマスであるのでさしさわりは
ないが、Rヘッドで記録したトラクをR′ヘッドで再生
した場合、記録時と再生時でヘッドシリンダの回転位相
が180゜反転する。ヘッドシリンダの回転位相が記録再
生で同じ場合はヘッドシリンダが回転時にもっている固
有の振動、回転ムラが打消されるが、回転位相が180゜
ずれた場合、ヘッドシリンダ固有の振動、回転ムラは、
より大きく強調されて出てくるという問題点を有してい
た。
本発明は上記問題点に鑑み、記録時と同一のヘッドが再
生時にくるようにし、ヘッドシリンダの振動、回転ムラ
を打ち消すことができるビデオテープレコーダを提供す
るものである。
生時にくるようにし、ヘッドシリンダの振動、回転ムラ
を打ち消すことができるビデオテープレコーダを提供す
るものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のビデオテープレコ
ーダは、テープ上に映像信号と同時に記録されているR
アジマス,Lアジマス判別用のコントロール信号の記録デ
ューティを、ヘッドシリンダ回転の180゜おきに変えて
記録し、再生時に再生コントロール信号の立上りパルス
でトラッキング制御を行い、立下りパルスを分け、ヘッ
ドシリンダの回転位相に対し、テープの位相が今どの位
置にあるかを判別する手段と、記録トラックに対し、再
生時のヘッド位相が異なる場合に、記録位相と同じ位相
にする手段を備えたものである。
ーダは、テープ上に映像信号と同時に記録されているR
アジマス,Lアジマス判別用のコントロール信号の記録デ
ューティを、ヘッドシリンダ回転の180゜おきに変えて
記録し、再生時に再生コントロール信号の立上りパルス
でトラッキング制御を行い、立下りパルスを分け、ヘッ
ドシリンダの回転位相に対し、テープの位相が今どの位
置にあるかを判別する手段と、記録トラックに対し、再
生時のヘッド位相が異なる場合に、記録位相と同じ位相
にする手段を備えたものである。
作用 本発明は、上記した構成によって、記録した時のヘッド
がRヘッドであれば、再生時にはRヘッドが必ず走り、
R′のヘッドで再生することがないようにし、常時、記
録時と全く同じ回転位相でヘッドシリンダを回転させる
ことができ、その結果ヘッドシリンダの持っている固有
の振動、回転ムラを打ち消す事ができるものである。
がRヘッドであれば、再生時にはRヘッドが必ず走り、
R′のヘッドで再生することがないようにし、常時、記
録時と全く同じ回転位相でヘッドシリンダを回転させる
ことができ、その結果ヘッドシリンダの持っている固有
の振動、回転ムラを打ち消す事ができるものである。
実施例 以下、本発明の実施例のビデオテープレコーダについて
図面を参照しながら説明する。第1図において、11は端
子24に印加される記録コントローラ信号51の増巾器で、
12は微分回路、13は前記微分回路12により微分された波
形の立上り信号のみの反転増巾器、14は前記反転増巾器
13の出力信号でリセットされて充電をくり返すモノマル
チを構成するコンパレータ、23は入力端子25と26の入力
信号63,64が共にハイレベルの時とそうでない時とでコ
ンパレータ14の基準電圧を切換える事により、コンパレ
ータ14で構成するモノマルチの遅延量、即ちデューティ
を切換えている。15はコンパレータ14の出力信号54をコ
ントロールヘッド16によりテープに記録するための増巾
器である。17は再生時、前記コントロール信号を再生し
た後の増巾器、18は再生コントロール信号57の増巾波形
のうち立上り側の信号の波形整形増巾器、19は立下り側
の信号の波形整形増巾器、20は波形整形増巾器19の立下
り側整形出力59がクロック入力端子CKに印加され、端子
27に印加されるL′ヘッド用のヘッド切換信号60がD入
力端子に印加されたDタイプフリップフロップ、21は前
記Dタイプフリップフロップ20のQ出力の反転増巾器、
22は前記再生コントロール信号の立上り側パルスを基準
にして、テープとヘッドとの相対位相を制御するための
従来公知のトラッキング制御回路である。すなわち、ヘ
ッドシリンダの回転位相を示す信号Gと再生コントロー
ル信号Eとの位相が一致するようテープを制御する。
図面を参照しながら説明する。第1図において、11は端
子24に印加される記録コントローラ信号51の増巾器で、
12は微分回路、13は前記微分回路12により微分された波
形の立上り信号のみの反転増巾器、14は前記反転増巾器
13の出力信号でリセットされて充電をくり返すモノマル
チを構成するコンパレータ、23は入力端子25と26の入力
信号63,64が共にハイレベルの時とそうでない時とでコ
ンパレータ14の基準電圧を切換える事により、コンパレ
ータ14で構成するモノマルチの遅延量、即ちデューティ
を切換えている。15はコンパレータ14の出力信号54をコ
ントロールヘッド16によりテープに記録するための増巾
器である。17は再生時、前記コントロール信号を再生し
た後の増巾器、18は再生コントロール信号57の増巾波形
のうち立上り側の信号の波形整形増巾器、19は立下り側
の信号の波形整形増巾器、20は波形整形増巾器19の立下
り側整形出力59がクロック入力端子CKに印加され、端子
27に印加されるL′ヘッド用のヘッド切換信号60がD入
力端子に印加されたDタイプフリップフロップ、21は前
記Dタイプフリップフロップ20のQ出力の反転増巾器、
22は前記再生コントロール信号の立上り側パルスを基準
にして、テープとヘッドとの相対位相を制御するための
従来公知のトラッキング制御回路である。すなわち、ヘ
ッドシリンダの回転位相を示す信号Gと再生コントロー
ル信号Eとの位相が一致するようテープを制御する。
上記のような回路により構成されたヘッド判別回路につ
いて、以下、第1図,第2図を参照しながらその動作を
説明する。第2図は第1図の構成で動作した場合のタイ
ミング図である。
いて、以下、第1図,第2図を参照しながらその動作を
説明する。第2図は第1図の構成で動作した場合のタイ
ミング図である。
まず、本来コントロール信号の記録波形は第2図の51の
ようになっており、Rアジマスヘッド(Rヘッド及び
R′ヘッド)が記録を開始する部分で前記コントロール
信号が立上るよう記録する。前記コントロール信号は立
上り部分を再生時のテープ送り位相制御に使用するた
め、立上り部分の位相を変えないように微分回路12で微
分して第2図の52の波形を得る。一方、RとLのヘッド
で記録した部分と、R′とL′のヘッドで記録した部分
とを区別するため、RとLのヘッドを使用するためのヘ
ッド切換信号63,64をORゲート23で一緒にし、第2図の6
2の如くRヘッド及びLヘッドの使用期間中はハイレベ
ル、R′ヘッド及びL′ヘッドの使用期間中はローレベ
ルの信号波形を得てコンパレータ14の基準電圧を変化さ
せる。即ち、使用されるヘッドがRまたはLのヘッドで
ある場合とR′またはL′の場合とでコンパレータ14の
基準を変えている。コンパレータ14は前記信号62の基準
に対し、反転増巾器13によって第2図の52の波形でリセ
ットされながら充電する第2図の53の波形とのコンパレ
ータで、モノマルチの動作をし、出力54を出す。出力54
の波形は記録増巾器15により、第2図の55の波形でテー
プに記録する。即ち、前記コントロール信号の記録波形
は、Rヘッドで記録した部分か、R′ヘッドによる部分
かによって、立上りから立下りまでの巾を変えて記録し
ている。
ようになっており、Rアジマスヘッド(Rヘッド及び
R′ヘッド)が記録を開始する部分で前記コントロール
信号が立上るよう記録する。前記コントロール信号は立
上り部分を再生時のテープ送り位相制御に使用するた
め、立上り部分の位相を変えないように微分回路12で微
分して第2図の52の波形を得る。一方、RとLのヘッド
で記録した部分と、R′とL′のヘッドで記録した部分
とを区別するため、RとLのヘッドを使用するためのヘ
ッド切換信号63,64をORゲート23で一緒にし、第2図の6
2の如くRヘッド及びLヘッドの使用期間中はハイレベ
ル、R′ヘッド及びL′ヘッドの使用期間中はローレベ
ルの信号波形を得てコンパレータ14の基準電圧を変化さ
せる。即ち、使用されるヘッドがRまたはLのヘッドで
ある場合とR′またはL′の場合とでコンパレータ14の
基準を変えている。コンパレータ14は前記信号62の基準
に対し、反転増巾器13によって第2図の52の波形でリセ
ットされながら充電する第2図の53の波形とのコンパレ
ータで、モノマルチの動作をし、出力54を出す。出力54
の波形は記録増巾器15により、第2図の55の波形でテー
プに記録する。即ち、前記コントロール信号の記録波形
は、Rヘッドで記録した部分か、R′ヘッドによる部分
かによって、立上りから立下りまでの巾を変えて記録し
ている。
次に、再生時、再生したコントロール信号を増巾器17で
増巾し、第2図の57の波形を得る。これを増巾器18,19
により、それぞれ上側,下側の信号58,59を得る。信号5
8はテープを駆動し、テープ走行位相を制御するトラッ
キング制御回路22に入る。一方、信号59はL′ヘッド用
ヘッド切換信号60と共にDタイプフリップフロップ20に
入力さける。L′ヘッド用ヘッド切換信号60は記録時に
は第2図の55の波形のLow側区間に入るため、再生時に
は第2図の59のパルスは第2図の60の波形のHigh区間に
はない。そのため、第2図の60の波形のHigh区間に第2
図の59のパルスがなければ、反転増巾器21は出力端子が
Lowとならないため、制御回路22に影響を与えない。し
かし、Rで記録したトラックをR′のヘッドが再生した
場合は、L′のヘッド用ヘッド切換信号60は第2図の6
0′の位相にきてしまう。この時は、前記コントロール
信号の記録信号デューティを変えているため、再生時、
第2図の60′の信号のHigh区間と第2図の59のパルスと
は重なってしまい、D−タイプフリツプフロツプ20のQ
出力は第2図の61′のようにHighを出力する。
増巾し、第2図の57の波形を得る。これを増巾器18,19
により、それぞれ上側,下側の信号58,59を得る。信号5
8はテープを駆動し、テープ走行位相を制御するトラッ
キング制御回路22に入る。一方、信号59はL′ヘッド用
ヘッド切換信号60と共にDタイプフリップフロップ20に
入力さける。L′ヘッド用ヘッド切換信号60は記録時に
は第2図の55の波形のLow側区間に入るため、再生時に
は第2図の59のパルスは第2図の60の波形のHigh区間に
はない。そのため、第2図の60の波形のHigh区間に第2
図の59のパルスがなければ、反転増巾器21は出力端子が
Lowとならないため、制御回路22に影響を与えない。し
かし、Rで記録したトラックをR′のヘッドが再生した
場合は、L′のヘッド用ヘッド切換信号60は第2図の6
0′の位相にきてしまう。この時は、前記コントロール
信号の記録信号デューティを変えているため、再生時、
第2図の60′の信号のHigh区間と第2図の59のパルスと
は重なってしまい、D−タイプフリツプフロツプ20のQ
出力は第2図の61′のようにHighを出力する。
この時、反転増巾器21はLowを出力するため、制御回路2
2に入力されるコントロール信号58の1つおきのパルス
がなくなってしまう。コントロール信号58がなくなれば
テープ走行位相の制御がきかなくなり、テープ走行位相
は乱れる。そして、前記テープ位相は一度乱れて、その
後に正規の位相にもどることとなる。前記テープ位相が
正規の位相となれば、上述したように制御回路22に影響
を与えない安定な領域となる。すなわち、Lヘッド用切
換信号60と再生コントロール信号のそれぞれの立下りと
の位相関係をみることにより、記録時のRヘッドに対し
た再生コントロール信号と再生時のRヘッドとのおおま
かな位相関係を知り、所定の位相関係内になった時に制
御回路22にコントロール信号58を印加して、正規の制御
動作が行なわれるようにしたものである。
2に入力されるコントロール信号58の1つおきのパルス
がなくなってしまう。コントロール信号58がなくなれば
テープ走行位相の制御がきかなくなり、テープ走行位相
は乱れる。そして、前記テープ位相は一度乱れて、その
後に正規の位相にもどることとなる。前記テープ位相が
正規の位相となれば、上述したように制御回路22に影響
を与えない安定な領域となる。すなわち、Lヘッド用切
換信号60と再生コントロール信号のそれぞれの立下りと
の位相関係をみることにより、記録時のRヘッドに対し
た再生コントロール信号と再生時のRヘッドとのおおま
かな位相関係を知り、所定の位相関係内になった時に制
御回路22にコントロール信号58を印加して、正規の制御
動作が行なわれるようにしたものである。
発明の効果 以上のように本発明は同一アジマス角を有する2個の回
転ヘッドの回転位相を示すコントロール信号記録波形の
デューティを互に変えて記録し、再生時に前記コントロ
ール信号を再生し、その再生コントロール信号のデュー
ティを検出することにより、再生時における2個の回転
ヘッドと前記再生コントロール信号が記録時と同一位相
関係になるよう制御でき、記録時と全く同じヘッドで再
生し、ヘッドシリンダの回転位相を記録時と再生時で同
じ位相にすることができ、ヘッドシリンダ固有の振動、
回転ムラを打ち消すことができる。
転ヘッドの回転位相を示すコントロール信号記録波形の
デューティを互に変えて記録し、再生時に前記コントロ
ール信号を再生し、その再生コントロール信号のデュー
ティを検出することにより、再生時における2個の回転
ヘッドと前記再生コントロール信号が記録時と同一位相
関係になるよう制御でき、記録時と全く同じヘッドで再
生し、ヘッドシリンダの回転位相を記録時と再生時で同
じ位相にすることができ、ヘッドシリンダ固有の振動、
回転ムラを打ち消すことができる。
また、本発明は再生時にその磁気ヘッドの回転位相が、
記録時にその磁気ヘッドの回転位相に同期して作られた
コントロール信号の再生信号と位相が異なる期間は、ト
ラッキング制御系の制御動作を停止し、前記磁気ヘッド
の回転位相と前記再生コントロール信号との位相が一致
した期間のみトラッキング制御回路を動作せしめるよう
構成せしめているため、例えば、記録時に、VTRを一時
停止した後、続いて記録を開始した場合のように、コン
トロール信号の位相が急激に180゜変化した磁気テープ
を連続して再生するような場合でも、速やかに正常な同
期状態に復帰できるものである。
記録時にその磁気ヘッドの回転位相に同期して作られた
コントロール信号の再生信号と位相が異なる期間は、ト
ラッキング制御系の制御動作を停止し、前記磁気ヘッド
の回転位相と前記再生コントロール信号との位相が一致
した期間のみトラッキング制御回路を動作せしめるよう
構成せしめているため、例えば、記録時に、VTRを一時
停止した後、続いて記録を開始した場合のように、コン
トロール信号の位相が急激に180゜変化した磁気テープ
を連続して再生するような場合でも、速やかに正常な同
期状態に復帰できるものである。
第1図は本発明のビデオテープレコーダの一実施例にお
けるブロック図、第2図は同実施例におけるタイミング
図、第3図(イ)は本発明を導入する回転ヘッドシリン
ダの平面図、第3図(ロ)はそれによるテープのトラッ
クパターン図、第4図は本発明を導入するヘッドシリン
ダに対する各々のヘッド切換信号等のタイミング図であ
る。 1……回転ヘッドシリンダ、2……テープ、3……回転
位相検出装置、12……微分回路、13……反転増巾器、14
……コンパレータ、15……コントロール記録増巾器、16
……記録,再生用コントロールヘッド、18……立上り側
整形増巾器、19……立下り側整形反転増巾器、20……D
タイプフリップフロップ、22……トラッキング制御回
路、24……コントロール信号入力端子、25……Rヘッド
用ヘッド切換信号入力端子、26……Lヘッド用ヘッド切
換信号入力端子、27……L′ヘッド用ヘッド切換信号入
力端子。
けるブロック図、第2図は同実施例におけるタイミング
図、第3図(イ)は本発明を導入する回転ヘッドシリン
ダの平面図、第3図(ロ)はそれによるテープのトラッ
クパターン図、第4図は本発明を導入するヘッドシリン
ダに対する各々のヘッド切換信号等のタイミング図であ
る。 1……回転ヘッドシリンダ、2……テープ、3……回転
位相検出装置、12……微分回路、13……反転増巾器、14
……コンパレータ、15……コントロール記録増巾器、16
……記録,再生用コントロールヘッド、18……立上り側
整形増巾器、19……立下り側整形反転増巾器、20……D
タイプフリップフロップ、22……トラッキング制御回
路、24……コントロール信号入力端子、25……Rヘッド
用ヘッド切換信号入力端子、26……Lヘッド用ヘッド切
換信号入力端子、27……L′ヘッド用ヘッド切換信号入
力端子。
Claims (1)
- 【請求項1】第1のヘッドアジマス角度を有する第1と
第2の磁気ヘッドと、前記第1のアジマス角度とは異な
る第2のアジマス角度を有する第3と第4の磁気ヘッド
とを第1,第3,第2,第4の磁気ヘッドの順に等間隔にヘッ
ドシリンダ上に配置し、そのヘッドシリンダに磁気テー
プをら旋状に巻き付けて走行せしめ、前記磁気ヘッドを
順次選択的に切換えて使用することにより情報信号を磁
気テープ上に記録再生するビデオテープレコーダにおい
て、記録時に前記第1と第2の磁気ヘッドの回転位相を
それぞれ立上がり部に示し、その立上がり部が前記第1
と第2の磁気ヘッドのいずれの回転位相を示すかによっ
てデューティが異なる第1と第2のパルス信号が交互に
続くコントロール信号を前記磁気テープに記録する手段
と、再生時に前記コントロール信号を再生した再生コン
トロール信号の立上がり部によって、前記磁気テープと
前記第1または第2の磁気ヘッドとの相対的位相を制御
するトラッキング制御回路と、前記再生コントロール信
号の立下がり部により、再生時の前記第1の磁気ヘッド
の回転位相と前記再生コントロール信号の立下がり部と
が予め定められた位相関係にあるか否かを検出する検出
手段と、その検出手段の検出出力により前記の予め定め
られた位相関係にない期間のみ前記トラッキング制御回
路への前記再生コントロール信号の立上がり部を示す信
号の少なくとも一部の印加を停止し、その期間前記トラ
ッキング制御回路による制御を中断せしめる手段とを有
するビデオテープレコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60080583A JPH0697526B2 (ja) | 1985-04-16 | 1985-04-16 | ビデオテ−プレコ−ダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60080583A JPH0697526B2 (ja) | 1985-04-16 | 1985-04-16 | ビデオテ−プレコ−ダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61239455A JPS61239455A (ja) | 1986-10-24 |
JPH0697526B2 true JPH0697526B2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=13722367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60080583A Expired - Lifetime JPH0697526B2 (ja) | 1985-04-16 | 1985-04-16 | ビデオテ−プレコ−ダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0697526B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63168638U (ja) * | 1987-04-20 | 1988-11-02 | ||
JPH0624022Y2 (ja) * | 1987-08-21 | 1994-06-22 | シャープ株式会社 | 磁気記録再生装置 |
JP2678307B2 (ja) * | 1989-02-13 | 1997-11-17 | 赤井電機株式会社 | 磁気記録再生装置におけるトラッキング検出装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59217256A (ja) * | 1983-05-24 | 1984-12-07 | Victor Co Of Japan Ltd | 記録再生装置 |
-
1985
- 1985-04-16 JP JP60080583A patent/JPH0697526B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61239455A (ja) | 1986-10-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |