JPS6338433Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6338433Y2
JPS6338433Y2 JP15590782U JP15590782U JPS6338433Y2 JP S6338433 Y2 JPS6338433 Y2 JP S6338433Y2 JP 15590782 U JP15590782 U JP 15590782U JP 15590782 U JP15590782 U JP 15590782U JP S6338433 Y2 JPS6338433 Y2 JP S6338433Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
phase
speed
signal
phase compensation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15590782U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5960759U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15590782U priority Critical patent/JPS5960759U/ja
Publication of JPS5960759U publication Critical patent/JPS5960759U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6338433Y2 publication Critical patent/JPS6338433Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feedback Control In General (AREA)
  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は複数の設定速度に切換え可能なVTR
等の記録再生装置に用いて好適なキヤプスタンサ
ーボ回路に係る。
背景技術とその問題点 第1図はテープスピードを切換えるようにした
ヘリカルスキヤン型VTRにおける従来のキヤプ
スタンサーボ回路を示す。
このキヤプスタンサーボ回路は速度制御ループ
と位相制御ループとから構成されている。
記録時には、スイツチ17,22および27が
REC側に閉ざされる。点線でもつて示されてい
るようにモータMに連動されているFG(周波数発
電機)のFGパルス出力は増幅器11において増
幅された後、一方では速度エラー検出回路12に
供給され、他方では1/nカウンタ13に供給さ
れる。速度エラー検出回路12は、テープスピー
ド切換信号(速度基準切換信号)β又はβに
よつて基準電圧を切換え、この基準電圧と前記
FGパルスを変換した電圧とを比較して、速度エ
ラー信号を出力する。このエラー信号は次段の速
度系位相補償回路14へ与えられる。この回路1
4においてゲイン及び位相廻りを補償された信号
は直流増幅器15を経て加算器16に供給され
る。
他方、1/nカウンタ13に入つたFGパルス
はテープスピード切換信号β又はβに応じて
選ばれた分周比nに基づいて分周され、30Hzを中
心とする信号を得る。この信号はスイツチ17を
通つて位相エラー検出回路18の一方の入力に供
給される。位相エラー検出回路18の他方の入力
には、端子19におけるビデオ入力信号から同期
分離回路20と基準信号発生回路21とを経て得
られた、上記ビデオ入力信号の垂直同期信号に同
期した30Hzの基準信号がスイツチ22を介して供
給されている。位相エラー検出回路18は2つの
入力信号間における位相差を検出して、位相エラ
ー信号を得、それを次段における位相系位相補償
回路23に供給する。この回路23で位相補償さ
れた信号は直流増幅器24で増幅された後、加算
器16に供給されて、直流増幅器15の出力信号
と加算される。加算器16の合成出力は駆動増幅
器25を経てキヤプスタンモータMを制御する。
これによつて、キヤプスタンの速度及び位相が所
定の値に制御される。これと共に、前述のループ
制御動作の過程で、基準信号発生器21から得ら
れる前記30Hzの基準信号は記録増幅器26および
スイツチ27を通じCTLヘツド28に供給され
て、テープ32のCTLトラツクにCTL信号とし
て記録される。このCTL信号は再生時の位相サ
ーボに用いられる。再生時にはスイツチ17,2
2および27がPB側に切換えられる。この場合
にはCTL増幅器29、内部基準信号発生回路3
0およびトラツキング調整のためのモノマルチ等
で構成される可変遅延回路31が動作状態に置か
れる。
位相サーボ系においては、CTLヘツド28で
再生された前記CTL信号がスイツチ27を介し
てCTL増幅器29で増幅された後、スイツチ1
7を介して位相エラー検出回路18に供給され
る。一方、内部基準信号発生回路30は、30Hzの
基準信号を発生しており、この基準信号は、回転
ドラムのサーボ系に送られると共に、遅延回路3
1で調整された後、スイツチ22を介して位相エ
ラー検出回路18に加えられる。そして前記再生
CTL信号と上記基準信号とが位相比較されて位
相エラー信号が得られる。このエラー信号は位相
補償回路23及び直流増幅器24を通じて加算器
16に供給される。
速度サーボ系においては、記録時と同様の動作
が行われ、この結果、加算器16より速度制御信
号及び位相制御信号が得られてモータMが制御さ
れる。
而して、上述した従来のキヤプスタンサーボ回
路における位相補償回路14および23は、設定
されるテープスピードに拘らず単一の時定数回路
で構成されており、この時定数でもつてループ特
性を補償するようにしていた。このため、或に特
定のテープスピードにおいては最適の補償が得ら
れるが、他のテープスピードにおいては、多少な
りとも、その特性の劣化がまぬがれなかつた。
考案の目的 依つて本考案の目的は、各テープスピードにお
いて最適のループ特性を得ることにある。
考案の概要 本考案によるキヤプスタンサーボ回路は、複数
の設定速度に切換え可能なキヤプスタンサーボ回
路において、サーボ系を構成する位相補償回路を
複数の時定数回路で構成すると共に、各速度に対
応してその複数の時定数回路を切換えるための手
段を設けたことを特徴としている。
実施例 第2図は速度制御ループに用いられる本考案に
よる位相補償回路14を示し、第3図は位相制御
ループに用いられる本考案による位相補償回路2
3を示す。
第2図の位相補償回路14は夫々時定数τβ
およびτβを有する2つの時定数回路14aお
よび14bで構成されている。第3図の位相補償
回路23は夫々時定数τ′βおよびτ′βを有する
2つの時定数回路23aおよび23bで構成され
ている。それらの時定数回路14a,14b,2
3aおよび23bは共通のテープスピード切換信
号に応じて切換スイツチ33および34によつて
選択されるように成されている。
第4図は、第2および第3図に示されたブロツ
ク図の具体的回路例で、回路構成は共通であつて
時定数のみが変えられて使用される。この回路は
2つの2重時定数回路R1−R3−C1およびR1−R4
−C2の組合せによつて構成され、テープスピー
ド切換信号βおよびβはトランジスタTr1
よびTr2のそれぞれのベースに印加される。
第5図は、本考案による位相補償回路(第4
図)によつて達成されるループ特性の改善状況を
示し、横軸には周波数、そして縦軸には利得およ
び位相が示されている。本考案ではテープスピー
ド切換信号βおよびβに応じて位相補償回路
の時定数を切換えているので、各テープスピード
に応じた利得補償特性GβおよびGβならびに
位相補償特性PβおよびPβが得られている。
第4図において、テープスピード切換信号βが
選択された場合の時定数は、R1−R3−C1によつ
て決まり、他方、信号βが選択された場合の時
定数は、R1−R4−C2によつて決まる。尚、前に
も記述したように、従来技術では単一時定数の位
相補償回路が使用されていたので、補償特性は第
5図に示されているもののほぼ中間に設定される
のが普通であつた。
第5図の各特性Gβ,Gβ,PβおよびPβ
における外乱周波数Fに対する利得および位相
の変化点f1,f2,f3およびf4は次式で表わされる。
f1=1/2πC2(R1+R4) f2=1/2πC1(R1+R3) f3=1/2πC2R4 f4=1/2πC1R3 考案の効果 本考案によれば、速度制御ループと位相制御ル
ープとの2つの制御ループを有し且つテープ速度
を2段階に切換えるようにしたキヤプスタンサー
ボ回路において、2つの制御ループにたいして
夫々2つの時定数を有する位相補償回路を設け、
各時定数をテープ速度に応じて切換えるようにし
ているので、テープ速度に拘らず常に各ループに
おいて最適なループ特性を得ることができる。
又、本考案の構成は、外乱成分の多いシステムで
は異なるテープスピードに対して外乱の周波数成
分が変化し、従来の単一補償回路では充分に補償
できなかつた不都合を完全に解消できる。
以上本考案がその好ましき1つの実施例に基づ
いて記述されてはいるが、本考案はこれに限定さ
れるものではなく、当業者においては本考案の精
神およびその範囲から逸脱することなく幾多の変
更および修正が可能であろうことは明白である。
例えば、ここでの実施例では2つの異なるテー
プスピードモードを対象としたが、2つ以上のテ
ープスピードモードにも適用できること、又、位
相補償回路の切換えに機械的スイツチを使用する
ことなどはその好例である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来におけるキヤプスタンサーボ回路
のブロツク図、第2および第3図は本考案による
位相補償回路のブロツク図、第4図は、第2およ
び第3図における位相補償回路の具体的回路例、
そして第5図は本考案によるループ特性の改善状
況を説明するための図である。 なお図面に用いられている符号において、14
……速度系位相補償回路、23……位相系位相補
償回路、33,34……切換スイツチである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 テープを第1及び第2の速度で切換えて走行さ
    せるキヤプスタンモータと、 上記キヤプスタンモータの回転に応じたパルス
    を発生する周波数発電機と、 上記周波数発電機の出力と上記第1及び第2の
    速度に対応する第1及び第2の基準値とを比較し
    てエラー信号を得る速度エラー検出回路と、 上記速度エラー検出回路の出力の位相補償を行
    なう第1及び第2の時定数を有する速度系位相補
    償回路と、 上記周波数発電機の出力に基いて得られる信号
    と基準信号とを比較してエラー信号を得る位相エ
    ラー検出回路と、 上記位相エラー検出回路の出力の位相補償を行
    なう第3及び第4の時定数を有する位相系位相補
    償回路と、 上記第1及び第2の時定数を上記第1及び第2
    の速度に応じて切換える手段と、 上記第3及び第4の時定数を上記第1及び第2
    の速度に応じて切換える手段とを設け、 上記速度系位相補償回路及び上記位相系補償回
    路の出力に基いて上記キヤプスタンモータを駆動
    するようにしたキヤプスタンサーボ回路。
JP15590782U 1982-10-15 1982-10-15 キヤプスタンサ−ボ回路 Granted JPS5960759U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15590782U JPS5960759U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 キヤプスタンサ−ボ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15590782U JPS5960759U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 キヤプスタンサ−ボ回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5960759U JPS5960759U (ja) 1984-04-20
JPS6338433Y2 true JPS6338433Y2 (ja) 1988-10-11

Family

ID=30344186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15590782U Granted JPS5960759U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 キヤプスタンサ−ボ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5960759U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5960759U (ja) 1984-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4611252A (en) Video tape recorder
JPS6338433Y2 (ja)
KR910010182B1 (ko) 다기능 제어 비디오헤드 선택방법 및 장치
JPS6258056B2 (ja)
JP3270908B2 (ja) モータ制御装置及び方法
US4902946A (en) Software servo for a rotary head drum of VTR
JPS60254972A (ja) 磁気記録再生装置のスロ−再生動作制御方式
JPH0132706B2 (ja)
JP3261920B2 (ja) ディジタル信号記録再生装置、ディジタル信号記録装置及びトラッキング制御装置
JPH0115008Y2 (ja)
JPH05977Y2 (ja)
JPH057830Y2 (ja)
KR890004102B1 (ko) 트릭(trick)신호 발생장치
JPH0311196B2 (ja)
JPS63211983A (ja) 磁気記録再生装置
JP3339084B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPS6256082A (ja) ビデオテ−プレコ−ダ
JPS59219082A (ja) 磁気録画再生装置
JP3336809B2 (ja) トラッキング制御装置
JPS6349298B2 (ja)
JPH11306623A (ja) 磁気記録再生装置
JPS60201560A (ja) スチル再生用トラツキング制御装置
JPS63112848A (ja) 再生装置
JPS62118683A (ja) 磁気記録再生装置
JPH05298787A (ja) トラッキング制御装置