JP3261920B2 - ディジタル信号記録再生装置、ディジタル信号記録装置及びトラッキング制御装置 - Google Patents
ディジタル信号記録再生装置、ディジタル信号記録装置及びトラッキング制御装置Info
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- JP3261920B2 JP3261920B2 JP10343095A JP10343095A JP3261920B2 JP 3261920 B2 JP3261920 B2 JP 3261920B2 JP 10343095 A JP10343095 A JP 10343095A JP 10343095 A JP10343095 A JP 10343095A JP 3261920 B2 JP3261920 B2 JP 3261920B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラッキング制御信号
にコントロール信号が用いられ、ディジタル画像信号を
回転磁気ヘッドを用いて記録、再生を行うディジタル信
号記録再生装置、ディジタル信号記録装置に係り、特に
通常再生速度より速い任意の速度で再生を行う可変速再
生時のトラッキング制御装置に関するものである。
にコントロール信号が用いられ、ディジタル画像信号を
回転磁気ヘッドを用いて記録、再生を行うディジタル信
号記録再生装置、ディジタル信号記録装置に係り、特に
通常再生速度より速い任意の速度で再生を行う可変速再
生時のトラッキング制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のディジタル技術の進歩は著しく、
放送や通信の分野でも映像信号のディジタル化が進み、
米国などではディジタル放送が実用化されようとしてい
る。
放送や通信の分野でも映像信号のディジタル化が進み、
米国などではディジタル放送が実用化されようとしてい
る。
【0003】このような状況の元、ディジタルVTRの
開発も各所で行われている。例えば、家庭用のVTRと
して広く普及している、いわゆるアナログVHS方式の
VTRを用いて、ディジタル動画像デ−タの記録、再生
を行う方法も試みられている。
開発も各所で行われている。例えば、家庭用のVTRと
して広く普及している、いわゆるアナログVHS方式の
VTRを用いて、ディジタル動画像デ−タの記録、再生
を行う方法も試みられている。
【0004】動画像データをディジタル化する場合、そ
の情報量が膨大となるために画像圧縮技術が用いられ
る。
の情報量が膨大となるために画像圧縮技術が用いられ
る。
【0005】画像圧縮技術の代表的なものとして、周知
のMPEG(Moving picture Experts Group)方式があ
るが、MPEG方式をはじめとした多くの画像圧縮技術
では、画質を劣化させずに高い圧縮率を実現するため、
フレ−ム相関を利用してフレ−ム間の差分のみを符号化
圧縮(動き補償予測圧縮)するという方法を用い、デ−
タ量の削減を図っている。
のMPEG(Moving picture Experts Group)方式があ
るが、MPEG方式をはじめとした多くの画像圧縮技術
では、画質を劣化させずに高い圧縮率を実現するため、
フレ−ム相関を利用してフレ−ム間の差分のみを符号化
圧縮(動き補償予測圧縮)するという方法を用い、デ−
タ量の削減を図っている。
【0006】しかしながら、上記の圧縮を行ったディジ
タル画像デ−タでも、従来のアナログ記録に比べてデ−
タ量は非常に大きく、ヘリカルスキャンによりテ−プに
記録する場合、1フレ−ムの画像デ−タでも数トラック
にまたがってしまう。このため、高速再生(可変速再
生)では、再生デ−タが連続したフレ−ムとはならない
ことと、前後の画像から動き補償予測圧縮を行っている
フレ−ムは再生(復元)できないことから、従来のアナ
ログ記録のように単にテ−プ速度を上げただけでは可変
速再生を行うことができないという欠点があった。
タル画像デ−タでも、従来のアナログ記録に比べてデ−
タ量は非常に大きく、ヘリカルスキャンによりテ−プに
記録する場合、1フレ−ムの画像デ−タでも数トラック
にまたがってしまう。このため、高速再生(可変速再
生)では、再生デ−タが連続したフレ−ムとはならない
ことと、前後の画像から動き補償予測圧縮を行っている
フレ−ムは再生(復元)できないことから、従来のアナ
ログ記録のように単にテ−プ速度を上げただけでは可変
速再生を行うことができないという欠点があった。
【0007】上記、欠点に鑑み、MPEG方式による画
像圧縮を利用し、且つ可変速再生を可能とする方法とし
て、例えば、“FIRST SCAN TECHNOLOGY FOR DIGITAL VI
DEOTAPE RECORDERS(IEEE Transaction on Consumer El
ectronics Vol.39,No.3,AU-GUST 1993)”が提案されて
いる。この方法は、可変速再生でも画像デ−タの復元が
可能となるよう、予め可変速再生のテ−プ速度に応じた
再生ヘッドの走査軌跡に合致するテ−プ上の特定の位置
に、可変速再生用に加工処理した専用画像デ−タを分散
して記録しておくものであり、その記録パタ−ンの一例
(フォワ−ド方向の3倍速及び9倍速可変速再生対応の
例)を図11に示した。
像圧縮を利用し、且つ可変速再生を可能とする方法とし
て、例えば、“FIRST SCAN TECHNOLOGY FOR DIGITAL VI
DEOTAPE RECORDERS(IEEE Transaction on Consumer El
ectronics Vol.39,No.3,AU-GUST 1993)”が提案されて
いる。この方法は、可変速再生でも画像デ−タの復元が
可能となるよう、予め可変速再生のテ−プ速度に応じた
再生ヘッドの走査軌跡に合致するテ−プ上の特定の位置
に、可変速再生用に加工処理した専用画像デ−タを分散
して記録しておくものであり、その記録パタ−ンの一例
(フォワ−ド方向の3倍速及び9倍速可変速再生対応の
例)を図11に示した。
【0008】図11にて、103は磁気テ−プ、401
及び402はそれぞれ正アジマス角及び負アジマス角を
有する磁気ヘッドの通常再生時の走査軌跡、403及び
404はそれぞれ3倍速再生時の正アジマス角及び負ア
ジマス角ヘッドの走査軌跡、405及び406はそれぞ
れ9倍速再生時の正アジマス角及び負アジマス角ヘッド
の走査軌跡、407の空白部分は通常再生用画像デ−タ
が記録されている領域、408の斜線を施した部分は3
倍速再生、409の網かけを施した部分は9倍速再生用
の画像デ−タが記録された領域であり、408及び40
9のデ−タは正アジマス角及び負アジマス角ヘッドそれ
ぞれ両方に対応して独立に記録される例を示している。
そして、410は従来のアナログVHS・VTRと同
様、トラッキング制御用の信号としてコントロ−ル信号
が記録されるコントロ−ルトラックである。
及び402はそれぞれ正アジマス角及び負アジマス角を
有する磁気ヘッドの通常再生時の走査軌跡、403及び
404はそれぞれ3倍速再生時の正アジマス角及び負ア
ジマス角ヘッドの走査軌跡、405及び406はそれぞ
れ9倍速再生時の正アジマス角及び負アジマス角ヘッド
の走査軌跡、407の空白部分は通常再生用画像デ−タ
が記録されている領域、408の斜線を施した部分は3
倍速再生、409の網かけを施した部分は9倍速再生用
の画像デ−タが記録された領域であり、408及び40
9のデ−タは正アジマス角及び負アジマス角ヘッドそれ
ぞれ両方に対応して独立に記録される例を示している。
そして、410は従来のアナログVHS・VTRと同
様、トラッキング制御用の信号としてコントロ−ル信号
が記録されるコントロ−ルトラックである。
【0009】図11より明らかのように、本記録方法に
よれば、正アジマス角及び負アジマス角ヘッドをそれぞ
れ403および404、或いは405および406の軌
跡を走査させることにより、正、負アジマストラックの
画像デ−タ408群および409群を再生することがで
き、それぞれ3倍速及び9倍速の高速再生を行うことが
可能となる。
よれば、正アジマス角及び負アジマス角ヘッドをそれぞ
れ403および404、或いは405および406の軌
跡を走査させることにより、正、負アジマストラックの
画像デ−タ408群および409群を再生することがで
き、それぞれ3倍速及び9倍速の高速再生を行うことが
可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような記録方式で可変速再生動作を実現するためには、
以下のような課題がある。
ような記録方式で可変速再生動作を実現するためには、
以下のような課題がある。
【0011】先ず第1が、可変速再生用の画像デ−タが
ヘッド走査軌跡に合致した特定のトラックにしか記録さ
れていないので、通常再生状態から可変速再生に移行し
た場合、或いは可変速再生状態でその速度を変更した場
合などにおいて、当然ながら回転磁気ヘッドが再生速度
に応じた画像デ−タが記録されている所定のトラックを
正確に走査するよう、その位相制御(トラッキング制
御)を行わなくてはならないことである。
ヘッド走査軌跡に合致した特定のトラックにしか記録さ
れていないので、通常再生状態から可変速再生に移行し
た場合、或いは可変速再生状態でその速度を変更した場
合などにおいて、当然ながら回転磁気ヘッドが再生速度
に応じた画像デ−タが記録されている所定のトラックを
正確に走査するよう、その位相制御(トラッキング制
御)を行わなくてはならないことである。
【0012】従来のアナログVHS・VTRの可変速再
生におけるトラッキング制御は、周知のように、可変速
再生の速度比に応じて再生コントロ−ル信号を単に分周
し、この分周信号と位相基準となる基準信号との位相比
較を行って制御するだけで良かったが、本記録方式では
画像デ−タの記録トラックが特定されているため単純に
コントロ−ル信号を分周して位相比較信号とする様な従
来技術を適用することはできない。換言すれば、可変速
再生トラックに対応したコントロ−ル信号の識別が不可
欠であると共に、テ−プの互換再生をも考慮した正確な
トラッキング方式の適用が不可欠である。
生におけるトラッキング制御は、周知のように、可変速
再生の速度比に応じて再生コントロ−ル信号を単に分周
し、この分周信号と位相基準となる基準信号との位相比
較を行って制御するだけで良かったが、本記録方式では
画像デ−タの記録トラックが特定されているため単純に
コントロ−ル信号を分周して位相比較信号とする様な従
来技術を適用することはできない。換言すれば、可変速
再生トラックに対応したコントロ−ル信号の識別が不可
欠であると共に、テ−プの互換再生をも考慮した正確な
トラッキング方式の適用が不可欠である。
【0013】第2の課題が、操作性を考慮した高速アク
セスである。図11の様な可変速再生トラックへのアク
セスを考えた場合、アクセス時間を左右するのはトラッ
クの位相引込み制御である。可変速再生速度をnとすれ
ば、最大±nトラックの位相引込みが必要で、当然なが
ら可変速再生速度nを大きく設定する程その位相引込み
のための所要時間は長くなる。回転磁気ヘッドの走査位
相が所望のトラックを走査するまでは可変速再生用画像
デ−タが再生されず、この間、再生画が途切れるため、
操作性、再生画の品質を考慮すると極力この時間は短縮
されることが望まれる。
セスである。図11の様な可変速再生トラックへのアク
セスを考えた場合、アクセス時間を左右するのはトラッ
クの位相引込み制御である。可変速再生速度をnとすれ
ば、最大±nトラックの位相引込みが必要で、当然なが
ら可変速再生速度nを大きく設定する程その位相引込み
のための所要時間は長くなる。回転磁気ヘッドの走査位
相が所望のトラックを走査するまでは可変速再生用画像
デ−タが再生されず、この間、再生画が途切れるため、
操作性、再生画の品質を考慮すると極力この時間は短縮
されることが望まれる。
【0014】しかしながら、これらの課題に対する解決
策等については従来技術においては何等考慮、開示され
ていなかった。
策等については従来技術においては何等考慮、開示され
ていなかった。
【0015】本発明の目的は、上記課題を解決し、可変
速再生時に回転磁気ヘッドの走査位相を正確に所望の可
変速再生トラックへ引き込むことができ、且つ互換再生
においても、特別な調整手段を必要とすることなくトラ
ック中心を正確にトラッキングさせることが可能で、し
かも可変速再生トラックへの引込みの高速化が可能なト
ラッキング制御装置を提供することにある。
速再生時に回転磁気ヘッドの走査位相を正確に所望の可
変速再生トラックへ引き込むことができ、且つ互換再生
においても、特別な調整手段を必要とすることなくトラ
ック中心を正確にトラッキングさせることが可能で、し
かも可変速再生トラックへの引込みの高速化が可能なト
ラッキング制御装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明では、磁気テ−プを通常再生速度より速い速度で
走行させる高速走行制御手段と、可変速再生用画像情報
信号を磁気テープ上の所定のトラックの所定位置に分散
させるよう記録信号処理を行う記録信号処理手段と、回
転磁気ヘッドより再生される信号から画像情報信号及び
副情報信号を復元処理する再生信号処理手段と、可変速
再生用画像情報信号の記録位置に応じデューティ比の異
なる複数のコントロール信号の組み合わせを用いてマー
クを付加するマーク付加手段と、再生されたコントロー
ル信号のデューティ比の変化から該マークを検出するマ
ーク検出手段と、該マーク検出手段の検出結果と基準信
号との位相比較を行う位相比較手段と、該高速走行制御
手段によるテ−プ高速走行時に、該再生信号処理手段よ
り再生される上記副情報信号を基に上記回転磁気ヘッド
の所望走査トラック中心に対するトラッキング誤差を検
出するトラッキング誤差検出手段と、上記位相比較手段
の出力と上記トラッキング誤差検出手段の出力を切り換
える切り換え手段と、上記切り換え手段の出力を基に上
記磁気テープの走行速度を制御するキャプスタンの回転
位相を制御する位相制御手段と、該高速走行制御手段、
該切り換え手段、該位相制御手段、該マ−ク検出手段を
制御する制御手段を備える構成とした。
本発明では、磁気テ−プを通常再生速度より速い速度で
走行させる高速走行制御手段と、可変速再生用画像情報
信号を磁気テープ上の所定のトラックの所定位置に分散
させるよう記録信号処理を行う記録信号処理手段と、回
転磁気ヘッドより再生される信号から画像情報信号及び
副情報信号を復元処理する再生信号処理手段と、可変速
再生用画像情報信号の記録位置に応じデューティ比の異
なる複数のコントロール信号の組み合わせを用いてマー
クを付加するマーク付加手段と、再生されたコントロー
ル信号のデューティ比の変化から該マークを検出するマ
ーク検出手段と、該マーク検出手段の検出結果と基準信
号との位相比較を行う位相比較手段と、該高速走行制御
手段によるテ−プ高速走行時に、該再生信号処理手段よ
り再生される上記副情報信号を基に上記回転磁気ヘッド
の所望走査トラック中心に対するトラッキング誤差を検
出するトラッキング誤差検出手段と、上記位相比較手段
の出力と上記トラッキング誤差検出手段の出力を切り換
える切り換え手段と、上記切り換え手段の出力を基に上
記磁気テープの走行速度を制御するキャプスタンの回転
位相を制御する位相制御手段と、該高速走行制御手段、
該切り換え手段、該位相制御手段、該マ−ク検出手段を
制御する制御手段を備える構成とした。
【0017】更に本発明では、アクセスの高速化を図る
ため、上記制御手段によって制御され、上記高速走行制
御手段によるテ−プ走行速度制御時のダンピング係数を
制御するダンピング係数制御手段を備える構成とした。
ため、上記制御手段によって制御され、上記高速走行制
御手段によるテ−プ走行速度制御時のダンピング係数を
制御するダンピング係数制御手段を備える構成とした。
【0018】
【作用】マーク付加手段は、信号の記録時において可変
速再生用画像情報信号の記録開始トラック位置に対応し
たマークをコントロール信号に付加して記録する。
速再生用画像情報信号の記録開始トラック位置に対応し
たマークをコントロール信号に付加して記録する。
【0019】マ−ク検出手段は、可変速再生動作におい
て、コントロ−ル信号から該マ−クを検出し、検出タイ
ミングを位相比較手段へ出力する。
て、コントロ−ル信号から該マ−クを検出し、検出タイ
ミングを位相比較手段へ出力する。
【0020】又、位相比較手段は、該マ−ク検出タイミ
ングと位相比較用の基準信号との位相比較を行い、位相
誤差方向に応じた極性で且つ誤差量に応じたレベルのト
ラック引込み用の制御信号を出力するよう働く。
ングと位相比較用の基準信号との位相比較を行い、位相
誤差方向に応じた極性で且つ誤差量に応じたレベルのト
ラック引込み用の制御信号を出力するよう働く。
【0021】更に、トラッキング誤差検出手段は再生信
号処理手段によって復元処理され出力されるヘッド走査
トラックのトラック番号及びブロック番号の副情報信号
を検出し、所望走査位相に対する基準のトラック番号及
びブロック番号との比較を行い、比較誤差に応じたトラ
ッキング制御用誤差信号の生成を行う。
号処理手段によって復元処理され出力されるヘッド走査
トラックのトラック番号及びブロック番号の副情報信号
を検出し、所望走査位相に対する基準のトラック番号及
びブロック番号との比較を行い、比較誤差に応じたトラ
ッキング制御用誤差信号の生成を行う。
【0022】係る構成により、可変速再生動作において
は、高速走行制御手段による制御によってテ−プ速度が
所定の速度に達すると、上記位相比較手段の制御信号を
基に回転磁気ヘッドの所望走査トラックへの位相引込み
制御が行われ、ヘッド走査位相が所望位相の所定範囲内
に引き込まれた後は、上記切り換え手段による制御によ
り、上記トラッキング誤差検出手段の制御信号を基にし
たトラッキング制御が行われる。即ち、コントロ−ル信
号中のマ−ク検出を利用したトラック走査誤差の引込み
を行った後、ヘッド自体の再生信号である副情報信号を
基にしたトラッキング制御がなされる。
は、高速走行制御手段による制御によってテ−プ速度が
所定の速度に達すると、上記位相比較手段の制御信号を
基に回転磁気ヘッドの所望走査トラックへの位相引込み
制御が行われ、ヘッド走査位相が所望位相の所定範囲内
に引き込まれた後は、上記切り換え手段による制御によ
り、上記トラッキング誤差検出手段の制御信号を基にし
たトラッキング制御が行われる。即ち、コントロ−ル信
号中のマ−ク検出を利用したトラック走査誤差の引込み
を行った後、ヘッド自体の再生信号である副情報信号を
基にしたトラッキング制御がなされる。
【0023】又、ダンピング係数制御手段は、上記位相
比較手段による制御によって回転磁気ヘッドの走査位相
が所望位相の所定範囲内に到達するまではダンピング係
数を第1の所定値に、また所望位相の所定範囲内に到達
した以後は第1よりも大きい第2の所定値に切り替える
よう働く。これにより、可変速再生用トラックへの位相
引き込み過程においては、速度制御のダンピング効果を
弱めることができ、キャプスタンモ−タの最大速度を高
めて位相引き込み、即ち可変速再生トラックへの引き込
み応答を速めて、アクセスを高速化できる。
比較手段による制御によって回転磁気ヘッドの走査位相
が所望位相の所定範囲内に到達するまではダンピング係
数を第1の所定値に、また所望位相の所定範囲内に到達
した以後は第1よりも大きい第2の所定値に切り替える
よう働く。これにより、可変速再生用トラックへの位相
引き込み過程においては、速度制御のダンピング効果を
弱めることができ、キャプスタンモ−タの最大速度を高
めて位相引き込み、即ち可変速再生トラックへの引き込
み応答を速めて、アクセスを高速化できる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
【0025】図1は、本発明によるトラッキング制御装
置の一実施例を示すブロック図である。同図にて、10
1は回転ドラム、102a及び102bは回転ドラムに
装着され互いに逆アジマス角を有する一対の回転磁気ヘ
ッドであり、ここでは102aが正アジマス角、又10
2bが負アジマス角を有するものとする。103は磁気
テープ、104はコントロール信号を記録、再生するコ
ントロールヘッド、105はテープを駆動するキャプス
タン、106はピンチローラ、107はキャプスタン1
05の回転を制御するキャプスタンモータ、108はキ
ャプスタンモータ107の回転速度に同期した周波数信
号を発生するFG(タコジェネレ−タ)、109はキャ
プスタンモータ107を高速回転させ、テープを高速走
行させる高速走行制御手段、110は加算器、111は
モータ駆動回路、112a及び112bは切り換えスイ
ッチ、113はコントロール信号にマークを付加するマ
ーク付加手段、114は再生されたコントロール信号か
ら所定のマークを検出するマーク検出手段、115は再
生されたコントロール信号と基準信号との位相差を比較
する位相比較手段、116はキャプスタン105の回転
位相を制御する位相制御手段、117は記録信号処理を
行う記録信号処理手段、118は再生信号処理を行う再
生信号処理手段、119は磁気ヘッドの可変速再生用ト
ラックに対するトラッキング誤差を検出するトラッキン
グ誤差検出手段、120は切り換え手段、121は制御
手段、122は信号入力端子、123は信号出力端子で
ある。
置の一実施例を示すブロック図である。同図にて、10
1は回転ドラム、102a及び102bは回転ドラムに
装着され互いに逆アジマス角を有する一対の回転磁気ヘ
ッドであり、ここでは102aが正アジマス角、又10
2bが負アジマス角を有するものとする。103は磁気
テープ、104はコントロール信号を記録、再生するコ
ントロールヘッド、105はテープを駆動するキャプス
タン、106はピンチローラ、107はキャプスタン1
05の回転を制御するキャプスタンモータ、108はキ
ャプスタンモータ107の回転速度に同期した周波数信
号を発生するFG(タコジェネレ−タ)、109はキャ
プスタンモータ107を高速回転させ、テープを高速走
行させる高速走行制御手段、110は加算器、111は
モータ駆動回路、112a及び112bは切り換えスイ
ッチ、113はコントロール信号にマークを付加するマ
ーク付加手段、114は再生されたコントロール信号か
ら所定のマークを検出するマーク検出手段、115は再
生されたコントロール信号と基準信号との位相差を比較
する位相比較手段、116はキャプスタン105の回転
位相を制御する位相制御手段、117は記録信号処理を
行う記録信号処理手段、118は再生信号処理を行う再
生信号処理手段、119は磁気ヘッドの可変速再生用ト
ラックに対するトラッキング誤差を検出するトラッキン
グ誤差検出手段、120は切り換え手段、121は制御
手段、122は信号入力端子、123は信号出力端子で
ある。
【0026】先ず、図1実施例における記録時の動作の
概要について説明する。
概要について説明する。
【0027】本ディジタルVTRで記録を行うディジタ
ル映像信号は、信号入力端子122に入力される。該デ
ィジタル映像信号は例えばMPEG方式などで画像圧縮
が行われたものであり、衛星放送、ケーブルテレビ等を
通して受信される。
ル映像信号は、信号入力端子122に入力される。該デ
ィジタル映像信号は例えばMPEG方式などで画像圧縮
が行われたものであり、衛星放送、ケーブルテレビ等を
通して受信される。
【0028】上記ディジタル映像信号は、記録信号処理
手段117により所定の長さのブロックに分割される。
各ブロックのデータには、ディジタル画像データと共
に、そのトラック位置を示すトラック番号、ブロックの
トラック上でのアドレスを示すブロック番号、再生時に
エラーを訂正する為のエラー訂正符号等を付加する。こ
れは、回転磁気ヘッド102a及び102bがトラック
を横切って部分的にデータを再生した場合でも、ブロッ
ク単位でデータの再生を可能とするためである。
手段117により所定の長さのブロックに分割される。
各ブロックのデータには、ディジタル画像データと共
に、そのトラック位置を示すトラック番号、ブロックの
トラック上でのアドレスを示すブロック番号、再生時に
エラーを訂正する為のエラー訂正符号等を付加する。こ
れは、回転磁気ヘッド102a及び102bがトラック
を横切って部分的にデータを再生した場合でも、ブロッ
ク単位でデータの再生を可能とするためである。
【0029】トラック番号は、例えば可変速再生におけ
るドラム1回転あたりの走査トラック数周期に対応して
その番号が付されるものであり、図11を例にとれば最
高速度である9倍速に対応して、その走査開始トラック
(ヘッド102aの走査開始を基準とする)を番号0と
し、0〜17の繰り返し番号が付される。又、3倍速再
生では9倍速再生に比べてテープ速度が1/3であるた
め、その走査開始トラックは0だけではなく6及び12
もこれに相当することになる。
るドラム1回転あたりの走査トラック数周期に対応して
その番号が付されるものであり、図11を例にとれば最
高速度である9倍速に対応して、その走査開始トラック
(ヘッド102aの走査開始を基準とする)を番号0と
し、0〜17の繰り返し番号が付される。又、3倍速再
生では9倍速再生に比べてテープ速度が1/3であるた
め、その走査開始トラックは0だけではなく6及び12
もこれに相当することになる。
【0030】可変速再生用データも同様にブロック単位
でブロック番号やエラー訂正符号などを付加し、図11
で示したようにトラック上の所定の位置に挿入する。可
変速再生用データは、フレーム単位で圧縮を行ったデー
タをメモリに蓄えておき、それを所定の複数のトラック
に分割して出力することによりなされる。
でブロック番号やエラー訂正符号などを付加し、図11
で示したようにトラック上の所定の位置に挿入する。可
変速再生用データは、フレーム単位で圧縮を行ったデー
タをメモリに蓄えておき、それを所定の複数のトラック
に分割して出力することによりなされる。
【0031】これらの制御により、上記記録信号処理手
段117で所定の処理が行われたトラック毎の信号は、
磁気テープ103への記録に適合な信号に変換された
後、基準信号と同期がとられた回転磁気ヘッド102a
及び102bに供給され、磁気テープ103上に記録に
記録される。
段117で所定の処理が行われたトラック毎の信号は、
磁気テープ103への記録に適合な信号に変換された
後、基準信号と同期がとられた回転磁気ヘッド102a
及び102bに供給され、磁気テープ103上に記録に
記録される。
【0032】このようにして記録された本発明の対象と
なるディジタルVTRテープの記録パターンも又、図1
1に示したものと同様である。記録の詳細は、本発明の
要旨とは直接関係ないので省略するが、トラックには通
常再生用の圧縮画像信号と共に可変速再生に対応した専
用画像信号が所定フォーマットに従い記録されている。
なるディジタルVTRテープの記録パターンも又、図1
1に示したものと同様である。記録の詳細は、本発明の
要旨とは直接関係ないので省略するが、トラックには通
常再生用の圧縮画像信号と共に可変速再生に対応した専
用画像信号が所定フォーマットに従い記録されている。
【0033】記録トラックは180度対向した2つのヘ
ッド102a及び102bによるアジマス記録であり、
正アジマス角を有するヘッド102aにより図11中の
+アジマストラックが、更に負アジマス角を有するヘッ
ド102bにより−アジマストラックが順次記録され
る。
ッド102a及び102bによるアジマス記録であり、
正アジマス角を有するヘッド102aにより図11中の
+アジマストラックが、更に負アジマス角を有するヘッ
ド102bにより−アジマストラックが順次記録され
る。
【0034】又、9倍速及び3倍速の可変速再生(フォ
ワード方向)を例にとれば、図11のように9倍速再生
用データはヘッド102aの走査軌跡405上の+アジ
マストラック及びヘッド102bの走査軌跡406上の
−アジマストラックに409群のように記録され、3倍
速再生用データ群408も同様にヘッド102aの走査
軌跡403及びヘッド102bの走査軌跡404上にそ
れぞれ記録される。
ワード方向)を例にとれば、図11のように9倍速再生
用データはヘッド102aの走査軌跡405上の+アジ
マストラック及びヘッド102bの走査軌跡406上の
−アジマストラックに409群のように記録され、3倍
速再生用データ群408も同様にヘッド102aの走査
軌跡403及びヘッド102bの走査軌跡404上にそ
れぞれ記録される。
【0035】又、図1実施例におけるドラム回転制御及
び通常再生時のトラッキング制御の基本的な原理は従来
のアナログVHS・VTRと何等変わるところはない。
即ち、ドラム回転の制御はFG信号及びタックパルス
(共に図示せず)を用いた速度及び位相制御によって回
転数が1800rpm(30Hz)に制御されると共
に、回転位相も基準信号(30Hz)に対して所定の位
相となるように制御される。この制御は、信号の記録及
び再生時とも同じである。
び通常再生時のトラッキング制御の基本的な原理は従来
のアナログVHS・VTRと何等変わるところはない。
即ち、ドラム回転の制御はFG信号及びタックパルス
(共に図示せず)を用いた速度及び位相制御によって回
転数が1800rpm(30Hz)に制御されると共
に、回転位相も基準信号(30Hz)に対して所定の位
相となるように制御される。この制御は、信号の記録及
び再生時とも同じである。
【0036】又、記録時においては、コントロールヘッ
ド104により磁気テープ上のコントロールトラック4
10にはドラム回転位相制御に用いられた基準信号がそ
のままコントロール信号として記録され、通常再生時に
おいてはこのコントロール信号の再生タイミングと基準
信号との位相比較制御を行うことにより、ヘッドが記録
トラック上を正しく走査するようトラッキング動作が行
われる。又、コントロ−ルヘッドの取付け絶対位置が機
器ごとにバラツキを持つため、これを吸収して互換再生
を可能ならしめるためにトラッキング調整手段等も設け
られるが、これらの制御方法等については従来アナログ
VHS・VTRで周知なところである。
ド104により磁気テープ上のコントロールトラック4
10にはドラム回転位相制御に用いられた基準信号がそ
のままコントロール信号として記録され、通常再生時に
おいてはこのコントロール信号の再生タイミングと基準
信号との位相比較制御を行うことにより、ヘッドが記録
トラック上を正しく走査するようトラッキング動作が行
われる。又、コントロ−ルヘッドの取付け絶対位置が機
器ごとにバラツキを持つため、これを吸収して互換再生
を可能ならしめるためにトラッキング調整手段等も設け
られるが、これらの制御方法等については従来アナログ
VHS・VTRで周知なところである。
【0037】一方、従来のアナログVHS・VTRにお
いては可変速再生用の特定のトラックは存在しないた
め、上記コントロール信号を適宜分周した信号と基準信
号との位相比較制御により、可変速再生時のトラッキン
グ制御を行うことができた。
いては可変速再生用の特定のトラックは存在しないた
め、上記コントロール信号を適宜分周した信号と基準信
号との位相比較制御により、可変速再生時のトラッキン
グ制御を行うことができた。
【0038】しかしながら、本発明によるディジタルV
HS・VTRでは可変速再生用の特定のトラックが存在
するため、回転磁気ヘッドをこの可変速再生用トラック
へ引き込むためのトラッキング制御用の信号が必要とな
る。即ち、可変速再生用トラックの記録位置を示す識別
信号が必要になる。更には、一旦所望の可変速再生トラ
ックへ引き込んだ後は、上記のコントロ−ルヘッドの取
付け位置バラツキに起因する互換再生上のトラッキング
補正等の複雑な制御を必要とすることのない安定で、精
度の良いトラッキング制御方法が必要となる。
HS・VTRでは可変速再生用の特定のトラックが存在
するため、回転磁気ヘッドをこの可変速再生用トラック
へ引き込むためのトラッキング制御用の信号が必要とな
る。即ち、可変速再生用トラックの記録位置を示す識別
信号が必要になる。更には、一旦所望の可変速再生トラ
ックへ引き込んだ後は、上記のコントロ−ルヘッドの取
付け位置バラツキに起因する互換再生上のトラッキング
補正等の複雑な制御を必要とすることのない安定で、精
度の良いトラッキング制御方法が必要となる。
【0039】そこで本発明によるディジタルVHS・V
TRでは、記録時に可変速再生用トラックの記録位置を
示すマークをコントロール信号に付加して記録し、可変
速再生時にはこのマ−クを検出してトラック引き込み用
の制御信号として用い、更にはヘッド自体の再生信号で
あるブロックアドレスデ−タを基にトラッキング誤差を
検出してトラッキングを行う構成した。
TRでは、記録時に可変速再生用トラックの記録位置を
示すマークをコントロール信号に付加して記録し、可変
速再生時にはこのマ−クを検出してトラック引き込み用
の制御信号として用い、更にはヘッド自体の再生信号で
あるブロックアドレスデ−タを基にトラッキング誤差を
検出してトラッキングを行う構成した。
【0040】以下、図1実施例の各部の構成、動作につ
いて説明する。
いて説明する。
【0041】図2はマーク付加手段113の具体構成例
を示すブロック図である。同図にて、201は基準信号
入力端子、202はマーク制御信号入力端子、203は
第1のパルス発生回路、204は第2のパルス発生回
路、205は切り換えスイッチ、206はコントロール
信号出力端子である。基準信号は周波数30Hz(周期
T=33.3msec)、デューティ比50%の信号で
あり、この基準信号が入力端子201に入力される。パ
ルス発生回路203は基準信号の立ち上がりに合わせて
10msecのパルスを発生し、パルス発生回路204
は基準信号の立ち上がりに合わせて5msecのパルス
を発生するよう構成されており、それぞれのパルスはデ
ューティ比30%、及びデューティ比15%の信号に相
当する。
を示すブロック図である。同図にて、201は基準信号
入力端子、202はマーク制御信号入力端子、203は
第1のパルス発生回路、204は第2のパルス発生回
路、205は切り換えスイッチ、206はコントロール
信号出力端子である。基準信号は周波数30Hz(周期
T=33.3msec)、デューティ比50%の信号で
あり、この基準信号が入力端子201に入力される。パ
ルス発生回路203は基準信号の立ち上がりに合わせて
10msecのパルスを発生し、パルス発生回路204
は基準信号の立ち上がりに合わせて5msecのパルス
を発生するよう構成されており、それぞれのパルスはデ
ューティ比30%、及びデューティ比15%の信号に相
当する。
【0042】切り換えスイッチ205は記録信号処理手
段117より出力されるマーク制御信号202に応じ
て、基準信号201、第1のパルス発生回路の出力20
7、第2のパルス発生回路の出力208の3つから所定
の信号を出力するよう切り換え制御を行う。
段117より出力されるマーク制御信号202に応じ
て、基準信号201、第1のパルス発生回路の出力20
7、第2のパルス発生回路の出力208の3つから所定
の信号を出力するよう切り換え制御を行う。
【0043】これにより図3のタイミングチャートに示
すようにマーク制御信号202に応じてデューティ比変
調されたコントロール信号206を得ることができ、マ
ークの付加された基準信号は切り換えスイッチ112a
を通じてコントロールヘッド104に伝えられ、コント
ロール信号として磁気テープ103に記録される。
すようにマーク制御信号202に応じてデューティ比変
調されたコントロール信号206を得ることができ、マ
ークの付加された基準信号は切り換えスイッチ112a
を通じてコントロールヘッド104に伝えられ、コント
ロール信号として磁気テープ103に記録される。
【0044】以上のような処理により、磁気テープ上に
は図4に示すように可変速再生用データの記録開始先頭
トラックに同期して、コントロールトラック410にマ
ークが付加されたコントロール信号が記録される。図4
に示したトラックパターンの例では、第1のパルス発生
回路の出力207を3倍速用のマークb、第2のパルス
発生回路の出力208を3倍速及び9倍速再生用のマー
クcとして用いている。
は図4に示すように可変速再生用データの記録開始先頭
トラックに同期して、コントロールトラック410にマ
ークが付加されたコントロール信号が記録される。図4
に示したトラックパターンの例では、第1のパルス発生
回路の出力207を3倍速用のマークb、第2のパルス
発生回路の出力208を3倍速及び9倍速再生用のマー
クcとして用いている。
【0045】マーク検出手段114は記録時にコントロ
ール信号に付加したマークの中から、再生速度に対応し
たマークを検出する。例えば、3倍速再生では3倍速用
のトラックに対応したマークb及びcの検出を行う。
ール信号に付加したマークの中から、再生速度に対応し
たマークを検出する。例えば、3倍速再生では3倍速用
のトラックに対応したマークb及びcの検出を行う。
【0046】図5はマーク検出手段114の一具体構成
例のブロック図であり、同図にて501はコントロール
信号入力端子、502は速度指令信号入力、503はパ
ルス発生回路、504はラッチ回路、505はマーク検
出信号出力端子、506はパルス発生回路の出力であ
る。
例のブロック図であり、同図にて501はコントロール
信号入力端子、502は速度指令信号入力、503はパ
ルス発生回路、504はラッチ回路、505はマーク検
出信号出力端子、506はパルス発生回路の出力であ
る。
【0047】コントロール信号入力端子501にはコン
トロールヘッド104から再生されたコントロール信号
が入力される。また、速度指令信号入力端子502には
制御手段121から速度情報信号として3倍速に対応し
た3が入力される。
トロールヘッド104から再生されたコントロール信号
が入力される。また、速度指令信号入力端子502には
制御手段121から速度情報信号として3倍速に対応し
た3が入力される。
【0048】3倍速ではコントロール信号も通常再生時
の3倍の速度で再生される。この時、コントロール信号
501の周波数は90Hz(周期T=11.1mse
c)となる。ここで、マークbの記録されているコント
ロール信号のデューティ比は30%、マークcの記録さ
れているコントロール信号のデューティ比は15%であ
るので、コントロール信号のHighレベル期間はそれ
ぞれ約3.3msecと1.6msecである。マーク
の記録されていないコントロール信号はデューティ比5
0%なので、Highレベル期間は約5.5msecと
なる。従って、コントロール信号のHighレベル期間
を例えば4msecを基準に比較すればマークb及びc
を検出することができる。
の3倍の速度で再生される。この時、コントロール信号
501の周波数は90Hz(周期T=11.1mse
c)となる。ここで、マークbの記録されているコント
ロール信号のデューティ比は30%、マークcの記録さ
れているコントロール信号のデューティ比は15%であ
るので、コントロール信号のHighレベル期間はそれ
ぞれ約3.3msecと1.6msecである。マーク
の記録されていないコントロール信号はデューティ比5
0%なので、Highレベル期間は約5.5msecと
なる。従って、コントロール信号のHighレベル期間
を例えば4msecを基準に比較すればマークb及びc
を検出することができる。
【0049】図6はその動作波形である。パルス発生回
路503はコントロール信号入力端子に入力されたコン
トロール信号501の立ち上がりから4msecのパル
ス506を発生させる。ラッチ回路504はパルス50
6の立ち下がりエッジで上記コントロール信号501の
ラッチ動作を行う。マークの記録されていない通常のコ
ントロール信号では、Highレベルの期間が4mse
cよりも長いので、ラッチした結果505は常にHig
hレベルである。これに対し、マークb及びマークcで
はコントロール信号501のHighレベル期間が短
く、上記パルス506よりも先にコントロール信号が立
ち下がるため、ラッチ結果505はLowレベルとな
る。これによりコントロール信号501からマークb及
びマークcの検出がなされる。
路503はコントロール信号入力端子に入力されたコン
トロール信号501の立ち上がりから4msecのパル
ス506を発生させる。ラッチ回路504はパルス50
6の立ち下がりエッジで上記コントロール信号501の
ラッチ動作を行う。マークの記録されていない通常のコ
ントロール信号では、Highレベルの期間が4mse
cよりも長いので、ラッチした結果505は常にHig
hレベルである。これに対し、マークb及びマークcで
はコントロール信号501のHighレベル期間が短
く、上記パルス506よりも先にコントロール信号が立
ち下がるため、ラッチ結果505はLowレベルとな
る。これによりコントロール信号501からマークb及
びマークcの検出がなされる。
【0050】位相比較手段115は、マーク検出手段1
14で生成したマーク検出信号と基準信号との位相比較
を行い、その位相差に応じた誤差信号をキャプスタンモ
ータ107の回転位相を制御する位相制御手段116に
出力する。即ち、基準信号に対してマ−ク検出タイミン
グの位相が遅れている場合は正極性で、且つ位相遅れ量
に応じたレベルの誤差信号を、逆に基準信号に対してマ
−ク検出タイミングの位相が進んでいる場合は負極性
で、且つ位相進み量に応じたレベルの誤差信号を生成、
出力するよう働く。
14で生成したマーク検出信号と基準信号との位相比較
を行い、その位相差に応じた誤差信号をキャプスタンモ
ータ107の回転位相を制御する位相制御手段116に
出力する。即ち、基準信号に対してマ−ク検出タイミン
グの位相が遅れている場合は正極性で、且つ位相遅れ量
に応じたレベルの誤差信号を、逆に基準信号に対してマ
−ク検出タイミングの位相が進んでいる場合は負極性
で、且つ位相進み量に応じたレベルの誤差信号を生成、
出力するよう働く。
【0051】トラッキング誤差検出手段119は、再生
信号処理回路118より再生されるトラック番号、ブロ
ック番号の副情報信号を基に、回転磁気ヘッドの所望走
査トラック中心に対するずれを検出し、ずれの方向に応
じた極性で且つ、ずれ量に応じたレベルのトラッキング
誤差信号の生成を行う。
信号処理回路118より再生されるトラック番号、ブロ
ック番号の副情報信号を基に、回転磁気ヘッドの所望走
査トラック中心に対するずれを検出し、ずれの方向に応
じた極性で且つ、ずれ量に応じたレベルのトラッキング
誤差信号の生成を行う。
【0052】図7にトラッキング誤差検出手段119の
一具体構成例のブロック図を示した。同図にて、701
は再生信号入力端子、702はブロック番号検出回路、
703は特定トラック番号検出回路、704はブロック
誤差演算回路、705は誤差信号発生回路、706は速
度指令入力端子、707はトラッキング誤差信号であ
る。
一具体構成例のブロック図を示した。同図にて、701
は再生信号入力端子、702はブロック番号検出回路、
703は特定トラック番号検出回路、704はブロック
誤差演算回路、705は誤差信号発生回路、706は速
度指令入力端子、707はトラッキング誤差信号であ
る。
【0053】再生信号処理手段118から再生された副
情報信号が、ブロック番号検出回路702及び特定トラ
ック番号検出回路703に入力される。ブロック番号検
出回路702は副情報信号から各ブロックに付加されて
いるブロック番号を検出し、ブロック誤差演算回路70
4に供給する。又、特定トラック番号検出回路703は
副情報信号から各ブロックに付加されているトラック番
号から特定のトラック番号を検出し、ブロック誤差演算
回路704へ供給する。ブロック誤差演算回路704
は、再生された副情報信号のトラック番号及びブロック
番号、速度指令信号706を基に、回転磁気ヘッドが走
査する特定のトラック番号における再生ブロック番号か
ら、所望走査トラック中心に対するずれ量の検出を行
う。
情報信号が、ブロック番号検出回路702及び特定トラ
ック番号検出回路703に入力される。ブロック番号検
出回路702は副情報信号から各ブロックに付加されて
いるブロック番号を検出し、ブロック誤差演算回路70
4に供給する。又、特定トラック番号検出回路703は
副情報信号から各ブロックに付加されているトラック番
号から特定のトラック番号を検出し、ブロック誤差演算
回路704へ供給する。ブロック誤差演算回路704
は、再生された副情報信号のトラック番号及びブロック
番号、速度指令信号706を基に、回転磁気ヘッドが走
査する特定のトラック番号における再生ブロック番号か
ら、所望走査トラック中心に対するずれ量の検出を行
う。
【0054】以下、この動作を、9倍速の可変速再生を
例に説明する。
例に説明する。
【0055】9倍速再生では、回転磁気ヘッド102a
は1回の走査で9つのトラックを横切ってデ−タを再生
する。従って、例えば1トラックが0番から95番の9
6個のブロックから構成されるとすれば、9倍速再生用
のデータは、1トラックあたり約12ブロックづつが記
録されることになる。
は1回の走査で9つのトラックを横切ってデ−タを再生
する。従って、例えば1トラックが0番から95番の9
6個のブロックから構成されるとすれば、9倍速再生用
のデータは、1トラックあたり約12ブロックづつが記
録されることになる。
【0056】図8は、図4で示した特定トラック番号2
におけるヘッド102aの所望走査とブロックアドレス
の関係(拡大図)を示すものであり、9倍速の可変速再
生用データは、トラック番号2のトラックではブロック
番号18から29のブロック位置に記録されている。こ
れを再生するためにはヘッド102aの走査位相は図8
のように太い実線(ここではヘッド102aがトラック
幅の1/2を走査すればデータの再生が可能と仮定)で
示した801でなくてはならない。
におけるヘッド102aの所望走査とブロックアドレス
の関係(拡大図)を示すものであり、9倍速の可変速再
生用データは、トラック番号2のトラックではブロック
番号18から29のブロック位置に記録されている。こ
れを再生するためにはヘッド102aの走査位相は図8
のように太い実線(ここではヘッド102aがトラック
幅の1/2を走査すればデータの再生が可能と仮定)で
示した801でなくてはならない。
【0057】これに対し、ヘッド102aのトラッキン
グが図中Aの方向、或いはBの方向へずれると、再生さ
れるブロック番号が上下にずれる。即ち、A方向へず
れ、例えば図中細い実線で示すようなトラッキング状態
では再生されるブロック番号は20から31と、所望の
ブロックより上にシフトする。逆にB方向へずれ、図中
破線のようなトラッキング状態では再生ブロック番号は
16から27と、所望のブロックより下にシフトする。
グが図中Aの方向、或いはBの方向へずれると、再生さ
れるブロック番号が上下にずれる。即ち、A方向へず
れ、例えば図中細い実線で示すようなトラッキング状態
では再生されるブロック番号は20から31と、所望の
ブロックより上にシフトする。逆にB方向へずれ、図中
破線のようなトラッキング状態では再生ブロック番号は
16から27と、所望のブロックより下にシフトする。
【0058】ブロック誤差演算回路704は、例えば特
定トラック番号検出回路703によってトラック番号が
2に特定されていると、このトラックにおいて再生され
るブロック番号の最大値と最小値を基に、基準値に対す
るその平均ブロック番号のずれを検出する。即ち、基準
となる平均ブロック番号23.5(最小値18と最大値
29の平均値)に対し、Aの走査では平均ブロック番号
として25.5(最小値20と最大値31)を演算、基
準値23.5に対する誤差として+2を出力する。逆
に、Bの走査では平均ブロック番号として21.5(最
小値16と最大値27の平均値)を演算、基準値23.
5に対する誤差として−2を出力する。
定トラック番号検出回路703によってトラック番号が
2に特定されていると、このトラックにおいて再生され
るブロック番号の最大値と最小値を基に、基準値に対す
るその平均ブロック番号のずれを検出する。即ち、基準
となる平均ブロック番号23.5(最小値18と最大値
29の平均値)に対し、Aの走査では平均ブロック番号
として25.5(最小値20と最大値31)を演算、基
準値23.5に対する誤差として+2を出力する。逆
に、Bの走査では平均ブロック番号として21.5(最
小値16と最大値27の平均値)を演算、基準値23.
5に対する誤差として−2を出力する。
【0059】又、誤差信号発生回路705は、ブロック
誤差演算回路704からのブロック誤差演算結果に応じ
て、図9に示す特性のトラッキング誤差信号707を生
成する。即ち、A方向(ヘッドの走査位相が進み)にず
れている場合には正極性で且つブロックずれ量に応じた
レベルの誤差信号を、逆にB方向(ヘッドの走査位相が
遅れ)にずれている場合には負極性で且つブロックずれ
量に応じたレベルの誤差信号を、トラッキング用の制御
信号として出力する。この制御信号はブロック単位の極
め細かな信号である。即ち、9倍速再生においては、ト
ラック8本に亘って96ブロック分の信号を再生するた
め、1ブロック単位の検出はトラック幅に換算すると約
0.1(8/96)の分解能に相当する。換言すれば、
トラック幅の1/10以下の精度のトラッキング誤差を
検出していることと等価である。
誤差演算回路704からのブロック誤差演算結果に応じ
て、図9に示す特性のトラッキング誤差信号707を生
成する。即ち、A方向(ヘッドの走査位相が進み)にず
れている場合には正極性で且つブロックずれ量に応じた
レベルの誤差信号を、逆にB方向(ヘッドの走査位相が
遅れ)にずれている場合には負極性で且つブロックずれ
量に応じたレベルの誤差信号を、トラッキング用の制御
信号として出力する。この制御信号はブロック単位の極
め細かな信号である。即ち、9倍速再生においては、ト
ラック8本に亘って96ブロック分の信号を再生するた
め、1ブロック単位の検出はトラック幅に換算すると約
0.1(8/96)の分解能に相当する。換言すれば、
トラック幅の1/10以下の精度のトラッキング誤差を
検出していることと等価である。
【0060】位相制御手段116は、制御手段121に
よって制御され、切り換え手段120を介して入力され
る位相比較手段115或いはトラッキング誤差検出手段
119の誤差信号を基に回転磁気ヘッドの走査位相制
御、即ち、テ−プ走行速度の制御を行う。制御手段12
1からの指令が「開」指令である場合は固定の基準電圧
を加算器110に出力し、「閉」指令である場合には切
り換え手段120の制御信号を基に、位相制御ル−プが
閉じるよう働く。これにより、位相比較手段115或い
はトラッキング誤差検出手段119の誤差信号が正極性
である場合にはテープ速度を加速して相対的に回転磁気
ヘッドの走査位相を遅らせ、逆に負極性の場合にはテー
プ速度を減速して相対的に回転磁気ヘッドの走査位相を
進めるようにして、位相比較手段115によるトラック
誤差の引き込み制御、及びトラッキング誤差検出手段1
19による所望走査トラック中心に対する回転磁気ヘッ
ドのトラッキング制御が行われる。
よって制御され、切り換え手段120を介して入力され
る位相比較手段115或いはトラッキング誤差検出手段
119の誤差信号を基に回転磁気ヘッドの走査位相制
御、即ち、テ−プ走行速度の制御を行う。制御手段12
1からの指令が「開」指令である場合は固定の基準電圧
を加算器110に出力し、「閉」指令である場合には切
り換え手段120の制御信号を基に、位相制御ル−プが
閉じるよう働く。これにより、位相比較手段115或い
はトラッキング誤差検出手段119の誤差信号が正極性
である場合にはテープ速度を加速して相対的に回転磁気
ヘッドの走査位相を遅らせ、逆に負極性の場合にはテー
プ速度を減速して相対的に回転磁気ヘッドの走査位相を
進めるようにして、位相比較手段115によるトラック
誤差の引き込み制御、及びトラッキング誤差検出手段1
19による所望走査トラック中心に対する回転磁気ヘッ
ドのトラッキング制御が行われる。
【0061】以上、図1の実施例の各部の構成、動作に
ついて説明した。
ついて説明した。
【0062】係る構成による全体動作について、以下説
明する。
明する。
【0063】以上、図1の実施例の各部の構成、動作に
ついて説明した。
ついて説明した。
【0064】係る構成による全体動作について、以下説
明する。
明する。
【0065】使用者によって可変速再生の指令キ−(図
示せず)が操作され、例えば9倍速再生(フォワ−ド)
が選択されると、先ず制御手段121はこれを認識して
切り替え手段120の接点が図中b側に閉じ、位相制御
手段116を「開」とし、更に高速走行制御手段109
の制御を開始させる制御信号を発すると同時に、マ−ク
検出手段114へも速度指令値としてn=9を供給す
る。
示せず)が操作され、例えば9倍速再生(フォワ−ド)
が選択されると、先ず制御手段121はこれを認識して
切り替え手段120の接点が図中b側に閉じ、位相制御
手段116を「開」とし、更に高速走行制御手段109
の制御を開始させる制御信号を発すると同時に、マ−ク
検出手段114へも速度指令値としてn=9を供給す
る。
【0066】これにより、トラッキング用の位相制御系
を非動作とした状態で、高速走行制御手段109による
キャプスタンモ−タ107の回転速度制御が開始され、
テ−プ103の速度が指定された9倍速再生の速度に立
ち上げられる。
を非動作とした状態で、高速走行制御手段109による
キャプスタンモ−タ107の回転速度制御が開始され、
テ−プ103の速度が指定された9倍速再生の速度に立
ち上げられる。
【0067】次いで、テ−プ速度が所定の9倍速の速度
に達すると、制御手段121は高速走行制御手段109
に含まれる速度制御系の制御誤差電圧の収束状況等から
これを検知し、位相制御手段116の動作を「閉」とす
るよう、再度、制御信号を発する。これにより、テ−プ
速度が9倍速に達した時点では、位相比較手段115の
制御信号に基づく位相制御系が閉じられ、位相制御が動
作状態に導かれる。
に達すると、制御手段121は高速走行制御手段109
に含まれる速度制御系の制御誤差電圧の収束状況等から
これを検知し、位相制御手段116の動作を「閉」とす
るよう、再度、制御信号を発する。これにより、テ−プ
速度が9倍速に達した時点では、位相比較手段115の
制御信号に基づく位相制御系が閉じられ、位相制御が動
作状態に導かれる。
【0068】位相制御系が閉じられた瞬間、ヘッド10
2aの走査軌跡(ヘッド102bもそうであるが)は9
倍速再生用デ−タの記録トラックを走査しているとは限
らず、図4で示した405及び406の所望の走査軌跡
からずれを生じている。
2aの走査軌跡(ヘッド102bもそうであるが)は9
倍速再生用デ−タの記録トラックを走査しているとは限
らず、図4で示した405及び406の所望の走査軌跡
からずれを生じている。
【0069】位相制御系が閉じられた後、ヘッド102
aの走査が図4の軌跡405、即ち所望の可変速再生ト
ラックに対して位相が進んでいる場合(図中左側を走査
する場合)には、位相比較手段115からは上記の動作
により正極性のトラック引込み用の誤差信号が出力され
るため、位相制御手段116はこの誤差信号が零となる
よう、キャプスタンモ−タ107を加速、即ちテ−プ速
度を加速して、ヘッド走査トラック数誤差の引込みを行
う。
aの走査が図4の軌跡405、即ち所望の可変速再生ト
ラックに対して位相が進んでいる場合(図中左側を走査
する場合)には、位相比較手段115からは上記の動作
により正極性のトラック引込み用の誤差信号が出力され
るため、位相制御手段116はこの誤差信号が零となる
よう、キャプスタンモ−タ107を加速、即ちテ−プ速
度を加速して、ヘッド走査トラック数誤差の引込みを行
う。
【0070】又逆に、位相制御系が閉じられた後に、ヘ
ッド102aの走査が軌跡405に対して位相が遅れて
いる場合(図中右側を走査する場合)には、位相比較手
段115からは負極性の誤差信号が出力される。これに
よりテ−プ速度が減速制御され、同様にヘッド走査位相
の可変速再生トラックへの引込み制御が行われる。
ッド102aの走査が軌跡405に対して位相が遅れて
いる場合(図中右側を走査する場合)には、位相比較手
段115からは負極性の誤差信号が出力される。これに
よりテ−プ速度が減速制御され、同様にヘッド走査位相
の可変速再生トラックへの引込み制御が行われる。
【0071】次いで、位相比較手段115によるトラッ
ク引込み制御によって、ヘッド102aの走査位相が所
望走査位相の所定範囲内、例えば1トラック以内に到達
すると、制御手段121は位相比較手段115の誤差信
号の収束状況からこれを検知し、切り換え手段120の
接点を図中bからaに切り換える制御信号を再度出力す
る。これにより、以後の位相制御手段116による制御
はトラッキング誤差検出手段119の制御信号を用いた
トラッキング制御に切り替わる。
ク引込み制御によって、ヘッド102aの走査位相が所
望走査位相の所定範囲内、例えば1トラック以内に到達
すると、制御手段121は位相比較手段115の誤差信
号の収束状況からこれを検知し、切り換え手段120の
接点を図中bからaに切り換える制御信号を再度出力す
る。これにより、以後の位相制御手段116による制御
はトラッキング誤差検出手段119の制御信号を用いた
トラッキング制御に切り替わる。
【0072】上記のように、トラッキング誤差検出手段
119の制御信号はブロック単位検出の極め細かな誤差
信号であり、これによるトラッキング制御で、ヘッド1
02aの走査は可変速再生デ−タが記録されたトラック
の中心を精度良くトラッキングするものとなる。
119の制御信号はブロック単位検出の極め細かな誤差
信号であり、これによるトラッキング制御で、ヘッド1
02aの走査は可変速再生デ−タが記録されたトラック
の中心を精度良くトラッキングするものとなる。
【0073】以上、図1の実施例について説明した。
【0074】上記実施例では、フォワード方向9倍速再
生を例にとったが、これは特に限定されるものではな
く、リバース方向の可変速再生についても同様に展開可
能で、速度についても必要に応じて任意速度の動作が可
能である。
生を例にとったが、これは特に限定されるものではな
く、リバース方向の可変速再生についても同様に展開可
能で、速度についても必要に応じて任意速度の動作が可
能である。
【0075】又、図1ではトラッキング誤差検出手段1
19による誤差検出の動作を1つの特定トラックにおい
て行う例について示したが、これも限定されるものでは
なく、必要に応じて複数のトラックにおいて同様にトラ
ッキング誤差検出を行うようにしても良い。
19による誤差検出の動作を1つの特定トラックにおい
て行う例について示したが、これも限定されるものでは
なく、必要に応じて複数のトラックにおいて同様にトラ
ッキング誤差検出を行うようにしても良い。
【0076】また、図1では、位相制御手段116を独
立に設ける構成を示したが、この構成に限定されること
はなく、例えば位相比較手段115及びトラッキング誤
差検出手段119にこの機能を持たせることは容易に可
能で、省略することもできる。
立に設ける構成を示したが、この構成に限定されること
はなく、例えば位相比較手段115及びトラッキング誤
差検出手段119にこの機能を持たせることは容易に可
能で、省略することもできる。
【0077】更に、図1の実施例におけるマ−ク付加手
段では、1つのコントロ−ル信号のデュ−ティ比を変更
してマ−ク付加を行うようにしたが、これも特に限定さ
れるものではなく、例えば連続する複数個のコントロ−
ル信号のデュ−ティ比を変更するようにしたり、もしく
は1つ或いは連続する複数個のコントロ−ル信号の
“H”レベル区間、または“L”レベル区間のデュ−テ
ィ比を変化させる構成でも良く、更には、デュ−ティ比
の異なるコントロ−ル信号を組み合わせをマ−クとする
ことも可能で、本発明の要旨を変えない範囲で種々変形
可能は容易である。
段では、1つのコントロ−ル信号のデュ−ティ比を変更
してマ−ク付加を行うようにしたが、これも特に限定さ
れるものではなく、例えば連続する複数個のコントロ−
ル信号のデュ−ティ比を変更するようにしたり、もしく
は1つ或いは連続する複数個のコントロ−ル信号の
“H”レベル区間、または“L”レベル区間のデュ−テ
ィ比を変化させる構成でも良く、更には、デュ−ティ比
の異なるコントロ−ル信号を組み合わせをマ−クとする
ことも可能で、本発明の要旨を変えない範囲で種々変形
可能は容易である。
【0078】図10は、本発明による他のトラッキング
制御装置の一実施例を示すブロック図である。同図に
て、124はダンピング係数制御手段であり、その他図
1と同一符号を付したものは同一のものを指し、その動
作も又、同様である。
制御装置の一実施例を示すブロック図である。同図に
て、124はダンピング係数制御手段であり、その他図
1と同一符号を付したものは同一のものを指し、その動
作も又、同様である。
【0079】図10の実施例は、位相比較手段115に
よるトラックの引込み制御過程においてのみ、ダンピン
グ係数制御手段124を制御して速度制御のダンピング
係数を弱めてキャプスタンモータの最大速度を高め、位
相の引き込み応答を迅速化して、可変速再生トラックへ
のアクセスを高速化するものである。
よるトラックの引込み制御過程においてのみ、ダンピン
グ係数制御手段124を制御して速度制御のダンピング
係数を弱めてキャプスタンモータの最大速度を高め、位
相の引き込み応答を迅速化して、可変速再生トラックへ
のアクセスを高速化するものである。
【0080】速度制御と位相制御を併用する制御系で
は、速度制御のダンピング係数、つまり位相制御系に対
する速度制御系の感度比を大きくするほど位相引き込み
の応答は鈍り、逆に感度比を小さく、即ちダンピング係
数を小さくするほど応答を速めることができる。従っ
て、位相引込みを速めるにはダンピング係数を小さく設
定すれば良い訳であるが、通常位相制御(トラッキング
制御)時の制御系の安定性を考慮すると、一義的にダン
ピング係数を小さくすることはできない。
は、速度制御のダンピング係数、つまり位相制御系に対
する速度制御系の感度比を大きくするほど位相引き込み
の応答は鈍り、逆に感度比を小さく、即ちダンピング係
数を小さくするほど応答を速めることができる。従っ
て、位相引込みを速めるにはダンピング係数を小さく設
定すれば良い訳であるが、通常位相制御(トラッキング
制御)時の制御系の安定性を考慮すると、一義的にダン
ピング係数を小さくすることはできない。
【0081】制御系の安定性を考慮して、ダンピング係
数は通常1乃至2程度の値に設定されるのが一般的であ
り、従って位相引き込みの応答も自ずと制約されること
になる。しかしながら、可変速再生用の所定トラックへ
の位相引き込み過程においては制御系の安定性は特に必
要なく、この過程においてのみダンピング係数を小さく
することは可能である。
数は通常1乃至2程度の値に設定されるのが一般的であ
り、従って位相引き込みの応答も自ずと制約されること
になる。しかしながら、可変速再生用の所定トラックへ
の位相引き込み過程においては制御系の安定性は特に必
要なく、この過程においてのみダンピング係数を小さく
することは可能である。
【0082】図10の実施例は、この点に鑑み、トラッ
クの位相引き込み過程においては制御系の安定性は必要
ないため、ダンピングを弱めてアクセスを高速化するも
のである。
クの位相引き込み過程においては制御系の安定性は必要
ないため、ダンピングを弱めてアクセスを高速化するも
のである。
【0083】ダンピング係数制御手段124は、詳細に
ついては省略するが、速度制御系のダンピング係数を通
常再生時(可変速再生も含む)の第2の所定値と、第2
の所定値より小さな第1の所定値に切り換えるよう、例
えば利得切り換え回路等で構成されており、制御手段1
21からの制御信号によりその利得が切り換えられる。
ついては省略するが、速度制御系のダンピング係数を通
常再生時(可変速再生も含む)の第2の所定値と、第2
の所定値より小さな第1の所定値に切り換えるよう、例
えば利得切り換え回路等で構成されており、制御手段1
21からの制御信号によりその利得が切り換えられる。
【0084】係る構成により、図1の実施例で説明した
こと同様、高速走行制御手段109による制御によって
テープ速度が所定の可変速再生速度に到達すると、制御
手段121から制御信号が出力される。
こと同様、高速走行制御手段109による制御によって
テープ速度が所定の可変速再生速度に到達すると、制御
手段121から制御信号が出力される。
【0085】ダンピング係数制御手段124は、制御手
段121からの制御信号を受けると、利得を通常再生時
の第2の値よりも小さな第1の値に切り換えるよう働
く。これにより、位相比較手段115による所望走査ト
ラックへの位相引き込み制御動作時には、速度制御系の
制御感度が弱まる。即ち、位相制御系の制御感度が相対
的に強くなり、これによりキャプスタンモータの最大速
度が高まって位相制御応答が迅速化する。
段121からの制御信号を受けると、利得を通常再生時
の第2の値よりも小さな第1の値に切り換えるよう働
く。これにより、位相比較手段115による所望走査ト
ラックへの位相引き込み制御動作時には、速度制御系の
制御感度が弱まる。即ち、位相制御系の制御感度が相対
的に強くなり、これによりキャプスタンモータの最大速
度が高まって位相制御応答が迅速化する。
【0086】次いで、位相比較手段115による位相引
き込み制御によって、ヘッド102aの走査位相が所望
走査位相の所定範囲内、即ち図1の実施例で説明した1
トラック以内に到達すると、制御手段121からダンピ
ング係数制御手段124へ再度制御信号が出力され、ダ
ンピング係数制御手段124はこれを受けると、再度、
利得を第1の小さな値から通常再生時の第2の値に切り
換えるよう働く。これにより、トラッキング誤差検出手
段119を用いたトラッキング制御時には、速度制御系
のダンピング係数は通常再生時に対応した第2の正規の
値に保持され、以後は制御系の安定性が確保された状態
でトラッキング動作が行われる。
き込み制御によって、ヘッド102aの走査位相が所望
走査位相の所定範囲内、即ち図1の実施例で説明した1
トラック以内に到達すると、制御手段121からダンピ
ング係数制御手段124へ再度制御信号が出力され、ダ
ンピング係数制御手段124はこれを受けると、再度、
利得を第1の小さな値から通常再生時の第2の値に切り
換えるよう働く。これにより、トラッキング誤差検出手
段119を用いたトラッキング制御時には、速度制御系
のダンピング係数は通常再生時に対応した第2の正規の
値に保持され、以後は制御系の安定性が確保された状態
でトラッキング動作が行われる。
【0087】以上、図10の実施例について説明した。
【0088】図10では、ダンピング係数制御手段12
4を速度制御経路に配置する構成を示したが、これは特
に限定されるものではなく、例えば位相制御系経路に配
置して、所望トラック位相への位相引き込み過程時に相
対的に位相制御系の制御感度が高くなるようにしても良
い。又、ダンピング係数の切り換えは、トラッキング制
御に移行する手前であれば良いため、特に上記のように
1トラック以内に位相誤差が収束した時点に限定される
必要はなく、更に、その切り換えも1回に限定されるこ
とはなく所定トラックへの位相引き込みの収束に応じて
複数回、或いは段階的に行うようにすることも可能であ
り、本発明の要旨を変えない範囲で種々変形可能は容易
である。
4を速度制御経路に配置する構成を示したが、これは特
に限定されるものではなく、例えば位相制御系経路に配
置して、所望トラック位相への位相引き込み過程時に相
対的に位相制御系の制御感度が高くなるようにしても良
い。又、ダンピング係数の切り換えは、トラッキング制
御に移行する手前であれば良いため、特に上記のように
1トラック以内に位相誤差が収束した時点に限定される
必要はなく、更に、その切り換えも1回に限定されるこ
とはなく所定トラックへの位相引き込みの収束に応じて
複数回、或いは段階的に行うようにすることも可能であ
り、本発明の要旨を変えない範囲で種々変形可能は容易
である。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トラッキング制御信号にコントロール信号が用いられ、
通常再生より速い任意速度の可変速再生専用のディジタ
ル画像情報信号が回転磁気ヘッドの走査軌跡に応じた各
トラック位置に分散して独立に記録された磁気テープの
可変速再生トラッキング制御において、可変速再生用デ
ータの記録開始位置に応じたコントロール信号にマーク
を付加し、可変速再生時にはこのマークを検出して基準
信号との位相比較を行うことにより所望走査トラックへ
の位相引込みを行い、且つ回転磁気ヘッドの走査位相が
所望位相の所定範囲内に引き込まれた後は、ヘッド自体
の再生信号であるトラック番号及びブロック番号の副情
報信号を基にトラッキング誤差を検出してトラッキング
制御を行なうようにした。これにより、可変速再生動作
において、ヘッドの走査位相を所望の可変速再生トラッ
クへ正確に引き込むと共に、従来周知のようなコントロ
ールヘッドの取付け位置バラツキに起因して必須であっ
たトラッキング補正手段を必要とすることなく互換再生
が可能で、しかも安定で高精度なディジタル信号記録再
生装置、ディジタル信号記録装置及びトラッキング制御
装置を実現できる。
トラッキング制御信号にコントロール信号が用いられ、
通常再生より速い任意速度の可変速再生専用のディジタ
ル画像情報信号が回転磁気ヘッドの走査軌跡に応じた各
トラック位置に分散して独立に記録された磁気テープの
可変速再生トラッキング制御において、可変速再生用デ
ータの記録開始位置に応じたコントロール信号にマーク
を付加し、可変速再生時にはこのマークを検出して基準
信号との位相比較を行うことにより所望走査トラックへ
の位相引込みを行い、且つ回転磁気ヘッドの走査位相が
所望位相の所定範囲内に引き込まれた後は、ヘッド自体
の再生信号であるトラック番号及びブロック番号の副情
報信号を基にトラッキング誤差を検出してトラッキング
制御を行なうようにした。これにより、可変速再生動作
において、ヘッドの走査位相を所望の可変速再生トラッ
クへ正確に引き込むと共に、従来周知のようなコントロ
ールヘッドの取付け位置バラツキに起因して必須であっ
たトラッキング補正手段を必要とすることなく互換再生
が可能で、しかも安定で高精度なディジタル信号記録再
生装置、ディジタル信号記録装置及びトラッキング制御
装置を実現できる。
【0090】更に、本発明によれば、可変速再生トラッ
クへの位相引き込み過程において、速度制御のダンピン
グ係数を小さい値に切り換え制御するようにしたため、
アクセスを高速化でき、操作性、再生画の品質向上が可
能なトラッキング制御装置を実現することができる。
クへの位相引き込み過程において、速度制御のダンピン
グ係数を小さい値に切り換え制御するようにしたため、
アクセスを高速化でき、操作性、再生画の品質向上が可
能なトラッキング制御装置を実現することができる。
【図1】本発明によるトラッキング制御装置の一実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】図1実施例におけるマーク付加手段の具体構成
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図3】図2のマ−ク付加手段の動作を説明するタイミ
ングチャートである。
ングチャートである。
【図4】図1実施例による磁気テープ上の記録パターン
を示す図である。
を示す図である。
【図5】図1実施例におけるマーク検出手段の具体構成
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図6】図5のマ−ク検出手段の動作を説明するタイミ
ングチャートである。
ングチャートである。
【図7】図1実施例におけるトラッキング誤差検出手段
の具体構成を示すブロック図である。
の具体構成を示すブロック図である。
【図8】図7のトラッキング誤差検出手段の動作説明用
の図である。
の図である。
【図9】図7のトラッキング誤差検出手段の出力信号の
特性を示す図である。
特性を示す図である。
【図10】本発明による他のトラッキング制御装置の一
実施例を示すブロック図である。
実施例を示すブロック図である。
【図11】本発明に係る磁気テ−プの記録パタ−ンを示
す図である。
す図である。
101…回転ドラム、102a、102b…回転磁気ヘ
ッド、103…磁気テープ、105…キャプスタン、1
07…キャプスタンモータ、109…高速走行制御手
段、113…マーク付加手段、114…マーク検出手
段、115…位相比較手段、116…位相制御手段、1
17…記録信号処理手段、118…再生信号処理手段、
119…トラッキング誤差検出手段、121…制御手
段、124…ダンピング係数制御手段
ッド、103…磁気テープ、105…キャプスタン、1
07…キャプスタンモータ、109…高速走行制御手
段、113…マーク付加手段、114…マーク検出手
段、115…位相比較手段、116…位相制御手段、1
17…記録信号処理手段、118…再生信号処理手段、
119…トラッキング誤差検出手段、121…制御手
段、124…ダンピング係数制御手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/782 - 5/783 H04N 5/91 - 5/956
Claims (9)
- 【請求項1】回転磁気ヘッドを有したヘリカルスキャン
方式であり、トラッキング制御にコントロ−ル信号が用
いられ、磁気テ−プ上の各トラックを複数のデ−タブロ
ックに分割し、それぞれのブロックにディジタル化した
通常再生用の画像情報信号とトラック番号及びブロック
番号等の識別情報用の副情報信号を記録すると共に、磁
気テープを通常再生速度より速い速度で再生する可変速
再生用のディジタル画像情報信号を回転磁気ヘッドの走
査軌跡に応じた各トラック位置に分散して記録し、該磁
気テ−プを再生するディジタル信号記録再生装置であっ
て、 上記磁気テ−プを通常再生速度より速い速度で走行させ
る高速走行制御手段と、 上記可変速再生用画像情報信号を所定のトラックに分散
させるよう記録信号の処理を行う記録信号処理手段と、 上記回転磁気ヘッドより再生される信号から上記画像情
報信号及び副情報信号を復元処理する再生信号処理手段
と、 上記コントロール信号を記録及び再生するコントロール
ヘッドと、 上記可変速再生用画像情報信号の記録位置に応じたマー
クを上記コントロール信号に付加するマーク付加手段
と、 上記磁気テープから再生されたコントロール信号から上
記マークを検出するマーク検出手段と、 上記マーク検出手段の検出結果と基準信号との位相比較
を行う位相比較手段と、 上記高速走行制御手段によるテ−プ高速走行時に、上記
再生信号処理手段より再生される上記副情報信号を基に
上記回転磁気ヘッドの所望走査トラック中心に対するト
ラッキング誤差を検出するトラッキング誤差検出手段
と、 上記位相比較手段の出力と上記トラッキング誤差検出手
段の出力を切り換える切り換え手段と、 上記切り換え手段の出力を基に、上記磁気テープの走行
速度を制御するキャプスタンの回転位相を制御する位相
制御手段と、 上記高速走行制御手段、上記マ−ク検出手段、上記位相
制御手段及び上記切り換え手段を制御する制御手段とを
具備し、 記録時には上記磁気テープ上に斜めのトラックを形成し
て通常再生用のディジタル画像情報信号を記録し、且つ
通常再生より速い可変速再生用画像情報信号を上記磁気
テープの速度に応じた上記回転磁気ヘッドの走査軌跡上
のトラックに分割して記録すると共に、上記可変速再生
用画像情報信号の記録位置に応じたマークを、上記マー
ク付加手段によりコントロール信号に付加して記録する
ようにし、 通常再生速度より速い速度の可変速再生時には、上記高
速走行制御手段によって上記磁気テ−プの速度を所定値
に立ち上げた後に、上記位相制御手段により上記回転磁
気ヘッドの走査位相を所望の位相へ引き込み、ヘッドの
走査位相が所望位相の所定範囲内に到達した後は、上記
切り換え手段を制御して上記トラッキング誤差検出手段
の制御信号を基に上記回転磁気ヘッドのトラッキング制
御を行うようにしたことを特徴とするディジタル信号記
録再生装置。 - 【請求項2】上記マ−ク付加手段は、1つ或いは連続す
る複数個のコントロ−ル信号のデュ−ティ比、もしくは
1つ或いは連続する複数個のコントロ−ル信号の“H”
レベル区間、または“L”レベル区間のデュ−ティ比を
変化させることによりマ−ク付加を行うように構成され
たことを特徴とする請求項1記載のディジタル信号記録
再生装置。 - 【請求項3】上記マ−ク付加手段は、デュ−ティ比の異
なる複数のコントロ−ル信号の組み合わせを用いてマ−
ク付加を行うように構成されたことを特徴とする請求項
1記載のディジタル信号記録再生装置。 - 【請求項4】請求項1において、 上記制御手段によって制御され、上記高速走行制御手段
によるテ−プ走行速度制御時の速度ダンピング係数を制
御するダンピング係数制御手段を備え、 上記可変速再生動作において、上記位相比較手段による
位相引込み制御によって、上記回転磁気ヘッドの走査位
相が所望位相の所定範囲内に到達するまではダンピング
係数を第1の所定値に、また所望位相の所定範囲内に到
達した以後は、ダンピング係数を第1よりも大きい第2
の所定値に切り換え制御するようにしたことを特徴とす
るディジタル信号記録再生装置。 - 【請求項5】回転磁気ヘッドを有したヘリカルスキャン
方式であり、トラッキング制御にコントロ−ル信号が用
いられ、磁気テ−プ上の各トラックを複数のデ−タブロ
ックに分割し、前記ブロックにディジタル化した通常再
生用の第1の画像情報信号を記録すると共に、磁気テー
プを通常再生速度より速い速度で再生する可変速再生用
の第2の画像情報信号を回転磁気ヘッドの走査軌跡に応
じた各トラックの所定の位置の前記ブロックに分散して
記録するディジタル信号記録装置であって、 前記第2の画像情報信号を各トラックの所定の位置に分
散させて記録する記録信号処理手段と、 前記第2の画像情報信号の記録位置に応じたマークを前
記コントロール信号に付加して記録するマーク付加手段
とを具備し、前記マーク付加手段は、デューティ比の異
なる複数のコントロール信号の組み合わせを用いてマー
ク付加を行うように構成されたことを特徴とするディジ
タル信号記録装置。 - 【請求項6】前記マ−ク付加手段は、1つ或いは連続す
る複数個のコントロ−ル信号のデュ−ティ比、もしくは
1つ或いは連続する複数個のコントロ−ル信号の“H”
レベル区間、または“L”レベル区間のデュ−ティ比を
変化させることによりマ−ク付加を行うように構成され
たことを特徴とする請求項5記載のディジタル信号記録
装置。 - 【請求項7】回転磁気ヘッドを有したヘリカルスキャン
方式であり、トラッキング制御にコントロ−ル信号が用
いられ、磁気テ−プ上の各トラックを複数のデ−タブロ
ックに分割し、前記ブロックにディジタル化した通常再
生用の第1の画像情報信号が記録されると共に、磁気テ
ープを通常再生速度より速い速度で再生する可変速再生
用の第2の画像情報信号が回転磁気ヘッドの走査軌跡に
応じた各トラックの所定の位置の前記ブロックに分散し
て記録され、かつ、前記コントロール信号には前記第2
の画像情報信号の記録位置に応じ、デューティ比の異な
る複数のコントロール信号の組み合わせを用いてマーク
が記録されている磁気テ−プを再生する装置のトラッキ
ング制御装置であって、 前記磁気テ−プを通常再生速度より速い速度で走行させ
る高速走行制御手段と、 前記磁気テープから再生されたコントロール信号のデュ
ーティ比の変化から前記マークを検出するマーク検出手
段とを具備し、 通常再生速度より速い速度の可変速再生時には、前記マ
ーク検出手段によって検出されたマークを用いてトラッ
キング制御を行うようにしたことを特徴とするトラッキ
ング制御装置。 - 【請求項8】前記マーク検出手段の検出結果と基準信号
との位相比較を行う位相比較手段と、 前記位相比較手段の出力を基に、前記磁気テープの走行
速度を制御するキャプスタンの回転位相を制御する位相
制御手段とを具備し、 通常再生速度より速い速度の可変速再生時には、前記高
速走行制御手段によって前記磁気テ−プの速度を所定値
に立ち上げた後に、前記位相制御手段によりトラッキン
グ制御を行うようにしたことを特徴とする請求項7記載
のトラッキング制御装置。 - 【請求項9】前記高速走行制御手段によるテ−プ走行速
度制御時の速度ダンピング係数を制御するダンピング係
数制御手段を備え、 前記可変速再生動作において、前記位相比較手段による
位相引込み制御によって、前記回転磁気ヘッドの走査位
相が所定範囲内に到達するまではダンピング係数を第1
の所定値に、また所定範囲内に到達した以後は、ダンピ
ング係数を第1よりも大きい第2の所定値に切り換え制
御するようにしたことを特徴とする請求項8記載のトラ
ッキング制御装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10343095A JP3261920B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | ディジタル信号記録再生装置、ディジタル信号記録装置及びトラッキング制御装置 |
| PCT/JP1995/001991 WO1996010822A1 (en) | 1994-09-30 | 1995-09-29 | Magnetic recording/reproducing device having high-speed reproduction mode |
| DE19581346T DE19581346C2 (de) | 1994-09-30 | 1995-09-29 | Magnetische Aufzeichnungs/Wiedergabevorrichtung |
| KR1019960702787A KR100233202B1 (ko) | 1994-09-30 | 1995-09-29 | 고속재생모드를 갖는 자기기록 재생장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10343095A JP3261920B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | ディジタル信号記録再生装置、ディジタル信号記録装置及びトラッキング制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08298641A JPH08298641A (ja) | 1996-11-12 |
| JP3261920B2 true JP3261920B2 (ja) | 2002-03-04 |
Family
ID=14353829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10343095A Expired - Fee Related JP3261920B2 (ja) | 1994-09-30 | 1995-04-27 | ディジタル信号記録再生装置、ディジタル信号記録装置及びトラッキング制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3261920B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11283226A (ja) | 1998-03-31 | 1999-10-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | データストリーム記録再生装置 |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP10343095A patent/JP3261920B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08298641A (ja) | 1996-11-12 |
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