JPH0311196B2 - - Google Patents
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- JPH0311196B2 JPH0311196B2 JP54071700A JP7170079A JPH0311196B2 JP H0311196 B2 JPH0311196 B2 JP H0311196B2 JP 54071700 A JP54071700 A JP 54071700A JP 7170079 A JP7170079 A JP 7170079A JP H0311196 B2 JPH0311196 B2 JP H0311196B2
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- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 3
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、回転数を制御する回転速度制御装置
に関するもので、複数の回転速度に安定に切換え
が出来るよう構成したものである。
に関するもので、複数の回転速度に安定に切換え
が出来るよう構成したものである。
特殊再生、例えばスローモーシヨン再生(以下
スロー再生と記す)、フアーストモーシヨン再生
(以下フアースト再生と記す)の可能な磁気録画
再生装置(以下VTRと記す)においては、特殊
再生時に磁気テープ速度を通常の記録及び再生の
速度に比べて遅い速度又は早い速度に切換える必
要がある。則ち、記録済テープで通常の再生を行
なう以外に、テープ速度を通常再生速度の1/n
に逓降してスロー再生を行なつたり、逆にm倍に
早くしてフアースト再生を行なう場合はキヤプス
タン及びキヤプスタンモータの回転速度を選択的
に切換える必要があり、この切換えに伴ない速度
制御が不安定になると磁気テープの送りを安定に
行ない得ない。本発明は係る問題点を解決するた
めに速度切換え比を大きくした場合でも速度制御
が安定にできるようにすることを目的とするもの
である。
スロー再生と記す)、フアーストモーシヨン再生
(以下フアースト再生と記す)の可能な磁気録画
再生装置(以下VTRと記す)においては、特殊
再生時に磁気テープ速度を通常の記録及び再生の
速度に比べて遅い速度又は早い速度に切換える必
要がある。則ち、記録済テープで通常の再生を行
なう以外に、テープ速度を通常再生速度の1/n
に逓降してスロー再生を行なつたり、逆にm倍に
早くしてフアースト再生を行なう場合はキヤプス
タン及びキヤプスタンモータの回転速度を選択的
に切換える必要があり、この切換えに伴ない速度
制御が不安定になると磁気テープの送りを安定に
行ない得ない。本発明は係る問題点を解決するた
めに速度切換え比を大きくした場合でも速度制御
が安定にできるようにすることを目的とするもの
である。
従来この種の速度制御の例として特開昭53−
79507号公報に見られる如く、VTRにおいてテー
プの送り速度を2通りに切換えて記録及び再生す
るものがある。
79507号公報に見られる如く、VTRにおいてテー
プの送り速度を2通りに切換えて記録及び再生す
るものがある。
上記公報にあつては、通常状態における記録を
1時間記録と2時間記録にするために1時間記録
のテープ送り速度VHを1/2の速度VLに切換
えて2時間記録を可能にするものである。この場
合、キヤプスタン及びキヤプスタンモータの回転
速度を制御する速度制御系の速度基準モノマルチ
の時定数を速度切換えスイツチに連動して選択的
に切換えている。即ち、キヤプスタンモータの回
転速度を検出する周波数発電機(以下FGと記す)
と、このFG出力をパルス整形し、この整形され
たFGパルスにより速度基準となる一定時間遅延
パルスを形成し、この遅延パルスにより傾斜部分
を有する比較用信号を形成し、該比較用信号を前
記FGパルスでサンプルホールドして速度誤差出
力を得、該誤差出力によりキヤプスタンモータを
駆動する速度制御系を構成し、上記一定時間遅延
パルスの遅延時間を選択的に切換えて速度切換え
を行なつている。上記遅延時間切換えを行なう
と、例えば1時間記録の速度VHに比べ2時間記
録で1/2の速度VLとする場合は、速度制御系
のループ利得が1時間記録に比べて2時間記録で
は4倍(=22)となり、ループ利得が大きくなり
すぎるために発振を生じたり、不安定になるとい
う不都合がある。この対策として遅い速度VLと
されるときは上記傾斜部分を有する比較信号の傾
斜が小さくなるように利得補正を行ない速度制御
が安定になされるようにしている。また、この操
作は再生時にあつては自動的に切換え得るように
されている。
1時間記録と2時間記録にするために1時間記録
のテープ送り速度VHを1/2の速度VLに切換
えて2時間記録を可能にするものである。この場
合、キヤプスタン及びキヤプスタンモータの回転
速度を制御する速度制御系の速度基準モノマルチ
の時定数を速度切換えスイツチに連動して選択的
に切換えている。即ち、キヤプスタンモータの回
転速度を検出する周波数発電機(以下FGと記す)
と、このFG出力をパルス整形し、この整形され
たFGパルスにより速度基準となる一定時間遅延
パルスを形成し、この遅延パルスにより傾斜部分
を有する比較用信号を形成し、該比較用信号を前
記FGパルスでサンプルホールドして速度誤差出
力を得、該誤差出力によりキヤプスタンモータを
駆動する速度制御系を構成し、上記一定時間遅延
パルスの遅延時間を選択的に切換えて速度切換え
を行なつている。上記遅延時間切換えを行なう
と、例えば1時間記録の速度VHに比べ2時間記
録で1/2の速度VLとする場合は、速度制御系
のループ利得が1時間記録に比べて2時間記録で
は4倍(=22)となり、ループ利得が大きくなり
すぎるために発振を生じたり、不安定になるとい
う不都合がある。この対策として遅い速度VLと
されるときは上記傾斜部分を有する比較信号の傾
斜が小さくなるように利得補正を行ない速度制御
が安定になされるようにしている。また、この操
作は再生時にあつては自動的に切換え得るように
されている。
この様に速度切換え比が高々数倍程度である場
合は比較的ループ利得の変化も少ないが、数倍以
上の切換え比に及ぶとループ利得の変化が極端に
大きくなり、上記の利得補正手段程度ではカバー
しきれなくなる。即ち、上記遅延時間を切換える
方式ではループ利得の変化が切換え比の2乗分の
1となり、数倍以上の切換え比に及ぶと最早上記
傾斜の傾き補正だけでは対処しきれない欠点があ
る。
合は比較的ループ利得の変化も少ないが、数倍以
上の切換え比に及ぶとループ利得の変化が極端に
大きくなり、上記の利得補正手段程度ではカバー
しきれなくなる。即ち、上記遅延時間を切換える
方式ではループ利得の変化が切換え比の2乗分の
1となり、数倍以上の切換え比に及ぶと最早上記
傾斜の傾き補正だけでは対処しきれない欠点があ
る。
本発明は上記の欠点を除去すべく、上記FG信
号を分周し、該分周比を切換えることによりルー
プ利得の変化が小さくなるようにして安定な速度
制御系を構成すべくなされたものである。
号を分周し、該分周比を切換えることによりルー
プ利得の変化が小さくなるようにして安定な速度
制御系を構成すべくなされたものである。
以下に本発明の説明を図面と共に行なう。
第1図は本発明の説明に供する従来例示される
VTRのキヤプスタンサーボ回路の要部ブロツク
図である。
VTRのキヤプスタンサーボ回路の要部ブロツク
図である。
第1図において、1は磁気テープ、2及び3は
互いに180゜の角間隔をなす回転ヘツド、4はこれ
らのヘツド2及び3を回転駆動するモータ、5は
コントロールヘツド(以下CTL.ヘツドと記す)
6はキヤプスタン、7はキヤプスタン駆動用直流
モータ、8は該モータの回転軸に設けられた周波
数発電機(FG)、9はピンチローラである。10
はキヤプスタンモータ7の速度制御回路であり、
この回路構成はキヤプスタンモータ7の回転を検
出するFG8の出力をアンプ11にて増幅し、次
段のフリツプフロツプ(以下FFと記す)12で
1/2の周波数に分周すると共に矩形波に整形す
る。このFF12の出力は速度基準作成用のモノ
マルチ(以下速度基準MMと記す)13と傾斜部
分を有する比較信号を形成するための台形波回路
14にそれぞれ入力される。速度基準MM13の
出力はパルス整形回路15にサンプリングパルス
に整形し、次段のサンプルホールド回路16にお
いて上記台形波回路14の出力をパルス整形回路
15の出力にてサンプリングし、ホールドした出
力を得る。このサンプルホールド出力が速度誤差
出力であり、モータ駆動増幅回路17等を通じて
モータ7を速度制御している。以上の構成におい
てモータ7の速度を切換えるには上記速度基準
MM13の遅延時間を選択的に切換えるか、該
MM13を固定し上記FF12の分周比を選択的
に切換えるかの方法があり、前者と後者を組合せ
る方法もある。
互いに180゜の角間隔をなす回転ヘツド、4はこれ
らのヘツド2及び3を回転駆動するモータ、5は
コントロールヘツド(以下CTL.ヘツドと記す)
6はキヤプスタン、7はキヤプスタン駆動用直流
モータ、8は該モータの回転軸に設けられた周波
数発電機(FG)、9はピンチローラである。10
はキヤプスタンモータ7の速度制御回路であり、
この回路構成はキヤプスタンモータ7の回転を検
出するFG8の出力をアンプ11にて増幅し、次
段のフリツプフロツプ(以下FFと記す)12で
1/2の周波数に分周すると共に矩形波に整形す
る。このFF12の出力は速度基準作成用のモノ
マルチ(以下速度基準MMと記す)13と傾斜部
分を有する比較信号を形成するための台形波回路
14にそれぞれ入力される。速度基準MM13の
出力はパルス整形回路15にサンプリングパルス
に整形し、次段のサンプルホールド回路16にお
いて上記台形波回路14の出力をパルス整形回路
15の出力にてサンプリングし、ホールドした出
力を得る。このサンプルホールド出力が速度誤差
出力であり、モータ駆動増幅回路17等を通じて
モータ7を速度制御している。以上の構成におい
てモータ7の速度を切換えるには上記速度基準
MM13の遅延時間を選択的に切換えるか、該
MM13を固定し上記FF12の分周比を選択的
に切換えるかの方法があり、前者と後者を組合せ
る方法もある。
次に位相制御回路は他のブロツク図で示してあ
り、記録時にはスイツチK1〜K3が連動してR側
に切換え接続され、再生時にはP側に接続される
構成にしてある。そして記録時には記録しようと
する映像信号より同期分離した30〔Hz〕の垂
直同期信号がVSS入力端子18に入力され、増
幅回路19を介してGTL、ヘツド5へ供給され
磁気テープ1の一端に記録されると共に、傾斜部
分を有する比較信号を形成するための台形波回路
20に入力される。他方記録時にはモータ7の回
転位相信号をFG18から得る構成とし、FF12
の出力を分周回路21を通じて30Hzになるよ
うに分周し、パルス整形回路22にてサンプリン
グパルスに整形している。サンプルホールド回路
23にて前記台形波回路20の出力をパルス整形
回路22の出力にてサンプリングし、ホールド出
力を得る。このサンプルホールド出力が位相誤差
出力であり、ゲイン及び位相補償用のフイルタ2
4を介して上記速度基準MM13の制御端子25
に入力し、キヤプスタンモータ7の速度を比較的
狭まい範囲で制御できる構成にする。これにより
キヤプスタンモータ7の回転を外部信号VSSに
位相同期させることができる。また、再生時には
発振器26からの出力信号をVSSに代えて用い、
かつCTLヘツド5の再生出力を再生アンプ27
にて増幅し、該出力を上記分周回路21の出力に
代えて用いて再生時のテープ位相同期をとり、必
要に応じてモノマルチ等の遅延回路を用いて例え
ば再生CTL信号の位相調整を行ないトラツキン
グ調整する構成にしている。
り、記録時にはスイツチK1〜K3が連動してR側
に切換え接続され、再生時にはP側に接続される
構成にしてある。そして記録時には記録しようと
する映像信号より同期分離した30〔Hz〕の垂
直同期信号がVSS入力端子18に入力され、増
幅回路19を介してGTL、ヘツド5へ供給され
磁気テープ1の一端に記録されると共に、傾斜部
分を有する比較信号を形成するための台形波回路
20に入力される。他方記録時にはモータ7の回
転位相信号をFG18から得る構成とし、FF12
の出力を分周回路21を通じて30Hzになるよ
うに分周し、パルス整形回路22にてサンプリン
グパルスに整形している。サンプルホールド回路
23にて前記台形波回路20の出力をパルス整形
回路22の出力にてサンプリングし、ホールド出
力を得る。このサンプルホールド出力が位相誤差
出力であり、ゲイン及び位相補償用のフイルタ2
4を介して上記速度基準MM13の制御端子25
に入力し、キヤプスタンモータ7の速度を比較的
狭まい範囲で制御できる構成にする。これにより
キヤプスタンモータ7の回転を外部信号VSSに
位相同期させることができる。また、再生時には
発振器26からの出力信号をVSSに代えて用い、
かつCTLヘツド5の再生出力を再生アンプ27
にて増幅し、該出力を上記分周回路21の出力に
代えて用いて再生時のテープ位相同期をとり、必
要に応じてモノマルチ等の遅延回路を用いて例え
ば再生CTL信号の位相調整を行ないトラツキン
グ調整する構成にしている。
第2図は第1図における連動制御回路10の動
作波形図例を示し、AはFF12の出力波形、B
は速度基準MMの出力波形でTSは該MMの遅延
時間であり速度基準である。Cは台形波回路14
の出力波形、Dはパルス整形回路15の出力波形
であり、該サンプリングパルスP2で上記台形波
Cの傾斜部分P1点の電圧をサンプリングし、ホ
ールド出力を速度誤差出力として得ている。この
速度制御回路の動作は従来公知のものであり説明
は省略する。
作波形図例を示し、AはFF12の出力波形、B
は速度基準MMの出力波形でTSは該MMの遅延
時間であり速度基準である。Cは台形波回路14
の出力波形、Dはパルス整形回路15の出力波形
であり、該サンプリングパルスP2で上記台形波
Cの傾斜部分P1点の電圧をサンプリングし、ホ
ールド出力を速度誤差出力として得ている。この
速度制御回路の動作は従来公知のものであり説明
は省略する。
本発明は前述の如く記録時間を2種類以上に選
択的に切換え得るVTRはもちろん、この種の
VTR又は記録時間を選択的に切換え得ないVTR
において、特殊再生が可能なVTRであれば適用
し得る速度制御方式を提供するものであり、説明
を簡単化するために特殊再生が可能でかつ記録時
間を2種類に選択し得るVTRを例に説明する。
択的に切換え得るVTRはもちろん、この種の
VTR又は記録時間を選択的に切換え得ないVTR
において、特殊再生が可能なVTRであれば適用
し得る速度制御方式を提供するものであり、説明
を簡単化するために特殊再生が可能でかつ記録時
間を2種類に選択し得るVTRを例に説明する。
記録時間を2種類に選択的に切換え得るVTR
とは、前述の如く例えば磁気テープの送り速度を
VHとして1時間記録を行ない、VL=VH/2とし
て2時間記録を行なうたぐいのVTRであつて、
記録時間は必ずしもこれに限定されるものではな
い。
とは、前述の如く例えば磁気テープの送り速度を
VHとして1時間記録を行ない、VL=VH/2とし
て2時間記録を行なうたぐいのVTRであつて、
記録時間は必ずしもこれに限定されるものではな
い。
本発明では上記の記録時間切換えと特殊再生切
換えを上記分周回路12の分周比を選択的に切換
えて行なう可能ならしめる例について示す。
換えを上記分周回路12の分周比を選択的に切換
えて行なう可能ならしめる例について示す。
以下第3図に示す本発明の実施具体回路例を基
に説明を行なう。尚、この回路例では松下電子工
業(株)製のキヤプスタンサーボ用IC「AN6341」を
用い、記録時間を2種類に選択できるVTRにお
いて、例えば3倍連のフアースト再生(以下(×
3)とする)と通常再生(以下(×1)とする)
及び1/5倍速のスロー再生(以下(×1/5)
とする)を行なう場合で示した。
に説明を行なう。尚、この回路例では松下電子工
業(株)製のキヤプスタンサーボ用IC「AN6341」を
用い、記録時間を2種類に選択できるVTRにお
いて、例えば3倍連のフアースト再生(以下(×
3)とする)と通常再生(以下(×1)とする)
及び1/5倍速のスロー再生(以下(×1/5)
とする)を行なう場合で示した。
AN6341は速度制御用回路と位相制御回路の2
機能を有する16ピンのサーボICである。AN6341
の1番ピンは電源Vcc端子、2番ピンは分周比切
換え制御端子であり、入力が“H”で第2段目の
FF12bがスルーになり、“L”で非スルーとな
り1/2分周を可能にしている。従つて、第1段
目のFF12aと合わせると2番ピン入力が“H”
では1/2分周し、“L”では1/4分周する構
成になつている。3番ピンは速度基準MM13の
制御端子であり、このMMは単ピンモノマルチで
あり、3番ピンにはGNDとの間にコンデンサを
電源Vccとの間に抵抗を接続する。4及び5番ピ
ンはそれぞれ台形波回路14の制御端子であり、
4番ピンにはGNDとの間にコンデンサを接続し、
5番ピンにはGNDとの間に抵抗を接続して上記
コンデンサの充電電流を決めている。6及び7番
ピンはサンプルホールド回路16の制御端子及び
出力端子であり、6番ピンにはGNDとの間にホ
ールド用のコンデンサを接続する。8番ピンは
GND端子、16番ピンはFG信号入力端子である。
以上は電源Vcc及びGNDを含む速度制御用回路
の各入出力及び制御端子である。また、9及び10
番ピンはサンプルホールド回路23の出力端子及
び制御端子であり、10番ピンにはGNDとの間に
ホールド用のコンデンサを接続する。11及び12番
ピンはそれぞれ台形波回路20の制御端子であ
り、12番ピンにはGNDとの間にコンデンサを接
続し、11番ピンにはGNDとの間に抵抗を接続し
て上記コンデンサの充電電流を決めている。13番
ピンは基準信号入力端子、14番ピンはトラツキン
グモノマルチ28の制御端子であり、このMMも
速度基準MM13同様単ピンモノマルチである。
15番ピンは回転位相信号又は再生CTL信号等の
位相比較信号入力端子である。以上が位相制御用
回路の各入出力及び制御端子である。
機能を有する16ピンのサーボICである。AN6341
の1番ピンは電源Vcc端子、2番ピンは分周比切
換え制御端子であり、入力が“H”で第2段目の
FF12bがスルーになり、“L”で非スルーとな
り1/2分周を可能にしている。従つて、第1段
目のFF12aと合わせると2番ピン入力が“H”
では1/2分周し、“L”では1/4分周する構
成になつている。3番ピンは速度基準MM13の
制御端子であり、このMMは単ピンモノマルチで
あり、3番ピンにはGNDとの間にコンデンサを
電源Vccとの間に抵抗を接続する。4及び5番ピ
ンはそれぞれ台形波回路14の制御端子であり、
4番ピンにはGNDとの間にコンデンサを接続し、
5番ピンにはGNDとの間に抵抗を接続して上記
コンデンサの充電電流を決めている。6及び7番
ピンはサンプルホールド回路16の制御端子及び
出力端子であり、6番ピンにはGNDとの間にホ
ールド用のコンデンサを接続する。8番ピンは
GND端子、16番ピンはFG信号入力端子である。
以上は電源Vcc及びGNDを含む速度制御用回路
の各入出力及び制御端子である。また、9及び10
番ピンはサンプルホールド回路23の出力端子及
び制御端子であり、10番ピンにはGNDとの間に
ホールド用のコンデンサを接続する。11及び12番
ピンはそれぞれ台形波回路20の制御端子であ
り、12番ピンにはGNDとの間にコンデンサを接
続し、11番ピンにはGNDとの間に抵抗を接続し
て上記コンデンサの充電電流を決めている。13番
ピンは基準信号入力端子、14番ピンはトラツキン
グモノマルチ28の制御端子であり、このMMも
速度基準MM13同様単ピンモノマルチである。
15番ピンは回転位相信号又は再生CTL信号等の
位相比較信号入力端子である。以上が位相制御用
回路の各入出力及び制御端子である。
29,30,31及び32は夫々AN6341の外
付回路であり、29は速度基準MM13の外付回
路、30は台形波回路14の外付回路、31は台
形波回路20の外付回路、32はトラツキング
MM28の外付回路である。また33は特殊再生
切換指令信号発生回路である。
付回路であり、29は速度基準MM13の外付回
路、30は台形波回路14の外付回路、31は台
形波回路20の外付回路、32はトラツキング
MM28の外付回路である。また33は特殊再生
切換指令信号発生回路である。
キヤプスタンモータ7の回転検出用FG8の出
力信号は外部の分周回路34のアンプ35に入力
され増幅された後、第1分周回路36、第2分周
回路37で順次分周される。上記の(×3)、(×
1)、(×1/5)の例であると第1分周回路36
は1/5分周回路とし、第2分周回路37は1/
3分周回路とする。38,39,40はそれぞれ
2入力ANDゲートであり、夫々上記アンプ35
の出力、第1分周回路36の出力、第2分周回路
37の出力が1入力とされ、夫々インバータ4
1,42,43の出力が他入力とされる。なお、
インバータ41,42,43へは特殊再生切換指
令発生回路33の出力が夫々入力され、インバー
タ41へは(×3)“L”の信号が、インバータ
42へは(×1)“L”の信号が、インバータ4
3へは(×1/5)“L”の信号がそれぞれ入力
される。しかるにANDゲート38,39,40
はそれぞれ(×3)、(×1)、(×1/5)のとき
にゲートが開かれ、ORゲート44を経てICの16
番ピンに入力される。この入力は増幅された後、
FF12a,FF12bを2段介して速度基準MM
13及び台形波回路14に入力される。サンプル
ホールド回路(S/H)16において台形波回路
(TPZ)14の出力をパルス整形回路(TPG)1
5の出力でサンプルホールドし7番ピンに速度誤
差出力を得ている。45は電源Vcc供給端子であ
り、通常+12Vの一定電圧を供給する。46は記
録時間を2種類に切換えるための記録時間切換指
令入力端子であり、47,48,49は夫々(×
3)再生指令入力端子であり、各々の入力が
“H”のときその再生モータになり、“L”又は入
力開放でその再生モードは解除され、通常は何れ
か一の再生モータに設定されている。
力信号は外部の分周回路34のアンプ35に入力
され増幅された後、第1分周回路36、第2分周
回路37で順次分周される。上記の(×3)、(×
1)、(×1/5)の例であると第1分周回路36
は1/5分周回路とし、第2分周回路37は1/
3分周回路とする。38,39,40はそれぞれ
2入力ANDゲートであり、夫々上記アンプ35
の出力、第1分周回路36の出力、第2分周回路
37の出力が1入力とされ、夫々インバータ4
1,42,43の出力が他入力とされる。なお、
インバータ41,42,43へは特殊再生切換指
令発生回路33の出力が夫々入力され、インバー
タ41へは(×3)“L”の信号が、インバータ
42へは(×1)“L”の信号が、インバータ4
3へは(×1/5)“L”の信号がそれぞれ入力
される。しかるにANDゲート38,39,40
はそれぞれ(×3)、(×1)、(×1/5)のとき
にゲートが開かれ、ORゲート44を経てICの16
番ピンに入力される。この入力は増幅された後、
FF12a,FF12bを2段介して速度基準MM
13及び台形波回路14に入力される。サンプル
ホールド回路(S/H)16において台形波回路
(TPZ)14の出力をパルス整形回路(TPG)1
5の出力でサンプルホールドし7番ピンに速度誤
差出力を得ている。45は電源Vcc供給端子であ
り、通常+12Vの一定電圧を供給する。46は記
録時間を2種類に切換えるための記録時間切換指
令入力端子であり、47,48,49は夫々(×
3)再生指令入力端子であり、各々の入力が
“H”のときその再生モータになり、“L”又は入
力開放でその再生モードは解除され、通常は何れ
か一の再生モータに設定されている。
本発明は上記の如く、FG信号の分周比を切換
えることにより速度切換えを行なうものであるか
ら、選択されたいかなる速度の時であつても速度
比較周波数は一定である。従つて、速度基準MM
13の外付回路29のコンデンサ50及び抵抗5
1,52の定数変更は行なわない。また、図2の
波形図からも明らかなように台形波信号Cのサン
プリング点P1の位置が変化しないように台形波
回路14の外付回路30のコンデンサ53、抵抗
54の定数変更も行なわない。しかるに速度制御
系のこの部分における波形の変化はなく、速度比
較ゲインKdは一定である。即ち、Kdを求める計
算式は、 Kd=θ/ω1 2・a (1) である。但し、θは回転検出周期に対する回転検
出位相角、ω1=2πf1であり、ω1は速度比較角周
波数、f1は速度比較周波数、aは速度比較台形波
の傾斜感度であり、θ,f1,aがそれぞれ一定で
あるからKdの値は一定である。
えることにより速度切換えを行なうものであるか
ら、選択されたいかなる速度の時であつても速度
比較周波数は一定である。従つて、速度基準MM
13の外付回路29のコンデンサ50及び抵抗5
1,52の定数変更は行なわない。また、図2の
波形図からも明らかなように台形波信号Cのサン
プリング点P1の位置が変化しないように台形波
回路14の外付回路30のコンデンサ53、抵抗
54の定数変更も行なわない。しかるに速度制御
系のこの部分における波形の変化はなく、速度比
較ゲインKdは一定である。即ち、Kdを求める計
算式は、 Kd=θ/ω1 2・a (1) である。但し、θは回転検出周期に対する回転検
出位相角、ω1=2πf1であり、ω1は速度比較角周
波数、f1は速度比較周波数、aは速度比較台形波
の傾斜感度であり、θ,f1,aがそれぞれ一定で
あるからKdの値は一定である。
ところが、速度切換えのために分周比を切換え
るようにしたため、分周回路でのゲインが切換え
比分の1で変化する。従つて、分周比切換えに連
動して速度切換え比分の1のゲイン補正を行なう
必要があり、本発明ではこの補正を比例積分回路
55の周波数特性を変えることで行なう。即ち、
分周比切換えによりキヤプスタンモータ7の回転
数が低くされる場合程比例積分回路55の周波数
特性が低くなるように切換えるものである。
るようにしたため、分周回路でのゲインが切換え
比分の1で変化する。従つて、分周比切換えに連
動して速度切換え比分の1のゲイン補正を行なう
必要があり、本発明ではこの補正を比例積分回路
55の周波数特性を変えることで行なう。即ち、
分周比切換えによりキヤプスタンモータ7の回転
数が低くされる場合程比例積分回路55の周波数
特性が低くなるように切換えるものである。
比例積分回路55はオペアンプ56により抵抗
57,58,59を夫々入力インピーダンスZ1と
し、抵抗60,61及びコンデンサ62,63を
夫々帰環インピーダンスZ2とする構成で具現でき
る。この回路の伝達関数Gf1(S)は、 Gf1(S)=Z2(S)/Z1(S)=1+T2S/T1S (2) 但し、T1=C2R1,T2=C2R2であり、Z1(S)=
R1,Z2(S)=R2+1 SC2である。即ち、R1は抵抗5
7,58,59に相当し、R2は抵抗60,61,
C2はコンデンサ62,63にそれぞれ相当する。
そこで、この回路によるループ利得の補正は次の
ようにして行なう。
57,58,59を夫々入力インピーダンスZ1と
し、抵抗60,61及びコンデンサ62,63を
夫々帰環インピーダンスZ2とする構成で具現でき
る。この回路の伝達関数Gf1(S)は、 Gf1(S)=Z2(S)/Z1(S)=1+T2S/T1S (2) 但し、T1=C2R1,T2=C2R2であり、Z1(S)=
R1,Z2(S)=R2+1 SC2である。即ち、R1は抵抗5
7,58,59に相当し、R2は抵抗60,61,
C2はコンデンサ62,63にそれぞれ相当する。
そこで、この回路によるループ利得の補正は次の
ようにして行なう。
(×3)のときトランジスタ64をONにして
抵抗58,59を短絡して入力抵抗は抵抗57だ
けにする。従つて、(2)式から明らかなように最も
周波数特性が高くなる。トランジスタ65は(×
1)のときONにして抵抗59だけを短絡し、抵
抗57,58とを直列接続した合成抵抗とする。
また、(×1/5)のときトランジスタ64,6
5はOFFにして抵抗57,58,59が全て直
列接続された合成抵抗とする。なお、この抵抗の
切換え構成は実施例に限定されず、並列抵抗の切
換えで行なつても可である。このようにして(×
3)で周波数特性を最も高く設定し、(×1/5)
で最も低く設定し、(×1)をその中間に設定す
れば上記のループ利得補正を行なうことができ
る。
抵抗58,59を短絡して入力抵抗は抵抗57だ
けにする。従つて、(2)式から明らかなように最も
周波数特性が高くなる。トランジスタ65は(×
1)のときONにして抵抗59だけを短絡し、抵
抗57,58とを直列接続した合成抵抗とする。
また、(×1/5)のときトランジスタ64,6
5はOFFにして抵抗57,58,59が全て直
列接続された合成抵抗とする。なお、この抵抗の
切換え構成は実施例に限定されず、並列抵抗の切
換えで行なつても可である。このようにして(×
3)で周波数特性を最も高く設定し、(×1/5)
で最も低く設定し、(×1)をその中間に設定す
れば上記のループ利得補正を行なうことができ
る。
一方、トランジスタ66,67は上記記録時間
の選択を行なう場合に同様のループ利得補正を行
なうものであり、記録時間切換指令入力端子46
の入力に基づいてON−OFF制御する。即ち、該
指令入力端子46の入力を記録時間切換指令信号
発生回路68に入力し、トランジスタ69,70
にて振幅変換して指令入力端子46の入力が
“L”ときトランジスタ70をONし、トランジ
スタ66をONにする。このとき抵抗60とコン
デンサ62の直列回路が負帰環インピーダンスと
して働く。また、入力“H”のときはトランジス
タ69をONし、トランジスタ67をONにする。
このときは逆に抵抗61をコンデンサ63の直列
回路が負環環インピーダンスとして働く。しかる
にこれら抵抗、コンデンサの定数切換えを行なう
ことにより(2)式に示す如く周波数特性の切換えを
行なうことができる。なお、この切換えは少なく
ともコンデンサ62,63の定数切換えが可能で
あれば良い。但し、(2)式におけるT2の値も変化
して所望の特性が得られなくなることがあるた
め、T2の値を略一定にすべく抵抗60,61も
同時に定数切換えするのが望ましい。さらに、上
記指令信号発生回路68はオペアンプ63に供給
される電源VBBを一般にVccより高く設定するた
めであり、電源VBBは電源端子71から供給さ
れ、多少リツプルを含んでいても構わない。
の選択を行なう場合に同様のループ利得補正を行
なうものであり、記録時間切換指令入力端子46
の入力に基づいてON−OFF制御する。即ち、該
指令入力端子46の入力を記録時間切換指令信号
発生回路68に入力し、トランジスタ69,70
にて振幅変換して指令入力端子46の入力が
“L”ときトランジスタ70をONし、トランジ
スタ66をONにする。このとき抵抗60とコン
デンサ62の直列回路が負帰環インピーダンスと
して働く。また、入力“H”のときはトランジス
タ69をONし、トランジスタ67をONにする。
このときは逆に抵抗61をコンデンサ63の直列
回路が負環環インピーダンスとして働く。しかる
にこれら抵抗、コンデンサの定数切換えを行なう
ことにより(2)式に示す如く周波数特性の切換えを
行なうことができる。なお、この切換えは少なく
ともコンデンサ62,63の定数切換えが可能で
あれば良い。但し、(2)式におけるT2の値も変化
して所望の特性が得られなくなることがあるた
め、T2の値を略一定にすべく抵抗60,61も
同時に定数切換えするのが望ましい。さらに、上
記指令信号発生回路68はオペアンプ63に供給
される電源VBBを一般にVccより高く設定するた
めであり、電源VBBは電源端子71から供給さ
れ、多少リツプルを含んでいても構わない。
71はエミツタフオロア用トランジスタ、7
2,73はDCバイアス調整用ダイオード、74
はトランジスタ71への入力電圧をOボルトにす
るためのスイツチングトランジスタであり、停止
指令入力端子75“H”の信号を入力すると後段
のモータ駆動回路76が動作しなくなり、キヤプ
スタンモータ7は停止する。
2,73はDCバイアス調整用ダイオード、74
はトランジスタ71への入力電圧をOボルトにす
るためのスイツチングトランジスタであり、停止
指令入力端子75“H”の信号を入力すると後段
のモータ駆動回路76が動作しなくなり、キヤプ
スタンモータ7は停止する。
モータ駆動回路76は、モータ7の電機子抵抗
Raと抵抗77,78,79とによりブリツジ回
路を構成し、オペアンプ80、電流ブースト用ト
ランジスタ81,82とにより逆起電圧制御ルー
プ(通称電子カバナと呼んでいる)を構成する制
御回路である。この回路の使用目的は、モータ7
の周波数応答特性を高くすることと負荷トルク外
乱に対する強さを大きくすることである。即ち、
この回路84を導入することにより前記比例積分
回路5の周波数特性を高く、回路定数を小さくし
て速度制御系の過度応答を速めることも目的の一
である。なお、モータ駆動回路76のオペアンプ
80をパワオペアンプとするときは電流ブースト
用トランジスタ81,82は不用にできる。
Raと抵抗77,78,79とによりブリツジ回
路を構成し、オペアンプ80、電流ブースト用ト
ランジスタ81,82とにより逆起電圧制御ルー
プ(通称電子カバナと呼んでいる)を構成する制
御回路である。この回路の使用目的は、モータ7
の周波数応答特性を高くすることと負荷トルク外
乱に対する強さを大きくすることである。即ち、
この回路84を導入することにより前記比例積分
回路5の周波数特性を高く、回路定数を小さくし
て速度制御系の過度応答を速めることも目的の一
である。なお、モータ駆動回路76のオペアンプ
80をパワオペアンプとするときは電流ブースト
用トランジスタ81,82は不用にできる。
以上が本発明の主要部分たる速度切換えに伴な
うループ利得の変化を補正する手段についての速
度制御回路系統の説明であるが、さらに位相制御
回路系統で必要な諸切換え等について説明する。
うループ利得の変化を補正する手段についての速
度制御回路系統の説明であるが、さらに位相制御
回路系統で必要な諸切換え等について説明する。
83は基準信号入力端子であり、第1図で示し
た30HzのVSS又は発振器26からの出力信号の
入力端子であり、回転磁気ヘツドの回転位相信号
と同期関係にある信号であればよい。従つて、回
転位相信号であつてもよい。84は従属信号入力
端子であり、第1図で示したFG信号を分周した
信号(FG分周PG信号)又は再生CTL信号であ
り、85はアンプ、86は(×3)の時の再生
CTL信号を1/3に分周するための1/3分周
モノマルチである。24は補償フイルタを示し、
このフイルタを経た位相誤差出力が抵抗87を介
して速度基準MM13にミツクスされる。
た30HzのVSS又は発振器26からの出力信号の
入力端子であり、回転磁気ヘツドの回転位相信号
と同期関係にある信号であればよい。従つて、回
転位相信号であつてもよい。84は従属信号入力
端子であり、第1図で示したFG信号を分周した
信号(FG分周PG信号)又は再生CTL信号であ
り、85はアンプ、86は(×3)の時の再生
CTL信号を1/3に分周するための1/3分周
モノマルチである。24は補償フイルタを示し、
このフイルタを経た位相誤差出力が抵抗87を介
して速度基準MM13にミツクスされる。
(×1/5)のときは再生CTL信号が6Hzと
なるため位相制御系は不安定になる。この対策と
して補償フイルタ24では例えばコンデンサ88
にトランジスタ89をONしてコンデンサ90を
並列接続する構成をとり周波数特性を下げ、台形
波回路20の外付回路31では例えばコンデンサ
91にトランジスタ92をONしてコンデンサ9
3を並列接続しループ利得を下げるようにしてい
る。
なるため位相制御系は不安定になる。この対策と
して補償フイルタ24では例えばコンデンサ88
にトランジスタ89をONしてコンデンサ90を
並列接続する構成をとり周波数特性を下げ、台形
波回路20の外付回路31では例えばコンデンサ
91にトランジスタ92をONしてコンデンサ9
3を並列接続しループ利得を下げるようにしてい
る。
32はトラツキングMM28の外付け回路であ
り、コンデンサ94と固定抵抗95、手動トラツ
キング調整用可変抵抗96及びFIX調整用可変抵
抗97,98,99から成る。可変抵抗器97は
(×3)の設定用としてトランジスタ100を
ONし、98は(×1)の設定用、99は(×
1/5)の設定用として夫々トランジスタ10
1,102をONする構成にしている。従つて、
トランジスタ100,101,102には(×
3)“L”,(×1)“L”、(×1/5)“L”の信
号が夫々入力されている。また、103は記録指
令信号入力端子であり、記録時入力を“H”(約
Vccの電圧)としてダイオード104をONにし、
記録時のトラツキングMM28の遅延時間はコン
デンサ94と抵抗95だけで決まるようにする。
り、コンデンサ94と固定抵抗95、手動トラツ
キング調整用可変抵抗96及びFIX調整用可変抵
抗97,98,99から成る。可変抵抗器97は
(×3)の設定用としてトランジスタ100を
ONし、98は(×1)の設定用、99は(×
1/5)の設定用として夫々トランジスタ10
1,102をONする構成にしている。従つて、
トランジスタ100,101,102には(×
3)“L”,(×1)“L”、(×1/5)“L”の信
号が夫々入力されている。また、103は記録指
令信号入力端子であり、記録時入力を“H”(約
Vccの電圧)としてダイオード104をONにし、
記録時のトラツキングMM28の遅延時間はコン
デンサ94と抵抗95だけで決まるようにする。
以上は本発明の一実施例であり、モータ駆動回
路84は必ずしも逆起電圧制御ループにする必要
はなく、エミツタフオロア駆動の如く単なる供給
電圧制御形駆動回路であつてもよいし、また電流
制御形駆動回路であつてもよい。
路84は必ずしも逆起電圧制御ループにする必要
はなく、エミツタフオロア駆動の如く単なる供給
電圧制御形駆動回路であつてもよいし、また電流
制御形駆動回路であつてもよい。
さらに実施例では2種類の記録時間を選択的に
切換え得るVTRで、その切換比がVH:VL=2:
1である例を示したが、この切換比に限定される
ものではない。また、特殊再生も(×3)、(×
1/5)に限定されるものではなく任意である。
また、回路構成も第3図に限定されるものではな
く本発明の思想を逸脱しない範囲で任意の構成を
とり得ることは言うまでもない。
切換え得るVTRで、その切換比がVH:VL=2:
1である例を示したが、この切換比に限定される
ものではない。また、特殊再生も(×3)、(×
1/5)に限定されるものではなく任意である。
また、回路構成も第3図に限定されるものではな
く本発明の思想を逸脱しない範囲で任意の構成を
とり得ることは言うまでもない。
以上の説明で明らかなように、本発明では少な
くとも速度切換え比が2倍以上の速度制御系にお
いて有効であり、特にFG信号の分周比を切換え
て、該切換えに連動して比例積分回路の周波数特
性を略比例して切換えるように構成したため、数
倍以上の速度切換えを行なう場合にあつても安定
な速度制御を行なわしめることができる特長があ
り、比例積分回路を用いたためDC利得を理論上
無限大にし得るため温度的にも安定である。ま
た、比例積分回路を用いたことにより(×3)、
(×1)、(×1/5)のときの周波数特性切換え
と記録時間切換えのときの周波数特性切換えを独
立して行なうことができ設計上の利点も多大であ
る。
くとも速度切換え比が2倍以上の速度制御系にお
いて有効であり、特にFG信号の分周比を切換え
て、該切換えに連動して比例積分回路の周波数特
性を略比例して切換えるように構成したため、数
倍以上の速度切換えを行なう場合にあつても安定
な速度制御を行なわしめることができる特長があ
り、比例積分回路を用いたためDC利得を理論上
無限大にし得るため温度的にも安定である。ま
た、比例積分回路を用いたことにより(×3)、
(×1)、(×1/5)のときの周波数特性切換え
と記録時間切換えのときの周波数特性切換えを独
立して行なうことができ設計上の利点も多大であ
る。
第1図は従来のVTRのキヤプンタンサーボ系
を示すブロツク図、第2図は同動作説明図、第3
図は本発明の1実施例の電気的結線図である。 1……磁気テープ、6……キヤプスタン、7…
…キヤプスタンモータ、8……周波数発電機、1
2,12a,12b……フリツプフロツプ、13
……モノマルチ、14……台形波回路、15……
パルス整形回路、16……サンプルホールド回
路、29……モノマルチの外付回路、30……台
形波回路の外付回路、31……台形波回路の外付
回路、55……比例積分回路、56……オペアン
プ。
を示すブロツク図、第2図は同動作説明図、第3
図は本発明の1実施例の電気的結線図である。 1……磁気テープ、6……キヤプスタン、7…
…キヤプスタンモータ、8……周波数発電機、1
2,12a,12b……フリツプフロツプ、13
……モノマルチ、14……台形波回路、15……
パルス整形回路、16……サンプルホールド回
路、29……モノマルチの外付回路、30……台
形波回路の外付回路、31……台形波回路の外付
回路、55……比例積分回路、56……オペアン
プ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 モータの回転数を検出する周波数発電機と、
その周波数発電機の出力を分周する分周回路と、
その分周回路の出力を遅延する遅延回路と、その
遅延回路(または前記分周回路)の出力により傾
斜部分を有する台形波信号を形成する台形波回路
と、前記分周回路(または前記遅延回路)の出力
で形成したパルスにより前記台波信号をサンプリ
ングホールドするサンプルホールド回路と、その
サンプルホールド回路の出力を積分する積分回路
とを備え、前記積分回路の出力に応じて前記モー
タを駆動制御することにより回転速度を制御する
速度制御回路を構成し、 前記モータの回転位相を表わす信号または再生
コントロール信号を比較信号とし、外部基準信号
または内部基準信号を基準信号として位相比較す
る位相比較回路を備え、その位相比較回路の出力
に応じて前記遅延回路を制御することにより前記
モータの回転位相を制御する位相制御回路を構成
し、 前記分周回路の分周比切換えにより前記モータ
の回転速度を切換えると共に、前記分周比切換え
に連動して前記積分回路の特性を切換えることに
より前記速度制御回路のループ利得の補正を行な
う回転速度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7170079A JPS55162893A (en) | 1979-06-07 | 1979-06-07 | Revolution speed controller |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7170079A JPS55162893A (en) | 1979-06-07 | 1979-06-07 | Revolution speed controller |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55162893A JPS55162893A (en) | 1980-12-18 |
JPH0311196B2 true JPH0311196B2 (ja) | 1991-02-15 |
Family
ID=13468069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7170079A Granted JPS55162893A (en) | 1979-06-07 | 1979-06-07 | Revolution speed controller |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55162893A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58186385A (ja) * | 1982-04-21 | 1983-10-31 | Hitachi Ltd | 周波数電圧変換装置 |
JPS61221810A (ja) * | 1985-03-27 | 1986-10-02 | Sony Corp | 回転体の制御方法及びそのための装置 |
JPS62203586A (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-08 | Canon Inc | モ−タ制御装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5223614A (en) * | 1975-08-18 | 1977-02-22 | Sony Corp | Speed control circuit for motor |
-
1979
- 1979-06-07 JP JP7170079A patent/JPS55162893A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5223614A (en) * | 1975-08-18 | 1977-02-22 | Sony Corp | Speed control circuit for motor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55162893A (en) | 1980-12-18 |
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