JPS6391229A - 積層板の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、電子機器等に周込られる積層板の製造方法
に関するものである。

〔背景技術〕

積層板の連続製造方法として、つぎのような製造方法が
ある。まず、樹脂フェスが入った樹脂槽内に長尺、帯状
の基材を通す等して樹脂フェスを基材に含浸させる。つ
ぎに、第１図に示されて論るように、得られた帯状の樹
脂含浸基材１所定枚数の両面に帯状の金属箔２．２を配
置するようにして、樹脂含浸基材１、金属箔２の巾より
広巾の接触巾を有する上下一対の重ね合わせロール（ラ
ミネートロール、スクイズロール）３．３によりこれら
を連続的に重ね合わせる。得られた積層体４を硬化炉（
加熱炉）５に送る。硬化炉５の出口には積層体４を移行
させる上下一対の引さ出しロール６．６が設けられてｂ
る。すなわち、この引き出しロール６．６で積層体４を
はさみ、両ロール６．６を回転させて積層体４を引っ張
ることにより積層体４を移行させて硬化炉５内を通過さ
せ、通過中に、硬化炉５で加熱して連続に硬化させる。

硬化した積層体４を引・き出しロール６．６により硬化
ロール５から引き出したのち、カッタ７等により所望の
長さにつぎつぎ切断して連続的に積す板８を得る。図中
、９はガイドロールである。

この方法は、積層体を層ち−ちプレス機に掛けて熱圧す
ると層うようなことをせず、硬化炉で加熱硬化させて積
層板を連続的に製造するという方法であるため、生産能
高が高論。

しかしながら、このようにして得られた積層板は両端部
に滲み出した樹脂ワニスで金−箔表面両端部カ夫々１５
〜２Ｏｆｆ汚染されてｂるので積層板端部の不良、カワ
ドロスの増大、生埋後の清掃時間のロス等が問題になっ
て−た。

〔発明の目的〕

本発明の目的とするところは、金属箔＊面両端部に汚染
が発生しな論積層板の製造方法を提供することにある。

〔発明の開示〕

前記のような目的を達成するため、発明者は先ず、金属
箔表面両端部が汚染する原因を調べた。

その結果、次のようなことが判った。従来は樹脂含浸基
材、金属箔とからなる積層体を該積層体の巾より広巾の
上下一対の重ね合わせロールでこれらを連続的に重ね合
わせて込るため、重ね合わせ時に両端部に滲み出した樹
脂ワニスが広巾の重ね合わせロールに流出すると共に積
層体最表面の金属箔表面両端部に転写され汚染となるも
のであった。そこで発明者は更に研究を進めた結果、積
層体の巾とほぼ同一寸法の接触巾を有するＥ下一対の重
ね合わせロールを用いると、重ね合わせ時に両端部に滲
み出した樹脂ワニスは重ね合わせロール表面に流出する
ことなく除去できることを見呂し、ここに本発明を完成
したもので、以下本発明の詳細な説明する。

本発明に用−る長尺帯状基材としては、ガラス布、ガラ
ス不織布、ガラスベーパー等のガラス系基材のほか、紙
、合成繊維、合成繊維不織布、石綿布等が用すられるが
好ましくは厚み調整効果の太き一ガラスペーパー、ガラ
ス不織布等にｍ−ることが好ましｂ０樹脂フェスとして
は、不飽和ポリエステル系樹噌、ジアリルフタレート系
樹脂、ビニルエステル系樹脂、エポキシ了クリレート系
樹脂、エポキシ系樹脂等の不飽和結合を有する不飽和樹
脂ヲビニルモノマーやスチレンモノマー（架橋剤）など
で希釈し、さらに過酸化ベンゾイル（ＢＰＯ）等の重合
開始剤を加えてつくったもの等が用すられる。樹脂ワニ
スには、必要に応じて水利アルミナ等の充填材、その他
の添加材が加えられる。金属箔としては銅、アルミニウ
ム、鉄、ニッケル、亜鉛等の単独、合金からなる金属箔
が用偽られ、必要に応じて金属箔の片面には接着剤層を
設けておき樹脂含浸基材層との接着性をより向上させる
こともできる。上下一対の重ね合わせロールとしてはラ
ミネートロール、スクイズロール等を用い、材質はステ
ンレス鋼、鉄、眞鍮、銅、アルミニウム等の金属ロール
やクロロプレンゴム、ニレリルゴム、シリコンゴム等の
ゴムロールやポリウレタン、ポリ了ミｙ、ポリプロピレ
ン、弗化樹脂等のプラスチヴクロール等が用いられ特に
限定するものではなく、又金属ロールとゴムロールのよ
うに異種ロールで一対を形成してもよく任意であるが上
下一対の重ね合わせロールの接触巾と積層体の巾はほぼ
同一寸法であることが必要で、この方法として積層体中
とロール巾をほぼ同一寸法にしてもよく、又広巾ロール
の端部に切り欠き、へこみ等を設は上下一対のロール接
触中のみを積Ｊ一体巾と同一にしてもよく任意である。

又ロールには必要に応じて熱源を供給し、必要に応じて
加熱することもできるものである。かくして長尺帯状の
樹脂含浸基材１の所要枚数の上下面に金属箔２を配設し
た積層体４を、該積層体４の巾とほぼ同一寸法の接触面
を有する上下一対の重ね合ワセロール（スクイズロール
、ラミネートロール）３．３により過剰の含浸樹脂をし
はりつつこれらを連続的に重ね合わせた後、硬化炉５に
送る。

硬化炉５の出口ＩＣは、積層体４を移行させる上下一対
の引き出しロール６．６が設けられている。

この引出しロール６．６で積層体４を移行させて硬化炉
５内を通過させ、通過中に、硬化炉５で加熱して連続的
に硬化させる。硬化した積層体４を引き出しロール６．
６により硬化炉５から引き出したのち、力ヴタ７等によ
り所望の長さにつぎつぎに切断して連続的に積層板８を
つくる。

以下本発明を実施例にもとづ論で説明する。

実施例 厚さＱ、！ｆｌ、巾１０５０　ｆｆｆｆの長尺帯状ガラ
ス布７枚に夫々重合開始剤含有不飽和ポリエステル樹脂
ワニスを含浸し、更にその上下面に厚さ０．０３５１１
ＪＩの接着剤層付銅箔を接着剤層側を樹脂含浸基材と対
向させて配設した積層体を、第２図に示すような全巾１
３００ｆｆ、９接触巾１０５０１１１１１０でスリヴト
間を１．６ｆｌに調整した上下一対のステンレス鋼製ラ
ミネートロールを通過させ、第１図に示されている順序
に移行させて積層板を得た。

比較例 実施例のラミネートロールの代りに、ロール食中と接触
中が同じ寸法である１３００　ｍ巾のラミネートロール
を用すた以外は実施例と同様に処理して積層板を得た。

〔発明の効果〕

実施例の積層板の金属箔表面両端部汚染は全く発生しな
かったのに反し、比較例の積層板では金属箔表面両端部
に樹脂汚染が夫々１５〜２０寵づつ発生しこれに起因す
るカットロスは２チになり且つ生産後の清掃は困難で１
本発明の積層板の製造方法の優れていることを確認した
。

【図面の簡単な説明】

第１図は積層板の製造方法の説明図、第２図は第 本発明の一実施例を示す重ね合わせロールの簡略平面図
である。 ｌは樹脂金＆基材、３は重ね合せロール、４は積層体、
５は加熱炉％６は引き出しロール、８は積層板、９はロ
ール食中、１０は積層体接触中である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）長尺帯状の基材に樹脂を含浸させた樹脂含浸基材
   の所要枚数と、その上面及び又は下面に配設された金属
   箔とからなる積層体を、該積層体の巾とほぼ同一寸法の
   接触巾を有する上下一対の重ね合わせロールを径て連続
   的に硬化させることを特徴とする積層板の製造方法。