JPS6386961A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

Info

Publication number
JPS6386961A
JPS6386961A JP61231811A JP23181186A JPS6386961A JP S6386961 A JPS6386961 A JP S6386961A JP 61231811 A JP61231811 A JP 61231811A JP 23181186 A JP23181186 A JP 23181186A JP S6386961 A JPS6386961 A JP S6386961A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
data
reference data
pattern
recorded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61231811A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07105886B2 (ja
Inventor
Kazushi Nagato
一志 永戸
Tsutomu Kanai
努 金井
Tadayoshi Ono
大野 忠義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP23181186A priority Critical patent/JPH07105886B2/ja
Publication of JPS6386961A publication Critical patent/JPS6386961A/ja
Publication of JPH07105886B2 publication Critical patent/JPH07105886B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は主走査と副走査によって画像記録を行なう記
録装置に係り、特に印字品質の優れた文字を記録できる
記録装置に関する。
(従来の技術) この種の記録装置として、多数の発熱抵抗体が一列に並
んだサーマルヘッドを用いて、これらの発熱体に選択的
に電流を流してジュール発熱を生じさせ、この熱によっ
て感熱紙を発色させたりインクリボンに塗布されている
熱溶融性あるいは昇華性のインクを被記録紙に転写して
画像を形成する熱記録装置がある。
また最近では、インクリボンに抵抗層を形成し、記録ヘ
ッドに備えられた多数の信号電極をこのインクリボンの
抵抗層側に当接させ、これらの信号N極に電流を流して
抵抗層を部分的に発熱させることにより、抵抗層の反対
側に塗布されているインクを被転写紙に転写して画像を
記録する、いわゆる通電転写型の熱記録装置も開発され
ている。
第14図に従来の通電転写記録装置の一例を示す。記録
ヘッド1は記録素子である置数の信号電極2を主走査方
向にライン状に配列して構成されている。信号電極2と
は主走査方向の長さと比較して副走査方向の長さが短く
なっており、記録ヘッド1は主走査方向1ライン分の記
録が終了すると、副走査方向にステップ状に主走査方向
の解像度と同じ長さだけ移動する。インクリボン5は、
抵抗層6、導電層7、インク層8の3M構造となってい
る。帰路電極・4は、信号電極2と比較して充分大きな
面積でインクリボン5の抵抗層6と接しており、しかも
信号電極2から充分に離れた場所に存在し、信号電極2
との距離を一定に保ちながらインクリボン5上を副走査
方向にステップ的に移動する。なお、この帰路電極4は
アース電位に接地されているとする。
このような通電転写記録装置で文字を記録する場合を考
える。この場合、外部の信号発生回路(図示しない)か
ら、それぞれの信号電極2に接続しであるスイッチング
素子3にスイッチをO,N10FFする制御信号が与え
られ、スイッチング素子3がONになった信号電極2に
だけ電源回路9から電流が供給されることになる。すな
わち、電源回路9→信号電極2→抵抗層6→導電層7→
抵抗層6→帰路電極4の閉回路が形成され、電流が流れ
る。この時、信号電極2直下の抵抗層6で生ずる発熱に
よってインク層8のインクが溶かされ、インクリボン5
のインク層8側に接して副走査方向に相対的に移動する
被記録体に転写され、画像が記録される。なお、電流が
帰路M極4へ流れ込む場所でも抵抗層6を横切るため発
熱が生ずるはずであるが、帰路電極4−信@電tIfA
2間の距離が充分大きいために導電層7を電流が流れて
ゆく間に電流分布が大きく拡がってしまうために、帰路
N極4i111ではインクを溶かすほどの発熱は生じな
い。
このような通電転写記録装置で例えば第15図に示すよ
うな文字を記録する場合、記録ヘッド1として主走査方
向に24本の信号電極2を配列したものを用い、図のよ
うに24ドツト×24ドツトで1文字を構成する。記録
ヘッド1は、主走査方向1ラインの記録が終了すると、
ステップ状に副走査方向に1ライン分動いて次のライン
の画点を記録する。24ライン副走査方向に移動させる
ことによって、1つの文字の記録が終了する。このとき
の各信号電極における記録データ(エネルギーの注入の
状態)を12番目の信号電極について第16図のタイミ
ングチャートに図示する。
ところで熱記録装置は文字を高解像度で記録できるため
に、ツードブ0セツサのような用途に利用されているが
、最近より解像度の高い活字なみの記録品質のいわゆる
N LQ (Near 1etter□uality)
文字が要求されるようになって来ている。第15図に示
したような文字は、斜め線の段差が非常に大きいために
NLQ文字と言うことはできない。NLQ文字を記録す
るための方法としては、記録ヘッド自体の解像度(主走
査方向の解像度)または副走査方向の解像度をより高解
像度とし、文字パターンもより細かなパターンを使用す
ることで実現できる。記録ヘッドの主走査方向の解像度
は、製作技術あるいはコストなどの面から限界があるの
で、副走査方向を高解像度にすることによってNLQ文
字を記録する方法が現実的である。第17図は副走査方
向の解像度を高くして、第14図と同様の文字を記録し
た場合の例である。これは副走査方向の解像度を4倍に
した例で、1文字は24ドツト×96ドツトのパターン
によって構成されている。ただし、1ラインの記録時間
と副走査方向への記録ヘッドの移動時間が各々1/4と
なっているために1文字を記録する時間、1文字の大き
さは第15図に示す文字と変わらない。文字の品質を比
べると第15図にみられるような斜め線部分で生じてい
る段差や文字のB1走査方向の幅が場所によって変化し
ている現象などが非常に軽減され、文字の品質がかなり
向上しているのがわかる。
このように副走査方向の解像度を細かくしたパターンを
記録することによって、NLQ文字の記録が可能となる
。しかし、このように解像度を細かくしたパターンを使
用すると、キャラクタパターンを記憶させておくメモリ
の容量が増加してしまう欠点がある。この例で言えば、
1文字が24ドツト×24ドツトで構成されていたもの
を、24ドツト×96ドツトにしなければならず、メモ
リの容量は4倍にもなってしまうことになる。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来の記録vtffiでは、NLQ文字を記
録する場合、より高解像度のキャラクタパターンを持っ
ている必要があり、パターンメモリの容量を増加させる
欠点があった。
この発明は、パターンメモリの容量を増加させることな
しに副走査方向についての高解像度化を行ない、高品質
の優れたNLQ文字等の記録ができる記録装置を提供す
ることを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明は記録ヘッドに記録データを供給して被記録体
上に記録を行なう主走査と、この主走査が1回終わる毎
に被記録体上を記録ヘッドに対して相対的に移動させる
副走査とにより被記録体上に画像を記録する記録装置に
おいて、入力画像データから次に記録すべき注目画素お
よびその周辺の複数の画素のデータを参照データとして
抽出し、この参照データに基づいて、主走査周期を2以
上に分割した各時間領域および主走査周期全域にわたる
時間領域のいずれかの時間領域で記録を行なうか若しく
はいずれの時間領域でも記録を行なわないかを示す記録
パターンを選択し、その記録パターンに従って前記記録
ヘッドに記録データを供給するようにしたものである。
(作用) この発明においては、入力画像データから抽出された参
照データに基づいて決定された記録開始時間と記録終了
時間が種々異なる記録パターンに従って記録が行なわれ
ることにより、副走査方向の解像度が本来の主走査周期
で定まる解像度よりも高い高品質の記録結果が得られる
。例えば主走査周期をn分割すれば、n1走査方向の解
像度は0倍向上する。これにより、NLQ文字の記録が
可能となる。
この場合、入力画像データそのものが高解像度化されて
いる必要はないので、キャラクタパターンを記憶するキ
ャラクタメモリの容量は増大しない。
(実施例) 第1図はこの発明の一実茄例に係る記録装置の要部の構
成を示すものである。同図において、入力される画像デ
ータ10は゛例えばキャラクタメモリから供給されるパ
ターンデータであり、参照データ抽出回路11に入力さ
れる。参照データ抽出回路11は次に記録すべき注目画
素とその周辺の複数の画素のデータを参照データ12と
して抽出するものである。この参照データ12を抽出す
る領域(参照領域)は、例えば第2図に示すように注目
画素とその両隣りの画素〈主走査方向に隣接する画素)
のデータと、これら3つ画素の1ライン前および1ライ
ン後のデータからなる計9画素の領域であり、これら9
画素のデータが参照データ12として抽出される。
この参照データ12は記録パターン選択回路13に供給
される。記録パターン選択回路13は参照データ12を
見て、その中で記録すべき画点の配列状態を調べること
により、注目画素の記録パターンを予め用意した複数の
記録パターンの中から選択し、その記録パターンをコー
ド化し、記録パターン制御データ14として記録回路1
5へ出力する。記録回路15では記録パターン制御デー
タ14を解読し、各注目画素毎にこのデータに基づいた
記録データ16を作成して、記録ヘッド17、例えば第
14図中の信号電極2を記録素子とするヘッド1に供給
される。
本装置を用いて例えば第15図に示したような低解像度
のパターンを副走査方向の解像度を2倍にして記録した
例を第3図に示す。第17図に示したような副走査方向
を4倍にした例も、この2倍にした例を拡張したもので
あるが、わかり易くするために2倍の解像度の例で説明
する。実際には第3図に示されるような81走査方向の
解像度を2倍にした程度でもNLQ文字の記録には充分
である。これは実際に使用している記録ヘッドの主操作
方向の解像度が1/240インチ(約100ue )で
あり、81走査方向の解像度を2倍にすると1/480
インチ(約50μm)の解像度となるからである。
このような高解像度のパターンを記録するためには、少
なくとも第4図(d−1)〜(d−3)に示すような3
種類の記録パターン、すなわち記録素子への通電方式が
必要であり、(d−0)に示す記録を全く行なわない場
合も含めると、4種類の記録パターンが必畏である。な
お、第4図では1主走査毎に発生されるライン同期信号
H8YNCに対応させて各記録通電パターンを示す。す
なわち、第4図によればライン同期信号H8YNCの周
期(主走査周期)の前半分の時間領域でのみ通電する第
1の通電方式(d−1)と主走査周期の後半分の時間領
域でのみ通電する第2の通電方式(d−2)と、主走査
周期の全域にわたる時間領域で通電し続ける第3の通電
方式(d−3)の3種類の通電方式が用意される。これ
らの通電方式を選択的に使用することによって1画素の
前半分だけが記録されり1/240インチX1/480
インチの画点、後半分が記録されたl/240インチX
 1 /480インチの画点、また1画素全部が記録さ
れた1/240インチX 1 /240インチの画点が
得られる。第3図に示される高解像度の文字は、全てこ
れら3つのパターンの組合わせによって作られている。
第1図に説明を戻すと、記録パターン選択回路13では
参照データ抽出回路11から抽出された注目画素および
その周辺の参照データ12の配列を調べることによって
記録パターン、すなわち第4図(d−1)〜(d−3)
に示した3つの通電方式のうちのどの方式で注目画素を
記録するのかを決定する。そしてこの記録パターンをコ
ード化しく例えば(d−0)すなわち通電しない時は“
O゛、(d−1)で通電する時は1″、(d−2)で通
電する時は“2”、(d−3)で通電する時は“3″と
いうようにコード化する)、記録パターン制御データ1
4として記録回路15へ出力するのである。具体的な参
照データ12の画点の配列から、記録パターン制御デー
タ14を作り出す方式については後述する。記録回路1
5ではこのようにして得られた記録パターン制御データ
14に基づいて各記録素子(信号電極)ごとに第4図に
示したような通電パルスを出力し、その結果として第3
図に示すような高解像度の文字を記録している。
なお、第4図(d )に示したように通電パルスのタイ
ミングを変えることによって画点が形成される位置を前
半分、後半分と変化させることは容易である。通常の熱
記録装置の場合には、ライン記録ヘッドを動かすのに、
いわゆるダブルパルス駆動を行なっている場合が多い。
すなわち、副走査方向においては実際の解像度の1/2
ピツチで機械的に151走査を行なっているため、第4
図のような記録法を行なうことによって1/2の長さの
画点の記録が可能である。また、このようなダブルパル
ス駆動を行なっていない装置であっても、記録速度が高
速となり2isec、、’ライン以上の速度では副走査
はほとんど等速度の状態で行なわれている。また、高速
プリンタではパルスモータでなくDOモータなどでヘッ
ドを駆動している場合もあり、やはり副走査はほぼ連続
的に行なわれている。この発明はこれらダブルパルス駆
動のような副走査が2以上のステップを有するステップ
状になされるか、またはほぼ等速度でDI定走査なされ
る記録装置に適用が可能である。
次に第1図の各部について具体的に説明する。
第5図は参照データ抽出回路11の具体的な回路構成を
示した図である。この回路では第6図に示すように、主
走査方向5ビツト、01走査方向5ラインの25画素の
データが参照データ12として取り出せる回路構成とし
である。実際に第3図に示したような副走査方向を2倍
の解像度にした文字を記録するためには第2図に示した
ような9画素の参照データがあれば充分であり、このよ
うな場合には第6図の破線で囲まれるような、この回路
から出力される参照データ12の一部を取り出せば良い
。このように25画素の参照データ12が取り出せるよ
うにしたのは、副走査方向の解像度をもつと高くする場
合にも対応できるようにしたためである。
一1p゛第5図において、21iaの入力画像データ1
0はデータ転送りロック30とともにシリアルイン−パ
ラレルアウトのシフトレジス33に供給される。
このシフトレジスタ33は現在外部から読み込まれてい
る最新のラインの画像データのうちの連続した5ビツト
のデータを取り出すためのもので、出力端子からは第6
図に示されるDO〜D4の5ビツトの画像データが取り
出されている。またシフトレジスタ33の最下位ビット
の出力は、4ラインバツフアメモリ34の最下位ビット
の入力端子に入力されている。この4ラインバツフアメ
モリ34は記録ヘッド17の各信号電極に供給された過
去4ラインのデータを一時格納しておくメモリである。
この4ラインバツフアメモリ34から出力されたデータ
は、5個の4ビットラッチ36−1〜36−5か、ら構
成されるシフトレジスタ36に入力され、このシフトレ
ジスタ36からの出力が図示するように、それぞれの?
Htiの過去4ラインの画像データとなってD8〜D2
4が出力される。なお、4ラインバツフ?34の上位3
ビツトの入力端子にはラッチ36−1の下位3ビツトの
出力が供給されており、シフトレジスタ33最下位ビッ
トの出力と′ともに、WR端子に信号が供給されるとラ
インバッファ34に自き込まれるようになっている。つ
まりラインバッファ34は常に現在から数えて過去4ラ
インの画像データが1き込まれるようにデータの更新が
行なわれている。そして、ある1つの画点の記録パター
ン制御データが演尊されると次にデータの書き込み信号
がラインバッファ34に供給され、Dr s 、 Dt
 O。
Ds 、Doのデータが新たな過去4ラインのデータと
してラインバッファ34に書き込まれている。
このようにして第6図に示すような25画素を参照領域
の参照データ12として発生し、記録パターン選択回路
13へ供給する。なお、第3図に示したような副走査方
向が2倍の解像度を持った文字を記録する場合には、参
照データ12としては第6図の破線内の9画素だけを抽
出すればよい。
次に記録パターン選択回路13は例えばROMによって
構成される。すなわち、第7図に示すように参照データ
抽出回路11によって抽出された9画素の参照データ1
2は、種々の記録パターンを記憶したROMテーブル1
3′にアドレス入力として与えられる。この場合、図に
示すように9画素の参照データ12の中心の画素Aoを
注目画素とし、ROM13’ の最下位のアドレスAn
 としている。またその他の画素とROM13’ のア
ドレス入力も図示したような関係になっている。
ROM13’では参照データ12が与えられると、予め
演算されている参照データの配列に対応する記録パター
ンを出力する。第4図に示すように記録パターンの種類
すなわち通電方式の種類は本実施例では“O°′を含め
て4つしかないので、ROM13′から出力される記録
パターン制御データ14は2ビツトあれば充分である。
次に、参照データ12の配列と配録パターン制御データ
14との関係、すなわちROM13’の内容が参照デー
タ12に基づいてどのように決定されるかについて述べ
る。第8図は第15図の文字パターンから第3図に示す
キャラクタパターンを記録する場合に使用した変換規則
を示した図である。基本的には、注目画素Aoが0”の
データであれば、記録を行なわず、+111+のデータ
の場合には主走査周期全域にわたる時間領域の間通電を
行なうことになる。すなわち、第8図(t >に示すよ
うにAaがOの時にはυ110コード“0”をROM1
3’ の出力端子から出力し、Aoが1の時にはυ制御
コード“3゛、つまり第4図(d −3)で示すような
主走査周期と同じ長さの通電を行なう通電パターン制御
データ14を出力する。
しかし、参照データ12として第8図(a)〜(h)に
示す8種類の参照データが与えられた場合には、Aaが
1であっても半分の艮ざのパルスで記録したり、Aaが
Oで本来記録画点が存在しないにもかかわらず記録を行
なわなければならない場合がある。第8図<a )〜(
d )に示した4つのパターンの場合には、第4図(d
−1)に示されるように記録周期の前半部分の時間領域
にのみ記録を行なう場合で、ROM13’からは通電パ
ターン制御データ14として制御コード“1”が出力さ
れることになる。また、第8図(e )〜(h)に示す
4つのパターンは第4図(d−2)に示されるような記
録周期の後半部分の時間領域にのみ記録を行なう場合で
あり、ROM13’ からは制御コード“2”が出力さ
れることになる。
第8図のような変換規則に基づいて第15図のキャラク
タパターンを記録すると、第3図に示したような副走査
方向が2倍の解像度となった文字を記録することができ
るのである。なお、第8図は第15図に示したキャラク
タパターンだけについて説明したものであり、他のパタ
ーンの場合には、これ以外にも幾つかのパターンについ
て半分の通電を行なう必要がある。これらをまとめて第
1表に示す。実際のROM13−の内容はこの第1表に
基づいて求められている。
次に記録回路15について説明する。第9図は記録回路
14の構成を示したもので、入力される記録パターン制
御データ14はデータ転送りロック3oととともに、バ
ッファ40へ供給される。
この記録パターン制御データ14としては、例えば記録
ヘッド17の信号電極が24本あるとすると、個々の電
極に対して1つづつの制御データが演算され、シリアル
に24個送られてくる。モして1ラインバツフア41に
一旦シリアルに記憶さ  ゛れる。次に1ラインバツフ
ア41に記憶されている記録パターン制御データが読み
出され、データ変換部42に供給される。データ変換部
42には印字回数カウンタ43の出力も与えられており
、これらの多値のデータがデータ変換部42で“1”。
′0″の2値に変換される。データ変換部42からは、
“1”、“0”2値のデータがシリアルにCLOCK信
号44とともに24ビツト分出力される。このデータは
シリアルイン−パラレルアウトのシフトレジスタ45へ
転送される。このシフトレジスタ45からは24ビツト
の“1”、O”の値がパラレルに出力され、次段の24
ビツトラツチ46に出力されている。このデータはやが
て出力されるLATCH信号47によって24ビツトラ
ツチ46に保持される。そして、次にEN信号48が2
4ビツトランチ46の出力コントロール端子に供給され
ると、ドライバ回路49のうち、対応するラッチ46に
保持されているデータが“0″である単位ドライバ回路
のみが動作し、信号電極50に対応する電極に電流が流
れる。またEN信号48が出力されても、ランチ46に
保持されているデータが“1”である単位ドライバ回路
は動作しないため対応する信号電極に電流が流れること
はない。なお、これらの回路はタイミングコントローラ
51によって制御されている。またバッファ40.1ラ
インバツフア41、データ変換部42がそれぞれ40−
1.40−2.41−1.41−2.42−1.42−
2のごとく2系統用意されているのは高速化に対応する
ものである。すなわち、例えば一方の1ラインバッファ
41−1にデータを書き込んでいる間にもう一方の1ラ
インバッファ41−2からはデータが読み出され、デー
タ変換部42−2を通じてデータがシフトレジスタ45
へ供給される。これらの動作は1ラインを記録する毎に
反転し、次のラインの時には1ラインバッファ41−2
へデータが自き込まれ、1ラインバッフ;p41−1か
らデータが読み出されデータ変換部42−1を通じてシ
フトレジスタ45ヘデータが供給される。これらの動作
はタイミングコントローラ51の出力するSEL信号5
2によって切り換えられる。
次に、第10図を用いて通電パルス幅の制御方式につい
て説明する。この図はシフトレジスタ45、ラッチ46
に供給されるCLOCK信号44、LATCH信号47
、EN信号48のタイミング関係を示したものである。
本発明の記録装置ではこの図に示すように、1ラインの
データを記録するのに、nQ回のデータ転送とnQ回の
記録を行なう多重記録方式でエネルギーをi+1121
1 している。すなわち、最初に24ビツトのデータ転
送が終了すると、次にLATCH信号が出力されラッチ
46にシフトレジスタ45内のデータが移される。次に
、EN信号が出力されることによってラッチ46に保持
されているデータに基づいて記録が行なわれる。また、
EN信号が出力されると同時に再びクロック信号が出力
されて2回目のデータ転送が行なわれ、1回目のEN信
号が終了するのを侍って2回目のデータがラッチ46に
移される。そして2回目の記録が開始される。以後同様
のことをn0回繰り返すことによって1ラインの記録が
終了するのである。例えば、ある信号電極にnQ回“O
”データを供給すると、その信号電極にはnQ回記録’
RRが流れることになる。従って、その信号電極にはE
N信号の時間幅を1゜とじてnQXtQの時間の開電流
が流れることになる。すなわち、1ラインの記録周期下
のほぼ全域に渡って電流が流れることになる。また、あ
る信号電極にn回′°0”のデータを供給すると、その
信号電極にはn Xt Qの時間幅の電流が流れる。
また同じn回であっても、最初のn回の場合と後半のn
回の場合、あるいは飛び飛びn回の場合とでは通電時間
は同じであっても記録されるドツトの位置が変化したり
、濃度が変化したりする。また記録したくない信号電極
には1度もO゛′のデータを転送しなければ良い。
ここで、何回目の記録の時に“1′°のデータを出力す
るかONのデータを出力するかを決定しているのがデー
タ変換部42である。例えば、本実施例のように、前半
部分記録、後半部分記録、主走査周期全域記録、全く記
録しないの4つの記録パターンが必要な場合で説明する
。この時1ラインを記録するのに100回の多本記録を
行なっているものとする。この記録の回数はカウンタ4
3でLATCH信号47の数をカウントすることによっ
てモニタされており、1ラインの記録が終了することに
カウンタ43の値はクリアされている。例えば、1ライ
ンバツフア41から”O”のデータがデータ変換部42
に与えられたとすると、カウンタ43からデータ変換部
42に与えられる暗にかかわらず“1″ (記録しない
)が出力される。また、1ラインバツフア41から“1
″のデータがデータ変換部42に与えられた場合を考え
ると、このデータは、第4図(d−1)に示されるよう
な主走査周期の前半部分の時間領域のみ記録する信号を
出してほしいことを意味している。そこでデータ変換部
42ではカウンタ43がら供給されるカウント値が0〜
49の間は“1゛′く記録する)を出力し、50〜99
0間は“7”(記録しない)を出力するようになってい
る。また1ラインバツフア41から″2”のデータがデ
ータ変換部42に与えられた場所は、第4図(d−2)
で示されるような後半部分の時間領域のみの記録を行な
いたい場合を示している。そこでデータ変換部42では
カウンタ43がら与えられる値がO〜4つの間は1” 
(記録しない)を出力し、50〜99の間は“Oパ(記
録する)を出力するようになっている。また1ラインバ
ツフア41からデータ変換部42に3″のデータすなわ
ち第4図(d−3)で示されるような主走査周期全域に
及ぶ記録データを出力した1、X場合にはカウンタ43
の値にかかわらずデータ変換部42がら“O” (記録
する)が出力されるようになってぃ。
る。なお、データ変換部42はROMなどを用いること
によって簡単に実現できる。
なお、上記実施例では記録データとしてO1前半1/2
T、後半1/2T、Tの4種類の通電パルスだけを用い
た。これはアルファベットなどの比較的データ量の少な
い文字には有効であり、英文のワードプロセッサやプリ
ンタなどでは充分応用できる。しかし漢字などのように
データmが多く複雑な文字を記録する場合には、これら
4つの通電パルスを切り換えるだけでは、必ずしも文字
を美しく記録することができない。これは熱記録装置に
は蓄熱現象があり、このため文字の細かい部分などがつ
ぶれてしまうからである。そこで、蓄熱状態も考えて記
録パルスを制御することが望まれる。実際には、熱記録
装置蓄熱の影響を除去するための制御を行なう制御回路
を持っており、ハードウェアとしては第1図に示した本
発明の回路構成と同じである。従って本発明は新たに蓄
熱制御回路の他に文字の高解像度化の回路を付けるので
はなく、蓄熱制御回路内のROMの内容を書き換えるこ
とによって高解像度化を実現できる。
その場合、記録回路も多少変更する必要がある。
このようにして高解像度化を行ないながら蓄熱制御、す
なわち蓄熱の影響をも考慮した記録パターンの選択も同
時に行なうことができる。
従来行なわれている蓄熱制御法では、参照データを取り
出して、この中に存在する記録画点の数によって通電パ
ルスの長さを変化させている。この様子を第11図に示
す。第11図は参照データのなかの黒画点の数とパルス
幅の関係を示した図である。第2図に示したような、9
画素を参照データとすると、注目画素に加える通電パル
スは、記録データが1つの時に最大(Pmax)となり
、全部記録データ(全黒)の時に最小(pmin)とな
る。そしてP waxとP winとの間は、滑らかな
指数関数によって結ばれている。この時、各信号電fi
!へ加えられる通電パルスは第12図に示した様な9f
1項の通電パルスである。そこで本発明の文字の高解障
度化にも、第11図および第12図に示した蓄熱制御を
適用する。ただし、この場合に通電パルスの変化は第1
1図および第12図に示した方式とは異なり、第13図
に示すような方式で行なわなければならない。このよう
にすることによって、前半1/2を記録する場合と後半
1/2を記録する場合とでちょうど1/480インチの
長さだけ、どのような場合にも一定に保つことができる
。このような方式の熱副葬を合わせて行なうことによっ
て、漢字パターンなども蓄熱現象の影響なしに記録する
ことが可能となる。なお、この場合には全部で2811
類の通電方式が存在するため記録パターン制御データ1
4は少なくとも5ビツト必要となる。
以上本発明の実施例について述べてきたが、本発明は上
記実施例に限定されるものではない。例えば本発明の構
成は図示した回路構成に限定されないし、また高解像度
化のための記録パターンの制御データも第1表に示した
ものに限られない。
また、実施例では副走査方向を2倍の解像度にする例を
示したが、3倍、4倍等に高解像度化することも可能で
ある。また、第2の実施例で示した蓄熱制御をも考慮し
て記録パターンを選択する例へ も種々の変更が考えられる。
さらに実施例では通電転写型熱記録装置について述べた
が、他のサーマルヘッドを使用した熱記録装置にも勿論
適用が可能であるし、インクジェット記録装置や電子写
真記録装置等にも適用可能である。要するに、この発明
は記録ヘッドを走査しながら画像を形成してゆく記録装
置(電子写真等の場合には光学ヘッドにより感光体上を
等速に走査し、感光体上に潜像を形成している)には、
全て適用することができ、上記と同様にしてより高品質
な文字を形成できる。
[発明の効果] この発明によれば高解像度のキャラクタパターンを用意
することなく、容易にNLQ文字のような高品質の画像
が可能な記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る記録哀歌の構成を示
す図、第2図は参照データの抽出領域を示す図、第3図
はこの発明によって得られる記録パターンの一例を示す
図、第4図は同実施例の基本動作を説明するためのタイ
ムチャート、第5図は同実施例における参照データ抽出
回路の具体例を示す図、第6図は参照データ抽出回路の
動作を説明するための図、第7図は同実施例における記
録パターン選択回路の具体例を示す図、第8図は記録パ
ターン選択回路における参照データから高解像度記録の
ための記録パターンへの変換規則の一例を示す図、第9
図は同実施例における記録回路の具体例を示す図、第1
0図は記録回路における注入エネルギー制御法を説明す
るための図、第11図および第12図は従来の熱記録装
置で行なわれている蓄熱制御の方法を説明するための図
、第13図はこの発明に蓄熱制御を組合わせた場合の記
録信号のタイムチャート、第14図は通電転写記録装置
の構成図、第15図は従来技術により文字を記録した場
合の記録パターンを示す図、第16図は第15図の記録
パターンを得るときの記録データの一例を示す図、第1
7図は[51走査方向の解像度を4倍にしたキャラクタ
パターンを用いて文字パターンを記録した場合の記録パ
ターンを示す図である。 10・・・入力画像データ、11・・・参照データ抽出
回路、13・・・記録パターン選択回路、15・・・記
録回路、17・・・記録ヘッド。 出願人代理人  弁理士 鈴江武彦 魯・1友lヤ勾 第3図 第4図 第5図 iIJ匙1 第6図 第7図 1g−憶頒丁べ円ム死、佼 第11図 第12図 第13図 1え倉矛勾 第15図 第16図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録ヘッドに記録データを供給して被記録体上に
    記録を行なう主走査と、この主走査が1回終わる毎に被
    記録体上を記録ヘッドに対して相対的に移動させる副走
    査とにより被記録体上に画像を記録する記録装置におい
    て、 入力される画像データから次に記録すべき注目画素およ
    びその周辺の複数の画素のデータを参照データとして抽
    出する参照データ抽出手段と、これらの参照データに基
    づいて、主走査周期を2以上に分割した各時間領域およ
    び主走査周期全域にわたる時間領域のいずれかの時間領
    域で記録を行なうか若しくはいずれの時間領域でも記録
    を行なわないかを示す記録パターンを選択する記録パタ
    ーン選択手段と、 この手段により選択された記録パターンに従って前記記
    録ヘッドに記録データを供給する手段とを備えたことを
    特徴とする記録装置。
  2. (2)副走査は主走査周期内で2以上のステップを有す
    るステップ状に行なわれるものであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の記録装置。
  3. (3)副走査は等速度で行なわれるものであることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の記録装置。
  4. (4)記録パターン選択手段は参照データ抽出手段から
    の参照データをアドレス入力とするROMによって構成
    されたものであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の記録装置。
  5. (5)当該記録装置は熱的手段により記録を行なうもの
    であり、記録パターン選択手段は記録時の蓄熱の影響を
    も考慮した記録パターンを選択するものであることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項または第4項記載の記録
    装置。
JP23181186A 1986-09-30 1986-09-30 記録装置 Expired - Lifetime JPH07105886B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23181186A JPH07105886B2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23181186A JPH07105886B2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30 記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6386961A true JPS6386961A (ja) 1988-04-18
JPH07105886B2 JPH07105886B2 (ja) 1995-11-13

Family

ID=16929391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23181186A Expired - Lifetime JPH07105886B2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30 記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07105886B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05167850A (ja) * 1991-12-16 1993-07-02 Sharp Corp 光プリンタ
JPH06255176A (ja) * 1993-03-02 1994-09-13 Matsushita Graphic Commun Syst Inc 記録装置
JP2007185753A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Shuji Horichi 研削研磨砥石

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57121370A (en) * 1981-01-21 1982-07-28 Ricoh Co Ltd Method for smoothing picture
JPS6129259A (ja) * 1984-07-19 1986-02-10 Sharp Corp 感熱記録装置
JPS6179374A (ja) * 1984-09-27 1986-04-22 Canon Inc 画像処理方式

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57121370A (en) * 1981-01-21 1982-07-28 Ricoh Co Ltd Method for smoothing picture
JPS6129259A (ja) * 1984-07-19 1986-02-10 Sharp Corp 感熱記録装置
JPS6179374A (ja) * 1984-09-27 1986-04-22 Canon Inc 画像処理方式

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05167850A (ja) * 1991-12-16 1993-07-02 Sharp Corp 光プリンタ
JPH06255176A (ja) * 1993-03-02 1994-09-13 Matsushita Graphic Commun Syst Inc 記録装置
JP2007185753A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Shuji Horichi 研削研磨砥石

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07105886B2 (ja) 1995-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6386961A (ja) 記録装置
JPH0655759A (ja) プリントヘッド・モジュレータ
JPS6133711B2 (ja)
JPS62225349A (ja) 通電転写式プリンタの高品質文字印字方法
JP3020732B2 (ja) サーマルプリント方法及びサーマルプリンタ
JP2549620B2 (ja) サーマル記録方法
JPS6115469A (ja) サ−マル記録装置
JPH0370633B2 (ja)
JP2701997B2 (ja) サーマルヘッドの駆動制御方法及び駆動制御装置
JPH0247152B2 (ja)
JPS58151774A (ja) 階調記録装置
JPH1191152A (ja) 感熱記録装置
JPH0347893Y2 (ja)
JPS61241170A (ja) サ−マルシリアルプリンタの駆動制御方式
JP2927092B2 (ja) ドット印字方法
JP2503437B2 (ja) ディザ処理装置
JPH04269562A (ja) サーマルヘッド式印字装置
JPS63252751A (ja) 印字制御装置
JPH1016265A (ja) プリンタ装置
JPH021677B2 (ja)
JPS61157063A (ja) 熱記録装置
JP4454831B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法
JPS58158275A (ja) 感熱記録装置
JPS6214151B2 (ja)
JPS58201680A (ja) サ−マルプリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term