JPH05167850A

JPH05167850A - 光プリンタ

Info

Publication number: JPH05167850A
Application number: JP3331802A
Authority: JP
Inventors: Tomohiro Oikawa; 智博及川
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1991-12-16
Filing date: 1991-12-16
Publication date: 1993-07-02
Anticipated expiration: 2014-02-03
Also published as: JP2854179B2

Abstract

(57)【要約】【構成】文字または図形の画像信号（図形パターン）
を、光プリンタ内に予め記憶されている十字型のメモリ
パターン３２種類とパターンマッチングするために、こ
の十字型を図形パターンに当てはめ、この十字型を当て
はめた部分の図形パターンに合致するメモリパターン
と、１画素移動させた直後の十字型を当てはめた部分の
図形パターンに合致するメモリパターンを比較すること
で、文字および図形の曲線部や斜線部を識別、検出し、
この曲線部や斜線部に当たる画素を、例えばパルス幅変
調により変形して、曲線部や斜線部を滑らかに形成す
る。【効果】光プリンタ内に予め記憶すべきメモリパター
ンは僅かな数となり、また、それぞれのメモリパターン
も数個の画素で簡単に構成されているため、これらを全
て記憶しても、光プリンタ内に僅かな記憶領域しか必要
とせず、しかも、文字および図形の曲線部や斜線部を滑
らかに処理する時間を短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、例えば、コンピュータ
装置に備えられ、複数の画素で構成される文字または図
形を印字する走査式の光プリンタに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、例えば、コンピュータ装置に備え
られる光プリンタでは、記録紙等に文字または図形を印
字する際に、光プリンタ内で印字する文字または図形の
曲線部や斜線部を識別、検出する、いわゆるパターンマ
ッチングと称する作業を行い、その結果を基にして、上
記曲線部や斜線部に当たる画素を、例えば、パルス幅変
調して適宜変形し、文字または図形の曲線部や斜線部が
滑らかに見えるように処理して印字する。

【０００３】この、文字または図形の曲線部や斜線部を
識別、検出する作業（以下、パターンマッチングと称す
る）は、印字する文字または図形の画像信号（ドットマ
トリックスパターン）と光プリンタ内に予め記憶（メモ
リ）されているパターンマッチング用パターンとを比
較、検討することにより行われる。

【０００４】このパターンマッチングは、印字する文字
または図形の画像信号（以下、図形パターンと称する）
を、光プリンタ内に予め記憶されている複数の画素で構
成された複雑なパターンマッチング用パターン（以下、
メモリパターンと称する）と比較、検討するために、メ
モリパターンを図形パターンに重ね合わせ、この重ね合
わせたメモリパターンを図形パターン上で、光を走査す
る主走査方向に１画素ずつ移動（スキャン）させなが
ら、その都度、このメモリパターンが重ね合わされた部
分の図形パターンが、光プリンタ内に予め記憶されてい
るメモリパターンと合致しているかどうかを判断するこ
とにより行われる。

【０００５】そして、光プリンタ内に予め記憶されてい
るメモリパターンと、このメモリパターンが重ね合わさ
れた部分の図形パターンが合致すれば、光プリンタ内に
予め記憶されているメモリパターンに従って、そのメモ
リパターンが重ね合わされた部分の図形パターンの曲線
部や斜線部に当たる画素を、例えば、パルス幅変調して
適宜変形し、上記曲線部や斜線部が滑らかに見えるよう
に処理する。そして、このようにして図形パターンの全
領域を処理した後、光プリンタは、例えば、記録紙に文
字および図形を印字する。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなパターンマッチングでは、光プリンタ内に予め記憶
すべきメモリパターンは膨大な数となり、また、それぞ
れのメモリパターンも複数の画素で複雑に構成されてい
るため、メモリパターンを全て記憶するためには、光プ
リンタ内に膨大な記憶領域を必要とする。

【０００７】さらに、上記パターンマッチングでは、メ
モリパターンを図形パターンに重ね合わせ、この重ね合
わせたメモリパターンを図形パターン上で、光を走査す
る主走査方向に１画素ずつ移動（スキャン）させなが
ら、その都度、このメモリパターンが重ね合わされた部
分の図形パターンが、光プリンタ内に予め記憶されてい
る膨大な数のメモリパターンと合致しているかどうかを
判断しなければならないため、文字および図形の曲線部
や斜線部の処理に非常に時間がかかる。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明の光プリンタは、
印字する文字または図形を複数の画素で構成して印字す
る光プリンタにおいて、印字する文字または図形の曲線
部や斜線部を識別、検出するパターンマッチングに用い
る複数の画素で構成されるパターンマッチング用パター
ンを、印字する文字または図形の画像信号の全領域で、
光を走査する主走査方向に１画素ずつ移動させ、その移
動の前後における上記領域に対応するパターンマッチン
グ用パターンを構成する画素のドット配列の変化から、
印字する文字または図形の曲線部や斜線部を識別、検出
し、上記曲線部や斜線部に当たる画素を変形して、印字
する文字または図形の曲線部や斜線部を滑らかに形成す
ることを特徴としている。

【０００９】また、上記パターンマッチングに用いる複
数の画素で構成されるパターンマッチング用パターン
が、十字型に配置された５つの画素で構成されているこ
とを特徴としている。

【００１０】

【作用】上記構成においては、印字する文字または図形
の曲線部や斜線部を識別、検出するパターンマッチング
に用いる複数の画素で構成されるパターンマッチング用
パターンを、印字する文字または図形の画像信号の全領
域で、光を走査する主走査方向に１画素ずつ移動させ、
その移動の前後における上記領域に対応するパターンマ
ッチング用パターンを構成する画素のドット配列の変化
から、印字する文字または図形の曲線部や斜線部を識
別、検出し、上記曲線部や斜線部に当たる画素を変形し
て、印字する文字または図形の曲線部や斜線部を滑らか
に形成し、また、上記パターンマッチングに用いる複数
の画素で構成されるパターンマッチング用パターンが、
十字型に配置された５つの画素で構成されているため、
光プリンタ内に予め記憶すべきメモリパターンは僅かな
数となり、また、それぞれのメモリパターンも数個の画
素で簡単に構成されているため、メモリパターンを全て
記憶しても、光プリンタ内に僅かな記憶領域しか必要と
せず、しかも、文字および図形の曲線部や斜線部の処理
に時間がかからない。

【００１１】

【実施例】本発明の一実施例について図１ないし図８に
基づいて、これら図１ないし図８を参照して説明すれ
ば、以下の通りである。

【００１２】本発明の光プリンタでは、文字または図形
の曲線部や斜線部を識別、検出する作業（以下、パター
ンマッチングと称する）に用いられる、光プリンタ内に
予め記憶されているパターンマッチング用パターン（以
下、メモリパターンと称する）は、図１に示すように、
５つの画素で構成された十字型をしている。

【００１３】このメモリパターンは、５つの画素がそれ
ぞれドットを形成する（印字する画素、図１で黒丸）
か、ドットを形成しない（印字しない画素、図１で白
丸）かによって、全部で３２種類（図１のア〜ミ）とな
る。

【００１４】この十字型を構成する５つの画素に対し
て、図１に示すように、光を走査する主走査方向（図１
で右側方向）に順にＡ、ＢおよびＣ、主走査方向と直角
方向（図１で下側方向）に順に１、２および３というア
ドレスを付し、また、アドレスＡ１にある画素がドット
を形成する時はＡ１、ドットを形成しない時は（Ａ１）
と表現して、これらメモリパターンを文字式で表すと、
例えば、５つの画素全てがドットを形成している（図１
のア）場合は、Ａ２Ｂ１Ｂ２Ｂ３Ｃ２となり、５つの画
素全てがドットを形成していない（図１のイ）場合は、
（Ａ２）（Ｂ１）（Ｂ２）（Ｂ３）（Ｃ２）となる。

【００１５】次に、図示しないコンピュータ装置から入
力される印字する文字または図形の画像信号（以下、図
形パターンと称する）を、上記メモリパターンと比較、
検討するために、図２に示すように、メモリパターンと
同じ十字型を図形パターンに当てはめる。この十字型を
当てはめた部分の図形パターンの、５つの画素のドット
配列を調べると、それら５つの画素のドット配列は、必
ず上記のメモリパターン３２種類のいずれかに合致す
る。

【００１６】この時、図形パターンに上記メモリパター
ンと同じ十字型を当てはめる方法は、先ず、図形パター
ンの光を走査する始点（図２で左上隅）から、光を走査
する主走査方向（図２で右側方向）に１画素ずつ移動し
ながら当てはめていき、次に、主走査方向と直角方向
（図２で下側方向）に１画素移動した後、同様に、光を
走査する主走査方向（図２で右側方向）に１画素ずつ移
動しながら当てはめていき、最後に、光を走査する終点
（図２で右下隅）に向かって１画素ずつ移動しながら当
てはめる。

【００１７】そして、このようにして十字型を当てはめ
た部分の図形パターンについて、各々の十字型を当ては
めた部分の図形パターンに合致するメモリパターンと、
光を走査する主走査方向に１画素移動させた直後の十字
型を当てはめた部分の図形パターンに合致するメモリパ
ターンを比較する。

【００１８】即ち、図２に示すような、十字型を当ては
めた部分の図形パターン（図２のａ、ｂ、ｃ、ｄ）に合
致するメモリパターンと、図３に示すような、光を走査
する主走査方向に１画素移動させた直後の十字型を当て
はめた部分の図形パターン（図３のａ’、ｂ’、ｃ’、
ｄ’）に合致するメモリパターンを比較し、５つの画素
のドット配列の変化を識別することで、印字する文字ま
たは図形の曲線部や斜線部と印字する文字または図形が
ない空白部との境目を検出する。

【００１９】ところで、印字する文字または図形の曲線
部や斜線部と、その曲線部や斜線部が接する印字する文
字または図形がない周辺の空白部との関係を考えると、
次の４つに分類される。

【００２０】（１）境目が右上がりで下側に文字または
図形がある（例えば図２のａ）。（２）境目が右上がりで上側に文字または図形がある
（例えば図２のｂ）。（３）境目が右下がりで下側に文字または図形がある
（例えば図２のｃ）。（４）境目が右下がりで上側に文字または図形がある
（例えば図２のｄ）。

【００２１】これら４つの場合について、図２に示すよ
うな、十字型を当てはめた部分の図形パターン（図２の
ａ、ｂ、ｃ、ｄ）に合致するメモリパターンと、図３に
示すような、光を走査する主走査方向に１画素移動させ
た直後の十字型を当てはめた部分の図形パターン（図３
のａ’、ｂ’、ｃ’、ｄ’）に合致するメモリパターン
を比較すると、５つの画素のドット配列の変化は先述し
た文字式で、（１）は、（Ａ２）（Ｂ１）（Ｂ２）（Ｂ
３）Ｃ２から（Ａ２）（Ｂ１）Ｂ２Ｂ３Ｃ２へ変化す
る。即ち、５つの画素のドット配列は図１の（エ）から
（ノ）に変化する。

【００２２】（２）は、Ａ２Ｂ１Ｂ２（Ｂ３）（Ｃ２）
からＡ２（Ｂ１）（Ｂ２）（Ｂ３）（Ｃ２）へ変化す
る。即ち、５つの画素のドット配列は図１の（エ）から
（ト）に変化する。

【００２３】（３）は、Ａ２（Ｂ１）Ｂ２Ｂ３（Ｃ２）
からＡ２（Ｂ１）（Ｂ２）（Ｂ３）（Ｃ２）へ変化す
る。即ち、５つの画素のドット配列は図１の（ヌ）から
（カ）に変化する。

【００２４】（４）は、（Ａ２）（Ｂ１）（Ｂ２）（Ｂ
３）Ｃ２から（Ａ２）Ｂ１Ｂ２（Ｂ３）Ｃ２へ変化す
る。即ち、５つの画素のドット配列は図１の（ヒ）から
（カ）に変化する。

【００２５】従って、印字する文字および図形の曲線部
や斜線部を検出するには、図４に示すように、上記４種
類の、５つの画素のドット配列の変化を識別すれば良
い。

【００２６】そして、上記（１）および（４）で表され
る５つの画素のドット配列の変化の場合は、上記十字型
を当てはめた部分の図形パターン（図２のａ、ｄ）内の
画素のＣ２、即ち、光を走査する主走査方向に１画素移
動させた直後の十字型を当てはめた部分の図形パターン
（図３のａ’、ｄ’）内の画素のＢ２に、例えば、後述
するパルス幅変調により光プリンタの光ビーム制御を行
い、図８に示すように、左側を絞ったドットを印字す
る。

【００２７】同様に、上記（２）および（３）で表され
る５つの画素のドット配列の変化の場合は、上記十字型
を当てはめた部分の図形パターン（図２のｂ、ｃ）内の
画素のＢ２、即ち、光を走査する主走査方向に１画素移
動させた直後の十字型を当てはめた部分の図形パターン
（図３のｂ’、ｃ’）内の画素のＣ２に、例えば、後述
するパルス幅変調により光プリンタの光ビーム制御を行
い、図８に示すように、右側を絞ったドットを印字す
る。

【００２８】上記のパターンマッチングにより識別、検
出された、図５に白丸で示すような、文字および図形の
曲線部や斜線部に当たる画素を、後述するパルス幅変調
により、右側もしくは左側を絞ったドットを形成するよ
うに変調する。その後、光プリンタで、例えば、記録紙
に文字および図形を印字すると、図６に示すように、文
字および図形の曲線部や斜線部のジャギーが改善され
た、滑らかな文字および図形が印字される。

【００２９】次に、光プリンタの光ビーム制御を行い、
文字および図形の曲線部や斜線部のジャギーを改善する
ように画素を変形する方法として、例えば、パルス幅変
調について、以下に説明する。

【００３０】画素を変形するパルス幅変調を行うための
回路としては、例えば、図７に示すように、先ず、図示
しないコンピュータ装置から送られる文字および図形の
画像信号を、ＬＳＩ等で構成されたパターンマッチング
回路１に入力し、パターンマッチング回路１で上記のパ
ターンマッチングを行う。パターンマッチング回路１
は、識別、検出した文字および図形の曲線部や斜線部の
情報をパルス幅変調回路２に出力し、パルス幅変調回路
２は周波数クロックのパルス幅をパターンマッチング回
路１から入力された情報で変調し、図８に示すような、
クロック水平同期信号（図８のＣＬＫＨ１〜３）とし
て、後述するアンドゲート５に出力する。

【００３１】尚、上記パルス幅変調回路２は、先述した
文字および図形の曲線部や斜線部を示す５つの画素のド
ット配列の変化の分類４種類のうち、図４に示すよう
な、（１）および（４）で表される５つの画素のドット
配列の変化の場合は、パルス幅が徐々に広くなるクロッ
ク水平同期信号（図８のＣＬＫＨ１）を出力し、（２）
および（３）で表される５つの画素のドット配列の変化
の場合は、パルス幅が徐々に狭くなるクロック水平同期
信号（図８のＣＬＫＨ２）を出力し、その他の場合は、
パルス幅が変わらないクロック水平同期信号（図８のＣ
ＬＫＨ３）を出力する。

【００３２】従って、５つの画素のドット配列の変化の
分類４種類のうち、上記（１）および（４）で表される
５つの画素のドット配列の変化の場合は、図８に示すよ
うに、印字したとき左側を絞ったドットとなり、上記
（２）および（３）で表される５つの画素のドット配列
の変化の場合は、図８に示すように、印字したとき右側
を絞ったドットとなり、その他の場合は、印字したとき
通常のドットとなる。

【００３３】一方、コンピュータ装置から送られる文字
および図形の画像信号を、デコーダ３にも入力し、デコ
ーダ３でコンピュータ装置から送られる文字および図形
の画像信号のビット数を光プリンタ用に変換してラッチ
回路４に出力する。ラッチ回路４はデコーダ３から入力
された文字および図形の画像信号を、転送クロックにデ
ィレイラインを入れる等してラッチし、このラッチされ
た文字および図形の画像信号をアンドゲート５に出力す
る。

【００３４】アンドゲート５は、上記のクロック水平同
期信号とラッチされた文字および図形の画像信号を掛け
合わせて、パルス幅変調した文字および図形の画像信号
をオアゲート６を通してトランジスタ７に出力し、トラ
ンジスタ７は半導体レーザ８に上記信号を出力する。こ
うして光プリンタの光ビーム制御は行われ、パルス幅変
調された文字および図形の画像信号は、半導体レーザ８
で光ビームとなり、例えば、記録紙に印字されて文字や
図形となる。

【００３５】以上の構成により、文字または図形の曲線
部や斜線部を識別、検出するパターンマッチングに時間
をかけずに、図６に示すように、文字および図形の曲線
部や斜線部のジャギーが改善された、滑らかな文字およ
び図形を印字することが可能となる。

【００３６】

【発明の効果】本発明の光プリンタは、以上のように、
印字する文字または図形の曲線部や斜線部を識別、検出
するパターンマッチングに用いる複数の画素で構成され
るパターンマッチング用パターンを、印字する文字また
は図形の画像信号の全領域で、光を走査する主走査方向
に１画素ずつ移動させ、その移動の前後における上記領
域に対応するパターンマッチング用パターンを構成する
画素のドット配列の変化から、印字する文字または図形
の曲線部や斜線部を識別、検出し、上記曲線部や斜線部
に当たる画素を変形して、印字する文字または図形の曲
線部や斜線部を滑らかに形成し、また、上記パターンマ
ッチングに用いる複数の画素で構成されるパターンマッ
チング用パターンが、十字型に配置された５つの画素で
構成されている構成である。

【００３７】それゆえ、光プリンタ内に予め記憶すべき
メモリパターンは僅かな数となり、また、それぞれのメ
モリパターンも数個の画素で簡単に構成されているた
め、メモリパターンを全て記憶しても、光プリンタ内に
僅かな記憶領域しか必要とせず、しかも、文字および図
形の曲線部や斜線部を滑らかに処理する時間を短縮でき
るという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例におけるパターンマッチング
に用いる５つの画素で構成されるメモリパターン３２種
類を示す説明図である。

【図２】上記パターンマッチングを行うためにメモリパ
ターンと同じ十字型を図形パターンに当てはめている状
態を示す説明図である。

【図３】上記パターンマッチングを行うためにメモリパ
ターンと同じ十字型を図形パターンに当てはめている状
態を示す説明図である。

【図４】上記パターンマッチングを行い、文字および図
形の曲線部や斜線部を識別、検出する方法を示す説明図
である。

【図５】上記パターンマッチングにより、文字および図
形の曲線部や斜線部が識別、検出された状態を示す説明
図である。

【図６】本発明の光プリンタを適用して印字された文字
および図形を示す説明図である。

【図７】上記文字または図形の曲線部や斜線部を滑らか
に形成するためのパルス幅変調を行う方法を示すブロッ
ク図である。

【図８】上記パルス幅変調を行うクロック水平同期信号
を示すタイムチャートである。

【符号の説明】

１パターンマッチング回路２パルス幅変調回路３デコーダ４ラッチ回路７トランジスタ８半導体レーザ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】印字する文字または図形を複数の画素で構
成して印字する光プリンタにおいて、印字する文字または図形の曲線部や斜線部を識別、検出
するパターンマッチングに用いる複数の画素で構成され
るパターンマッチング用パターンを、印字する文字また
は図形の画像信号の全領域で、光を走査する主走査方向
に１画素ずつ移動させ、その移動の前後における上記領
域に対応するパターンマッチング用パターンを構成する
画素のドット配列の変化から、印字する文字または図形
の曲線部や斜線部を識別、検出し、上記曲線部や斜線部
に当たる画素を変形して、印字する文字または図形の曲
線部や斜線部を滑らかに形成することを特徴とする光プ
リンタ。
【請求項２】上記パターンマッチングに用いる複数の画
素で構成されるパターンマッチング用パターンが、十字
型に配置された５つの画素で構成されていることを特徴
とする請求項１記載の光プリンタ。