JP2801466B2 - 画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents

画像形成方法及び画像形成装置

Info

Publication number
JP2801466B2
JP2801466B2 JP4157969A JP15796992A JP2801466B2 JP 2801466 B2 JP2801466 B2 JP 2801466B2 JP 4157969 A JP4157969 A JP 4157969A JP 15796992 A JP15796992 A JP 15796992A JP 2801466 B2 JP2801466 B2 JP 2801466B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixel
pixels
scanning direction
time
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4157969A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05345442A (ja
Inventor
智博 及川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4157969A priority Critical patent/JP2801466B2/ja
Priority to DE69221705T priority patent/DE69221705T2/de
Priority to EP92121002A priority patent/EP0547495B1/en
Priority to US07/991,581 priority patent/US5493410A/en
Publication of JPH05345442A publication Critical patent/JPH05345442A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2801466B2 publication Critical patent/JP2801466B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字や図形等の画像信
号に基づいて、感光体表面に複数の画素からなる画像を
潜像として形成する画像形成方法及び画像形成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、光源を半導体レーザとす
るレーザプリンタは、回転多面鏡等により偏向走査され
たレーザ光を回転する感光体に照射することで、画像に
応じた静電潜像を感光体表面に形成し、その後、現像、
転写、定着等の工程を経て画像を転写用紙に記録するよ
うになっている。尚、上記のような回転多面鏡による走
査方向を主走査方向、感光体の回転方向、つまり転写用
紙の搬送方向を副走査方向といい、感光体の回転速度
は、回転多面鏡の回転速度に較べて遅く無視してもよい
ものである。
【0003】ところで、上記のような感光体表面への静
電潜像の形成において、レーザプリンタは、半導体レー
ザをある一定時間点灯(この点灯時間をパルス幅とい
う)させることで、1画素を形成するための光エネルギ
ーを感光体に与えるようになっており、このような画素
を主走査方向に1ライン形成し、その後、上記のライン
を副走査方向に形成していくことにより、転写用紙1枚
分のドットマトリクスを感光体表面に形成するようにな
っている。また、上記のようにして感光体表面に形成さ
れる1画素の形状は、感光体に照射されるレーザ光の記
録密度に応じて決定されるようになっており、レーザ光
の感光体上でのスポット形状は、半導体レーザのファー
フィールドパターン特性等から楕円形状が採用される場
合が多い。
【0004】したがって、レーザ光の感光体上への照射
スポットが楕円形状(主走査方向の径をWx 、副走査方
向の径をWy とする)の場合、感光体が受ける光エネル
ギーがある一定値(この一定値とは、例えば、a〔μJ
/cm2 〕以上の領域が最終的に画像になると仮定すれ
ば、光エネルギーa〔μJ/cm2 〕が前記一定値とな
る)以上になる領域は、図16に示す斜線部分となる。
また、レーザ光の光エネルギー密度は、ガウシアン分布
となるので、レーザ出力、パルス幅、主走査方向での走
査速度、楕円ビーム径等の光照射条件を入力パラメータ
とすれば、感光体の受ける光エネルギー分布を数値計算
的に求めることができ、このようにして求めた光エネル
ギーのa〔μJ/cm2 〕以上での領域は略長円形状と
なる。
【0005】通常、300dpi( dot per inch )の
1画素は、直径が約80〜100μmの略長円形であ
る。このため、文字や図形等の傾斜部は、階段状のジャ
ギーを形成し画質的に好ましくない。記録密度を増大さ
せ、例えば600dpi程度にすれば、傾斜部のジャギ
ーは目立たなくなる。しかし、記録密度を2倍にすれ
ば、4倍のメモリを必要とし、大幅なコストアップとな
る。そこで、メモリを増設しなくとも、傾斜部等の高画
質化を達するために、例えば、特開昭53−52019
号公報に開示されたものや、特開昭58−150978
号公報に開示されたもの等、画素の小径化や画素の移動
により傾斜部のジャギーを改善する多くの技術が生み出
されている。
【0006】図17は、画素の小径化が施された斜線の
印字例であり、また、図18は、画素の移動が行われた
斜線の印字例である。尚、上記のような画素の小径化
は、書込み用レーザのパルス幅(点灯時間)を変えるこ
とで、5段階に径変換を行うようになっており、また、
画素の移動は、レーザの書込みのタイミング(点灯開始
時間)を変えることで、直径の±1/3までの移動範囲
を採るようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ような画素の小径化や画素の移動により傾斜部のジャギ
ーを改善する場合では、5段階での径変換や移動範囲の
複雑な組み合わせ等、ビームの照射制御が困難なものと
なり、さらには、傾斜部を形成する画素が略長円形であ
るため、拡大文字等を出力する際には、傾斜部のジャギ
ーが完全には除去されないという問題を有している。し
たがって、本発明においては、書込み用レーザのパルス
幅を適切に制御して画素形状を変化させ、傾斜部等のジ
ャギーを除去することで、上記の問題を解決することが
できる画像形成方法及び画像形成装置を提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
画像形成方法は、上記の課題を解決するために、露光手
感光体表面を露光する露光動作を文字や図形等の画
像信号に基づいて制御し、感光体表面に複数の画素から
なる画像を潜像として形成する画像形成方法において、
上記露光手段の出力値を一定とし、1画素を形成する
めの時間内で上記露光手段の点灯−消灯駆動を複数回繰
り返し、その際の点灯時間と消灯時間との組み合わせに
より、1画素を形成するために必要な感光体上での光エ
ネルギーの分布形状を、1画素に隣接する1画素の略
対角方向1/4領域をも含む形状にすることを特徴とし
ている
【0009】また、本発明の請求項2記載の画像形成方
法は、上記の課題を解決するために、露光手段の感光体
表面を露光する露光動作を文字や図形等の画像信号に基
づいて制御し、感光体表面に複数の画素からなる画像を
潜像として形成する画像形成方法において、上記露光手
段の出力値を一定とし、1画素を形成するための時間内
で上記露光手段の点灯−消灯駆動を複数回繰り返し、そ
の際の点灯時間と消灯時間との組み合わせにより、1画
素を形成するために必要な感光体上での光エネルギーの
分布形状を、1画素の主走査方向もしくは主走査方向
と直交する副走査方向に隣接する1画素の略対角方向1
/4領域をも含む形状とし、上記光エネルギーにて形成
された主走査方向の隣接1画素の略対角方向1/4領域
をも含む画素と、副走査方向の隣接1画素の略対角方向
1/4領域をも含む画素とを、各々の略対角方向1/4
領域が相互に接するように配することにより、両画素に
隣接する部位に、これら略対角方向1/4領域の画素か
らなる略対角方向1/2領域の画素を形成することを特
徴としている
【0010】本発明の請求項3記載の画像形成装置は、
上記の課題を解決するために、感光体表面を露光する露
光手段と、この露光手段の露光動作を文字や図形等の画
像信号に基づいて制御する露光制御手段とを備え、感光
体表面に複数の画素からなる画像を潜像として形成する
画像形成装置において、上記露光手段の出力値が一定
あり、上記露光制御手段が、1画素を形成するための時
間内で上記露光手段の点灯−消灯駆動を複数回繰り返
し、その際の点灯時間と消灯時間との組み合わせによ
り、1画素を形成するために必要な感光体上での光エネ
ルギーの分布形状を、1画素に隣接する1画素の略対
角方向1/4領域をも含む形状に形成することを特徴と
している。
【0011】本発明の請求項4記載の画像形成装置は、
上記の課題を解決するために、副走査方向に回転する感
光体の表面を、副走査方向と直する主走査方向に走査
して露光する露光手段と、この露光手段の露光動作を文
字や図形等の画像信号に基づいて制御する露光制御手段
とを備え、感光体表面に複数の画素からなる画像を潜像
として形成する画像形成装置において、上記露光手段の
出力値が一定であり、上記露光制御手段が、1画素を形
成するための時間内で上記露光手段の点灯−消灯駆動を
複数回繰り返し、その際の点灯時間と消灯時間との組み
合わせにより、1画素を形成するために必要な感光体上
での光エネルギーの分布形状を、1画素の主走査方向
もしくは副走査方向に隣接する1画素の略対角方向1/
4領域をも含む形状にすると共に、上記光エネルギーに
て形成された主走査方向の隣接1画素の略対角方向1/
4領域をも含む画素と、副走査方向の隣接1画素の略対
角方向1/4領域をも含む画素とを、各々の略対角方向
1/4領域が相互に接するように配することにより、
画素に隣接する部位に、これら略対角方向1/4領域の
画素からなる略対角方向1/2領域の画素形成するこ
とを特徴としている。
【0012】
【作用】上記請求項1、請求項3記載の構成によれば、
露光手段の出力値を一定とし、1画素を形成するための
時間内で上記露光手段の点灯−消灯駆動を複数回繰り返
し、その際の点灯時間と消灯時間との組み合わせによ
り、1画素を形成するために必要な感光体上での光エネ
ルギーの分布形状を制御して、隣接する1画素の略対角
方向1/4領域をも含むような形状にする。このように
形成された画素は傾斜部を備えているため、これらの画
素を適切な位置に配することにより、傾斜部や曲線部の
画質の向上を図ることができる。
【0013】また、上記請求項2、請求項記載の構成
によれば、上述の隣接する1画素の略対角方向1/4領
域を含む画素を、主走査方向の隣接1画素の略対角方向
1/4領域を含む1画素と、副走査方向の隣接1画素の
略対角方向1/4領域を含む画素とし、これら両画素を
各々の略対角方向1/4領域が相互に接するように配し
て、両画素の隣接部位に、これら2個の略対角方向1/
4領域の画素にて略対角方向1/2領域の画素を形成す
るようになっている。したがって、このように形成され
た略対角方向1/2領域の画素にて画像の傾斜部や曲線
部を表すことで、傾斜部や曲線部の画質のより一層の向
上を図ることができる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図15
に基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、本実施
例では、画像形成装置を、300dpi( dot per inch
)程度の記録密度の低いレーザプリンタとして例示する
ものである。
【0015】本実施例に係るレーザプリンタ1は、図1
に示すように、外部のホストコンピュータ4等から送信
されてくるコードデータCに基づいてドットデータDか
らなるページ情報を生成する露光制御手段としてのプリ
ンタコントローラ2と、このプリンタコントローラ2か
ら送信されるドットデータDに基づいて図示しない感光
体に作像を行う露光手段としてのプリンタエンジン部3
とを備えている。
【0016】上記プリンタコントローラ2は、図2に示
すように、デコーダ5、ラッチ回路6、パターンマッチ
ング回路7、パルス幅変調回路8、ANDゲート9・1
0・11、ORゲート12、およびトランジスタ13か
ら構成されている。上記デコーダ5は、ホストコンピュ
ータ4等から送られる文字および図形の画像信号のビッ
ト数を光プリンタ用に変換してラッチ回路6に出力し、
ラッチ回路6は、デコーダ5から入力された画像信号を
図3(a)に示す転送クロックにディレイラインを入れ
る等してラッチし、このラッチされた画像信号を各AN
Dゲート9・10・11に出力する。
【0017】一方、パターンマッチング回路7は、ホス
トコンピュータ4等から送られる文字および図形の画像
信号に対して後述するようなパターンマッチングの処理
を施すことで、識別、検出した文字および図形の曲線部
や斜線部の情報をパルス幅変調回路8に出力し、パルス
幅変調回路8は、図3(b)に示す周波数クロックのパ
ルス幅をパターンマッチング回路7から入力された情報
で変調し、図3(c)(d)(e)にそれぞれ示す後述する
クロック水平同期信号CLKH1・CLKH2・CLKH3として各
ANDゲート9・10・11に出力する。
【0018】ANDゲート9・10・11は、各々、ラ
ッチ回路6によりラッチされた文字および図形の画像信
号と、パルス幅変調回路8からの各クロック水平同期信
号CLKH1・CLKH2・CLKH3とを掛け合わせて、パルス幅
変調した文字および図形の画像信号をORゲート12を
通してトランジスタ13に出力し、トランジスタ13
は、プリンタエンジン部3をなす半導体レーザ14に上
記の信号を出力する。
【0019】そして、上記のようにパルス幅変調された
文字および図形の画像信号は、半導体レーザ14でレー
ザ光Rとなり、図示しない回転多面鏡等により偏向走査
された後、回転する感光体に照射される。このとき、レ
ーザ光Rが照射された感光体表面には、光エネルギーが
与えられて、複数の画素からなる画像が静電潜像として
形成される。その後は、現像、転写、定着等の各工程を
経て文字および図形の画像が記録用紙に印字される。
尚、上記のような回転多面鏡による走査方向を主走査方
向、感光体の回転方向、つまり記録用紙の搬送方向を副
走査方向といい、感光体の回転速度は、回転多面鏡の回
転速度に比べて遅く無視してもよいものである。
【0020】ところで、上記のようなパルス幅変調回路
8から出力されるクロック水平同期信号CLKH1・CLKH2
は、図3の(c)(d)に示すように、1画素の形状を所
望する形状に形成するために、予めレーザ光Rの点灯時
間t1 ・t2 〜t10と消灯時間s1 ・s2 〜s9 との組
み合わせが設定されている。即ち、CLKH1・CLKH2は、
各々、1画素を形成するためのパルス幅T0 が10分割
されており、各時間t1 ・t2 〜t10では半導体レーザ
14をONさせる一方、各時間s1 ・s2 〜s9 では半
導体レーザ14をOFFさせるようになっている。これ
らのON/OFF時間の設定は、レーザ光Rにて形成さ
れる光エネルギーの分布(感光体表面に形成される画
素)が、図4の(a)(b)に示すような形状となるよう
に設定さている。
【0021】したがって、図3の(c)に示すように分
割したクロック水平同期信号CLKH1では、1画素を形成
するレーザ光Rの光エネルギー分布を、図4の(a)に
示すような、1画素の副走査方向の両端部側が隣接する
副走査方向の画素の略対角方向1/4の領域までをも含
んだ形状とする。
【0022】また、図3の(d)に示すように分割した
クロック水平同期信号CLKH2では、1画素を形成するレ
ーザ光Rの光エネルギー分布を、図4の(b)に示すよ
うな、1画素の主走査方向の両端部側が隣接する主走査
方向の画素の略対角方向1/4の領域までをも含んだ形
状とする。
【0023】尚、図3の(e)に示すクロック水平同期
信号CLKH3は、パルス幅T0 が分割されておらず、半導
体レーザを継続的にONさせるようになっているので、
このクロック水平同期信号CLKH3では、1画素を形成す
るレーザ光Rの光エネルギー分布を、図4の(c)に示
すような略長円形状に形成する。但し、図においては、
説明を容易にするために、略正方形状に表している。ま
た、上記のようにレーザ光Rの照射制御により形成され
る光エネルギー分布は、一定走査速度、一定レーザ出
力、および一定レーザ径のもとで形成されるものであ
る。
【0024】ここで、上記のような光エネルギー分布に
て形成される各画素を用いて、斜線部や曲線部を滑らか
に表現するための画素配列に基づいて説明する。
【0025】例えば、図5の(a)に示すように、上記
クロック水平同期信号CLKH1にて形成された画素の右下
側の位置にクロック水平同期信号CLKH2にて形成された
画素を配置して各略対角方向1/4領域部分を隣接させ
ることにより、両画素に隣接する部位の右側上部に、1
画素の略対角方向1/2の大きさの画素を形成すること
ができる。
【0026】また、図5の(b)に示すように、上記ク
ロック水平同期信号CLKH1にて形成された画素の左下側
の位置にクロック水平同期信号CLKH2にて形成された画
素を配設して各略対角方向1/4領域部分を隣接させる
ことにより、両画素に隣接する部位の左側上部に、1画
素の略対角方向1/2の大きさの画素を形成することが
できる。
【0027】尚、図示してはいないが、上記と同様に、
上記クロック水平同期信号CLKH1にて形成された画素と
クロック水平同期信号CLKH2にて形成された画素とを所
定の位置に配設するとにより、両画素に隣接する部位の
右側下部・左側下部に、それぞれ1画素の略対角方向1
/2の大きさの画素を形成することができる。
【0028】次に、上記のパターンマッチング回路7に
より文字あるいは図形の曲線部や斜線部を識別、検出す
るパターンマッチングの一例について以下に説明する。
【0029】レーザプリンタ1内には、図6に示すよう
に、5つの画素で構成されて十字型をなすパターンマッ
チング用パターン(以下、メモリパターンと称する)が
記憶されている。このメモリパターンは、5つの画素が
それぞれドットを形成する(印字する画素、図6で黒
丸)か、ドットを形成しない(印字しない画素、図6で
白丸)かによって、全部で32種類(図6のア〜ミ)と
なる。
【0030】この十字型を構成する5つの画素に対し
て、レーザ光Rを走査する主走査方向(図6で右側方
向)に順にA、BおよびC、副走査方向(図6で下側方
向)に順に1、2および3というアドレスを付し、ま
た、アドレスA2にある画素がドットを形成する時はA
2、ドットを形成しない時は(A2)と表現して、これ
らメモリパターンを文字式で表すと、例えば、5つの画
素全てがドットを形成している(図6のア)場合は、A
2B1B2B3C2となり、5つの画素全てがドットを
形成していない(図6のイ)場合は、(A2)(B1)
(B2)(B3)(C2)となる。
【0031】次に、外部のホストコンピュータ4等から
入力される印字する文字または図形の画像信号(以下、
図形パターンと称する)を、上記メモリパターンと比
較、検討するために、図7に示すように、メモリパター
ンと同じ十字型を図形パターンに当てはめる。この十字
型を当てはめた部分の図形パターンの、5つの画素のド
ット配列を調べると、それら5つの画素のドット配列
は、必ず上記のメモリパターン32種類のいずれかに合
致する。
【0032】この時、図形パターンに上記メモリパター
ンと同じ十字型を当てはめる方法は、先ず、図形パター
ンのレーザ光Rを走査する始点(図7で左上隅)から、
主走査方向Aに1画素づつ移動しながら当てはめてい
き、次に、副走査方向Bに1画素移動した後、同様に、
主走査方向Aに1画素づつ移動しながら当てはめてい
き、最後に、レーザ光Rを走査する終点(図7で右下
隅)に向かって1画素づつ移動しながら当てはめる。
【0033】そして、このようにして十字型を当てはめ
た部分の図形パターンについて、各々の十字型を当ては
めた部分の図形パターンに合致するメモリパターンと、
主走査方向Aに1画素移動させた直後の十字型を当ては
めた部分の図形パターンに合致するメモリパターンとを
比較する。
【0034】即ち、図7に示すような、十字型を当ては
めた部分の図形パターン(図7のa、b、c、d)に合
致するメモリパターンと、図8に示すような、主走査方
向Aに1画素移動させた直後の十字型を当てはめた部分
の図形パターン(図8のa’、b’、c’、d’)に合
致するメモリパターンとを比較し、5つの画素のドット
配列の変化を識別することで、印字する文字または図形
の曲線部や斜線部と印字する文字または図形がない空白
部との境目を検出する。
【0035】ところで、印字する文字または図形の曲線
部や斜線部と、その曲線部や斜線部が接する印字する文
字または図形がない周辺の空白部との関係を考えると、
次の4つに分類される。 (1)境目が右上がりで下側に文字または図形がある(例えば図7のa)。 (2)境目が右上がりで上側に文字または図形がある(例えば図7のb)。 (3)境目が右下がりで下側に文字または図形がある(例えば図7のc)。 (4)境目が右下がりで上側に文字または図形がある(例えば図7のd)。
【0036】これら4つの場合について、図7に示すよ
うな、十字型を当てはめた部分の図形パターン(図7の
a、b、c、d)に合致するメモリパターンと、図8に
示すような、主走査方向Aに1画素移動させた直後の十
字型を当てはめた部分の図形パターン(図8のa’、
b’、c’、d’)に合致するメモリパターンとを比較
すると、5つの画素のドット配列の変化は先述した文字
式で、 (1)は、(A2)(B1)(B2)(B3)C2から
(A2)(B1)B2B3C2へ変化する。即ち、5つ
の画素のドット配列は図6の(エ)から(ノ)に変化す
る。 (2)は、A2B1B2(B3)(C2)からA2(B
1)(B2)(B3)(C2)へ変化する。即ち、5つ
の画素のドット配列は図6の(ヌ)から(カ)に変化す
る。 (3)は、A2(B1)B2B3(C2)からA2(B
1)(B2)(B3)(C2)へ変化する。即ち、5つ
の画素のドット配列は図6の(ヒ)から(カ)に変化す
る。 (4)は、(A2)(B1)(B2)(B3)C2から
(A2)B1B2(B3)C2へ変化する。即ち、5つ
の画素のドット配列は図6の(エ)から(ト)に変化す
る。
【0037】したがって、印字する文字および図形の曲
線部や斜線部を検出するには、図9に示すように、上記
4種類の、5つの画素のドット配列の変化を識別すれば
よく、これにより、文字および図形の曲線部や斜線部に
当たる画素は、図10の白丸で示すように、パターンマ
ッチングにより識別、検出される。
【0038】このように、印字する文字および図形の曲
線部や斜線部を検出したならば、検出画素に、上述した
斜線部や曲線部を滑らかに表現するための画素配列を当
てはめる。
【0039】具体的には、図9の(1)で表される5つ
の画素のドット配列の変化の場合は、上記十字型を当て
はめた部分の図形パターン(図7のa)内の画素のC2
を形成するための画素、即ち、主走査方向Aに1画素移
動させた直後の十字型を当てはめた部分の図形パターン
(図8のa’)内の画素のB3及びC2のそれぞれに対
して、前述のクロック水平同期信号CLKH1及びCLKH2に
よりレーザ光Rの照射を制御し、図8のa’内の画素B
2の右側下部略対角方向1/2領域を画素として形成す
る。
【0040】また、図9の(2)で表される5つの画素
のドット配列の変化の場合は、上記十字型を当てはめた
部分の図形パターン(図7のb)内の画素のB2を形成
するための画素、即ち、A2及びB1のそれぞれに対し
て、前述のクロック水平同期信号CLKH2及びCLKH1によ
りレーザ光Rの照射を制御し、画素B2の左側上部略対
角方向1/2領域を画素として形成する(図5の(b)
参照)。
【0041】図9の(3)で表される5つの画素のドッ
ト配列の変化の場合は、上記十字型を当てはめた部分の
図形パターン(図7のc)内の画素のB2を形成するた
めの画素、即ち、A2及びB3のそれぞれに対して、前
述のクロック水平同期信号CLKH2及びCLKH1によりレー
ザ光Rの照射を制御し、画素B2の左側下部略対角方向
1/2領域を画素として形成する。
【0042】図9の(4)で表される5つの画素のドッ
ト配列の変化の場合は、上記十字型を当てはめた部分の
図形パターン(図7のd)内の画素のC2を形成するた
めの画素、即ち、主走査方向Aに1画素移動させた直後
の十字型を当てはめた部分の図形パターン(図8の
d’)内の画素のB1及びC2のそれぞれに対して、前
述のクロック水平同期信号CLKH1及びCLKH2によりレー
ザ光Rの照射を制御し、図8のb’内の画素B2の右側
上部略対角方向1/2領域を画素として形成する(図5
の(a)参照)。
【0043】このようにして、印字する文字や図形の斜
線部や曲線部を略対角方向1/2の大きさの画素にて印
字した同図形パターンを図11に示す。尚、模式的に表
すため、線を1個の画素を列ねて表した部分があり、こ
の部分については、略対角方向1/2の大きさの画素を
当てはめきれず不正確な部分を形成しているが、実際の
印字においては、何ら影響を及ぼすものではない。ま
た、以上のようなパターンマッチングは、ほんの一例に
過ぎず、レーザプリンタ1に様々な形状のメモリパター
ンを盛り込むことで、より多彩なパターンマッチングを
行うことが可能である。
【0044】このように、本実施例のレーザプリンタ1
は、主走査方向もしくは副走査方向に隣接する1画素の
略対角方向1/4領域を含む画素を形成すると共に、こ
れら両画素の略対角方向1/4領域にて、両画素に隣接
する部位に1画素の略対角方向1/2大きさの画素を形
成するようになっており、印字する文字や図形の斜線部
や曲線部を検出した場合は、その形状に対応するような
1画素の略対角方向1/2大きさの画素を形成すること
ができる。
【0045】したがって、本実施例のレーザプリンタ1
と、従来の記録密度が300dpi程度のレーザプリン
タとによる線の印字比較を行った場合、歴然とした相違
が現れている。
【0046】従来のレーザプリンタにより印字された線
は、図12(a)〜(e)にそれぞれ示すように、1画
素の形状が全て略長円形状をなしていため、図12
(a)に示す水平線、および図12(e)に示す垂直線
を除き、図12(b)に示す水平線に近い斜線、図12
(c)に示す傾斜角45°の斜線、および図12(d)
に示す垂直線に近い斜線、何れの斜線においても上下方
向の各画素間に階段状のジャギーが生じて線の滑らかさ
が損なわれている。
【0047】これに対して、本レーザプリンタ1により
印字された斜線は、前述の図11に示すように、何れの
斜線においても、線の幅方向における両端部に、1画素
の略対角方向1/2領域をうめる画素が連続して形成さ
れている。したがって、従来のレーザプリンタではジャ
ギーが略直角の階段状になるのに対して、本レーザプリ
ンタ1では斜線部及び曲線部を滑らかに印字することが
できると共に、本来黒い画素で形成されるべき空白部の
面積が低減されているので、通常の目視距離において
は、傾斜部の画質が、従来のレーザプリンタに較べて格
段に向上していることがわかる。尚、本レーザプリンタ
1により印字される水平線、および垂直線は、従来のレ
ーザプリンタにより印字されるものと同一である。
【0048】また、図11には、1画素の略対角方向1
/2領域をうめる画素が連続して形成されている例を示
したが、連続して形成せずとも、図13に示すように、
文字の斜線部及び曲線部の画質が大幅に改善されている
ことがわかる。尚、図14は参照のために示した、1画
素の略対角方向1/2領域をうめる画素を適用しない印
字例である。
【0049】尚、上記実施例は、本発明を限定するもの
ではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施例では、1画素の形状を隣接する1画
素の略対角方向1/4領域をも含んだ形状にするため、
1画素を形成するためのパルス幅T0 を10分割した各
クロック水平同期信号CLKH1・CLKH2を用いているが、
特に、このようなパルス幅T0 の分割数は限定するもの
ではない。また、上記クロック水平同期信号CLKH1・CL
KH2における各時間t1 〜t110 ・S1 〜S9の具体的
な数値は、光照射条件、記録密度等により様々な数値を
採り得るものである。そして、各光照射条件の下で、所
望の形状をした光エネルギー分布を形成する場合、各時
間t1 〜t10・S1 〜S9 の値を適切に採れば、図15
の(a)(b)に示すような形状の隣接する画素の略対角
方向1/4領域をも含む画素を作り出すことができる。
【0050】また、本発明は、感光体を使用する光プリ
ンタのみならず、レーザ熱転写プリンタ等のレーザを用
いたヒートモード記録や、LEDを光源とするLEDプ
リンタ等にも応用することが可能である。
【0051】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の画像形成方法
は、以上のように、露光手段の出力値を一定とし、1画
素を形成するための時間内で上記露光手段の点灯−消灯
駆動を複数回繰り返し、その際の点灯時間と消灯時間と
の組み合わせにより、1画素を形成するために必要な感
光体上での光エネルギーの分布形状を、1画素に隣接
する1画素の略対角方向1/4領域をも含む形状にする
方法である。
【0052】それゆえ、感光体表面に潜像として形成さ
れる画素の形状を、傾斜部を有する隣接画素の略対角方
向1/4領域を含む形状にすることができ、このような
形状の画素を適切な位置に配することにより、斜線部や
曲線部のジャギーを改善して画質の向上を図ることがで
きるという効果を奏する。
【0053】また、請求項2記載の画像形成方法は、以
上のように、露光手段の出力値を一定とし、1画素を形
成するための時間内で上記露光手段の点灯−消灯駆動を
複数回繰り返し、その際の点灯時間と消灯時間との組み
合わせにより、1画素を形成するために必要な感光体上
での光エネルギーの分布形状を、1画素の主走査方向
もしくは主走査方向と直交する副走査方向に隣接する1
画素の略対角方向1/4領域をも含む形状とし、上記光
エネルギーにて形成された主走査方向の隣接1画素の略
対角方向1/4領域をも含む画素と、副走査方向の隣接
1画素の略対角方向1/4領域をも含む画素とを、各々
の略対角方向1/4領域が相互に接するように配するこ
とにより、両画素に隣接する部位に、これら略対角方向
1/4領域の画素からなる略対角方向1/2領域の画素
を形成る方法である。
【0054】それゆえ、1画素の略対角方向1/2の大
きさの画素の形成することができるので、このように形
成された略対角方向1/2領域の画素にて画像の傾斜部
や曲線部を表すことで、より一層の傾斜部や曲線部の画
質の向上を図ることができるという効果を奏する。
【0055】また、請求項3記載の画像形成装置は、以
上のように、露光手段の出力値が一定であり、露光制御
手段が、1画素を形成するための時間内で上記露光手段
の点灯−消灯駆動を複数回繰り返し、その際の点灯時間
と消灯時間との組み合わせにより、1画素を形成するた
めに必要な感光体上での光エネルギーの分布形状を、
1画素に隣接する1画素の略対角方向1/4領域をも含
む形状に形成する構成である。
【0056】それゆえ、上述の請求項1と同様の効果を
奏すると共に、上記のようなジャギー改善による高画質
化は、記録密度の増大を必要としないため、高価なメモ
リ等の増設に伴う装置自体のコストアップの招来を回避
することができるという効果を奏する。
【0057】また、請求項4記載の画像形成装置は、以
上のように、露光手段の出力値が一定であり、露光制御
手段が、1画素を形成するための時間内で上記露光手段
の点灯−消灯駆動を複数回繰り返し、その際の点灯時間
と消灯時間との組み合わせにより、1画素を形成するた
めに必要な感光体上での光エネルギーの分布形状を、
1画素の主走査方向もしくは副走査方向に隣接する1画
素の略対角方向1/4領域をも含む形状にすると共に、
上記光エネルギーにて形成された主走査方向の隣接1画
素の略対角方向1/4領域をも含む画素と、副走査方向
の隣接1画素の略対角方向1/4領域をも含む画素と
を、各々の略対角方向1/4領域が相互に接するように
配することにより、両画素に隣接する部位に、これら略
対角方向1/4領域の画素からなる略対角方向1/2領
域の画素形成する構成である。
【0058】それゆえ、上述の請求項2と同様の効果を
奏すると共に、傾斜部や曲線部の画質のより一層の向上
を図ることができる装置の提供を可能とするという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるレーザプリンタの概
略を示す説明図である。
【図2】上記レーザプリンタのプリンタコントローラを
構成する各構成部材を示す回路図である。
【図3】同図(a)(b)(c)(d)(e)は、それぞれ転送
クロック、周波数クロック、および各クロック水平同期
信号CLKH1・CLKH2・CLKH3の各パルス波形を示す説明
図である。
【図4】同図(a)(b)(c)は、それぞれクロック水平
同期信号CLKH1・CLKH2・CLKH3により形成される光エ
ネルギー分布の各形状を示す説明図である。
【図5】同図(a)(b) は、図4の(a)(b) に示す各
エネルギー分布にて形成された隣接画素の略対角方向1
/4領域を含む画素の配列の一例を示す説明図である。
【図6】パターンマッチングに用いる5つの画素で構成
されるメモリーパターン32種類を示す説明図である。
【図7】上記パターンマッチングを行うためにメモリー
パターンと同じ十字型を図形パターンに当てはめている
状態を示す説明図である。
【図8】上記パターンマッチングを行うためにメモリー
パターンと同じ十字型を図形パターンに当てはめている
状態を示す説明図である。
【図9】上記パターンマッチングを行い、文字および図
形の曲線部や斜線部を識別、検出する方法を示す説明図
である。
【図10】上記図形パターンから文字および図形の曲線
部や斜線部を識別、検出した状態を示す説明図である。
【図11】上記図形パターンに、本発明の画素配列を用
いて印字した状態を示す説明図であり、1画素の略対角
方向1/2の大きさの画素を連続的に配した文字の拡大
平面図である。
【図12】同図(a)(b)(c)(d)(e)は、それぞれ従
来のレーザプリンタにおける画素配列を示す平面図であ
り、同図(a)は水平線、同図(b)は水平線に近い斜
線、同図(c)は傾斜角45°の斜線、同図(d)は垂
直線に近い斜線、同図(e)は垂直線を示す。
【図13】図1のレーザプリンタにて印字した文字の拡
大平面図である。
【図14】従来のレーザプリンタにて印字した文字の拡
大平面図である。
【図15】隣接画素の略対角方向1/4領域をも含む画
素の形状の一例を示す説明図である。
【図16】従来例の画像形成装置における1画素を形状
するための光エネルギー分布を示す説明図である。
【図17】画素の小径化にてジャギー改善が施された斜
線の印字例を示す説明図である。
【図18】画素の移動によりジャギー改善が施された斜
線の印字例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ(画像形成装置) 2 プリンタコントローラ(露光制御手段) 14 半導体レーザ(露光手段) 21 感光体ドラム(感光体) 27 露光装置(露光手段)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】露光手段感光体表面を露光する露光動作
    を文字や図形等の画像信号に基づいて制御し、感光体表
    面に複数の画素からなる画像を潜像として形成する画像
    形成方法において、上記露光手段の出力値を一定とし、 1画素を形成する
    めの時間内で上記露光手段の点灯−消灯駆動を複数回繰
    り返し、その際の点灯時間と消灯時間との組み合わせに
    より、1画素を形成するために必要な感光体上での光エ
    ネルギーの分布形状を、1画素に隣接する1画素の略
    対角方向1/4領域をも含む形状にすることを特徴とす
    る画像形成方法。
  2. 【請求項2】露光手段の感光体表面を露光する露光動作
    を文字や図形等の画像信号に基づいて制御し、感光体表
    面に複数の画素からなる画像を潜像として形成する画像
    形成方法において、上記露光手段の出力値を一定とし、 1画素を形成する
    めの時間内で上記露光手段の点灯−消灯駆動を複数回繰
    り返し、その際の点灯時間と消灯時間との組み合わせに
    より、1画素を形成するために必要な感光体上での光エ
    ネルギーの分布形状を、1画素の主走査方向もしくは
    主走査方向と直交する副走査方向に隣接する1画素の略
    対角方向1/4領域をも含む形状とし、 上記光エネルギーにて形成された主走査方向の隣接1画
    素の略対角方向1/4領域をも含む画素と、副走査方向
    の隣接1画素の略対角方向1/4領域をも含む画素と
    を、各々の略対角方向1/4領域が相互に接するように
    配することにより、両画素に隣接する部位に、これら略
    対角方向1/4領域の画素からなる略対角方向1/2領
    域の画素を形成ることを特徴とする画像形成方法。
  3. 【請求項3】感光体表面を露光する露光手段と、この露
    光手段の露光動作を文字や図形等の画像信号に基づいて
    制御する露光制御手段とを備え、感光体表面に複数の画
    素からなる画像を潜像として形成する画像形成装置にお
    いて、上記露光手段の出力値が一定であり、 上記露光制御手段が、1画素を形成するための時間内で
    上記露光手段の点灯−消灯駆動を複数回繰り返し、その
    際の点灯時間と消灯時間との組み合わせにより、1画素
    を形成するために必要な感光体上での光エネルギーの分
    布形状を、1画素に隣接する1画素の略対角方向1/
    4領域をも含む形状に形成することを特徴とする画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】副走査方向に回転する感光体の表面を、副
    走査方向と直する主走査方向に走査して露光する露光
    手段と、この露光手段の露光動作を文字や図形等の画像
    信号に基づいて制御する露光制御手段とを備え、感光体
    表面に複数の画素からなる画像を潜像として形成する画
    像形成装置において、上記露光手段の出力値が一定であり、 上記露光制御手段が、1画素を形成するための時間内で
    上記露光手段の点灯−消灯駆動を複数回繰り返し、その
    際の点灯時間と消灯時間との組み合わせにより、1画素
    を形成するために必要な感光体上での光エネルギーの分
    布形状を、1画素の主走査方向もしくは副走査方向に
    隣接する1画素の略対角方向1/4領域をも含む形状に
    すると共に、上記光エネルギーにて形成された主走査方
    向の隣接1画素の略対角方向1/4領域をも含む画素
    と、副走査方向の隣接1画素の略対角方向1/4領域を
    も含む画素とを、各々の略対角方向1/4領域が相互に
    接するように配することにより、両画素に隣接する部位
    に、これら略対角方向1/4領域の画素からなる略対角
    方向1/2領域の画素形成することを特徴とする画像
    形成装置。
JP4157969A 1991-12-19 1992-06-17 画像形成方法及び画像形成装置 Expired - Lifetime JP2801466B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4157969A JP2801466B2 (ja) 1992-06-17 1992-06-17 画像形成方法及び画像形成装置
DE69221705T DE69221705T2 (de) 1991-12-19 1992-12-09 Bilderzeugungsgerät
EP92121002A EP0547495B1 (en) 1991-12-19 1992-12-09 Image forming apparatus
US07/991,581 US5493410A (en) 1991-12-19 1992-12-15 Printer varying pixel-shape to reduce jaggedness

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4157969A JP2801466B2 (ja) 1992-06-17 1992-06-17 画像形成方法及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05345442A JPH05345442A (ja) 1993-12-27
JP2801466B2 true JP2801466B2 (ja) 1998-09-21

Family

ID=15661400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4157969A Expired - Lifetime JP2801466B2 (ja) 1991-12-19 1992-06-17 画像形成方法及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2801466B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2695955B2 (ja) * 1989-03-20 1998-01-14 株式会社日立製作所 光記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05345442A (ja) 1993-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0388833A2 (en) Optical recording system
JPH03131818A (ja) 画像形成装置
US5479175A (en) Method and apparatus for enhancing discharged area developed regions in a tri-level pringing system
JP3050880B2 (ja) 画像形成装置
US5504462A (en) Apparatus for enhancing pixel addressability in a pulse width and position modulated system
US5581292A (en) Method and apparatus for enhancing charged area developed regions in a tri-level printing system
JP2898785B2 (ja) 高密度画像形成方法
JPH0939297A (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
US5640191A (en) Resolution transforming raster based imaging system and related transformation method
EP0608474B1 (en) Pixel resolution enhancement employing encoded dot size control
JPH06152957A (ja) 電子写真装置
JP2801466B2 (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP4465943B2 (ja) 画像補正方法及び画像補正装置
JPH0333769A (ja) 光記録装置
JP2871195B2 (ja) プリンタにおける画像平滑化処理装置
JPS63191641A (ja) 記録装置における像歪補正装置
JP2007144944A (ja) 画像形成装置、画像形成方法及び画像形成プログラム
JP2854179B2 (ja) 光プリンタ
JPH09263003A (ja) 画像記録装置
JP3167147B2 (ja) 画像形成装置の制御回路
JP2000138832A (ja) ビデオデータ変換装置
JP2621971B2 (ja) 印刷制御装置
JP3017579B2 (ja) 画像形成装置
JPH0245167A (ja) 画像記録装置
JPH06328772A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070710

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080710

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080710

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090710

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100710

Year of fee payment: 12