JP4465943B2 - 画像補正方法及び画像補正装置 - Google Patents
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Description
本発明は、プリンタなどの画像形成装置において印刷されるドット画像の画質を改善するドット画像補正方法及び装置に関し、特にウインドウ内の補正ドットパターンに対応して補正データを記憶しておき、ドット画像を走査しながらウインドウ内のドットパターンが補正ドットパターンに一致するかを検出し、一致した時に補正データに従ってドット画像を補正するドット画像補正方法及び装置に関する。
背景技術
レーザビームプリンタなどのデジタル印刷装置及び液晶表示装置やCRTなどのディスプレイでは、画像はドットで形成される。通常、ドットの位置やドット径はほぼ一定になるように制御される。しかし、ドット画像では斜めの線を印刷する場合、エッジの部分にジャギーと呼ばれる段差を生じる。そこで、ドット画像におけるジャギーの部分を検出してエッジが滑らかに変化するように補正するスムージング処理(平滑化処理)と呼ばれる処理が行われる。
図1は、上記のような補正を行うためのドット画像補正装置の構成を示す図である。図1において、参照番号11はドット画像データを記憶する画像メモリを、12はドット画像補正装置を示す。ドット画像補正装置12は、図示のように、画像メモリ11に記憶された数行分のドット画像データを一時的に記憶するラインバッファ21と、参照番号22で示したウインドウ部分を記憶するウインドウレジスタ23と、ウインドウレジスタ23内のドットパターンとあらかじめ設定した補正ドットパターンとが一致するかを検出する一致検出回路24と、補正ドットパターンに対応して補正データを記憶し、一致検出回路24からの一致検出結果に従って補正データを出力する補正データテーブル25とを有する。
ラインバッファ21は、数行分の画像データを記憶する容量を有し、画像メモリ11から読み込まれる画像データを順に記憶し、記憶するラインの範囲を順にシフトさせる。ウインドウレジスタ23は、ラインバッファ21からドットパターンの比較を行う範囲の各ドットのデータを一時的に記憶し、一致検出回路24に出力する。ウインドウレジスタ23は、一致検出回路24での比較が終了すると、ウインドウ22の位置を右側に1ドットシフトさせる。このような動作をラインバッファ21の左端から右端まで行い、終了するとラインバッファ21は先頭の行の画像データを消去し、次の行の画像データを新たに記憶する。参照番号23Aは、ウインドウレジスタ23の中心位置のドットで、このドットを注目ドットと呼ぶ。言い換えれば、注目ドット23Aの位置をドット画像上で順次走査しながら補正ドットパターンと一致するか検出する。補正データは注目ドット23Aをどのように補正するかを示す。
図2Aと図2Bは、ジャギーを補正する場合の補正方法の例を示す図であり、図2Aに示すように、参照番号27で示すドットの部分でジャギーが発生しているとする。この場合、ドット27は左側に半ピッチずらし、ドット27の上側のドットは半ピッチより少ない量だけ左側にずらし、ドット27の下側のドットは半ピッチより少ない量だけ右側にずらす。ドットの位置をずらすには、例えばレーザビームプリンタであれば、レーザの変調信号をずらすことにより行う。
なお、図3に示すように、パターンの一致を検出せずに、ウインドウレジスタ23内のドットパターンを演算回路26で処理してパターン認識し、補正データを求める場合もある。しかし、この構成では、演算回路26の内部にパターンを記憶し、その一致具合を検出するため、演算回路26の規模が大きくなると共に演算に要する時間が長くなるという問題がある。
図4は、図1のウインドウレジスタ23と一致検出回路24と補正データテーブル25の部分の構成例を示す図である。一致検出回路についてはよく知られているので、詳しい説明は省略するが、基本的にはウインドウレジスタ23からは、各ドットの値を示す信号が出力される信号線が取り出され、一致検出回路24の部分で平行な第1の配線列になるように配列される。この配線を交差するように、補正ドットパターン数に対応する本数の第2の配線列が配列される。第2の配線列の各信号線では、各補正ドットパターンに対応して交点にゲートが設けられる。ウインドウレジスタ23から出力されるドットパターンがある第2の配線の補正ドットパターンに一致するとその配線の出力のみが変化して対応する補正データを記憶した補正データレジスタ251が活性化されて、セレクタ252を介して補正データとして出力される。なお、一致する補正ドットパターンがない場合には、いずれの補正データレジスタ251も活性化されず、補正データは出力されない。なお実際には、第1の配線列の各信号線に対してもう一本の信号線を設け、この信号線に反転した信号を印加する。この信号線の組のいずれかを第2の配線列の各信号線に接続されたトランジスタのゲートに接続する。トランジスタが高電位に接続されている時には第2の配線列の各信号線を抵抗を介してグランドに接続する。
特開平7−205483号公報は、エッジコーナーを一次検出し、一次検出箇所を起点として縦・横に連続する連続ドット数を計算して補正処理することで、スムージング処理を高速に且つ効率的に行う画像処理方法及び装置を開示している。しかし、この公知例が開示しているのは、スムージング処理のみであり、ジャギー発生点以外の部分の補正及び後述するような線幅の補正については何ら開示していない。
従来はスムージング処理のみが行われていたが、近年のプリンタなどの画像形成装置の性能の向上に伴って、スムージング処理以外の補正処理を行うことによりより一層の画質の改善が求められている。特に、細い線、細い白抜き線、細い線の繰り返しパターンなどにおいて、これまで以上に精密なドットの大きさ及び位置の制御が必要になってきた。例えば、細い孤立した線の場合には、印刷プロセスの関係などで見えにくくなる場合があるので、そのような場合には線幅を広げる処理が行われる。例えば、1ドットの黒線の場合にはドットの径を大きくするように補正し、1ドットの白線の場合には両側のドットの径を小さくするように補正する。この補正は、レーザプリンタであれば変調信号の幅を変化させ、インクジェットプリンタであればインクの量を変化させる。このような場合も、細い孤立した線を補正ドットパターンとして記憶しておき、これとウインドウ内のドットパターンを比較して、細い孤立した線であることを検出する。
特開平11−216910号公報は、ドットパターンに応じてドット径を補正する画像形成装置を開示している。この装置でも補正ドットパターンと一致するかを検出する必要があり、図4に示したのと同じ一致検出回路が使用される。
更に、画像のエッジ部において、黒パターンを強調するか、白パターンを強調するかは、白パターン中の黒パターンであるか、黒パターン中の白抜きパターンであるかを検出して、それぞれに合った処理を行うことが必要である。この場合、それぞれの補正ドットパターンが必要であり、パターンの数が非常に多くなる。
図5Aから図5Lは、上記のような補正を行うために必要な補正ドットパターンの例を示す図であり、縦線に関係するパターンのみを示す。従って、横線や斜め線について、同様に補正ドットパターンが必要である。このような補正ドットパターンを追加すると、補正ドットパターンの数は、ジャギーの検出のみを行う場合に比べて10倍程度に増加する。更に、各種の線幅に対応できるようにするには、ウインドウレジスタを大きくしてドット数を増加させる必要がある。例えば、ジャギーの検出のみを行うのであれば3×3又は5×5のウインドウレジスタでも可能であるが、上記のような線幅の補正も行うのであれば、7×7又はそれ以上の大きさのウインドウレジスタを使用する必要があり、補正装置の回路規模は非常に大きくなり、コストの増加という問題を発生させる。
発明の開示
本発明は、スムージング処理以外の線の状態に応じた線幅の補正などの処理が行える画像補正方法及び装置を、小さな回路規模で低コストで実現することを目的とする。
上記目的を実現するため、本発明の画像補正方法及び装置は、複数の形状の異なるウインドウで一致検出を行い、その一致結果を合成して補正データを得る。
すなわち、本発明の画像補正方法は、ウインドウ内の補正ドットパターンに対応して補正データを記憶し、ドット画像のウインドウ内のドットパターンが補正ドットパターンに一致するか判定し、一致した時に対応する補正データに従って補正を行うドット画像補正方法であって、ウインドウは複数あり、各ウインドウの補正ドットパターンの組合せに対応して補正データが記憶され、複数のウインドウ内のドットパターンが各ウインドウの補正ドットパターンの組合せに一致するか判定し、一致した時に対応する補正データに従って補正を行うことを特徴とする。
また、本発明の画像補正装置は、ウインドウ内の補正ドットパターンに対応して補正データを記憶する補正データ記憶回路と、ドット画像のウインドウ内のドットパターンが補正ドットパターンに一致するか検出するパターン一致検出回路と、一致した時に対応する補正データに従って補正を行う補正信号発生回路とを備えるドット画像補正装置であって、ウインドウは複数あり、補正データ記憶回路は、各ウインドウの補正ドットパターンの組合せに対応して補正データを記憶し、パターン一致検出回路は、複数のウインドウ内のドットパターンが各ウインドウの補正ドットパターンの組合せに一致するか検出する複数のパターン一致検出回路を備えることを特徴とする。
本発明の画像補正方法及び装置によれば、複数の形状の異なるウインドウを使用して、機能を分担してドットパターンを認識するので、小さな回路規模で各種のパターンを効率的に識別できる。例えば、1つのウインドウは従来と同じ正方形の小さなウインドウとし、他のウインドウを縦・横・斜めの細長いウインドウとすることにより、正方形の小さなウインドウでパターンを識別し、細長いウインドウで線の幅を識別し、その結果を合成してドットパターンを識別する。これにより各ウインドウは小さくできるので、たとえそれらを合わせても全体として小さな回路規模にすることが可能である。なお、細長いウインドウを1つのウインドウにまとめて、注目ドットから放射状に広がるウインドウとしてもよい。
複数のウインドウは、それぞれは共通の注目ドットを含むように設定し、補正データはこの注目ドットを補正するデータとする。
発明を実施するための最良の形態
ここでは、レーザビームプリンタで印刷する画像データに本発明を適用して印刷された画像の品質を改善する例を説明する。
図6は、レーザビームプリンタの構成例を示す図である。
参照番号31は、レーザビームプリンタの本体部を示す。本体部31は光学部32と像形成部41を有する。光学部32は、レーザビームを出力するレーザ33と、レーザビームを繰り返し走査するように偏向するポリゴンミラー34と、ポリゴンミラー34を回転駆動するミラーモータ35と、走査されるレーザビームの走査開始を検出するビーム検出器36とを備える。像形成部41は、感光ドラム37と、現像器38と、転写ローラ40と、折り返しミラー39とを備える。感光ドラム37の表面は図示していないチャージャにより帯電された後、レーザビームが照射される。レーザ33はレーザビームの走査及び感光ドラム37の回転に同期して変調され、感光ドラム37の表面には印刷する画像に対応した光学像が照射される。感光ドラム37の表面に帯電した静電荷は、レーザビームの照射量に応じて減少し、静電潜像が形成される。現像器38で感光ドラム37の表面に帯電したトナーを接触させると、感光ドラム37の表面の静電潜像に応じてトナーが付着し顕像化される。搬送されてくる紙などをトナー像の形成された感光ドラムの表面に接触させ、転写ローラ40でトナー像を紙に転写する。転写されたトナー像を図示していない定着器で紙などに定着すれば、印刷が終了する。トナー像が転写された後の感光ドラムの表面はクリーニングされた後、再び帯電されて上記のプロセスが繰り返される。
コンピュータシステムなどから入力された印刷データは、画像展開部43によって画像メモリ42上に印刷画像データとして展開されて記憶される。一般に、画像メモリ42はビットマップメモリと呼ばれ、2値の印刷データの場合にはビットマップメモリの各ビット、すなわち1ビットが印刷画素に対応する。補正/光学変調信号生成回路45は、本体部における処理に同期して画像メモリ42に記憶された画像データを読み出し、光学変調信号を生成してレーザ33に印加する。なお、前述のように、光学変調信号のタイミングをずらすことにより、ドットの印刷位置を水平方向にずらすことが可能であり、レーザ33の発光時間又は発光強度を制御することによりドット径を変化させることが可能である。補正/光学変調信号生成回路45は、画像メモリ42から読み出した画像データのドットパターンを調べて必要な補正を行う。
図7は、補正/光学変調信号生成回路45の構成を示す図である。図示のように、補正/光学変調信号生成回路45は、ラインバッファ51と、参照番号52で示したウインドウ部分を記憶するウインドウレジスタ53と、ウインドウレジスタ53内のドットパターンとあらかじめ設定した補正ドットパターンとが一致するかを検出する第1パターン一致検出回路54及び第2パターン一致検出回路55と、第1及び第2パターン一致検出回路の補正ドットパターンに対応して補正データを記憶し、第1及び第2パターン一致検出回路からの一致検出結果に従って補正データを出力する補正データ生成テーブル56と、補正データ生成テーブル56で補正された画像データに基づいて光学変調信号を生成する光学変調信号生成回路57とを有する。補正/光学変調信号生成回路45から出力された光学変調信号は、光学部32に出力される。更に、制御回路44には、制御クロック信号生成部58が設けられており、そこで生成されたクロック信号が図示の各部に供給される。図1と比較して明らかなように、従来の構成とは、第1及び第2パターン一致検出回路が設けられている点と、補正データ生成テーブル56が一致検出結果に従って補正データを出力する点である。以下、この異なる部分について説明する。
図8は、第1パターン一致検出回路54及び第2パターン一致検出回路55におけるウインドウ形状の例と、補正データ生成テーブル56がその一致検出結果に従って補正データを出力する動作を説明する図である。図示のように、ウインドウレジスタ53は7×7ドット構成で、ここでは縦方向に伸びる1ドットラインである。第2パターン一致検出回路55のウインドウは、参照番号62〜65で示す4つのウインドウで構成され、線幅を検出するためのウインドウである。ウインドウ62は1ドット幅の中央の縦枠であり、ウインドウ63は1ドット幅の中央の横枠であり、ウインドウ64と65は1ドット幅の斜め45°の枠である。注目ドット53Aは各ウインドウの中心にある。第1パターン一致検出回路54は、従来と一致検出回路と同様の構成であるが、ここでは2ドット幅の中央の縦枠であるウインドウ61の部分のパターンのみの一致を検出し、ウインドウレジスタ53内のウインドウ61以外のドットについては無視する。すなわち、これらの部分のゲートは設けないので、ゲート数が低減できる。
第1パターン一致検出回路54は、一致した補正ドットパターンがある場合、その補正ドットパターンを示すデータを補正データ生成テーブル56に送る。この場合は、縦線の右エッジであることが検出される。
第2パターン一致検出回路55は、それぞれの方向について、注目ドット53Aから何ドットが白ドット、又は何ドットが黒ドットかを検出し、その検出結果を補正データ生成テーブル56に送る。この場合は、ウインドウ62はすべて黒ドットであり、ウインドウ63〜65はすべて注目ドット53Aのみが黒ドットで、両側の3ドットはすべて白ドットであり、線幅が1ドットの縦線であることを検出する。
補正データ生成テーブル56は、第1パターン一致検出回路54からのパターン検出結果と第2パターン一致検出回路55からの線幅検出結果に基づいて、テーブルの中から対応する補正データを検索して出力する。ここでは、1ドット幅の孤立した縦の黒線であり、ドット径を1.8倍にしてシフトは行わないという補正データが出力される。これは、後述するように、孤立した線の場合、線の幅を少し太くした方が画質が改善されるという実験結果による。
図9は入力データが注目ドットの部分にジャギーがある1ドット幅の縦の黒線である場合であり、図10は入力データが注目ドットの部分にジャギーがある2ドット幅の縦の黒線である場合である。この場合には、どちらも第1パターン一致検出回路54により注目ドットの部分にジャギーがある縦の黒線であることが検出される。ただし、ウインドウ63〜65の検出結果は、図9の場合には1ドット幅であることを示し、図10の場合には2ドット幅であることを示す。そのため、図9の場合にはドット径を1.8倍にしてジャギーを低減するようにドット位置をずらす補正データを出力するが、図10の場合には同じようにジャギーを低減するようにドット位置をずらすが、ドット径は若干大きくする程度である。
このように、図9と図10では、第1パターン一致検出回路54の検出結果は同じであるが、第2パターン一致検出回路55の線幅を示す検出結果が異なるので、異なる補正データが生成される。このように、線幅の異なるパターンについて、第1パターン一致検出回路54の補正ドットパターンの個数を増加させずに、線幅の違いは第2パターン一致検出回路55を設け、線幅の違いによる補正データを付加することで対応できる。従って、第1パターン一致検出回路54の補正ドットパターンを増加させる必要がないので、第1パターン一致検出回路54の回路規模の増大を防止でき、全体としても回路規模の増大を防止できる。例えば、図5の12個のパターンについて、第1パターン一致検出回路54のウインドウをすべて共通にして1個にできる。また、線幅を検出するための第2パターン一致検出回路55の各ウインドウは1ドット幅の小さなウインドウであり、回路規模は小さくできる。従って、全体として回路規模を1/10程度に削減できる。
ここで、第2パターン一致検出回路の線幅を検出する回路について、図11を参照して説明する。図11は、図8の横方向のウインドウ63で、注目ドットの右側の横方向の線幅を検出する回路を示す。ただし、ウインドウは11ドットの長さを有する。図示のように、信号線81〜86が設けられ、各信号線は抵抗を介してグランドに接続される。信号線81は6個のトランジスタを介して電源線に接続され、各トランジスタのゲートは、ウインドウ63の注目ドット53Aより右側の6個のドットの信号線に接続される。同様に、信号線82は5個のトランジスタを介して電源線に接続され、各トランジスタのゲートは、ウインドウ63の注目ドット53Aより右側の5個のドットの信号線に接続される。以下同様に、信号線83〜86には4個〜1個のトランジスタが接続され、各ゲートはウインドウ63の対応するドットの信号線に接続される。
ウインドウ63の注目ドット53Aより右側のすべてのドットが黒(L)であれば、すべてのトランジスタがオフして、信号線81〜86はすべてLになる。これにより線幅は6ドット以上であることが分かる。図示のように、注目ドット53Aより右側の5個のドットは黒(L)であるが、もっとも右側のドットは白(H)である場合には、信号線81は5個のトランジスタはオフであるが1個のトランジスタがオンするのでHになる。信号線82〜86は接続されるトランジスタがすべてオフなのでLである。従って、線幅は5ドットであることが分かる。以下同様にして、注目ドットの右側の横方向の線幅を検出できる。
注目ドット53Aの左側のドットについて同様の回路を使用すれば注目ドットの左側の横方向の線幅を検出できる。縦方向の線幅及び2つの斜め方向についても同様に線幅が検出でき、白線についても同様である。
線幅の信号はコード化でき、例えば3ビットであれば0〜7ドッドの線幅を表すことができる。従って、線幅をコード化すればデータ長が短くでき、これにより補正データ生成テーブルの容量を低減できる。第1パターンウインドウでどのようなパターンであるかを検出するが、それに応じてどの方向の線幅を考慮すればよいかが分かる。例えば、縦線であることが分かった場合には、縦方向の幅と2つの斜め方向の幅は考慮する必要がない。そこで、図12に示すように、図11の信号線81〜86の出力から横方向の線幅を決定し、3ビットの信号として出力する横線幅決定回路92を設け、同様に縦線幅決定回路91、左側が上がる斜線の線幅信号を出力する左上斜線幅決定回路93、右上斜線幅決定回路94を設ける。これらの出力を切替回路95に入力する。切替回路95は、第1パターン一致検出回路54が検出結果に応じて出力する切替信号に応じて、必要な方向の線幅信号を補正データ生成テーブル56に出力する。従って、補正データ生成テーブル56に入力される線幅信号は3ビットであり、テーブルの容量は小さくできる。
なお、第2パターン一致検出回路55の各ウインドウの代わりに、線幅を検出する回路として、カウンタを用いて注目ドットからの白ドットの連続数又は黒ドットの連続数をカウントする回路を使用することも可能である。この回路は、カウントのための時間を要するが、回路が簡単になるという利点がある。
また、第2パターン一致検出回路55の各ウインドウの一致結果を、補正データ生成テーブル56のアドレスとしてそのまま入力するようにしてもよい。これは特別な処理を必要としないので、処理時間が短くなる。
更に、第1パターン一致検出回路54のウインドウ61の形状は各種の変形例が可能である。図13Aから図13Dはそのような変形例を示す図であり、図13Aは3×7の縦長の枠であり、図13Bは7×3の横長の枠であり、図13Cは3×3の小さな正方形の枠であり、図13Dは5×5の少し小さい正方形の枠である。
また、第2パターン一致検出回路55は、4個のウインドウ62〜65で構成したが、これを1つにまとめて図14に示すようなウインドウ66を使用するようにしてもよい。
以上ウインドウレジスタが7×7の場合も例を説明したが、より大きなウインドウレジスタを使用してより精密なドットパターンの識別を行う場合には、本発明の効果は更に大きくなる。
ここで、600dpiのレーザプリンタで孤立した線を印刷する場合、ドット径をどのように変化させると視覚的にもっともよいと感じるかを心理テストした結果を、図15に示す。4ドット幅以上の場合にはドット径を補正する必要はなく、線幅が4ドット以下の場合に補正を行う必要が生じる。例えば、線が1本の場合には、参照番号71で示すようにドット径を変化させ、1ドット幅であればドット径を1.8倍にする。これは、黒線の場合であればドット径をそのまま1.8倍にすればよいが、白線の場合には、白線の両側の黒ドットの径を小さくする。
黒線と白線が交互に配置される場合は、黒線と白線の幅が同じであれば参照番号73で示すようにそのままのドット径を維持し、黒線の方が狭い場合には参照番号72で示すように黒のドット径を若干大きくし、黒線の方が広い場合には参照番号74で示すように黒のドット径を若干小さくする。
なお、図6に示したようなレーザビームプリンタの場合には、パルス幅とドット径の関係がプロセス条件により異なるため、ドット径の補正条件を複数設定しておき、プロセス条件が決定された後でテーブルに固定するか、あるいは複数のテーブルを記憶しておき、選択できるようにすることが望ましい。また、プロセス条件が変動する場合には、プロセス条件を検出して、その結果からテーブルの選択を変更するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、異なる形状のウインドウによりドットパターンを検出し、それらの検出結果を別々に処理した上で合成するので、小さなウインドウで各種のパターンを正確に識別することが可能になり、回路規模を増大させずに精密な補正を行えるようになる。具体的には、一方のパターン一致検出回路でパターンの情報を、他方のパターン一致検出回路で線幅の情報を捕らえるので、各種の線に対して的確な補正が可能になり、画質が向上する。
産業上の利用の可能性
ドット画像を形成する画像形成装置に供給する画像データの補正に使用でき、画像形成装置で形成した時の画質が向上する。
【図面の簡単な説明】
図1は、従来のドット画像補正装置の構成を示す図である。
図2Aと図2Bは、スムージング処理を説明する図である。
図3は、従来のドット画像補正装置の別の構成を示す図である。
図4は、図1のドット画像補正装置における回路構成を示す図である。
図5Aから図5Lは、線の状態により線幅を補正する場合に必要な補正ドットパターンの例を示す図である。
図6は、本発明の実施例のレーザビームプリンタの構成を示す図である。
図7は、実施例における画像補正装置の部分の構成を示す図である。
図8は、実施例における孤立縦線の検出を説明する図である。
図9は、実施例における1ドット縦線のジャギーの検出を説明する図である。
図10は、実施例における2ドット縦線のジャギーの検出を説明する図である。
図11は、実施例における線幅検出回路の構成例を示す図である。
図12は、実施例において各方向の線幅を選択的に使用する構成を示す図である。
図13Aから図13Dは、実施例における第1パターンウインドウの他の例を示す図である。
図14は、実施例における第2パターンウインドウの他の例を示す図である。
図15は、線幅と望ましい補正量の関係を示す図である。
Claims (5)
- ウインドウ内の補正ドットパターンに対応して補正データを記憶する補正データ記憶回路と、
ドット画像のウインドウ内のドットパターンが前記補正ドットパターンに一致するか検出するパターン一致検出回路と、
一致した時に対応する前記補正データに従って補正を行う補正信号発生回路とを備えるドット画像補正装置であって、
前記ウインドウは複数あり、前記複数のウインドウは、ドットによって構成された線のエッジ、線のジャギー、線の方向を検出するのに用いられる第1パターンのウインドウと、線幅を検出するのに用いられる第2パターンのウインドウと、を含み、
前記補正データ記憶回路は、各ウインドウの補正ドットパターンの組合せに対応して前記補正データを記憶し、
前記パターン一致検出回路は、前記複数のウインドウ内のドットパターンが各ウインドウの補正ドットパターンの組合せに一致するか検出する複数のパターン一致検出回路を備えるドット画像補正装置。 - 請求項1に記載のドット画像補正装置であって、
前記複数のウインドウのそれぞれは共通の注目ドットを含み、前記補正データは前記注目ドットを補正するデータであるドット画像補正装置。 - 請求項2に記載のドット画像補正装置であって、
前記ドット画像の画像データを、前記ウインドウの幅より広い範囲で一時的に記憶するラインバッファと、
前記注目ドットが前記ドット画像を走査するように、前記複数のパターン一致検出回路に供給するウインドウレジスタとを備えるドット画像補正装置。 - 請求項2に記載のドット画像補正装置であって、
前記第2パターンの複数のウインドウは、
前記注目ドットを含む1ドット幅の水平と垂直の2方向の2つのウインドウと、
前記注目ドットを含む1ドット幅の前記水平方向に対して45°傾いた2つのウインドウとを備えるドット画像補正装置。 - 請求項2に記載のドット画像補正装置であって、
前記第2パターンのウインドウの1つは、
前記注目ドットを含む水平と垂直の2方向のドット列と、前記注目ドットを含む前記水平方向に対して45°傾いた方向の2方向のドット列とを備えるドット画像補正装置。
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