JPH06152957A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPH06152957A
JPH06152957A JP4294680A JP29468092A JPH06152957A JP H06152957 A JPH06152957 A JP H06152957A JP 4294680 A JP4294680 A JP 4294680A JP 29468092 A JP29468092 A JP 29468092A JP H06152957 A JPH06152957 A JP H06152957A
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JP
Japan
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signal
image
esp
drive pulse
laser drive
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Application number
JP4294680A
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English (en)
Inventor
Satohiko Mise
聰彦 三瀬
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Priority to US08/143,669 priority patent/US5532828A/en
Publication of JPH06152957A publication Critical patent/JPH06152957A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
    • H04N1/4055Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern
    • H04N1/4056Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern the pattern varying in one dimension only, e.g. dash length, pulse width modulation [PWM]

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  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エッジスムージング(ESP)処理を行って
画質の向上が図れ、パルス幅変調方式で階調表現などを
行う電子写真装置を提供する。 【構成】 画像データをD/A変換するD/A変換部1
と、基準信号を発生する基準信号発生部2と、画像信号
aと基準信号bの電圧レベルを比較する比較回路部3
と、ゲート回路部4とを備える。ゲート回路部4は、P
WM信号cと画像のエッジ部分にスムージング処理を行
うか否かを表すESP信号と画像のエッジ部分に対して
画素の追加、削除を表すA/D信号とレーザ走査方向の
一画素領域内で左右どちら側からドットの追加、削除を
行うかを表すR/L信号とを入力し、画像データの値に
応じて一画素領域内の左端または右端より中心に向かっ
て追加、削除するドットの度合を可変させるようにレー
ザ駆動パルスdを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数ビットからなる画
像データのデータ値に応じてレーザ駆動パルスのパルス
幅を可変することで、画像の階調表現などを行う電子写
真装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザビームプリンタに代表され
る電子写真装置は、カラー化や高画質化など、機能面の
高付加価値化が進んでいる。特にカラー化に関してはこ
れからの成長市場として期待が高く、カラー電子写真装
置の研究、開発も盛んである。カラー電子写真装置の特
筆すべき技術の一つとして、色の階調表現技術がある。
その一つの例としてパルス幅変調方式でレーザ駆動パル
スのパルス幅を可変し、階調表現を行う方法がある。
【0003】以下、従来の電子写真装置のレーザ駆動パ
ルス形成回路について図4〜図7を参照しながら説明す
る。図4は従来の電子写真装置のレーザ駆動パルス形成
回路の構成を示すブロック図、図5は図4におけるレー
ザ駆動パルス形成過程を示した波形図、図6の(a),
(b)は原画像に対して後述するESP処理を行って得
られるESP処理画像の一例を示した図、図7の
(a),(b)は従来のレーザ駆動パルス形成回路でE
SP処理を行った場合に得られる画像を示した図であ
る。
【0004】図4に示すように、電子写真装置のレーザ
駆動パルス形成回路は、D/A変換部1と基準信号発生
部2と比較回路部3とレーザダイオード4とから構成さ
れている。
【0005】D/A変換部1は、複数ビットからなる画
像データをアナログレベルに変換し、画像信号として出
力する。D/A変換部1にはクロック信号が入力されて
おり、たとえばクロック信号の立ち上がりエッジで画像
データをラッチし、ラッチした画像データをアナログ値
に変換して画像信号aとして出力する。一般的に画像デ
ータのビット数によって表現可能な画像の階調数が決ま
る。たとえば画像データが8ビットの場合、256の階
調数を表現することが可能である。
【0006】基準信号発生部2ではクロック信号に同期
して電圧(振幅)が変化するような信号を発生する。こ
の信号が後述するレーザ駆動パルスを形成するための基
準信号bとなる。この基準信号bはたとえば三角波であ
り、クロック信号の立ち上がりに同期して電圧が下が
り、クロック信号の立ち下がりに同期して電圧が上がる
ような波形である。
【0007】比較回路部3は画像信号aと基準信号bの
電圧レベルを比較し、その大小関係により出力がハイあ
るいはローの二値レベルで変化するPWM(パルス幅変
調)信号cを出力する。そして、このPWM信号cがレ
ーザ駆動パルスとなる。
【0008】レーザダイオード4は画像形成の主因素子
であり、レーザ駆動パルスに応じてオン、オフされ、レ
ーザダイオード4がオンするとレーザが発光されて画像
が形成される。たとえばレーザ駆動パルスがハイのと
き、レーザダイオード4はオン(発光)し、レーザ駆動
パルスcがローのとき、レーザダイオード4はオフす
る。なお、図4にはレーザダイオード4を駆動する駆動
回路は記していない。
【0009】以上のように構成されたレーザ駆動パルス
形成回路で、そのレーザ駆動パルス形成過程を示した波
形が図5である。クロック信号の立ち上がりから基準信
号bの電圧が低くなり、クロック信号の立ち下がりから
基準信号bの電圧が高くなって、図5に示すような三角
形の波形が基準信号発生部2で形成される。画像信号a
と基準信号bの電圧レベルを比較し、画像信号aの電圧
が基準信号bよりも高いときにはレーザ駆動パルスがハ
イとなり、画像信号aの電圧が基準信号bよりも低いと
きにはレーザ駆動パルスがローとなる。レーザ駆動パル
スがハイでレーザダイオード4はオンして発光し、その
間、ドット(画像)が形成され、レーザ駆動パルスがロ
ーでレーザダイオード4はオフする。たとえば、一画素
内をフルにドットを形成する場合、その画素内でレーザ
駆動パルスは100%オンし、一画素内で50%の面積
のドットを形成する場合はレーザ駆動パルスのオンデュ
ティが50%となるように画像データによってレーザ駆
動パルスのオンデュティを制御する。また一画素内でド
ットは画素の中心からレーザ駆動パルスのオンデュティ
に応じて成長する。
【0010】カラー電子写真装置の場合、彩色成分であ
るイエロー、マゼンタ、シアンの3色のレベルを適当に
組み合わせて合成し、カラー画像を形成できる。ただ
し、ブラックの画像を形成する場合は絶対的なブラック
濃度を確保し、コントラストを高めるなどの理由でブラ
ックを含めた4色のトナーを使用してカラー画像を形成
する場合が一般的である。一画素内でレーザ駆動パルス
のオンデュティを可変し、各色のドット面積を適当なレ
ベルに可変し合成することで、人間の視覚に対して面積
効果によって色あいや階調性を表現するのが、カラー電
子写真装置においてパルス幅変調方式によりレーザを駆
動する方式の基本的概念である。
【0011】以上説明したパルス幅変調方式による階調
表現技術と直接的には関係ないが、最近の電子写真装置
の特筆すべき他の技術の一つにエッジスムージング処理
(以下、ESP処理と称す)がある。電子写真装置に搭
載されるフォントがビットマップフォント(実際のフォ
ントイメージをそのままドットイメージでメモリに格納
し、マイクロプロセッサなどがそのまま画像メモリに展
開する)から、アウトラインフォント(メモリに格納さ
れている各フォントを形成する上で必要なベクトル情報
などのデータをマイクロプロセッサなどが読み出して演
算を行い、画像メモリ上に実際のドットイメージとして
展開する)が主流になったのは文字を美しく印字できる
からであろう。文字を拡大した場合、ビットマップフォ
ントにつきものであるいわゆるギサギサ感が、アウトラ
インフォントでは解消され、人間の目に画質の良さを印
象付ける。そこでさらに画質の良さを印象付ける技術と
して、文字だけでなく、ラインパターンなどにいろいろ
な画像パターンに関してエッジとなる部分をスムージン
グ処理して人間の目に画質の良さを印象付ける技術が考
案された。これがESP処理である。
【0012】ESP処理の具体的説明は本発明の論旨か
ら外れるのでここでは詳しい説明は省略するが、ESP
処理の基本的概念を図6の(a),(b)を用いて簡単
に説明する。
【0013】画像は一画素一画素が基盤の目のように何
千何万も集合して形作られ、各画素に対してドットを形
成するかしないかを決めて、所望の画像を形成する。一
画素の大きさは、主走査方向に関しては前述のクロック
信号、レーザ光を主走査方向に走査するためのポリゴン
ミラー(本発明では説明を省略)の面数および回転数、
レーザパワーなどの要因で決まり、副走査方向に関して
は電子写真装置のプロセススピードなどの要因で決ま
る。本発明の説明を簡略化して分かり易くするために、
副走査方向に関してのドットの変化は無視し、主走査方
向に関してのみドットの変化過程を説明、図示する。
【0014】図6の(a),(b)は全体画像の一部を
抜き出している。たとえば直線のようなラインパターン
の場合、ラインの傾きによって図6の(a)に示すよう
にエッジとなる部分が出て、それが出力画像において人
間の目に強い印象を与え、あたかも画質が悪いような印
象を与えてしまうことがある。このエッジ部分をESP
処理によってスムージングするとたとえば図6の(b)
に示すようになる。すなわち、エッジ部分の対象となる
画素に対してドットの追加、削除を行う。図6の(b)
に示す例では一画素を1ドットと考えた場合、1/3ド
ットの追加または削除を中央部の4画素に対して行って
いる。ドットの追加、削除の度合は電子写真装置の画像
形成プロセスの特性や回路的な要因などによって決定さ
れることが多い。図7の(b)は一画素を主走査方向に
3分割して1/3ドット、2/3ドットの追加および削
除が可能なESP処理の例である。このドットの追加、
削除はたとえば前述のクロック信号の何倍かの周波数の
信号などによりドット追加、削除のタイミングをとって
レーザを駆動することで可能で、そのためのデータ処
理、回路などが必要となる。ドット追加、削除の度合を
過度に多段階に設けると、データ処理が複雑化したり、
回路規模の増大やタイミング自体をとることが困難にな
るなど問題があるので、2段階ぐらいに抑えることが多
い。
【0015】さて、このESP処理を図4、図5に示し
たレーザ駆動パルス形成回路を有する電子写真装置に機
能搭載する場合を考える。図7の(a),(b)に形成
画像とレーザ駆動パルス形成過程を原画像とESP処理
画像とについて例示した。波形は画像の上から2ライン
目に注目して記している。図7の(a)の原画像の場
合、左から2番目の画素のみドットが形成されるので、
画像データに基づく画像信号aはその画像において基準
信号bよりも電圧レベルが高く、レーザ駆動パルスがハ
イとなり、レーザダイオード4をオンしてドットを形成
する。図6と同様に原画像をESP処理して得られる画
像が図7の(b)であるが、図6の(b)とは明かに違
いがある。その理由を説明すると、2ライン目左から2
番目の画素については左側1/3ドットの削除を原画像
に対して行い、左から3番目の画素については左側1/
3ドットの追加を原画像に対して行うので、2ライン目
左から2番目の画素には2/3ドット、3番目の画素に
は1/3ドットを形成するように画像データを対応さ
せ、レーザ駆動パルスのオンデュティを制御する。とこ
ろが、先に述べたようにドットは画素の中心からレーザ
駆動パルスのオンデュティに応じて成長するので、図7
の(b)に示すようなESP処理画像になるのである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述したESP処理機
能を有した電子写真装置では解決すべき次のような課題
があった。すなわち、図7の(b)に示すようなESP
処理画像では、ESP処理の結果、ESP処理対象画素
間に図示したような不印字領域が形成されてしまう。実
際に画像を出力した際、この不印字領域が人間の目に、
たとえばラインの切れ目などに見えて、ESP処理の結
果、逆に画質が悪くなったという印象を与えかねない。
【0017】本発明は、上述した課題を解決するもの
で、パルス幅変調方式でレーザ駆動する電子写真装置に
おいても画質を効果的に向上するESP処理を実現でき
る電子写真装置のレーザ駆動パルス形成回路を提供する
ことを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために本発明は、複数ビットからなる画像データをアナ
ログの画像信号に変換するD/A変換部と、画像形成の
主因素子であるレーザダイオードをオン、オフ制御して
レーザ駆動パルスを形成するための基準となる基準信号
を発生する基準信号発生部と、前記D/A変換部の出力
である画像信号と前記基準信号の電圧レベルとを比較す
る比較回路部と、この比較回路部からの信号と画像のエ
ッジ部分に対してスムージング処理を行うか否かを表す
ESP信号と画像のエッジ部分に対して画素の追加また
は削除を表すA/D信号とレーザの走査方向の一画素領
域内で左右どちら側からドットの追加または削除を行う
かを表すR/L信号とを入力し、前記画像データの値に
応じて一画素領域内の左端または右端より中心に向かっ
て追加または削除するドットの度合を可変させるように
画像形成用のレーザ駆動パルスを形成するゲート回路部
とを備えたものである。
【0019】
【作用】上記した構成により、ESP処理の対象画素に
対してドットの追加、削除を画素の左端または右端より
中心に向かって自由に行え、さらに画像データによって
ドットの追加、削除の度合を簡単かつ自由に変更するこ
とができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例に係る電子写真装置に
ついて図1〜図3を参照しながら説明する。図1は本発
明の一実施例である電子写真装置のレーザ駆動パルス形
成回路の構成を示すブロック図、図2は図1におけるゲ
ート回路部を一例として具現化した回路図、図3の
(a),(b)は本発明における形成画像とレーザ駆動
パルス形成過程を表す波形図を対比させた図である。な
お、図1に示したレーザ駆動パルス形成回路のブロック
図において図4に示した従来例と同様な部分については
図4の説明を転用して同一符号を付し、説明を省略す
る。
【0021】図1において、5はゲート回路部で、レー
ザ駆動パルスdを形成するための主要部分であり、ここ
が本発明のポイントとなる部分である。ゲート回路部5
には5つの信号が入力されている。そのうちのクロック
信号とPWM信号cについては従来例のところで説明し
ているのでここでは省略する。ESP信号はESP処理
を行うか否かを表す信号である。本実施例では、ESP
処理を行う場合にESP信号がハイとなり、ESP処理
を行わない場合にESP信号がローとなるとする。A/
D信号はESP処理を行う場合に有効となる信号で、E
SP処理の対象画素に対してドットを追加するのか、削
除するかを表す信号である。本実施例では追加の場合を
ハイ、削除の場合をローとする。R/L信号はA/D信
号と同様に、ESP処理を行う場合に有効となる信号
で、ESP処理の対象画素に対してドットの追加、削除
を画素の左端寄り側または右端寄り側のどちら側に行う
かを表す信号である。本実施例では右側に行う場合をハ
イ、左側に行う場合をローとする。
【0022】ESP信号、A/D信号、R/L信号は図
1には図示しないコントローラ部より画像データと同期
して送られてくる。ESP処理は原画像データに基づき
コントローラ部で処理される。その処理においては、対
象画素と周囲の画素(たとえば対象画素に対して主、副
走査3×3領域の画素)の画素情報(ドットを形成して
いるか否か)から決められた演算などの処理を行い、対
象画素にESP処理を行うか否か、対象画素へのドット
の追加、削除をどうするか、ドットの追加、削除する箇
所は画素の左右のどちらか側かを決定する。そして、そ
の処理結果に基づいてESP信号、A/D信号、R/L
信号の論理が決定され、画素の画像データに同期してレ
ーザ駆動パルス形成回路側に送られる。つまり、ESP
信号、A/D信号、R/L信号は画像データと同様に、
コントローラ部から送られてくる画素情報である。
【0023】ゲート回路部5ではクロック信号、PWM
信号、ESP信号、A/D信号、R/L信号により論理
ゲートなどでデジタル信号処理を行い、レーザ駆動パル
スdを形成して出力する。ゲート回路部5を具体化した
回路の一例を図2に示す。
【0024】図2において、6はレジスタであり、クロ
ック信号の立ち上がりに同期してESP信号、A/D信
号、R/L信号をラッチする。これらの3つの信号は基
本的に画像データを形成して出力するコントローラ部か
ら画像データに同期して転送されてくるので、画像デー
タと共にレーザ駆動パルス形成回路側でもクロック信号
の立ち上がりでラッチし、画像データと同期をとる必要
があるので、レジスタ6が設けられている。
【0025】7は、セレクタであり、ESP信号、A/
D信号、R/L信号の状態によって、出力Q1〜Q4の
状態が決まる。表1にセレクタ7の入力対出力の関係を
表す機能表を示した。
【0026】
【表1】
【0027】図2において、8〜20は論理ゲートであ
り、インバータ8〜10、オアゲート11〜13,2
0、アンドゲート14〜19が使用されている。これら
を組み合わせてレーザ駆動パルスdを形成する。本回路
を用いれば、図6に示したESP処理が実現される。図
6に示した画像を形成するためにレーザ駆動パルスがど
のように形成されるかを説明するのに必要な信号を抜粋
して記したのが図3の(a),(b)であり、この図3
の(a),(b)を参照しながら説明する。なお、図3
の(a),(b)における波形は従来例のときと同様
に、画像の2ライン目に着目して記している。
【0028】図3の(a)に示す原画像を形成する場
合、ESP処理を行わないので、ESP信号は常にロー
である。このとき、表1に示すように、セレクタ7の出
力Q1〜Q4は常にローであり、アンドゲート15〜1
8の出力は常にローである。よって図2の回路図よりレ
ーザ駆動パルスdを形成する上でアンドゲート19だけ
が有効となる。アンドゲート19の一方の入力はESP
信号の論理反転信号であり、常にハイとなる。よってア
ンドゲート19の出力はもう一方の入力であるPWM信
号cそのものとなる。これがそのままレーザ駆動パルス
dとなる。2ライン目は左から2番目の画素のみドット
を形成するので、この画素においては基準信号bよりも
画像信号aの電圧が高くなるように画像データがD/A
変換部1に与えられ、PWM信号cのオンデュティを1
00%にする。図3の(a)では、図示しているA/D
信号、R/L信号、出力LD、出力LAは、レーザ駆動
パルス形成するのに無関係な信号であり、状態がハイま
たはローのどちらでもかまわない。
【0029】次に、ESP処理画像を形成する場合のレ
ーザ駆動パルス形成過程を説明する。図3の(b)にお
いて、2ライン目左から1番目、4番目の画素はESP
処理の対象画素でないため、ESP信号がローである。
よって、図3の(a)と同様に、PWM信号cがそのま
まレーザ駆動パルスdとなる。この画素はドットを形成
しない画素なので、基準信号bよりも画像信号aの電圧
が低くなるように画像データがD/A変換部1に与えら
れ、PWM信号cをローとし、その結果、レーザ駆動パ
ルスdがローとなりドットを形成しない。
【0030】一方、2ライン目左から2番目、3番目の
画素はESP処理の対象画素なので、ESP信号がハイ
となる。これにより、アンドゲート19の一方の入力が
ローとなる。したがってアンドゲート19はESP処理
対象画素では常に出力がローで、レーザ駆動パルス形成
に対していわゆる無効なゲートとなる。
【0031】まず2ライン目左から2番目の画素につい
て説明する。この画素はESP処理によって原画像に対
して左側の1/3ドットが削除される。この場合、A/
D信号、R/L信号は共にローとなる。表1よりセレク
タ7は出力Q1のみハイとなり、レーザ駆動パルス形成
に対してアンドゲート15が有効となる。アンドゲート
15の一方の入力はオアゲート11の出力LDである。
オアゲート11はクロック信号を論理反転した信号とP
WM信号cが入力信号である。この2つの信号の論理和
である出力LDは、この画素において画像信号が図示し
た電圧レベルになるように画像データがD/A変換部1
に与えられることで、図3の(b)に示した(1)の部
分だけがハイとなり、これがレーザ駆動パルスdを図3
の(b)に矢印で示したようにオンさせる。
【0032】次に2ライン目の左側から3番目の画素に
ついて説明する。この画素はESP処理によって原画像
に対して左側に1/3ドットが追加される。この場合、
A/D信号はハイ、R/L信号はローとなる。表1より
セレクタ7は出力Q2のみハイとなり、レーザ駆動パル
ス形成に対してアンドゲート16が有効となる。アンド
ゲート16の一方の入力はアンドゲート12の出力LA
である。アンドゲート12はクロック信号とPWM信号
cを論理反転した信号が入力信号である。この2つの信
号の論理積である出力LAは、この画素において2ライ
ン目左から2番目の画素の画像データと同じデータがD
/A変換部1に与えられることで、図3の(b)に示し
た(2)の部分だけがハイとなり、これがレーザ駆動パ
ルスdを図73(b)に矢印で示したようにオンさせ
る。これらの結果、2ライン目に関してレーザ駆動パル
スは図3の(b)に示した波形となる。したがって2ラ
イン目の画像はESP処理後、図3の(b)に示した画
像を得る。
【0033】3ライン目左から2番目、3番目のESP
処理対象画素についても同様にして、図3の(b)に示
した画像が得られるようなレーザ駆動パルスdが形成さ
れる。ちなみに、3ライン目左から2番目の画素は、右
側に1/3ドットが追加される画素で、レーザ駆動パル
ス形成に対してアンドゲート18が有効で、RA信号に
よってレーザ駆動パルスdが形成される。3ライン目左
から3番目の画素は、右側の1/3ドットが削除される
画素で、レーザ駆動パルス形成に対してアンドゲート1
7が有効で、RD信号によってレーザ駆動パルスdが形
成される。
【0034】このようにして図3の(b)に示すESP
処理画像を形成することができ、パルス幅変調方式によ
りレーザ駆動パルスのパルス幅を可変する電子写真装置
においても効果的なESP処理による画質の向上を図る
ことができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、画像デー
タ形成、ESP処理を行うコントローラ部から処理結果
に応じて送られてくる画像データ、ESP信号、A/D
信号、R/L信号に基づきレーザ駆動パルスを形成する
ことで、良好な画質のESP処理画像を形成することが
でき、パルス幅変調方式によりレーザ駆動パルスのパル
ス幅を可変する電子写真装置においても効果的なESP
処理による画質の向上を図ることができる。また、更な
る効果として、画像データを可変するだけでESP処理
対象画像に対してのドットの追加、削除の度合を簡単か
つ自由に可変することができるので、いろいろな画像に
対して従来のESP処理よりもスムージング効果の高い
ESP処理を簡単に実現することができ、画質の一層の
向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である電子写真装置のレーザ
駆動パルス形成回路の構成を示すブロック図
【図2】同電子写真装置のレーザ駆動パルス形成回路に
おけるゲート回路部を一例として具体化した回路図
【図3】(a)および(b)は同電子写真装置のレーザ
駆動パルス形成回路における形成画像とレーザ駆動パル
ス形成過程を表す波形図を対比させた図
【図4】従来の電子写真装置のレーザ駆動パルス形成回
路の構成を示すブロック図
【図5】同従来の電子写真装置のレーザ駆動パルス形成
回路におけるレーザ駆動パルス形成過程を示した波形図
【図6】(a)および(b)は原画像とESP処理を行
って得られるESP処理画像の一例を示した図
【図7】(a)および(b)は従来のレーザ駆動パルス
形成回路でESP処理を行った場合に得られる画像およ
びレーザ駆動パルス形成過程を表す波形図を対比させて
示した図
【符号の説明】
1 D/A変換部 2 基準信号発生部 3 比較回路部 4 レーザダイオード 5 ゲート回路部 a 画像信号 b 基準信号 c PWM信号 d レーザ駆動パルス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/01 112 A // G03G 15/04 116

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数ビットからなる画像データをアナロ
    グの画像信号に変換するD/A変換部と、画像形成の主
    因素子であるレーザダイオードをオン、オフ制御してレ
    ーザ駆動パルスを形成するための基準となる基準信号を
    発生する基準信号発生部と、前記D/A変換部の出力で
    ある画像信号と前記基準信号の電圧レベルとを比較する
    比較回路部と、この比較回路部からの信号と画像のエッ
    ジ部分に対してスムージング処理を行うか否かを表すE
    SP信号と画像のエッジ部分に対して画素の追加または
    削除を表すA/D信号とレーザの走査方向の一画素領域
    内で左右どちら側からドットの追加または削除を行うか
    を表すR/L信号とを入力し、前記画像データの値に応
    じて一画素領域内の左端または右端より中心に向かって
    追加または削除するドットの度合を可変させるように画
    像形成用のレーザ駆動パルスを形成するゲート回路部と
    を備えた電子写真装置。
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