JPH1016265A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JPH1016265A
JPH1016265A JP17608996A JP17608996A JPH1016265A JP H1016265 A JPH1016265 A JP H1016265A JP 17608996 A JP17608996 A JP 17608996A JP 17608996 A JP17608996 A JP 17608996A JP H1016265 A JPH1016265 A JP H1016265A
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printing
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printer device
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printer
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JP17608996A
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English (en)
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Takashi Komata
隆 小俣
Tatsuya Ishitobi
竜哉 石飛
Hideaki Ito
英明 伊藤
Koji Horikawa
康治 堀川
Osamu Hattori
修 服部
Naohiro Ozawa
直弘 小沢
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Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 1台のプリンタにおいて昇華転写方式と溶融
転写方式のプリントを行なえるようにして、ユーザの使
い勝手を向上させ、プリント時間についても短縮を図
る。 【解決手段】 昇華転写方式と溶融転写方式に対応する
ヘッド制御手段4を設け、ヘッド5への通電方式を両方
式で変更すればよい。また印画紙400の移動速度を転
写方式によって変更することができる印画紙移動手段7
を設ければよい。また、印字しようとしている転写方式
とプリンタ装置に挿入されているインクシート300の
転写方式が異なる場合には、その旨をユーザが知らせる
インジケータ手段を設ければよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータを印刷する記
録装置に係り、特に画像データ、文字データをプリント
アウトするための画像出力手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタ装置は特開昭62−15
2763号公報に記載されているように、画像専用のプ
リンタとして特定のプリント方式(例えば昇華熱転写方
式)によってプリントを行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のプリンタ装
置では、例えば葉書印刷を行なう場合に、フルカラーの
画像印刷も、モノクロの文字印刷も3色、あるいは4色
の昇華性インクシートを用いてプリントを行なってしま
う。従って葉書の宛名印刷をした場合、宛名面は文字印
刷がプリントの全てを占めているため、モノクロの文字
印刷をする場合でも、フルカラー印刷用のインクシート
が無駄に消費されてしまうことになる。また、3色分、
4色分プリント動作を行なうため、プリント時間が長く
かかっていた。さらに昇華性インクを昇華させて印画紙
に発色させるためには比較的大きな熱量を必要とするた
め、消費電力が大きくなっていた。また官製葉書等の普
通紙にプリントする場合、昇華転写方式では昇華染料の
転写を良好なものとするために受容層のプリントが必要
であった。プリントエリアが長方形等の比較的単純な形
の受容層プリントでは感熱ヘッドの接触の方法等により
プリント範囲にのみ受容層を転写することができるが、
文字などの複雑な形に受容層を転写するのは受容層のイ
ンク紙が印画紙に張り付いてしまうなどの問題点があっ
た。
【0004】本発明の目的は上記問題点を解決すべく、
画像エリアにおいては昇華転写方式によリプリントを行
い、文字エリアに関しては溶融転写方式によりプリント
を行うことができるように、昇華方式と溶融方式の両方
式によりプリントできるプリンタ装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記昇華転写方式と溶融
転写方式の両方式においてプリントをするために、感熱
ヘッドを駆動するためのヘッド制御手段を昇華転写方式
と溶融転写方式の制御可能なヘッド制御手段とする。上
記ヘッド制御手段はヘッドの通電パルスのパルス幅を昇
華転写時と溶融転写時において切り替える切替手段を有
する。さらにプリント時に発色直前までに与える通電パ
ルスを昇華熱転写方式のプリントと溶融熱転写プリント
時で切り替える切替手段を設ける。また両転写時におい
て印画紙インク紙の感熱ヘッドに対する移動速度を切り
替える印画紙移動手段を設ける。また両転写時にプリン
トヘッドへの印加電圧を切り替える手段を有した電源を
設ける。またインク紙の種別を判断し、異なったインク
シートが挿入されているときにはユーザにその旨を知ら
せるインジケータ等を設けることによって達成できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を説明す
る。まず、プリンタ全体の構成を示すブロック図である
図1を用いてプリンタ装置全体の構成について説明す
る。プリンタ装置100は、メモリ手段1と、パソコン
などのデータ入力手段200からの入出力の整合をとる
インターフェース手段(以下I/F手段と省略する)2
と、メモリ制御手段3と、ヘッド制御手段4と、プリン
トヘッド5と、インクシート300の種別を識別するイ
ンクシート識別手段6と、印画紙400を往復移動させ
る印画紙移動手段7と、システムコントローラ8と、前
記プリンタヘッド5へ電力を制御供給する電源9と、コ
ントロールパネル10とを具備している。
【0007】図1に示したプリンタ動作を説明する。デ
ータ入力手段200(本実施例ではデータ入力手段の例
としてコンピュータを想定しているが、NTSC等のア
ナログビデオ信号であってもよい)から画像、あるいは
文字のプリントデータが入力されると、I/F手段2
は、受け取ったプリントデータをメモリ制御手段3に送
る。メモリ制御手段3は、I/F手段3からのプリント
データを一旦メモリ手段1に送り記憶させる。メモリ制
御手段3は、システムコントローラ8からのプリント命
令を受けてメモリ手段1に記憶させたプリントデータを
再び読み出し、ヘッド制御4に送る。ヘッド制御4は、
プリントデータをプリントヘッド5がプリントできるヘ
ッドデータに変換してプリントヘッド5に送る。プリン
トヘッド5は、インクシート300を介して印画紙40
0に押しあてられている。
【0008】インクシート識別手段6は、インクシート
300の種別を判断し、システムコントローラ8に送
る。
【0009】システムコントローラ8は、インクシート
識別手段6からのインクシート識別信号がプリントしよ
うとしている方式のインクシートでない場合は、コント
ロールパネル10にエラー信号を送る。コントロールパ
ネル10は、この信号を受け取り、ユーザにインクシー
トの種別が異なっていることをLEDの点滅等で知らせ
る。また、システムコントローラ8は、I/F手段2を
介してエラー信号、あるいはエラーコードをデータ入力
手段200に送り、インクシートの種別が異なっている
ことをディスプレイなどに表示させる。
【0010】システムコントローラ8は、プリントしよ
うとしている転写方式とインクシートの種別が一致する
場合は、プリント開始の信号をメモリ制御手段3と、ヘ
ッド制御手段4と、印画紙移動手段7に送る。印画紙移
動手段7は、プリントの進行に従って印画紙400を移
動させる。昇華転写方式によるプリントは、印画紙を3
回、あるいは4回往復させ3色あるいは4色を塗り重ね
ることによってフルカラーのプリントを行なう。溶融転
写法式による文字などのプリントは、印画紙を1回往復
させることによってモノクロプリントを行なう。
【0011】図1におけるプリンタ装置のデータ入力手
段200としてコンピュータを想定して述べたが、本発
明のプリンタ装置に入力されるデータとしてはビデオ信
号のようなアナログ信号であってもよい。
【0012】次に、本発明によって得られるプリント結
果について図2を用いて説明する。
【0013】図2は、葉書をプリントした場合のプリン
ト結果を示す模式図である。図2において、左側に葉書
の表面(宛名(文字)プリント面)を、右側に裏面(画
像、文章(文字)プリント面)を示す。図2に示すよう
に、葉書プリントにあっては表面には文字をプリントす
る。裏面には画像と文字をプリントするのが一般的であ
る。
【0014】表面には、文字のみをプリントするので、
鮮明な画像プリントができるモノクロの溶融転写方式に
てプリントを行なう。表面は溶融転写方式の1往復のプ
リントなので、短時間でプリントを行なうことができ
る。また溶融転写方式なので官製葉書のような普通紙に
もコントラストのあるくっきりした文字をプリントする
ことができる。
【0015】裏面には画像と文字をプリントするので、
カラープリントを行なう画像部分は昇華転写方式によっ
て、文字部分は昇華転写方式あるいは溶融転写法式によ
ってプリントを行なう。裏面全面を昇華転写方式によっ
てプリントした場合は画像エリア部分はフルカラーの高
画質プリントができるが、文字部分は表面に比較してコ
ントラストの低いプリントになってしまう。そこで、裏
面の画像エリアを昇華転写方式でプリントし、裏面の文
字エリアを溶融転写方式でプリントを行なうようにする
と、インクシートの差し替えが必要となり、かつ片面で
昇華転写方式と溶融転写方式の2回プリント動作を行な
う必要があるが、画像も文字も高画質にプリントするこ
とができる。本発明によれば1台のプリンタ装置におい
て、図2に示すような葉書印刷を行なうことができる。
【0016】次に、昇華転写方式と、溶融転写方式にお
ける発色特性の違いを図3により説明する。図3は、昇
華転写方式と溶融転写方式の発色特性を示すグラフであ
り、横軸は感熱ヘッドへの通電時間を、縦軸はプリント
濃度を示す。図示のように、昇華転写方式は長い時間を
かけて徐々に濃度が増していくが、溶融転写方式は短時
間で急速に立ち上がり、最高濃度に達する。さらに昇華
転写方式と溶融熱転写方式とでは発色開始まで通電時間
が異なっている。
【0017】上記の特性から昇華転写方式は中間濃度を
出しやすくまた制御しやすいので、他階調のフルカラー
画像プリントに適している。これに対し、溶融転写方式
は、中間濃度の制御は困難であるが、短時間で高濃度を
出せる特徴がある。したがってフルカラーの画像データ
をプリントする場合は昇華転写方式が適しており、文字
などの中間濃度のないモノクロデータのプリントには溶
融転写方式が適している。
【0018】次に、図1におけるヘッド制御手段4のよ
り詳細な構成と動作について、ヘッド制御手段のブロッ
ク構成図である図4を用いて説明する。ヘッド制御手段
4は、1ラインメモリ手段40と、ラインメモリ制御手
段41と、ヘッドデータ発生手段42と、終了階調レジ
スタ43と、階調終了信号発生手段44と、階調カウン
ト手段45と、クロック発生手段46と、データクラッ
チ発生手段47と、通電パルス発生手段48と、通電パ
ルス幅設定レジスタ49とを具備して構成される。
【0019】以下、その動作を説明する。ラインメモリ
制御手段41は、1ラインメモリ手段40を制御し、メ
モリ制御手段3を介して送られてきた1ライン文のプリ
ントデータをプリントデータ転送クロックに同期して1
ラインメモリ手段40に記憶させる。また、ラインメモ
リ制御手段41は、1ラインメモリ手段40に記憶した
1ラインのプリントデータをクロック発生手段46のク
ロックに周期して再び読み出す。1ラインメモリ手段1
5から読み出したプリントデータは、ヘッドデータ発生
手段42に送られる。
【0020】終了階調レジスタ43には、予めプリンタ
の印字最高階調を示す値を入力しておく。一例をあげる
と、昇華転写方式でプリントする場合は、0階調から2
55階調までのプリントを行なうので、255の値を終
了階調レジスタに記憶させておく。溶融転写方式のプリ
ントでは、0階調から3階調までプリント動作を行なう
場合には3の値を記憶する。
【0021】階調カウント手段45は、1階調プリント
するごとにカウント数を1ずつ増加し、ヘッドデータ発
生手段42と階調終了信号発生手段44にカウント数を
送る。ヘッドデータ発生手段42は、1ラインメモリ手
段40からのプリントデータと、階調カウント手段45
からのカウント値を比較してヘッドデータを作成し、プ
リントヘッド5に送る。
【0022】一方、通電パルス幅設定レジスタ49には
転写方式毎の予熱時間および各階調の通電時間を示す通
電パルス幅データをあらかじめ入力しておく。クロック
発生手段46は、ラインメモリ制御手段41からのスタ
ート信号を受けてヘッドデータに同期したヘッドクロッ
クを出力し、プリントヘッド46に送る。1ラインメモ
リ手段40からプリントヘッド46にデータを送り終わ
ると、クロック発生手段46は、データ転送が終了した
ことを知らせる信号をデータクラッチ発生手段47を送
る。
【0023】データラッチ発生手段47は、プリントヘ
ッド5にヘッドデータのラッチ信号を出力する。データ
ラッチ信号を出力すると、データラッチ発生手段47は
通電パルス発生手段48に通電開始の信号を送る。
【0024】通電パルス発生手段48は、上記通電開始
信号を受けて通電パルスを出力し、プリントヘッド5に
送る。データラッチ発生手段47は、1階調が終了する
ごとに1階調終了信号を出力し、階調カウント手段45
に送る。
【0025】階調終了信号発生手段44は、階調カウン
ト手段45と終了階調レジスタ43の値を比較し、階調
カウント手段45のカウント値が終了階調レジスタ43
の値と一致したときに階調終了信号を出力し、データク
ラッチ発生手段47に送る。
【0026】階調終了信号発生手段44は、階調カウン
ト手段45と終了階調レジスタ43の値を比較し、階調
カウント手段45のカウント値が終了階調レジスタ43
の値と一致した時に階調終了信号を出力し、データラッ
チ発生手段47に送る。
【0027】データラッチ発生手段47は、階調終了信
号が入力されると次のデータラッチ信号を発生せず、そ
の後クロック発生手段46も通電パルス発生手段48も
動作がストップする。このタイミングにおいて1ライン
の動作が終了する。
【0028】この動作をNライン分くり返し1色のプリ
ント動作が終了し、1色のプリントを3色あるいは4色
プリントすることによって1枚のフルカラープリントが
終了する。
【0029】次に、昇華転写方式と溶融転写方式の通電
パルスのタイミングチャートを示す図5を用いて昇華転
写方式と溶融転写方式での通電パルスの違いについて説
明する。図において、上段が昇華転写方式、下段が溶融
転写方式である。図示のように昇華転写方式は、長い発
色開始までの時間すなわち長い予熱時間を必要とすると
ともに、最高濃度を得るには比較的長い通電時間を必要
とし、また、中間調を表現するために階調を細かく区切
っている。一方、溶融転写方式は、予定時間は短くてす
み、比較的短い時間で通電を終了させ、中間調の表現が
困難なので、数階調分のみ通電パルスを区切っている。
溶融転写方式は、昇華転写方式に比べて短い時間で通電
終了できるので、1ラインのプリント周期も短くするこ
とができる。
【0030】次に、図1に示した電源9の構成および動
作を電源9の構成を示すブロック図である図6を用いて
説明する。電源9は、昇華転写方式プリント用電圧発生
手段91と、溶融転写方式プリント用電圧発生手段92
bと、電圧切替スイッチ93から構成される。昇華転写
方式プリント用電圧発生手段91は、昇華転写方式のプ
リント時にヘッド電圧を発生する。溶融転写プリント用
電圧発生手段92は、溶融転写方式のプリント時にヘッ
ド電圧を発生する。スイッチ93はシスコンからの電圧
切替信号によって制御され、昇華転写方式でプリント時
は昇華転写方式プリント用電圧発生手段91からの電圧
を選択し、溶融転写方式でプリント時は溶融転写方式プ
リント用電圧発生手段92の電圧を選択し、プリントヘ
ッド5に送る。
【0031】本実施例のように、昇華転写方式と溶融転
写方式のプリント方式に対応してプリントヘッド5への
印加電圧を変更することによって、それぞれの印字に最
適なヘッド電圧を供給することができ、印画紙、インク
紙の表面を熱で荒らすことなく、最高濃度を得ることが
できる。
【0032】次に、昇華転写方式と溶融転写方式の両方
式に対応するプリンタでのインク紙の入れ違いの防止に
関する処理について図7,8,9を用いて説明する。図
7は、プリントする方式と異なった方式のインクシート
300がプリンタに挿入されているときにユーザにその
旨を知らせる手段である。図7の左にデータ入力手段2
00のディスプレイ201上にインクシートが異なって
いることを表示する例を示す。インクシートセットの誤
りをディスプレイ上に表示する場合は、後述するように
エラーの種類をプリンタ100側からデータ入力手段2
00側に知らせる手段が必要となる。インクシートセッ
トの誤りをプリンタ本体に表示する場合には、LED1
01を点滅させるか、液晶等の小型のディスプレイを装
備する。プリントしようとしている転写方式とインク紙
の方式が異なる場合にはユーザにその旨を知らせるのと
同時に、正しいインク紙が挿入されない場合はプリンタ
装置のシステムコントローラをプリント禁止状態に制御
をする。
【0033】次に、インク紙の種類について判別を行な
う手段を一般に昇華転写方式のプリンタに使用されてい
るインク紙およびインクカセットを示す図8を用いて説
明する。インクシート300はインクカセット本体31
0に収容される。インクカセット本体310にはインク
の種別を示すシール311が貼られるとともに、開孔3
12を有しており、インク紙300の余白部分にはイン
ク紙の種類の判別できるマーク313が施されている。
【0034】プリンタ装置本体には、シール311と、
マーク313を読み取るセンサが設けられるとともに、
開孔312を検知する機械的スイッチが設けられてい
る。上記手段のいずれの手段を用いてもインク紙の種別
を判断することができる。
【0035】プリンタ装置100は、上記手段によって
インク紙の種別を判断し、プリントしようとしている転
写方式とインクシートの種類が異なるときはユーザにこ
れを知らせることができる。上記実施例によれば、誤っ
て異なった種類のインク紙によってプリントすることが
無いという効果がある。
【0036】インク紙セットが誤っていることを示すエ
ラー信号をデータ入力手段200側に送る手段について
図1におけるI/F手段2の内部の、特にエラーコマン
ドをデータ入力手段側に出力する手段の構成を示したブ
ロック図ある図9を用いて説明する。I/F手段2は、
システムコントローラ8からの信号に基づいてエラーコ
マンドとコマンドクロックをデータ入力手段に送出する
コマンド発生手段20を有している。以下、この動作を
説明する。システムコントローラ8は、図8で説明した
インク紙判別コード311,313からインク紙の種別
を読み取り、その結果これからプリントしようとしてい
るプリント形式と異なる場合にはI/F手段2の中のコ
マンド発生手段20にインク紙エラー信号を転送する。
コマンド発生手段20は、データ入力手段200が受け
取れるエラーコマンドとコマンドクロックを発生し、デ
ータ入力手段200に送る。データ入力手段200は、
エラーコマンドを受け取りディスプレイ201に表示す
るなどの動作を行い、ユーザにインクシートが異なって
いる旨を知らせる。
【0037】次に、印画紙移動手段7の構成について印
画紙移動手段の構成を示すブロック図である図10を用
いて説明する。印画紙移動手段7は、モータ駆動パルス
発生手段71と、モータドライバ72と、モータ73
と、変速手段74と、移動ローラ75から構成される。
以下、印画紙移動手段7の動作を説明する。モータ駆動
パルス発生手段71にシステムコントローラ8からモー
タ駆動命令が入力されると、モータ駆動パルス発生手段
71は、モータドライバ72に駆動パルスを送る。モー
タドライバ72は、モータ駆動パルスをモータ73が動
作できる駆動パルスに変換し、モータ73に送る。モー
タ73は、モータドライバ72からの駆動パルスを受け
て回転動作し、変速手段74を介して減速され移動ロー
ラ75を駆動する。移動ローラ75は印画紙400と接
しており、移動ローラ75の動きによって印画紙400
を移動させる。
【0038】昇華転写方式のプリント時と溶融転写方式
のプリント時で、システムコントローラ8から出力され
る変速比変更信号によって駆動パルス発生手段71から
出力するパルス周期を変更するか変速手段74の変速比
を変更する。この構成および、動作によって昇華転写方
式と溶融転写方式とで、移動ローラの移動速度を変更す
ることができる。したがって、印画紙400の移動速度
(1ラインのプリント周期)を転写方式に変更すること
ができる。
【0039】図10による説明ではモータ73がパルス
モータであるとしていての構成および動作を説明した
が、モータ73が直流駆動モータであるときには、モー
タ駆動パルス発生手段71とモータドライバ72を直流
電圧制御手段に置き替えてモータに印加する電圧を変更
することによって同様の効果を得ることができる。さら
に上記実施例では、モータ駆動パルスの発生をモータ駆
動パルス発生手段71から出力させているが、これはシ
ステムコントローラ8によって発生させても同様の動作
を行なわせることができる。
【0040】次に、図10に示した印画紙移動手段7で
生成されるモータ駆動パルスについて昇華転写方式プリ
ント時と溶融転写方式プリント時におけるモータ駆動パ
ルスを示したタイミングチャートを示す図11を用いて
説明する。図11の上部に昇華転写方式によるプリント
のタイミングを、下部に溶融転写方式によるプリントの
タイミングチャートを示す。パルスモータを用いた例で
は、モータ駆動パルスの間隔を昇華転写方式プリント時
における間隔aより溶融転写方式プリント時における間
隔bのほうを短くすることで、モータの回転を早くし、
印画紙の移動速度を大きくすることができる。
【0041】次に、溶融転写方式を用いて文字データを
印字する場合のメモリ手段1へのデータの書き込みおよ
び読み出し方法について図12から図16までを用いて
説明する。図12を用いて印字画像のイメージとメモリ
の空間のイメージを説明する。図12の左に印字画像イ
メージを、右にメモリの空間イメージを示している。文
字上方は、低密度の印字を行なった場合には自然画像の
ような画像情報に比較して斜め線のエッジにギザギザが
目立ちやすい。そこで、文字情報のデータ量を縦102
4ドット、横2048ドットとして画像情報のデータ量
に比較して、縦、横それぞれ2倍にして入力する。しか
し、メモリ手段1は、画像イメージの領域は、通常のメ
モリを用いると縦512ドット、横1024ドットであ
るので、メモリ手段1には文字データの配列を変更して
入力する。文字データを溶融転写方式でプリントする場
合、階調数を2階調あるいは4階調にしてプリントす
る。データ入力手段200から入力される文字データは
8日と(256階調)で入力されるが、溶融転写方式で
プリントする場合は上位の1ビットあるいは2ビット目
までが有効となる。すなわち、文字データは、図12の
印字画像イメージのハッチングを施しているのが上位2
ビット分が情報として有効な部分である。この上位2ビ
ット分を配列を変更してメモリ1に記憶することによっ
て図12のメモリイメージに示すようなメモリ領域に記
憶させることができる。
【0042】このデータの配列変更の模式図を図13に
示す。図13の左に文字データの配列模式図を示し、右
にメモリ内部のデータ配列模式図を示す。この模式図で
は、説明を判りやすくするために、文字データのサイズ
を横方向10ドット、縦方向8ドットとし、80ドット
分のデータを示している。文字データ配列模式図では、
横方向は1マスが1ドットを示し、縦方向は4マスが1
ドットを示している。縦方向の1マスは、1ドットが8
ビットで構成されている場合の2ビット分を示してい
る。文字データの場合、上述のように8ビットのうちの
2ビット程度の情報しか持っていないので、1ドット4
マスのうちの一番上の1マスにデータ番号が記載されて
いる。この1マスは2ビットに相当する。したがって、
文字データの上位の2ビットのみを抜き出し、右側のメ
モリ内データ配列模式図に示すような配列で記憶させ
る。
【0043】次に、上記データ配列を行なう手段につい
て図1におけるメモリ制御手段3の内部構成を示したブ
ロック図である図14を用いて説明する。データコード
手段34と、制御タイミング発生手段35と、ロウアド
レス発生手段36と、カラムアドレス発生手段37と、
セレクタ38から構成される。
【0044】以下、メモリ制御手段3のデータ配列動作
を説明する。データエンコード手段33は、入力された
文字データから上位の2ビットのみを抜き取り、その配
列を変更してセレクタ31に送る。セレクタ31は、入
力データが画像データである場合には、メモリ制御手段
3に入力されたデータをスルーで出力し、メモリ1に送
り、入力データが文字データである場合には、データエ
ンコード手段33からの、配列変更後のデータを選択し
メモリ1に送り、図13のメモリ内データ配列模式図に
示す形態で格納される。
【0045】セレクタ31は、入力データが画像データ
であるか、文字データであるかを、あらかじめデータ入
力手段200から入力された情報に基づいて作成された
システムコントローラ8からのエンコード切替信号によ
って入力の選択を決定する。
【0046】プリント時には、メモリ1に書き込まれた
データを再び読み出し、セレクタ32とデータデコード
手段34に送る。データデコード手段34は、図13に
示されたデータの配列を図13の左側に示された元の配
列に戻す。このとき、文字データの有効ビットの2ビッ
トを上位2ビットに戻すのではなく、下位2ビットに戻
す。下位2ビットに戻されたデータをセレクタ32に送
る。さらに、セレクタ32ビットには、メモリ4から直
接データが接続されてあり、画像データを無変換でメモ
リ1に書き込んだときにはメモリ1のデータをスルーで
プリントデータとして出力する。メモリ1に文字データ
を配列変換して入力した場合には、データデコード手段
34からの配列を元に戻したデータを選択し、プリント
データとして出力する。制御タイミング発生手段35
は、データエンコード、あるいはデータデコードを行な
う場合の基本タイミングを作成する。
【0047】ロウアドレス発生手段36とカラムアドレ
ス発生手段37とセレクタ38によってメモリ1への制
御信号を作成し、メモリ1に送る。カラムアドレス発生
手段37には入力データに同期したデータクロックを入
力し、カウントを1ずつアップする。
【0048】データ書込み時は、カラムアドレス発生手
段37のカウント値がメモリ11内の文字データエリア
の横方向ドット(図13では5)の最大値の2倍(図1
3では10)になった時にカラムアドレス発生手段37
は、ロウアドレス発生手段36にインクリメント信号を
送る。これによりロウアドレス発生手段36はメモリ1
内のカウント値をプラス1する。またカラムアドレス発
生手段37の値がメモリ内の文字データエリアの横方向
ドット数の1/2になったときにロウアドレス発生手段
36からロウアドレスの最上位ビットを反転させる反転
信号を出力し、ロウアドレス発生手段36に送る。両ア
ドレス発生手段からのアドレスをセレクタ38で選択
し、それぞれメモリ1に送る。
【0049】次に、図14で示したデータエンコード手
段33の詳細な構成とその動作をデータエンコード手段
のブロック構成を示す図15を用いて説明する。データ
エンコード手段33は、メモリ1からの画像データが入
力される複数のラッチ331,332,333,334
と、I/F手段2からの画像データの上位ビットが入力
されるセレクタ335,336,337,338と、セ
レクト信号発生手段339から構成される。
【0050】データエンコード手段33の動作を説明す
る。セレクタ335,336,337,338は、I/
F手段2からの文字データの上位2ビットが入力され
る。メモリ手段1から、今書き込もうとしているアドレ
スのデータを読み出し、ラッチ331,332,33
3,334に入力する。ラッチ331〜334に入力し
たデータをそれぞれセレクタ335〜338に送る。セ
レクタ335は、入力が像データを選択し、メモリ1へ
の画像データ入力信号として出力する。セレクタ33
6,337,338は、ラッチ332,333,334
のデータを選択しメモリ1への画像データ入力として出
力する。ラッチ331〜334には書き込もうとしてい
るアドレスと同アドレスのデータが来ているので、上記
説明ではセレクタ335からのデータのみが書き変わ
り、その他のビットのデータは書き変えられない。
【0051】上記動作と同様に次々にセレクタの選択を
ずらしていけば図13に示したように縦横2倍の文字デ
ータをメモリ1に取り込むことができる。
【0052】セレクト信号発生手段339は、制御タイ
ミング発生手段からの基準タイミング信号を入力してセ
レクタのスイッチを順次切り替えるセレクト信号を発生
する。
【0053】上記動作によって文字データの配列を図1
3に示したように効率よく並びかえることができる。
【0054】次に、データデコード手段34の詳細な構
成および動作をデータデコード手段34のブロック構成
を示す図16を用いて説明する。データデコード手段3
4は、メモリからの画像データ入力を選択するセレクタ
341と、セレクト信号発生手段342から構成され
る。データデコード手段34の動作を説明する。メモリ
手段1に格納されたデータエンコード手段33でデータ
配列が変更されたデータ列がデータエンコード手段34
に入力される。まず、セレクタ341は、入力データの
上位2ビットを選択し出力する。出力した2ビットのデ
ータを下位2ビットのプリントデータとして、セレクタ
32を介してヘッド制御手段4へ送る。次に、セレクタ
341は上位から3ビット目と4ビット目の2ビットを
選択し、上記動作と同様にヘッド制御4に送る。同様に
5ビット目と6ビット目、7ビット目と8ビット目を順
次選択してヘッド制御手段4に送る。上記動作によっ
て、データエンコーダ33を変更されたデータ配列は元
に戻され、ヘッド制御手段4に入力される。
【0055】以上の動作によって、解像度の低いメモリ
手段1を介して、解像度の高い文字データをプリントす
ることが可能となる。本実施例では文字データの有効ビ
ット数を2ビットとして記載したが、1ビット、あるい
は3ビット以上でも同様な並び変えの方法を用いて画素
数の大きい文字データを記憶することができる。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、1台の
プリンタにおいて昇華転写方式のプリントと、溶融転写
方式のプリントが可能になるので、葉書等のプリントを
行ないたい場合には文字部分は溶融転写方式で、画像部
分は昇華転写方式でプリントすることができる。これに
よって、文字を高画質なプリントで表現することができ
るようになる。また、文字をプリントする場合のランニ
ングコストも低減できる効果がある。さらに、全体を昇
華転写方式でプリントす場合に比べて、印刷速度をあげ
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタ全体の構成を示すブロック図。
【図2】プリント画模式図。
【図3】転写方式の違いによる発色特性を示す曲線図。
【図4】ヘッド制御手段の構成を示すブロック図。
【図5】転写方式の違いによる通電パルスの違いを示す
タイミングチャート。
【図6】電源の構成を示すブロック図。
【図7】インク紙が異なった場合の表示例を示す模式
図。
【図8】インクカートリッジの構造を示す斜視図。
【図9】I/F手段の構成を示すブロック図。
【図10】印画紙移動手段の構成を示すブロック図。
【図11】印画紙移動手段のモータ駆動パルスを示すタ
イミングチャート。
【図12】文字データの画素数を示す模式図とメモリの
容量を示す模式図。
【図13】文字データをメモリに記憶させるためにデー
タの配列を変更することを説明する模式図。
【図14】メモリ制御手段の構成を示すブロック図。
【図15】データエンコード手段の構成を示すブロック
図。
【図16】データデコード手段の構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
1 メモリ手段 2 インターフェース手段 3 メモリ制御手段 4 ヘッド制御手段 5 プリントヘッド 6 インクシート識別手段 7 印画紙移動手段 8 システムコントローラ 9 電源 10 コントロールパネル 100 プリンタ装置 200 データ入力手段 300 インクシート 400 印画紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石飛 竜哉 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 伊藤 英明 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 堀川 康治 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所映像情報メディア事業部内 (72)発明者 服部 修 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 小沢 直弘 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感熱ヘッドを用いて画像もしくは文字を
    プリントするプリンタ装置において、 前記感熱ヘッドの通電パルスのパルス長を切り替える手
    段を有したヘッド制御手段を設け、 昇華熱転写方式のプリントと、溶融熱転写方式の両方式
    を1台のプリンタでプリントできるようにしたことを特
    徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 感熱ヘッドを用いて画像もしくは文字を
    プリントするプリンタ装置において、 前記感熱ヘッドへの通電パルスのパルス長を切り替える
    手段を有したヘッド制御手段を設け、 かつ前記ヘッド制御手段は、 昇華熱転写方式のプリント時と溶融熱転写方式のプリン
    ト時で、発色直前までに与える通電パルスの長さを切り
    替える手段と、 昇華熱転写方式と溶融熱転写方式で各階調毎の通電パル
    ス長を切り替える手段を有するヘッド制御手段とし、昇
    華熱転写方式のプリントと溶融熱転写方式の両方式を1
    台のプリンタでプリントできるようにしたことを特徴と
    するプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 感熱ヘッドを用いて画像もしくは文字を
    プリントするプリンタ装置において、 昇華熱転写方式のプリント時と溶融熱転写方式のプリン
    ト時で、プリント直前に感熱ヘッドを発色温度近傍まで
    上昇させるプリヒートパルスのパルス幅を切り替える手
    段を有したヘッド制御手段を設けたことを特徴とするプ
    リンタ装置。
  4. 【請求項4】 感熱ヘッドを用いて画像もしくは文字を
    プリントするプリンタ装置において、 昇華熱転写方式のプリント時と溶融熱転写方式のプリン
    ト時で、プリントするデータの階調数を切り替える手段
    を有したヘッド制御手段を設けたことを特徴とするプリ
    ンタ装置。
  5. 【請求項5】 感熱ヘッドを用いて画像もしくは文字を
    プリントするプリンタ装置において、 昇華熱転写方式のプリント時と溶融熱転写方式のプリン
    ト時で、前記感熱ヘッドに供給する電圧を切り替える手
    段を設けたことを特徴とするプリンタ装置。
  6. 【請求項6】 感熱ヘッドを用いて画像もしくは文字を
    プリントするプリンタ装置において、 昇華熱転写方式のプリント時と溶融熱転写方式のプリン
    ト時で、前記感熱ヘッドに供給する電圧を切り替える手
    段と、昇華熱転写方式のプリント時と溶融熱転写方式の
    プリント時で、通電パルスのパルス幅を切り替える手段
    を設けたことを特徴とするプリンタ装置。
  7. 【請求項7】 感熱ヘッドを用いて画像もしくは文字を
    プリントするプリンタ装置において、 データ入力手段からの転写方式指示信号により、昇華熱
    転写方式と溶融熱転写方式を切り替える手段を有したヘ
    ッド制御手段を設けたことを特徴とするプリンタ装置。
  8. 【請求項8】 感熱ヘッドを用いて画像もしくは文字を
    プリントするプリンタ装置において、 プリントを行うユーザが転写方式を選択できるようにプ
    リンタ装置本体に、転写方式選択スイッチを設けたこと
    を特徴とするプリンタ装置。
  9. 【請求項9】 感熱ヘッドを用いて画像もしくは文字を
    プリントするプリンタ装置において、 昇華熱転写方式のプリント時と溶融熱転写方式のプリン
    ト時で、プリント速度を可変する印画紙移動手段を設け
    たことを特徴とするプリンタ装置。
  10. 【請求項10】 感熱ヘッドを用いて画像もしくは文字
    をプリントするプリンタ装置において、 印画紙を移動する駆動手段としてパルスモータを使用し
    た場合に、昇華熱転写方式のプリント時と溶融熱転写方
    式のプリント時で、前記パルスモータに入力する駆動パ
    ルスの周期を切り替える駆動パルス発生手段を設け、プ
    リント速度を可変するようにしたことを特徴とするプリ
    ンタ装置。
  11. 【請求項11】 感熱ヘッドを用いて画像もしくは文字
    をプリントするプリンタ装置において、 印画紙を移動する駆動手段として直流モータを使用した
    場合に、昇華熱転写方式のプリント時と溶融熱転写方式
    のプリント時で、前記直流モータに入力する駆動電圧を
    切り替える駆動電圧発生手段を設け、プリント速度を可
    変するようにしたことを特徴とするプリンタ装置。
  12. 【請求項12】 感熱ヘッドと、プリントデータ記憶手
    段を有し、画像もしくは文字をプリントするプリンタ装
    置において、 前記プリントデータ記憶手段に記憶する文字データ配列
    を、文字のドット毎の階調数を削減する手段と、 プリント時に階調数を削減したまま元のドット密度に戻
    す手段とを設け、溶融熱転写方式で文字をプリントする
    場合に、前記プリントデータ記憶手段に記憶する文字デ
    ータ配列を、文字のドット毎の階調数を削減して、文字
    データのドット密度より小さいドット密度のメモリ手段
    に記憶させ、プリント時に階調数を削減したまま元のド
    ット密度を復元し、プリントさせることにより、高密度
    の文字データをプリントできるようにしたことを特徴と
    するプリンタ装置。
  13. 【請求項13】 感熱ヘッドを用いて画像もしくは文字
    をプリントするプリンタ装置において、 プリンタ装置に、インク紙検出手段と、インク紙検出手
    段からのエラー信号をデータ入力手段に転送するインタ
    ーフェース手段を設け、データ入力手段からのプリント
    指示の転写方式と、プリンタ装置に挿入されているイン
    クシートとの転写方式が異なった場合、データ入力手段
    のディスプレイに、インクシートが異なっていることを
    知らせるメッセージを出力させ、ユーザに知らせるよう
    にしたことを特徴とするプリンタ装置。
  14. 【請求項14】 感熱ヘッドを用いて画像もしくは文字
    をプリントするプリンタ装置において、 昇華熱転写方式のプリント時と溶融熱転写方式のプリン
    ト時で、前記感熱ヘッドへの通電パルスを切り替える手
    段と、 プリント周期を切り替える手段と、 印画紙の移動速度を切り替える手段と、 前記感熱ヘッドへ電圧を切り替える手段を設け、1台の
    プリンタ装置において、昇華熱転写方式と溶融熱転写方
    式の両方式をプリントできることを特徴とするプリンタ
    装置。
JP17608996A 1996-07-05 1996-07-05 プリンタ装置 Pending JPH1016265A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006051693A (ja) * 2004-08-11 2006-02-23 Noritsu Koki Co Ltd 昇華型熱転写プリンタ
JP2008273017A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Make Softwear:Kk 写真自動販売装置及び写真シールの製造方法
JP2009241394A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Dainippon Printing Co Ltd 感熱記録装置、蓄熱補正方法、及び印画物

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