JPS6384952A - 通電転写記録装置 - Google Patents

通電転写記録装置

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Publication number
JPS6384952A
JPS6384952A JP23182786A JP23182786A JPS6384952A JP S6384952 A JPS6384952 A JP S6384952A JP 23182786 A JP23182786 A JP 23182786A JP 23182786 A JP23182786 A JP 23182786A JP S6384952 A JPS6384952 A JP S6384952A
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JP
Japan
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recording
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heat storage
heat
current
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Application number
JP23182786A
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English (en)
Inventor
Kazushi Nagato
一志 永戸
Tsutomu Kanai
努 金井
Tadayoshi Ono
大野 忠義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPS6384952A publication Critical patent/JPS6384952A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/35Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
    • B41J2/355Control circuits for heating-element selection
    • B41J2/36Print density control

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  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、蓄熱の影響のない安定した画像を記録するこ
とができる通電転写記録装置に関する。
(従来の技術) 通電転写記録装置は、記録時の騒音が少ない、保守が簡
単で容易であるなどの特徴を持っているため、OA機器
などの出力端末@置として注目されている。また、同様
な特徴を持つ熱転写記録装置などと比較しても、複雑な
構成のサーマルヘッドを使用することな(、安価な信号
電極を記録ヘッドとして使用できること、発熱する抵抗
がヘッド上にないためヘッドでの蓄熱が少ないこと、サ
ーマルヘッドのように間欠通電でなく直流通電が可能で
、記録速度が速くなることなどの利点を持つており、高
速のノンインパクトプリンタに適している。
通電転写記録装置は例えば第30図に示すように抵抗層
1、導電層2、インク1liI3の3Mから構成された
インクリボン4と、針状の記録電極7から構成された記
録ヘッドと、インクリボン4との接触面積が針状電極7
の接触面積よりもはるかに大きな帰路電極8を使用して
記録を行なう。パターン発生器5からは記録画像信号が
“1″、“0″の2値の信号となって、ヘッドドライブ
回路6へと供給されてくる。ヘッドドライブ回路6では
、この2値の画像信号に応じて記録ヘッド上の各信号電
極7へ供給する電流のオン、オフを行なっている。図の
ように帰路電極8をがアース電位になっている場合には
、記録電極7のうち記録したい記録′R極には記録電圧
として正又は負の電圧が供給され、記録しない電極には
アース電位が与えられる。記録電極7に記録電圧が供給
されると、記録電極7とアース電位の帰路電極8との間
に電位勾配ができるために、両電極7.8mに電流が流
れる。この電流は最も抵抗が小さくなるような流れ方を
するために、第31図に矢印で示すような経路に沿って
流れることになる。すなわち、記録電極7からインクリ
ボン4へと流れ込む1!流はまず抵抗の大きな抵抗層1
であるベースフィルム内を流れ、導電l!12へと達す
る。導電層2は通常、A1蒸InI等で作られ、その電
気抵抗は極めて小さいため、電流は導電F!12の中を
ほとんどロスすることなく帰路電極8側まで流れてゆき
、その後再び抵抗111を通うて記録電極8へと流れ込
んでゆく。このように1i流路が形成されることによっ
てジュール発熱が抵抗層1で生じ、この熱によってイン
ク113のインクが溶融あるいは昇蔵し、インクリボン
4に対向して置かれている記録紙9上に画像を形成する
。なお、記録電極7のインクリボン4との接触面積は帰
路電極8の接触面積よりもかなり小さくなっているため
、記録電極7から流れ出したii流は第30図を矢印A
の方向から見た第31図に示すように大きく拡がって帰
路電極8へと流れ込んでいる。従って、記録電極7から
流れ出すi!流と帰路電極8へ流れ込む1!流の大きさ
は等しくても、電流密度は記録i!橿7直下の方が帰路
電極8の下よりも格段に高く、発熱は記録電極7直下だ
けで生じる。
ヘッドドライブ回路6は通常、定電流回路で構成される
。これはインクリボンの抵抗層1や導電層2の部分的な
抵抗値のばらつき、記録I!極7と抵抗1111との接
触抵抗の変化等に対して抵抗層1での発熱を一定にし、
安定した濃度の記録画点を形成するためである。
通電転写記録装置は、上述したように記録ヘッド(記録
電極)は′R流を供給するだけで、熱転写記録装置のよ
うに直接発熱することはないため、記録ヘッドへの蓄熱
は原理的には存在しない。また抵抗miも1つの画点を
記録するごとにインクリボン4が新しく綴り出されてく
るため、インクリボン4への蓄熱も原理的には存在しな
い。そのため、熱転写記録装置と比較するとヘッドの蓄
熱がないことや、直流通電が可能で高速化できるなどの
利点を持っている。
しかし実際には熱転写記録装置と比べとある程度小さく
なっているが、幾つかの熱の影響が生じておりそのため
に本来白り後りべき画点がつぶれてしまうなどの問題が
発生する。これらの問題が生ずる第1の原因は、抵抗W
11で発生した熱の拡散である。第32図に示すように
、抵抗F!11で発生した熱は、やがて全方向に向かっ
て拡散してゆく。第32区の例では、抵抗11から導’
112を経てインク層3に到達した熱によってインク1
i13のインクが溶融され、それが被記録紙へ転写され
ることによって画像が形成されている。このように抵抗
層1で発生した熱によってインク11g3のインクを溶
融させる記録方式では、必ず熱の拡散現象を利用しなけ
れば画像の記録を行なえない。ところが、抵抗層1もイ
ンク1l13も熱の拡散についてはほぼ等方的であり、
熱を3次元的に拡散させる。ここで、記録に必要な熱は
抵抗層1から真下に拡散した熱、およびその周辺部に拡
散した熱だけであり、それ以外の熱は記録に関係ない部
分を加熱してしまう。従って、抵抗層1、導電WJ2、
インク13の現在記録している画点以外の部分の温度や
、記録ヘッドなどの温度もわずかながら上昇してしまう
ことになる。この蓄熱について第33図を用いて詳しく
説明する。
第33図は、主走査方向で発生する熱の問題について模
式的に示した図であり、(a )は主走査方向に1画点
を記録する場合、(b )は主走査方向で3画点を記録
する場合の抵抗層の温度分布の時間的な変化を示しであ
る。第33図(a )に示すように1画点だけを記録す
る場合には記録74t&への通電を始めると■、■で示
すように電極を中心に熱分布が拡がってゆき、■でビー
ク温度となる。そして通電を止めると、■、■に示すよ
うにまわりに熱が拡散してやがてvlへと戻る。この様
子は第33図(a)に示すように等方的な熱の分布とな
る。これに対して、第33図(b)に示す3画点を’i
!J時に記録した場合には少し様子が異なる。真中の画
点をA、その両側の画点をB、Cとするとと、通電を開
始した時点では、■のように互いに独立した状態で温度
が上昇するが、熱の拡散によって互いの熱のオーバーラ
ツプするような■の状態になると、温度の上昇率が第3
3図(a)の場合と比較してかなり大きくなる。これは
Aの画点で発生した熱はB側、C側へ拡散できなくなり
、B、Cの画点で発生した熱はA側へ拡散しにくくなる
からである。この結果として最高温度は■のように高く
なり、また熱分布が室温へと戻るのに必要な時間も■、
(Dのように大きくなる。これが主走査方向での蓄熱の
効果である。このために第33図(b)に示す3画点を
記録すると画点は第33図(a)の1画点を記録した場
合の3倍以上の大きさとなり、規定どおりの解像度を与
える画点よりも大きな画点となってしまう。
また、第33図からもわかるように主走査方向の蓄熱は
主走査方向の解像度が高くなるほど大きくなる。このよ
うな主走査方向での蓄熱に対しては通電転写記録では熱
の影響は少ないとは言っても、ある程度予想されており
対策もほどこされている。
例えば、侵で説明するが、記録′R極の駆動回路を第3
4図に示すような回路構成とし、連続した3画点を記録
する場合には各N極に流れる電流が1画点を記録する場
合よりも小さくなるような対策が行なわれている。
ところが、解像度が1/240インチ以上と高くなり、
記録速度が1111SeC/ライン以上の高速記録とな
ると、画像のつぶれなどの現象が発生してしまう。これ
は、前述した主走査方向での蓄熱の問題に加えて副走査
方向での蓄熱が発生し始めるからである。この副走査方
向の蓄熱に対しては通常の通電転写記録装置の場合、考
慮されていなかった。これは通電転写記録装置は、ヘッ
ドへの蓄熱は熱転写などと比較してかなり小さいことと
、1つの画点の記録が終了すると通電転写記録装置では
熱せられてない新しい抵抗層が供給されてくるためであ
る。このような副走査方向の蓄熱はその発生原因として
次の2つが考えられる。まず、第1の原因は主走査方向
の蓄熱と同様の熱の拡散であり、第2の原因は記録とは
直接的な関係のないヘッドとインクリボンの摩擦や接触
抵抗での発熱である。
第35図は副走査方向での熱分布の時間的変化を模式的
に示した図である。記録電極7は現在Aの位置にあり、
通1!後は間欠的にBの位置まで副走査方向を移動する
ものと仮定する。ここで記録電極7がAの位置にある時
点で通電を開始すると抵抗層1では熱が発生し始め、時
間の経過とともに第35図(a )に示すように■、■
、■の順に抵抗層内の熱分布は変化してゆく。■の分布
のようにピーク温度に達した時点で通電を止め、記録電
極7を8の位置まで移動させると、Aの場所で発生した
熱は時間とともに■、■のような分布に変化し、やがて
室温まで下降する。この過程でインク層3のインクが溶
融されて、記録紙へとAの位置の周辺のインクリボンさ
れるのである。次に副走査方向に連続した画点を記録す
る場合を考えてみる。つまりAの位置で記録を行ない、
更にBの位置で記録をする場合である。いま記録電極7
は■の温度分布に達した時点でAからBへ瞬間的に移動
すると考えると、ヘッドがBの位置へ移ったm間にはや
はり■の温度分布になっている。この図の状態では、B
の位置で形成する画点の領域内へBの位置で通電を開始
する以前に既に拡散によって熱が入り込んでいる。また
Aから8へのヘッドの移動にある程度時間がかかる場合
には、記録電極7がBの位置に来た時点でのBの下の抵
抗体の温度は、■又は■のように8の記録領域深くまで
暖められた状態となっている。更に実際の従来例では、
記録電極7は抵抗層1に押しつけられたままで、連続的
にAから8へと移動しているため、この図のようにAの
位置でそのまま温度分布が変化しているのではなく、熱
分布自体もB側へ移動してゆく。そのためBの位置で記
録を始める時点ではBの下の抵抗体の温度は第35図(
a ”)の場合よりかなり上昇している。この図からも
わかるように、この副走査方向の蓄熱はAと8の距離が
小さいほど、つまり副走査方向の解像度が高くなるほど
大きくなる。またこのような蓄熱が生じてもヘッドを8
の位置まで動かし、Bの位置の抵抗体の温度が室温まで
戻ってから記録すれば問題は生じない。しかし従来例で
はこのD1走査方向の蓄熱は全く考慮されず、連続して
画点を記録する場合には直流通電を行なっている。その
ために副走査方向での画点のつぶれなどの現象が生じて
しまう。このような副走査方向での蓄熱がある場合の各
画点の中心付近の温度の時間的な変化は第35図(b)
に示すように、Bの画点を記録する時点ではA点を記録
した時の熱が拡散してくることによって、B点の抵抗層
のIffは室温よりもある程度高くなっている。そのた
め同じ記録エネルギーでB点での記録を行なうと、ピー
ク温度はA点を記録した場合よりも高くなる。そして、
更に次の画点を記録する前の抵抗層の温度はB点を記録
し始める時点の温度よりも高(なる。以後同様のことが
繰り返され、第35図(b)に示すように抵抗層の温度
は上昇し続ける。
このような蓄熱の他に、副走査方向の蓄熱に関しては次
のような問題も生ずる。それは、A点の画点を記録した
ために、B点を記録した場合の発熱分布が影響を受け、
A点での熱分布と異なってしまうという問題もある。す
なわち、A点を記録する場合にはその周辺の温度が一定
であるので、発生した熱は等方向に拡がることができる
が、B点に画点を記録する場合には、既にA点の部分の
抵抗層の温度が高くなっているために、B点からA点の
方向への熱の拡散ができにくくなり、同じ熱が発生して
もピーク温度はB点の方が高くなる。
先に述べた熱のバイアス効果とこの影響によって第35
図(b)に示される温度上昇はより急激なものとなって
しまう。以上のような熱の拡散が原因となる副走査方向
の蓄熱については従来は考慮されていない。そして、実
際には主走査方向、副走査方向の一次元の熱拡散が分割
して生じるのではなく、両者が?1雑に組み合わされた
2次元的な蓄熱となる。さらに副走査方向の蓄熱は記録
電極とインクリボンの接触が原因となって生じる場合も
あり、その第1は記録電極と抵抗層の間の接触抵抗の発
熱による蓄熱である。この接触抵抗は記録ヘッドをイン
クリボンに押しあてたまま摺動することによって発生す
るもので、この抵抗が大きくなると抵抗層と同時に、こ
の接触面でも発熱することになる。つまりインクを溶か
すのに必要な熱は抵抗層だけで発生するが、それに加え
て更に接触抵抗でも発熱するため、記録画点の大きさが
不ぞろいになったり、記録ヘッドへの蓄熱も発生する。
また第2としては記録電極とインクリボンを摺動させて
いるためのI!Jm熱による蓄熱である。
つまり、記録ヘッドとインクリボンの摩擦によって発生
した熱が記録電極そのものを暖め、またインクリボンの
温度も上昇させてしまっているのである。これらの蓄熱
に対しても、従来の通電転写記録装置では何も考慮され
ていない。
なお、これらの他に通電転写記録での画点の大きさを変
化させてしまう要因としては環境温度の変化がある。所
謂、プリンタの置かれている環境温度が規定の温度から
変化すると、第35図で説明したのと同様に熱バイアス
が与えられたのと同じ状態となり、環境温度が高くなる
と記録画点が規定の画点よりも大きくなるし、又周囲温
度が低い場合には画点が小さくなってしまう。このよう
な熱の問題にも対応しなければ、安定した画像の記録は
行なえない。
(発明が解決しようとする問題点) このように、従来の通電転写記録装置では、様々な蓄熱
の影響によって、画点の大きさが変化してしまったり、
また画点をある所望の大きさに制御することが不可能と
なってしまうという問題があった。
本発明は、これらの蓄熱の影響を除去し、画点の大きさ
が安定した記録画像が得られる通電転写記B装置を提供
することを目的とする。
[発明の構成コ (問題点を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するため、入力画像データの
記録画素の配列から前記インクリボンおよび記録電極の
少なくとも一方の蓄熱状態を予測して、予測結果を蓄熱
データとして出力し、こ蓄熱データに基づいて、記録電
極に供給される定電流パルスのパルス幅および電流値の
少なくとも一方を制御することにより、記録電極への注
入エネルギーを制御するようにしたことを特徴とする。
(作 用) 蓄熱予測手段は記録しようとしている画素またはライン
付近の画像データを参照することによってどのような通
電の腹歴があるかを判断し、主走査方向、副走査方向あ
るいはこれらが複雑にからみ合った蓄熱を予想する。そ
して、得られた蓄熱データによって注入エネルギーの制
罪を行なうことによって所望の大きさの画点が維持され
る。
すなわち、例えば蓄熱が大きくなった場合には、既に存
在している蓄熱を考慮し、注入エネルギーを小さくして
、記録時の最高温度が一定になるように制御し、画点の
大きさを一定にする。
(実施例) 実施例1 第1図は本発明の実施例に係る通電転写記録装置のブロ
ック図であり、同図(a )は注入エネルギーの制御に
蓄熱データのみを用いる場合、(b)は更に温度データ
を用いる場合の実施例である。
第1図において図示してない外部回路から2値の画像デ
ータ10が蓄熱演算部11へと供給されてくる。ここで
2値の画像データ10は記録ヘッド18のN極数と同数
の2値データがまとまってシリアルに入ってくるものと
する。記録ヘッドとして主走査方向に40本の記録電極
が並んだものを用いる場合を考えると、21i1画像デ
ータは40ビツトずつまとまって外部から供給されてい
ることになる。
蓄熱予測部11では現在記録しようとしているライン(
現記録ライン)を含め、前侵攻ラインの画像データから
蓄熱データ12を算出し、このデータ12を注入エネル
ギー制御部13へ供給する。
注入エネルギーIII 60部13では蓄熱データ12
に基づいて、定電流回路の電流値を設定するためのアナ
ログ電圧データ14を作り出し定電流回路16へ供給す
る。また、注入エネルギー制御部13では、蓄熱データ
12に基づいて、定電流パルスのパルス幅を演算し、定
電流パルスを0N10FFするスイッチング用の信号1
5を定電流回路16へ出力する。
定電流回路では電流値を設定するためのアナログ電圧デ
ータ14、スイッチング信号15と2値の画像データ1
0を用いて記録ヘッド18上の40本の記録電極を駆動
している。すなわち、記録ヘッド18上の各記録電極の
中で2値画像データ10がマークデータ“1″の電極だ
けに、アナログ電圧データ14で設定される定電流をス
イッチング信号15で設定されている時間の間だけ供給
することによって、蓄熱の影響のない画像記録を行なう
第1図(b)は更に温度検出部を設けた場合の例であり
、この場合には記録ヘッド付近に取り付けられたサーミ
スタなどの感温素子19がらの電圧データを温度検出部
20で適当に増幅し、A/D変換した後、温度データ2
1として注入エネルギー制御部13へと供給する。注入
エネルギー制御部13ではこの濃度データ21と蓄熱予
測部11から出力される蓄熱データ12に基づいて、電
流設定用の電圧データ14と定電流パルスのパルス幅を
設定するスイッチング信号15を作り出して定電流回路
16へ供給する。なおその他の部分については第1図(
a )と同様の働きをしている。
次に、第1図の各部分についてより詳細に説明する。
第2図は蓄熱予測部11の働きを説明するための図であ
る。一般的に画像を記録した場合の蓄熱は、第2図に示
すように現在記録しようとしているラインの画像データ
と、今まで記録してきたラインの画像データのうちの現
ラインより前の数ラインのデータとを調べることによっ
て予測することが可能である。また更に現ライン以後に
どのような画像データを記録しなければならないかを調
べることによって、どのくらいのエネルギーを現ライン
に注入すれば良いのか求めることができる。
そこで、第2図に示すように現ラインを含め、過去数ラ
イン、これからの数ラインの画像データを調べることに
よって現ラインの画点に注入するエネルギーを決定でき
る。しかし、このような回路は、本実施例の場合には主
走査方向に40本の信@ W IIがあり、しかも数ラ
インに及ぶデータを切り出さなければならないため、直
接作ることは不可能に近い。
第3図は蓄熱予測部11の簡単化した具体例である。通
電転写記録装置の蓄熱は前述したように様々な原因によ
って発生するが、熱転写記録装置などと比較すると蓄熱
がかなり小さい。そこで本実施例では、主走査方向での
蓄熱は主走査方向の画点の記録密度がある値以上になら
ないと発生しないと仮定し、また副走査方向への蓄熱は
主走査方向に蓄熱のあるラインの副走査方向への連続状
態によって変化すると仮定して、第3図に示されるよう
な蓄熱予測部11を構成した。
第3図において外部からデータ転送りロック30と共に
供給される2値の画像データ1oは、NANOゲート3
3の一方の入力端子に供給され、またデータ転送りロッ
ク30 G、t N A N Dゲート33の他方の入
力端子に接続される。従ってNANDゲート33からは
画像データ1oが1′°の場合だけデータ転送り0ツク
3oの時amで“0”が出力されることになる。また、
NANDゲート33の出力はカウンタ34のり0ツク入
力端子に入力される。カウンタ34はNANDゲート3
3からの出力信号の立上がりでカウントをアップする。
またカウンタ34のクリア端子には1ライン40ビツト
の画像の転送周期に同期したライン同期信号H8YNC
31が供給されており、この信号31が入るたびにカウ
ンタの価はクリアされるようになっている。すなわち、
このNANDゲート33とカウンタ34とによって、供
給されてくる画像データ10のうち1ラインの中で記録
データ“1”であるデータが幾つあるのかを検出してい
ることになる。言いかえると1ライン中の記録データの
割合を求めている。このカウンタ34の出力はコンパレ
ータ35の一方の入力端子へと接続されている。コンパ
レータ35のもう一方の入力端子にはレジスタ36から
予め決められたデータが供給されている。このレジスタ
36はCPU(図示してない)からアクセスすることが
可能で、任意の値をセットできる。このデータは、1ラ
イン中に記録データ“1”が幾つ存在している場合に、
主走査方向での蓄熱が始まるかを示すデータである。例
えば、このレジスタ36に20という値がセットされた
とすると、1ライン、40ピツトのデータの中に記録デ
ータが20ピツト以上存在すると蓄熱が生じ始めること
を示している。コンパレータ35は、カウンタ34のカ
ウント値がレジスタ36の値よりも大きくなった時に、
1nを出力するようになっている。この出力信号が主走
査方向での蓄熱の有無を示す信号となり、例えば前述し
た例では1ライン中に21個以上の記録データが存在し
た場合に、コンパレータ35からは1”が出力され、主
走査方向の蓄熱が存在していることを示す。このコンパ
レータ35の出力はアップダウンカウンタ38のカウン
トアツプ、カウントダウンの切り換え端子へ供給されて
いる。
またこのカウンタ38のクロック端子には1ラインのデ
ータの転送が終了した時点で出力されるLEND信号3
7が供給されている。アップダウンカウンタ38は、1
ラインのデータ転送が終了するごとに現在のカウント値
をアップ又はダウンする。つまりコンパレータ35から
の出力が“1″で主走査方向に蓄熱がある場合にはカウ
ント値はアップされ、コンパレータ35出力が“°O”
つまり主走査方向に蓄熱がない場合にはカウンタ38の
カウント値は1つ減少する。このアップダウンカウンタ
38のカウント値が蓄熱データ12として次の注入エネ
ルギー制御部13へ供給されている。従ってコンパレー
タ35の出力が°“1″で、主走査方向の蓄熱が存在す
るようなラインの記録を続けているとカウンタ38の値
は増加し続け、蓄熱データ12は蓄熱が増加し続けてい
ることを示す。また逆にコンパレータ35出力が“0″
、つまり主走査方向の蓄熱が存在しないようなデータを
記録する場合にはカウンタ38のカウント値は減少し続
は蓄熱データ12の値は小さくなり、蓄熱が減少してい
ることを示すことになる。なお、このアップダウンカウ
ンタ38はカウント値が“Onになっている場合には、
それ以後にカウントダウンの信号が入ってきてもカウン
トしない構成になっている。更にこのカウンタ38のク
リア端子には、1ラインの記録に同期したVSYNC信
号32が供給されており、1ラインの記録が終了するご
とにカウンタ38の値を0にセットしている。これは、
1ラインの記録が終了すると、記録ヘッドが記録開始位
置まで戻る局間があるために、その時間内に、今まで蓄
積した熱が充分放散されるからである。
第4図は注入エネルギー制御部の具体例であり、(a)
は蓄熱をパルス幅を変化させて減少させる場合、(b 
)は通電電流を変化させる場合の構成を示している。第
4図(a )において、蓄熱予測部11で算出された蓄
熱データ12はパルス幅演算部40に供給され、ここで
パルス幅データ42に変換された後、パルス幅生成部4
1へと供給される。パルス幅演算部40では第5図に示
されるような関係に基づいて蓄熱データ12をパルス幅
データ42に変換する。パルス幅演算部40は例えばメ
モリで構成され、このメモリのアドレス端子に蓄熱デー
タ12を供給し、第5図に示すような通電パルス幅デー
タ42をそれぞれのアドレス領域に書き込んである。パ
ルス幅生成部41は、パルス幅データ42で示される長
さの時間だけ各信号電極にmiを流すための信号を生成
するもので、例えばカウンタを中心に構成され、1ライ
ンの記録が終るごとにパルス幅演算部40から供給され
るパルス幅データ42をカウンタにセットし、基準とな
るりOツク信号を数えることによってパルス幅データ4
2で示される時間だけ通電パルス15を出力するような
構成となっている。そこで、この通電パルス15は第6
図(a )に示すように最大の通電時間をT1とすると
、蓄熱データ12によって、蓄熱が大きくなるに従って
短くなるように出りされることになる。
一方、第4図(b)においては、蓄熱データ12は電流
値i篩部43に供給され、第5図(C)に示されるよう
な関係によって蓄熱データ12から電流データ44へと
変換された後、基準電圧生成部45へ供給される。この
電流1I81I算部43も例えばメモリで構成され、蓄
熱データ12で指定されるアドレスのメモリに第5図に
示されている通1!電流の電流値のデータ44が書き込
まれている。基準′IR圧生成部45は定ll流回路の
′R電流値設定するための基準電圧14を生成する。定
電流回路ではこの基準電圧14に基づいて記録電極に流
す電流を制御する、具体的には基準電圧生成部45では
電流値データ43で得られた電流値データ44をD/A
変換し、更に適当に増幅して基準電圧14を得る。この
ようなiI電流値よる制御を行なった場合の通電パルス
を第6図(b)に示す。
蓄熱のない状態での通電電流を最大値In とすると、
蓄熱が大きくなるに従って11.12.・・・と徐々に
小さくなるように制御することによって蓄熱の影響を小
さくすることができる。
第7図は定電流回路16と記録ヘッド18の部分を具体
的に示したものである。外部から2値の画像データ10
およびデータ転送りロック30と共にシフトレジスタ5
0の入力端子に供給されてくる。このシフトレジスタ5
0は1ライン分の40ビツトのシリアル画像データ10
をパラレルデータに変換するためのものであり、このシ
フトレジスタ50内に主走査方向1ライン40ビツトの
画像データ10が転送され終ると、次に外部から供給さ
れてくるラッチ信号51によって、シフトレジスタ50
に入ったデータがラッチ52へと移され、つまりラッチ
52の出力端子から2値の画像データ10が出力される
。このラッチ52の出力は、40個、のANDゲート5
3−1〜53−40)の一方の入力端子へ供給される。
またANDゲート53の他方の入力端子には、注入エネ
ルギー制m+部13から供給される通電パルス15が供
給されている。ANDゲート53の出力信号60−1〜
60−40は定電流スイッチング回路54−1〜54−
40の一方の入力端子へ供給される。また定電流スイッ
チング回路54には、注入エネルギー制罪部から13の
基準電圧14も供給されている。このように構成するこ
とによって画像データ10がマークデータ“1″である
NW155−1〜55−40だけに通電パルス15で定
められた時間の間だけ基準電圧14で設定される!!電
流値定電流を供給することが可能となる。
第8図には実施例で使用した定′Ii流スイッチング回
路54内部構成の一例を示した。これは通常使用されて
いるオペアンプ56、電流モニタ抵抗57、トランジス
タ58から構成される定電流回路にスイッチング回路5
9を付けたもので、記録電極数だけ設けられる。同様の
回路が記録が行なわれていない状態ではスイッチング回
路59の側に閉じており、記録N流は記録電極55に流
れることはない。次に記録が行なわれる場合には、AN
Dゲート53からの信号60が出力されている間だけ、
スイッチング回路59は■側に閉じ、オペアンプ56の
十入力端子には基準電圧14が供給される。従ってオペ
アンプ56は電流モニタ抵抗57での電位降下と基準電
圧14が等しくなるように、トランジスタ58に1!流
を流す。このとき基準電圧14は、所望の電流値の電流
が各電極に55に流れるように、一定の電位に固定され
ており、しかも全電極で同一の値となっている。しかし
、信号60が各i!極ごとに異なっているために、定N
流パルスのパルス幅制御による蓄熱対策を行なうことが
できる。なお、記録電極55はインクリボンに圧接され
ているが、ヘッドが摺動しているために、この間が瞬間
的に離れる場合がある。このような場合記fifflt
i55とインクリボンとの間で放電が発生し、電極55
を破損するおそれがある。またインクリボンが記録電極
と帰路電極の間で切れた場合も、同様の放電が生ずる。
これらの放電を防止するために抵抗61を設けてある。
次に、記録の全体のタイミングを第9図のタイミングチ
ャートを用いて説明する。まず1ライン分の2値の画像
データ1oが40ビツトシリアルに外部から転送りロッ
ク30とともに供給されてくる。この時に画像データ1
0に基づいて、蓄熱予測部11で、主走査方向の蓄熱が
あるかどうかが判定され、その結果(蓄熱データ)が蓄
熱予測部11内のコンパレータ35の出力端子に、最も
遅い場合でも最後のデータが転送されるまでに出力され
てくる。また蓄熱予測部11には1ラインのデータ転送
の終了を示すLEND信号37をカウントし、蓄熱量を
求めるカウンタ38がある。
このカウンタ38は、コンパレータ35の出力が“1′
′の時カウント値をアップして蓄熱データ12の値を増
加させ、コンパレータ35出力が“0”の時にはカウン
ト値をダウンして蓄熱データ12の値を減少させる。こ
の蓄熱データ12は、1ライン毎の同期信号H8YNC
31によって、注入エネルギー1IIII fi1部1
3の中の通電パルス幡生成用カウンタに取り込まれ、こ
こで蓄熱量に応じ最大通電時間をToとした蓄熱に応じ
た長さの通電パルス15へと変換される。なおこの時に
電流パルスの電流値を設定するための基準電圧14は一
定値にしておく。これらの通電パルス15と基準電圧1
4が次の定電流回路16へ供給されることによって、ま
ず最初の1ラインの画像データ10の記録が行なわれる
。1ライン目のデータの記録が行なわれているのと同時
に、外部からは2ライン目のデータの転送が行なわれて
いる。以後同様のことを繰り返し、全ラインのデータの
記録が終了する。このようにすることによって蓄熱に応
じて定電流パルスのパルス幅を変化させ、蓄熱の影響に
よる画点のつぶれや太すのない画像を記録することがで
きる。なお通電パルス15のパルス幅を一定とし、蓄熱
を定電流パルスのN流値を変化させて制御する場合にも
、第9図に示すように、H8YNC31のタイミングで
注入エネルギー制御08IS13内へ取り込んで基準電
圧14を出力すればよい。ただし、この場合には第8図
に示すような定電流スイッチング回路54を使っている
ために最大の電流値1aは最小の基準電圧Voのときに
得られ、蓄熱の増加にともなって定電流の電流値を小さ
くするためには、基準電圧14を大きくしていかなけれ
ばならない。
1旦」」− なお、本実施例の定電流回路を第10図に示すように変
更することによって効果を大きくすることができる。こ
れは従来行なわれている制御法であって、隣接する画点
間での熱の干渉に対して大きな効果がある。第32図で
説明した様な主走査方向の蓄熱が大きい場合には、この
方法の制御も実際にはかなり有効である。すなわち、記
録ヘッドの解像度が高くなり記録電極間隔が抵抗層の厚
さと同程度となってきた場合には、この制御も同時に使
用する必要がある。また本実施例の1IIIlillだ
けではデータの配置に関する情報ではなく1ラインの中
で記録するデータの数の情報だけで制御を行なっている
ために、部分的にデータが片寄っている場合などには特
に高速高解像度の記録を行なう場合に、制御が不充分に
なることが考えられる。
そのため本実施例の制御と合わせて定電流回路を第10
図に示すように変更することで、より大きな効果を得る
ことができる。
第10図は定電流回路の出力部分の一部を取り出した図
である。本発明の一般的な場合には抵抗61は存在せず
第8図に示したように電流モニタ用の抵抗57だけで良
い。しかし、高速、高解像度の記録を行なう場合には主
走査方向での蓄熱の影響を少なくするために、第10図
のように各信@電極55を駆動する回路間を抵抗61に
よって互いに接続している。このようにすることによっ
て例えば第10図に示すような隣り合った3つの記録電
極55−1.55−2.55−3を駆動する場合には各
記録電極とも同じ電流が流れることなる。例えば、基準
電圧14としてEO(V)を加えたとすると各?l極に
はIn−Eo//Rnで示される定電流が流れる。また
例えば真ん中の記録電極55−2だけを駆動する場合に
はio’=E o / R’ の定電流が流れることと
なり、R’ −(RO+R1)/ (RO+R1)/R
Oとなる。
すなわち、1つだけ記録電極を駆動する場合の方がR’
 <Roとなっているために、同じ基準電圧Eaを与え
ても流れる電極あたりの電流値は大きくなっているので
ある。逆に言えば、1画点を記録する時に必要な電流値
を基準にすると連続する3画点を記録する場合の方が電
流値が小さくなっていることになる。このようにするこ
とによって主走査方向での互いの熱の影響をなくし、高
速、高解像度記録の場合にも蓄熱の影響をより小さくす
ることが可能である。
叉亙亘主 第11図は蓄熱予測部11の他の構成例である。
第3図に示した蓄熱予測部11は、過去に主走査方向に
蓄熱が多いラインが何うイン続くかによって蓄熱を予測
する。言い変えると、過去に記録した記録画点の密度に
よって現記録ラインへの注入エネルギーを制御する方法
である。第11図はこの考え方をさらに積極的に使用し
た蓄熱予測部11の例である。すなわち第12図に示す
ように過去数ライン(現ラインを含む)内に含まれる全
画点数に対する記録画点数の割合で制御を行なう方式で
あり、現ラインを含めた過去数ラインの入力画像データ
を参照領域とし、この参照領域内の全画点に対する記録
画点の割合(参照領域内の記録画点数)を蓄熱データ1
2とする。なお、参照領域の範囲を図のように限定する
のは、過去の全てのデータを参照するとハードウェアが
複雑になることと、どんなに主走査方向の蓄熱が大きく
てもこの蓄熱が副走査方向に数十ラインも影響を与える
ことはないからである。この実施例では主走査方向の解
像度が’l/240インチの記録ヘッドを用い、副走査
方向にも1/240インチづつ移動させている。また記
録速度は11 Sec /ラインの記録周期である。こ
のような場合には、副走査方向の過去の参照ラインは1
oライン程度あれば充分である。もちろん記録速度が速
くなるほどこのライン数は大きくしなければならない。
第11図の蓄熱予測部11において、画像データ10は
データ転送りロック30とANDゲート33でゲートさ
れた後、1ラインの記録画点を数えるためのカウンタ3
4へ供給される。この1ラインの記録画点カウンタ34
は1ライン毎の同期信号H8YNC31によプて1ライ
ンごとにクリアされる。このカウンタの値は11段のラ
ッチ63−1〜63−11によって構成されるシフトレ
ジスタ63へ入力され、1ラインのデータ転送が終了す
るごとに出力されるLEND信号37によってシフトレ
ジスタ63内を転送されてゆく。
またANDゲート33の出力信号は過去の全記録ドツト
を数えるカウンタ64にも供給される。このカウンタ6
4は1ラインの記録周期に同期したVSYNC信号32
だけでクリアされるため供給された全記録データの数を
数えることになる。現ラインも含めて過去の10ライン
内の記録画点の数を数えるためには、過去に供給された
全ラインの記録データから環ラインから見て11ライン
前のラインの記録画点の数を引くことによって求めるこ
とができる。そこで加算器65でカウンタ64の値から
ラッチ63−11のデータを差引くことにより、蓄熱デ
ータ12を求めている。なお第12図では参照領域とし
て現ラインを含む過去の数ラインを切り出したが、これ
はもちん過去、現在、未来の数ラインを参照領域として
も良い。
なお、この方式の場合にも更に高速、高解像度化が必要
な場合には、第10図の定電流回路と併用することで効
果が大きくなる。
i1L 第13図および第14図はさらに別の注入エネルギー制
御方式を説明するための図である。上述した制御方式で
は第6図に示したように全ての信号電極に供給する定電
流パルスのパルス幅が′IIi流値のいずれか一方を変
化させたが第13図(a )に示すように蓄熱の情況に
応じて、定電流パルスのパルス幅と1!流値の両方を制
御してもよい。これは第13図(C)に示すように蓄熱
データに対して注入エネルギーが小さくなるように、電
流値とパルス幅を蓄熱予測部11から出力することで実
現できる。その場合、回路構成としては第14図に示す
ように第4図(a)、(b)の回路を同時に使用し、パ
ルス幅生成部41から出力されるパルス幅をtとし、電
圧生成部45から出力される電圧によって設定されるf
f1ll +としたとき、蓄熱が大きくなるに従って1
2t (注入エネルギー)が小さくなるように、パルス
幅演算部4oと’RFI値演算値演算部槽3する変換メ
モリ内のデータを構成すればよい。注入エネルギーのl
iIIwJ方式としては第13図(b)の方式もかなり
有効である。これは蓄熱が大きくなった状態では冷却時
間が長くなるほど蓄熱を抑えられることと、通電記録の
特性から電圧をある程度低くしてしまうと急激にインク
の転写率が減少してしまうからである。
なお、第13図(b )の場合も蓄熱が大きくなるほど
i2tの値が小さくなるようにtilIallするのが
望ましい。
11L 第15図は注入エネルギー制御部13のさらに別の構成
例を示したもので、先と同様に蓄熱を定電流パルスのパ
ルス幅と電流値をともに変化させて制御する方式である
。第14図に示した例は注入エネルギー制御部13に供
給されてくる制御データが蓄熱データ12だけで、パル
ス幅と電流直を制御していたのに対して、第5図の例で
はパルス幅演算部40に供給されるデータ12′と電流
データ演算部43に供給されるデータ12″とが異なっ
ている。このようにすることによって種類が異なった蓄
熱に対して、簡単に対応できる。例えば、第3図に示し
た例では主走査方向の蓄熱と副走査方向での蓄熱の影響
を一体として、1つの蓄熱データ12を作り出したが第
15図のように注入エネルギー制御部13が構成されて
いる場合には例えば主走査方向の画点数に応じて定1!
流パルスの電流値を制御し、副走査方向への蓄熱によっ
て定電流パルスのパルス幅を変化させる制御が可能とな
る。これは第3図に示されるカウンタ34の出力を第1
6図の電流データ演算部43の入力信号12“とし、第
図のカウンタ38の出力をパルス幅演算部4oの入力信
号12′とすることによって実現される。このように種
類の異なった蓄熱に対する制御を別々にすると、各々の
蓄熱の影響を分離して考えることができるため、制御終
了までの時間を短縮できる利点がある。第1図(b)に
示したような温度検出用の素子を使用した制御を行なう
場合にも、第15図の方式の制御はかなり有効である。
もちろん、温度検出部20から出力される温度データ2
1と蓄熱演算部11から出力される蓄熱データ12とを
まとめて新たな蓄熱データ12とし、第4因(a)、(
b)、第14図に示されるような制御を行なうこともで
きる。しかし、ヘッド付近の温度データ21と画像デー
タから演算される蓄熱データ12とは全く関係ないわけ
ではないが、互いに影響されにくい。
これはヘッド付近の温度は環境条件、ヘッドとインクの
摩擦、ヘッドとインクとの接触抵抗などが主な原因で、
変化しているからである。そこで例えば温度データ21
を第15の図の電流データ演算部43の入力信号12“
とし、第1図(b)の蓄熱データ12を第15図のパル
ス幅演算部40の入力信号12′に接続することにより
、それぞれの蓄熱を独立して制御できるようになる。
m灸 第16図はさらに別の実施例を説明したものである。以
上説明してきた各実施例では画像データ10が一部分だ
けに常に片寄っている場合などでも、1ラインの全デー
タ数と比較して、この片寄っているデータの数が小さい
場合には、蓄熱が無いものと判断する場合も生ずる。し
かし、実際にはデータの片寄った部分では常に通電が行
なわれているために、この部分だけに部分的な蓄熱が生
じてしまう。このような場合の蓄熱に対処したのが第1
6図の方式であり、1ラインのデータを幾つかのブロッ
クに分割し、それぞれのブロック毎に前述してきたよう
な実施例に示される制御を行なって、蓄熱の影響を少な
くした例である。第16図は主走査方向に40ビツトあ
る画像データ10をデータ切換部70で10ビツトづつ
4つのブロックに分割した例であり、データ切り換え部
70で4つのブロックに分割されたデータは、それぞれ
のブロック毎の蓄熱予澗部11−1〜11−4、注入エ
ネルギー制御部13−1〜13−4、定it流回路16
−1〜16−4などを経て、定電流パルスとなり、記録
ヘッド18へ印加される。
なお蓄熱予測部11−1〜11−4、注入エネルギー制
御部13−1〜13−4、定Ti流回路16−1〜16
−4は、上述した各実施例と同じものであるが、1ライ
ンを10ビツトとしていることが異なっている。このよ
うにすることによって、例えば最初の5ビツトだけにデ
ータが片寄っており他は全部゛O′”のデータが入って
きても、10ビツトのうち5ビツトが“1”であれば蓄
熱があると判断するように蓄熱予測部11を構成してお
くことにより、第1ブロツクの蓄熱予測部11−1が蓄
熱の存在することを感知できるため、片寄ったデータに
対しても制御可能となる。なお、このようにブロックに
分割して制御を行なうと、ブロック毎のつなぎ目のとこ
ろで画像の濃度が急激に変化してしまう場合もある。こ
の場合には、第10図に示した回路構成を用いることに
よって、結き目での画点への注入エネルギーを平均化で
き、各ブロックを滑らかにつなぐことが可能である。
なお第16図では、第1図(a )に示される回路を4
つ使用しているが、第1図(b)に示される回路を4つ
用いてもかまわない。
以上の実施例、例えば第3図、第11図などで示した例
では、蓄熱を予測するのに現ラインを含めた過去の画像
データを参照しているが、現ライン以前のデータだけか
ら蓄熱を予測しても良いし、現ライン以後に記録するラ
インのデータも参照して蓄熱を予測することもできる。
以上の説明では、蓄熱予測部11は現記録ラインの蓄熱
状態を予測し、注入エネルギー制御部13は通電される
全ての記録電極への注入エネルギーを蓄熱データに基づ
いて制御するものとしたが、以下の実施例に説明するよ
うに蓄熱予測部11において現記録画点に対応する記録
′R極およびインクリボンの該記録電極に対応する局部
領域の少なくとも一方の蓄熱状態を予測し、注入エネル
ギー制御部13において記録電極毎に対応する蓄熱デー
タに基づいて注入エネルギーを制御するようにしてもよ
い。
ス」目【L 第1図に示した蓄熱予測部11を、現在記録しようとし
ているラインの中の注目画点の周辺の画像データから注
目画点に対応する記録?!極の蓄熱状態を予想する構成
とし、この予測蓄熱データ12を注入エネルギー制御部
13へ供給する。ここで、各記録ffi極によって蓄熱
データ12が異なっている場合には、各記録電極毎に注
入エネルギーを変化させる必要があるため、注入エネル
ギ−1ilJI11部13の出力のうちアナログ電圧デ
ータ14かスイッチング信号15の少なくとも一方が蓄
熱データ12の異なった電極間では異なる。以上のよう
にして各記録電極ごとの蓄熱に対処している。
本実施例における蓄熱予測部11について詳しく説明す
る。各記録電極毎の蓄熱は第17図に示すように注目し
ている記録電極とその周辺の記録Itiが過去にどのよ
うな記録をし、また現在どのような記録をしようとして
いるのかによって求めることができる。すなわち、現在
蓄熱を求めようとしている記録電極やその周辺の電極が
、過去にかなり高い確率で記録されている場合には、イ
ンクリボン上での主走査方向や副走査方向への熱の拡散
が生じにくくなり、抵抗層に熱が蓄積された状態となっ
てしまう。このような蓄熱した状態で、蓄熱のない場合
と同様のエネルギーで記録すると、記録された画点は大
きくなり、例えば主走査あるいは副走査方向の隣接画素
が白画素の場合には、この記録画素が隣接する白領域ま
で入り込んでしまう。逆に、はとんど周辺に記録画点が
存在していない場合には、インクリボンにはほとんど蓄
熱がないために、かなり条目に記録エネルギーを注入し
ないと、発生した熱が次々に拡散していってしまう結果
、充分な大きさの画点を記録することができなくなる。
これは現在蓄熱を求めようとしている画点の周辺の画像
データの配列を調べることによって、各記録電極毎の蓄
熱量を求めることができることを意味する。
そこで、第17図に示すように、注目画点の周辺を参照
領域とし、この領域内に存在している記録画点の配列の
具合によって蓄熱データを求める。
本実施例では、例えば第17図<a >に示すように注
目画素の付近の5列×5行の25画素を参照領域として
使用し、この領域内の画点の配列を蓄熱データとしてい
る。また本実施例のように広い参照領域を用いたのは本
実施例の通電転写記録装置の解像度が240ドツト/イ
ンチと高解像度でしかも記録速度が11!lS/ライン
と高速であるためで、解像度が低く、記録速度が遅い場
合には第17図(b )あるいは(C)に示すような参
照領域を用いても充分である。
第18図に、第17図(a )の参照領域の画素を抽出
するための回路の一例を示し、第19図には参照領域内
の各画素の配置と、この回路から出力されるデータの関
係を示す。まず、2値の画像データ1oはデータ転送り
ロック30とともにまずシリアルイン−パラレルアウト
のシフトレジスタ73へ供給される。このシフトレジス
タ73は、現在記録しようとしているラインの画像デー
タの中で、注目画素の両側2ピツトまでのデータを取り
出すためのものであり、出力端子の5ピツトから第19
図に示されるDo〜D4の5ピツトの画像データを取り
出す。ここで、D2のデータが現在蓄熱伍を求めようと
している注目画素である。
シフトレジスタ73の出力の最下位のピットは4ライン
バツフアメモリ74の最下位の入力端子へ入力される。
この4ラインバツフ7メモリ74は各記録電極に供給さ
れた過去4ラインのデータを一時格納しておくメモリで
ある。この4ラインバツフアメモリ34から出力された
データは5tIlの4ピットラッチ76−1〜76−5
から構成されるシフトレジスタ76へ入力される。この
シフトレジスタ76からの出力が、図示するように、そ
ぞれの電極の過去4ラインの画像データとなり、D9〜
D24.が出力されることになる。なお4ラインバツフ
ア74の入力端子の上位3ビツトには、ラッチ76−1
の上位3ビツトが供給されており、シフトレジスタ73
から供給される最下位ビットとともにWR端子に信号が
供給されるとラインバッファ74内に書き込まれるよう
になっている。
すなわち、ラインバッファ74には常に現在から数えて
過去4ラインの画像データが書き込まれるようデータの
更新が行なわれている。1つの画点の蓄熱データが演算
されると、次にデータの書き込み信号がラインバッファ
74に供給されD15゜D!a 、Ds 、Doのデー
タが新しい過去4ラインのデータとして、ラインバッフ
ァ74に書き込まれる。このように回路を構成すること
によって、注目画素付近の第17図(a )に示すよう
な25画素を参照m域のデータとして取り出すことがで
きる。これらの画素のデータを蓄熱データ12として、
注入エネルギー!11!’11部13へ出力する。なお
、本実施例では、回路構成は第18図に示す回路となっ
ているが、参照領域としては第20図に示すような参照
領域を用いている。これは1つは25画素使用するとデ
ータの量が非常に多くなってしまうことと、実際に注目
画素D2に与える蓄熱の影響は例えばD7の画点に比べ
てD24゜0211などは非常に小さいからである。さ
らに第18図のような回路構成にしておくことにより、
5X5の笥囲内の参照領域であれば、使用する出力信号
を切り換えることによって第17図(b)。
(C)などのように自由に参照領域を切り変えることも
できる。
第21図は本実施例における注入エネルギー制御部13
の構成を示す。これは蓄熱をパルス幅を変化させて減少
させる場合の例であり、まず蓄熱予測部11で求められ
た蓄熱データ12はパルス幅演算部40に供給され、こ
こでパルス幅データ42に変換された後、パルス幅生成
部41へと供給され、スイッチング信号15に変換され
る。第22図は第21図のより具体的な回路構成を示し
た図である。まず蓄熱予測部11から出力されたすなわ
ち、蓄熱データ12はパルス幅演算部40を構成するR
OMなどの記憶素子のアドレス端子に入力される。この
記憶素子には、予め求められた蓄熱データに対するパル
ス幅データ42の関係が記憶されておりアドレス端子に
供給される蓄熱データ12に対応したパルス幅データ4
2が出力される。
なお、蓄熱データ12からパルス幅データ42への変換
方式としては、幾つか考えられるが、本実施例では、第
23図に示すような方式で行なった。すなわち第20図
に示したような参照領域を考え、この領域の全画素に対
する記録画素の割合によって各記録電極に注入するエネ
ルギーを変化させるものである。具体的には参照領域内
に記録画素がない場合には、パルス幅データはOであり
、記録画素が1つある場合に最大のパルス幅データが出
力され、参照領域内の画素を全て記録する場合には、最
小のパルス幅データが出力されるようになっている。記
録画素の面積率がこれらの間の場合には、適当な単調減
少IIIWlによって最大の注入エネルギーと最小の注
入エネルギーの間を結んだ曲線により、注入エネルギー
が決定される。なお、実験的にこの曲線は指数関数が最
適であった。
このような変換方式によって得られたパルス幅データ4
2は、−旦複数ビットのラッチ46の従続接続から構成
されるシフトレジスタ内に1ライン分保持された後、記
録電極の数だけ存在するダウンカウンタ47にLOAD
信号48によりてロードされる。また、1ラインの周期
に同期して出力されるPSYNC信号によって各カウン
タ47に付いているフリップフロップ49がプリセット
されるようになっている。
フリップフロップ49がプリセットされると、カウンタ
47は基準クロックをカウントし始める。
このカウンタ47は、基準クロックをダウンカウントし
、その値がOとなると、キャリー信号をOA端子から出
力し、フリップ70ツブ49をリセットするような構成
となっている。これによりパルス幅データ42が7リツ
プフロツプ49の出力端子からスイッチング信号15に
変換されて出力される。従って、スイッチング信号15
は、第23図(b)に示されるように最大の通電時間を
TOとすると蓄熱データ12によって蓄熱が大きくなる
に従って短くなるように出力されることになる。もちろ
んカウンタ47は各信号電極ごとに存在しているので、
スイッチング信号15も記録電極数だけ存在し、それぞ
れ独立した通電時間となっている。
なお、実施例で使用した定電流回路16は第8図に示し
たものと同じである。
1亙且旦 実施例7では蓄熱を通電パルス幅と変化させることによ
って制御したが、本実施例では通電パルスの電流値を変
化させることによって制御する。
この場合には注入エネルギー制御部は第24図に示され
るような構成とする。まず第2因と同様に蓄熱データ1
2が蓄熱予測部11から出力され、iI流値演算部80
へ供給されてくる。電流値演算部80では、第23図<
a >と同様に参照領域内の画素の配列を調べ、記録画
素数によって1i流値を演算し21流値電圧生成部82
へ電流値データ81を出力する。すなわち、参照領域内
にデータが存在しない場合には電流値データ81として
は0を出力し、参照領域内にデータが1つ存在する場合
には最大の′R電流値データ、また参照領域内のデータ
が全て記録するデータの場合には最小の電流値データを
、電流値電圧生成部82へそれぞれ出力する。電流値電
圧生成部82では、電流値データ81をD/A変換し、
電流値を設定するためのアナログ電圧データ14を作り
出し、定電流回路へ出力する。
第25図は電流値を変化させる場合の注入エネルギー制
御部13を具体的に示した図である。蓄熱予測部11か
ら出力された蓄熱データ12は、電流値演算部80を構
成するROMなどの記憶素子のアドレス端子に入力され
る。この記憶素子80には、第23図(a )に示した
ような蓄熱データに対する電流値データ81の関係が求
められており記憶されている。そこでアドレス端子に供
給される蓄熱データ12に対応した電流値データ81が
記憶素子の出力端子から出力される。このようにして得
られた電流値データ81は、−旦複数ビットのラッチ8
3の従続接続から構成されるシフトレジスタ内に1ライ
ン分保持された後、記録電極の数だけ存在するD/A変
換器84にロードされる。ここでラッチ83を従続接続
したのは、蓄熱データは1つの電極毎にシリアルデータ
で送られてくるからである。D/A変換器84は、電流
値データ81に基づいてアナログ電圧をトランジスタ8
5のベース電圧として出力する。そして、このトランジ
スタ85のコレクタ端子から電流値を設定するためのア
ナログ電圧データ14が定電流回路16へ供給される。
D/A変換器84は例えば8ビツト構成となっており、
入力データがOの時にはO■が出力され、入力データが
255のときに最大の出力が得られるようなものとする
このような場合、例えば記録しない記録電極には、D/
A変換器84の入力にはデータOが供給されるために、
トランジスタ85はオンとならず定電流を設定するため
のアナログ電圧14としては、はぼ電源電圧である+■
が出力される。また、参照領域内に1つしか記録画素が
存在しない場合には、その電極には例えば最大(ia2
55が供給される。この時にはD/A変換器84の出力
が最大となり、トランジスタ85のベース電流も最大と
なる。従って、トランジスタ85のコレクタ電流も最大
となるため、コレクタに入っている抵抗86での電位効
果も最大となり、定電流値を設定するだめのアナログ電
圧14は最も小さい値となる。
蓄熱データがこれらの間の場合にはアナログ電圧14は
最小値と電源電圧の間の電位となり、D/A変換器84
が8ビツト構成の場合には、256種類のアナログ電圧
14を得ることができる(第26図)。この電流値を設
定するためのアナログ電圧14は、第8図の定電流回路
へ供給されV re4で示す電圧となる。なお、この場
合には、第8図の定電流回路16のスイッチング信号6
0(15)は同時に記録する電極間では異なっていない
!1五1 以上の実施例7,8では、蓄熱制御の方法として各記録
電極へ供給する定電流パルスの電流値あるいはパルス幅
のいずれか一方のみを各電極ごとに制御し、他方につい
ては同時に駆動する電極間では異ならせなかったが、実
施例4と同様に第13図および第14図に示した如く蓄
熱の情況に応じて定電流パルスのパルス幅と電流値をそ
れぞれの電極ごとに変化させることも有効である。
−1[ 実施例9と同様に蓄熱を定電流パルスのパルス幅と電流
値をともに変化させて制御する方式において、実施例5
と同様に第15図に示したように、パルス幅演算部40
に供給されるデータ12′と電流値演算部43 (80
)に供給されるデータ12“とを異ならせ、種類が異な
った蓄熱に対して簡単に対応することも可能である。こ
のような制御の一例としては第111(b)に示した方
式がある。、温度検出用の素子を併用した制御を行なう
場合の例である。通電転写記録装置は記録装置が置かれ
ている外部環境の温度、ヘッドとインクの摩擦、ヘッド
とインクの接触抵抗などが主な原因となりヘッドの温度
が変化してしまう。また更に抵抗層で発生した熱も、記
録ヘッド側に流れ込んできてしまうために、ヘッドへの
蓄熱も生じヘッド温度が上昇する。このために今まで述
べてきたような画像データから蓄熱を演算し、各1ff
flを個別に制御しただけでは充分な制御を行なうこと
ができない。そこで例えば第1図(b)に示される!!
I温素子19から得られる温度データ21を第8図の電
流値演算部60の入力信号12“とじ第1図(b ”)
の蓄熱データ12を第15図のパルス幅演算部4oの入
力信号12′に接続することにより、記録ヘッドの温度
変化による画点の濃度変化を画像データを記録すること
が直接の原因となる蓄熱と独立して制御することができ
る。
このように、別の種類の蓄熱を記録電流パルスのパルス
幅と電流値によって制御する方式としては次のような方
式もある。記録ヘッドの蓄熱は温度を検出する方法など
によってもわかるが、記録データを調べることによって
もある程度推測することが可能である。例えば記録画点
の多いパターンを長く1きつづけるほど、ヘッドの温度
はより高温となるという事実からもわかるように、デー
タをどのくらい今まで記録してきたかという情報によっ
てヘッド温度を予測することが可能である。
実際には各記録電極ごとに注入エネルギーの制御を行な
っているため、何も行なわない場合よりもヘッドの蓄熱
は小さくなる。しかし、かなり高速になった状態ではヘ
ッドに蓄積した熱が放熱する時定数よりも、蓄積する速
度の方が大きくなるために、ヘッドの温度は上昇し続け
ることになってしまう。そこで、このようなヘッドの温
度の上昇を画像データから判断し、例えば第15図の′
R流値演算部43 (60)の入力端子に予測されたヘ
ッド温度データを供給し蓄熱を制御する方式も存在する
。このようにすることによって、画像データの局所的な
配置から得られる蓄熱データ12′によって各記録電極
へ与える通電パルスのパルス幅を各電極ごとに制御し、
画像データのより広い配列からヘッド温度を予測しこの
結果を電流値演算部43 (60)に供給することで、
副走査方向に連続して影響の表われるヘッドの蓄熱にも
対応できる。
第27図には画像データからヘッドの蓄熱を予測する方
法の一例についてその概念を示す。第27図に示した方
法は過去に全電極に供給された全データ数に対する記録
画素数の割合によって、副走査方向へ徐々に増加してゆ
く蓄熱を予測するものである。つまり第17図に示した
ような参照領域の考えをより大きく拡げて参照領域を全
N極の全ての過去のデータとしたものである。このよう
に広い範囲の記録データを数えて副走査方向への蓄熱を
予測する具体的な回路構成としては、第18図のような
回路構成はピット数が多くなってしまい不適当であるの
で、第28図に示される構成の回路を用いた。画像デー
タ10′を転送するための転送りロック30がカウンタ
92へ供給されている。このカウンタ92は記録開始時
から現時点までに供給された全データ数を数えている。
また、画像データ10はデータ転送りロック30ととも
にANDゲート90に供給されている。このANDゲー
ト90では全データの中から記録データだけを取り出し
ており、カウンタ91に供給されている。従って、この
カウンタ91では記録開始時点から現在に至るまでの記
録画素の数を数えている。なお、これらのカウンタは1
行の記録が終了するごとにクリアされている。そしてこ
れらのカウンタ91.92の出力は、割算回路93に与
えられ、全データ数に対する記録画素数が割算回路で求
められその結果が割算回路93の出力端子から第8図に
示される電流値を設定するためのデータ12“として出
力される。このようにすることによって、各信号電極に
通電するN流パルスの電流値を予測した蓄熱によって制
御し、パルス幅は各信@電極で異なっている制御を行な
うことができる。
なお、第27図の例では記録開始時点からの全データの
数を数える方法を示したが、あまり遠い過去のデータは
現在の状態に影響を与えない。そこで解像度10ドツト
/履、記録周期1 m sec /ライン程度の場合に
は過去20ライン程度の範囲内のデータを調べれば充分
である。
哀! 実施例10で示した蓄熱制御方式では各記録電極ごとに
通電パルス幅および電流値の一方を制御し、他方は全7
4極にわたって同じ制御を行なう方式であった。これに
対して本実施例12では、電流値もパルス幅も各電極ご
とに制御する。例えば実施例11では広い範囲に及ぶヘ
ッドの蓄熱に対しては画像データの広い範囲を調べ、そ
の黒画点の占める割合から蓄熱層を求めこのデータによ
って全信号電極に供給する電流値を変化させていた。
このような制御が行なえるのは、記録ヘッド全体が同じ
温度になっているという前提がある。従って記録電極の
数が少ないシリアルヘッドなどの場合には、ある程度ヘ
ッド全体の温度が均一化されるために、実施例10も有
効である。しかし全電極数がかなり多くなり、特にデー
タに片寄りが生じた場合には、実施例10では充分に制
御することは不可能である。というのはデータが片寄っ
ているために通電される場所は常に決まった場所となり
ヘッドの温度も局所的に変化してしまうからである。
例えば第29図に示すようなパターンを記録する場合に
ついて考えてみる。このパターンは主走査方向の上半分
はほとんど全黒に近いデータで、下半分はほとんど白に
近いデータである。このようなパターンを記録する場合
には、各電極ごとのパルス幅制御が行なわれ黒に近い部
分の電極では最短のパルス幅に近いパルス幅の通電が行
なわれ、白に近い部分を記録している電極では最も長い
通電パルスに近い長さのパルス幅で記録が行なわれてい
る。しかし、黒に近い部分の記録ヘッドでは充分に加え
られた熱が放熱しない状態で次の通電が行なわれること
になるため、ヘッド温度は徐々に上昇し始める。つまり
黒に近い部分のヘッド温度と白に近い部分のヘッドの温
度に差がついてしまう。ある程度短いシリアルプリンタ
などのヘッドでは熱の拡散によってヘッドの温度は一様
となるが、信号電極数の多いヘッドでは一様な温度とな
らない。従って黒に近い領域内にある白画点をはっきり
出すように、全電極に供給する電流値を制御すると白に
近い領域内にある黒画点を充分に記録することができな
くなったり、また逆に白に近い領域の黒画点がしっかり
1出るように、電流値を制御した場合には黒に近い領域
内の白画点がつぶれてしまう状態となる。すなわちデー
タに片寄りがある場合には、ヘッド全体でも濃度が一様
となプていないために、−様なill mを行なうこと
は不可能である。
そこで本実施例12ではこのような熱の片寄りにも対処
するために、各電極ごとに電流値も個別に制御する。こ
のような制御を行なう方式について第29図(b )に
示す。この方法は第27図に示した様に広い領域を参照
領域として考え、この領域内の記録データの割合によっ
て各記録電極に加える電流値を制御している。第291
iJ(b)は第27図および第28図の方式と比較する
と、副走査方向で参照している領域の幅が狭く、この例
では蓄熱を予測しようとしている記録電極を中心に5ラ
イン分のデータを参照している。例えば第29図(b)
に示すように現在蓄熱を予測しようとしている記録電極
を■とすると、この記録電極を中心とする主走査方向の
連続する5つの電極に過去どのような通電が行なわれた
かを、■の範囲のデータを調べている。これによって、
■の電極が副走査方向に徐々に蓄熱し、現在どのくらい
の温度になっているのかを予測しているのである。
同様に■の記録電極の蓄熱は■の範囲のデータを調べる
ことで予測される。また例えば■の記録電極のような端
の電極である場合には片側にはデータが存在していない
が、■のような領域を考えて記録電極のない部分は全部
記録しないデータで満たされているものと考えている。
このように構成することによって各記録電極ごとの副走
査方向での蓄熱を予測することができ、各記録電極ごと
の通電パルスの定電流値を制御することが可能となる。
従って第29図(a )のように記録データがある部分
に片寄っている場合に対しても、記録電極の局所的な蓄
熱を予測することができ、温度が高い部分の記録電極に
は小ざな電流を供給し、温度が低い部分の記録電極には
大きな電流を供給するような制御ができる。また更に、
これに加えて各記録電極ごとにデータの密度によって通
電パルスのパルス幅も変化させているために画点の大き
さの安定した記録ができる。なお、このような広い1m
域の参照領域ともう少し狭い領域の参照**の2つを考
えたのは、参照MTaが大きい場合には、概念的には記
録電極そのものの蓄熱を予測でき、狭い参照領域からは
インクリボンへの蓄熱を予測できるからである。また第
29図で示したように各記録電極の蓄熱を予測しないで
も、例えば記録電極とインクリボンの接触点付近に感温
素子を多数配置し、局所的な信号電極の温度分布を得て
、この温度データによって各記録電極に流すi流値を直
接的に制御しても良い。
以上本発明の実施例について幾つか述べてきたが、本発
明はこれらの例に限定されるものではない。例えば第4
.5の実施例では記録ヘッドそのものの蓄熱は電流値を
制御し、インクリボンの蓄熱はパルス幅を変化させるこ
とによって制御する方式であったが、逆にヘッドの蓄熱
をパルス幅で制御し、リボンの蓄熱を電流値で制御して
も同様な効果が得られる。また第17図、第27図、第
29図で示される参照領域は現ラインから過去のライン
を参照領域内の画点としているが、現ラインより後に来
る本来の画像データまで、参照領域内の画点としても同
様の効果が得られる。また第27図、第29図で示され
る記録電極の蓄熱を予測するための参照領域としては、
記録開始時点から現在に至るまでの領域を考えているが
、かなり古いデータは現在の記録には影響を与えないの
で参照領域としては過去の数ラインに限ってもかまわな
い。
[発明の効果J 本発明によれば蓄熱の影響が除去されることにより、主
走査方向、副走査方向の画点の大きさを記録開始時点で
も、かなり記録が進んだ時点でも常に所望の大きさに揃
えることができ、また多くの画点が集まるような画像を
記録する場合も、画点がまばらにしか存在しないような
画像を記録する場合も、常に一画点の大きさを一定に記
録できる。
従って文字などを記録した場合でも蓄熱による画点のつ
ぶれを防ぐことができ、細かな漢字なども美しく記録す
ることが可能である。
また、面積階調法などを用いた2値の中間調画像を記録
する場合には、白く抜くべき画点のっぷれを防止するこ
とができるため、出力できる11敗が多くなるばかりで
なく、階調の飛びなどが少ない高品位の記録が可能とな
る。特にこれらの効果は、通電転写記録装置に用いられ
る記録ヘッド自体の解像度が高くなったり記録速度が高
速になった場合顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る熱転写記録装置の構成図
、第2図は蓄熱予測部の概要を説明するための図、第3
図は蓄熱予測部の具体的構成例を示す図、第4図は注入
エネルギー制御部の具体的構成例を示す図、第5図は第
4図の注入エネルギー制御部の動作を説明するための蓄
熱データと通電パルスデータおよび通電電流との関係を
示す図、第6図は同じく通電パルス幅および通電電流の
制御の様子を示す図、第7図は定電流回路の具体的構成
例を示す図、第8図は定電流回路内の定電流スイッチン
グ回路の具体的構成例を示す図、第9図は同実施例の通
電記録装置の全体的な動作を説明するためのタイミング
チャート、第10図は本発明の効果を助長させるために
用いる定MR回路の構成を示す図、第11図は蓄熱予m
部の他の具体的構成例を示す図、第12図は第71図の
蓄熱予測部の動作を説明するための図、第13図は本発
明の他の実施例における注入エネルギー制御方式を説明
するための図、第14図は第13図の方式を適用した注
入エネルギーtxIa部の具体的構成例を示す図、第1
5図は注入エネルギー制御部の他の具体的構成例を示す
図、第16図は本発明の他の実施例に係る熱転写記録装
置の構成図、第17図は本発明の他の実施例における蓄
熱予測部の概要を説明するための図、第18図は第17
図に対応する蓄熱予測部の具体的構成例を示す図、第1
9図および第20図は第18図の動作を説明するための
因、第21図は注入エネルギー制611部の他の具体的
構成例を示す図、第22図は第21図をざらに具体的に
示す図、第23図は同注入エネルギーυIwJlの動作
を説明するための図、第24図は注入エネルギー$11
卯部の他の具体的構成例を示す図、第25図は第24図
をさらに具体的に示す図、第26図は同注入エネルギー
制御部の動作を説明するための図、第27図は画像デー
タから記録ヘッドの蓄熱を予測する方法を説明するため
の図、第28図はその子洞のための回路の例を示す図、
第29図は本発明における注入エネルギーυJwJ方式
のさらに別の例を説明するための図、第30図は通電転
写記録装置の基本構成を示す図、第31図は第30図に
おける矢印へ方向から見たインクリボン上の電流分布を
示す図、第32間〜第35図は従来の通電転写記録装置
における蓄熱の問題を説明するための図である。 1・・・抵抗層、2・・・導電層、3・・・インク層、
4・・・インクリボン、7・・・記録電極、8・・・帰
路電極、10・・・画像データ、11・・・蓄熱予測部
、12・・・蓄熱データ、13・・・注入エネルギーt
ill 111部、14・・・アナログ電圧データ、1
5・・・スイッチング信号、16・・・ディジタル回路
、18・・・記録ヘッド、21・・・温度データ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 (a) (b) 笥1 図 (a) (b) 第4図 II4醗1′rX−ヘ ・1@−七 (b) 第8図 第10図 第12図ン ン (a) O・ (b) (C) 第17図 第18v!J 第19図 第20図 ト一 に棺  0 −@ぺ却

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも抵抗層とインク層を有するインクリボ
    ンを用い、このインクリボンに接する記録電極に入力画
    像データに応じて選択的に通電を行ない、抵抗層で発生
    するジュール熱によりインク層のインクを溶融または昇
    華させて被記録体上に転写して画像を記録する通電転写
    記録装置において、 入力画像データの記録画素の配列から前記インクリボン
    および記録電極の少なくとも一方の蓄熱状態を予測し予
    測結果を蓄熱データとして出力する蓄熱予測手段と、 この蓄熱予測手段からの蓄熱データに基づいて、前記記
    録電極に供給される定電流パルスのパルス幅および電流
    値の少なくとも一方を制御することにより、前記記録電
    極への注入エネルギーを制御する注入エネルギー制御手
    段とを備えたことを特徴とする通電転写記録装置。
  2. (2)蓄熱予測手段は現記録ラインの蓄熱状態を予測す
    るものであり、注入エネルギー制御手段は通電される全
    ての記録電極への注入エネルギーを蓄熱データに基づい
    て制御するものである特許請求の範囲第1項記載の通電
    転写記録装置。
  3. (3)蓄熱予測手段は現記録ラインと少なくともその前
    後のライン中に存在する記録画素の数または割合を蓄熱
    データとして出力するものである特許請求の範囲第2項
    記載の通電転写記録装置。
  4. (4)蓄熱予測手段は各ライン毎の記録画素の数から各
    ライン毎の蓄熱の有無を判別し、蓄熱があると判別した
    場合には蓄熱データの累積値を増加させ、蓄熱がないと
    判別した場合には該累積値を減少させるものである特許
    請求の範囲第2項記載の通電転写記録装置。
  5. (5)蓄熱予測手段は現記録画点に対応する記録電極お
    よびインクリボンの該記録電極に対応する局部領域の少
    なくとも一方の蓄熱状態を予測するものであり、注入エ
    ネルギー制御手段は記録電極毎に対応する蓄熱データに
    基づいて注入エネルギーを制御するものである特許請求
    の範囲第1項記載の通電転写記録装置。
  6. (6)注入エネルギー制御手段は蓄熱データに加えて記
    録電極近傍の温度データをも参照することにより記録電
    極への注入エネルギーを制御するものである特許請求の
    範囲第1項、第2項または第5項記載の通電転写記録装
    置。
  7. (7)注入エネルギー制御手段は蓄熱データの増加に対
    して注入エネルギーを単調減少させるものである特許請
    求の範囲第1項または第2項記載の通電転写記録装置。
  8. (8)注入エネルギー制御手段は蓄熱データおよび温度
    データの増加に対して注入エネルギーを単調減少させる
    ものである特許請求の範囲第6項記載の通電転写記録装
    置。
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