JPS637901A - 木質板材 - Google Patents
木質板材Info
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- JPS637901A JPS637901A JP15294786A JP15294786A JPS637901A JP S637901 A JPS637901 A JP S637901A JP 15294786 A JP15294786 A JP 15294786A JP 15294786 A JP15294786 A JP 15294786A JP S637901 A JPS637901 A JP S637901A
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Finished Plywoods (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発1.IJの詳細な説明
(産業上の利用分野)
本発明は、コンクリート建造物用の内装材、特に床材ど
して好適な木質板材に関する。
して好適な木質板材に関する。
(従来技術及びその問題点)
マンション等のコンクリ−) 建造物では、構造体への
衝撃乃至これにより生ずる振動等が固体音として構造体
内を伝播することにより1例えば上階から下階へ合が伝
播するのが主たる騒音発生の要因である。従来、このよ
うな固体音の発生乃至伝播を防ぐ為、コンクリート構造
床と絶縁された仕トげ床を設ける所謂浮き床構造が採用
されているが、建造物の階高が低くなり、且つ施工工程
も直貼り構造に比して3倍程度となる等の問題点を有し
ている。
衝撃乃至これにより生ずる振動等が固体音として構造体
内を伝播することにより1例えば上階から下階へ合が伝
播するのが主たる騒音発生の要因である。従来、このよ
うな固体音の発生乃至伝播を防ぐ為、コンクリート構造
床と絶縁された仕トげ床を設ける所謂浮き床構造が採用
されているが、建造物の階高が低くなり、且つ施工工程
も直貼り構造に比して3倍程度となる等の問題点を有し
ている。
(発明の目的)
本発明は、上記の如き事情に鑑み、コンクリート構造体
に直貼りを行った場合にも充分な防音効果を挙げること
の可能な木質板材の提供、をその目的とする。
に直貼りを行った場合にも充分な防音効果を挙げること
の可能な木質板材の提供、をその目的とする。
(発明の構成)
本発明は、コンクリート建造物における音の伝播が、衝
撃乃至これにより生ずる振動に基づくコンクリート構造
体自体の固体音の伝播として生じていることに着目し、
衝撃乃至振動エネルギーを吸収することにより音の伝播
を遮断せんとするものであり、この為、表板と裏板の間
に、5乃至30.好ましくは10乃至20の発泡倍率で
独立発泡させた発泡体を介装して一体接合した木質板材
としている。
撃乃至これにより生ずる振動に基づくコンクリート構造
体自体の固体音の伝播として生じていることに着目し、
衝撃乃至振動エネルギーを吸収することにより音の伝播
を遮断せんとするものであり、この為、表板と裏板の間
に、5乃至30.好ましくは10乃至20の発泡倍率で
独立発泡させた発泡体を介装して一体接合した木質板材
としている。
このように構成する木質板材では、発泡体内には多数の
密閉セルが存在し、この密閉セル内に夫々空気が充満し
た構成となっている為、コンクリート建造物の内装材と
して直貼り使用した場合、この発泡体層にて騒音発生の
原因となる衝撃乃至これにより生ずる振動等を吸収・遮
断し、コンクリート構造体の固体音自体の発生を防止し
て、上階から下階へ、或いは隣室相互間の音の伝播を阻
止することとなるものである。尚、発泡体材料としては
、ポリエチレン・ポリウレタン・ポリプロピレン等を使
用する。
密閉セルが存在し、この密閉セル内に夫々空気が充満し
た構成となっている為、コンクリート建造物の内装材と
して直貼り使用した場合、この発泡体層にて騒音発生の
原因となる衝撃乃至これにより生ずる振動等を吸収・遮
断し、コンクリート構造体の固体音自体の発生を防止し
て、上階から下階へ、或いは隣室相互間の音の伝播を阻
止することとなるものである。尚、発泡体材料としては
、ポリエチレン・ポリウレタン・ポリプロピレン等を使
用する。
(発明の実施例)
第1図示木質板材lは、いずれも
303腸層X606mmX3w■サイズの表板たる化粧
合板11と裏板たる通常合板12との間に、「1】方向
長さを所定量(第1図示の場合55mX2)短く形成し
、他の外形サイズを表裏板と同一とした発泡体13を介
装して一体接合したものである。
合板11と裏板たる通常合板12との間に、「1】方向
長さを所定量(第1図示の場合55mX2)短く形成し
、他の外形サイズを表裏板と同一とした発泡体13を介
装して一体接合したものである。
本実施例では、このように発泡体13の巾方向長さを所
定量短くして一体接合したので、巾方向両側縁に溝部1
4aが形成され。
定量短くして一体接合したので、巾方向両側縁に溝部1
4aが形成され。
このkIt部14a、14aを利用して所謂「ちぎり継
ざ」により床材をコンクリート床面上に連続設すること
が、可能となり、床材接合の為の特殊な加工が不要とな
る。
ざ」により床材をコンクリート床面上に連続設すること
が、可能となり、床材接合の為の特殊な加工が不要とな
る。
而して、上記実施例構成における防音効果を、ポリエチ
レン発泡体の発泡倍率を変化させることにより、JIS
A 1418に規定する「建築物の現場における床衝
撃音レベルの測定方法」に従って、同じ< JIS A
1419 r建築物の遮音等級」に規定するrL値」
として確認した結果は第2及3図示の通りである。
レン発泡体の発泡倍率を変化させることにより、JIS
A 1418に規定する「建築物の現場における床衝
撃音レベルの測定方法」に従って、同じ< JIS A
1419 r建築物の遮音等級」に規定するrL値」
として確認した結果は第2及3図示の通りである。
即ち1発泡倍率が5以上の場合、(社)建築学会がコン
クリート製共同住宅において必要最低限の防音効果とし
て提案するL値55をクリアし、又、発泡倍率10以上
の場合、より好ましいI4150をクリアしているもの
である。尚、LvU55の場合は、子供の走り回る足音
等が少し気になる程度であり。
クリート製共同住宅において必要最低限の防音効果とし
て提案するL値55をクリアし、又、発泡倍率10以上
の場合、より好ましいI4150をクリアしているもの
である。尚、LvU55の場合は、子供の走り回る足音
等が少し気になる程度であり。
L値50の場合は、それも殆んど気にならない防音レベ
ルである。
ルである。
以上よりして防音効果の点からすれば1発泡体の発泡倍
率は5以上、好ましくは10以上となるが、i!築用内
装材、特に床材として必要な圧縮特性からして、第4図
示の如く。
率は5以上、好ましくは10以上となるが、i!築用内
装材、特に床材として必要な圧縮特性からして、第4図
示の如く。
発泡倍率30以下、好ましくは20以下のものを使用す
る必要がある。
る必要がある。
尚、実際の床施工に際しては、コンクリート床面上にレ
ベリング材を敷詰め、或いは床材下面に所謂不陸材を貼
着することにより、コンクリート床面と床材下面との間
にクッション層を設けることが好ましい。このようにす
ると、床材自体の有する遮音性能に加えて、凹凸の激し
いコンクリート床面と床材F面との間に生じる空隙層を
媒体とする音の伝播を同時に防止することができるので
、より¥標的な防音効果を得ることが可能となる。
ベリング材を敷詰め、或いは床材下面に所謂不陸材を貼
着することにより、コンクリート床面と床材下面との間
にクッション層を設けることが好ましい。このようにす
ると、床材自体の有する遮音性能に加えて、凹凸の激し
いコンクリート床面と床材F面との間に生じる空隙層を
媒体とする音の伝播を同時に防止することができるので
、より¥標的な防音効果を得ることが可能となる。
(発明の効果)
上記の如き本発明に係る木質板材に依れば、表板と裏板
との間に介装された発泡体層により、衝撃乃至これによ
り生ずる振動が吸収されるので、この発泡体層を境にし
てaの伝播が行われず、床材としてコンクリート構造床
等に直貼り施行した場合でも、上下階・隣室相互間の遮
音効果を得ることが出来る。
との間に介装された発泡体層により、衝撃乃至これによ
り生ずる振動が吸収されるので、この発泡体層を境にし
てaの伝播が行われず、床材としてコンクリート構造床
等に直貼り施行した場合でも、上下階・隣室相互間の遮
音効果を得ることが出来る。
第1図は本発明に係る木質板材の一実施例を示す断面斜
視図、第2及3図は発泡倍率とL値の関係を示すグラフ
、第4図は発泡倍率度と圧jlil率の関係を示すグラ
フである。 1・・・木質板材 11・・・表板 12・・・裏板 13・・・発泡体特許出願人
貞重特殊合板工業株式会社−6−e 5 一一−Δ−−−II+ 中心円シF!、数、(+−1x) λシCトシ乞イ(≧ト笠都1 手続補正占(自発) 昭和61年9月12日 特許庁長官 黒E)I明雄 殿 !、!1ぎ件の表示 昭和61年特許願第152947号 2、発明の名称 木質板材 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 貞重特殊合板f業株式会社 4、代理人 〒102東京都千代E口区九段北1−9−5朝[1九段
マンション302号 5、補正の対象 手続補正書(自発) 1.事件の表示 昭和61年特許1fi第152947号2、発明の名称 木質床材 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 広島県府中市鵜飼町605番地 貞重特殊合板工業株式会社 4、代理人 〒102東京都千代田区九段北1−9−5朝日九段マン
ション302号 明m書(全文) 全文訂正明細書 !6発明の名称 木質床材 2、特許請求の範囲 (1)5乃至30の発泡倍率で独立発泡させた発泡体を
表板と裏板との間に介装し゛(一体接合した木質床材。 (2)上記発泡体が、ポリエチレン、ポリウレタン、ポ
リプロピレンのいずれか一の発泡材を独立発泡させたも
のである特許請求の範囲第(1)項に記載の木質床材。 (3)上記発泡体の発泡倍率が10乃至20である特許
請求の範囲第(1)項に記載の木質床材。 (OJ:配交泡体の巾方向長さが、上記表裏板より所定
量短く形成されている特許請求の範囲第(1)項に記載
の木質床材。 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、コノクリート建造物用として好適な木質床材
に関する。 (従来技術及びその問題点) マンション等のコンクリート建造物では、構造体への衝
撃乃至これにより生ずる振動等が固体音として構造体内
を伝播することにより1例えば上階から下階へ音が伝播
するのが主たる騒音発生の要因である。従来、このよう
な固体音の発生乃至伝播を防ぐ為、コンクリート構造床
と絶縁された仕上げ床を設ける所謂浮き床構造が採用さ
れているが、建造物の階高が低くなり、且つ施工工程も
直貼り構造に比して3倍程度となる等の問題点を有して
いる。 (発明の目的) 本発明は、上記の如き事情に鑑み、コンクリート41j
m体に直貼りを行った場合にも充分な防音効果を挙げる
ことの可能な木質床材の提供、をその目的とする。 (発明の構J&) 本発明は、コンクリート建造物における音の伝播が、衝
撃乃至これにより生ずる振動に基づくコンクリート構造
体自体の固体音の伝播として生じていることに着目し、
*撃乃至振動エネルギーを吸収することにより盲の伝播
を遮断せんとするものであり、この為、表板と裏板の間
に、5乃至30.好ましくは10乃至20の発泡倍率で
独立発泡させた発泡体を介装して一体接合した木質床材
としている。 このように構成する木質床材では1発泡体内には多数の
密閉セルが存在し、この密閉セル内に夫々空気が充満し
た構成となっている為、コンクリート建造物の内装材と
して直貼り使用した場合、この発泡体層にて騒音発生の
原因となるth撃乃至これにより生ずる振動等を吸収・
乃至減衰させ、コンクリート構造体の固体音自体の発生
を防止して、−上階から下階へ、或いは隣室相互間の音
の伝播を阻止することとなるものである。尚、発泡体材
料としては、ポリエチレン・ポリウレタン・ポリプロピ
レン等を使用する。 (発明の実施例) 第1図示木質床材1は、いずれも303II11×60
61mm×31サイズの表板たる化粧合板11と裏板た
る通な合板12との間に、巾方向長さを所定量(第1図
示の場合5m5X2)短く形成し、他の外形サイズを表
裏板と同一とした発泡体13を介装して一体接合したも
のである。 本実施例では、このように発泡体13の巾方向長さを所
定罎短くして一体接合したので、巾方向両側縁に溝部1
4aが形成され、この溝部14a、14aを利用して所
謂「ちぎり継ぎ」により床材をコンクリート床面上に連
結敷設することが可能となり、床材接合の為の特殊な加
工が不要となる。 而して、上記実施例構成における防音効果を、ポリエチ
レン発泡体の発泡倍率を変化させることにより、JIS
A 1418に規定する「建築物の現場における床衝
撃音レベルの測定方法」に従って、同じ< JIS A
1419 r建築物の遮音等級」に規定するrL(i
#」として確認した結果は第2及3図示の通りである。 即ち、発泡倍々<が5以上の場合、(社)建築学会がコ
ンクリート製共同住宅において必要最低限の防音効果と
して提案するL偵55をクリアし、又、発泡倍率10以
上の場合、より好ましいL値50をクリアしているもの
である。 尚、L値55の場合は、子供の走り回る足音等が少し気
になる程度であり、L値50の場合は、それも殆んど気
にならない防音レベルである。 以上よりして防音効果の点からすれば、発泡体の発泡倍
率は5以−ヒ、好ましくは10以上となるが、建築用内
装材、特に床材として必要な圧縮特性からして、第4図
示の如く1発泡倍率30以下、好ましくは20以下のも
のを使用する必要がある。 尚、実際の床施工に際しては、コンクリート床面上にレ
ベリング材を敷詰め、或いは床材下面に所謂不陸材を貼
着することにより、コンクリート床面と床材下面との間
にクッション層を設けることが好ましい、このようにす
ると、床材自体の有する遮音性部に加えて、凹凸の激し
いコンクリート床面と床材下面との間に生じる空隙層を
媒体とする音の伝播を同時に防止することができるので
、より実際的な防音効果を得ることが可能となる。 (発明の効果) 上記の如さ本発明に係る木質床材に依れば。 表板と裏板との間に介装された発泡体層により、衝撃乃
至これにより生ずる振動が吸収されるので、この発泡体
層を境にして音の伝播が行われず、床材としてコンクリ
−)MII造床等に直貼り施工した場合でも、上下階・
隣室相互間の防音効果を得ることが出来る。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明に係る木質床材の一実施例を示す断面斜
視図、第2及3図はJA泡倍イ(とLmの関係を示すグ
ラフ、第4図は発泡倍率塵と圧縮率の関係を示すグラフ
である。
視図、第2及3図は発泡倍率とL値の関係を示すグラフ
、第4図は発泡倍率度と圧jlil率の関係を示すグラ
フである。 1・・・木質板材 11・・・表板 12・・・裏板 13・・・発泡体特許出願人
貞重特殊合板工業株式会社−6−e 5 一一−Δ−−−II+ 中心円シF!、数、(+−1x) λシCトシ乞イ(≧ト笠都1 手続補正占(自発) 昭和61年9月12日 特許庁長官 黒E)I明雄 殿 !、!1ぎ件の表示 昭和61年特許願第152947号 2、発明の名称 木質板材 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 貞重特殊合板f業株式会社 4、代理人 〒102東京都千代E口区九段北1−9−5朝[1九段
マンション302号 5、補正の対象 手続補正書(自発) 1.事件の表示 昭和61年特許1fi第152947号2、発明の名称 木質床材 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 広島県府中市鵜飼町605番地 貞重特殊合板工業株式会社 4、代理人 〒102東京都千代田区九段北1−9−5朝日九段マン
ション302号 明m書(全文) 全文訂正明細書 !6発明の名称 木質床材 2、特許請求の範囲 (1)5乃至30の発泡倍率で独立発泡させた発泡体を
表板と裏板との間に介装し゛(一体接合した木質床材。 (2)上記発泡体が、ポリエチレン、ポリウレタン、ポ
リプロピレンのいずれか一の発泡材を独立発泡させたも
のである特許請求の範囲第(1)項に記載の木質床材。 (3)上記発泡体の発泡倍率が10乃至20である特許
請求の範囲第(1)項に記載の木質床材。 (OJ:配交泡体の巾方向長さが、上記表裏板より所定
量短く形成されている特許請求の範囲第(1)項に記載
の木質床材。 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、コノクリート建造物用として好適な木質床材
に関する。 (従来技術及びその問題点) マンション等のコンクリート建造物では、構造体への衝
撃乃至これにより生ずる振動等が固体音として構造体内
を伝播することにより1例えば上階から下階へ音が伝播
するのが主たる騒音発生の要因である。従来、このよう
な固体音の発生乃至伝播を防ぐ為、コンクリート構造床
と絶縁された仕上げ床を設ける所謂浮き床構造が採用さ
れているが、建造物の階高が低くなり、且つ施工工程も
直貼り構造に比して3倍程度となる等の問題点を有して
いる。 (発明の目的) 本発明は、上記の如き事情に鑑み、コンクリート41j
m体に直貼りを行った場合にも充分な防音効果を挙げる
ことの可能な木質床材の提供、をその目的とする。 (発明の構J&) 本発明は、コンクリート建造物における音の伝播が、衝
撃乃至これにより生ずる振動に基づくコンクリート構造
体自体の固体音の伝播として生じていることに着目し、
*撃乃至振動エネルギーを吸収することにより盲の伝播
を遮断せんとするものであり、この為、表板と裏板の間
に、5乃至30.好ましくは10乃至20の発泡倍率で
独立発泡させた発泡体を介装して一体接合した木質床材
としている。 このように構成する木質床材では1発泡体内には多数の
密閉セルが存在し、この密閉セル内に夫々空気が充満し
た構成となっている為、コンクリート建造物の内装材と
して直貼り使用した場合、この発泡体層にて騒音発生の
原因となるth撃乃至これにより生ずる振動等を吸収・
乃至減衰させ、コンクリート構造体の固体音自体の発生
を防止して、−上階から下階へ、或いは隣室相互間の音
の伝播を阻止することとなるものである。尚、発泡体材
料としては、ポリエチレン・ポリウレタン・ポリプロピ
レン等を使用する。 (発明の実施例) 第1図示木質床材1は、いずれも303II11×60
61mm×31サイズの表板たる化粧合板11と裏板た
る通な合板12との間に、巾方向長さを所定量(第1図
示の場合5m5X2)短く形成し、他の外形サイズを表
裏板と同一とした発泡体13を介装して一体接合したも
のである。 本実施例では、このように発泡体13の巾方向長さを所
定罎短くして一体接合したので、巾方向両側縁に溝部1
4aが形成され、この溝部14a、14aを利用して所
謂「ちぎり継ぎ」により床材をコンクリート床面上に連
結敷設することが可能となり、床材接合の為の特殊な加
工が不要となる。 而して、上記実施例構成における防音効果を、ポリエチ
レン発泡体の発泡倍率を変化させることにより、JIS
A 1418に規定する「建築物の現場における床衝
撃音レベルの測定方法」に従って、同じ< JIS A
1419 r建築物の遮音等級」に規定するrL(i
#」として確認した結果は第2及3図示の通りである。 即ち、発泡倍々<が5以上の場合、(社)建築学会がコ
ンクリート製共同住宅において必要最低限の防音効果と
して提案するL偵55をクリアし、又、発泡倍率10以
上の場合、より好ましいL値50をクリアしているもの
である。 尚、L値55の場合は、子供の走り回る足音等が少し気
になる程度であり、L値50の場合は、それも殆んど気
にならない防音レベルである。 以上よりして防音効果の点からすれば、発泡体の発泡倍
率は5以−ヒ、好ましくは10以上となるが、建築用内
装材、特に床材として必要な圧縮特性からして、第4図
示の如く1発泡倍率30以下、好ましくは20以下のも
のを使用する必要がある。 尚、実際の床施工に際しては、コンクリート床面上にレ
ベリング材を敷詰め、或いは床材下面に所謂不陸材を貼
着することにより、コンクリート床面と床材下面との間
にクッション層を設けることが好ましい、このようにす
ると、床材自体の有する遮音性部に加えて、凹凸の激し
いコンクリート床面と床材下面との間に生じる空隙層を
媒体とする音の伝播を同時に防止することができるので
、より実際的な防音効果を得ることが可能となる。 (発明の効果) 上記の如さ本発明に係る木質床材に依れば。 表板と裏板との間に介装された発泡体層により、衝撃乃
至これにより生ずる振動が吸収されるので、この発泡体
層を境にして音の伝播が行われず、床材としてコンクリ
−)MII造床等に直貼り施工した場合でも、上下階・
隣室相互間の防音効果を得ることが出来る。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明に係る木質床材の一実施例を示す断面斜
視図、第2及3図はJA泡倍イ(とLmの関係を示すグ
ラフ、第4図は発泡倍率塵と圧縮率の関係を示すグラフ
である。
Claims (4)
- (1)5乃至30の発泡倍率で独立発泡させた発泡体を
表板と裏板との間に介装して一体接合した木質板材。 - (2)上記発泡体が、ポリエチレン、ポリウレタン、ポ
リプロピレンのいずれか一の発泡材を独立発泡させたも
のである特許請求の範囲第(1)項に記載の木質板材。 - (3)上記発泡体の発泡倍率が10乃至20である特許
請求の範囲第(1)項に記載の木質板材。 - (4)上記発泡体の巾方向長さが、上記表裏板より所定
量短く形成されている特許請求の範囲第(1)項に記載
の木質板材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15294786A JPS637901A (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | 木質板材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15294786A JPS637901A (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | 木質板材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS637901A true JPS637901A (ja) | 1988-01-13 |
Family
ID=15551638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15294786A Pending JPS637901A (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | 木質板材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS637901A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0331506U (ja) * | 1989-07-28 | 1991-03-27 | ||
EP2540490A1 (de) * | 2011-06-28 | 2013-01-02 | Flooring Technologies Ltd. | Verfahren zum Herstellen eines Plattensandwichs |
CN103144150A (zh) * | 2013-01-08 | 2013-06-12 | 郑运婷 | 保温板的制造方法 |
JP2015120324A (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-02 | Dic株式会社 | 積層体、木質板、化粧板、及び、積層体の製造方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56169003A (en) * | 1980-05-31 | 1981-12-25 | Sekisui Chemical Co Ltd | Nanufacture of plywood |
JPS57178703A (en) * | 1981-04-24 | 1982-11-04 | Daiken Trade & Industry | Reinforced decorative board and its manufacture |
JPS5831701A (ja) * | 1981-08-21 | 1983-02-24 | 株式会社ノダ | 内部応力を弱められた単板を用いた合板およびその製造方法 |
JPS5949904A (ja) * | 1982-09-16 | 1984-03-22 | 北海道パ−ケツト工業株式会社 | 複合モザイクパ−ケツト板の製造方法 |
-
1986
- 1986-06-30 JP JP15294786A patent/JPS637901A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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WO2013000791A1 (de) * | 2011-06-28 | 2013-01-03 | Flooring Technologies Ltd. | Verfahren zum herstellen eines plattensandwichs |
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US9482004B2 (en) | 2011-06-28 | 2016-11-01 | Flooring Technologies Ltd. | Method for producing a panel sandwich |
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