JPH08254001A - 床 材 - Google Patents
床 材Info
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- JPH08254001A JPH08254001A JP5617395A JP5617395A JPH08254001A JP H08254001 A JPH08254001 A JP H08254001A JP 5617395 A JP5617395 A JP 5617395A JP 5617395 A JP5617395 A JP 5617395A JP H08254001 A JPH08254001 A JP H08254001A
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- Japan
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- substrate
- support material
- back surface
- coupling
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 省施工化を図ることができるようにする。防
音効果の低い一般の木質フロアーや床暖房パネルと組み
合わせて使用することができるようにする。 【構成】 基板1の裏面の略中央部に遮音シート3を介
してクッション層4を形成する。基板1の裏面の隣合う
二辺の端部に沿って支持材2を設けると共に支持材2の
端部を結合突部5として基板1のこの端部の端面よりも
側方に突出させて形成する。基板1の他の隣合う二辺の
端部の裏面側に他の基板1の支持材2の結合突部5が嵌
め込まれる結合凹部6を形成する。遮音シート3とクッ
ション層4の両方で防音効果を得ることができる。また
基板1の裏面の支持材2を根太のように用いて根太組を
おこなう必要がないようにすることができる。また支持
材2の裏面に弾性層7を形成することによって、支持材
2の部分の防音効果を高めることができる。
音効果の低い一般の木質フロアーや床暖房パネルと組み
合わせて使用することができるようにする。 【構成】 基板1の裏面の略中央部に遮音シート3を介
してクッション層4を形成する。基板1の裏面の隣合う
二辺の端部に沿って支持材2を設けると共に支持材2の
端部を結合突部5として基板1のこの端部の端面よりも
側方に突出させて形成する。基板1の他の隣合う二辺の
端部の裏面側に他の基板1の支持材2の結合突部5が嵌
め込まれる結合凹部6を形成する。遮音シート3とクッ
ション層4の両方で防音効果を得ることができる。また
基板1の裏面の支持材2を根太のように用いて根太組を
おこなう必要がないようにすることができる。また支持
材2の裏面に弾性層7を形成することによって、支持材
2の部分の防音効果を高めることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート下地など
の上に捨張り下地を形成する際に用いられる床材に関す
るものである。
の上に捨張り下地を形成する際に用いられる床材に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンクリート下地の上に全面
に亘って組まれた根太の上に、合板を張って捨張り下地
を形成することがおこなわれている。そしてこのような
捨張り下地に防音効果を付与するために、根太と合板と
の間に防振材を設けて合板から根太に振動が伝わらない
ようにしたり、或いは合板の上にさらに根太組をして合
板を張って二重床にすることがおこなわれていた。
に亘って組まれた根太の上に、合板を張って捨張り下地
を形成することがおこなわれている。そしてこのような
捨張り下地に防音効果を付与するために、根太と合板と
の間に防振材を設けて合板から根太に振動が伝わらない
ようにしたり、或いは合板の上にさらに根太組をして合
板を張って二重床にすることがおこなわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来例で
は、コンクリート下地の上に全面に亘って根太を組まな
ければならず、また防音効果を付与するために防振材を
設けたり二重床に形成しなければならず、施工に手間が
かかって省施工化することができないという問題があっ
た。
は、コンクリート下地の上に全面に亘って根太を組まな
ければならず、また防音効果を付与するために防振材を
設けたり二重床に形成しなければならず、施工に手間が
かかって省施工化することができないという問題があっ
た。
【0004】また防振材を設けたり二重床に形成しても
高い防音効果を得ることができず、防音効果の低い一般
の木質フロアーや床暖房パネルと組み合わせて使用しに
くいという問題があった。本発明は上記の点に鑑みてな
されたものであり、省施工化を図ることができると共
に、防音効果の低い一般の木質フロアーや床暖房パネル
と組み合わせて使用することができる床材を提供するこ
とを目的とするものである。
高い防音効果を得ることができず、防音効果の低い一般
の木質フロアーや床暖房パネルと組み合わせて使用しに
くいという問題があった。本発明は上記の点に鑑みてな
されたものであり、省施工化を図ることができると共
に、防音効果の低い一般の木質フロアーや床暖房パネル
と組み合わせて使用することができる床材を提供するこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る床材Aは、
基板1の裏面の略中央部に遮音シート3を介してクッシ
ョン層4を形成し、基板1の裏面の隣合う二辺の端部に
沿って支持材2を設けると共に支持材2の端部を結合突
部5として基板1のこの端部の端面よりも側方に突出さ
せて形成し、基板1の他の隣合う二辺の端部の裏面側に
他の基板1の支持材2の結合突部5が嵌め込まれる結合
凹部6を形成し、支持材2の裏面に弾性層7を設けて成
ることを特徴とするものである。
基板1の裏面の略中央部に遮音シート3を介してクッシ
ョン層4を形成し、基板1の裏面の隣合う二辺の端部に
沿って支持材2を設けると共に支持材2の端部を結合突
部5として基板1のこの端部の端面よりも側方に突出さ
せて形成し、基板1の他の隣合う二辺の端部の裏面側に
他の基板1の支持材2の結合突部5が嵌め込まれる結合
凹部6を形成し、支持材2の裏面に弾性層7を設けて成
ることを特徴とするものである。
【0006】本発明にあって、基板1の端面に他の基板
1の端面に弾接する緩衝材8を設けることができる。ま
た本発明にあって、支持材2の結合突部5の上面に係止
凹部10を設けると共に他の基板1に形成した結合凹部
6内の基板1の裏面に上記係止凹部10に嵌め込む係止
突起9を設けることができる。
1の端面に弾接する緩衝材8を設けることができる。ま
た本発明にあって、支持材2の結合突部5の上面に係止
凹部10を設けると共に他の基板1に形成した結合凹部
6内の基板1の裏面に上記係止凹部10に嵌め込む係止
突起9を設けることができる。
【0007】
【作用】基板1の裏面の略中央部に遮音シート3を介し
てクッション層4を形成し、基板1の裏面の隣合う二辺
の端部に沿って支持材2を設けると共に支持材2の端部
を結合突部5として基板1のこの端部の端面よりも側方
に突出させて形成し、基板1の他の隣合う二辺の端部の
裏面側に他の基板1の支持材2の結合突部5が嵌め込ま
れる結合凹部6を形成し、支持材2の裏面に弾性層7を
設けたので、基板1の裏面に遮音シート3とクッション
層4を形成することによって、遮音シート3とクッショ
ン層4の両方で高い防音効果を得ることができる。また
基板1の裏面の支持材2を根太のように用いて根太組を
おこなう必要がないようにすることができる。また結合
突部5を結合凹部6に嵌め込むことによって、基板1の
裏面の全周に亘って支持材2を配置することができる。
また支持材2の裏面に弾性層7を形成することによっ
て、支持材2の部分での防音効果を高めることができ
る。
てクッション層4を形成し、基板1の裏面の隣合う二辺
の端部に沿って支持材2を設けると共に支持材2の端部
を結合突部5として基板1のこの端部の端面よりも側方
に突出させて形成し、基板1の他の隣合う二辺の端部の
裏面側に他の基板1の支持材2の結合突部5が嵌め込ま
れる結合凹部6を形成し、支持材2の裏面に弾性層7を
設けたので、基板1の裏面に遮音シート3とクッション
層4を形成することによって、遮音シート3とクッショ
ン層4の両方で高い防音効果を得ることができる。また
基板1の裏面の支持材2を根太のように用いて根太組を
おこなう必要がないようにすることができる。また結合
突部5を結合凹部6に嵌め込むことによって、基板1の
裏面の全周に亘って支持材2を配置することができる。
また支持材2の裏面に弾性層7を形成することによっ
て、支持材2の部分での防音効果を高めることができ
る。
【0008】さらに基板1の端面に他の基板1の端面に
弾接する緩衝材8を設けたので、基板1の端面と他の基
板1の端面の間に緩衝材8を介在させて基板1の端面同
士を擦れ合わないようにすることができる。加えて支持
材2の結合突部5の上面に係止凹部10を設けると共に
他の基板1に形成した結合凹部6内の基板1の裏面に上
記係止凹部10に嵌め込む係止突起9を設けたので、係
止突起9を係止凹部10に係止することによって結合突
部5と結合凹部6の接合強度を高めることができる。
弾接する緩衝材8を設けたので、基板1の端面と他の基
板1の端面の間に緩衝材8を介在させて基板1の端面同
士を擦れ合わないようにすることができる。加えて支持
材2の結合突部5の上面に係止凹部10を設けると共に
他の基板1に形成した結合凹部6内の基板1の裏面に上
記係止凹部10に嵌め込む係止突起9を設けたので、係
止突起9を係止凹部10に係止することによって結合突
部5と結合凹部6の接合強度を高めることができる。
【0009】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。本実
施例の基板1としては平面四角形の合板を使用すること
ができ、その厚みは強度や防音性能などを考慮して12
mm程度にするのが好ましい。この基板1の裏面には全
面に亘って遮音シート3を接着剤等で接着して取り付け
てあると共に、遮音シート3の略中央部にはクッション
層4が接着剤等で接着して取り付けてある。遮音シート
3としては重量の大きい鉛入りシート等を用いることが
でき、その厚みは防音性能などを考慮して1.0〜3.
0mmにするのが好ましい。またクッション層4として
はウレタンフォーム、フェルト、グラスウール、ロック
ウールなどを使用することができ、その厚みは防音性能
やクッション性を考慮して10〜30mm程度が好まし
い。
施例の基板1としては平面四角形の合板を使用すること
ができ、その厚みは強度や防音性能などを考慮して12
mm程度にするのが好ましい。この基板1の裏面には全
面に亘って遮音シート3を接着剤等で接着して取り付け
てあると共に、遮音シート3の略中央部にはクッション
層4が接着剤等で接着して取り付けてある。遮音シート
3としては重量の大きい鉛入りシート等を用いることが
でき、その厚みは防音性能などを考慮して1.0〜3.
0mmにするのが好ましい。またクッション層4として
はウレタンフォーム、フェルト、グラスウール、ロック
ウールなどを使用することができ、その厚みは防音性能
やクッション性を考慮して10〜30mm程度が好まし
い。
【0010】本実施例の支持材2としては平面L型の角
材を用いることができ、その幅寸法は強度や荷重に対す
る基板1の撓み具合など考慮して20〜40mmにする
のが好ましい。この支持材2の裏面には発泡ゴムや発泡
ポリエチレンや発泡ウレタンなどを全面に亘って張り付
けて弾性層7が形成してあるが、この弾性層7の厚みは
不陸調整のためには1.0〜2.0mmの厚みが必要で
あり、また高い防音性能を得るためには3.0〜6.0
mmの厚みにするのが好ましい。
材を用いることができ、その幅寸法は強度や荷重に対す
る基板1の撓み具合など考慮して20〜40mmにする
のが好ましい。この支持材2の裏面には発泡ゴムや発泡
ポリエチレンや発泡ウレタンなどを全面に亘って張り付
けて弾性層7が形成してあるが、この弾性層7の厚みは
不陸調整のためには1.0〜2.0mmの厚みが必要で
あり、また高い防音性能を得るためには3.0〜6.0
mmの厚みにするのが好ましい。
【0011】そして図1(a)(b)(c)に示すよう
な床材Aを作成するにあたっては、クッション層4が存
在しない基板1の端部において、隣合う二辺に沿って遮
音シート3の裏面に支持材2を接着剤等で接着して配設
すると共に支持材2の外側の略半分を基板1の端面より
も外側に突出させて結合突部5として形成し、支持材2
を取り付けない基板1の他の二辺の端部の裏面側を遮音
シート3とクッション層4の端面で囲まれる結合凹部6
として形成することによっておこなうことができる。
な床材Aを作成するにあたっては、クッション層4が存
在しない基板1の端部において、隣合う二辺に沿って遮
音シート3の裏面に支持材2を接着剤等で接着して配設
すると共に支持材2の外側の略半分を基板1の端面より
も外側に突出させて結合突部5として形成し、支持材2
を取り付けない基板1の他の二辺の端部の裏面側を遮音
シート3とクッション層4の端面で囲まれる結合凹部6
として形成することによっておこなうことができる。
【0012】このような床材Aを用いてコンクリート下
地14の上に捨張り下地を形成するにあたっては、先ず
幅寸法を約45mm、厚みを上記支持材2とほぼ同等に
した際根太11を図2に示すように壁面12に沿って配
設し、上記床材Aの結合凹部6を際根太11に被嵌する
と共に結合凹部6の上側の基板1の上面から際根太11
にビス13を打ち込んで壁面12の角部に床材Aを固定
する。次に他の床材Aの一つの結合凹部6を際根太11
に被嵌すると共にもう一つの結合凹部6を上記角部に配
置した床材Aの結合突部5に被嵌して結合凹部6の上側
の基板1の上面から際根太11や結合突部5にビス13
を打ち込むことによって、壁面12に沿って床材Aを配
設する。この後上記のように配置した床材Aの結合突部
5に他の床材Aの結合凹部6を被嵌しながらコンクリー
ト下地14の上に複数枚の床材Aを縦横に敷設すると共
に結合凹部6の上側の基板1の上面から結合突部5にビ
ス13を打ち込むことによって、コンクリート下地14
の上に床材Aによって捨張り下地を形成することができ
る。
地14の上に捨張り下地を形成するにあたっては、先ず
幅寸法を約45mm、厚みを上記支持材2とほぼ同等に
した際根太11を図2に示すように壁面12に沿って配
設し、上記床材Aの結合凹部6を際根太11に被嵌する
と共に結合凹部6の上側の基板1の上面から際根太11
にビス13を打ち込んで壁面12の角部に床材Aを固定
する。次に他の床材Aの一つの結合凹部6を際根太11
に被嵌すると共にもう一つの結合凹部6を上記角部に配
置した床材Aの結合突部5に被嵌して結合凹部6の上側
の基板1の上面から際根太11や結合突部5にビス13
を打ち込むことによって、壁面12に沿って床材Aを配
設する。この後上記のように配置した床材Aの結合突部
5に他の床材Aの結合凹部6を被嵌しながらコンクリー
ト下地14の上に複数枚の床材Aを縦横に敷設すると共
に結合凹部6の上側の基板1の上面から結合突部5にビ
ス13を打ち込むことによって、コンクリート下地14
の上に床材Aによって捨張り下地を形成することができ
る。
【0013】上記のように本実施例では、基板1の裏面
に設けた支持材2を根太のように用いることができ、コ
ンクリート下地14の上に根太組をおこなう必要がない
ようにすることができる。またこの支持材2によって基
板1を支持することができ、基板1の裏面にクッション
層4だけを設けたものよりも基板1の沈み込みを少なく
することができる。また基板1の裏面に遮音シート3と
クッション層4を形成したので、遮音シート3とクッシ
ョン層4の両方で防音効果を得ることができる。また基
板1の結合突部5と他の基板1の結合凹部6を嵌合する
ことによって、基板1の裏面の全周に亘って支持材2を
配置することができ、基板1に支持材2で支持されない
部分がないようにすることができる。また支持材2の裏
面に弾性層7を形成することによって、弾性層7がコン
クリート下地14に弾接して不陸を吸収することができ
ると共に支持材2の部分での防音効果を高めることがで
きる。
に設けた支持材2を根太のように用いることができ、コ
ンクリート下地14の上に根太組をおこなう必要がない
ようにすることができる。またこの支持材2によって基
板1を支持することができ、基板1の裏面にクッション
層4だけを設けたものよりも基板1の沈み込みを少なく
することができる。また基板1の裏面に遮音シート3と
クッション層4を形成したので、遮音シート3とクッシ
ョン層4の両方で防音効果を得ることができる。また基
板1の結合突部5と他の基板1の結合凹部6を嵌合する
ことによって、基板1の裏面の全周に亘って支持材2を
配置することができ、基板1に支持材2で支持されない
部分がないようにすることができる。また支持材2の裏
面に弾性層7を形成することによって、弾性層7がコン
クリート下地14に弾接して不陸を吸収することができ
ると共に支持材2の部分での防音効果を高めることがで
きる。
【0014】図3(a)(b)には他の実施例が示して
ある。この床材Aには結合凹部6を設けた側の基板1の
端面の全長に亘って緩衝材8を接着剤等で接着して形成
したものである。緩衝材8としては発泡ゴムや発泡ウレ
タン等を使用することができ、その厚みは2.0〜3.
0mm程度が好ましい。この床材Aは上記実施例のもの
と同様にして施工することができるが、基板1の結合突
部5を設けた側の端面には他の床材Aの基板1に設けた
緩衝材8が弾接することになる。
ある。この床材Aには結合凹部6を設けた側の基板1の
端面の全長に亘って緩衝材8を接着剤等で接着して形成
したものである。緩衝材8としては発泡ゴムや発泡ウレ
タン等を使用することができ、その厚みは2.0〜3.
0mm程度が好ましい。この床材Aは上記実施例のもの
と同様にして施工することができるが、基板1の結合突
部5を設けた側の端面には他の床材Aの基板1に設けた
緩衝材8が弾接することになる。
【0015】このように本実施例では、基板1の端面と
他の基板1の端面の間に緩衝材8を介在させて基板1の
端面同士を擦れ合わないようにすることができ、擦れ音
やきしみ音を発生しないようにすることができる。図4
にはさらに他の実施例が示してある。この床材Aは、結
合突部5の上面に長手方向と平行に長い溝状の係止凹部
10をエンボス(溝加工)にて設けると共に結合凹部6
内の遮音シート3の裏面に係止突起9を設けることによ
って形成してある。この床材Aは上記実施例のものと同
様にして施工することができるが、床材Aの結合突部5
に他の床材Aの結合凹部6を嵌合した際に、係止突起9
を係止凹部10に嵌め込んで係止することができるもの
である。
他の基板1の端面の間に緩衝材8を介在させて基板1の
端面同士を擦れ合わないようにすることができ、擦れ音
やきしみ音を発生しないようにすることができる。図4
にはさらに他の実施例が示してある。この床材Aは、結
合突部5の上面に長手方向と平行に長い溝状の係止凹部
10をエンボス(溝加工)にて設けると共に結合凹部6
内の遮音シート3の裏面に係止突起9を設けることによ
って形成してある。この床材Aは上記実施例のものと同
様にして施工することができるが、床材Aの結合突部5
に他の床材Aの結合凹部6を嵌合した際に、係止突起9
を係止凹部10に嵌め込んで係止することができるもの
である。
【0016】このように本実施例では、結合突部5に係
止凹部10を形成すると共に結合凹部6に係止突起9を
設けたので、係止突起9を係止凹部10に係止すること
によって結合突部5が結合凹部6から抜けにくくするこ
とができ、結合突部5と結合凹部6の接合強度を高める
ことができる。
止凹部10を形成すると共に結合凹部6に係止突起9を
設けたので、係止突起9を係止凹部10に係止すること
によって結合突部5が結合凹部6から抜けにくくするこ
とができ、結合突部5と結合凹部6の接合強度を高める
ことができる。
【0017】
【発明の効果】上記のように本発明は、基板の裏面の略
中央部に遮音シートを介してクッション層を形成し、基
板の裏面の隣合う二辺の端部に沿って支持材を設けると
共に支持材の端部を結合突部として基板のこの端部の端
面よりも側方に突出させて形成し、基板の他の隣合う二
辺の端部の裏面側に他の基板の支持材の結合突部が嵌め
込まれる結合凹部を形成し、支持材の裏面に弾性層を設
けたので、基板の裏面に遮音シートとクッション層を形
成することによって、遮音シートとクッション層の両方
で高い防音効果を得ることができ、防音効果の低い一般
の木質フロアーや床暖房パネルと組み合わせて使用する
ことができるものである。また基板の裏面の支持材を根
太のように用いて根太組をおこなう必要がないようにす
ることができ、省施工化を図ることができるものであ
る。また結合突部を結合凹部に嵌め込むことによって、
基板の裏面の全周に亘って支持材を配置することがで
き、基板が沈み込まないようにすることができるもので
ある。また支持材の裏面に弾性層を形成することによっ
て、支持材の部分での防音効果を高めることができ、防
音効果の低い一般の木質フロアーや床暖房パネルと組み
合わせて使用することができるものである。
中央部に遮音シートを介してクッション層を形成し、基
板の裏面の隣合う二辺の端部に沿って支持材を設けると
共に支持材の端部を結合突部として基板のこの端部の端
面よりも側方に突出させて形成し、基板の他の隣合う二
辺の端部の裏面側に他の基板の支持材の結合突部が嵌め
込まれる結合凹部を形成し、支持材の裏面に弾性層を設
けたので、基板の裏面に遮音シートとクッション層を形
成することによって、遮音シートとクッション層の両方
で高い防音効果を得ることができ、防音効果の低い一般
の木質フロアーや床暖房パネルと組み合わせて使用する
ことができるものである。また基板の裏面の支持材を根
太のように用いて根太組をおこなう必要がないようにす
ることができ、省施工化を図ることができるものであ
る。また結合突部を結合凹部に嵌め込むことによって、
基板の裏面の全周に亘って支持材を配置することがで
き、基板が沈み込まないようにすることができるもので
ある。また支持材の裏面に弾性層を形成することによっ
て、支持材の部分での防音効果を高めることができ、防
音効果の低い一般の木質フロアーや床暖房パネルと組み
合わせて使用することができるものである。
【0018】また基板の端面に他の基板の端面に弾接す
る緩衝材を設けたので、基板の端面と他の基板の端面の
間に緩衝材を介在させて基板の端面同士を擦れ合わない
ようにすることができ、擦れ音やきしみ音の発生を防止
することができるものである。加えて支持材の結合突部
の上面に係止凹部を設けると共に他の基板に形成した結
合凹部内の基板の裏面に上記係止凹部に嵌め込む係止突
起を設けたので、係止突起を係止凹部に係止することに
よって、結合突部と結合凹部の接合強度を高めることが
でき、床材が離れないようにすることができるものであ
る。
る緩衝材を設けたので、基板の端面と他の基板の端面の
間に緩衝材を介在させて基板の端面同士を擦れ合わない
ようにすることができ、擦れ音やきしみ音の発生を防止
することができるものである。加えて支持材の結合突部
の上面に係止凹部を設けると共に他の基板に形成した結
合凹部内の基板の裏面に上記係止凹部に嵌め込む係止突
起を設けたので、係止突起を係止凹部に係止することに
よって、結合突部と結合凹部の接合強度を高めることが
でき、床材が離れないようにすることができるものであ
る。
【図1】(a)は本発明の一実施例を示す平面図、
(b)は裏面図、(c)は側面図である。
(b)は裏面図、(c)は側面図である。
【図2】同上の施工状態を示す平面図である。
【図3】(a)は同上の他の実施例を示す平面図、
(b)は側面図、(c)は側面図である。
(b)は側面図、(c)は側面図である。
【図4】同上のさらに他の実施例を示す一部の斜視図で
ある。
ある。
1 基板 2 支持材 3 遮音シート 4 クッション層 5 結合突部 6 結合凹部 7 弾性層 8 緩衝材 9 係止突起 10 係止凹部 A 床材
Claims (3)
- 【請求項1】 基板の裏面の略中央部に遮音シートを介
してクッション層を形成し、基板の裏面の隣合う二辺の
端部に沿って支持材を設けると共に支持材の端部を結合
突部として基板のこの端部の端面よりも側方に突出させ
て形成し、基板の他の隣合う二辺の端部の裏面側に他の
基板の支持材の結合突部が嵌め込まれる結合凹部を形成
し、支持材の裏面に弾性層を設けて成ることを特徴とす
る床材。 - 【請求項2】 基板の端面に他の基板の端面に弾接する
緩衝材を設けて成ることを特徴とする請求項1に記載の
床材。 - 【請求項3】 支持材の結合突部の上面に係止凹部を設
けると共に他の基板に形成した結合凹部内の基板の裏面
に上記係止凹部に嵌め込む係止突起を設けて成ることを
特徴とする請求項1又は2に記載の床材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5617395A JPH08254001A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 床 材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5617395A JPH08254001A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 床 材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08254001A true JPH08254001A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13019719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5617395A Withdrawn JPH08254001A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 床 材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08254001A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11229599A (ja) * | 1998-02-16 | 1999-08-24 | Asahi Woodtec Corp | 暖房床用パネルおよび暖房床構造 |
CN105332495A (zh) * | 2015-11-18 | 2016-02-17 | 嘉善鸿源蜂窝制品有限公司 | 新型蜂窝电热地板 |
CN106437084A (zh) * | 2016-11-22 | 2017-02-22 | 江苏欧圣木业有限公司 | 一种耐磨损实木芯地板及其生产工艺 |
CN106437083A (zh) * | 2016-11-22 | 2017-02-22 | 江苏欧圣木业有限公司 | 一种耐高温阻燃实木地板 |
-
1995
- 1995-03-15 JP JP5617395A patent/JPH08254001A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11229599A (ja) * | 1998-02-16 | 1999-08-24 | Asahi Woodtec Corp | 暖房床用パネルおよび暖房床構造 |
CN105332495A (zh) * | 2015-11-18 | 2016-02-17 | 嘉善鸿源蜂窝制品有限公司 | 新型蜂窝电热地板 |
CN106437084A (zh) * | 2016-11-22 | 2017-02-22 | 江苏欧圣木业有限公司 | 一种耐磨损实木芯地板及其生产工艺 |
CN106437083A (zh) * | 2016-11-22 | 2017-02-22 | 江苏欧圣木业有限公司 | 一种耐高温阻燃实木地板 |
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Legal Events
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