JP2889722B2 - 床用防音下地材 - Google Patents

床用防音下地材

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JP2889722B2
JP2889722B2 JP8029091A JP8029091A JP2889722B2 JP 2889722 B2 JP2889722 B2 JP 2889722B2 JP 8029091 A JP8029091 A JP 8029091A JP 8029091 A JP8029091 A JP 8029091A JP 2889722 B2 JP2889722 B2 JP 2889722B2
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守男 林
成人 川畑
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防音機能を備えた床の
下地材に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】従来の例えば二階の床下地材としては通
常コンパネと称される合板が使用されている。そして、
この合板を根太に釘打ちにより固着し、更に、この合板
の上に別体の床表面材を敷いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来例にあって
は、単に合板を根太に敷き、釘打ちにより固着していた
だけなので、床下地材である合板の上に敷設した床表面
材側からの衝撃音が床下地材である合板を介して直接根
太に伝わって下階側に騒音として伝わり、防音上問題が
あった。
【0004】また、従来の床下地材である合板は単に根
太に固着するのみで、隣合う床下地材である合板同士は
接続してなく、合板の端部が反っている場合など隣合う
合板間に段差が生じ、床下地材である合板の上に床表面
材を敷設した場合に、床表面材が正確に施工されにくい
という問題があった。本発明は上記の従来例の問題点に
鑑みて発明したものであって、その目的とするところ
は、防音効果があり、しかも、床下地材となる合板間に
段差が生じることがないようにできる床用防音下地材を
提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の床用防音下地材
は、合板1の側端面に嵌合突部2や嵌合凹部3等の嵌合
接続手段を設けると共に合板1の裏面に多数の下向き軟
質突部4よりなる軟質層5を形成し、合板1の表面に
多数の上軟質突部9よりなる上軟質層10を介してフェ
ルト8を積層して成ることを特徴とするものであって、
このような構成を採用することで、上記した従来例の問
題点を解決して本発明の目的を達成したものである。
【0006】
【作用】しかして、合板1を根太6の上に載置した場
合、軟質層5を介して載置されることになり、合板1
の上に床表面材7を敷設し、この床表面材7側からの衝
撃が軟質層5により吸収されて根太6側に伝達するの
を防いでいる。そして、この場合、軟質層5が多数の
下向き軟質突部4により構成してあることで、根太6に
接する軟質部分が複数箇所に別れて振動が分散されるこ
とになっていっそう防音効果が発揮されることになる。
そして、床下地材である合板1同士は合板1の側端面に
嵌合突部2や嵌合凹部3等の嵌合接続手段を設けてある
ので、嵌合接続手段により互いに接合して段差ができな
いようにするものであり、このことにより床下地材であ
る合板1の上に床表面材7を敷設しても床下地材の段差
による影響ということがなくなるものである。また合板
1の表面に多数の上軟質突部9よりなる上軟質層10を
介してフェルト8を積層したことにより、フェルト8の
上に敷設される床表面材7からの衝撃の吸収がフェルト
8、多数の上軟質突部9よりなる上軟質層10でも行わ
れ、下向き軟質突部4よりなる下軟質層5で吸収される
という作用と相俟って一層防音効果が期待でき、しかも
床表面材7のクッション性を向上させ、歩行感が良好と
なる。
【0007】
【実施例】以下本考案を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図1や図2には本発明の一実施例が示して
ある。床下地材となる合板1はいわゆるコンパネと称さ
れるもので厚みが12mmのものが使用される。この合
板1を1尺×6尺または3尺×6尺にカットし、外周の
側端面に嵌合突部2や嵌合凹部3等の嵌合接続手段が設
けられる。また、合板1の裏面には多数の下向き軟質突
部4よりなる軟質層5が形成される。
【0008】多数の下向き軟質突部4よりなる軟質層
5を形成するには、水性ビニルウレタン系等の接着剤の
ような軟質発泡接着剤を溝付ロールなどで塗布して発泡
硬化させ、合板1の裏面に線状に多数の下向き軟質突部
4よりなる軟質層5を形成するのである。ここで、軟質
発泡接着剤の塗布量は75g/尺2 乃至50g/尺2
度である。そして、線状の下向き軟質突部4は巾が1.
0乃至5.0mm、高さ0.5乃至1.5mm程度とす
る。
【0009】また合板1の裏面だけでなく表面にも水性
ビニルウレタン系等の接着剤のような軟質発泡接着剤を
溝付ロールなどで塗布し、フェルト8を接着一体化して
ある。つまり、多数の上軟質突部9よりなる上軟質層1
0を介して合板1の上面側にフェルト8が積層されるも
のであり、合板1の上面に形成したフェルト8の上に床
表面材7が敷設される。
【0010】上記の構成の床下地材となる合板1は根太
6の上に載置され、釘打ちにより固着されるものである
が、この場合、多数の下向き軟質突部4よりなる軟質
層5が根太6には接することになり、合板1が直接根太
6に接するようになっていないものである。床下地材と
なる合板1同士は側端面部に設けた嵌合突部2や嵌合凹
部3等の嵌合接続手段で相互に接合して隣合う合板1間
に段差が生じないようになっている。上記のように施工
された床下地材である合板1の上のフェルト8上には床
表面材7が敷設される。そして、床表面材7の上から加
わる衝撃は多数の下向き軟質突部4よりなる軟質層5に
より吸収分散されて根太6側に伝達しないようになって
いる。また合板1の上面に多数の上軟質突部9よりなる
上軟質層10を介してフェルト8を設け、この上に床表
面材7が敷設してあることで、床表面材7からの衝撃の
吸収がフェルト8、多数の上軟質突部9よりなる上軟質
層10、多数の下向き軟質突部4よりなる軟質層5に
より吸収されていっそう防音効果が期待できるものであ
る。また、合板1の上面に多数の上軟質突部9よりなる
上軟質層10を介してフェルト8を設けてあることで、
床表面材7のクッション性を向上させ、歩行感が良好と
なるようになっている。
【0011】
【発明の効果】本発明にあっては、合板の側端面に嵌合
突部や嵌合凹部等の嵌合接続手段を設けると共に合板の
少なくとも裏面に多数の下向き軟質突部よりなる軟質
層を形成してあるので、床下地材である合板を根太の上
に載設し、合板の上に床表面材を敷設して施工した場
合、床表面材側からの衝撃が軟質層により吸収されて
根太側に伝達するのを防ぐことができ、この場合、
質層が多数の下向き軟質突部により構成してあること
で、根太に接する軟質部分が複数箇所に別れて振動が分
散されることになっていっそう防音効果が発揮されるも
のであり、また、床下地材である合板同士は合板の側端
面に嵌合突部や嵌合凹部等の嵌合接続手段を設けてある
ので、嵌合接続手段により互いに接合して段差ができな
いようできて床下地材である合板の上に床表面材を敷設
しても床下地材の段差による影響ということがなくなる
ものであり、また合板の表面に多数の上軟質突部よりな
る上軟質層を介してフェルトを積層したので、フェルト
の上に敷設される床表面材からの衝撃の吸収がフェル
ト、多数の上軟質突部よりなる上軟質層でも行われ、下
向き軟質突部よりなる下軟質層で吸収されるという作用
効果と相俟っていっそう防音効果が期待できるものであ
り、しかも床表面材のクッション性を向上させて歩行感
が良好になるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の床用防音下地材の断面図で
ある。
【図2】同上の施工状態の断面図である。
【符号の説明】
1 合板 2 嵌合突部 3 嵌合凹部 4 下向き軟質突部5 下軟質層 8 フェルト 9 上軟質突部 10 上軟質層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04F 15/02 B32B 21/08 E04F 15/04 601 E04F 15/18 602

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合板の側端面に嵌合突部や嵌合凹部等の
    嵌合接続手段を設けると共に合板の裏面に多数の下向き
    軟質突部よりなる軟質層を形成し、合板の表面に多数
    の上軟質突部よりなる上軟質層を介してフェルトを積層
    て成ることを特徴とする床用防音下地材。
JP8029091A 1991-04-15 1991-04-15 床用防音下地材 Expired - Fee Related JP2889722B2 (ja)

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