JP2986987B2 - 防音床 - Google Patents

防音床

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JP2986987B2
JP2986987B2 JP3309575A JP30957591A JP2986987B2 JP 2986987 B2 JP2986987 B2 JP 2986987B2 JP 3309575 A JP3309575 A JP 3309575A JP 30957591 A JP30957591 A JP 30957591A JP 2986987 B2 JP2986987 B2 JP 2986987B2
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JP
Japan
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vibration
plywood
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joist
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己千夫 石神
文也 竹中
一保 宮山
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内の床の防音性を向
上させることができる防音床に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、防音性を考慮した床として図2に
示されるようなものがある。このものは根太1上に下地
合板2、ゴムマットやウレタンマット等にて構成される
緩衝材5、床仕上げ材6を順次積層して構成されてお
り、各パネルを接着剤にて相互に積層接着すると共に床
仕上げ材6の表面より打入された釘9を根太1に打入し
て各パネルを固定するようにして防音床を構成してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、防音床の施工時に釘9が下地合板2
を介して根太1まで通るために床仕上げ材6上の振動が
釘9を伝播して下地合板2及び根太1まで届くこととな
り、緩衝材5を設けたといえども、防音性能は低いもの
となってしまうという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、振動を床材にて確実に吸収することができ、
下地合板や根太に伝播するようなことのない防音性能の
高い防音床を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、根太1上に下地合板2を載置し、対向
する一対の薄合板3a間に防振材3bを介在させて構成
された防振パネル3を下地合板2上に載置し、防振パネ
ル3上に合板4を載置し、合板4上に緩衝材5を載置
し、緩衝材5上に床仕上げ材6を載置し、各部材を接着
剤にて相互に積層接着し、下地合板2を根太1に釘7で
固定し、合板4を防振パネル3に釘8で固定し、床仕上
げ材6の上面より防振パネル3の上部に配された薄合板
3aに釘9を打入して床仕上げ材6、緩衝材5、合板
4、防振パネル3を釘9で固定したものである。
【0006】
【作用】しかして、床仕上げ材6上の振動は各パネル及
び緩衝材5、防振パネル3によって受けられることとな
り、振動が床下に届くようなことがない。そして、床仕
上げ材1上の振動は釘9及び釘8によって防振パネル3
まで届くこととなるが、振動は防振パネル3を構成する
防振材3bによって緩衝されることとなり、振動が下地
合板2や根太1に届くようなことがない。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。防音床は根太1上に下地合板2、防振パネル
3、合板4、緩衝材5、床仕上げ材6を順次積層して構
成されており、各パネル体は接着剤によって相互に接着
固定されている。防振パネル3は一対の薄合板3a間に
圧縮ウレタン等の防振材3bを挟みこんで構成されてお
り、薄合板3aと防振材3bとの間には遮音シートが介
在されている。
【0008】合板4と床仕上げ材6との間に配される緩
衝材5はゴムマットやウレタンマット等によって構成さ
れている。緩衝材5の上に敷設される床仕上げ材6は複
数枚のパネル体6aの端部に設けられた雌実10と雄実
11とを連結して隣合うように配置されており、雌実1
0と雄実11の連結部分からは防振パネル3にわたって
釘9が打入されており、床仕上げ材6と合板4と防振パ
ネル3とが釘9で固定されている。
【0009】根太1上に載置される下地合板2は釘7に
よって根太1に連結固定されている。また、合板4と防
振パネル3とは釘8によって連結固定されている。ここ
で、防振パネル3と下地合板2とは接着剤のみで固定さ
れているものであるが、防振パネル3を構成する下側の
薄合板3aと下地合板2とは接触面積が大きいものであ
るため、接着剤による接着であっても十分に固定される
こととなるものである。
【0010】しかして、床仕上げ材6上の振動は緩衝材
5及び防振パネル3によって吸収されて床下に届くよう
なことがないものであり、緩衝材5と防振パネル3との
二重構造によって振動を確実に吸収することができるよ
うになっている。ここで、釘9によって床仕上げ材6上
の振動が防振パネル3まで届くこととなるが、防振パネ
ル3と下地合板2とは接着剤にて固定されており、釘固
定されていないことから、振動は防振パネル3を構成す
る防振材3bによって確実に吸収されることとなり、防
振パネル3から下地合板2や根太1に振動が伝播するよ
うなことがなく、防音性能が高いものとなっている。
【0011】
【発明の効果】本発明は上述のように、根太上に下地合
板を載置し、対向する一対の薄合板間に防振材を介在さ
せて構成された防振パネルを下地合板上に載置し、防振
パネル上に合板を載置し、合板上に緩衝材を載置し、緩
衝材上に床仕上げ材を載置し、各部材を接着剤にて相互
に積層接着し、下地合板を根太に釘固定し、合板を防振
パネルに釘固定し、床仕上げ材の上面より防振パネルの
上部に配された薄合板に固着具を打入して床仕上げ材、
緩衝材、合板、防振パネルを釘固定してあるので、床仕
上げ材上の振動は各パネル及び緩衝材、防振パネルによ
って受けられることとなり、振動が床下に届くようなこ
とがないものであり、つまり、床仕上げ材上の振動は釘
によって防振パネルまで届くこととなるが、振動は防振
パネルを構成する防振材によって緩衝されることとな
り、防振パネルから下地合板や根太に伝播するようなこ
とがないものであり、振動が下地合板や根太に届くのを
確実に防止して防音性能を高いものとすることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す部分断面図である。
【図2】従来例の部分断面図である。
【符号の説明】
1 根太 2 下地合板 3 防振パネル 3a 薄合板 3b 防振材 4 合板 5 緩衝材 6 床仕上げ材 7 釘 8 釘 9 釘

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 根太上に下地合板を載置し、対向する一
    対の薄合板間に防振材を介在させて構成された防振パネ
    ルを下地合板上に載置し、防振パネル上に合板を載置
    し、合板上に緩衝材を載置し、緩衝材上に床仕上げ材を
    載置し、各部材を接着剤にて相互に積層接着し、下地合
    板を根太に釘固定し、合板を防振パネルに釘固定し、床
    仕上げ材の上面より防振パネルの上部に配された薄合板
    に固着具を打入して床仕上げ材、緩衝材、合板、防振パ
    ネルを釘固定して成ることを特徴とする防音床。
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