JP3193242B2 - 構造材およびその製造方法 - Google Patents

構造材およびその製造方法

Info

Publication number
JP3193242B2
JP3193242B2 JP23044794A JP23044794A JP3193242B2 JP 3193242 B2 JP3193242 B2 JP 3193242B2 JP 23044794 A JP23044794 A JP 23044794A JP 23044794 A JP23044794 A JP 23044794A JP 3193242 B2 JP3193242 B2 JP 3193242B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
materials
cushioning
vibration
wood
structural
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23044794A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0874378A (ja
Inventor
富士夫 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority to JP23044794A priority Critical patent/JP3193242B2/ja
Publication of JPH0874378A publication Critical patent/JPH0874378A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3193242B2 publication Critical patent/JP3193242B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に建物の骨組として
用いられる構造材およびその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の構造材は、原木を四角柱に製材
し、あるいは木片を四角柱に集成接着して形成されてお
り、構造材自体は、防振・防音構造を有していない。こ
のため、構造材を含む壁構造や床構造では、防振・防音
対策が必要な場合には、以下の例に示すような対策を行
っている。例えば、内外の壁材間に間柱を配設する大壁
構造では、間柱を半割りにし、内側の壁材を一方の半割
り間柱で支持し、外側の壁材を他方の半割り間柱で支持
して、両間柱間に間隙を持たせるようにしている。ま
た、根太などでは、根太と床材との間に別途用意した防
振ゴムなどの防振部材を介在させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の構造材では、防
振・防音対策が現場施工となるために、施工に手間およ
び時間がかかり、煩雑になるとともに、コストアップが
避けられないという問題があった。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、安価に且つ簡便に、防振・防
音性能を持たせることができる構造材およびその製造方
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の構造材
は、上記目的を達成するために、被支持材を支持するた
めの支持面を有する木質材と、木質材の支持面に接着さ
れた防振部材とを備え、防振部材は、木質材の長手方向
に交互に配設した複数の軟質緩衝材および複数の硬質緩
衝材で構成され、複数の硬質緩衝材の各々は、支持面に
対して傾斜しかつ互いに対向する接着面をそれぞれ有
し、制振性の接着剤により接着面を介して相互に接着さ
れた第1緩衝材および第2緩衝材で構成されていること
を特徴としている。
【0006】請求項2に記載の構造材は、被支持材を支
持するための支持面をそれぞれ有する複数の木質材と、
複数の木質材間に積層接着され、木質材の支持面に平行
に配設された防振部材とを備え、防振部材は、木質材の
長手方向に交互に配設した複数の軟質緩衝材および複数
の硬質緩衝材で構成され、複数の硬質緩衝材の各々は、
支持面に対して傾斜しかつ互いに対向する接着面をそれ
ぞれ有し、制振性の接着剤により接着面を介して相互に
接着された第1緩衝材および第2緩衝材で構成されてい
ことを特徴としている。
【0007】
【0008】
【0009】これらの場合、複数の硬質緩衝材は、不規
則な間隔で配設されていることが好ましい。
【0010】
【0011】
【0012】また、請求項4に記載の構造材の製造方法
は、上記目的を達成するために、木質材で構成された木
質パネル板を準備し、複数の軟質緩衝材と複数の硬質緩
衝材を交互に配設し、相互に接着した防振パネル板を準
備し、木質パネル板と防振パネル板を相互に積層接着
し、積層接着した木質パネル板および防振パネル板を、
複数の軟質緩衝材および硬質緩衝材の配設方向に沿って
所定の木口幅に裁断することを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1に記載の構造材によれば、被支持材を
支持する木質材の支持面に接着した防振部材を備えてい
るので、被支持材側からまたは木質材側から入力した振
動は、被支持材および木質材の間に介在する防振部材に
より吸収されて、減衰される。また、木質材と防振部材
を接着するだけなので、工場で簡単に生産することがで
きるとともに、通常の構造材と全く同様に運搬や施工を
行うことができる。また、防振部材が、材質が異なる複
数の軟質緩衝材および硬質緩衝材を交互に配設して構成
されているので、周波数が異なる振動に対して効率よい
防振効果を得ることができる。すなわち広い周波数域に
わたって振動を確実に吸収することができる。また、硬
質緩衝材により、構造材としての所定の剛性を確保する
ことができる。さらに、硬質緩衝材は、制振性を有する
接着剤により相互に接着された第1緩衝材および第2緩
衝材で構成されているので、第1緩衝材および第2緩衝
材の相互間でも振動が減衰され、また、これら緩衝材に
より減衰される振動と異なる中心周波数の振動が、制振
性の接着剤により減衰される。また、第1緩衝材および
第2緩衝材の接着面が木質材の支持面に対して傾斜して
いるので、制振性の接着剤の塗布厚さが一定であるにも
かかわらず、傾斜させた分、接着剤の体積を大きくする
ことができ、接着剤層によるダンピング効果を大きくす
ることができる。これにより、振動が良好に制振され
る。
【0014】請求項2に記載の構造材によれば、防振部
材が、被支持材を支持する複数の木質部材間に積層接着
されているので、両木質材間に伝播する振動は、防振部
材により吸収されて減衰する。また、木質材と防振部材
とを積層接着するだけなので、工場生産が可能となると
ともに、運搬や施工に特別な費用もかからず、防振対策
に要するコストを低減することができる。また、請求項
1の構造材と同様、防振部材が、複数の軟質緩衝材およ
び硬質緩衝材を交互に配設して構成されていること、硬
質緩衝材が、制振性を有する接着剤により相互に接着さ
れた第1緩衝材および第2緩衝材で構成されているこ
と、および、第1緩衝材および第2緩衝材の接着面が木
質材の支持面に対して傾斜していることによって、請求
項1の構造材による上述した作用を同様に得ることがで
きる。
【0015】
【0016】
【0017】請求項に記載の構造材によれば、複数の
硬質緩衝材が、不規則な間隔で配設されているので、各
硬質緩衝材の離間寸法が一定でないために、離間寸法に
応じて軟質緩衝材の大きさも不均一となる。すなわち、
防振部材の密度分布が不均一となり、構造材全体として
特定の固有振動数に対する共振状態が発生し難くくな
る。
【0018】
【0019】
【0020】請求項に記載の構造材の製造方法によれ
ば、木質材の原材となる木質パネル板と防振部材の原材
となる防振パネル板を準備し、両者を相互に積層接着
、使用目的に応じて、その都度、所定の木口幅に裁断
することにより、構造材を簡単に製作することができ
る。このため、同一構造および同一寸法の構造材を量産
することができる。また、パネルの状態で保管すること
ができる。なお、この場合、使用の目的によっては、裁
断せずにパネルの状態で使用することもできる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を、図面を参
照して詳細に説明する。
【0022】図1は、本発明の第1実施例に係る構造材
の横断面図(a)および縦断面(b)である。この構造
材1は、間柱として用いたものであり、同図に示すよう
に、内外の壁材2、2を支持する2本の木質材3、3
と、これら両木質材3、3の長手方向に沿って連続する
とともに、両木質材3、3によりサンドイッチして接着
した防振部材4とから構成されている。各木質材3は、
合板やパーティクルボード、集成材(MDF・LVL)
などを所望の幅に裁断して形成され、構造材として所定
の強度を有している。
【0023】防振部材4は、両木質材3、3の支持面5
に対して平行に配設され、両木質材3、3に強固に接着
されている。防振部材4は、マット状の軟質緩衝材6
と、平板状の硬質緩衝材7とで構成されており、両者は
長手方向に交互に配設されている。軟質緩衝材6は、ポ
リエチレンや発泡ポリエチレンなどで構成され、多数の
独立気泡8を有している。一方、硬質緩衝材7は、アス
ファルト系やゴム系などの防振材料4で構成され、所定
の質量および弾力性を有している。この硬質緩衝材7
を、軟質緩衝材6とともに交互に配設することにより、
防振部材4が潰れきることなく、構造材1としての所定
の剛性が確保され、また、所定の防振・防音性能が確保
されている。
【0024】なお、硬質緩衝材7を、等間隔ではなく、
不規則な間隔で配設してもよい。この場合、硬質緩衝材
7の不規則な間隔にともなって軟質緩衝材6の大きさが
不均一となり、すなわち防振部材4の密度分布が不均一
となる。このため、特定の固有振動に対する共振状態が
発生しにくくなり、減衰特性の部分的な落ち込みが抑制
され、構造材1全体として、広い周波数域において良好
な透過損失を得ることができる。
【0025】ここで、図2を参照して、この構造材1の
製造方法について説明する。まず木質材3の原材となる
2枚の木質パネル板(例えば、910×1820×34
の大きさ)9、9と、防振部材4の原材となる防振パネ
ル板10(例えば、910×1820×3の大きさ)を
用意する。この防振パネル板10は、マット状の軟質緩
衝材6、いわゆるエアーバッグやエアーフォームなど、
および板状の硬質緩衝材7で構成され、軟質緩衝材6と
硬質緩衝材7とが長手方向に交互に配設されている。つ
いで、同図に示すように、一方の木質パネル板9の上面
に、防振パネル板10を接着し、この上からもう一方の
木質パネル板9を積層接着する。これにより、パネル状
の構造材用資材11が製作される。最後に、この構造材
用資材11を所定の木口幅に裁断することにより、所望
の木口幅を有する構造材1を切り出す。したがって、使
用目的に応じて、同一構造および同一寸法を有する構造
材1を、量産することができる。なお、構造材1の使用
目的によっては、この構造材用資材11を裁断せずにそ
のままの状態で、例えば防音パネルとして使用すること
も可能である。
【0026】このように構成された第1実施例に係る構
造材1では、両木質材3、3間に伝播する振動は、軟質
緩衝材6および硬質緩衝材7からなる防振部材4によっ
てほとんど吸収されて、確実に減衰する。すなわち、両
木質材3、3は、介在する防振部材4によって互いに振
動的にほぼ絶縁状態となり、サウンドブリッヂ現象を確
実に防止することができる。また、防振部材4を木質材
3、3によりサンドイッチして接着するだけなので、工
場生産により簡単に製作することができるとともに、運
搬や施工にも特別な取り扱いを必要としない。さらに、
防振部材4として比較的安価な、独立気泡8を有する軟
質緩衝材6を組み込むことにより、一定の防振性能を確
保しつつ、コストの低減を図ることができる。
【0027】次に、図3、図4および図5を参照して、
以下のようにして製作された構造材1を、パネル状に形
成した壁体の芯材として使用した場合の実験結果につい
て説明する。
【0028】(1).実験条件 図3は、この実験に用いた壁体12の部分裁断正面図お
よびその側面図である。この図に示すように、この壁体
12の大きさは、1820×910×90であり、表裏
両面に壁材としての石膏ボード9.5tがそれぞれ取り
付けられている。また、芯材13は格子状に配設されて
いる。図4は、芯材13の断面図である。図4(a)
は、第1実施例に係る芯材13aを示しており、30×
34角の2本の木質材3、3と、3tの防振部材4とで
H=71に構成され、一方図4(b)は、通常使用され
る一般の芯材13bを示しており、LVL材でH=71
に構成されている。
【0029】(2).実験結果 図5は、上記壁体の音響透過損失を示しており、曲線A
は、第1実施例に係る構造材1を芯材13aとして使用
した場合の透過損失であり、一方、曲線Bは、LVL材
のみで構成された非防振設計の一般の構造材を芯材13
bとして使用した場合の透過損失である。同図に示すよ
うに、曲線Aと曲線Bとの音響透過損失の差は、250
Hzでは3.3dBであり、500Hzでは2.8dB
であり、1KHzでは3dBであり、曲線Bが、室間平
均音圧レベル差のほぼ基準曲線D−30であるのに対
し、曲線Aが、ほぼ基準曲線D−35に匹敵することが
分かる。また、曲線Bにおいて、低音域(150Hzお
よび250Hz付近)で共振状態が発生している一方、
曲線Aにおいては、共振状態が確認されず、振動が良好
に減衰されていることが分かる。これらのデータから判
断すれば、第1実施例に係る構造材1を用いることによ
り、より大きく且つ良好な透過損失を得られることが確
認できる。
【0030】次に、図6を参照して、本発明の第2実施
例に係る構造材1について説明する。この構造材1は、
同図に示すように、基本構造は第1実施例の構造材1と
同様であるが、硬質緩衝材7の構造が異なっている。こ
の硬質緩衝材7では、木質材3の支持面5に対して長手
方向に傾斜する相補的な斜面16、16をそれぞれ有す
る第1緩衝材17および第2緩衝材18が、互いに斜面
16、16を接着面にして、制振性の接着剤19を介し
て支持面5に直交する方向に接着されている。
【0031】このように構成された第2実施例に係る構
造材1では、第1および第2緩衝材17、18がそれぞ
れ持つ減衰特性と、接着剤19が持つ減衰特性とを兼ね
備えた減衰特性を得ることができる。これにより、広い
周波数域にわたる振動を減衰させることができる。この
場合、第1および第2緩衝材17、18が斜面16を介
して接着されているために、接着剤19層の体積を大き
くすることができ、良好なダンピング効果を得ることが
できる。しかも、第1緩衝材17が接着された一方の木
質材に衝撃が加わった場合、この木質材は、第1緩衝材
17とともに斜面16に沿って長手方向に物理的にずれ
るために、より良好なダンピング効果を得ることができ
る。
【0032】次に、図7を参照して第3実施例に係る構
造材1について説明する。同図に示すように、この構造
材1は、1つの木質材3と、この木質材3の一方の支持
面5に接着された防振部材4とで構成されている
((a)参照)。この防振部材4は、第1実施例の硬質
緩衝材7と同一構成であり、平板状に形成されている。
この場合、例えば間柱としての施工にあたっては、複数
の構造材1が、防振部材4を上下互い違いに向けた状態
で、2枚の壁材2、2間に配設されることが好ましい
((b)参照)。
【0033】このように構成および配設された構造材1
によれば、木質材3に接着した防振部材4によって、2
枚の壁材2、2を、振動的にほぼ絶縁状態に保つことが
でき、振動の伝播を防止することができる。
【0034】なお、実施例では、1つの防振部材を2本
の木質材によりサンドイッチして接着しているが、複数
枚の防振部材を積層接着してもよい。さらに、実施例で
は構造材を、間柱として用いているが、根太や、垂木、
その他の構造材として用いることもできる。その他、本
発明の趣旨を逸脱しない範囲で、細部の構成を適宜、変
更することが可能である。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の構造材に
よれば、木質材の支持面に防振部材を接着し、あるいは
防振部材を複数の木質材に積層接着することにより、
防振・防音性能を持たせることができる。また、本発明
の構造材の製造方法によれば、木質材の原材となる木質
パネル板と防振部材の原材となる防振パネル板とを積層
接着し、所定の木口幅に裁断するだけで、同一の構造材
を、安価に且つ簡単に、量産することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1実施例に係る構造材を示
す横断面図および縦断面図である。
【図2】図1に示す構造材を切り出すための構造材用資
材の構造を示す斜視図である。
【図3】実験用防音パネルを示す部分裁断正面図および
その側面図である
【図4】図3に示す防音パネルの芯材として使用される
本発明に係る構造材および一般の構造材を示す横断面図
である。
【図5】音響透過損失の実験結果を示す図表である。
【図6】本発明を適用した第2実施例に係る構造材を示
す横断面図である。
【図7】本発明を適用した第3実施例に係る構造材を示
す横断面図およびその配置例である。
【符号の説明】
1 構造材 2 壁材 3 木質材 4 防振部材 5 支持面 6 軟質緩衝材 7 硬質緩衝材 8 独立気泡 9 木質パネル板 10 防振パネル板 11 構造材用資材 16 斜面 17 第1緩衝材 18 第2緩衝材 19 接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04C 2/12 E04B 1/98 E04B 1/82 B32B 1/00 - 35/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被支持材を支持するための支持面を有す
    る木質材と、 当該木質材の前記支持面に接着された防振部材とを備
    え、 当該防振部材は、前記木質材の長手方向に交互に配設し
    た複数の軟質緩衝材および複数の硬質緩衝材で構成さ
    れ、 当該複数の硬質緩衝材の各々は、前記支持面に対して傾
    斜しかつ互いに対向する接着面をそれぞれ有し、制振性
    の接着剤により前記接着面を介して相互に接着された第
    1緩衝材および第2緩衝材で構成されていることを特徴
    とする構造材。
  2. 【請求項2】 被支持材を支持するための支持面をそれ
    ぞれ有する複数の木質材と、 当該複数の木質材間に積層接着され、当該木質材の前記
    支持面に平行に配設された防振部材とを備え、 当該防振部材は、前記木質材の長手方向に交互に配設し
    た複数の軟質緩衝材および複数の硬質緩衝材で構成さ
    れ、 当該複数の硬質緩衝材の各々は、前記支持面に対して傾
    斜しかつ互いに対向する接着面をそれぞれ有し、制振性
    の接着剤により前記接着面を介して相互に接着された第
    1緩衝材および第2緩衝材で構成されていることを特徴
    とする構造材。
  3. 【請求項3】 前記複数の硬質緩衝材は、不規則な間隔
    で配設されていることを特徴とする、請求項1または2
    に記載の構造材。
  4. 【請求項4】 木質材で構成された木質パネル板を準備
    し、 複数の軟質緩衝材と複数の硬質緩衝材を交互に配設し、
    相互に接着した防振パネル板を準備し、 前記木質パネル板と前記防振パネル板を相互に積層接着
    し、 当該積層接着した前記木質パネル板および前記防振パネ
    ル板を、前記複数の軟質緩衝材および硬質緩衝材の配設
    方向に沿って所定の木口幅に裁断することを特徴とする
    構造材の製造方法。
JP23044794A 1994-08-31 1994-08-31 構造材およびその製造方法 Expired - Fee Related JP3193242B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23044794A JP3193242B2 (ja) 1994-08-31 1994-08-31 構造材およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23044794A JP3193242B2 (ja) 1994-08-31 1994-08-31 構造材およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0874378A JPH0874378A (ja) 1996-03-19
JP3193242B2 true JP3193242B2 (ja) 2001-07-30

Family

ID=16908034

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23044794A Expired - Fee Related JP3193242B2 (ja) 1994-08-31 1994-08-31 構造材およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3193242B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007017759A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 防音パネル
KR101293947B1 (ko) * 2010-12-16 2013-08-07 주식회사 에이브이티 방진재와 콘크리트의 부착 성능을 향상시키는 공법

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0410655U (ja) * 1990-05-18 1992-01-29
JPH0479134U (ja) * 1990-11-22 1992-07-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0874378A (ja) 1996-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8074766B1 (en) Multi-layer sound attenuating acoustic panel
JPH0314505Y2 (ja)
JP3193242B2 (ja) 構造材およびその製造方法
JP3072023B2 (ja) 遮音装置
JP3460396B2 (ja) 防音二重床
JP2001146811A (ja) 防音床構造
JPH0782872A (ja) 防音床材
JPH11131779A (ja) 床構造
JPH0813684A (ja) 遮音パネル
JP3353048B2 (ja) 衝撃音減衰床
JPS6389775A (ja) 防音床材
JPH11107506A (ja) 床用防音下地材
JP3171356B2 (ja) 床構造
JPS637901A (ja) 木質板材
JP2005090090A (ja) 遮音床板
CA2248797A1 (en) Sound deadening panels
KR20060111910A (ko) 층간 소음 방지를 위한 방음판 구조
JP2774020B2 (ja) 床下吸音材ブロックを備えた防音床
JPH0714496Y2 (ja) 遮音板
JPH03281862A (ja) 木質防音床材
JP2018021355A (ja) 床材
JPH08302973A (ja) 木質系防音床板
JPH11210212A (ja) 床 材
JPH09287228A (ja) 床 板
JPH08302829A (ja) ユニット建物の制振構造

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010417

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees