JPS637453A - モルタル充填式鉄筋継手スリ−ブ - Google Patents

モルタル充填式鉄筋継手スリ−ブ

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JPS637453A
JPS637453A JP61148251A JP14825186A JPS637453A JP S637453 A JPS637453 A JP S637453A JP 61148251 A JP61148251 A JP 61148251A JP 14825186 A JP14825186 A JP 14825186A JP S637453 A JPS637453 A JP S637453A
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    • E04C5/00—Reinforcing elements, e.g. for concrete; Auxiliary elements therefor
    • E04C5/16—Auxiliary parts for reinforcements, e.g. connectors, spacers, stirrups
    • E04C5/162—Connectors or means for connecting parts for reinforcements
    • E04C5/163—Connectors or means for connecting parts for reinforcements the reinforcements running in one single direction
    • E04C5/165—Coaxial connection by means of sleeves

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  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は鉄筋コンクリートによる構造物を建築する工事
において、コンクリートを補強する鉄筋の継手として使
用されるモルタル充填式鉄筋継手スリーブの改良に関す
る。
（従来の技術） モルタル充填式鉄筋継手スリーブは、特公昭５３−１２
７３２号、特開昭６１−５７７３２号に開示されている
が、プレキャスト鉄筋コンクリート部材の製造において
コンクリートを打設したときにコンクリートがスリーブ
の本体１０内へ侵入することを防止するため、第６図に
示すように、本体１０の鉄筋２０が挿入された側の端部
にゴム製のキャップ３０をはめ、そのキャップの鉄筋２
０の通る部分を針金３２でしばり、さらにその上にテー
プを巻かなくてはならなかった。又、第７図に示すよう
に、接合現場においてプレキャスト鉄筋コンクリート部
材を垂直方向に接合するとき、目地モルタル３５が本体
ｌＯの内部に侵入しないように、差し込む鉄筋２０に鉄
板とゴムからなるワッシャ３６をはめておかなければな
らなかった。
（発明が解決しようとする問題点） ゴム製のキャップ３０はスリーブの本体１０に排気口１
３を越える位置まで深く緊張気味にはめてコンフート打
設時の振動によるずれを防止しなければならいため、排
気口との位置合せに手間がかかる上に、ゴムを伸ばすに
は労力を要するという問題があった。又、ゴム製のキャ
ップはコンクリート打設時の振動で位置がずれやすく、
鉄筋のふしやリブにもなじまずに空隙を生じ、そのため
にスリーブの内部にコンクリートが流入して継手の強度
を低下させるだけでなく、流入したコンクリートが排気
口を塞ぐことも多かった。さらに、ゴム製キャップはス
リーブの本体の大きさに合わせなくてはならないから、
スリーブの寸法と同種類のキャップを用意しなくてはな
らなかった。
本発明はゴム製キャップの使用から生ずる上記問題点を
解決するためになされたものであり、その目的とすると
ころは、排気口とは関係がなく、取付が簡単で鉄筋のふ
しやリブになじみやすく、断面欠損とはならない位置に
あらかじめ内蔵可能であり、コンクリート打設時に脱落
しないコンクリート流入防止部材を備えたスリーブを提
供することにある。
（問題点を解決するための手段） 前記目的を達成するため、本発明の特徴とする手段は、
第１図の実施例に示すように、スリーブの本体１０の端
部の周壁２１を長手方向に延長し、ついでその−部を内
半径方向に爪状に曲げ、鉄筋挿入口１１の外側に中空円
板状のコンクリート流入防止部材を嵌着する凹部２３を
形成したことにある。
コンクリート流入防止部材は可撓性の材料から形成され
るが、第２図に示すように、軽く安価で鉄筋の節や突起
にもなじみやすい発泡スチロール類の中空円板とし、そ
の孔径は挿入する鉄筋のふし又はリブを除く外径に等し
いか又はそれよりわずかに小さくする。
（作用） プレキャスト鉄筋コンクリート部材に本発明のスリーブ
を使用する場合、第３図に示すように、鉄筋挿入口１１
の外側の凹部に中空円板状の発泡スチロール製コンクリ
ート流入防止部材３０が嵌着され、そのコンクリート流
入防止部材の軸孔にその孔径に等しいか又はわずかに大
きいリブ又はふし付の鉄筋２０が挿入されるから、鉄筋
２０とコンクリート流入防止部材３０はよくなじんで密
着し両者の間に空隙は生じない、コンクリート流入防止
部材３０は可撓性であるから曲げると本体ｌＯの端面の
爪２２をくぐり簡単に凹部２３に内装される。コンクリ
ート流入防止部材は排気口１３とは無関係であり、本体
ｌＯの内側にあるから断面欠損にはならず、スリーブ全
長が有効長さとなる。打設したコンクリートはコンクリ
ート流入防止部材３０を本体１０の端面に押圧するから
、コンクリート流入防止部材３０が脱落したりずれたり
するおそれはなく、コンクリートの本体１０内への侵入
を完全に阻止する。
又、凹部２３を両端部に設けると、プレキャスト鉄筋コ
ンクリート部材を垂直に接合するとき、相手のプレキャ
スト鉄筋コンクリート部材の上面の目地モルタルは下端
部の凹部２３に入るが本体ｌＯの内部には侵入しないか
ら、相手側の鉄筋にワッシャを取付けて目地モルタルの
本体内部への侵入を防止する必要はない。
（実施例） 本発明のスリーブを図面に示す実施例に基づいて説明す
るが、本発明は実施例により限定されるものではない。
第１図に示すスリーブの第一実施例の本体１０はダクタ
イル鋳鉄から鋳造されたものである。外形は上半部が下
半部よりやや細目の紡錘型であり、上面と下面に鉄筋挿
入口１１．１２が設けられる。木体１０の上部側面には
排気口１３が下部側面にはモルタル流入口１４が一体に
設けられる。プレキャスト鉄筋コンクリート部材の製造
時に鉄筋２０が挿入される上面の鉄筋挿入口１１は、現
場施工時に鉄筋の挿入される下面の鉄筋挿入口１２より
は内径が小さい０本体１０の上端部の周壁２１は鉄筋挿
入口１１よりも上方に延長し、ついでその−部は内半径
方向に曲がり２２を形成する０周壁４１と鉄筋挿入口１
１の上面により区画された円筒状の凹部２３にコンクリ
ート流入防止部材が装着される。
第２図に示すように１本体１０の長手方向に延長した端
部の周壁２１の直径方向に相対する円弧部分が内側に少
し折れて爪２２を形成する。凹部２３にはめ込まれるコ
ンクリート流入防止部材３０は中空円筒状であり、外径
は凹部２３の内径にほぼ等しく、内径は挿入する鉄筋の
外径よりも小さ目である。
コンクリート流入防止部材３０の材質はコンクリートに
耐えられる可撓性のものであればよく、例えば軽量で安
価な発泡スチロール製にすることもできる。コンクリー
ト流入防止部材３０を凹部２３にはめ込むためには、弾
性変形させて爪２２を越さなくてはならないが、−度は
め込むと、爪２２がコンクリート流入防止部材３０の脱
落を防止する。
第３図に示す第二実施例の本体１０は直管形であり、内
部には挿入する鉄筋２０の偏心を規制する中央突起１５
と、モルタルとの密着性を向上する複数の高さの異なる
内部突起ＩＢ、１７が本体１０と一体に設けられている
。又、コンクリート流入防止部材嵌着用の凹部２３はプ
レキャスト鉄筋コンクリート部材製造時に鉄筋が挿入さ
れる上端部だけでなく、現場施工時に鉄筋が挿入される
下端部にも形成される。下端部の凹部２３は上端部と同
様に周壁２１と爪２２と鉄筋挿入口１２の上面により区
画される。
第−及び第二実施例のコンクリート流入防止部材３０は
、排気口１３とは全く関係がなく、凹部２３にはめ込む
だけであるから、本体１０への装着は至極容易である。
第４図に示すように、材質を発泡スチロール等の鉄筋２
０となじみやすいものにしたコンクリート流入防止部材
３０は、内径が鉄筋２０の外径よりも小さ目であるから
、鉄筋２０の貫通部に空隙はなく、コンクリート打設時
に、内面は鉄筋挿入口ｔｉの上面に押圧されるから、コ
ンクリートが本体１０の内部に侵入するおそれはないと
いえる。
第５図に示すように、本体ｌＯの下端部にも凹部２３を
形成しておくと、垂直接合時に相手のプレキャスト鉄筋
コンクリート部材の上面の目地モルタルは凹部２３を満
たすが本体！θ内へは侵入しないから、従来のように相
手の鉄筋にワッシャを取付ける必要はない。
（発明の効果） 上記の通り、本発明のスリーブはプレキャスト鉄筋コン
クリート部材製造時に鉄筋が挿入される側の端部又は両
側の端部に排気口とは無関係に凹部が形成され、その凹
部に中空円筒状の鉄筋となじみやすいコンクリート流入
防止部材がはめ込まれるから、従来のゴム製キャップを
排気口を越えて外嵌するものに比べると取付が著しく容
易であり、打設コンクリートが隙間からスリーブの内部
に侵入するおそれも少ないという優れた効果を有する。
又、コンクリート流入防止部材は本体の内側に位置する
から、部厚くしかも外側に位置して断面欠損となった従
来のゴム製キャップとは異なり、断面欠損にならない上
に、延長したスリーブはそのまま有効長さになる。さら
に、両端部にコンクリート流入防止部材を設けたものは
、接合する相手の鉄筋にワッシャを取付ける必要がない
という効果も有する。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の第一実施例のスリーブの縦断面図、 第２図は第１図の要部を拡大して示す分解斜視図、 第３図は第２実施例の第１図に相当する図、第４図は本
発明のスリーブによるプレキャスト鉄筋コンクリート部
材製造を示す略図、第５図は本発明のスリーブによるプ
レキャスト鉄筋コンクリート部材の垂直接合を示す略図
。 第６図は従来のスリーブによるプレキャスト鉄筋コンク
リート部材製造を示す略図、 第７図は従来のスリーブによるプレキャスト鉄筋コンク
リートの垂直接合を示す略図である。 図において、符号ｌＯは本体、１１．１２は鉄筋挿入口
、１５は中央突起、　１Ｂ、１７は内部突起、２０は鉄
筋、２１は周壁、２２は爪、２３は凹部、３０はコンク
リート流入防止部材をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １）両端部が中央部と同一か又はそれよりも小さい外径
    の管状の本体と、前記両端部の端面に設けられた鉄筋挿
    入口とを備えたスリーブであって、前記本体の少なくと
    も一方の端部の周壁を長手方向に延長して前記鉄筋挿入
    口の外側に円筒状の凹部を形成し、延長した前記周壁の
    一部を内半径方向に曲げて爪を形成し、前記凹部に中空
    円筒状のコンクリート流入防止部材を装着したことを特
    徴とするモルタル充填式鉄筋継手スリーブ。 ２）コンクリート流入防止部材は発泡スチロール製であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のモルタ
    ル充填式鉄筋継手スリーブ。 ３）本体の内部中央の片側寄りに挿入される鉄筋の外径
    よりも大きな内径の中空部を形成する中央突起を一体に
    形成したことを特徴とする特許請求の範囲第２項記載の
    モルタル充填式鉄筋継手スリーブ。 ４）本体の内部に複数の高さの異なる内部突起を形成し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第３項
    のいずれか一つに記載のモルタル充填式鉄筋継手スリー
    ブ。
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