JPS6367623A - 図形処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔４既　　要〕 タブレットカーソルにメニュー指定キーを設け、該メニ
ュー指定キーを押下することで、座標データ設定部より
所定の値となる座標データを出力させることにより、メ
ニューの選択は該タブレットカーソルをＸ、Ｙの２方向
に摺動させることなく、該タブレットカーソルをＸ、Ｙ
のいづれか１方向のみに摺動させることで選択が行われ
るようにすることで操作の簡素化により作図工数の削減
が図れるようにしたものである。

〔産業上の利用分野〕

本発明はタブレットカーソルが摺動されるタブレットに
よって表示部のカーソルを移動させることによって作図
を行う図形処理装置に係り、特に、表示部に表示された
メニュー選択を容易に行えるように形成した図形処理装
置に関する。

入力部からの入力データを表示部に表示させることで所
定の作図を行う場合は、一般的に、表示部に表示された
カーソルを所定個所に移動させることで所定のデータの
入力を行うように形成されている。

このようなカーソルの移動がタブレ・ノドと、該タブレ
ットの摺動面を摺動するタブレットカーソルとによって
指定することで行われるように構成された場合は、その
摺動面に対して、常に、タブレットカーソルを移動させ
、座標データを入力することで所定の作図が行われる。

しかし、このようなタブレットカーソルの移動操作は莫
大な回数となるため、極力その移動操作回数を減らし、
作図工数の削減が図られることが望まれている。

〔従来の技術〕

従来は第３図の従来の構成図に示すように構成されてい
た。

タブレット１の摺動面１Ａる摺動されるタブレットカー
ソル２が設けられ、タブレットカーソル２を矢印のＸお
よびＹ方向に摺動させ、マーキング２Ｂを所定個所に位
置さることでキー２Ａを押下することで発振回路８より
信号が送出され、マーキング２Ｂの位置したＸ座標デー
タＤＸおよびＹ座標データＤＹがタブレット１よりカー
ソル制御部３に出力される。

このＸ座標データＤＸおよびＹ座標データＤＹにより表
示部４の表示画面４Ａに表示されたカーソル６が移動さ
れるように構成されている。

このような構成では、例えば、直線を作図する場合は、
先づ、直線の始端の座標にマーキング２Ｂを移動させる
ことでカーソル６を位置決めしてキー２Ａのインジケー
トキーを押下し、次に、同様に終端の座標にカーソル６
を位置決めしてキー２Ａのインジケートキーを押下する
ことで所定の太さの直線が表示画面４Ａに引かれる。

この場合、直線の太さを大きくしたい場合は、マーキン
グ２Ｂを移動させることでカーソル６をメニュー表示領
域４Ｃに移動させ、メニュー唄口Ａ−Ｎの線種変更の項
目に位置決めしてキー２Ａのセレクトキーを押下し、線
の太さを指定し、更に、マーキング２Ｂの移動によって
変更すべき直線の個所にカーソル６を移動させ、同様に
キー２Ａのセレクトキーを押下することにり直線の太さ
を変えることが行われる。

したがって、メニュー表示領域４Ｃに於けるカーソル６
による選択は、選択されたＸ座標データＤＸとＹ座標デ
ータＤＹとが制御部９に送出され、Ｘ座標データＤＸと
Ｙ座標データＤＹとによって作図テーブル１０に格納さ
れたそれぞれのメニュー表示項目Ａ−Ｎに対応したプロ
グラムが選択されるように形成されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような構成では、作図する場合は、第４図の（ａ）
（ｂ）の操作説明図に示すように、先づ、表示画面４Ａ
に作成された図形１１の所定個所のＡ点の作図すべき個
所の位置決を行うようにカーソル６を移動させ、次に、
メニュー表示の項目を選択する場合はカーソル６をメニ
ュー表示領域４ＣＯＢ点に移動させることが行われる。

したがって、（ｂ）に示すように、摺動面１Ａに対して
、タブレットカーソル２は作図を行っている個所と斜線
で示した０部との間を頻繁に矢印のように往復しなけれ
ばならなく、操作性が悪い問題を有していた。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理説明図である。

第１図に示すように、タブレットカーソル（２）にメニ
ュー指定キー（７）を設けると共に、該メニュー指定キ
ー（７）を押下することにより、ＸまたはＹ座標データ
（ＤＸ、ＤＹ）のいづれかが格納された所定の値となる
如く、カーソル制御部（３）に該所定の値を出力する座
標データ設定部（５）が具備されるようにしたものであ
る。

このように構成することによって前述の問題点は解決さ
れる。

〔作　用〕

即ち、タブレットカーソルに設けられたメニュ−指定キ
ーを押下することによって所定の値のＸまたはＹ座標デ
ータ（ＤＸ、ＤＹ）をカーソル制御部に送出する座標デ
ータ設定部を備えることにより、該メニュー指定キーを
押下することでタブレットカーソルを移動させることな
く、カーソルをメニュー表示領域に移動させるように形
成したものである。

例えば、メニュー表示領域がＹ＝１の個所に位置されて
いる場合はメニュー指定キーを押下することでＹ座標デ
ータＤＹが座標データ設定部より１として出力させるこ
とができるため、タブレットカーソルを移動させること
なくカーソル６をメニュー表示領域に移動させることが
できる。

したがって、従来のようにタブレットカーソルを大きく
往復移動させる必要がな（なり、メニュー表示項目の選
択はタブレットカーソルをＸ方向に移動させることで選
択することができ、操作の簡素化を図ることができる。

〔実施例〕

以下本発明を第２図を参考に詳細に説明する。

第２図は本発明による一実施例の構成図である。

企図を通じて、同一符号は同一対象物を示す。

第２図に示すように、摺動面１Ａに摺動されるタブレッ
トカーソル２にはメニュー指定キー７を設け、メニュー
指定キー７が押下されることにより、タブレット１より
カーソル制御部３に送出されるＹ座標データＤＹは座標
データ設定部５に設定された値が送出されるようにした
もので、その他は前述と同じ構成である。

カーソル制御部３は通常はタブレットｌより送出された
Ｙ座標データＤＹをそのままカーソル制御部３に送出す
るが、メニュー指定キー７が押下されることにより、タ
ブレット１より送出されたＹ座標データＤＹをカットし
、設定された値をＹ座標データＤＹとしてカーソル制御
部３に送出するように形成されている。

そこで、作図に際しては、カーソル６を図形の所定個所
に位置決めし、メニュー表示項目Ａ−Ｎの選択はメニュ
ー指定キー７を押下することで表示画面４Ａに表示され
たカーソル６をメニュー表示領域４Ｃに移動さられるた
め、メニュー項目Ａ〜Ｎの選択はタブレットカーソル２
をＸ方向に移動させることで行うことができる。

また、カーソル６を元の図形の所定個所に移動させたい
場合は再度、メニュー指定キー７を押下することで座標
データ設定部５からの送出されるＹ座標データＤＹはタ
ブレット１より送出されるＹ座標データＤＹに切り換え
られるため、カーソル６を元の図形の所定個所に移動さ
せることができ、作図を継続することができる。

したがって、タブレットカーソル２をＹ方向に摺動させ
ることなく、カーソル６の移動が行えるため、操作性が
従来に比べて簡素化される。

尚、本発明の実施例ではメニュー表示領域４Ｃが表示画
面４Ａの下部に設けられている場合について説明を行っ
たが、このようなメニュー表示領域４Ｃが表示画面４Ａ
の側面部に設けられることもあり、この場合は前述の座
標データ設定部５をＸ座標データＤＸの送出側に接続す
ることで同様に形成することができ、この場合でも同等
の効果を得ることができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、タブレットカー
ソルの移動させる操作が従来に比較して減少し、操作性
の向上が図れる。

したがって、複雑な図形になる程、作図工数の短縮が図
れ、実用的効果は大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図。 第２図は本発明による一実施例の構成図。 第３図は従来の構成図。 第４図は従来の操作説明図を示す。 図において、 １はタブレット、　　　２はタブレットカーソル。 ３はカーソル制御部、４は表示部。 ６はカーソル、　　　　５は座標データ設定部。 １Ａは摺動面、　　　　７はメニュー指定キー。 ＤＸはＸ座標データ、ＤＹはＹ座標データを示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 タブレット（１）の摺動面（１Ａ）に摺動され、Ｘおよ
   びＹ座標の所定個所を指示するタブレットカーソル（２
   ）と、該タブレットカーソル（２）の指示によって該タ
   ブレット（１）から出力されたＸ、Ｙ座標データ（ＤＸ
   、ＤＹ）により表示部（４）のカーソル（６）を制御す
   るカーソル制御部（３）とを備えた図形処理装置におい
   て、前記タブレットカーソル（２）にメニュー指定キー
   （７）を設けると共に、 該メニュー指定キー（７）を押下することにより、前記
   ＸまたはＹ座標データ（ＤＸ、ＤＹ）のいづれかが格納
   された所定の値となる如く、前記カーソル制御部（３）
   に該所定の値を出力する座標データ設定部（５）が具備
   されたことを特徴とする図形処理装置。