JPS6364588A - モ−タのデイジタル制御装置 - Google Patents

モ−タのデイジタル制御装置

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JPS6364588A
JPS6364588A JP61205831A JP20583186A JPS6364588A JP S6364588 A JPS6364588 A JP S6364588A JP 61205831 A JP61205831 A JP 61205831A JP 20583186 A JP20583186 A JP 20583186A JP S6364588 A JPS6364588 A JP S6364588A
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Tsutomu Omae
大前 力
Kenji Kubo
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディジタル制御装置に係り、特にマイクロコン
ピュータを用いて複数の制御ループを時分割に処理する
モータのディジタル制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のマイクロコンピュータを用いたディジタル制御装
置は、人前力、ディジタル制御とハードウェアの現状、
′86小型モータ技術シンポジウム日本能率協会(19
136年3月)第34−1−1頁から第B4−1−7頁
において論じられているように、制御系はメジャールー
プとマイナーループから構成され、各々は独立なプログ
ラムで、それぞれ割込信号により起動され動作するよう
構成される。
たとえば、電動機の速度を制御するディジタル制御装置
では、速度を制御する速度制御をメジャーループの制御
系、速度制御処理の結果に従い電動機の電流を制御する
電流制御をマイナーループの制御系とし、マイナールー
プの制御を短い一定の割込周期毎に処理し、メジャール
ープの制御をその割込周期より長い一定の割込周期毎に
処理している。そして、メジャーループの演算結果をマ
イナーループの制御演算の指令としている。しかし、マ
イナーループ、メジャーループの割込周期はそれぞれ独
立な一定周期となっており、その間の関係には特に考慮
が払われていなかった。
〔発明が解決しようとする間層点〕 上記従来技術では、メジャーループとマイナーループの
処理は、それぞれ独立した割込信号により起動して処理
が行われるため、そのタイミングによってはメジャール
ープの処理終了後直ちにマイナーループの処理が行われ
るとはかぎらず、最悪の場合には、マイナーループの割
込周期の一周期分の時間が経てから処理される。また、
この時間は、それぞれの割込が同期しておらず独立であ
ること、メジャーループの処理の時間が処理内容により
変化することから変動する。そのため、メジャーループ
では新しい処理結果を出力しているにもかかわらず、マ
イナーループがすぐに処理されないことから、制御装置
の応答を高速化できない、不安定になりやすいなどとい
う問題点があった。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、安定で高速な応
答の得られるモータのディジタル制御装置を提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、マイナーループの処理を起動する割込信号
の発生タイミングをメジャーループの処理で設定できる
手段を設け、メジャーループの処理終了時点でマイナー
ループの割込信号発生のタイミングを変更し、直ちにマ
イナーループの処理を行うようにすることにより達成さ
れる。
(作用〕 マイナーループの処理を起動する割込を発生する回路は
、設定された一定周期の割込信号を発生し続け、加えて
マイクロコンピュータから操作した時点でも割込信号を
発生する動作を行う、そこでマイクロコンピュータはメ
ジャーループの処理の終了時点で、割込発生回路を操作
することにより、マイナーループの処理を起動する割込
を発生できる。そのため、メジャーループの処理が終了
後、直ちにマイナーループの処理を行うことができる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例によって説明する。第3図は本発
明の装置の全体構成例を示すもので、CPU1はメモリ
3に記憶されている制御プログラムを実行して、電動機
8の速度を速度設定器11で設定される速度に制御する
働きを行う、このための制御系は、速度を制御するメジ
ャーループと、電動機の発生トルク、すなわち電流を制
御するマイナーループから構成され、これらの速度制御
、電流制御は割込発生回路2の出力信号である速度制御
割込13.電流制御割込14により、それぞれの制御処
理が起動されて処理が行われる。
速度制御割込13が発生すると、CPUIはメモリ3に
記憶されている速度制御プログラムを実行し、次の処理
を行う、最初、速度設定器11に設定されている速度指
令値、及び速度検品器10で検出される電動機速度を入
力回路4により取り込む1次に、速度指令値と検出され
た電動機速度とを比較し、その偏差に応じて電動機8に
必要とする加減速の電流値を演算し、電流制御の電流指
令値とする。最後に本発明の装置では、割込発生回路2
へバス12を介して信号を送り、この回路2から電流制
御割込14を発生させるが、この動作については、後に
詳述する。
電流制御割込14が発生すると、CPUIはメモリ3に
記憶されている電流制御プログラムを実行し、次の処理
を行う、電流検出器9により電動機8の電流を検出し、
入力回路4を介して取り込む1次に、速度制御で演算さ
れた電流指令値と検出された電動機8の電流値とを比較
し、その偏差に応じて出力回路5を介して、電力変換器
7へ制御信号を印加する。この信号により電動機8の電
流が増減され、速度が速度設定器11で設定された値に
制御される。
割込発生回路2の一実施側を第1図に示す、同図におい
て、クロック発生回路201は周期がTcで一定のクロ
ック信号を発生する0分周回路202はクロック発生回
路201で発生するクロック信号をM分周し、出力にM
−Tc周期の速度制御割込13を発生する0分周回路2
03も同様にクロック信号をN分周し、N ’ T c
周期の信号を発生し、オア回路205の一方の入力信号
とする。そのため、オア回路205の出力にN−Tc周
期の電流制aiI割込14が発生する。一方、CPt1
lがデータバス1201にデータを出力し、アドレスバ
ス1202にディジタルパルス出力回路204のアドレ
スを出力し、コントロールバス1203のリード信号を
Hレベルにすると、ディジタルパルス出力回路204の
出力にパルス信号が発生する。ディジタルパルス出力回
路204の出力はオア回路205の他の一方の入力とな
っているので、オア回路205の出力が生じ、電流制御
割込14が発生する。
以上の動作により、割込発生回路2はM ’ Tcの一
定周期で速度制御割込13を発生し、N−Tcの一定周
期で電流制御割込みを発生するが、ここまでは従来と同
じである。これに加えて、CPU1がディジタルパルス
出力回路204にアドレスを与えてリード信号を与えた
時点でも電流制御割込14を発生する。
次に、速度制御、電流制御の処理の時間関係と割込発生
回路2の動作を第4図により説明する。
第4図において、(、)はクロック発生回路201の発
生するクロックパルス、(b)は分周回路202の出力
である速度制御割込13、(c)はCPUIが速度制御
を実行している期間を示す速度制御処理、(d)はオア
回路205の出力である電流制御割込14、(e)はC
PUIが電流制御を実行している期間を示す電流制御処
理である。
時刻t1で速度制御割込PS1が発生すると、CPUI
は速度制御処理を開始する。速度制御処理中の時刻tz
で電流制御割込PIIが発生すると、CPUIは速度制
御処理を中断して電流制御処理を開始する0時刻t3で
電流制御処理が終了すると、CPUIは中断していた速
度制御処理を継続する6時刻t4で速度制御処理が終了
するが、速度制御処理の最後でディジタルパルス出力回
路204に書込みを行うので、それにより電流制御割込
PIが発生し、CPUIはtaの時点、つまり速度制御
終了後、直ちに電流制御処理を開始する。その後、N 
” T c周期で時刻ts 、ts 、t7で電流制御
割込PI2.PI3.PI4が発生するごとに電流制御
処理が行われる。更に、時刻t6で速度制御割込が発生
すると、上記説明と同様にして処理される。
以上、説明したように本実施例によれば、メジャールー
プである速度制御が終了すると、直ちにマイナーループ
の電流制御が処理されるので、速度制御で電流指令値を
決定してから、電流制御でその電流指令値で指令される
電流に制御するまでの時間を短かくでき、応答が速く、
安定なディジタル制御装置とすることができる。
第1図の実施例では、第4図で説明したように、電流制
御割込14は、従来の周期N”TcのPll、PI2.
・・・・・・の他に速度制御処理終了時のPIがつけ加
えられた。従って電流制御処理の間隔が不規則となり、
電流制御で微分、積分処理を行うときにその演算制御に
工夫を必要とする。第2図はこの間層に対処すべく考案
された割込発生回路2の他の実施例を示すもので、クロ
ック発生回路2001.分局回路2002.ダウンカウ
ンタ2003.データラッチ2004.オア回路200
5.2006.アンド回路2007゜2008、アンド
レスデコーダ2009.データパス1201.アドレス
バス1202.コントロールバス1203より成る。ク
ロック発生回路2001は周期Tcのクロック信号を発
生する。
分周回路2002はクロック発生回路2001の発生す
るクロック信号をM分周し、出力としてM/ T c周
期の速度制御割込13を発生する。ダウンカウンタ20
03はクロック発生回路2001の発生するクロック信
号を計数するが、クロック信号を1個入力するごとに計
数値が1ずつ減少するダウンカウントを行い、計数値が
零になるとボロー出力を発生する。ダウンカウンタ20
03のボロー出力はオア回路2005の一方の入力及び
オア回路2006の一方の入力に接続されているので、
オア回路2005の出力がHレベルとなり。
電流制御割込14が発生する。また、オア回路2006
の出力もHレベルとなり、それがダウンカウンタ200
3のロード入力に加えられる。それにより、ダウンカウ
ンタ2003はCIN入力にデータラッチ2004から
出力されているデータを内部に取込み、プリセットする
。そして、そのプリセットされた値からダウンカウント
を行い、上記動作を繰り返す、そのため、データラッチ
2004に書込まれているデータがNであると、N”T
c周期でダウンカウンタ2003のボロー出力が発生す
る。つまり、N−TC周期で電流制御割込14が発生す
る。
一方、CPUIがデータバス1201にデータラッチ2
004に書込むデータを出し、アドレスバス1202に
データラッチ2004のアドレスを出し、コントロール
バス1203のライト信号をHレベルにすると、下記の
動作によりデータラッチ2004にデータバス1201
のデータが書込まれる。アドレスデコーダ2009はア
ドレスバス1202のアドレスデータがデータラッチ2
004のアドレスに等しくなったときに、Hレベルの出
力をアンド回路2007及び2008の一方の入力に与
える。アンド回路2008はアドレスデコーダ2009
の出力とコントロールバス1203のライト信号の側方
がHレベルになったときにHレベルの出力を生じる。そ
の出力は、データラッチ2004のイネーブル入力、オ
ア回路2006の他の一方の入力、同じくオア回路20
0Sの他の一方の入力に加えられる。データラッチ20
04はイネーブル入力がHレベルになると、データバス
1201のデータをDIN入力より取込み記憶するとと
もに、Doutfi子から出力する。オア回路2006
の他の一方の入力がHレベルになると、オア回路200
6の出力もHレベルとなるので、ダウンカウンタ200
3のロード入力がHレベルになる。すると、すでに説明
したように、データラッチ2004に記憶されているデ
ータがダウンカウンタ2003に読込まれ、プリセット
される。また、オア回路2005の他の一方の入力に加
えられたHレベルのff1号は、オア回路2005の出
力をHレベルにし、電流制御割込14を発生させる。つ
まり、CPUIがデータラッチ2004に書込動作を行
うと、データラッチ2004にそのデータが記憶される
とともに、ダウンカウンタ2003にはそのデータがプ
リセットされ、同時に電流制御割込14が発生する。
CPU1がアドレスバス1202にダウンカウンタ20
03のアドレスを出し、コントロールバス1203のリ
ード信号をHレベルにすると、下記の動作によりダウン
カウンタ2003の計数値を読出すことができる。アド
レスデコーダ2009はアドレスバス1202のデータ
がダウンカウンタ2003のアドレスに等しくなったと
きにHレベルの信号をアンド回w12007及び200
8の一方の入力に加えるよう動作する。アンド回路20
07はアドレスデコーダ2009の出力信号とコントロ
ールバス1203のリード信号がともに、Hレベルにな
ったときにHレベルの出力信号を発生する。その出力信
号はダウンカウンタ2003のアウトエネーブル入力に
接続される。
ダウンカウンタ2003はアウトエネーブル入力がHレ
ベルになると、計数値をCo u を端子から、データ
バス1201に出力し、これがCPUIに読みとられる
以上の動作にもとづいて本実施例は速度制御。
電流制御の処理の時間関係と割込発生回路2の動作を第
5図により説、明する。第5図において、(a)はクロ
ック発生回路の出力であるクロックパルス、(b)は分
周回路2002の出力である速度制御割込13、(c)
はCPUIが速度制御を実行している期間を示す速度制
御処理、(d)はオア回路2005の出力信号である電
流制御割込14、(e)はCPUIが電流制御を実行し
ている期間を示す電流制御処理、(f)はダウンカウン
タ2003の計数値を示したものである。
時刻t1で速度制御割込Psiが発生すると、CPUI
は速度制御の実行を開始する。速度制御処理中の時刻t
zで、ダウンカウンタ2003の計数値が零になると、
ボロー信号が発生し、それにより電流制御割込PIIが
発生する。そのため。
CPUIは速度制御処理を中断して、電流制御処理を始
める9時刻t3で電流制御処理が終了すると、CPtJ
lは中断していた速度制御処理を継続する9時刻t4で
速度制御処理が終了するが、CPU速度制御処理の最後
に、その時点でのダウンカウンタ2003の計数値Cを
読込み、さらにデータラッチ2004にNを書込む。そ
の結果、前述した動作により、ダウンカウンタ20o3
の計数値はNにプリセットされるとともに、電流制御割
込PIが発生し、CPU1は時刻t4、つまり速度制御
処理終了後直ちに電流制御を行う、その後、時刻ta 
、toで電流制御割込PI2゜PI3が発生するごとに
電流制御処理が行われる。
更に、時刻t7で速度制御割込PS2が発生すると、以
上の説明と同様な動作が行われる。
ここで、電流制御に於ては、積分、微分等を用いた補償
演算がしばしば行われるが、これらは時間に関する演算
となるため、1!流制御を行う時間間隔を正しく知る必
要がある0本実施例ではこれを次のようにして行ってい
る。前回電流制御を行ってから、今回電流制御を行うま
での時間間隔をTISとすると、次式により電流制御毎
にこの時間間隔を算出している。
T I S = (N −C)  ・Tc      
 ・=−(1)なお、電流制御の最後でCの値をいつも
零にセットしているので、速度制御割込13が生じず、
電流制御割込14だけとなる時刻t、からt6などの期
間では、電流制御を行う時間間隔TISはN ’ T 
cの一定値となる。
以上、説明したように本実施例によれば、メジャールー
プである速度制御処理が終了後、直ちにマイナーループ
の電流制御が行われるので、速度制御電流指令値を決定
してから電流制御処理でその電流指令値で指令される電
流に制御するまでの時間を短かくでき、しかも、電流制
御を行う時間間隔を正しく知ることができるため、積分
、微分等の時間々隔を必要とする補償演算を正確に行う
ことができるので、応答性が良く、しかも安定なディジ
タル制御装置を実現できる。
なお、実施例ではメジャーループとして速度制御、マイ
ナーループとして電流制御の2つの制御ループを持つデ
ィジタル制御装置を例に説明したが、2つ以上の制御ル
ープを持つディジタル制御装置にも同様に適用できる。
また、CPUを複数個備え、各制御ループの処理を複数
のCPUでそれぞれ分担して行うディジタル制御装置に
も本発明を適用できることは明白である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、メジャーループの制御系の処理が終了
すると、直ちにマイナーループの制御系の処理が行われ
るので、メジャーループで演算した指定値にもとづくマ
イナーループでの制御が直ちに実行され、従って応答性
が良く、安定なディジタル制御装置を実現できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の特徴とする割込発生回路の
第1及び第2の実施例を示す図、第3図は本発明の装置
の全体の構成例を示す図、第4図及び第5図はそれぞれ
第1図及び第2図の実施例の動作説明図である。 1・・・CPU、2・・・割込発生回路、3・・・メモ
リ、4・・・入力回路、5・・・出力回路、7・・・電
力変換器、8・・・電動機、9・・・電流検出器、10
・・・速度検出器。 11・・・速度設定器、13・・・速度制御割込、14
・・・電流制御割込、204・・・パルス出力回路、2
05・・・オア回路、2004・・・データラッチ、2
005゜2006・・・オア回路、2007.2008
・・・アンド回路、2009・・・アドレスデコーダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、モータの実速度検出値がその設定値となるようにモ
    ータ電流の目標値を算出するところの、第1の周期で周
    期的に起動される第1のディジタル制御手段と、モータ
    の実電流検出値が上記算出されたモータ電流の目標値と
    なるようにモータ電流調整手段へ指令を与えるところの
    、上記第1の周期よりも短い第2の周期で周期的に起動
    される第2のディジタル制御手段とを有するモータのデ
    ィジタル制御装置に於て、上記第1のディジタル制御手
    段によるモータ電流目標値の算出が終了した時点に、上
    記第2の周期による起動信号を出力する付加起動手段を
    設けたことを特徴とするモータのディジタル制御装置。 2、所定値をセットされたのちダウンカウントを開始し
    、そのカウント値が零になった時に起動信号を出力し、
    かつ該起動信号の出力又は前記付加手段からの起動信号
    の出力時に再び上記所定値をセットされてダウンカウン
    トを開始するように構成されたダウンカウンタでもって
    前記第2のディジタル制御手段を前記第2の周期で起動
    するための起動手段を構成し、更に上記所定値がセット
    される直前の上記ダウンカウンタのカウント値を読みと
    り、該読みとった値から上記第2のディジタル制御手段
    が起動された時間間隔を算出する演算手段を設けたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のモータのディ
    ジタル制御装置。
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