JPH1165624A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

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JPH1165624A
JPH1165624A JP22923197A JP22923197A JPH1165624A JP H1165624 A JPH1165624 A JP H1165624A JP 22923197 A JP22923197 A JP 22923197A JP 22923197 A JP22923197 A JP 22923197A JP H1165624 A JPH1165624 A JP H1165624A
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Hirofumi Okamoto
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他の制御部分のラダープログラムが増大した
り、入力モジュール数や出力モジュール数が増大して
も、高速処理が要求される処理にはスキャンタイムが遅
くならないプログラマブルコントローラを提供するこ
と。 【解決手段】 入力モジュールの状態を読み出す入力リ
フレッシュ工程と、ラダープログラムの演算処理を行う
ラダープログラム処理工程と、出力モジュールの状態を
書き込む出力リフレッシュ工程を繰り返す通常処理部を
有するプログラマブルコントローラにおいて、定周期タ
イマによって起動される部分入力リフレッシュ工程と、
部分ラダープログラム処理工程と、部分出力リフレッシ
ュ工程を繰り返す定周期処理部を設けたことを特徴とし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械等の制御
に用いられるプログラマブルコントローラに掛り、特に
並列化によるラダー演算処理を高速化する改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のプログラマブルコントロ
ーラの一例を示す構成ブロック図である。CPUモジュ
ール1は、ラダープログラムによる演算処理を実行す
る。入力モジュール2は、ここでは高速パルス入力信号
5を読み込む。出力モジュール3は、制御出力信号6を
被制御対象に出力する。バックボードバス4は、CPU
モジュール1、入力モジュール2、並びに出力モジュー
ル3を相互に接続する通信線である。
【0003】図4は、従来のプログラマブルコントロー
ラの基本的動作を説明する流れ図である。入力リフレッ
シュでは、CPUモジュール1がバックボードバス4を
経由して入力モジュール2の状態を読み出し(S1)、
高速パルス入力信号5を読み込むことができる。ラダー
プログラム処理では、CPUモジュール1によりラダー
プログラムの演算処理を行う(S2)。出力リフレッシ
ュでは、CPUモジュール1がバックボードバス4を経
由して、ラダー演算結果の出力データを出力モジュール
3に書き込む(S3)。プログラマブルコントローラで
は、これらの動作を常に繰り返して行っている。ここ
で、1周期の処理時間をスキャンタイムといい、プログ
ラマブルコントローラのCPUモジュールのパフォーマ
ンスを示すことになる。
【0004】このような装置において、高速パルス入力
信号をCPUモジュールで読み込む場合を考える。高速
パルス入力信号は、あるパルスレートで入力されるの
で、CPUモジュールが高速パルス入力信号をカウント
するためには、パルス幅以下の周期で入力モジュールか
らの読出しを行う必要がある。従って、CPUモジュー
ルのスキャンタイムは、パルス幅以下の周期が要求され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、他の制御部分
のラダープログラムが増大すると、スキャンタイムが遅
くなって高速パルス入力信号をCPUモジュールで読み
込むことが困難になるという課題があった。同様にし
て、入力モジュール数や出力モジュール数が増大して
も、各部分の処理に時間が掛り、スキャンタイムが遅く
なるという課題を生じる。本発明は上述の課題を解決し
たもので、他の制御部分のラダープログラムが増大した
り、入力モジュール数や出力モジュール数が増大して
も、高速処理が要求される処理にはスキャンタイムが遅
くならないプログラマブルコントローラを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、発明の請求項1記載のプログラマブルコントロー
ラは、入力モジュールの状態を読み出す入力リフレッシ
ュ工程と、ラダープログラムの演算処理を行うラダープ
ログラム処理工程と、出力モジュールの状態を書き込む
出力リフレッシュ工程を繰り返す通常処理部を有するプ
ログラマブルコントローラにおいて、定周期タイマによ
って起動される部分入力リフレッシュ工程と、部分ラダ
ープログラム処理工程と、部分出力リフレッシュ工程を
繰り返す定周期処理部を設けたことを特徴としている。
【0007】本発明の請求項1によれば、定周期タイマ
によって起動される定周期処理部を設けたので、通常処
理部のラダープログラムが増大したり、入力モジュール
数や出力モジュール数が増大しても、高速処理が要求さ
れる処理を定周期処理部で処理することで、スキャンタ
イムが遅くならない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて、本発明を説明
する。図1は本発明の一実施例を示す構成ブロック図で
ある。尚、図1において前記図3と同一作用をするもの
には同一符号を付して説明を省略する。図において、C
PUモジュールは通常処理と定周期処理とが処理できる
もので、汎用プロセッサ11、ラダー演算用プロセッサ
12、メモリ13、バスI/F回路14、定周期処理コ
ントローラ15と定周期タイマ16を有している。
【0009】汎用プロセッサ11は、入力リフレッシュ
や出力リフレッシュ等の処理を行う。ラダー演算用プロ
セッサ12は、ラダープログラム演算処理と部分ラダー
プログラム演算処理とを行う。メモリ13は、ラダープ
ログラム、部分ラダープログラム、入力データ、出力デ
ータを格納している。バスI/F回路14は、CPU内
部バス17からバックボードバス4への変換を行うイン
ターフェイス回路である。定周期処理コントローラ15
は、部分入力リフレッシュと部分出力リフレッシュの処
理を行うと共に、部分ラダープログラム演算処理をラダ
ー演算用プロセッサ12に要求する。定周期タイマ16
は、定周期処理コントローラ15に定周期処理を要求す
る。
【0010】このように構成された装置の動作を次に説
明する。図2は図1の装置の動作を説明する流れ図で、
(A)は通常処理、(B)は定周期処理を表している。
まず定常処理を説明する。入力リフレッシュでは、汎用
プロセッサ11がCPU内部バス17→バスI/F回路
14→バックボードバス4を経由して入力モジュール2
の状態を読み出し、そのデータをメモリ13に書き込む
(S1)。ラダープログラム処理では、ラダー演算用プ
ロセッサ12がメモリ13に格納されているラダープロ
グラムに従い、ラダープログラム演算処理を行う(S
2)。この時の演算結果は、出力データとしてメモリ1
3に書き込まれる。出力リフレッシュでは、汎用プロセ
ッサ11がメモリ13から出力データを読出し、CPU
内部バス17→バスI/F回路14→バックボードバス
4を経由して、出力モジュール3へ出力データを書き込
む(S3)。出力リフレッシュが終了すると、再度、入
力リフレッシュからの動作を繰り返す。
【0011】続いて定周期処理を説明する。定周期タイ
マ16がタイムアウトすると(S5)。定周期処理要求
信号20が定周期処理コントローラ15にパルス出力さ
れる。すると、部分入力リフレッシュでは、定周期処理
コントローラ15がCPU内部バス17のバス権を獲得
し、CPU内部バス17→バスI/F回路14→バック
ボードバス4を経由して入力モジュール2から入力信号
の状態を読出し、そのデータをメモリ13に書き込む
(S6)。部分ラダープログラム演算処理では、定周期
処理コントローラ15が部分ラダープログラム演算処理
要求信号18をアサートし、ラダー演算用プロセッサ1
2に部分ラダープログラム演算処理を要求する(S
7)。
【0012】ラダー演算用プロセッサ12は、ラダープ
ログラム演算処理を行っていれば、その処理を中断し、
メモリ13に格納されている部分ラダープログラムに従
い、部分ラダープログラム演算処理を行う。この時の演
算結果は、出力データとしてメモリ13に書き込まれ
る。部分ラダープログラム演算処理が終了したならば、
ラダー演算用プロセッサ12は部分ラダープログラム演
算処理完了信号19をアサートする。
【0013】部分出力リフレッシュでは、定周期処理コ
ントローラ15がCPU内部バス17のバス権を獲得
し、メモリ13から出力データを読出し、CPU内部バ
ス17→バスI/F回路14→バックボードバス4を経
由して出力モジュール3に出力データを書き込む。これ
により、定周期処理は終了する。定周期処理は、定周期
タイマ16によって起動され、通常処理より優先して処
理され、スキャンタイムは定周期タイマ16の設定値と
同一になる。
【0014】定周期タイマ16の設定値内で定周期処理
を行うと共に、剰余時間では通常処理が行われることか
ら、部分入力リフレッシュでは、リフレッシュする入力
モジュール数を一定数以下に制限する。また、部分ラダ
ープログラム処理では、高速パルス入力信号の読み込み
のように、高速に演算処理すべきラダープログラムが取
り出される。部分出力リフレッシュでは、リフレッシュ
する出力モジュール数を一定数以下に制限する。定周期
処理部は、高速パルス入力信号のパルスレートよりも短
いスキャンタイムを有するように定める。
【0015】尚、上記実施例においては、通常処理と定
周期処理を汎用プロセッサ11、ラダー演算用プロセッ
サ12及び定周期処理コントローラ15を用いたものを
示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、プ
ロセッサを時分割で使用するなど、要するに処理量に依
存するスキャンタイムを有する通常処理と、処理量と独
立した定周期のスキャンタイムを定周期処理とを並列に
処理できるものであればよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明によれば、処理量に依存するスキャンタイムを有す
る通常処理部を有するプログラマブルコントローラにお
いて、定周期タイマによって起動される部分入力リフレ
ッシュ工程と、部分ラダープログラム処理工程と、部分
出力リフレッシュ工程を繰り返す定周期処理部を設けた
ので、通常処理部のラダープログラムが増大したり、入
力モジュール数や出力モジュール数が増大しても、高速
処理が要求される処理を定周期処理部で処理すること
で、スキャンタイムが遅くならない。
【0017】また、定周期処理部で所定のスキャンタイ
ム内に処理を完了させるために、請求項2のように、部
分入力リフレッシュでは、リフレッシュする入力モジュ
ール数を一定数以下に制限する。また、請求項3のよう
に、部分ラダープログラム処理では、高速パルス入力信
号の読み込みのように、高速に演算処理すべきラダープ
ログラムが取り出される。さらに、請求項4のように、
部分出力リフレッシュでは、リフレッシュする出力モジ
ュール数を一定数以下に制限する。また、請求項5のよ
うに、定周期処理部は、高速パルス入力信号のパルスレ
ートよりも短いスキャンタイムを有するように定める。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図2】図1の装置の動作を説明する流れ図である。
【図3】従来のプログラマブルコントローラの一例を示
す構成ブロック図である。
【図4】従来のプログラマブルコントローラの基本的動
作を説明する流れ図である。
【符号の説明】
1 CPUモジュール 2 入力モジュール 3 出力モジュール 4 バックボードバス 15 定周期処理コントローラ 16 定周期タイマ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力モジュールの状態を読み出す入力リフ
    レッシュ工程と、ラダープログラムの演算処理を行うラ
    ダープログラム処理工程と、出力モジュールの状態を書
    き込む出力リフレッシュ工程を繰り返す通常処理部を有
    するプログラマブルコントローラにおいて、 定周期タイマによって起動される部分入力リフレッシュ
    工程と、部分ラダープログラム処理工程と、部分出力リ
    フレッシュ工程を繰り返す定周期処理部を設けたことを
    特徴とするプログラマブルコントローラ。
  2. 【請求項2】前記部分入力リフレッシュ工程は、リフレ
    ッシュする入力モジュール数が制限されることを特徴と
    する請求項1記載のプログラマブルコントローラ。
  3. 【請求項3】前記部分ラダープログラム処理工程は、高
    速に演算処理するラダープログラムが取り出されたこと
    を特徴とする請求項1記載のプログラマブルコントロー
    ラ。
  4. 【請求項4】前記部分出力リフレッシュ工程は、リフレ
    ッシュする出力モジュール数が制限されることを特徴と
    する請求項1記載のプログラマブルコントローラ。
  5. 【請求項5】前記定周期処理部は、高速パルス入力信号
    のパルスレートよりも短いスキャンタイムを有すること
    を特徴とする請求項1記載のプログラマブルコントロー
    ラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2015060377A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 株式会社日立産機システム プログラマブルコントローラの入出力リフレッシュ方式

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KR100389916B1 (ko) * 2000-08-28 2003-07-04 삼성전자주식회사 메모리 모듈 및 메모리 컨트롤러
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