JPH08329034A - マイクロコンピュータによるアナログデータ読込回路 - Google Patents

マイクロコンピュータによるアナログデータ読込回路

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JPH08329034A
JPH08329034A JP7163218A JP16321895A JPH08329034A JP H08329034 A JPH08329034 A JP H08329034A JP 7163218 A JP7163218 A JP 7163218A JP 16321895 A JP16321895 A JP 16321895A JP H08329034 A JPH08329034 A JP H08329034A
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JP
Japan
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cpu
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port memory
converter
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Pending
Application number
JP7163218A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Kikukawa
勤 菊川
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロコンピュータによるアナログデータ
読込回路において、CPU1とA/D変換器5の待ち時
間をなくしてCPU1の高効率化を図るとともに2ポー
トメモリ2の調停回路を不要とする。 【構成】 所定の読み出し周期内の第1のタイミングで
CPU1に対して読込開始信号を発するタイマ回路3
と、前記読み出し周期内であり且つCPU1の読み出し
動作終了時の第2のタイミングでA/D変換器5の変換
開始信号を発する制御回路4と、前記変換開始信号が供
給されてから、前記読み出し周期よりも短い周期内でA
/D変換動作および該変換データの2ポートメモリ2へ
の書き込みを行うA/D変換器5とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュータ
によるアナログデータ読込回路に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータ(以下、CPUと
称する)がアナログデータを読み込む場合、一般に次の
2つの方法が用いられていた。 (1)CPUがA/D変換器に変換開始信号を与え、変
換完了信号を受けてCPUとの間の2ポートメモリにデ
ータを書き込み、CPUが読み出す方法。 (2)A/D変換器は一定周期毎(タイマの出力によ
る)に変換を開始し、CPUとの間の2ポートメモリに
データを書き込み、CPUが読み出す方法。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記(1)の、CPU
が変換開始信号を与えてから変換完了信号を待ってデー
タを読み込む方法では、開始から完了までの時間がCP
Uの待ち時間となってしまい、CPUの効率が下がって
しまう。
【0004】また前記(2)の方法では、CPUが2ポ
ートメモリから読み込むタイミングとA/D変換器が書
き込むタイミングが一致しないようにする為の調停回路
が必要となりハードウエアが増加する。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
その目的は、CPUとA/D変換器の待ち時間をなくし
てCPUの高効率化を図るとともに2ポートメモリの調
停回路を不要としたマイクロコンピュータによるアナロ
グデータ読込回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、A/D変換器
の変換データを2ポートメモリに書き込むとともに、該
2ポートメモリの書き込みデータをCPUへ読み出すマ
イクロコンピュータによるアナログデータ読込回路にお
いて、(1)所定の読み出し周期内の第1のタイミング
でCPUに対して読込開始信号を発するタイマ回路と、
前記読み出し周期内であり且つCPUの読み出し動作終
了時の第2のタイミングでA/D変換器の変換開始信号
を発する制御回路と、前記変換開始信号が供給されてか
ら、前記読み出し周期よりも短い周期内でA/D変換動
作を行うとともに、該変換データを2ポートメモリへ書
き込むA/D変換器とを備えたことを特徴とし、(2)
所定の読み出し周期内の第1のタイミングでCPUに対
して読込開始信号を発するとともに、2ポートメモリへ
の書き込み終了後にCPUによって、A/D変換に要す
る実時間に基づいて前記読み出し周期の設定が変更され
るタイマ回路と、前記読み出し周期内であり且つCPU
の読み出し動作終了時の第2のタイミングでA/D変換
器の変換開始信号を発するとともに、2ポートメモリへ
のデータ書き込み終了時にCPUへ割り込みをかける制
御回路と、前記変換開始信号が供給されてから、前記読
み出し周期よりも短い周期内でA/D変換動作を行うと
ともに、該変換データを2ポートメモリへ書き込むA/
D変換器とを備えたことを特徴としている。
【0007】
【作用】
(1)請求項1、2に記載の発明において、CPUがア
ナログデータを読み出した後にA/D変換器が変換を開
始し、しかもCPUの読み出し周期はA/D変換器の変
換動作期間よりも大きく設定しているので、2ポートメ
モリへのアクセスが同時に発生し、CPU、A/D変換
器共に待ち時間は無くなる。また調停回路を使用せずに
2ポートメモリの効率的な使用が可能となる。
【0008】(2)請求項2に記載の発明において、2
ポートメモリへの書き込み終了時に、CPUへ割り込み
がかけられるので、CPUは読み出し周期の最適時間を
知ることができる。このためCPUの読み出し周期が設
定変更されることにより、最適時間間隔でデータの読み
出しが可能となる。
【0009】
【実施例】以下図面を参照しながら請求項1に記載の発
明の一実施例を説明する。図1において1はCPU、2
は2ポートメモリである。3は所定の読み出し周期T1
内の第1のタイミングでCPU1に対して読込開始信号
を発するタイマ回路である。4は、読み出し周期T1内
であり且つCPU1の読み出し動作終了時の第2のタイ
ミングでA/D変換器の変換開始信号を発する制御回路
である。5は、前記変換開始信号が供給されてから、前
記読み出し周期T1よりも短い周期T2内で、A/D変
換を行うとともに、該変換データを2ポートメモリ2へ
書き込むA/D変換器である。
【0010】次に上記のように構成された回路の動作を
図2のタイムチャートとともに述べる。 (1)CPU1はタイマ回路3から出力される一定周期
毎のアナログデータ読込開始信号により、2ポートメモ
リ2からアナログデータを読み出す(リード信号発
生)。尚この時2ポートメモリ2の専有権はCPU1側
である。
【0011】(2)CPU1の読み出し動作が終了した
事を受けて(読込終了信号を受けて)制御回路4はA/
D変換器5に変換開始信号を与える。尚この時2ポート
メモリ2の専有権はA/D変換器5側である。
【0012】(3)A/D変換器5は変換終了後、2ポ
ートメモリ2へアナログデータを書き込む(ライト信号
発生)。尚この時2ポートメモリ2の専有権はCPU1
側である。
【0013】(4)前記(1)〜(3)の繰り返し。 ここで、CPU1がデータを読み出す周期T1を、A/
D変換器5の変換時間T2より大きく設定しておけば
(T1>T2)、CPU1とA/D変換器5共に、2ポ
ートメモリ2へのアクセスが同時に発生し、待ちが発生
することは無くなる。
【0014】次に請求項2に記載の発明の一実施例を説
明する。本実施例では前記図1の回路に次の機能を追加
している。すなわち図3の回路のように、A/D変換デ
ータ書き込み完了時に、CPU1へ割り込み信号を与え
ることにより、A/D変換にかかる実時間(T1′)か
らデータ読み出し周期を設定し直すものであり、これに
よって最適時間間隔によるアナログデータ読み出しがで
きる。
【0015】次にこのように構成された回路の動作を図
4のタイムチャートとともに述べる。 (1)CPU1はタイマ回路3から出力される一定周期
毎のアナログデータ読込開始信号により、2ポートメモ
リ2からアナログデータを読み出す(リード信号発
生)。尚この時2ポートメモリ2の専有権はCPU1側
である。
【0016】(2)CPU1の読み出し動作が終了した
事を受けて(読込終了信号を受けて)制御回路4はA/
D変換器5に変換開始信号を与える。尚この時2ポート
メモリ2の専有権はA/D変換器5側である。
【0017】(3)A/D変換器5は変換終了後、2ポ
ートメモリ2へアナログデータを書き込む(ライト信号
発生)。尚この時2ポートメモリ2の専有権はCPU1
側である。
【0018】(4)2ポートメモリ2は制御回路4へ書
き込み完了信号を与える。
【0019】(5)制御回路4はCPU1へ書き込み完
了信号を与える。
【0020】(6)CPU1は、タイマ回路3の周期を
最適値に(T1からT1′に)変更する。
【0021】(7)前記(1)へ戻る。
【0022】このように本実施例では、A/D変換に要
する実時間に基づいてデータ読み出し周期の設定をT1
からT1′に短縮変更することができ、データを高速度
でサンプリングすることが可能となる。
【0023】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明によ
れば、所定の読み出し周期内の第1のタイミングでCP
Uに対して読込開始信号を発するタイマ回路と、前記読
み出し周期内であり且つCPUの読み出し動作終了時の
第2のタイミングでA/D変換器の変換開始信号を発す
る制御回路と、前記変換開始信号が供給されてから、前
記読み出し周期よりも短い周期内でA/D変換動作を行
うとともに、該変換データを2ポートメモリへ書き込む
A/D変換器とを備えたので、次のような優れた効果が
得られる。
【0024】(1)CPUがアナログデータを読み出し
た後にA/D変換器が変換を開始するので、互いに待ち
の時間が無くなり、CPUの効率が上がる。
【0025】(2)2ポートメモリの調停回路が不要と
なるので、回路構成を単純化することができるととも
に、2ポートメモリの効率的な使用が可能となる。
【0026】また請求項2に記載の発明によれば、所定
の読み出し周期内の第1のタイミングでCPUに対して
読込開始信号を発するとともに、2ポートメモリへの書
き込み終了後にCPUによって、A/D変換に要する実
時間に基づいて前記読み出し周期の設定が変更されるタ
イマ回路と、前記読み出し周期内であり且つCPUの読
み出し動作終了時の第2のタイミングでA/D変換器の
変換開始信号を発するとともに、2ポートメモリへのデ
ータ書き込み終了時にCPUへ割り込みをかける制御回
路と、前記変換開始信号が供給されてから、前記読み出
し周期よりも短い周期内でA/D変換動作を行うととも
に、該変換データを2ポートメモリへ書き込むA/D変
換器とを備えたので、次のような優れた効果が得られ
る。
【0027】(1)CPUがアナログデータを読み出し
た後にA/D変換器が変換を開始するので、互いに待ち
の時間が無くなり、CPUの効率が上がる。
【0028】(2)2ポートメモリの調停回路が不要と
なるので、回路構成を単純化することができるととも
に、2ポートメモリの効率的な使用が可能となる。
【0029】(3)アナログデータの書き込み後、CP
Uへ割り込みを与える事により、CPUは読み込み周期
の最適な時間を知ることができる。
【0030】(4)アナログデータを高速度でサンプリ
ングすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の一実施例を示すブロッ
ク図。
【図2】請求項1に記載の発明の一実施例の動作を説明
するためのタイムチャート。
【図3】請求項2に記載の発明の一実施例を示すブロッ
ク図。
【図4】請求項2に記載の発明の一実施例の動作を説明
するためのタイムチャート。
【符号の説明】
1…CPU 2…2ポートメモリ 3…タイマ回路 4…制御回路 5…A/D変換器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A/D変換器の変換データを2ポートメ
    モリに書き込むとともに、該2ポートメモリの書き込み
    データをCPUへ読み出すマイクロコンピュータによる
    アナログデータ読込回路において、 所定の読み出し周期内の第1のタイミングでCPUに対
    して読込開始信号を発するタイマ回路と、 前記読み出し周期内であり且つCPUの読み出し動作終
    了時の第2のタイミングでA/D変換器の変換開始信号
    を発する制御回路と、 前記変換開始信号が供給されてから、前記読み出し周期
    よりも短い周期内でA/D変換動作を行うとともに、該
    変換データを2ポートメモリへ書き込むA/D変換器と
    を備えたことを特徴とするマイクロコンピュータによる
    アナログデータ読込回路。
  2. 【請求項2】 A/D変換器の変換データを2ポートメ
    モリに書き込むとともに、該2ポートメモリの書き込み
    データをCPUへ読み出すマイクロコンピュータによる
    アナログデータ読込回路において、 所定の読み出し周期内の第1のタイミングでCPUに対
    して読込開始信号を発するとともに、2ポートメモリへ
    の書き込み終了後にCPUによって、A/D変換に要す
    る実時間に基づいて前記読み出し周期の設定が変更され
    るタイマ回路と、 前記読み出し周期内であり且つCPUの読み出し動作終
    了時の第2のタイミングでA/D変換器の変換開始信号
    を発するとともに、2ポートメモリへのデータ書き込み
    終了時にCPUへ割り込みをかける制御回路と、 前記変換開始信号が供給されてから、前記読み出し周期
    よりも短い周期内でA/D変換動作を行うとともに、該
    変換データを2ポートメモリへ書き込むA/D変換器と
    を備えたことを特徴とするマイクロコンピュータによる
    アナログデータ読込回路。
JP7163218A 1995-03-30 1995-06-29 マイクロコンピュータによるアナログデータ読込回路 Pending JPH08329034A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7163218A JPH08329034A (ja) 1995-03-30 1995-06-29 マイクロコンピュータによるアナログデータ読込回路

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7255595 1995-03-30
JP7-72555 1995-03-30
JP7163218A JPH08329034A (ja) 1995-03-30 1995-06-29 マイクロコンピュータによるアナログデータ読込回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08329034A true JPH08329034A (ja) 1996-12-13

Family

ID=26413689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7163218A Pending JPH08329034A (ja) 1995-03-30 1995-06-29 マイクロコンピュータによるアナログデータ読込回路

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JP (1) JPH08329034A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009037161A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009037161A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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