JPH1055317A - バックアップメモリ回路 - Google Patents

バックアップメモリ回路

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Publication number
JPH1055317A
JPH1055317A JP8213577A JP21357796A JPH1055317A JP H1055317 A JPH1055317 A JP H1055317A JP 8213577 A JP8213577 A JP 8213577A JP 21357796 A JP21357796 A JP 21357796A JP H1055317 A JPH1055317 A JP H1055317A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed memory
low
memory
speed
processor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8213577A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Kobayashi
直人 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Publication of JPH1055317A publication Critical patent/JPH1055317A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電流を抑えながら高速処理の行えるバッ
クアップメモリ回路を提供すること。 【解決手段】 バッテリーバックアップを行う低速メモ
リ10と、当該低速メモリと同一アドレスの領域を有す
ると共に、バッテリーバックアップを有しない高速メモ
リ20と、これら低速メモリ及び高速メモリのうち同一
アドレスについては高速メモリのタイミングでデータを
書き込むプロセッサ30と、このプロセッサと当該低速
メモリとの間に挿入されて、当該プロセッサの出力する
高速メモリへの書込み信号を低速メモリに対する書込み
信号に遅延させる遅延回路40とを備え、前記低速メモ
リ及びこれと同一アドレスの高速メモリにプロセッサが
書込み動作を行うときは、データの書込みを単発で行う
ことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シーケンス制御装
置等のような高い信頼性の要請される機器に用いられる
電池によるメモリバックアップを行う装置に掛り、特に
バックアップメモリ回路の回路動作の高速化に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人の提案にかかる実開昭63−5
539号公報に開示されているように、メモリ装置をバ
ッテリを用いてバックアップすることが行われている。
他方で、データ処理を高速化するために、従来の低速メ
モリに代えて高速メモリを使用したいという要請があ
る。
【0003】この場合、高速メモリでは、例えば高速S
RAMの値として、アクセスタイムが15nSで、バッ
クアップ時の消費電流は5〜10μA程度になってい
る。これに対して、低速メモリでは、例えば通常のSR
AMの値として、アクセスタイムが55nSで、バック
アップ時の消費電流は0.1〜1μA程度になっている。
そこで、メモリをバックアップさせた回路を高速化する
為に、高速メモリを採用すると、消費電流の増大が問題
となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この解決策として、従
来は二つ存在していた。第一は、大容量のバッテリを採
用することであるが、機器の小型化の要請に反する。第
二は、高速メモリではなく従前の低速メモリを使用して
消費電流を少なくすることであるが、高速処理の要請に
反する。本発明はこのような課題を解決したもので、消
費電流を抑えながら高速処理の行えるバックアップメモ
リ回路を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明は、バッテリーバックアップを行う低速メモリ10
と、当該低速メモリと同一アドレスの領域を有すると共
に、バッテリーバックアップを有しない高速メモリ20
と、これら低速メモリ及び高速メモリのうち同一アドレ
スについては高速メモリのタイミングでデータを書き込
むプロセッサ30と、このプロセッサと当該低速メモリ
との間に挿入されて、当該プロセッサの出力する高速メ
モリへの書込み信号を低速メモリに対する書込み信号に
遅延させる遅延回路40とを備え、前記低速メモリ及び
これと同一アドレスの高速メモリにプロセッサが書込み
動作を行うときは、データの書込みを単発で行うことを
特徴としている。
【0006】本発明の構成によれば、低速メモリ及びこ
れと同一アドレスの高速メモリにプロセッサが書込み動
作を行うときは、データの書込みを単発で行うことで、
高速メモリへの書込み動作でメモリ処理の高速性を確保
すると共に、低速メモリへの書込み動作でバッテリーバ
ックアップを確保している。データの書込みを単発とし
ていることで、高速メモリと低速メモリの書込み速度の
相違に起因して連続したデータ書込みの際に生じる不都
合を回避している。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて、本発明を説明
する。図1は本発明の一実施例を示す構成ブロック図で
ある。図において、低速メモリ10は、バッテリーを接
続してバックアップを行う。高速メモリ20は、低速メ
モリ10と同一アドレスの領域を有すると共に、バッテ
リーバックアップを有しない。プロセッサ30は、低速
メモリ10及び高速メモリ20のうち同一アドレスにつ
いては、高速メモリ20のタイミングでデータを書き込
む。遅延回路40は、プロセッサ30と低速メモリ10
との間に挿入されて、プロセッサ30の出力する高速メ
モリ20への書込み信号を低速メモリ10に対する書込
み信号に遅延させるもので、例えばラッチ回路が使用さ
れる。プロセッサ30と、高速メモリ20及び遅延回路
40との間は、アドレス/データバス及び書込み/読出
のコントロール信号線で接続されている。
【0008】プロセッサ30が、低速メモリ10及びこ
れと同一アドレスの高速メモリ20に書込み動作を行う
のは、バッテリーバックアップを行う必要性のあるデー
タの大切なものに限られる。例えば、ユーザープログラ
ム中のレジスタのデータやタイマの状態である。これに
対して、高速メモリ20のみに書き込まれ、低速メモリ
10への書込みを行わないデータは、プロセッサ30が
演算の中間で取り扱うデータや、スタックエリアに書き
込まれたデータ等である。
【0009】このように構成された装置の動作を次に説
明する。図2は高速メモリ及び低速メモリに対する書込
み動作を説明する波形図で、(A)は高速メモリデータ
信号、(B)は高速メモリライトパルス、(C)は低速
メモリデータ信号、(D)は低速メモリライトパルスを
表している。高速メモリデータ信号は、書込み周期T 1
で書込みデータの更新が行われている。高速メモリライ
トパルスは、高速メモリデータ信号が確定した頃合いを
見計らって出力される。低速メモリデータ信号は、書込
み周期T2で書込みデータの更新が行われているが、遅
延回路40の影響で高速メモリデータ信号のタイミング
に比較して期間τだけ遅延している。低速メモリライト
パルスは、低速メモリデータ信号が確定した頃合いを見
計らって出力される。低速メモリデータ信号の書込み周
期T2は、高速メモリデータ信号の書込み周期T1に比較
して長いので、低速メモリデータ信号の書込み途中で高
速メモリ20側の書込みデータの更新があっても、低速
メモリ10は従前の書込みデータの書込みを継続する。
【0010】次に、読出動作について説明する。高速メ
モリ20からデータを読みだすときは、低速メモリ10
に接続されている信号は変化させない。次に、バッテリ
ーバックアップした低速メモリ10を読出すのは、電源
立ち上げ時に一括して高速メモリ20に複写する場合で
ある。通常動作時には、データの読出は高速メモリ20
からのみ行い、メモリ処理を高速化している。
【0011】尚、低速メモリ10及びこれと同一アドレ
スの高速メモリ20にプロセッサ30が書込み動作を行
うときに、データの書込みを単発で行うことは、シーケ
ンス制御装置のように一定周期で接点信号を取り込むと
か、センサ信号を取り込んで記憶するような用途の多い
分野では、事実上の運用に差し支えを生じない。
【0012】なお、上記実施例においてはデータの書込
みを単発で行う場合を示したが、本発明の変形実施例と
して、データの書込みを連続して行う場合に対処する必
要のある用途では、高速メモリ20の他にバッテリーバ
ックアップした低速メモリ10にも書き込む必要のある
場合には、高速メモリ20の高速処理を犠牲にして低速
メモリ10への書込み処理と同期をとる構成にするとよ
い。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、遅
延回路40を設けてバッテリーバックアップした低速メ
モリ10への書き込みを処理しているので、プロセッサ
30は高速メモリ20への書込み動作が終了すれば、低
速メモリ10への書込み動作が終了していなくても、高
速メモリ20の読出や演算を行うことができるので、バ
ッテリーバックアップしたメモリの回路動作を高速化で
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図2】高速メモリ及び低速メモリに対する書込み動作
を説明する波形図である。
【符号の説明】
10 低速メモリ 20 高速メモリ 30 プロセッサ 40 遅延回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッテリーバックアップを行う低速メモリ
    (10)と、 当該低速メモリと同一アドレスの領域を有すると共に、
    バッテリーバックアップを有しない高速メモリ(20)
    と、 これら低速メモリ及び高速メモリのうち同一アドレスに
    ついては高速メモリのタイミングでデータを書き込むプ
    ロセッサ(30)と、 このプロセッサと当該低速メモリとの間に挿入されて、
    当該プロセッサの出力する高速メモリへの書込み信号を
    低速メモリに対する書込み信号に遅延させる遅延回路
    (40)とを備え、 前記低速メモリ及びこれと同一アドレスの高速メモリに
    プロセッサが書込み動作を行うときは、データの書込み
    を単発で行うことを特徴とするバックアップメモリ回
    路。
JP8213577A 1996-08-13 1996-08-13 バックアップメモリ回路 Pending JPH1055317A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8213577A JPH1055317A (ja) 1996-08-13 1996-08-13 バックアップメモリ回路

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JP8213577A JPH1055317A (ja) 1996-08-13 1996-08-13 バックアップメモリ回路

Publications (1)

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JPH1055317A true JPH1055317A (ja) 1998-02-24

Family

ID=16641515

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JP8213577A Pending JPH1055317A (ja) 1996-08-13 1996-08-13 バックアップメモリ回路

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JP (1) JPH1055317A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005321938A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Nec Electronics Corp 半導体装置及びその制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005321938A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Nec Electronics Corp 半導体装置及びその制御方法
JP4684575B2 (ja) * 2004-05-07 2011-05-18 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置及びその制御方法

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