JP2738141B2 - シングルチップマイクロコンピュータ - Google Patents

シングルチップマイクロコンピュータ

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JP2738141B2
JP2738141B2 JP2268948A JP26894890A JP2738141B2 JP 2738141 B2 JP2738141 B2 JP 2738141B2 JP 2268948 A JP2268948 A JP 2268948A JP 26894890 A JP26894890 A JP 26894890A JP 2738141 B2 JP2738141 B2 JP 2738141B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、シングルチップマイクロコンピュータに関
し、特に時計用のタイマを内蔵するシングルチップマイ
クロコンピュータに関する。
〔従来の技術〕
現在、多くの家電製品において、システムコントロー
ラとして、4/8ビット・シングルチップマイクロコンピ
ュータが用いられている。これら家電製品では、エアコ
ン,VTR,ビデオカメラ,電子炊飯器等種類を問わずタイ
マ予約機能を内蔵する製品が増加している。そのため、
シングルチップマイクロコンピュータにおいては、時計
用のタイマを内蔵する機種が多い。
従来、シングルチップマイクロコンピュータに内蔵す
る時計用のタイマは、応用製品においてタイマ予約機能
を実現するために、タイマとタイマのオーバフローによ
ってセットするフラグにより構成し、1秒を計数するた
めに0.5秒毎の時間間隔でフラグをセットする機能を有
している。
従来の時計用のタイマを内蔵するシングルチップマイ
クロコンピュータの構成及び動作についてタイマブロッ
クを中心に第4図を用いて説明する。第4図は従来の時
計用のタイマを内蔵するシングルチップマイクロコンピ
ュータを示すブロック図である。時計用のタイマを内蔵
するシングルチップマイクロコンピュータ300は、端子4
00と,端子401と,クロック発生回路340と,中央処理装
置320(以下CPUと記す)と、,内部データバス330と,
メモリ310と,タイマブロック350と,割込みコントロー
ラ390とにより構成される。
内部データバス330は、メモリ310と,タイマブロック
350と,割込みコントローラ390をCPU320に接続するアド
レス・データバスである。クロック発生回路340は、端
子400と端子401に入力する信号からクロック信号341を
生成し、動作クロックとしてCPU320と,メモリ310と,
タイマブロック350と,割込みコントローラ390に対し供
給する。
メモリ310は、CPU320が実行するプログラムを格納す
る。割込みコントローラ390は、割込み要求信号391を出
力しCPU320に対して割込み処理の起動を要求する。CPU3
20は、メモリ310に格納した命令を、内部データバス330
を介して取り込んで実行することにより、シングルチッ
プマイクロコンピュータ300を制御する。
またCPU320は割込みコントローラ390が、発生する割
込み要求を受け付けると実行中の命令処理終了後、割込
み処理を起動すると同時に割込みコントローラ390に割
込み受付け信号392を出力する。
タイマブロック350は、イネーブルフラグ360とlビッ
ト(lは自然数)タイマ370とオーバフローフラグ380と
により構成する。lビットタイマ370は、クロック信号3
41を入力としてアップカウント動作し、オーバフローに
よりオーバフロー信号371をオーバフローフラグ380に対
して出力する。
オーバフローフラグ380は、内部データバス330を介し
てCPU320に接続されオーバフロー信号371が“1"となる
ことにより“1"にセットするフラグである。イネーブル
フラグ360は、lビットタイマ370のカウント動作を制御
するフラグである。
イネーブルフラグ360が“1"の時、出力信号361は“1"
となり、“0"の時出力信号361は“0"となる。出力信号3
61が“1"の時、lビットタイマ370は、カウント動作を
開始し、“0"の時lビットタイマ370は初期化されカウ
ント動作を停止する。
次にタイマブロック350の時計動作について説明す
る。まずカウント動作を述べる。CPU320は、命令により
lビットタイマ370のイネーブルフラグ360に“1"を設定
する。従って、出力信号361は“1"となりlビットタイ
マ370がカウント動作を開始する。lビットタイマ380
は、オーバフローによりオーバフロー信号371を出力
し、オーバフローフラグ380を“1"にセットする。
CPU320は、命令により内部データバス330を介してオ
ーバフローフラグ380の値を読み込んでテストし、オー
バフローフラグ380が“1"の時“0"にクリアし、時間の
カウント処理を行なう。このため、lビットタイマ370
のオーバフロー時間を短かくし過ぎると、フラグのテス
ト命令の頻度が高くなり、CPU320の処理効率は著しく低
下する。また、時計用のタイマでは1秒をカウントする
ためオーバフロー時間を0.5秒より長くできない。従っ
て、通常オーバフロー時間は、0.5秒でありlビットタ
イマ370のビット数とクロック信号341の周波数の組み合
せにより設定する。
次にカウント動作の停止について述べる。CPU320は、
命令により、lビットタイマ370のイネーブルフラグ360
に“0"を設定する。出力信号361は、“0"となりlビッ
トタイマ370は、“0"に初期化されカウント動作を停止
する。
従って、再びイネーブルフラグ360に“1"を設定する
ことにより時間合わせが可能である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の時計用のタイマを内蔵するシングルチ
ップマイクロコンピュータは、タイマブロックをlビッ
トタイマとイネーブルフラグにより構成し、時計用のタ
イマの機能として時間合わせ動作を行なうためにイネー
ブルフラグを“0"に設定するとlビットタイマがカウン
ト動作を停止してしまうので、時間用タイマとしてしか
動作せず、インターバルタイマとして兼用できないとい
う欠点がある。
本発明の目的は、時計用タイマとインターバルタイマ
を兼用できるシングルチップマイクロコンピュータを提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のシングルチップマイクロコンピュータは、中
央処理装置と、割込みコントローラと、mビット(mは
自然数)からなる第1のタイマと、前記第1のタイマの
カウント動作を制御する第1のイネーブルフラグと、n
ビット(nは自然数)からなる第2のタイマと、前記第
2のタイマのカウント動作を制御する第2のイネーブル
フラグと、前記第1のイネーブルフラグにより前記第1
のタイマのカウント動作を制御し前記第2のイネーブル
フラグにより前記第2のタイマのカウント動作を制御す
る手段を有することを特徴とする。
すなわち、lビットタイマをmビットタイマ(は自然
数かつm<l)とnビットタイマ(nは自然数かつn<
l)で構成し、(ここでl=m+n)mビットタイマを
制御するイネーブルフラグと、nビットタイマを制御す
るイネーブルフラグを有し、mビットタイマのカウント
動作中に、nビットタイマのみのカウント動作を制御で
きる機能を有するため、時計用のタイマを時計用のタイ
マとインターバルタイマとして兼用できかつ、同時に動
作できる。
更にmビットタイマを制御するイネーブルフラグの前
設定値を記憶し、記憶した前設定値と現在の設定値か
ら、mビットタイマのカウント動作を制御するタイマ制
御回路を付加することにより、mビットタイマのみを
“0"クリアすると同時に再起動できるため、時計用のタ
イマを時計用のタイマとインターバルタイマとして同時
に動作中に、インターバルタイマのみを再起動できる。
〔実施例〕 第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。第1の実施例の時計用のタイマを内蔵するシングル
チップマイクロコンピュータについて第1図を参照し、
構成及び動作を説明する。
本実施例の時計用のタイマを内蔵するシングルチップ
マイクロコンピュータは、内蔵する時計用のタイマをイ
ンターバルタイマとして兼用して同時に動作する構成と
なっている。すなわち、タイマブロック100のmビット
タイマ140と,nビットタイマ150と,セレクタ160と,イ
ネーブルフラグ110と,イネーブルフラグ120と,選択フ
ラグ130と,割込みコントローラに要求フラグ171とマス
クフラグ172を付加したことが第4図に示す従来例との
差異である。従って、従来例と同一な構成要素の説明は
省略し、相違点のみを中心に説明する。
第1の実施例のタイマブロック100は、内部データバ
ス330を介して、CPU320に接続される。タイマブロック1
00は、イネーブルフラグ110とイネーブルフラグ120と選
択フラグ130とmビットタイマ140とnビットタイマ150
とセレクタ160により構成する。
イネーブルフラグ110は、mビットタイマ140のカウン
ト動作を指定するフラクである。イネーブルフラグ110
が“1"の時、出力信号111は“1"となり、“0"の時出力
信号111は“0"となる。mビットタイマ140は、出力信号
111が“1"の時、クロック信号241を入力としてアップカ
ンウント動作しオーバフローによりオーバフロー信号14
1をnビットタイマ150に対して出力し、出力信号111が
“0"の時、mビットタイマ140を“0"に初期化して停止
する。
分周信号142は、mビットタイマ140のxビット段(x
は自然数)の出力信号であり、分周信号143は、mビッ
トタイマ140のyビット段(yは自然数)の出力信号で
ある。ここではy<x<mとする。mビットタイマ140
は、分周信号142と分周信号143をセレクタ160に対して
出力する。
イネーブルフラグ120は、nビットタイマ150のカウン
ト動作を指定するフラグである。イネーブルフラグ120
が“1"の時、出力信号121は“1"となり,“0"の時出力
信号121は“0"となる。
nビットタイマ150は、出力信号121が“1"の時、オー
バフロー信号141を入力としてアップカウント動作し、
オーバフローによりオーバフロー信号151をオーバフロ
ーフラグ380に対して出力し、出力信号121が“0"の時、
nビットタイマ150を“0"に初期化して停止する。
選択フラグ130は、分周信号142か分周信号143の選択
を指定するフラグである。選択フラグ130が“1"の時、
出力信号131は“1"となり、“0"の時出力信号131は“0"
となる。選択フラグ130は出力信号131をセレクタ160に
対して出力する。
セレクタ160は出力信号131が“0"の時分周信号142を
選択し“1"の時分周信号143を選択し、出力信号161とし
て割込みコントローラ170に対して出力する。
割込みコントローラ170の要求フラグ171は、出力信号
161が“1"の時“1"にセットされ、CPU320が出力する割
込み受付け信号392が“1"の時“0"にクリアするフラグ
である。マスクフラグ172は、割込み要求信号391のCPU3
20に対する出力動作の許可フラグであり、命令により設
定し、“0"の時出力を許可し“1"の時出力を禁止する。
次に、第1の実施例のタイマブロック100の動作につ
いて第2図を参照して説明する。第2図はイネーブルフ
ラグ110とイネーブルフラグ120の設定値による、mビッ
トタイマ140とnビットタイマ150の動作状態を示す図で
ある。CPU320は命令により、内部データバス330を介し
てタイマブロック100のオーバフローフラグ380と,割込
みコントローラ170の要求フラグ171とマスクフラグ172
に各々“0"を書き込んで初期状態を設定する。
次にCPU320は、命令により内部データバス330を介し
て、タイマブロック100のイネーブルフラグ110とイネー
ブルフラグ120に各々“1"を,選択フラグ130に“0"を設
定する。出力信号111が“1"となることによりmビット
タイマ140は、カウント動作を開始し、出力信号121が
“1"となることによりnビットタイマ150は、カウント
動作を開始する。mビットタイマ140は、クロック信号3
41を入力し、yビット段より分周信号143を出力し、x
ビット段より分周信号142を出力する。
出力信号131が“0"であることにより、セレクタ160は
分周信号142を選択する。セレクタ160は分周信号142を
出力信号161として割込みコントローラ170に対して出力
する。分周信号142は“1"となることにより要求フラグ1
71を“1"にセットする。
割込みコントローラ170は、マスクフラグ172が“0"で
あることにより、割込み要求信号391をCPU320に対して
出力する。CPU320は、割込み要求を受け付けると現在実
行中の命令を終了後、命令実行を中断して、割込み処理
を起動すると同時に割込み受付け信号392を“1"にして
割込みコントローラ170に対し出力する。
CPU320は割込み受付け信号392を“1"とすることによ
り、要求フラグ171を“0"にクリアする。従って、タイ
マブロック100はクロック信号341の2x分周時間間隔毎に
CPU320に対して割込み要求信号391を発生するインター
バルタイマとして動作する。mビットタイマ140はクロ
ック信号341を入力としてアップカウント動作し、オー
バフローによりオーバフロー信号141を発生する。
nビットタイマ150は、オーバフロー信号141を入力と
してアップカウント動作し、オーバフロー信号141の2n
分周時間間隔毎にオーバフロー信号151を“1"にする。
オーバフロー信号151は“1"となることにより、オーバ
フローフラグ380を“1"にセットする。すなわち、オー
バフローフラグ380は、クロック信号341の2(m+n)分周時
間間隔毎に“1"になる。
CPU320は命令により、内部データバス330を介してオ
ーバフローフラグ380のフラグ値を読みこむ。オーバフ
ローフラグ380が“1"の時、オーバフローフラグ380を
“0"にクリアすると同時に、ソフトウェアでカウント動
作を行なう。
タイマブロック100は、クロック信号241、の2(m+n)
周時間間隔毎に、オーバフローフラグ380を“1"にセッ
トすることにより時計用のタイマとして動作する。従っ
て、タイマブロック100は、インターバルタイマかつ時
計用のタイマとして同時に動作する。
時計用のタイマは、時計合わせ動作を行う必要がある
ため、インターバルタイマが動作中であっても、カウン
ト動作を制御できなければならない。
次にタイマブロック100の時計用のタイマの時間合わ
せ動作について述べる。CPU320は、命令により内部デー
タバス330を介してイネーブルフラグ120に“0"を設定す
る。
出力信号121が“0"となることにより第2図に示すよ
うにnビットタイマ150のみを“0"に初期化してカウン
ト動作を停止する。mビットタイマ140はカウント動作
を継続するためインターバルタイマとしての動作は継続
する。CPU320は、命令により内部データバス330を介し
てイネーブルフラグ120に“1"を設定する。
nビットタイマ150は、イネーブルフラグ120が設定さ
れた後、最初に発生するオーバフロー信号141よりカウ
ント動作を開始し、時計用のタイマとしての動作を再開
する。ここで時計用のタイマはイネーブルフラグ120を
設定してから、nビットタイマ150が最初にカウント動
作を開始するまでに最大で{2m/(クロック信号341の周
波数)}で表される誤差時間を生じる。
通常、オーバフローフラグ380をセットするカウント
時間間隔は{2(m+n)/(クロック信号341の周波数)}=
0.5(秒)と長いため、mビットタイマ140とnビットタ
イマ150のビット比(m:n)を{2m/(クロック信号341の
周波数)}≪{2(m+n)/(クロック信号341の周波数)}
となるように構成することにより、誤差時間は、1秒よ
り充分短時間にできる。従ってタイマブロック100を時
計用のタイマとして動作させた場合の時間合わせ精度を
実用上、支障のるい程度に抑えることが容易である。
例えば、クロック信号341の周波数を4194304MHzと
し、ビット比(m:n)=18:3とした場合でも、誤差時間
は0.0625秒であり、カウント時間(0.5秒)に比較して
1桁小さい。
従ってタイマブロック100はインターバルタイマとし
て動作中に同時に時計用のタイマとしての動作が可能で
ある。
第3図は、本発明の第2の実施例を示すブロック図で
ある。第2の実施例の時計用のタイマを内蔵するシング
ルチップマイクロコンピュータについて第3図を参照
し、構成及び動作を説明する。第2の実施例の時計用の
タイマを内蔵するシングルチップマイクロコンピュータ
は、第1の実施例に対して、時計用のタイマの動作中に
時計用のタイマ動作に支障を与えることなくインターバ
ルタイマを再起動できることが特徴である。
本実施例は第1の実施例に対して、タイマ制御回路21
0を付加したことが異なる。従って、相違点のみを説明
する。
まず第2の実施例の構成を説明する。第2の実施例の
タイマブロック200は、内部データバス330を介してCPU3
20に接続される。
タイマ制御回路210は、出力信号111を入力とし、イネ
ーブルフラグ110の前設定値を記憶し、記憶した前設定
値の出力信号111の値により、mビットタイマ140の動作
を制御する出力信号211を出力する。
タイマ制御回路210は、前設定値にかかわっらず出力
信号111が“0"の時、出力信号211として“0"を出力し、
前設定値が“0"で出力信号111が“1"の時、出力信号211
として“1"を出力し、前設定値が“1"で出力信号111が
“1"の時、出力信号211として、mビットタイマ140を
“0"に初期化するために最小限必要な時間幅の“0"を出
力し後、再び“1"を出力する。
次に、第2の実施例のタイマブロック200の動作につ
いて第3図を参照し説明する。オーバフローフラグ380
と,要求フラグ171と,マスクフラグ172に対する初期状
態の設定とイネーブルフラグ110と,イネーブルフラグ1
20と,選択フラグ130の設定は、第1の実施例と同一と
する。
タイマ制御回路210は、記憶値が“0"で出力信号111が
“1"となることにより、出力信号211を“1"としてmビ
ットタイマ140に対し出力する。mビットタイマ140は、
出力信号211が“1"となることにより、カウント動作を
開始し、タイマブロック200は、クロック信号341の2x
周時間間隔毎に、CPU320に対して割込み処理の起動を要
求するインターバルタイマとして動作する。同時に、タ
イマブロック200はnビットタイマ150のカウント動作に
よりクロック信号341の2(m+n)分周時間間隔毎にオーバ
フローフラグ380を“1"にセットすることにより時計用
のタイマとして動作する。
次にタイマブロック200のインターバルタイマの再起
動の動作について説明する。CPU320は命令を実行し、内
部データバス330を介してイネーブルフラグ110に“1"に
設定する。
タイマ制御回路210は、記憶値が“1"で、出力信号111
が“1"となることにより、mビットタイマ140のみを
“0"に初期化して再起動する。nビットタイマ150は、
カウント動作を継続するが、mビットタイマ140を再起
動すると最大で(mビットタイマ140の初期化時間)+
(mビットタイマ140のオーバフロー時間)≒誤差時間
分の遅れ時間を生じる。
ここで、mビットタイマ140とnビットタイマ150のビ
ット比(m:n)を誤差時間≪0.5(秒)となるように構成
すると、誤差時間は1秒比較して充分短時間であるた
め、時計用のタイマの精度として実用上支障のない値と
なる。
従ってタイマブロック300は、時計用のタイマ及びイ
ンターバルタイマとして同時に動作中に、時計用のタイ
マ動作に支障を与えることなくインターバルタイマのみ
再起動できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は時計用のタイマブロッ
クを内蔵するシングルチップマイクロコンピュータにお
いて、タイマブロックを、mビットタイマと,nビットタ
イマと,mビットタイマのカウント動作を制御するイネー
ブルフラグと,nビットタイマのカウント動作を制御する
イネーブルフラグで構成し、mビットタイマがカウント
動作中にnビットタイマのみのカウント動作の制御を可
能とすることにより、時計用のタイマのタイマブロック
を時計用のタイマと、インターバルタイマとして兼用
し、且つ同時に動作できる効果がある。
更にmビットタイマのイネーブルフラグの設定値と、
前設定値よりカウント動作を制御するタイマ制御回路を
付加し、mビットタイマのみを“0"に初期化すると同時
に再起動できることにより時計用のタイマを時計用のタ
イマとインターバルタイマとして同時に動作中に時計用
のタイマ動作に支障を与えることなく、インターバルタ
イマのみを再起動できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の時計用タイマを内蔵す
るシングルチップマイクロコンピュータのブロック図、
第2図は本発明の第1の実施例の動作を示す図、第3図
は本発明の第2の実施例の時計用タイマを内蔵するシン
グルチップマイクロコンピュータのブロック図、第4図
は従来の時計用タイマを内蔵するシングルチップマイク
ロコンピュータのブロック図である。 100……タイマブロック、110……イネーブルフラグ、11
1……出力信号、120……イネーブルフラグ、121……出
力信号、130……選択フラグ、131……出力信号、140…
…mビットタイマ、141……オーバフロー信号、142,143
……分周信号、150……nビットタイマ、151……オーバ
フロー信号、160……セレクタ、161……出力信号、170
……割込みコントローラ、171……要求フラグ、172……
マスクフラグ、200……タイマブロック、210……タイマ
制御回路、211……出力信号、300……シングルチップマ
イクロコンピュータ、310……メモリ、320……中央処理
装置、330……内部データバス、340……クロック発生回
路、341……クロック信号、350……タイマブロック、36
0……イネーブルフラグ、361……出力信号、370……l
ビットタイマ、371……オーバフロー信号、380……オー
バフローフラグ、390……割込みコントローラ、391……
割込み要求信号、392……割込み受付け信号、400,401…
…端子。

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央処理装置と、割込みコントローラと、
    mビット(mは自然数)からなる第1のタイマと、前記
    第1のタイマのカウント動作を制御する第1のイネーブ
    ルフラグと、前記第1のタイマの出力信号を入力とする
    nビット(nは自然数)からなる第2のタイマと、前記
    第2のタイマのカウント動作を制御する第2のイネーブ
    ルフラグと、前記第1のイネーブルフラグおよび前記第
    2のイネーブルフラグを制御する手段とを含み、前記第
    1のタイマの任意のビットから得られる分周段出力がイ
    ンタバルタイマ出力とし、前記第2のタイマの出力が時
    計用タイマ出力とすることを特徴とするシングルチップ
    マイクロコンピュータ。
  2. 【請求項2】前記制御手段は第2のイネーブルフラグを
    制御して時計タイマの時間合せを行うことを特徴とする
    請求項1記載のシングルチップマイクロコンピュータ。
  3. 【請求項3】前記インタバルタイマ出力によって前記割
    込みコントローラに割込みを発生させる請求項1または
    2記載のマイクロコンピュータ。
  4. 【請求項4】前記第1のイネーブルフラグの値により前
    記第1のタイマのカウント動作を制御するタイマ制御回
    路と、命令により前記第1のイネーブルフラグに設定し
    たデータ結果により前記タイマ制御回路が前記第1のタ
    イマを“0"にクリア後再起動させる手段とを有すること
    を特徴とする請求項1,2または3記載のシングルチップ
    マイクロコンピュータ。
  5. 【請求項5】前記第1のタイムのx(xは自然数)ビッ
    ト目の分周段出力とy(yは自然数でx>y)ビット目
    の分周段出力とを選択するセレクタを含む請求項1,2,3
    または4記載のシングルチップマイクロコンピュータ。
  6. 【請求項6】前記第1のタイマのビット数mと前記第2
    のタイマのビット数nとの関係を{2m/前記第1のタイ
    マに入力するクロック信号周波数}より{2(m+n)/前記
    第1のタイマに入力するクロック信号周波数}が十分大
    となるように決めることを特徴とする請求項1,2,3また
    は4記載のシングルチップマイクロコンピュータ。
  7. 【請求項7】中央処理装置と割込みコントローラと、ク
    ロック信号をカウントするmビットタイマと、前記mビ
    ットタイマのオーバーフロー信号をカウントするnビッ
    トタイマと、前記mビットタイマの動作を制御する第1
    のイネーブルフラグと、前記nビットタイマの動作を制
    御する第2のイネーブルフラグとを含み、前記第2のイ
    ネーブルフラグを制御して時計タイマの時間合わせを行
    い、前記nビットタイマのオーバーフロー信号によって
    時間を計測するとともに、前記mビットタイマの分周段
    出力をインタバルタイマの出力とすることを特徴とする
    シングルチップマイクロコンピュータ。
  8. 【請求項8】前記オーバーフロー信号によって制御され
    るオーバーフローフラグを含む請求項7記載のシングル
    チップマイクロコンピュータ。
  9. 【請求項9】前記インタバルタイマの出力によって前記
    割込みコントローラに割込みを発生させる請求項7また
    は8記載のシングルチップマイクロコンピュータ。
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