JP3450667B2 - データプロセッサ - Google Patents

データプロセッサ

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JP3450667B2
JP3450667B2 JP25303597A JP25303597A JP3450667B2 JP 3450667 B2 JP3450667 B2 JP 3450667B2 JP 25303597 A JP25303597 A JP 25303597A JP 25303597 A JP25303597 A JP 25303597A JP 3450667 B2 JP3450667 B2 JP 3450667B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、与えられた外部ク
ロック信号より高い周波数を有する内部クロック信号に
同期してデータを処理し、かつ外部クロック信号に同期
して外部デバイスとの間のデータ転送を実行するデータ
プロセッサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】高速のCPU(central processing uni
t:中央処理装置)を備えたデータプロセッサに、メモ
リ、コプロセッサ等の低速の外部デバイスを接続する場
合、与えられた外部クロック信号から該外部クロック信
号の整数倍の周波数を有する内部クロック信号を生成す
るためのクロック生成回路がデータプロセッサの内部に
設けられる。CPUは、内部クロック信号に同期してデ
ータ処理を実行し、かつ該内部クロック信号に同期して
データ転送要求を発行する。ところが、CPUと外部デ
バイスとの間のデータ転送は、外部クロック信号に同期
して行われなければならない。
【0003】外部デバイスは、デバイス毎に固有のセッ
トアップタイムを有する。例えば、外部デバイスに与え
られるアドレス信号が確定した後に該外部デバイスのセ
ットアップタイム以上の時間が経過してはじめて、デー
タ転送を実際に開始することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は、様々な外部デ
バイスのセットアップタイムを保証し、かつ該外部デバ
イスとの間の外部クロック信号に同期したデータ転送を
実現できるような高速データプロセッサがなかった。
【0005】本発明の目的は、与えられた外部クロック
信号より高い周波数を有する内部クロック信号に同期し
てデータを処理し、かつ外部クロック信号に同期して外
部デバイスとの間のデータ転送を実行するデータプロセ
ッサにおいて、外部デバイスのセットアップタイムの変
更に柔軟に対応できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のデータプロセッサは、外部クロック信号の
1サイクルの期間を内部クロック信号の1サイクルの期
間で区切ってなる複数個のサブ期間のうちの任意のサブ
期間をスタート信号で指定できるようにしたものであ
る。
【0007】具体的に説明すると、本発明のデータプロ
セッサは、内部クロック信号によりアドレス信号を確定
してからあるセットアップタイムが経過した後に与えら
れた外部クロック信号に同期して、前記あるセットアッ
プタイムを有する外部デバイスとの間のデータ転送を実
行するデータプロセッサであって、外部クロック信号か
ら該外部クロック信号の整数倍の周波数を有する内部ク
ロック信号を生成するためのクロック生成回路と、内部
クロック信号に同期してデータを処理するための処理手
段と、該処理手段と外部デバイスとの間のデータ転送を
制御するためのバスインターフェースと、外部クロック
信号の1サイクルの期間を分割してなりかつ各々内部ク
ロック信号の1サイクルの期間と同じ長さを有する複数
個のサブ期間のうち外部デバイスのセットアップタイム
に応じた位置のサブ期間を指定するスタート信号を生成
するためのスタート信号生成回路と、処理手段から内部
クロック信号に同期して発行された転送要求信号を受け
取った後にスタート信号を受け取ったときには転送ステ
ートへ移行するようにデータプロセッサの内部ステート
を制御するためのステート制御回路とを備えた構成を採
用したものである。しかも、バスインターフェースは、
処理手段から転送要求信号に伴って発行されたアドレス
信号を内部クロック信号に同期して外部デバイスへ供給
し、かつ転送ステートにおいて外部クロック信号に同期
して処理手段と外部デバイスとの間のデータ転送が開始
されるまで外部デバイスへのアドレス信号を保持するよ
うにしたものである。
【0008】この構成によれば、データの転送開始時点
を外部デバイスのセットアップタイムに応じて変えるこ
とができるので、様々な外部デバイスのセットアップタ
イムを保証し、かつ外部クロック信号に同期したデータ
転送を実現できる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るデータプロ
セッサの構成例を示している。図1のデータプロセッサ
1は、あるセットアップタイムを有する外部デバイス2
との間のデータ転送を外部クロック信号ECLKに同期
して実行するものである。データプロセッサ1は、外部
クロック信号ECLKの4倍の周波数を有する内部クロ
ック信号ICLKを生成するように公知のPLL(phas
e-locked loop)で構成されたクロック生成回路11
と、内蔵ROM(read only momory)から順次供給され
た命令INSTRに従ってかつ内部クロック信号ICL
Kに同期してデータを処理するためのCPU(処理手
段)12と、該CPU12から転送要求信号REQを受
け取ったときにCPU12と外部デバイス2との間の外
部クロック信号ECLKに同期したデータ転送を制御す
るためのデータ転送コントローラ13とを備えている。
データ転送コントローラ13は、バスインターフェース
20と、スタート信号生成回路30と、ステート制御回
路40とを備えている。14、15及び16は、それぞ
れCPU12とバスインターフェース20との間に設け
られたアドレスバス、データバス及びコントロールバス
である。17、18及び19は、それぞれバスインター
フェース20と外部デバイス2との間に設けられたアド
レスバス、データバス及びコントロールバスである。外
部デバイス2がメモリである場合にはデータが、外部デ
バイス2がコプロセッサである場合には命令(及びデー
タ)がそれぞれデータバス15,18の上に乗る。バス
インターフェース20は、CPU12と外部デバイス2
との間のデータ転送が外部クロック信号ECLKの立ち
上がりエッジに同期して実際に開始するように制御する
ものである。スタート信号生成回路30は、外部クロッ
ク信号ECLKの1サイクルの期間を等分割してなる4
個のサブ期間のうち、外部デバイス2のセットアップタ
イムに応じた位置のサブ期間を指定するスタート信号S
TARTを生成するものである。サブ期間は、CPU1
2から与えられる設定値信号SETに応じて選択され
る。ステート制御回路40は、CPU12から内部クロ
ック信号ICLKに同期して発行された転送要求信号R
EQを受け取った後にスタート信号STARTを受け取
ったときには転送ステートへ移行するように、データプ
ロセッサ1の内部ステートを内部クロック信号ICLK
に同期して制御するものである。図1中のCONTR
は、ステート制御回路40からバスインターフェース2
0へ供給される制御信号を表している。
【0010】図2は、バスインターフェース20の内部
構成を示している。バスインターフェース20は、アド
レスレジスタ21と、入力データレジスタ22と、トラ
イステートのバスバッファ23と、出力データレジスタ
24と、トライステートの他のバスバッファ25と、転
送制御信号生成回路26と、転送制御信号レジスタ27
とを備えている。アドレスレジスタ21は、CPU12
からアドレスバス14を介して供給されたアドレス信号
ADRSを保持し、かつアドレスバス17を介して該ア
ドレス信号ADRSを外部デバイス2へ供給する。入力
データレジスタ22は、外部デバイス2からデータバス
18を介して供給されたデータ信号を保持する。入力デ
ータレジスタ22に保持されたデータ信号は、バスバッ
ファ23及びデータバス15を介してCPU12へ供給
される。出力データレジスタ24は、CPU12からデ
ータバス15を介して供給されたデータ信号を保持す
る。出力データレジスタ24に保持されたデータ信号
は、バスバッファ25及びデータバス18を介して外部
デバイス2へ供給される。転送制御信号生成回路26
は、コントロールバス16を介してCPU12に接続さ
れ、外部クロック信号ECLKと、ステート制御回路4
0から供給された制御信号CONTRとを受け取り、転
送制御信号を生成するとともに、データの転送方向を制
御する。外部デバイス2がチップセレクト信号を必要と
する場合には、アドレスバス14上の信号の一部がチッ
プセレクト信号の生成に使用される。転送制御信号レジ
スタ27は、生成された転送制御信号を保持する。転送
制御信号レジスタ27に保持された信号は、コントロー
ルバス19を介して外部デバイス2へ供給される。図2
のバスインターフェース20は、CPU12から転送要
求信号REQに伴って発行されたアドレス信号ADRS
を外部デバイス2へ供給し、かつ転送ステートにおいて
外部クロック信号ECLKの立ち上がりエッジに同期し
てCPU12と外部デバイス2との間のデータ転送を開
始するまでアドレス信号ADRSをアドレスレジスタ2
1に保持する機能を備えている。
【0011】図3は、スタート信号生成回路30の内部
構成を示している。スタート信号生成回路30は、外部
クロック信号ECLKの立ち上がりエッジを検出するよ
うにDフリップフロップ31とANDゲート32とで構
成されたエッジ検出回路33と、外部クロック信号EC
LKの立ち上がりエッジ検出時点でゼロクリアされた後
に内部クロック信号ICLKのパルスをアップカウント
するためのアップカウンタ34と、CPU12から与え
られた設定値信号SETを記憶するためのレジスタ35
と、アップカウンタ34のカウント値信号COUNTと
レジスタ35に記憶された設定値信号SETとを比較す
るための比較回路36とを備えている。エッジ検出回路
33は、外部クロック信号ECLKの立ち上がり時点か
ら内部クロック信号ICLKの1サイクルの期間に相当
する1サブ期間だけHIGHレベルを保持するエッジ検
出信号EDGEを生成する。このエッジ検出信号EDG
Eはアップカウンタ34のクリア端子に供給され、該ア
ップカウンタ34は内部クロック信号ICLKの立ち上
がりエッジのカウントを開始する。したがって、カウン
ト値信号COUNTは、0、1、2及び3を表す。比較
回路36は、このカウント値信号COUNTとレジスタ
35に記憶された設定値信号SETとが一致したときに
スタート信号STARTを供給する。なお、データプロ
セッサ1の外部ピン37から設定値信号SETを比較回
路36へ直接供給するようにしてもよい。
【0012】図4は、ステート制御回路40の内部構成
を示している。ステート制御回路40は、ステート生成
回路41と、ステートレジスタ42と、データカウンタ
43とを備えている。ステートレジスタ42は、データ
プロセッサ1の現内部ステートが要求待ちステートS
0、開始待ちステートS1、転送ステートS2のうちの
いずれであるかを表すステート信号STATEを記憶す
る。データカウンタ43は、データ転送を終了させるた
めのストップ信号STOPを生成するように、転送デー
タ数をカウントする。ステートレジスタ42及びデータ
カウンタ43は、内部クロック信号ICLKの立ち上が
りエッジに同期して更新される。ステート生成回路41
は、ステートレジスタ42に記憶されたステート信号S
TATEと、CPU12から発行された転送要求信号R
EQと、スタート信号生成回路30により生成されたス
タート信号STARTと、データカウンタ43により生
成されたストップ信号STOPとに基づいてステートレ
ジスタ42を更新し、かつバスインターフェース20へ
の制御信号CONTRを更新する。
【0013】図5は、データプロセッサ1の内部ステー
トの遷移を示している。データプロセッサ1は、CPU
12から転送要求信号REQが発行されるまで要求待ち
ステートS0に留まっている。ステート生成回路41が
転送要求信号REQを受け取ると、要求待ちステートS
0から開始待ちステートS1へ遷移する。このときのデ
ータプロセッサ1は、スタート信号STARTが生成さ
れるまで開始待ちステートS1に留まる。ステート生成
回路41がスタート信号STARTを受け取ると、開始
待ちステートS1から転送ステートS2へ遷移する。こ
のときのデータプロセッサ1は、データカウンタ43に
よりストップ信号STOPが生成されるまで転送ステー
トS2に留まる。そして、ステート生成回路41がスト
ップ信号STOPを受け取ると、転送ステートS2から
要求待ちステートS0へ戻るように遷移する。
【0014】さて、CPU12は、データ転送の開始に
先立って、外部デバイス2のセットアップタイムに応じ
た位置のサブ期間をスタート信号STARTが指定でき
るように、設定値信号SETをスタート信号生成回路3
0へ与える。具体的には、内部クロック信号ICLKの
1サイクルの期間をTとし、かつ外部デバイス2のセッ
トアップタイムをTsとするとき、Ts=4TならばS
ET=0であり、Ts=3TならばSET=1であり、
Ts=2TならばSET=2であり、Ts=1Tならば
SET=3である。なお、CPU12は、外部クロック
信号ECLKの1サイクルの期間を等分割してなる4個
のサブ期間のうちのいずれのサブ期間でも、転送要求信
号REQを発行することができる。
【0015】図6は、SET=1(Ts=3T)であ
り、かつサブ期間T0において転送要求信号REQが発
行された場合のデータプロセッサ1の動作タイミングを
示している。T0、T1、T2、T3、T4、T5、T
6、T7、T8は、各々サブ期間を表している。図6に
よれば、SET=1であるから、サブ期間T1及びT5
にそれぞれスタート信号STARTが生成される。内部
ステートは、サブ期間T1の開始時点で要求待ちステー
トS0から開始待ちステートS1へ、サブ期間T2の開
始時点で開始待ちステートS1から転送ステートS2へ
それぞれ遷移する。そして、外部クロック信号ECLK
の次の立ち上がり時点、すなわちサブ期間T4の開始時
点から、CPU12と外部デバイス2との間の実際のデ
ータ転送が開始する。転送要求信号REQが発行された
サブ期間から実際にデータ転送が開始するサブ期間まで
の時間をアクセス遅延と定義すると、この場合のアクセ
ス遅延は3Tである。アドレス信号ADRSはサブ期間
T1の開始時点で確定するので、外部デバイス2のセッ
トアップタイム3Tが確保されている。
【0016】図7は、SET=1(Ts=3T)であ
り、かつサブ期間T1において転送要求信号REQが発
行された場合のデータプロセッサ1の動作タイミングを
示している。図7によれば、SET=1であるから、サ
ブ期間T1及びT5にそれぞれスタート信号START
が生成される。内部ステートは、サブ期間T2の開始時
点で要求待ちステートS0から開始待ちステートS1
へ、サブ期間T6の開始時点で開始待ちステートS1か
ら転送ステートS2へそれぞれ遷移する。そして、外部
クロック信号ECLKの次の立ち上がり時点、すなわち
サブ期間T8の開始時点から、CPU12と外部デバイ
ス2との間の実際のデータ転送が開始する。この場合の
アクセス遅延は6Tである。アドレス信号ADRSはサ
ブ期間T2の開始時点で確定するので、外部デバイス2
のセットアップタイム3Tが確保されている。仮にサブ
期間T4の開始時点からCPU12と外部デバイス2と
の間の実際のデータ転送が開始するものとすると、外部
デバイス2のセットアップタイム3Tが確保されない点
に注意を要する。
【0017】図8は、SET=1(Ts=3T)であ
り、かつサブ期間T2において転送要求信号REQが発
行された場合のデータプロセッサ1の動作タイミングを
示している。図8によれば、SET=1であるから、サ
ブ期間T1及びT5にそれぞれスタート信号START
が生成される。内部ステートは、サブ期間T3の開始時
点で要求待ちステートS0から開始待ちステートS1
へ、サブ期間T6の開始時点で開始待ちステートS1か
ら転送ステートS2へそれぞれ遷移する。そして、外部
クロック信号ECLKの次の立ち上がり時点、すなわち
サブ期間T8の開始時点から、CPU12と外部デバイ
ス2との間の実際のデータ転送が開始する。この場合の
アクセス遅延は5Tである。アドレス信号ADRSはサ
ブ期間T3の開始時点で確定するので、外部デバイス2
のセットアップタイム3Tが確保されている。
【0018】図9は、SET=1(Ts=3T)であ
り、かつサブ期間T3において転送要求信号REQが発
行された場合のデータプロセッサ1の動作タイミングを
示している。図9によれば、SET=1であるから、サ
ブ期間T1及びT5にそれぞれスタート信号START
が生成される。内部ステートは、サブ期間T4の開始時
点で要求待ちステートS0から開始待ちステートS1
へ、サブ期間T6の開始時点で開始待ちステートS1か
ら転送ステートS2へそれぞれ遷移する。そして、外部
クロック信号ECLKの次の立ち上がり時点、すなわち
サブ期間T8の開始時点から、CPU12と外部デバイ
ス2との間の実際のデータ転送が開始する。この場合の
アクセス遅延は4Tである。アドレス信号ADRSはサ
ブ期間T4の開始時点で確定するので、外部デバイス2
のセットアップタイム3Tが確保されている。
【0019】図10は、SET=3(Ts=1T)であ
り、かつサブ期間T0において転送要求信号REQが発
行された場合のデータプロセッサ1の動作タイミングを
示している。図10によれば、SET=3であるから、
サブ期間T3及びT7にそれぞれスタート信号STAR
Tが生成される。内部ステートは、サブ期間T1の開始
時点で要求待ちステートS0から開始待ちステートS1
へ、サブ期間T4の開始時点で開始待ちステートS1か
ら転送ステートS2へそれぞれ遷移する。したがって、
外部クロック信号ECLKの立ち上がり時点であるサブ
期間T4の開始時点から、CPU12と外部デバイス2
との間の実際のデータ転送が開始する。この場合のアク
セス遅延は3Tである。アドレス信号ADRSはサブ期
間T1の開始時点で確定するので、外部デバイス2のセ
ットアップタイム1Tが確保されている。
【0020】図11は、SET=3(Ts=1T)であ
り、かつサブ期間T1において転送要求信号REQが発
行された場合のデータプロセッサ1の動作タイミングを
示している。図11によれば、SET=3であるから、
サブ期間T3及びT7にそれぞれスタート信号STAR
Tが生成される。内部ステートは、サブ期間T2の開始
時点で要求待ちステートS0から開始待ちステートS1
へ、サブ期間T4の開始時点で開始待ちステートS1か
ら転送ステートS2へそれぞれ遷移する。したがって、
外部クロック信号ECLKの立ち上がり時点であるサブ
期間T4の開始時点から、CPU12と外部デバイス2
との間の実際のデータ転送が開始する。この場合のアク
セス遅延は2Tである。アドレス信号ADRSはサブ期
間T2の開始時点で確定するので、外部デバイス2のセ
ットアップタイム1Tが確保されている。
【0021】図12は、SET=3(Ts=1T)であ
り、かつサブ期間T2において転送要求信号REQが発
行された場合のデータプロセッサ1の動作タイミングを
示している。図12によれば、SET=3であるから、
サブ期間T3及びT7にそれぞれスタート信号STAR
Tが生成される。内部ステートは、サブ期間T3の開始
時点で要求待ちステートS0から開始待ちステートS1
へ、サブ期間T4の開始時点で開始待ちステートS1か
ら転送ステートS2へそれぞれ遷移する。したがって、
外部クロック信号ECLKの立ち上がり時点であるサブ
期間T4の開始時点から、CPU12と外部デバイス2
との間の実際のデータ転送が開始する。この場合のアク
セス遅延は1Tである。アドレス信号ADRSはサブ期
間T3の開始時点で確定するので、外部デバイス2のセ
ットアップタイム1Tが確保されている。
【0022】図13は、SET=3(Ts=1T)であ
り、かつサブ期間T3において転送要求信号REQが発
行された場合のデータプロセッサ1の動作タイミングを
示している。図13によれば、SET=3であるから、
サブ期間T3及びT7にそれぞれスタート信号STAR
Tが生成される。内部ステートは、サブ期間T4の開始
時点で要求待ちステートS0から開始待ちステートS1
へ、サブ期間T8の開始時点で開始待ちステートS1か
ら転送ステートS2へそれぞれ遷移する。したがって、
外部クロック信号ECLKの立ち上がり時点であるサブ
期間T8の開始時点から、CPU12と外部デバイス2
との間の実際のデータ転送が開始する。この場合のアク
セス遅延は4Tである。アドレス信号ADRSはサブ期
間T4の開始時点で確定するので、外部デバイス2のセ
ットアップタイム1Tが確保されている。
【0023】以上説明してきたとおり、図6〜図9のよ
うにTs=3Tに対応してSET=1の設定がなされて
いると、データプロセッサ1は、データ転送要求信号R
EQが発行された時点で外部クロック信号ECLKの次
の立ち上がり時点までに3T以上の時間が残されている
場合には該外部クロック信号ECLKの次の立ち上がり
時点から実際のデータ転送を開始し、データ転送要求R
EQが発行された時点で外部クロック信号ECLKの次
の立ち上がり時点までに残された時間が3Tに満たない
場合には該外部クロック信号ECLKの次の次の立ち上
がり時点まで待って実際のデータ転送を開始する。ま
た、図10〜図13のようにTs=1Tに対応してSE
T=3の設定がなされていると、データプロセッサ1
は、データ転送要求信号REQが発行された時点で外部
クロック信号ECLKの次の立ち上がり時点までに1T
以上の時間が残されている場合には該外部クロック信号
ECLKの次の立ち上がり時点から実際のデータ転送を
開始し、データ転送要求REQが発行された時点で外部
クロック信号ECLKの次の立ち上がり時点までに残さ
れた時間が1Tに満たない場合には該外部クロック信号
ECLKの次の次の立ち上がり時点まで待って実際のデ
ータ転送を開始する。つまり、上記データプロセッサ1
によれば、データの転送開始時点を外部デバイス2のセ
ットアップタイムTsに応じて変えることができる。し
たがって、様々な外部デバイスのセットアップタイムを
保証し、かつ外部クロック信号ECLKに同期したデー
タ転送を実現できる。
【0024】図14は、図3のスタート信号生成回路3
0の変形例を示している。図14のスタート信号生成回
路30は、外部クロック信号ECLKの立ち上がりエッ
ジを検出するようにDフリップフロップ31とANDゲ
ート32とで構成されたエッジ検出回路33と、外部ク
ロック信号ECLKの立ち上がりエッジ検出時点で初期
値信号がロードされた後に内部クロック信号ICLKの
パルスをダウンカウントしてカウント値が0になったと
きにスタート信号STARTを生成するためのダウンカ
ウンタ38と、CPU12から与えられた設定値信号S
ETをダウンカウンタ38へ供給すべき初期値信号とし
て記憶するためのレジスタ35とを備えている。ダウン
カウンタ38のロード端子及びデータ端子には、エッジ
検出信号EDGEと、レジスタ35に記憶された設定値
(初期値)信号SETとがそれぞれ供給される。図14
の構成によれば、比較回路なしで、外部クロック信号E
CLKの1サイクルの期間を等分割してなる4個のサブ
期間のうちの任意のサブ期間を指定するスタート信号S
TARTを生成することができる。なお、データプロセ
ッサ1の外部ピン37から設定値(初期値)信号SET
をダウンカウンタ38へ直接供給するようにしてもよ
い。
【0025】なお、上記説明では内部クロック信号IC
LKが外部クロック信号ECLKの4倍の周波数を有す
るものとしたが、外部クロック信号ECLKから内部ク
ロック信号ICLKへの周波数逓倍率は任意である。ま
た、CPU12と外部デバイス2との間のハンドシェー
ク制御も可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明してきたとおり、本発明によれ
ば、外部クロック信号の1サイクルの期間を区切ってな
る複数個のサブ期間のうちの任意のサブ期間をスタート
信号で指定できるようにしたので、データプロセッサと
外部デバイスとの間のデータの転送開始時点を外部デバ
イスのセットアップタイムに応じて変えることができ、
外部デバイスの特性に応じた最適なデータ転送を実現で
きる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータプロセッサの構成例を示す
ブロック図である。
【図2】図1中のバスインターフェースの内部構成を示
すブロック図である。
【図3】図1中のスタート信号生成回路の内部構成を示
すブロック図である。
【図4】図1中のステート制御回路の内部構成を示すブ
ロック図である。
【図5】図1のデータプロセッサのステート遷移図であ
る。
【図6】図3中のレジスタに値1が設定された場合の図
1のデータプロセッサの動作タイミング図である。
【図7】図3中のレジスタに値1が設定された場合の図
1のデータプロセッサの他の動作タイミング図である。
【図8】図3中のレジスタに値1が設定された場合の図
1のデータプロセッサの更に他の動作タイミング図であ
る。
【図9】図3中のレジスタに値1が設定された場合の図
1のデータプロセッサの更に他の動作タイミング図であ
る。
【図10】図3中のレジスタに値3が設定された場合の
図1のデータプロセッサの動作タイミング図である。
【図11】図3中のレジスタに値3が設定された場合の
図1のデータプロセッサの他の動作タイミング図であ
る。
【図12】図3中のレジスタに値3が設定された場合の
図1のデータプロセッサの更に他の動作タイミング図で
ある。
【図13】図3中のレジスタに値3が設定された場合の
図1のデータプロセッサの更に他の動作タイミング図で
ある。
【図14】図3のスタート信号生成回路の変形例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 データプロセッサ 2 外部デバイス 11 クロック生成回路 12 CPU(中央処理装置;処理手段) 13 データ転送コントローラ 14,17 アドレスバス 15,18 データバス 16,19 コントロールバス 20 バスインターフェース 21 アドレスレジスタ 22 入力データレジスタ 23,25 バスバッファ 24 出力データレジスタ 26 転送制御信号生成回路 27 転送制御信号レジスタ 30 スタート信号生成回路 31 Dフリップフロップ 32 ANDゲート 33 エッジ検出回路 34 アップカウンタ 35 レジスタ 36 比較回路 37 外部ピン 38 ダウンカウンタ 40 ステート制御回路 41 ステート生成回路 42 ステートレジスタ 43 データカウンタ ADRS アドレス信号 CONTR 制御信号 COUNT カウント値信号 ECLK 外部クロック信号 EDGE エッジ検出信号 ICLK 内部クロック信号 REQ 転送要求信号 S0 要求待ちステート S1 開始待ちステート S2 転送ステート SET 設定値信号 START スタート信号 STATE ステート信号 STOP ストップ信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−282525(JP,A) 特開 平3−240855(JP,A) 特開 平6−68027(JP,A) 特開 平7−210267(JP,A) 実開 平3−121452(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/42 350 G06F 12/00 564

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部クロック信号によりアドレス信号を
    確定してからあるセットアップタイムが経過した後に与
    えられた外部クロック信号に同期して、前記あるセット
    アップタイムを有する外部デバイスとの間のデータ転送
    を実行するデータプロセッサであって、 前記外部クロック信号から該外部クロック信号の整数倍
    の周波数を有する前記内部クロック信号を生成するため
    のクロック生成回路と、 前記内部クロック信号に同期してデータを処理するため
    の処理手段と、 前記処理手段と前記外部デバイスとの間のデータ転送を
    制御するためのバスインターフェースと、 前記外部クロック信号の1サイクルの期間を分割してな
    りかつ各々前記内部クロック信号の1サイクルの期間と
    同じ長さを有する複数個のサブ期間のうち、前記外部デ
    バイスのセットアップタイムに応じた位置のサブ期間を
    指定するスタート信号を生成するためのスタート信号生
    成回路と、 前記処理手段から前記内部クロック信号に同期して発行
    された転送要求信号を受け取った後に前記スタート信号
    を受け取ったときには転送ステートへ移行するように、
    前記データプロセッサの内部ステートを制御するための
    ステート制御回路とを備え、 前記バスインターフェースは、前記処理手段から前記転
    送要求信号に伴って発行された前記アドレス信号を前記
    内部クロック信号に同期して前記外部デバイスへ供給
    し、かつ前記転送ステートにおいて前記外部クロック信
    号に同期して前記処理手段と前記外部デバイスとの間の
    データ転送が開始されるまで前記外部デバイスへのアド
    レス信号を保持する機能を備えたことを特徴とするデー
    タプロセッサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータプロセッサにおい
    て、 前記スタート信号生成回路は、 前記外部クロック信号のエッジを検出するためのエッジ
    検出回路と、 前記外部クロック信号のエッジ検出時点でクリアされた
    後に前記内部クロック信号のパルスをアップカウントす
    るためのアップカウンタと、 設定値の供給を受け、前記アップカウンタのカウント値
    が前記設定値と一致したときに前記スタート信号を生成
    するように、前記アップカウンタのカウント値と前記設
    定値とを比較するための比較回路とを備えたことを特徴
    とするデータプロセッサ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のデータプロセッサにおい
    て、 与えられた設定値を記憶し、かつ該設定値を前記比較回
    路へ供給するためのレジスタを更に備えたことを特徴と
    するデータプロセッサ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のデータプロセッサにおい
    て、 前記レジスタは、前記処理手段から与えられた設定値を
    記憶することを特徴とするデータプロセッサ。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のデータプロセッサにおい
    て、 外部から与えられた設定値を前記比較回路へ供給するた
    めの外部ピンを更に備えたことを特徴とするデータプロ
    セッサ。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のデータプロセッサにおい
    て、 前記スタート信号生成回路は、 前記外部クロック信号のエッジを検出するためのエッジ
    検出回路と、 前記外部クロック信号のエッジ検出時点で初期値がロー
    ドされた後に前記内部クロック信号のパルスをダウンカ
    ウントし、かつカウント値が0になったときに前記スタ
    ート信号を生成するためのダウンカウンタとを備えたこ
    とを特徴とするデータプロセッサ。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のデータプロセッサにおい
    て、 与えられた初期値を記憶し、かつ該初期値を前記ダウン
    カウンタへ供給するためのレジスタを更に備えたことを
    特徴とするデータプロセッサ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のデータプロセッサにおい
    て、 前記レジスタは、前記処理手段から与えられた初期値を
    記憶することを特徴とするデータプロセッサ。
  9. 【請求項9】 請求項6記載のデータプロセッサにおい
    て、 外部から与えられた初期値を前記ダウンカウンタへ供給
    するための外部ピンを更に備えたことを特徴とするデー
    タプロセッサ。
  10. 【請求項10】 請求項1記載のデータプロセッサにお
    いて、 前記バスインターフェースは、 前記外部デバイスへ供給すべきアドレス信号を保持する
    ためのアドレスレジスタと、 前記外部デバイスから供給されたデータ信号を保持する
    ための入力データレジスタと、 前記外部デバイスへ供給すべきデータ信号を保持するた
    めの出力データレジスタとを備えたことを特徴とするデ
    ータプロセッサ。
  11. 【請求項11】 請求項1記載のデータプロセッサにお
    いて、 前記ステート制御回路は、 前記データプロセッサの現内部ステートを表すステート
    信号を記憶するためのステートレジスタと、 前記ステートレジスタに記憶されたステート信号と、前
    記転送要求信号と、前記スタート信号とに基づいて、前
    記ステートレジスタを更新するように新たなステート信
    号を生成するためのステート生成回路とを備えたことを
    特徴とするデータプロセッサ。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のデータプロセッサに
    おいて、 前記データ転送を終了させるように前記ステート生成回
    路へストップ信号を供給するためのデータカウンタを更
    に備えたことを特徴とするデータプロセッサ。
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