JPH07121366A - マイクロプロセッサのウエイト制御システム - Google Patents

マイクロプロセッサのウエイト制御システム

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JPH07121366A
JPH07121366A JP28742693A JP28742693A JPH07121366A JP H07121366 A JPH07121366 A JP H07121366A JP 28742693 A JP28742693 A JP 28742693A JP 28742693 A JP28742693 A JP 28742693A JP H07121366 A JPH07121366 A JP H07121366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microprocessor
wait
signal
clock
gate
Prior art date
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Pending
Application number
JP28742693A
Other languages
English (en)
Inventor
Teiji Shindo
禎司 進藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP28742693A priority Critical patent/JPH07121366A/ja
Publication of JPH07121366A publication Critical patent/JPH07121366A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ウエイト機能を持たないマイクロ
プロセッサに対してウエイト機能を持たせるマイクロプ
ロセッサのウエイト制御システムを提供することを目的
とする。 【構成】 マイクロプロセッサ4では、ORゲート3に
ウエイト発生回路6からウエイト要求信号eが入力され
ると、そのウエイト要求信号eにより設定される基本ク
ロック数分のクロック信号bの供給が停止され、周辺回
路5に対する外部アクセス信号cの出力を待機状態とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロプロセッサか
ら外部機器へのアクセスをウエイト動作を制御するため
のマイクロプロセッサのウエイト制御システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、マイクロプロセッサでは、処理速
度が異なる周辺回路との間で処理速度の調和を図るた
め、その処理速度が異なる周辺回路に対して一定期間ア
クセスを停止するウエイト処理機能を備えたものがあ。
このようなマイクロプロセッサでは、そのウエイト処理
を外部からのウエイト要求信号を受け付けるようにウエ
イト端子を設けており、このウエイト端子に所定のウエ
イト信号を与えることによってマイクロプロセッサ内部
でダミーサイクル等が生成されて周辺回路へアクセスす
るタイミングに遅延処理が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のマイクロプロセッサにあっては、上記ウエイ
ト機能を備えていないものもあり、この場合はウエイト
がかけられないため、周辺回路の処理速度が同一のもの
を選択して構成しなければならず、また、要求される機
能によっては、マイクロプロセッサに合わせた周辺回路
を改めて設計する等の事態が発生し、マイクロプロセッ
サを中心に構成する電子機器等の製造コストを高めると
いう問題点があった。
【0004】本発明は、ウエイト機能を持たないマイク
ロプロセッサに対してウエイト機能を持たせるマイクロ
プロセッサのウエイト制御システムを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め決められ
たクロックが供給されると、このクロックタイミングに
基づいて外部機器にアクセスするマイクロプロセッサ
と、前記クロックが供給されると、前記マイクロプロセ
ッサへのクロックの供給を禁止する期間を当該クロック
数に基づいて設定するウエイト信号を生成するウエイト
信号生成回路と、を備え、前記ウエイト信号生成回路に
おいてウエイト信号を生成し、当該ウエイト信号を前記
マイクロプロセッサに対して出力し、当該マイクロプロ
セッサの前記外部機器に対するアクセスを当該ウエイト
信号により設定されるクロック数分待機させることを特
徴としている。
【0006】
【作用】本発明によれば、予め決められたクロックが供
給されると、このクロックタイミングに基づいて外部機
器にアクセスするマイクロプロセッサと、前記クロック
が供給されると、前記マイクロプロセッサへのクロック
の供給を禁止する期間を当該クロック数に基づいて設定
するウエイト信号を生成するウエイト信号生成回路と、
を備え、前記ウエイト信号生成回路においてウエイト信
号が生成され、当該ウエイト信号が前記マイクロプロセ
ッサに対して出力され、当該マイクロプロセッサの前記
外部機器に対するアクセスを当該ウエイト信号により設
定されるクロック数分待機させる。
【0007】したがって、ウエイト機能を持たないマイ
クロプロセッサに対しても本発明を適用することにより
ウエイト機能を簡単に付与することができ、処理速度が
遅い周辺機器でもシステムに組み込むことができ、マイ
クロプロセッサに接続する周辺機器の選択幅が広がって
電子機器を構成するシステムのコストを確実に低減する
ことができる。
【0008】
【実施例】以下、図1〜図4を参照して実施例を説明す
る。
【0009】図1〜図4は、本発明のマイクロプロセッ
サのウエイト制御システムを適用した電子機器の一実施
例を示す図である。
【0010】まず、構成を説明する。
【0011】図1は、電子機器のブロック構成図であ
る。この図1において、電子機器1は、発振器2、OR
ゲート3、マイクロプロセッサ4及び周辺回路5により
構成される。
【0012】発振器2は、電子機器1内の各部における
動作タイミングを設定するクロック信号を生成するため
の基本クロック信号aを発振してORゲート3及び周辺
回路5に出力する。
【0013】ORゲート3は、発振器2から入力される
基本クロック信号aに応じてクロック信号bをマイクロ
プロセッサ4のクロック端子CKに供給するとともに、
後述する周辺回路5内のクロック停止回路6から入力さ
れるウエイト要求信号eと基本クロック信号aとの論理
和によりクロック信号bのマイクロプロセッサ4のクロ
ック端子CKへの供給を停止する。
【0014】マイクロプロセッサ4は、ORゲート3か
らクロック端子CKに入力されるクロック信号bのクロ
ックタイミングに基づいて外部アクセス信号cを周辺回
路5に出力するとともに、その外部アクセス信号cのア
クセスタイミングによりシステムバスdを介して周辺回
路5との間で各種データを授受して各種処理を実行す
る。また、マイクロプロセッサ4では、ORゲート3に
後述するウエイト発生回路6からウエイト要求信号eが
入力されると、そのウエイト要求信号eにより設定され
る基本クロック数分のクロック信号bの供給が停止さ
れ、周辺回路5に対する外部アクセス信号cの出力を待
機状態とする。
【0015】周辺回路5は、マイクロプロセッサ4から
入力される外部アクセス信号cのアクセスタイミングに
応じてシステムバスdを介してマイクロプロセッサ4と
の間で各種データを授受し、所定の処理を実行する。
【0016】また、周辺回路5内には、図2に示すよう
に、ウエイト発生回路6が設けられており、フリップフ
ロップ回路6a、インバータ6b及びNORゲート6c
により構成されている。このウエイト発生回路6は、発
振器2から入力される基本クロック信号a及びマイクロ
プロセッサ4から入力される外部アクセス信号cに基づ
いてウエイト要求信号eを生成してORゲート3に出力
する。
【0017】次に、動作を説明する。
【0018】まず、通常動作時の上記基本クロック信号
a、クロック信号b及び外部アクセス信号cの関係を図
3に示す各信号のタイミングチャートを参照して説明す
る。図3において、発振器2から出力される基本ゲート
信号aは、ORゲート3を通してそのままクロック信号
bとしてマイクロプロセッサ4に供給される。マイクロ
プロセッサ4では、ORゲート3から供給されるクロッ
ク信号bの立上りタイミングに同期して外部アクセス信
号cが“Hi”レベルとなって周辺回路5へのアクセス
を開始し、その後、3発目のクロック信号bの立ち下が
りで“Lo”レベルになって周辺回路5へのアクセスを
終了する。
【0019】次に、ウエイト発生時の上記基本クロック
信号a、クロック信号b、外部アクセス信号c及びウエ
イト要求信号eの関係を図4に示す各信号のタイミング
チャートを参照して説明する。
【0020】図4において、発振器2からORゲート3
を通してマイクロプロセッサ4に供給されるクロック信
号bの立上りに応じてマイクロプロセッサ4から外部ア
クセス信号cが周辺回路5に入力されると、ウエイト発
生回路6では、その外部アクセス信号cの立上り(図中
T1のタイミング)によりウエイト要求信号eを“H
i”レベルにしてORゲート3に出力する。このウエイ
ト要求信号eを“Hi”レベルにすることにより、先に
ORゲート3に入力されている基本クロック信号aが
“Lo”レベルに変化してもクロック信号bは、“H
i”レベルに固定されたままとなる。
【0021】すなわち、図中T1のタイミングでは、ウ
エイト発生回路6内のフリップフロップ6aの動作によ
り外部アクセス信号cの“Hi”レベル状態がラッチさ
れ、その“Hi”レベルのウエイト要求信号eがORゲ
ート3に入力されている期間は、そのT1のタイミング
で入力された基本クロック信号aの変化に係わらずOR
ゲートからマイクロプロセッサ4に供給されるクロック
信号bは、“Hi”レベルに固定されることになる。
【0022】次いで、発振器2からウエイト発生回路6
に入力される次の基本クロック信号aの立上り(図中T
2のタイミング)によりフリップフロップ6aの出力レ
ベルが“Hi”レベルになると、ウエイト要求信号eが
“Lo”レベルになり、クロック信号bは、ORゲート
3を通して入力される基本クロック信号aに応じた信号
となってマイクロプロセッサ4に供給される。このた
め、外部アクセス信号cは、そのタイミングT2に入力
された基本クロック信号aによるクロック信号bが立ち
下がり“Lo”レベルになってから3発目のクロック信
号bの立上り“Hi”レベルになるまで継続して周辺回
路5に出力される。
【0023】すなわち、ウエイト要求信号eの発生時に
は、外部アクセス信号cは、基本クロック信号aの1周
期長分長くなり、周辺回路5に対するアクセスが1基本
クロック分ウエイトがかけられたことになる。
【0024】したがって、ウエイト機能を持たないマイ
クロプロセッサに対しても本発明を適用することにより
ウエイト機能を簡単に付与することができ、処理速度が
遅い周辺機器でもシステムに組み込むことができ、マイ
クロプロセッサに接続する周辺機器の選択幅が広がって
電子機器を構成するシステムのコストを確実に低減する
ことができる。
【0025】なお、上記実施例では、ウエイト発生回路
においてフリップフロップを1個設けてマイクロプロセ
ッサに1クロック分のウエイト動作を行わせるようにし
たが、フリップフロップを2個、3個と増やすことによ
って2クロック分あるいは3クロック分のウエイト動作
を行わせることも可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、ウエイト機能を持たな
いマイクロプロセッサに対しても本発明を適用すること
によりウエイト機能を簡単に付与することができ、処理
速度が遅い周辺機器でもシステムに組み込むことがで
き、マイクロプロセッサに接続する周辺機器の選択幅が
広がって各種電子機器を構成するシステムのコストを確
実に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマイクロプロセッサのウエイト制御シ
ステムを適用した電子機器のブロック構成図。
【図2】図1の周辺回路に内蔵されるウエイト発生回路
の回路図。
【図3】通常動作時の図1の電子機器内の各部における
信号のタイミングチャート。
【図4】ウエイト発生時の図1の電子機器内の各部にお
ける信号のタイミングチャート。
【符号の説明】
1 電子機器 2 発振器 3 ORゲート 4 マイクロプロセッサ 5 周辺回路 6 ウエイト発生回路 6a フリップフロップ 6b インバータ 6c NORゲート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め決められたクロックが供給されると、
    このクロックタイミングに基づいて外部機器にアクセス
    するマイクロプロセッサと、 前記クロックが供給されると、前記マイクロプロセッサ
    へのクロックの供給を禁止する期間を当該クロック数に
    基づいて設定するウエイト信号を生成するウエイト信号
    生成回路と、 を備え、前記ウエイト信号生成回路においてウエイト信
    号を生成し、当該ウエイト信号を前記マイクロプロセッ
    サに対して出力し、当該マイクロプロセッサの前記外部
    機器に対するアクセスを当該ウエイト信号により設定さ
    れるクロック数分待機させることを特徴とするマイクロ
    プロセッサのウエイト制御システム。
JP28742693A 1993-10-22 1993-10-22 マイクロプロセッサのウエイト制御システム Pending JPH07121366A (ja)

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JPH07121366A true JPH07121366A (ja) 1995-05-12

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