JPH05100844A - マイクロ・プロセツサのプログラムウエイト制御回路 - Google Patents

マイクロ・プロセツサのプログラムウエイト制御回路

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JPH05100844A
JPH05100844A JP3260190A JP26019091A JPH05100844A JP H05100844 A JPH05100844 A JP H05100844A JP 3260190 A JP3260190 A JP 3260190A JP 26019091 A JP26019091 A JP 26019091A JP H05100844 A JPH05100844 A JP H05100844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wait
clock
system clock
circuit
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP3260190A
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English (en)
Inventor
Koji Doi
晃二 土居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】システムクロックより短い時間で設定してウェ
イトによる無駄時間を少なくする。 【構成】マスタクロックSMCを任意の時間遅延させる
遅延回路群2と、外部回路よりウェイト信号SWAが入
力されたことを検出するウェイト検出回路1と、検出さ
れたウェイト時間に対応して遅延回路群2の出力φ0〜
φ3のうちから1つを選択してシステムクロックとする
システムクロック選択回路3を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロ・プロセッサの
プログラムウェイト制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】最近は、LSI技術の進歩によってマイ
クロ・プロセッサのシステムクロックの周波数は次第に
高くなってきている。そこでプロセッサ内部においては
素子の遅延時間等を最適化することによって高速化を図
ってきたが、プロセッサ外部とのインタフェースにおい
ては、入出力バッファが高速化できない、あるいは外部
素子の速度が遅い等の理由によって、内部に比べ高速化
が実現できていない。従って、プロセッサ内部と外部の
インタフェースを行う場合には内部動作にウェイトを掛
けて内部回路の速度を外部回路の速度に合わせる必要が
あった。
【0003】次に従来のマイクロ・プロセッサのウェイ
ト制御回路について図3(a)を用いて説明する。従来
のウェイト制御回路は、外部回路からのウェイト信号S
WAの有無を検出し検出信号SDを出力するウェイト検
出回路1と、プログラムカウンタ4と、そのカウント出
力信号S4をシステムクロックSCKによってインクリ
メントするインクリメンタ5と、プログラムカウンタ4
によってアドレスを示されるインストラクションメモリ
6と、その出力信号S6をウェイト検出回路1の指令信
号S1によってNOP命令に置き換えるNOP挿入回路
7とから構成されている。
【0004】ブロックの動作は、図3(b)に示すよう
に外部からウェイト信号SWAが入力されると、ウェイ
ト信号SWAがアクティブの期間TWA中はウェイト検
出回路1はインクリメンタ5の動作を停止する。その結
果、プログラムカウンタ4の値はウェイト期間TW中変
化しない。また同時にウェイト検出回路1はNOP挿入
回路7をアクティブにしてウェイト時間中プログラムメ
モリの出力信号S6をNOPにする。
【0005】さて、ウェイト制御が必要な具体例として
マイクロ・プロセッサのメモリに低速なメモリを接続す
る場合を示す。ここで、プロセッサがメモリに要求する
アクセスタイムは50nsとする。メモリはアクセスタ
イム60nsのものを使うとすると、メモリアクセスに
対して1ウェイトが必要となる。1ウェイトすることに
よって、プロセッサがメモリに要求するアクセスタイム
はノーウェイトの場合の2倍の100nsとなって、ア
クセスタイム60nsのメモリと接続可能となる。この
ようにウェイトをかけることによってメモリへのアクセ
スは可能となるが、メモリが実際に必要としている時間
60nsよりも多くの時間100nsが消費され、その
結果40nsの時間が必要以上に消費されたこととな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来のマイクロ・プロセッサのプログラムウェイト制御
回路では、1ウェイトについてシステムクロックを少な
くとも1クロック必要とするので、実際に必要なウェイ
ト時間が1クロック未満の時間であっても、1クロック
の長さのウェイトがかかってしまい、回路の最速性能を
生かしきれず全体の処理量の増加を招くという問題を有
していた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のマイクロ・プロ
セッサのプログラムウェイト制御回路は、マスタクロッ
クを複数の所定時間遅延させた複数の遅延クロック信号
を出力する遅延回路群と、外部回路よりウェイト信号が
入力されたことを検出するウェイト検出回路と、該ウェ
イト検出回路によって検出されたウェイト時間に応じて
前記複数の遅延クロック信号の中から1つを選択してシ
ステムクロックとするシステムクロック選択回路とを有
して構成されている。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
る。
【0009】本実施例のプログラムウェイト制御回路
は、外部からウェイト信号SWAを入力し検出信号S1
を出力するウェイト検出回路1と、マスタクロックSM
Cを任意の時間遅延させる遅延回路群2と、ウェイト検
出回路1の検出信号S1に従って遅延回路群2の出力す
る遅延クロックφ0〜φ3の中から所定の1つをシステ
ムクロックSCKとして選択するシステムクロック選択
回路3と、システムクロックSCKを入力するプログラ
ムカウンタ4と、プログラムカウンタ4をシステムクロ
ックSCKによってインクリメントするインクリメンタ
5から構成されている。
【0010】図2に示すように外部からウェイト信号S
WAが入力されると、ウェイト信号SWAがアクティブ
な期間TWA中に、システムクロック選択回路3は入力
として”0”を選択してシステムクロック出力を停止さ
せる。そして、システムクロック選択回路3はウェイト
信号SWAが解除されるときtsに遅延クロックφ0〜
φ3のうちからそのタイミングに位相が一致しているク
ロックを選択してシステムクロックSCKとして出力す
る。以後ここで選択された遅延クロックがシステムクロ
ックSCKとなる。これは、ウェイト時間TWにクロッ
クの周期τがtdだけ引き延ばされることに相当する。
従って、プログラムカウンタ4及び、インクリメンタ5
はウェイト時間TWa中も通常動作を全く変わらず動作
することになる。また遅延回路群2の動作を図2(b)
を用いて説明すると遅延回路群2の1個の遅延回路Dで
遅延される遅延時間tdをマスタクロックSMCの周期
τの(1/4)とすると遅延回路Dは全部で3個あり、
遅延回路群2の出力する遅延クロックφ0〜φ3は(1
/4)τずつ遅れている。
【0011】ここで従来例との差異を示すための同じ例
を引用して説明する。また遅延回路群2は具体性を論じ
るために先に述べたマスククロックの1/4周期の遅延
回路で構成されているとする。ウェイト制御が必要な例
としてプロセッサのメモリに低速なメモリを接続する場
合の例を示す。ここで、プロセッサがメモリに要求する
アクセスタイムは50nsとする。また、プロセッサの
マスタクロックSMCの周期τも50nsとする。メモ
リはアクセスタイム60nsのものを使うとすると、メ
モリアクセスに対して10nsのウェイトが必要とな
る。本例で仮定した実施例によると、(1/4)周期1
2.5nsの整数倍のウェイトがかけられているので、
本例の場合12.5nsのウェイトをかけることが可能
となる。従って、ウェイト時間TWaをかけることによ
って、メモリが実際に必要としている時間60nsに対
して62.5nsの時間が消費されることになるが、そ
れはウェイト時間TWa2.5nsが多いに過ない。こ
れは図3の従来例がウェイト時間TW40nsを多く消
費されることに比べると37.5nsも改善されたこと
となる。
【0012】本実施例ではウェイト時間TWa中にシス
テムクロックSCKが”0”に固定されると書いたが、
システムクロックSCKの位相が反転していれば、ウェ
イト時にシステムクロックが”1”にしなければならな
いことは明白である。また、遅延回路Dは多くてもよ
い。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ウェイト時間をシステムクロックの1クロックより短い
時間で細かく設定できるために、内部回路動作のウェイ
ト量と外部回路動作の最高速度を満たすウェイト時間の
差を少なくするという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】(a),(b)はそれぞれ図1のブロックの動
作を説明するための各信号のタイミングチャートであ
る。
【図3】(a),(b)はそれぞれ従来のマイクロ・プ
ロセッサのプログラムウェイト制御回路の一例を示すブ
ロック図およびその動作を説明するための各信号のタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
1 ウェイト検出回路 2 遅延回路群 3 システムクロック選択回路 4 プログラムカウンタ 5 インクリメンタ S1 検出信号 SCK システムクロック SMC マスタクロック SWA ウェイト信号 φ0〜φ3 遅延クロック信号 TWa ウェイト時間 τ マスタクロックの周期 D 遅延回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタクロックを複数の所定時間遅延さ
    せた複数の遅延クロック信号を出力する遅延回路群と、
    外部回路よりウェイト信号が入力されたことを検出する
    ウェイト検出回路と、該ウェイト検出回路によって検出
    されたウェイト時間に応じて前記複数の遅延クロック信
    号の中から1つを選択してシステムクロックとするシス
    テムクロック選択回路とを有することを特徴とするマイ
    クロ・プロセッサのプログラムウェイト制御回路。
JP3260190A 1991-10-08 1991-10-08 マイクロ・プロセツサのプログラムウエイト制御回路 Pending JPH05100844A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3260190A JPH05100844A (ja) 1991-10-08 1991-10-08 マイクロ・プロセツサのプログラムウエイト制御回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP3260190A JPH05100844A (ja) 1991-10-08 1991-10-08 マイクロ・プロセツサのプログラムウエイト制御回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05100844A true JPH05100844A (ja) 1993-04-23

Family

ID=17344583

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3260190A Pending JPH05100844A (ja) 1991-10-08 1991-10-08 マイクロ・プロセツサのプログラムウエイト制御回路

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JP (1) JPH05100844A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008090542A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Fujitsu Ltd エラー処理方法及び情報処理装置
JP2010049500A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Toshiba Corp パイプライン演算プロセッサ、及びパイプライン演算プロセッサを備える制御システム
JP2019020931A (ja) * 2017-07-13 2019-02-07 ラピスセミコンダクタ株式会社 処理速度整合回路およびマイクロプロセッサ
KR102385912B1 (ko) * 2021-08-06 2022-04-12 주식회사 복합재자동화기술 다양한 형태와 디자인 및 절곡 가능한 섬유복합재 지지대

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Effective date: 20000229