JP2984808B2 - 大規模集積回路の内部初期化回路 - Google Patents

大規模集積回路の内部初期化回路

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JP2984808B2
JP2984808B2 JP5204819A JP20481993A JP2984808B2 JP 2984808 B2 JP2984808 B2 JP 2984808B2 JP 5204819 A JP5204819 A JP 5204819A JP 20481993 A JP20481993 A JP 20481993A JP 2984808 B2 JP2984808 B2 JP 2984808B2
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範久 小芝
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大規模集積回路の内部初
期化回路に関し、特に少数の信号入力線を複数の信号保
持部で共有する大規模集積回路の内部初期化方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の大規模集積回路の内部初
期化方法においては、図4に示すように、各信号保持部
42〜44,46及び信号保持並列/直列変換部47に
夫々初期化回路42a〜44a,46a,47aを配設
し、これら初期化回路42a〜44a,46a,47a
によって信号保持部42〜44,46及び信号保持並列
/直列変換部47に保持された信号の初期化を行ってい
る。
【0003】通常、信号保持部42〜44はこれらの回
路直前で分岐された入力信号201を書込みパルス発生
回路41からの書込みパルス211〜213に応答して
保持する。信号保持部42,43は保持した信号を次段
の回路に出力し、信号保持部44は保持した信号を入力
信号監視信号204として出力する。
【0004】また、信号保持部46は信号処理回路45
で処理された信号を書込みパルス発生回路41からの書
込みパルス214に応答して保持し、その保持した信号
を処理信号202として出力している。信号処理回路4
5は信号保持部42,43からの信号を基に所定の処理
を行い、その処理結果を信号保持部46に出力する。
【0005】信号保持並列/直列変換部47は信号保持
部43からの信号を書込みパルス発生回路41からの書
込みパルス215に応答して保持し、保持した信号を並
列/直列変換して直列信号203として出力する。
【0006】上記の信号保持部42〜44,46及び信
号保持並列/直列変換部47に夫々配設された初期化回
路42a〜44a,46a,47aに初期化パルス20
0が入力されると、初期化回路42a〜44a,46
a,47aは信号保持部42〜44,46及び信号保持
並列/直列変換部47各々に保持されている信号を消去
して初期化を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の大規模
集積回路の内部初期化方法では、各信号保持部及び信号
保持並列/直列変換部に夫々初期化回路を配設し、これ
ら初期化回路によって信号保持部及び信号保持並列/直
列変換部に保持された信号の初期化を行っているので、
初期化パルスを各回路に入力すれば、回路全体の初期化
を行うことができる。
【0008】しかしながら、夫々独立に設けた初期化回
路及び初期化パルスの分配回路の分だけ回路規模が大き
くなり、チップ面積の拡大に伴う価格の上昇や回路検証
等に要する時間の増大、及び消費電力の増大を招くとい
う問題がある。
【0009】そこで、本発明の目的は上記問題点を解消
し、回路規模を縮小することができ、価格や回路検証等
に要する時間、及び消費電力各々の低減を図ることがで
きる大規模集積回路の内部初期化回路を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による大規模集積
回路の内部初期化回路は、信号入力線を共有する複数の
信号保持手段を含む大規模集積回路の内部初期化回路で
あって、同一の信号入力線が前記複数の信号保持手段各
々に分岐される直前に配設されかつ前記複数の信号保持
手段の初期化時に前記信号入力線のデータを初期化デー
タに固定する信号固定手段と、前記複数の信号保持手段
の初期化時に入力される初期化パルスを前記複数の保持
手段各々に対応する初期化タイミングで分配する分配手
段とを備えている。
【0011】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、分配回路2はオアゲート2
1〜25で書込みパルス発生回路1からの書込みパルス
と初期化パルス100との論理和演算を行い、その演算
結果を信号保持パルス111〜115として信号保持部
4〜6,9及び信号保持並列/直列変換部10に夫々出
力する。
【0013】但し、信号保持並列/直列変換部10の初
期化処理は初期化された信号保持部4からの信号で初期
化を行っているので、信号保持パルス114の入力タイ
ミングを他の回路よりも遅らせる必要がある。
【0014】そのため、分配回路2ではオアゲート24
で書込みパルス発生回路1からの書込みパルスと、初期
化パルス100を遅延回路26で予め設定した時間遅延
した信号との論理和演算を行い、その演算結果を信号保
持パルス114として信号保持並列/直列変換部10に
出力している。
【0015】信号固定回路3は通常動作時に入力信号1
01をそのまま信号保持部4〜6に出力し、初期化パル
ス100が入力されると入力信号101を一時的に初期
値に固定して信号保持部4〜6に出力する。
【0016】また、信号固定回路8は通常動作時に信号
処理回路7で処理された信号をそのまま信号保持部9に
出力し、初期化パルス100が入力されると信号処理回
路7で処理された信号を一時的に初期値に固定して信号
保持部9に出力する。信号処理回路7は信号保持部4,
5からの信号を基に所定の処理を行い、その処理結果を
信号固定回路8に出力する。
【0017】信号保持部4〜6は信号固定回路3からの
信号を分配回路2からの信号保持パルス111〜113
に応答して保持する。信号保持部4,5は保持した信号
を次段の回路に出力し、信号保持部6は保持した信号を
入力信号監視信号104として出力する。
【0018】また、信号保持部9は信号固定回路8から
の信号を分配回路2からの信号保持パルス115に応答
して保持し、その保持した信号を処理信号102として
出力する。
【0019】信号保持並列/直列変換部10は信号保持
部5からの信号を分配回路2からの信号保持パルス11
4に応答して保持し、保持した信号を並列/直列変換し
て直列信号103として出力する。
【0020】初期化パルス100が入力されると、信号
固定回路3,8は入力した信号を初期値に固定して信号
保持部4〜6,9に夫々出力する。同時に、分配回路2
は初期化パルス100が入力されると、信号保持パルス
111〜115を信号保持部4〜6,9及び信号保持並
列/直列変換部10に各々の初期化タイミングにあわせ
て出力する。
【0021】これによって、信号保持部4〜6,9には
信号固定回路3,8で固定された初期値が信号保持パル
ス111〜113,115に応答して保持されるので、
信号保持部4〜6,9の初期化が実行される。
【0022】また、信号保持並列/直列変換部10には
初期化された信号保持部4からの信号が信号保持パルス
114に応答して保持されるので、信号保持並列/直列
変換部10の初期化が実行される。
【0023】図2は図1の信号固定回路3の構成を示す
ブロック図である。図において、信号固定回路3のイン
バータ31は初期化パルス100を反転して遅延回路3
2及びアンドゲート33とに夫々出力する。
【0024】遅延回路32はインバータ31の反転出力
を所定量遅延してアンドゲート33に出力する。アンド
ゲート33はインバータ31の反転出力と遅延回路32
の遅延出力との論理積演算を行い、その演算結果を信号
固定パルス131としてアンドゲート34〜36に夫々
出力する。
【0025】アンドゲート34〜36は入力信号101
とアンドゲート33からの信号固定パルス131との論
理積演算を行い、その演算結果を信号保持部4に出力す
る。信号保持部4はオアゲート21で初期化パルス10
0と書込みパルス121とから生成された信号保持パル
ス111に応答して、アンドゲート34〜36各々の出
力を保持する。
【0026】通常、信号固定回路3には初期化パルス1
00として“0”が入力されるので、アンドゲート33
からの信号固定パルス131が“1”となり、アンドゲ
ート34〜36からは入力信号101がそのまま信号保
持部4に出力される。
【0027】一方、信号固定回路3に初期化パルス10
0が入力されると、アンドゲート33からの信号固定パ
ルス131が“0”となるので、入力信号101がアン
ドゲート34〜36によって初期値“0”に固定され
る。
【0028】これによって、アンドゲート34〜36か
らは初期値“0”が信号保持部4に出力されるので、信
号保持部4にはオアゲート21からの信号保持パルス1
11に応答して初期値“0”が保持され、信号保持部4
の初期化が実行される。
【0029】尚、図示していないが、信号固定回路8も
上記の信号固定回路3の構成と同様の構成となってお
り、その動作も信号固定回路3の動作と同様である。
【0030】図3は本発明の一実施例の処理動作を示す
タイムチャートである。これら図1〜図3を用いて本発
明の一実施例の動作について説明する。ここで、入力信
号101としては図3に示すように、データa,b,
c,……,iが順次入力されているものとする。
【0031】入力信号101としてデータaが入力され
るときに書込みパルス111が入力されると、オアゲー
ト21から信号保持部4に信号保持パルス111が出力
される。これによって、データaが信号保持部4に保持
され、信号保持部4からの信号保持部出力140として
データaが出力される。
【0032】この状態で初期化パルス100が入力され
ると、信号固定回路3のアンドゲート33からの信号固
定パルス131が“1”から“0”に変化し、信号保持
部4には初期値が出力される。ここで、信号固定パルス
131は信号固定回路3の遅延回路32の遅延時間だけ
“0”が維持される。
【0033】このとき同時に、初期化パルス100に応
答してオアゲート21から信号保持部4に信号保持パル
ス111が出力されるので、信号保持部4には初期値が
保持される。信号保持部4には次の書込みパルス111
が入力されるまでの間(初期化有効期間)、そのときの
初期値が保持される。
【0034】このように、信号固定回路3,8を同一の
信号入力線が信号保持部4〜6,9及び信号保持並列/
直列変換部10各々に分岐される直前に配設し、この信
号固定回路3,8で固定された初期値を分配回路2から
信号保持部4〜6,9及び信号保持並列/直列変換部1
0各々に対応する初期化タイミングで分配される初期化
パルスに応答して信号保持部4〜6,9及び信号保持並
列/直列変換部10各々に書込むことによって、信号保
持部4〜6,9及び信号保持並列/直列変換部10各々
の初期化を確実に行うことができるので、従来独立して
信号保持部及び信号保持並列/直列変換部に設けられて
いた初期化回路を不要とすることができる。
【0035】よって、回路規模を縮小し、回路検証等に
要する時間を短縮することができる。また、チップ面積
を縮小することができるので、価格を引き下げることが
できるとともに、消費電力を削減することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、初
期化時に同一の信号入力線が複数の信号保持手段各々に
分岐される直前で当該信号入力線のデータを初期化デー
タに固定し、この初期化時に入力される初期化パルスを
複数の保持手段各々に対応する初期化タイミングで分配
することによって、回路規模を縮小することができ、価
格や回路検証等に要する時間、及び消費電力各々の低減
を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の信号固定回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】本発明の一実施例の動作を示すタイムチャート
である。
【図4】従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 分配回路 3,8 信号固定回路 4〜6,9 信号保持部 10 信号保持並列/直列変換部 21〜25 オアゲート 26 遅延回路 31 インバータ 32 遅延回路 33〜36 アンドゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 1/24 H03K 3/282 H03K 3/353 H03K 17/22 H03K 19/00 H03K 19/20 H03M 9/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号入力線を共有する複数の信号保持手
    段を含む大規模集積回路の内部初期化回路であって、同
    一の信号入力線が前記複数の信号保持手段各々に分岐さ
    れる直前に配設されかつ前記複数の信号保持手段の初期
    化時に前記信号入力線のデータを初期化データに固定す
    る信号固定手段と、前記複数の信号保持手段の初期化時
    に入力される初期化パルスを前記複数の保持手段各々に
    対応する初期化タイミングで分配する分配手段とを有す
    ることを特徴とする内部初期化回路。
  2. 【請求項2】 前記信号固定手段は、前記複数の信号保
    持手段各々の信号経路毎に配設されたことを特徴とする
    請求項1記載の内部初期化回路。
JP5204819A 1993-08-19 1993-08-19 大規模集積回路の内部初期化回路 Expired - Lifetime JP2984808B2 (ja)

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