JPS6362973B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6362973B2 JPS6362973B2 JP61250201A JP25020186A JPS6362973B2 JP S6362973 B2 JPS6362973 B2 JP S6362973B2 JP 61250201 A JP61250201 A JP 61250201A JP 25020186 A JP25020186 A JP 25020186A JP S6362973 B2 JPS6362973 B2 JP S6362973B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fireproof
- cable
- retardant
- cables
- hole
- Prior art date
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- Expired
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 25
- RNFJDJUURJAICM-UHFFFAOYSA-N 2,2,4,4,6,6-hexaphenoxy-1,3,5-triaza-2$l^{5},4$l^{5},6$l^{5}-triphosphacyclohexa-1,3,5-triene Chemical compound N=1P(OC=2C=CC=CC=2)(OC=2C=CC=CC=2)=NP(OC=2C=CC=CC=2)(OC=2C=CC=CC=2)=NP=1(OC=1C=CC=CC=1)OC1=CC=CC=C1 RNFJDJUURJAICM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 15
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Landscapes
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、厚みの大きい壁もしくは床に形成さ
れかつグループ化されたケーブル（電線）を挿通
する貫通穴部、より詳しくはケーブル貫通方向の
厚みがその貫通部分に必要な防火シール厚みより
も大きな壁もしくは床に形成されたケーブル貫通
穴部の優れた防火シール工法の提供に関する。
れかつグループ化されたケーブル（電線）を挿通
する貫通穴部、より詳しくはケーブル貫通方向の
厚みがその貫通部分に必要な防火シール厚みより
も大きな壁もしくは床に形成されたケーブル貫通
穴部の優れた防火シール工法の提供に関する。
従来、厚みのある壁もしくは床に設けられ、ケ
ーブルを挿通する貫通穴部を防火シールする方法
としては、貫通穴内のケーブル周囲の空隙に鉱物
繊維等の不燃材を充填し、該不燃材の両側を硅酸
カルシウム板等の耐火板で覆い、耐火板とケーブ
ル及び壁、床との間には防火パテ等の耐熱コーキ
ング材を詰めるなどして実施されてきた。
ーブルを挿通する貫通穴部を防火シールする方法
としては、貫通穴内のケーブル周囲の空隙に鉱物
繊維等の不燃材を充填し、該不燃材の両側を硅酸
カルシウム板等の耐火板で覆い、耐火板とケーブ
ル及び壁、床との間には防火パテ等の耐熱コーキ
ング材を詰めるなどして実施されてきた。
しかし、ケーブルが輻輳して配線されると、ケ
ーブル相互間に微少な隙間が形成されて気密シー
ルが不充分となり、このままでは火災発生時の室
内気圧差による有害ガスや煙の貫通を阻止するこ
とができない。
ーブル相互間に微少な隙間が形成されて気密シー
ルが不充分となり、このままでは火災発生時の室
内気圧差による有害ガスや煙の貫通を阻止するこ
とができない。
従来、グループ化したケーブルを貫通穴に通す
場合、ケーブル相互間の隙間を不燃性の隙間充填
材で埋める方法も提案されているが、これはケー
ブル相互間の隙間充填にのみ有効で、ケーブルと
これの周囲に充填される不燃材との間の〓間を埋
めるのには関与しておらず、上記のようにグルー
プ化されたケーブル群の周囲は複雑な凹凸ができ
る為ここでのシールが不充分となりやすかつた。
場合、ケーブル相互間の隙間を不燃性の隙間充填
材で埋める方法も提案されているが、これはケー
ブル相互間の隙間充填にのみ有効で、ケーブルと
これの周囲に充填される不燃材との間の〓間を埋
めるのには関与しておらず、上記のようにグルー
プ化されたケーブル群の周囲は複雑な凹凸ができ
る為ここでのシールが不充分となりやすかつた。
またそのような〓間充填は、作業工数と時間を
増加させ、経済的にも不利であつた。
増加させ、経済的にも不利であつた。
本発明は、上記した従来技術に鑑みてなされた
もので、厚みの大きい壁もしくは床における複数
本のケーブルをグループ化して貫通させる貫通穴
部の防火シールを少ない工数及び短時間で確実に
行い得る改良された工法の提供を目的とする。
もので、厚みの大きい壁もしくは床における複数
本のケーブルをグループ化して貫通させる貫通穴
部の防火シールを少ない工数及び短時間で確実に
行い得る改良された工法の提供を目的とする。
すなわち本発明の防火シール工法は、ケーブル
貫通方向の厚みがその貫通部分に必要な防火シー
ル厚よりも大きい壁もしくは床に設けられた貫通
穴とこの貫通穴に通された複数本のケーブルとの
間に、高難燃二液性常温硬化型シール材が含浸さ
れた不燃材を充填するとともに、この不燃材の両
側に、上記ケーブルが通された貫通穴内の形状に
対応して形成された耐火板を配置し、上記高難燃
二液性常温硬化型シール材が硬化する前に上記両
側の耐火板相互を締め付けてそれらの間にある不
燃材を圧縮することにより当該不燃材に含浸され
た高難燃二液性常温硬化型シール材をしみ出させ
てケーブル相互間の〓間に圧入充填することを特
徴とする。以下、添付図面を参照しつつ説明す
る。
貫通方向の厚みがその貫通部分に必要な防火シー
ル厚よりも大きい壁もしくは床に設けられた貫通
穴とこの貫通穴に通された複数本のケーブルとの
間に、高難燃二液性常温硬化型シール材が含浸さ
れた不燃材を充填するとともに、この不燃材の両
側に、上記ケーブルが通された貫通穴内の形状に
対応して形成された耐火板を配置し、上記高難燃
二液性常温硬化型シール材が硬化する前に上記両
側の耐火板相互を締め付けてそれらの間にある不
燃材を圧縮することにより当該不燃材に含浸され
た高難燃二液性常温硬化型シール材をしみ出させ
てケーブル相互間の〓間に圧入充填することを特
徴とする。以下、添付図面を参照しつつ説明す
る。
第１図は、ケーブルの床貫通部における防火シ
ール例を示すもので、１は貫通部分に必要な防火
シール厚より大きな厚みを有する床、２は床１に
形成された貫通穴９を挿通された複数本のグルー
プ化されたケーブル群である。４はかかる貫通穴
９内でケーブル群２の周囲を覆うように充填され
た鉱物繊維等の不燃材で、これには高難燃二液性
常温硬化型シール材が含浸されている。かかる不
燃材４の上下には硅酸カルシウム板等からなる耐
火板３，３が配置される。この耐火板３，３は、
ケーブル群２が通された貫通穴９に対応してそれ
を塞ぐ形状に形成される。
ール例を示すもので、１は貫通部分に必要な防火
シール厚より大きな厚みを有する床、２は床１に
形成された貫通穴９を挿通された複数本のグルー
プ化されたケーブル群である。４はかかる貫通穴
９内でケーブル群２の周囲を覆うように充填され
た鉱物繊維等の不燃材で、これには高難燃二液性
常温硬化型シール材が含浸されている。かかる不
燃材４の上下には硅酸カルシウム板等からなる耐
火板３，３が配置される。この耐火板３，３は、
ケーブル群２が通された貫通穴９に対応してそれ
を塞ぐ形状に形成される。
耐火板３，３には締め付け用のボルト５が通さ
れている。
れている。
含浸された高難燃二液性常温硬化型シール材
は、ある時間経過すると硬化するので、該シール
材を含浸した不燃材４を充填したのに続いて上下
より耐火板３，３をセツトし、これら耐火板３，
３間にボルト５を通して締め付け体勢として準備
しておく。この時耐火板３がずり落ちないように
下側耐火板３を受けるストツパー６を取り付けて
おくとよい。
は、ある時間経過すると硬化するので、該シール
材を含浸した不燃材４を充填したのに続いて上下
より耐火板３，３をセツトし、これら耐火板３，
３間にボルト５を通して締め付け体勢として準備
しておく。この時耐火板３がずり落ちないように
下側耐火板３を受けるストツパー６を取り付けて
おくとよい。
以上の準備段階において、必要に応じケーブル
群２のシール部に対し高難燃二液性常温硬化型シ
ール材を流し込み、次にケーブル群２の外周に高
難燃二液性常温硬化型シール材を十分に含浸した
不燃材４をケーブル群２のシール材流し込み部分
の外周に充填し、その上下より耐火板３，３で挟
み、ボルト５を通してセツトすることもできる。
群２のシール部に対し高難燃二液性常温硬化型シ
ール材を流し込み、次にケーブル群２の外周に高
難燃二液性常温硬化型シール材を十分に含浸した
不燃材４をケーブル群２のシール材流し込み部分
の外周に充填し、その上下より耐火板３，３で挟
み、ボルト５を通してセツトすることもできる。
シール材の流し込みだけではケーブル群２のケ
ーブル相互間の〓間に入り込み難い。本発明は、
高難燃二液性常温硬化型シール材が硬化する前
に、かかる耐火板３，３間に通されたボルト５に
て耐火板３，３を締め付けることで不燃材４を圧
縮し、そうして不燃材４に含浸された高難燃二液
性常温硬化型シール材をしみ出させてケーブル群
２の周囲を気密に覆うとともにケーブル相互間の
〓間内に圧入充填せしめ、この状態で高難燃二液
性常温硬化型シール材を硬化させ、もつて所定の
防火シールを形成するものである。
ーブル相互間の〓間に入り込み難い。本発明は、
高難燃二液性常温硬化型シール材が硬化する前
に、かかる耐火板３，３間に通されたボルト５に
て耐火板３，３を締め付けることで不燃材４を圧
縮し、そうして不燃材４に含浸された高難燃二液
性常温硬化型シール材をしみ出させてケーブル群
２の周囲を気密に覆うとともにケーブル相互間の
〓間内に圧入充填せしめ、この状態で高難燃二液
性常温硬化型シール材を硬化させ、もつて所定の
防火シールを形成するものである。
尚、耐火板３とケーブル群２との間及び耐火板
３と床１との間のそれぞれのギヤツプには目詰め
及び外観向上のために耐熱コーキング材７が詰め
られている。さらに、ケーブルの断面積が60mm2を
超える大サイズケーブルの場合には、被火災側の
熱伝導による煙及び有害ガス発生の防止のために
防火シール部分の両側から伸び出すケーブル部に
延焼防止塗料８を塗布することにより、より完全
な防火が行える。
３と床１との間のそれぞれのギヤツプには目詰め
及び外観向上のために耐熱コーキング材７が詰め
られている。さらに、ケーブルの断面積が60mm2を
超える大サイズケーブルの場合には、被火災側の
熱伝導による煙及び有害ガス発生の防止のために
防火シール部分の両側から伸び出すケーブル部に
延焼防止塗料８を塗布することにより、より完全
な防火が行える。
このように本実施例のケーブル貫通部の防火シ
ール工法は、従来のようにケーブル群のケーブル
相互間を気密にする〓間充填材の充填作業を個別
に行う必要がなく、単に耐火板取り付け用のボル
トの締め付けによつて、当該ケーブル群の〓間充
填がなされるので、作業工数と時間を少なくで
き、また貫通穴内に充填される不燃材に含浸され
た高難燃二液性常温硬化型シール材のしみ出しに
よりかかるケーブル群の〓間充填とこれに加えて
不燃材とケーブル群との間の気密一体化がなされ
るので、気密防火シールを確実に形成できるもの
である。
ール工法は、従来のようにケーブル群のケーブル
相互間を気密にする〓間充填材の充填作業を個別
に行う必要がなく、単に耐火板取り付け用のボル
トの締め付けによつて、当該ケーブル群の〓間充
填がなされるので、作業工数と時間を少なくで
き、また貫通穴内に充填される不燃材に含浸され
た高難燃二液性常温硬化型シール材のしみ出しに
よりかかるケーブル群の〓間充填とこれに加えて
不燃材とケーブル群との間の気密一体化がなされ
るので、気密防火シールを確実に形成できるもの
である。
従つて、火災の際に発生する煙や有害ガス、原
子力プラントなどの汚染空気、化学工場の有害ガ
スなどを確実に封止することができる。また、漏
油、漏水等の防止にも役立てられる。
子力プラントなどの汚染空気、化学工場の有害ガ
スなどを確実に封止することができる。また、漏
油、漏水等の防止にも役立てられる。
第２図は、壁貫通部における防火シールの例を
示し、上記実施例と異なるところは、壁１０にケ
ーブル群２が横貫通している点のみで、第１図と
同一符号のものは共通した部材を示す。この実施
例では、上記実施例のように耐火板３の落下防止
用のストツパーが不要である。この実施例の作用
効果は、上記実施例と同様である。
示し、上記実施例と異なるところは、壁１０にケ
ーブル群２が横貫通している点のみで、第１図と
同一符号のものは共通した部材を示す。この実施
例では、上記実施例のように耐火板３の落下防止
用のストツパーが不要である。この実施例の作用
効果は、上記実施例と同様である。
以上説明してきたように本発明の厚みの大きい
壁もしくは床におけるケーブル貫通部に対する防
火シール工法は、複数本のグループ化したケーブ
ルに対する〓間充填及びケーブルと不燃材との気
密一体化が極めて簡単な作業で短時間で行え、し
かもそれにより確実な防火シールを形成できる効
果を有する。
壁もしくは床におけるケーブル貫通部に対する防
火シール工法は、複数本のグループ化したケーブ
ルに対する〓間充填及びケーブルと不燃材との気
密一体化が極めて簡単な作業で短時間で行え、し
かもそれにより確実な防火シールを形成できる効
果を有する。
第１図及び第２図は、それぞれ本発明にかかる
ケーブル貫通部の防火シール工法の二様の実施例
を示す断面的説明図である。 １：床、２：ケーブル、３：耐火板、４：高難
燃二液性常温硬化型シール材を含浸した不燃材、
５：ボルト、９：貫通穴、１０：壁。
ケーブル貫通部の防火シール工法の二様の実施例
を示す断面的説明図である。 １：床、２：ケーブル、３：耐火板、４：高難
燃二液性常温硬化型シール材を含浸した不燃材、
５：ボルト、９：貫通穴、１０：壁。
Claims (1)
- １ ケーブル貫通方向の厚みがその貫通部分に必
要な防火シール厚みよりも大きな壁もしくは床に
設けられた貫通穴とこの貫通穴に通された複数本
のケーブルとの間に、高難燃二液性常温硬化型シ
ール材が含浸された不燃材を充填するとともに、
この不燃材の両側に、上記ケーブルが通された貫
通穴の形状に対応して形成された耐火板を配置
し、上記高難燃二液性硬化型シール材が硬化する
前に上記両側配置の耐火板相互を締め付けてそれ
らの間にある不燃材を圧縮することにより当該不
燃材に含浸された高難燃二液性硬化型シール材を
ケーブル相互間の〓間内に圧入充填することを特
徴とする厚壁もしくは厚床におけるケーブル貫通
部の防火シール工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61250201A JPS62100118A (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 | 厚壁もしくは厚床におけるケ−ブル貫通部の防火シ−ル工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61250201A JPS62100118A (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 | 厚壁もしくは厚床におけるケ−ブル貫通部の防火シ−ル工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62100118A JPS62100118A (ja) | 1987-05-09 |
| JPS6362973B2 true JPS6362973B2 (ja) | 1988-12-06 |
Family
ID=17204326
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61250201A Granted JPS62100118A (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 | 厚壁もしくは厚床におけるケ−ブル貫通部の防火シ−ル工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62100118A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2568197B2 (ja) * | 1987-04-27 | 1996-12-25 | キヤノン株式会社 | ヘツド送り装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2590214Y2 (ja) * | 1992-09-01 | 1999-02-10 | トヨクニ電線株式会社 | 警報器用ユニットケ―ブル |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50128196A (ja) * | 1974-03-29 | 1975-10-08 | ||
| JPS5524771A (en) * | 1978-08-14 | 1980-02-22 | Hitachi Ltd | Guide changing apparatus at rolling mill |
-
1986
- 1986-10-21 JP JP61250201A patent/JPS62100118A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50128196A (ja) * | 1974-03-29 | 1975-10-08 | ||
| JPS5524771A (en) * | 1978-08-14 | 1980-02-22 | Hitachi Ltd | Guide changing apparatus at rolling mill |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2568197B2 (ja) * | 1987-04-27 | 1996-12-25 | キヤノン株式会社 | ヘツド送り装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62100118A (ja) | 1987-05-09 |
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