JPS62118708A - 壁貫通部のケ−ブル防火構造 - Google Patents
壁貫通部のケ−ブル防火構造Info
- Publication number
- JPS62118708A JPS62118708A JP60257385A JP25738585A JPS62118708A JP S62118708 A JPS62118708 A JP S62118708A JP 60257385 A JP60257385 A JP 60257385A JP 25738585 A JP25738585 A JP 25738585A JP S62118708 A JPS62118708 A JP S62118708A
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- JP
- Japan
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- cable
- wall
- fire
- fireproof
- retardant
- Prior art date
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- Granted
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- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明の壁貫通部のケーブル防火構造に関するものであ
る。
る。
［従来の技術］
第３図°は従来の壁貫通部の防火構造の一実施例の縦断
面図、第４図は第３図の横断面図である。
面図、第４図は第３図の横断面図である。
図によって説明すると従来の壁貫通部の防火構造は、第
３，４図に示す如く、まず、耐火板〈例えば石綿けい酸
カルシウム板）５を貫通させるケーブル１に合わせて壁
２の片面にアンカーボルト７にて固定し、無機充填材（
例えばロックウール保温材）６を充填したのち、反対側
の壁面２も耐火板５をアンカーボルト７にて固定し、更
にケーブル１と耐火板５との間隙に高難燃性パテ（ハイ
シール（登録商標））４を所定量詰めたのち、耐火板５
よりそれぞれ両側所定距離（ｊ１！ ｍ）だけ延焼防止
塗料（フレームマスチック（登録商標））３をケーブル
に所定厚（ｔｍ）塗布して、壁貫通部のケーブル防火構
造としていた。
３，４図に示す如く、まず、耐火板〈例えば石綿けい酸
カルシウム板）５を貫通させるケーブル１に合わせて壁
２の片面にアンカーボルト７にて固定し、無機充填材（
例えばロックウール保温材）６を充填したのち、反対側
の壁面２も耐火板５をアンカーボルト７にて固定し、更
にケーブル１と耐火板５との間隙に高難燃性パテ（ハイ
シール（登録商標））４を所定量詰めたのち、耐火板５
よりそれぞれ両側所定距離（ｊ１！ ｍ）だけ延焼防止
塗料（フレームマスチック（登録商標））３をケーブル
に所定厚（ｔｍ）塗布して、壁貫通部のケーブル防火構
造としていた。
［発明が解決しようとする問題点］
しかし本構造の施工には次に示す欠点を有していた。
（１）、延焼防止塗料３は水性である為、所定厚（を履
）を得るのに数回塗布する他、乾燥に時間がかかり作業
効率が悪い。
）を得るのに数回塗布する他、乾燥に時間がかかり作業
効率が悪い。
（′２ 延焼防止塗料３の塗布時には、塗料が飛散し周
辺の建屋、設備を汚す為、塗布作業近辺を養生する必要
があり、これに手間がかかりすぎる。
辺の建屋、設備を汚す為、塗布作業近辺を養生する必要
があり、これに手間がかかりすぎる。
（ａ 耐火板５（硅酸カルシウム板）の加工時には粉じ
んがでる為、加工場所と作業時間に制限をうけ、作業性
が悪い。
んがでる為、加工場所と作業時間に制限をうけ、作業性
が悪い。
（４）耐火板５を取り付ける為のアンカーボルト７用の
穴明は時に発生するコンクリート片等により、ケーブル
１を傷つける恐れがある。
穴明は時に発生するコンクリート片等により、ケーブル
１を傷つける恐れがある。
以上の如く、施ヱ作業が複雑で、品質上の不安定性があ
り、完成するまで手間がかかり、経済性が悪くコストが
高くつく。ケーブルの増設撤去が容易に行なえない、等
の欠点があった。
り、完成するまで手間がかかり、経済性が悪くコストが
高くつく。ケーブルの増設撤去が容易に行なえない、等
の欠点があった。
本発明の目的は前記した従来技術の欠点を解消し、防火
性能がよく、作業が簡便な経済性のよい壁貫通部のケー
ブル防火構造を提供することにある。
性能がよく、作業が簡便な経済性のよい壁貫通部のケー
ブル防火構造を提供することにある。
［問題点を解決するための手段］
本発明は、隔壁の両側所定距離に亙ってケーブルに延焼
防止手段を施し、壁貫通部分に無機材を施した壁貫通部
のケーブル防火構造において、該ケーブルの延焼防止手
段として、該ケーブルを一括してケーブルトレイと共に
高難燃性シートで包み封着し、該高難燃性シートの両端
においてシートとケーブルとの間に所定量の難燃性パテ
を詰めたものであることを特徴とする壁貫通部のケーブ
ル防火構造である。
防止手段を施し、壁貫通部分に無機材を施した壁貫通部
のケーブル防火構造において、該ケーブルの延焼防止手
段として、該ケーブルを一括してケーブルトレイと共に
高難燃性シートで包み封着し、該高難燃性シートの両端
においてシートとケーブルとの間に所定量の難燃性パテ
を詰めたものであることを特徴とする壁貫通部のケーブ
ル防火構造である。
尚、本発明において壁貫通部分に施す無機材が無機不燃
性繊維製例えば−グラス゛ウール製の袋の中に無機材を
充填した耐火バックを使用した場合は尚効果的である。
性繊維製例えば−グラス゛ウール製の袋の中に無機材を
充填した耐火バックを使用した場合は尚効果的である。
［作用］
ケーブルの延焼防止手段としてケーブルを一括してケー
ブルトレイと共に高難燃性シートで包み封着し両端部に
おいてシートとケーブルの間を難燃性パテで封じること
でケーブルと難燃性シートの間には多少の空間が生じ、
火災の際高難燃性シートだけでな（この空気の小間隙が
熱の伝達を弱め、ケーブルの延焼防止の効果を従来より
一段と高めることができる。尚施工も簡単に単時間にで
きる。又、壁貫通部分に施す無機材が無機不燃性ｉｌｌ
雑製の袋の中に無機材を充填した耐火バックであること
により施工の場合の環境の問題もなく施工が簡単に能率
的にできるのである。
ブルトレイと共に高難燃性シートで包み封着し両端部に
おいてシートとケーブルの間を難燃性パテで封じること
でケーブルと難燃性シートの間には多少の空間が生じ、
火災の際高難燃性シートだけでな（この空気の小間隙が
熱の伝達を弱め、ケーブルの延焼防止の効果を従来より
一段と高めることができる。尚施工も簡単に単時間にで
きる。又、壁貫通部分に施す無機材が無機不燃性ｉｌｌ
雑製の袋の中に無機材を充填した耐火バックであること
により施工の場合の環境の問題もなく施工が簡単に能率
的にできるのである。
［実施例］
本発明の防火構造について、添付図面によって説明する
。
。
第１図は本発明の防火構造の一実施例の縦断面図、第２
図は第１図の横断面図である。
図は第１図の横断面図である。
まず、ケーブルトレイ８上のケーブル１を整線したのち
、高難燃性シート９でケーブルトレイ８を包み高難燃性
シート９を結束用バンド１１を用いて締付ける。
、高難燃性シート９でケーブルトレイ８を包み高難燃性
シート９を結束用バンド１１を用いて締付ける。
この場合、高難燃性シート９端部においてシート９とケ
ーブル１との隙間には高難燃性パテ４としてハイシール
（登録商標）を詰める。このあと壁２の空間部には耐火
バック１０を密に詰めることによって防火構造を形成し
た。
ーブル１との隙間には高難燃性パテ４としてハイシール
（登録商標）を詰める。このあと壁２の空間部には耐火
バック１０を密に詰めることによって防火構造を形成し
た。
火災による実験をしたところ、高難燃性シート９により
従来以上にケーブル１の延焼を抑制し、かつ耐火バック
１０により火災の反対壁側への炎の貫通を阻止し、相当
時間反対壁側への延焼を防止することができた。
従来以上にケーブル１の延焼を抑制し、かつ耐火バック
１０により火災の反対壁側への炎の貫通を阻止し、相当
時間反対壁側への延焼を防止することができた。
［発明の効果１
（１）従来構造に比べてケーブルの延焼防止の効果を高
めることができた、 （２施工作業が極めて簡単で工数及施工時間の著しい低
減が図れた、 （３従来の耐火板加工に関する粉塵発生がなくなり作業
時間、場所の制限もなくなり能率的に施工ができるよう
になった、 上記により工数低減及び能率上昇により工事施工のコス
トダウンができた。
めることができた、 （２施工作業が極めて簡単で工数及施工時間の著しい低
減が図れた、 （３従来の耐火板加工に関する粉塵発生がなくなり作業
時間、場所の制限もなくなり能率的に施工ができるよう
になった、 上記により工数低減及び能率上昇により工事施工のコス
トダウンができた。
更に、ケーブルの増設、撤去が容易に行なえるようにな
った。
った。
第１図は本発明の防火構造の一実施例の縦断面図、第２
図は第１図の横断面図、第３図は従来の貫通部防火構造
の一実施例の縦断面図、第４図は第３図の横断面図であ
る。 １：ケーブル、２：壁、３：延焼防止塗料、４：高難燃
性パテ、５：耐火板、６：無機充填剤、７：アンカーボ
ルト、８：ケーブルトレイ、９：高難燃性シート、１０
：耐火バック、１１：結束用バンド。
図は第１図の横断面図、第３図は従来の貫通部防火構造
の一実施例の縦断面図、第４図は第３図の横断面図であ
る。 １：ケーブル、２：壁、３：延焼防止塗料、４：高難燃
性パテ、５：耐火板、６：無機充填剤、７：アンカーボ
ルト、８：ケーブルトレイ、９：高難燃性シート、１０
：耐火バック、１１：結束用バンド。
Claims (2)
- （１）隔壁の両側所定距離に亙ってケーブルに延焼防止
手段を施し、壁貫通部分に無機材を施した壁貫通部のケ
ーブル防火構造において、該ケーブルの延焼防止手段と
して、該ケーブルを一括してケーブルトレイと共に高難
燃性シートで包み封着し、該高難燃性シートの両端部に
おいてシートとケーブルとの間に所定量の難燃性パテを
詰めたものであることを特徴とする壁貫通部のケーブル
防火構造。 - （２）壁貫通部分に施す無機材が無機不燃性繊維製の袋
の中に無機材を充填した耐火バックである特許請求の範
囲第１項記載の壁貫通部のケーブル防火構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60257385A JPS62118708A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | 壁貫通部のケ−ブル防火構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60257385A JPS62118708A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | 壁貫通部のケ−ブル防火構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62118708A true JPS62118708A (ja) | 1987-05-30 |
| JPH0470853B2 JPH0470853B2 (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=17305652
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60257385A Granted JPS62118708A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | 壁貫通部のケ−ブル防火構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62118708A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04209422A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-30 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | ケーブル線路の防火構造 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5742279U (ja) * | 1980-08-21 | 1982-03-08 | ||
| JPS5837723U (ja) * | 1981-09-04 | 1983-03-11 | 古河電気工業株式会社 | ケ−ブル貫通部の防火、気密構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53138723A (en) * | 1977-05-10 | 1978-12-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Speaker |
| JPS5837723B2 (ja) * | 1982-05-20 | 1983-08-18 | 松下電器産業株式会社 | 弾性表面波フィルタの製造法 |
-
1985
- 1985-11-15 JP JP60257385A patent/JPS62118708A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5742279U (ja) * | 1980-08-21 | 1982-03-08 | ||
| JPS5837723U (ja) * | 1981-09-04 | 1983-03-11 | 古河電気工業株式会社 | ケ−ブル貫通部の防火、気密構造 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04209422A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-30 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | ケーブル線路の防火構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0470853B2 (ja) | 1992-11-12 |
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