JPS62100117A - ケ−ブルダクト内の防火シ−ル工法 - Google Patents
ケ−ブルダクト内の防火シ−ル工法Info
- Publication number
- JPS62100117A JPS62100117A JP61250200A JP25020086A JPS62100117A JP S62100117 A JPS62100117 A JP S62100117A JP 61250200 A JP61250200 A JP 61250200A JP 25020086 A JP25020086 A JP 25020086A JP S62100117 A JPS62100117 A JP S62100117A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- cables
- cable duct
- fireproof
- retardant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、複数本のケーブルを収納して布設されるケー
ブルダウ1〜内の優れた防火シール工法の提供に関する
。
ブルダウ1〜内の優れた防火シール工法の提供に関する
。
一般に、ケーブルダクト内で防火隔壁を気密に形成する
方法としては、鉱物繊維などからなる不燃材、硅酸カル
シウム板などからなる耐火板、目詰めのための防火パテ
などからなる耐熱コーキング材などを組み合わせて実施
されていた。ところが、ケーブルが複数本として多条収
納配設される場合には、ケーブル相互間の気密シールが
不完全となり易く、火災発生時に室内気圧差による有害
ガス及び煙の流通を防止することができない恐れがあっ
た。
方法としては、鉱物繊維などからなる不燃材、硅酸カル
シウム板などからなる耐火板、目詰めのための防火パテ
などからなる耐熱コーキング材などを組み合わせて実施
されていた。ところが、ケーブルが複数本として多条収
納配設される場合には、ケーブル相互間の気密シールが
不完全となり易く、火災発生時に室内気圧差による有害
ガス及び煙の流通を防止することができない恐れがあっ
た。
従来、そうした問題に対し、群をなしたケーブル相互間
の隙間に隙間充填剤を埋めこむことが提案されている。
の隙間に隙間充填剤を埋めこむことが提案されている。
しかしながら、ケーブルダクト内ではケーブル相互間の
隙間をシールする場合、ケーブルを持ち上げつつ隙間充
填剤を充填する必要があり、作業工数及び時間が多大と
なり、そればかりか、ケーブルを持ち上げることによっ
てケーブルに無理な張力がかかり、ケーブル端末部に損
傷を与える恐れがあった。
隙間をシールする場合、ケーブルを持ち上げつつ隙間充
填剤を充填する必要があり、作業工数及び時間が多大と
なり、そればかりか、ケーブルを持ち上げることによっ
てケーブルに無理な張力がかかり、ケーブル端末部に損
傷を与える恐れがあった。
本発明は、上記した従来技術の問題点を解消し、少ない
作業工数及び時間で確実な気密シールを行い得る改良さ
れた防火シール工法の提供を目的とする。
作業工数及び時間で確実な気密シールを行い得る改良さ
れた防火シール工法の提供を目的とする。
すなわち本発明に係るケーブルダクト内の防火シール工
法は、複数本のケーブルを収納布設するケーブルダクト
内の当該ケーブル上に、高難燃二液性常温硬化型シール
材を含浸した不燃材を載せ、この不燃材の両側を、上記
ケーブルを布設したケーブルダクト内の空間形状に対応
して形成された耐火板で挾み、上記高難燃二液性常温硬
化型シール材が硬化する前にかかる両耐火板同士をボル
トで締め付けて上記不燃材を圧縮することにより、含浸
された高難燃二液性常温硬化型シール材を染み出させて
ケーブル相互間の隙間内に圧入充填することを特徴とす
る。
法は、複数本のケーブルを収納布設するケーブルダクト
内の当該ケーブル上に、高難燃二液性常温硬化型シール
材を含浸した不燃材を載せ、この不燃材の両側を、上記
ケーブルを布設したケーブルダクト内の空間形状に対応
して形成された耐火板で挾み、上記高難燃二液性常温硬
化型シール材が硬化する前にかかる両耐火板同士をボル
トで締め付けて上記不燃材を圧縮することにより、含浸
された高難燃二液性常温硬化型シール材を染み出させて
ケーブル相互間の隙間内に圧入充填することを特徴とす
る。
以下、添付した図面第1図乃至第4図により説明する。
図において、1はケーブルダクトで、水平、垂直、傾斜
状態で適宜布設される。2はケーブルダクト1内に複数
段の並列状態で収納配設されたケーブルである。
状態で適宜布設される。2はケーブルダクト1内に複数
段の並列状態で収納配設されたケーブルである。
3は硅酸カルシウムなどからなる耐火板で、ケーブル2
が収納配設されたケーブルダクト1内の空間形状に対応
して形状付【プられており、つまり、ケーブルダクト1
内のケーブル2が配設された部分以外を塞ぐ形状とされ
ている。この耐火板3は、2枚所定間隔で配置される。
が収納配設されたケーブルダクト1内の空間形状に対応
して形状付【プられており、つまり、ケーブルダクト1
内のケーブル2が配設された部分以外を塞ぐ形状とされ
ている。この耐火板3は、2枚所定間隔で配置される。
4は高難燃二液性常温硬化型シール材が含浸された鉱物
繊維などからなる不燃材で、かかる2枚の耐火板3,3
の間に介在してケーブル2上に載置している。
繊維などからなる不燃材で、かかる2枚の耐火板3,3
の間に介在してケーブル2上に載置している。
5は、2枚の耐火板3,3に貫通させてそれらを締め付
けるボルトである。
けるボルトである。
6はストッパーで、ケーブルダクト1を垂直若しくは傾
斜状態で取り付けられている場合に耐火板3をケーブル
ダクト1に係止させるのに役立てられる。
斜状態で取り付けられている場合に耐火板3をケーブル
ダクト1に係止させるのに役立てられる。
高難燃二液性常温硬化型シール材はある時間を経過する
と硬化する性質があるので、予めシールする部分の形状
に対応して形成された2枚の耐火板3,3を通してボル
ト4で締付可能な状態に準備しておくとよい。必要であ
れば、2枚の耐火板3.3の間のケーブル2上に高難燃
二液性常温硬化型シール材を流し込み、同時に2枚の耐
火板3゜3の間に高難燃二液性常温硬化型シール材が含
浸された不燃材4を介入させてケーブル2上のシール材
流し込み部分の上に載せる。そして、かかる高難燃二液
性常温硬化型シール材は流し込みだけではケーブル2相
互間の隙間内に入りにくいため、当該高難燃二液性常温
硬化型シール材が硬化する前に、2枚の耐火板3,3に
通されたボルト4で該耐火板を締上げて不燃材2を圧縮
することにより、含浸された高舅燃二液性常温硬化型シ
ール材を染み出させ、もって高難燃二液性常温硬化型シ
ール材をケーブル2相互間の隙間内に圧入充填し、この
状態で当該シール材を硬化させ、シールを完了させる。
と硬化する性質があるので、予めシールする部分の形状
に対応して形成された2枚の耐火板3,3を通してボル
ト4で締付可能な状態に準備しておくとよい。必要であ
れば、2枚の耐火板3.3の間のケーブル2上に高難燃
二液性常温硬化型シール材を流し込み、同時に2枚の耐
火板3゜3の間に高難燃二液性常温硬化型シール材が含
浸された不燃材4を介入させてケーブル2上のシール材
流し込み部分の上に載せる。そして、かかる高難燃二液
性常温硬化型シール材は流し込みだけではケーブル2相
互間の隙間内に入りにくいため、当該高難燃二液性常温
硬化型シール材が硬化する前に、2枚の耐火板3,3に
通されたボルト4で該耐火板を締上げて不燃材2を圧縮
することにより、含浸された高舅燃二液性常温硬化型シ
ール材を染み出させ、もって高難燃二液性常温硬化型シ
ール材をケーブル2相互間の隙間内に圧入充填し、この
状態で当該シール材を硬化させ、シールを完了させる。
尚、防火シールを完成させた後には、ダクトカバー7を
もってダクト1の開口部を塞ぐ。
もってダクト1の開口部を塞ぐ。
また、耐火板3とケーブル2との間及び耐火板3とケー
ブルダクト1との間のギャップには、目詰め並びに外観
を向上させる目的で耐熱コーキング材を詰めておくもの
である。さらに、ケーブルが60−を超える大サイズケ
ーブルの場合には、被火災側の熱伝導などにより火災側
とは反対側で煙及び有害ガスの発生を防止するため、防
火シール部分両側のケーブル延び出し部分に延焼防止塗
料9を塗布することにより、さらに完全な防火を成就す
ることができる。
ブルダクト1との間のギャップには、目詰め並びに外観
を向上させる目的で耐熱コーキング材を詰めておくもの
である。さらに、ケーブルが60−を超える大サイズケ
ーブルの場合には、被火災側の熱伝導などにより火災側
とは反対側で煙及び有害ガスの発生を防止するため、防
火シール部分両側のケーブル延び出し部分に延焼防止塗
料9を塗布することにより、さらに完全な防火を成就す
ることができる。
このような工法によって防火気密シールが形成されると
、複数本のケーブルの相互間の隙間の完全な気密シール
を確実に形成することができ、従って、火災発生の際に
生ずる煙や有害ガス、原子カプラントなどの汚染空気、
化学工場の有害ガスなどを確実に封止することができる
。
、複数本のケーブルの相互間の隙間の完全な気密シール
を確実に形成することができ、従って、火災発生の際に
生ずる煙や有害ガス、原子カプラントなどの汚染空気、
化学工場の有害ガスなどを確実に封止することができる
。
以上説明してきたように、本発明にお【プる、ケーブル
ダクト内の防火シール工法によれば、ケーブルダグ1〜
内に収納配設される複数本のケーブル相互間の隙間をシ
ールするのに、当該ケーブルを持ち上げることなく常備
される耐火板を締め付けるだけで良く、従って、従来の
この種防火シール工法と比して作業工数及び時間を短縮
でき、しかもそれによるケーブル相互間の気密シールを
確実に成就させることができる効果を有するものである
。
ダクト内の防火シール工法によれば、ケーブルダグ1〜
内に収納配設される複数本のケーブル相互間の隙間をシ
ールするのに、当該ケーブルを持ち上げることなく常備
される耐火板を締め付けるだけで良く、従って、従来の
この種防火シール工法と比して作業工数及び時間を短縮
でき、しかもそれによるケーブル相互間の気密シールを
確実に成就させることができる効果を有するものである
。
添付図面は本発明に係るケーブルダクト内の防火シール
工法の一実施例を示し、第1図は平面図、第2図は側面
図、第3図は第1図の■−■矢視矢視面断面図4図はダ
クトカバーを外した状態の斜視図である。 1:ケーブルダクト、 2:ケ − ブ ル、 3:耐 火 板、 4:高難燃二液性常温硬化型 シール材を含浸した不燃材、 ・ 5:ボ ル ト、 7コダクトカバー。 才 t IJ v2 囚31J t 4 口
工法の一実施例を示し、第1図は平面図、第2図は側面
図、第3図は第1図の■−■矢視矢視面断面図4図はダ
クトカバーを外した状態の斜視図である。 1:ケーブルダクト、 2:ケ − ブ ル、 3:耐 火 板、 4:高難燃二液性常温硬化型 シール材を含浸した不燃材、 ・ 5:ボ ル ト、 7コダクトカバー。 才 t IJ v2 囚31J t 4 口
Claims (1)
- (1)複数本のケーブルを収納布設するケーブルダクト
内の当該ケーブル上に、高難燃二液性常温硬化型シール
材を含浸した不燃材を載せ、この不燃材の両側を、上記
ケーブルを布設したケーブルダクト内の空間形状に対応
して形成された耐火板で挾み、上記高難燃二液性常温硬
化型シール材が硬化する前にかかる両耐火板同士をボル
トで締め付けて上記不燃材を圧縮することにより、含浸
された高難燃二液性常温硬化型シール材を染み出させて
ケーブル相互間の隙間内に圧入充填することを特徴とす
るケーブルダクト内の防火シール工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61250200A JPS62100117A (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 | ケ−ブルダクト内の防火シ−ル工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61250200A JPS62100117A (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 | ケ−ブルダクト内の防火シ−ル工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62100117A true JPS62100117A (ja) | 1987-05-09 |
JPS6362972B2 JPS6362972B2 (ja) | 1988-12-06 |
Family
ID=17204311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61250200A Granted JPS62100117A (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 | ケ−ブルダクト内の防火シ−ル工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62100117A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04209422A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-30 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | ケーブル線路の防火構造 |
JP2011015492A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 垂直ケーブルダクトの延焼防止構造 |
CN103545780A (zh) * | 2013-10-22 | 2014-01-29 | 国家电网公司 | 一种防火电缆沟 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50128196A (ja) * | 1974-03-29 | 1975-10-08 | ||
JPS5524771A (en) * | 1978-08-14 | 1980-02-22 | Hitachi Ltd | Guide changing apparatus at rolling mill |
JPS5543708U (ja) * | 1978-09-13 | 1980-03-21 |
-
1986
- 1986-10-21 JP JP61250200A patent/JPS62100117A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50128196A (ja) * | 1974-03-29 | 1975-10-08 | ||
JPS5524771A (en) * | 1978-08-14 | 1980-02-22 | Hitachi Ltd | Guide changing apparatus at rolling mill |
JPS5543708U (ja) * | 1978-09-13 | 1980-03-21 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04209422A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-30 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | ケーブル線路の防火構造 |
JP2011015492A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 垂直ケーブルダクトの延焼防止構造 |
CN103545780A (zh) * | 2013-10-22 | 2014-01-29 | 国家电网公司 | 一种防火电缆沟 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6362972B2 (ja) | 1988-12-06 |
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