JPS6359881A - 生澱粉分解酵素生産菌 - Google Patents

生澱粉分解酵素生産菌

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JPS6359881A
JPS6359881A JP61202874A JP20287486A JPS6359881A JP S6359881 A JPS6359881 A JP S6359881A JP 61202874 A JP61202874 A JP 61202874A JP 20287486 A JP20287486 A JP 20287486A JP S6359881 A JPS6359881 A JP S6359881A
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JP
Japan
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raw starch
starch
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enzyme
medium
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JP61202874A
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English (en)
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JPH0687775B2 (ja
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Satoshi Kanda
聡 神田
Masaaki Hamachi
浜地 正昭
Takemitsu Honma
本馬 健光
Yataro Nunokawa
布川 弥太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOZEKI SYUZO KK
Ozeki Sake Brewing Co Ltd
Original Assignee
OOZEKI SYUZO KK
Ozeki Sake Brewing Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/10Biofuels, e.g. bio-diesel

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  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は蒸煮工程なしに生の澱粉を分解する新規酵素の
生産菌に関し、この酵素により、醸造工程の省力化およ
び省エネルギーや農産物の未Xll用澱粉のエネルギー
的回収か可能とζろ。
従来の技術および問題点 従来、澱粉の糖化工程は、必ず澱粉の蒸煮によるα化工
程を要す。一部で生澱粉分解作用の強い粘化酵素を用い
て無蒸煮アルコール発酵を試みているが、またパイロッ
トプラントの段階にある。
このような事情に鑑8、本発明者らは、好適な生澱粉分
解酵素を得るー・く鋭ひ研究した。その拮果、ある種の
新規な糸状菌が優れた生澱粉分解酵素を生産することを
見出し、本発明を完成するにいたった。
問題点を解決するための手段 本発明は、新規な生澱粉分解酵素生産菌、ベニツリウム
・ラノ′スム(Penicillum  lanosu
m)OCR−1を提供し、これにより、生澱粉の無蒸煮
糖化工程の実現を目差すものである。
本発明の新規糸状菌は、次のような菌学的性質を有する
ものである。
(1)生育状態 ■ツアペック液寒天(Czapek’s 5oIuむi
on ag、1r)培地を用い、28°C12週間平板
培養することにより、直径4〜5C1l!のコロニーを
生ずる。まf二、色はほとんどが白色であり、コロニー
中央部の一部で胞子形成が見られ淡緑色となる。
■麦芽エキス寒天(Malt  extract  a
gar)培地を用い、28°C12週間平板培養するこ
とにより、直径4cm程度のコロニーを生じ、ヒロード
状の生育を示す。色は緑色〜灰緑色であり、非常によく
胞子を形成する。分生予病は気菌糸から生じ、最大、長
さは200μ、巾は3μである。壁は滑面である。また
、フィアロ型分生子を作り、その完全四代が認められな
い。
■ツアペック液寒天(Czapek’s 5oluti
on agar)培地中の炭素源を末生澱粉(1%)に
かえ、30℃で培滲すると、明確なハローを形成する。
(2)生理的性質 ■澱粉の加水分解性:陽性 ■酵素に対する態度 好気性 ■生育のpH範囲:pH3,5〜12 ■生育の温度範囲、15〜35°に れらの観察結果より、本閑は不完全菌のベニツリウム属
に属する。ペニンリは複輪生体〜非対称体であり、分生
予病は通常長く、コロニーは羊毛状、白色から後に灰緑
色となることにより、ベニツリウム・コマネ(P、 c
ommane)系に含まれる。
この系の中には8種含まれているが、麦芽寒天培地上で
よく胞子形成すること、分生子の表面が細かな粗面であ
る二となどかみペニシリウム・ラノスム・ウェストリン
ク(Peqicillium IanosumWest
ling)と同定され、そのペニシリウム・ラノスム0
CR−1妹を、昭和60年10月23日に工業技術院微
生物工業技術研究所に微工研菌寄第8 =191号(P
ERM  P  8491)として寄託した。
本閑は次の如く分離、純化される。分離は試料の1をシ
ャーレ内にとり、その上より肉汁寒天(13uillo
n  agar)培地中の炭素源を末生澱粉(1%)に
改変した培地を流し込むことにより行なった。30℃で
3日間インキュベートした後、コロニーの周辺に末生澱
粉が溶解している明確なハローと呼ばれる領域か形成さ
れたものを採取し、面記と同様な培地で培1もし、ハロ
ーの形成が再確認されjコちのを分離、保存する(1次
パス菌株と称する)。
さらに、1次パス菌株について肉汁培地中の炭素源を末
生澱粉(1%)で改変した液体培地中で30℃、5〜7
日間振盪培養し、その培地プロスを粗酵素液として生澱
粉分解活性および可溶性澱粉分解活性を測定し、可溶性
澱粉の分解速度に対する生澱粉分解速度の比(R/S比
)が20以上のらの6株を選択し、6株の中で最もR/
S比の大きな株として0CR−1を選択した。R/S比
は下記のような式で与えられる。
R/S=                 X100
可溶性澱粉分解速度(生成還元糖 μgGlc/培地ブロスff12/hr)本発明のペニ
シリウム・ラノスム(P enicillumlano
sum)  OG R−1をソルビトール 1%、KN
 031%、KH2PO−0,5%、F e CQ30
 、01%、M g S O4・7I(、OO,25%
、エピクロルヒドリン架橋澱粉0.5%(pH6,0)
から成る培地を用い、l vvm、30°Cで培養する
。得られた培養液を除菌後、80%−硫安塩析、80%
−アセトン沈澱を順次行ない、凍結乾燥して、粗酵素粉
末を得る。
この粗酵素は、次の理化学的性質を汀する新規な生澱粉
分解酵素である。
■作用:α−アミラーゼと共に作用して生(無蒸煮)の
澱粉を加水分解しグルコ ースを得る。
■至適pH:pH5,0 ■pH安定性、各1)Hの緩衝液中で20時間処理しf
こ場合、p)(3〜7において90%以上の残存活性を
示す。
■温度安定性、各温度で10分間処理しfコ場合、50
℃まで安定。
各種生澱粉を基質として200μ9−タンパク当量の粗
酵素をpH5で作用させると、第1図のように加水分解
される。また、少量の生澱粉に全く不活性な市販のα−
アミラーゼ(アミラーゼI(−大野製薬)を添加するこ
とにより、生澱粉の加水分解が著しく促進されろ(第2
図参0.6)。
[発明の効果] 本発明のペニシリウム・ラノスム(Pcnicillu
mlanosum)  ○GRiの生産する生澱粉分解
酵素を利用することにより、k煮工程す<シて生澱粉の
助化が可能にtつ几。また、本酵素の場合、糊化澱t>
分解活性?二対する生澱粉分解活性の比が非;+’+ 
l−、+“・5いことを特徴とし、研究力面でら利用が
期待されるっ 次に酵素の調製σりを示す。
調製例1 酵素生産3つための培養 ■ペニシリウム・ラノスム(P 、 lanosum)
OG:[え−1保存スラントより、ブイヨン(pI−I
 G 、 O)の平板培地上に一白金耳接種し、30℃
、2日間培養オろ。
・■培谷後、形成された木菌のコロニー上に殺菌水10
でジを滴下し、菌体W、f5液を作り、殺菌済みガラス
フィルター(3G−3)を用い、濾過し、胞子凶・濁液
を得る。
(の次に抱子膿度をlXl06g/mQ〜lXl0’g
/、:;f2、望ましくは5xlO’個/スQに調整1
−1これを1%エピクロルヒドリン架橋澱粉を含むブイ
ヨン培地(pH6,0) l OO村につきIffC接
種し、30°C13日間程度振盪培養する(前培養)。
・■■にて得られた前培養培地を種とし、1″、;ソル
ビトール、1%K N O3,0,5%に+(、PO,
0.01 ’、6PeCQz、0.25%Mg5O47
H20,05%エピクロルヒドリン架橋澱粉からなるp
H60の本培養培地に20%の割合になるよう添加し、
30 ’C,I vvmの条件下で通気培養をiテなう
調製例2 粗酵素粉末の調製 ■培養終了後、濾過または遠心分雛により1)21体を
除去後、培養濾液を得る。
■培養濾液に対し、望ましくは0°Cに冷却下ないし5
°C以下の条件でスターラーで静かに撹rl!Lながら
、培捉、!!液に80%飽和になるようにl?+]形硫
安全硫安に加え塩析を行なった。
■塩析により析出したタンパクの沈澱は、1000Gで
5分間遠心分離し集め、これを籏留水に溶解後、5°C
て24時間透析を行なった。
■この透析液に対し、5°C以下で80%アセトン処理
を行ない、再度10000.5分間遠心分雛することに
より沈澱物を得、蒸留水に溶解後、■と同条件で6(斤
を行なった。
つろ(1液を凍結乾燥することにより招酵素粉末を得に
。該酵素粉末は面記のような理化学的性質をY丁してい
た。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明の生産菌を用いて得みれ
た酵素の加水分解活性を示すグラフであるっ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無蒸煮澱粉を特異的に加水分解する酵素生産菌、
    ペニシリウム・ラノスム(Penicillumlan
    osum)OGR−1。
JP61202874A 1986-08-28 1986-08-28 生澱粉分解酵素生産菌 Expired - Lifetime JPH0687775B2 (ja)

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JP61202874A JPH0687775B2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28 生澱粉分解酵素生産菌

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JPS6359881A true JPS6359881A (ja) 1988-03-15
JPH0687775B2 JPH0687775B2 (ja) 1994-11-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5188956A (en) * 1988-07-01 1993-02-23 Showa Denka K.K. Thermostable amylase

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58126554A (ja) * 1982-01-25 1983-07-28 Canon Inc 現像装置
JPS58130366A (ja) * 1982-01-29 1983-08-03 Canon Inc 現像装置

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US5188956A (en) * 1988-07-01 1993-02-23 Showa Denka K.K. Thermostable amylase

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