JPS59162878A - グルコアミラ−ゼの製造法 - Google Patents
グルコアミラ−ゼの製造法Info
- Publication number
- JPS59162878A JPS59162878A JP3844883A JP3844883A JPS59162878A JP S59162878 A JPS59162878 A JP S59162878A JP 3844883 A JP3844883 A JP 3844883A JP 3844883 A JP3844883 A JP 3844883A JP S59162878 A JPS59162878 A JP S59162878A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glucoamylase
- cultivation
- culture
- days
- rhodosporidium
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はグルコアミラーゼの製造法に関する。
更に詳しくは、グルコアミラーゼ産生能を有するロドス
ボリディウム属に属する赤色酵母を用いるグルコアミラ
ーゼの製造法に関する。
ボリディウム属に属する赤色酵母を用いるグルコアミラ
ーゼの製造法に関する。
グルコアミラーゼ(E C3,2,1,3)は、アミロ
グルコシダーゼとも呼ばれ、アミロース、アミロペクチ
ン、グリコーゲン、デキストリン等のα−1,4グルコ
シド結合を有する多糖に作用し、その非還元末端からグ
ルコース単位に切断していく酵素として知られている。
グルコシダーゼとも呼ばれ、アミロース、アミロペクチ
ン、グリコーゲン、デキストリン等のα−1,4グルコ
シド結合を有する多糖に作用し、その非還元末端からグ
ルコース単位に切断していく酵素として知られている。
従来、グルコアミラーゼを産生ずる微生物として糸状菌
のリゾープス属及びアスペルギルス属に属する菌株が知
られており、特にリゾニプス・プレ? −(R,del
emar ) 、リゾープス・ニベウス(R,n1ve
us) 、リゾープス・ジャバニカス(R,ja−νa
nicus ) 、アスペルギルス・ニガー(A、ni
ger )及びアスペルギルス・アワモリ (A、aw
amori )等がグルコアミラーゼ産生能の高い菌株
として知られている。そして又酵母菌又は酵母類似菌の
エンドミコプシス属、及びエンドミセス属に属する菌株
も強力なグルコアミラーゼ産生菌として知られている。
のリゾープス属及びアスペルギルス属に属する菌株が知
られており、特にリゾニプス・プレ? −(R,del
emar ) 、リゾープス・ニベウス(R,n1ve
us) 、リゾープス・ジャバニカス(R,ja−νa
nicus ) 、アスペルギルス・ニガー(A、ni
ger )及びアスペルギルス・アワモリ (A、aw
amori )等がグルコアミラーゼ産生能の高い菌株
として知られている。そして又酵母菌又は酵母類似菌の
エンドミコプシス属、及びエンドミセス属に属する菌株
も強力なグルコアミラーゼ産生菌として知られている。
本発明者は、酒造用糖化酵素を得る目的で広(自然界よ
りグルコアミラーゼ産生能の高い酵母菌株をスクリーニ
ングすることを試みた。そして鋭意研究した結果、澱粉
工場周辺の土壌よりグルコアミラーゼ産生能の高い酵母
の1菌株を見い出すことに成功した。
りグルコアミラーゼ産生能の高い酵母菌株をスクリーニ
ングすることを試みた。そして鋭意研究した結果、澱粉
工場周辺の土壌よりグルコアミラーゼ産生能の高い酵母
の1菌株を見い出すことに成功した。
そして本菌株について菌学的性質を検討した結果、赤色
酵母の1種であるロドスポリディウム(Rhodosp
oridium)属に属することがわかった。
酵母の1種であるロドスポリディウム(Rhodosp
oridium)属に属することがわかった。
これまで酵母菌又は酵母類似菌でグルコアミラーゼを産
生ずる菌株として、前記したエンドミコプシス属、エン
ドミセス属に属する菌株の他にもサツカロミセス・セレ
ビゼー(S、cerevisiae) ;ジャーナル
・オプ・バクテリオロジー(J、Bacter−iol
、)第 138巻1022〜1025頁(1979)
、リポミセス・コノネンコアン(K、kononenk
oan ) ;ヨーロソビアン・ジャーナル・オブ・
アプライド・マイクロビオロジカル・バイオテクノロジ
ー(Eur、J。
生ずる菌株として、前記したエンドミコプシス属、エン
ドミセス属に属する菌株の他にもサツカロミセス・セレ
ビゼー(S、cerevisiae) ;ジャーナル
・オプ・バクテリオロジー(J、Bacter−iol
、)第 138巻1022〜1025頁(1979)
、リポミセス・コノネンコアン(K、kononenk
oan ) ;ヨーロソビアン・ジャーナル・オブ・
アプライド・マイクロビオロジカル・バイオテクノロジ
ー(Eur、J。
^pp1.Microbio1.Biotechno1
.)第11巻241〜250頁(1979) 、サツカ
ロミセス・シアスタテイカス(S、diastatic
us ) iジャーナル・オブ・インストラクチュア
ル・ブリュワーリー(J、 In5t、Brew、)第
87巻244〜247頁(1981)等が知られている
が、ロドスポリディウム属に属する菌株でグルコアミラ
ーゼ産生能を有することの報告はなく、かつ適当な栄養
培地で本菌株を培養し、培養物から採取されるグルコア
ミラーゼは、酒造用糖化酵素としてのみならずブドウ糖
製造用酵素としての用途も期待できることを知り本発明
を完成したものである。
.)第11巻241〜250頁(1979) 、サツカ
ロミセス・シアスタテイカス(S、diastatic
us ) iジャーナル・オブ・インストラクチュア
ル・ブリュワーリー(J、 In5t、Brew、)第
87巻244〜247頁(1981)等が知られている
が、ロドスポリディウム属に属する菌株でグルコアミラ
ーゼ産生能を有することの報告はなく、かつ適当な栄養
培地で本菌株を培養し、培養物から採取されるグルコア
ミラーゼは、酒造用糖化酵素としてのみならずブドウ糖
製造用酵素としての用途も期待できることを知り本発明
を完成したものである。
次に本菌株の菌学的性質について述べる。
a、各培地における生育状態
本菌株は麦芽汁寒天培地又はMY寒天培地においてよく
生育し、その細胞形態は大きさが2.5μ×5μであり
、楕円形をなしている。増殖の形態は多極出芽であり、
そして偽菌糸又は真菌糸を形成するが2週間の生育にお
いてもba I I is tospore(射出胞子
)は観察されなかった。又、麦芽汁寒天培地、MY寒天
培地、オートミール寒天培地において分裂子を形成しな
いがteliospore (テリオスボア) 、cl
amp connection (クランプコネクショ
ン)をオートミール寒天培地上で形成子る、b、各生理
的性質 ■硝酸塩の同化 (+) ■ビタミンの要求性 (−) ■デンプン様物質の生成(−) ■アルブチンの分解性 (+) ■カロチノイドの生成 (+) 生成色素はα−カロチンである。
生育し、その細胞形態は大きさが2.5μ×5μであり
、楕円形をなしている。増殖の形態は多極出芽であり、
そして偽菌糸又は真菌糸を形成するが2週間の生育にお
いてもba I I is tospore(射出胞子
)は観察されなかった。又、麦芽汁寒天培地、MY寒天
培地、オートミール寒天培地において分裂子を形成しな
いがteliospore (テリオスボア) 、cl
amp connection (クランプコネクショ
ン)をオートミール寒天培地上で形成子る、b、各生理
的性質 ■硝酸塩の同化 (+) ■ビタミンの要求性 (−) ■デンプン様物質の生成(−) ■アルブチンの分解性 (+) ■カロチノイドの生成 (+) 生成色素はα−カロチンである。
■尿素の分解 (+)
■グルコース、シュークロースの発酵性がない。
C6各種糖類の資化性
グルコース 士 ガラクトース +し=ソルボ
ース + シュークロース+マルトース +
セロビオース +トレハロース 士 ラク
トース −メリビオース − ラフィノース
+メレジトース + イヌリン +可溶性澱
粉 十 〇−キシロース +D−リポース
+ L−ラムノース −エタノール +
グリセロール +C弱>エリスリトール−リビトール
+(弱)イノジット − D−マニトール
士ガラクチトール+ α−メチル−D−D−グ
ルチトール+ グルコシド +サリシン
+ DL乳酸 −コハク酸 +(弱)
クエン酸 −以上の結果、特にカロチノイド色素を
生成すること及び射出胞子が形成されないこと等より本
菌株はThe Yeast第2版(1971) 80
3〜814頁の記載に基づき、ロドスボリディウム属に
属することがわかり、本菌株をRhodosporid
ium sp、 J −5Bと命名した。そして本菌株
はF ERM −P Na 6948として工業技術院
微生物研究所に寄託されている。
ース + シュークロース+マルトース +
セロビオース +トレハロース 士 ラク
トース −メリビオース − ラフィノース
+メレジトース + イヌリン +可溶性澱
粉 十 〇−キシロース +D−リポース
+ L−ラムノース −エタノール +
グリセロール +C弱>エリスリトール−リビトール
+(弱)イノジット − D−マニトール
士ガラクチトール+ α−メチル−D−D−グ
ルチトール+ グルコシド +サリシン
+ DL乳酸 −コハク酸 +(弱)
クエン酸 −以上の結果、特にカロチノイド色素を
生成すること及び射出胞子が形成されないこと等より本
菌株はThe Yeast第2版(1971) 80
3〜814頁の記載に基づき、ロドスボリディウム属に
属することがわかり、本菌株をRhodosporid
ium sp、 J −5Bと命名した。そして本菌株
はF ERM −P Na 6948として工業技術院
微生物研究所に寄託されている。
本菌株を培養しグルコアミラーゼを生産するに際し、使
用する栄養培地としてはトウモロコシ、大麦、小麦、コ
メ等の穀粉又はそれらの澱粉、ジャガイモ、サツマイモ
、クビカオ等の芋頻澱粉、デキストリン、オリゴ糖、二
糖頻、単糖類等の各種!MI類、及び穀物を加工する際
に得られる小麦赳、白糠、米糠等の穀物廃物などを適宜
組み合せて用いる。そして更に又、ペプトン、キナコ、
大豆ミール、コーンステイープリカー、塩安、硫安、硝
安等の有機、無機窒素源及びリン酸二カリ、硫酸マグネ
シラμ、リン酸−カリウム等の無機塩、及び酵゛母エキ
ス、麦芽エキス等の微量栄養素を随時添加するのもよい
。培養方法としては、通気攪拌もしくは振盪培養による
液体培養、或いは小麦飯等を用いての固体培養方法を行
うことができる。
用する栄養培地としてはトウモロコシ、大麦、小麦、コ
メ等の穀粉又はそれらの澱粉、ジャガイモ、サツマイモ
、クビカオ等の芋頻澱粉、デキストリン、オリゴ糖、二
糖頻、単糖類等の各種!MI類、及び穀物を加工する際
に得られる小麦赳、白糠、米糠等の穀物廃物などを適宜
組み合せて用いる。そして更に又、ペプトン、キナコ、
大豆ミール、コーンステイープリカー、塩安、硫安、硝
安等の有機、無機窒素源及びリン酸二カリ、硫酸マグネ
シラμ、リン酸−カリウム等の無機塩、及び酵゛母エキ
ス、麦芽エキス等の微量栄養素を随時添加するのもよい
。培養方法としては、通気攪拌もしくは振盪培養による
液体培養、或いは小麦飯等を用いての固体培養方法を行
うことができる。
培養条件として液体培養の場合、初発pHは4〜7の範
囲で20〜40℃で2〜7日間通気攪拌もしくは振盪培
養を行えばよく、固体培養の場合、水分含量30〜70
%の小麦麩を用い20〜40℃で2〜7日間培養を行え
ばよい。培養終了後、培養物からグルコアミラーゼ含有
液を採取するには液体培養の場合は濾過、遠心分離等の
手段にで行う。固体培養の場合には、水又は各種塩溶液
にて抽出する。
囲で20〜40℃で2〜7日間通気攪拌もしくは振盪培
養を行えばよく、固体培養の場合、水分含量30〜70
%の小麦麩を用い20〜40℃で2〜7日間培養を行え
ばよい。培養終了後、培養物からグルコアミラーゼ含有
液を採取するには液体培養の場合は濾過、遠心分離等の
手段にで行う。固体培養の場合には、水又は各種塩溶液
にて抽出する。
該含有液中の粗グルコアミラーゼは通常の精製手段即ち
アルコール分画、塩析、塩基性陰イオン交換クロマトグ
ラフィー等を適宜組ろ合せて更に精製することができる
。
アルコール分画、塩析、塩基性陰イオン交換クロマトグ
ラフィー等を適宜組ろ合せて更に精製することができる
。
次に栄養源を小麦麩及び米糠の組み合せによる液体培地
でRhodosporidium sp、、J −5B
F E RM−P Na 6948を培養してグル
コアミラーゼ含有液を得、次いで硫安塩析、DEAE−
セルロースカラムクロマトグラフィー処理して得られた
部分精製グルコアミラーゼの酵素化学的性質について記
す。
でRhodosporidium sp、、J −5B
F E RM−P Na 6948を培養してグル
コアミラーゼ含有液を得、次いで硫安塩析、DEAE−
セルロースカラムクロマトグラフィー処理して得られた
部分精製グルコアミラーゼの酵素化学的性質について記
す。
(1)作 用
穀類、芋頻の各種澱粉に作用し、よくグルコースを生成
し、かつイソマルトース、イソマルトトリオース等の転
移糖を生成しない。又、生澱粉(小麦澱粉、デュラム種
)にも作用しグルコースを生成する。
し、かつイソマルトース、イソマルトトリオース等の転
移糖を生成しない。又、生澱粉(小麦澱粉、デュラム種
)にも作用しグルコースを生成する。
(2)基質特異性
アミロース、アミロペクチン、グリコーゲン、デキスト
リン等のα−1,4グルコシド結合を有する多糖に作用
する。
リン等のα−1,4グルコシド結合を有する多糖に作用
する。
(3)至適pH
0,4mQの各緩ii液に0.1−の酵素溶液及び0.
5mlの2%可溶性澱粉を加え、40°C110分反応
させて本酵素の至適pHを求めたところpH4〜6付近
であった(第1図に示す)。なおpH2,2〜8.0の
範囲はマンキルパイン(MacIIνain )緩衝液
を用い、pH8,0〜10の範囲はコルソフ(Kolt
hoff)氏緩衝液を用いた。
5mlの2%可溶性澱粉を加え、40°C110分反応
させて本酵素の至適pHを求めたところpH4〜6付近
であった(第1図に示す)。なおpH2,2〜8.0の
範囲はマンキルパイン(MacIIνain )緩衝液
を用い、pH8,0〜10の範囲はコルソフ(Kolt
hoff)氏緩衝液を用いた。
(4)安定pH範囲
本酵素の安定pHを、pH1〜2の範囲は塩酸カリ緩衝
液で、p)l 2.2〜8.0の範囲はMacllva
in緩衝液で、pH8,0〜10の範囲はKol th
off氏緩衝液でそれぞれ測定した。その結果、本酵素
はpl+4〜7の範囲では30℃、24時間放置しても
安定であることがわかった(第2図に示す)。
液で、p)l 2.2〜8.0の範囲はMacllva
in緩衝液で、pH8,0〜10の範囲はKol th
off氏緩衝液でそれぞれ測定した。その結果、本酵素
はpl+4〜7の範囲では30℃、24時間放置しても
安定であることがわかった(第2図に示す)。
(5)至適温度
本酵素ig液0.1mlに0.1M酢酸緩衝液(pi4
5.0)を0.4−加え、各温度にて10分間反応せし
め本酵素の至適温度を求めた。その結果、本酵素の至適
温度は50℃付近であった(第3図に示す)。
5.0)を0.4−加え、各温度にて10分間反応せし
め本酵素の至適温度を求めた。その結果、本酵素の至適
温度は50℃付近であった(第3図に示す)。
(6)温度安定性
本酵素溶液0.1mlにO,1M酢酸緩衝液(p)I5
.0)を0.4−加え、各温度に10分放置後、急冷し
、残存する活性を測定することにより本酵素の温度安定
性を求めたところ、本酵素は47℃、10分処理した場
合でも安定であった(第4図に示す)。
.0)を0.4−加え、各温度に10分放置後、急冷し
、残存する活性を測定することにより本酵素の温度安定
性を求めたところ、本酵素は47℃、10分処理した場
合でも安定であった(第4図に示す)。
(7)阻害剤等の影響
■本酵素に対する各種金属イオン(10〜3M)の影響
について表1に示す。
について表1に示す。
表1
■本酵素に対する各種阻害剤(10−3M)の影響につ
いて表2に示す。
いて表2に示す。
表1.2より明らかのように本酵素はN−ブロモサクシ
イミド、■n04で顕著に阻害され、Fe3+、Cu2
+、及びHg 2+、モノヨード酢酸、EDTAで若干
阻害されるものの、他の金属イオンではほとんど阻害さ
れなかった。
イミド、■n04で顕著に阻害され、Fe3+、Cu2
+、及びHg 2+、モノヨード酢酸、EDTAで若干
阻害されるものの、他の金属イオンではほとんど阻害さ
れなかった。
更に以上の性質を有する本酵素は、培養物から採取して
iMられる粗酵素の状態においても、5%可溶性澱粉に
作用させ、経時的に分解生成する糖類をペーパークロマ
トグラフィーGトて検討した結果、イソマルトース及び
イソマルトトリオース等の生成はみられず、かつ生成糖
もグルコースが大部分でありオリゴ糖の生成はほとんど
みられないので、従って、本菌株のRhodospor
idium sp、J−5BFERM−PIVk169
4Bはグルコアミラーゼ産生能の高い菌株であることが
判明した。それ故に本菌株を使用し、生産されるグルコ
アミラーゼはブドウ糖製造用として最適なものである。
iMられる粗酵素の状態においても、5%可溶性澱粉に
作用させ、経時的に分解生成する糖類をペーパークロマ
トグラフィーGトて検討した結果、イソマルトース及び
イソマルトトリオース等の生成はみられず、かつ生成糖
もグルコースが大部分でありオリゴ糖の生成はほとんど
みられないので、従って、本菌株のRhodospor
idium sp、J−5BFERM−PIVk169
4Bはグルコアミラーゼ産生能の高い菌株であることが
判明した。それ故に本菌株を使用し、生産されるグルコ
アミラーゼはブドウ糖製造用として最適なものである。
更に、生澱粉分解作用を有するので将来の省エネ゛ルギ
一対策用としても期待されうるものである。
一対策用としても期待されうるものである。
以下に、本発明を実施例につき説明する。なお本発明で
用いたアミラーゼ活性測定法は次の通りである。1%の
澱粉溶液にグルコアミラーゼを40°Cで10分間作用
させたのち、生成した還元力をソモギー法で定量して
L8a+gのグルコース相当の還元力を示すときの酵素
活性を1.01.Uとした。
用いたアミラーゼ活性測定法は次の通りである。1%の
澱粉溶液にグルコアミラーゼを40°Cで10分間作用
させたのち、生成した還元力をソモギー法で定量して
L8a+gのグルコース相当の還元力を示すときの酵素
活性を1.01.Uとした。
実施例I
Rhodosporidium sp、 J −5B
F E RM −P N。
F E RM −P N。
6948をMY寒天斜面培地上で37℃、2日間増殖さ
せ、その1白金耳をあらかじめ50(7容三角フラスコ
に小麦鯨5%、米糠0.5%からなる培地100飢(ρ
115.5)を入れ110℃、20分間オートクレーブ
殺菌して得られる培地に接種し、30″Cで毎分160
回転の振盪条件で4日間培養した。培養液を遠心分離し
て得られた上滑のグルコアミラーゼ活性は1581.U
であった。
せ、その1白金耳をあらかじめ50(7容三角フラスコ
に小麦鯨5%、米糠0.5%からなる培地100飢(ρ
115.5)を入れ110℃、20分間オートクレーブ
殺菌して得られる培地に接種し、30″Cで毎分160
回転の振盪条件で4日間培養した。培養液を遠心分離し
て得られた上滑のグルコアミラーゼ活性は1581.U
であった。
実施例2
トウモロコシ粉10%からなる培地5(7(ptl 5
.5)を500mJ’容の坂ロフラスコに入れ、 11
0℃、20分殺菌した後、あらかじめRhod’osp
oridium sp、J−5BFERM−pHh69
48をMY寒天斜面培地上で2日間増殖させておいたも
のの1白金耳を接種し、毎分120回転の振盪培養機に
て30°C4日間培養した。
.5)を500mJ’容の坂ロフラスコに入れ、 11
0℃、20分殺菌した後、あらかじめRhod’osp
oridium sp、J−5BFERM−pHh69
48をMY寒天斜面培地上で2日間増殖させておいたも
のの1白金耳を接種し、毎分120回転の振盪培養機に
て30°C4日間培養した。
培養終了後、全培養液を50m1とし、その濾液番こつ
いてグルコアミラーゼ活性を測定したところ1341、
U/−であった。
いてグルコアミラーゼ活性を測定したところ1341、
U/−であった。
実施例3
実施例1に準してRho<Iosporidium s
p、J 5 BFERM−P隘6948を培養し、次
いで培養液を濾過して得られるグルコアミラーゼ含有液
8帽番こ対し41gの硫酸アンモニウムを加え、生ずる
沈澱を集め、少量の水に溶解後透析し、更にDEAE−
セルロースカラムクロマトグラフィーGこて処理し、カ
ラムに未吸着区分を集めグルコアミラーゼ活4生含有液
50−を得た。こうして得られた部分精製り゛ルコアミ
ラーゼ活性は200 r、IJ/+nl!であった。
p、J 5 BFERM−P隘6948を培養し、次
いで培養液を濾過して得られるグルコアミラーゼ含有液
8帽番こ対し41gの硫酸アンモニウムを加え、生ずる
沈澱を集め、少量の水に溶解後透析し、更にDEAE−
セルロースカラムクロマトグラフィーGこて処理し、カ
ラムに未吸着区分を集めグルコアミラーゼ活4生含有液
50−を得た。こうして得られた部分精製り゛ルコアミ
ラーゼ活性は200 r、IJ/+nl!であった。
実施例4
25ff容ジヤーフプーメンターに小麦髄300g、ジ
ャガイモ澱粉100g及び水104を加えた後、2kg
/cJの加圧下で40分間蒸煮殺菌し30°C+こ冷却
した培養培地に、あらかじめ50師容の坂ロフラスコ3
本のそれぞれにジャガイモ澱粉1%、酵母エキス0.5
%からなる培地100艷を入れRhodospori−
diumsp、J−5B FERM Ptk694
8を30°C12日間培養したものを接種し、30°C
165時間通気攪拌培養を行った。培養液を濾過してグ
ルコアミラーゼ含有液8.5℃を得た。この含有液のグ
ルコアミラーゼ活性は1501.U/rneであった。
ャガイモ澱粉100g及び水104を加えた後、2kg
/cJの加圧下で40分間蒸煮殺菌し30°C+こ冷却
した培養培地に、あらかじめ50師容の坂ロフラスコ3
本のそれぞれにジャガイモ澱粉1%、酵母エキス0.5
%からなる培地100艷を入れRhodospori−
diumsp、J−5B FERM Ptk694
8を30°C12日間培養したものを接種し、30°C
165時間通気攪拌培養を行った。培養液を濾過してグ
ルコアミラーゼ含有液8.5℃を得た。この含有液のグ
ルコアミラーゼ活性は1501.U/rneであった。
実施例5
100i容三角フラスコに可溶性澱粉2%、ポリペプト
ン0.7%、K’)+2 PO40,1%、衿gsO4
・7H200,05%、酵母エキス0201%、米糠(
1,5%からなる培地30−を分注し、110℃、20
分殺菌後、あらかしめスラントに植え継いだRhodo
sporidium sp。
ン0.7%、K’)+2 PO40,1%、衿gsO4
・7H200,05%、酵母エキス0201%、米糠(
1,5%からなる培地30−を分注し、110℃、20
分殺菌後、あらかしめスラントに植え継いだRhodo
sporidium sp。
J−5B FERM−PNQ、6948の1白金耳を
接種し、30℃で毎分160回転の通気攪拌培養を行G
1.5日間培養した。培養液を濾過してゲルコア′ミラ
ーゼ活性901.l/ ml!を含有する液25m1!
を得た。
接種し、30℃で毎分160回転の通気攪拌培養を行G
1.5日間培養した。培養液を濾過してゲルコア′ミラ
ーゼ活性901.l/ ml!を含有する液25m1!
を得た。
実施例6
小麦Wi 400gに水400艷を加え混和した後2C
容三角フラスコ4個に入れ、その各々に120’C13
0分殺菌後、あらかじめ500 ml!容坂ロフラスコ
に可溶性銀粉1%、酵母エキス0.5%からなる培地1
.00mff1にRhodosporidium sp
、 J 5 B F E RM−P N11694
8の1白金耳を接種し2日間振盪培養したもの10rn
p、を加え、30℃、4日間静置培養した。
容三角フラスコ4個に入れ、その各々に120’C13
0分殺菌後、あらかじめ500 ml!容坂ロフラスコ
に可溶性銀粉1%、酵母エキス0.5%からなる培地1
.00mff1にRhodosporidium sp
、 J 5 B F E RM−P N11694
8の1白金耳を接種し2日間振盪培養したもの10rn
p、を加え、30℃、4日間静置培養した。
培養終了後、それぞれの三角フラスコに400m1ずつ
の水を加え、よく攪拌後培養物を濾過し、濾液を集め合
計1500−のグルコアミラーセ含有液を得た。
の水を加え、よく攪拌後培養物を濾過し、濾液を集め合
計1500−のグルコアミラーセ含有液を得た。
この含有液は1gM当り 1901.tlのグルコアミ
ラーゼが含まれていた。
ラーゼが含まれていた。
第1図、第2図、第3図及び第4図は本発明のRhod
osporidium sp、 J −5B F E
RM P 隔、 6948を培養して得られるグル
コアミラーゼの至適pt+曲線、pH安定曲線、至適温
度曲線及び温度安定曲線をそれぞれ示すものである。 特許出願人 天野製薬株式会社 第1図 2 4 68 第 2 図 71 6 8 10H 第 31図 30 50 70 9
0温度(0C) 第4図 40 45 50 60 70 80 温 度(0c)
osporidium sp、 J −5B F E
RM P 隔、 6948を培養して得られるグル
コアミラーゼの至適pt+曲線、pH安定曲線、至適温
度曲線及び温度安定曲線をそれぞれ示すものである。 特許出願人 天野製薬株式会社 第1図 2 4 68 第 2 図 71 6 8 10H 第 31図 30 50 70 9
0温度(0C) 第4図 40 45 50 60 70 80 温 度(0c)
Claims (1)
- グルコアミラーゼ産生能を有するロドスボリディ′ウム
属に属する酵母を栄養培地で培養し、培養物からグルコ
アミラーゼを採取することを特徴とするグルコアミラー
ゼの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3844883A JPS59162878A (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | グルコアミラ−ゼの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3844883A JPS59162878A (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | グルコアミラ−ゼの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59162878A true JPS59162878A (ja) | 1984-09-13 |
JPH0357747B2 JPH0357747B2 (ja) | 1991-09-03 |
Family
ID=12525566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3844883A Granted JPS59162878A (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | グルコアミラ−ゼの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59162878A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5053246A (en) * | 1990-03-30 | 1991-10-01 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Process for the surface treatment of polymers for reinforcement-to-rubber adhesion |
CN103275952A (zh) * | 2012-12-23 | 2013-09-04 | 北京挑战生物技术有限公司 | 一种中温酸性淀粉酶amy-8及其基因和应用 |
-
1983
- 1983-03-08 JP JP3844883A patent/JPS59162878A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5053246A (en) * | 1990-03-30 | 1991-10-01 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Process for the surface treatment of polymers for reinforcement-to-rubber adhesion |
CN103275952A (zh) * | 2012-12-23 | 2013-09-04 | 北京挑战生物技术有限公司 | 一种中温酸性淀粉酶amy-8及其基因和应用 |
CN103275952B (zh) * | 2012-12-23 | 2014-09-24 | 北京挑战生物技术有限公司 | 一种中温酸性淀粉酶amy-8及其基因和应用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0357747B2 (ja) | 1991-09-03 |
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