JPS635246B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS635246B2
JPS635246B2 JP54144849A JP14484979A JPS635246B2 JP S635246 B2 JPS635246 B2 JP S635246B2 JP 54144849 A JP54144849 A JP 54144849A JP 14484979 A JP14484979 A JP 14484979A JP S635246 B2 JPS635246 B2 JP S635246B2
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JP
Japan
Prior art keywords
concave mold
holes
decorative
flash material
mold
Prior art date
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Expired
Application number
JP54144849A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5669133A (en
Inventor
Kyokazu Motomura
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Individual
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Publication date
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Publication of JPS5669133A publication Critical patent/JPS5669133A/ja
Publication of JPS635246B2 publication Critical patent/JPS635246B2/ja
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はドア、家具、建具、壁材、装飾板、美
術品等広く室内インテリア、建築材として使える
人工材であつて、強度があつて硬質で且つ精密な
表面模様ができる化粧板の製造方法に関する。
(従来の技術) 従来の発泡成形樹脂を使用した化粧板は、まず
金型、シリコンゴムによる型(シリコン型)に硬
質発泡成形樹脂を注入して化粧樹脂板を製造す
る。製造完了した化粧樹脂板をフラツシユ材、そ
の他基材に接着剤で接着させていた。
又これとは別に、表板部と裏板部との間に隔壁
をもつて多数の小室を配設して各小室の相互間に
連通路を形成するとともに表板部には連通部に通
じる小孔を透設してなる合成樹脂製のハニカム基
板を用意し、この表板部の外面とハニカム基板内
部の一部とを小孔を通じて軟質の発泡樹脂を充填
成形させ、発泡樹脂材とハニカム基板とを一体化
させて内装材を製造する方法が実開昭50−31272
号で知られている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の前者の成形後の化粧樹脂板をフラツシユ
材、その他基材に接着する方法では、樹脂と基材
とが材質を異にするため、接着した完成品が湿
気・熱によつて膨張、収縮して化粧板全体が曲が
つたり、くせつたりするという問題点があつた。
又後者の実開昭50−31272号のハニカム基板を
使用した軟質の内装材では、発泡剤に軟質を使用
しているので天然に近い精彩な表面模様に出来
ず、且つ樹脂自体は強度を有しないので天然木に
代わる強度ある化粧板として使用できないという
問題点があつた。又実開昭50−31272号ではハニ
カム基板に発泡充填させるが、一つ越の通路小室
に発泡充填するため圧力に格差ができ、充填及び
成形の表面の押圧力がバラつき、表面に凹凸があ
る製品になるという問題点がある。更に実開昭50
−31272号の内装材の発泡剤は軟質であるため、
天然木等の硬質の表面触覚を必要とするインテリ
ア材としては使用しにくいという問題点があつ
た。
(問題点を解決するための手段) 本発明はかかる問題点を解決し、天然木に近い
精彩な表面模様に出来、しかも湿気・熱によつて
化粧板全体が曲がつたり、くせつたりすることも
なく天然木に代わるインテリア強度板として使用
でき、更に表面が硬質で天然木に近い感触を与え
るという優れた化粧板の製造方法を提供せんとす
るものである。
本発明の要旨は、化粧板の化粧面を成型する凹
型としてシリコンゴムを使用したシリコン凹型を
採用し、同凹型に硬質ポリウレタン等の硬質発泡
成形樹脂を注入する第1工程と、注入完了後直ち
に片面に多数の孔を穿設したフラツシユ材を孔の
ある面が凹型に面する様に、凹型を押圧し、フラ
ツシユ材表面の孔からフラツシユ材内部空間に発
泡成形樹脂が発泡膨張して進入し充分にフラツシ
ユ材内部に充填した後凹型を取りはずし、仕上げ
処理する工程からなる化粧板の製造法にある。
(実施例) 以下、実施例を図面に基づいて説明する。
まず、化粧面を形成するための原型より凹型1
をとる。凹型1としては表面模様を精密に復原で
きるシリコンゴムを使用したシリコン型を使用す
る。この凹型1に硬質ポリウレタンの発泡成形樹
脂を注入する。注入して直ちに第2図に示す様な
フラツシユ材3を凹型1に重ねて押圧する。
フラツシユ材3は内部が中空で必要個所に中骨
4が配してあり、又凹型1に面する側には多数個
の所定径の孔5が穿設してある。
又、フラツシユ材3の側壁には微少な空気抜孔
が穿設している。
このフラツシユ材3を発泡成型樹脂2を注入し
た凹型1に重ね、発泡成型樹脂2が発泡して膨張
してくればその圧力でフラツシユ材3の孔5から
フラツシユ材3の中空部に進入し、中空部に充填
して固化する。従つて、発泡成形樹脂2は孔5の
部分を介してフラツシユ材3の孔5のある面の両
側に固化し、発泡成型樹脂2とフラツシユ材3と
は完全に一体化する。
次に凹型1を取りはずし、発泡成型樹脂2とフ
ラツシユ材3との連結材の外周を仕上げ処理を行
う。仕上げ処理としては、連結材の外周を適当に
切断し、この切断側面に薄縁板を貼着するなどが
ある。又家具、建具の一部であれば外側枠体との
取付けが可能な様に処理する。
(発明の効果) 以上の様に本発明の化粧板の製造方法によれ
ば、硬質の発泡成型樹脂を使用したこととシリコ
ン凹型を使用したことにより発泡成型樹脂2の表
面は凹型1の通り、木目模様、凹凸模様、滑らか
な曲面が形成され、又発泡成形樹脂2はフラツシ
ユ材3の孔5のある面をサンドウイツチ状に挟み
込む様になつており、このフラツシユ材が膨張、
収縮を抑えるとともにサンドウイツチ状となるの
で一方向にくせつたり、曲がつたりすることがほ
とんどなくなり、更にフラツシユ材とは発泡工程
で一体化できるので接着剤が不要となるばかりで
なく、工数も大巾に低減できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の化粧板の製造方法を
示す工程図、第2図は同実施例によつて製造され
た化粧板を示す断面図、第3図は同実施例に使用
するフラツシユ材の一例を示す断面図である。 1:凹型、2:発泡成形樹脂、3:フラツシユ
材、4:中身、5:孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 化粧板の化粧面を成型する凹型としてシリコ
    ンゴムを使用したシリコン凹型を採用し、同凹型
    に硬質ポリウレタン等の硬質発泡成形樹脂を注入
    する第1工程と、注入完了後直ちに片面に多数の
    孔を穿設したフラツシユ材を孔のある面が凹型に
    面する様に凹型に押圧し、フラツシユ材表面の孔
    からフラツシユ材内部空間に発泡成形樹脂が発泡
    膨張して進入し充分にフラツシユ材内部に充填し
    た後凹型を取りはずし、仕上げ処理する工程から
    なる化粧板の製造法。
JP14484979A 1979-11-08 1979-11-08 Flush board manufacturing method Granted JPS5669133A (en)

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JP14484979A JPS5669133A (en) 1979-11-08 1979-11-08 Flush board manufacturing method

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JP14484979A JPS5669133A (en) 1979-11-08 1979-11-08 Flush board manufacturing method

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Publication Number Publication Date
JPS5669133A JPS5669133A (en) 1981-06-10
JPS635246B2 true JPS635246B2 (ja) 1988-02-02

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CN113320062B (zh) * 2021-05-21 2023-05-16 中国第一汽车股份有限公司 一种具有柔性压料功能的冷冲压模具压料板的制造方法

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JPS5669133A (en) 1981-06-10

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