JPS6352166A

JPS6352166A - 現像装置

Info

Publication number: JPS6352166A
Application number: JP61196606A
Authority: JP
Inventors: Sachiko Yasuda; 保田　幸子; Minoru Yoshida; 稔吉田; Tomoyuki Asada; 浅田　智幸; Hideo Mukai; 向井　秀雄
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-08-22
Filing date: 1986-08-22
Publication date: 1988-03-05
Also published as: US4806992A; EP0257178A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明はたとえば電子複写機に備えられ感光ドラム上の
静電潜像に一成分トナーを供給して現像する現像装置に
関する。

（従来の技術）一般に、この種の現像装置は、その現像ユニット内に感
光ドラムに対向する現像ローラを儒えるとともにこの現
像ローラと転接する掻落ローラを備えている。

しかして、上記感光ドラム上に形成された静電潜像を現
像する場合には、現像ローラにトナー薄層を形成し、こ
のトナー薄層を感光ドラムの静電潜像に対向させ、図示
しない現像バイアス電源から現像バイアスを供給するこ
とにより、上記静電潜像にトナーを供給して可視化する
。

また、現像後、現像ローラ上に残留したトナーは回収ブ
レードを通ってトナーホッパー内に回収されるとともに
、静電的に現像ローラに付着しているトナーは掻落ロー
ラで掻落されてトナーホッパー内へ戻される。

この現像方式は具体的には高抵抗の非磁性−成分トナー
を用いるものであり、トナーの帯電はトナーと現像ロー
ラとの間の摩擦帯電によってなされる。また、トナーの
搬送は掻落ローラにより現像ローラの近傍へ搬送される
。

このため、二成分現像や磁性−成分現像の如く磁気によ
る搬送を必要としない。

よって、高抵抗の非磁性−成分トナーを用いた現像が非
常に簡単な構造となり、小形軽量で、経済面でも、非常
に有利であり、さらに、非磁性であるため、多色化に最
も適した現像方式となっている。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、従来においては、現像されずにトナーホ
ッパー内に戻される現像ロール上のトナー薄層が充分に
掻落されずトナー層形成が不均一となり、画像上の地か
ぶりが増加するといった問題点があった。

［発明の構成コ（問題点を解決するための手段）本発明は上記問題点を解決するため、像担持体の静電潜
像に現像材供給部材により現像剤を摩擦帯電させて供給
し、この供給後、前記現像剤供給部材上に残留した現像
剤を掻落部材で掻落すものにおいて、前記掻落部材を導
電性材料によって構成したことを特徴とするものである
。

（作用）掻落部材を導電性材料によって構成することにより、現
像剤供給部材上の残留現像剤の静電荷を上記掻落部材を
介してリークさせ、残留現像剤を良好に掻落す。

（実施例）以下、本発明を第１図乃至第３図に示す一実施例を参照
して説明する。第２図は複写機の概略的構成を示すもの
である。すなわち、図中１は複写機の本体で、この本体
１内の略中央部には像担持体としての感光ドラム２が回
転自在に設けられている。前記感光ドラム２の周囲部に
はその回転方向に沿って順次、帯電チャージャ３、現像
装置４、転写器５、クリーニング装置６および除電ラン
プ７が配設されている。また、上記装置本体１内の上部
には光学系８が設けられている。この光学系８はランプ
９、結像レンズアレイ１０によって構成されている。ま
た、上記装置本体１の一側部には手差トレイ１１が設け
られ、この手差トレイ１１から投入された用紙は搬送路
１２に沿って搬送されるようになっている。この搬送路
１２には用紙の搬送方向に沿って順次、レジストローラ
１３、上記転写器５、定着装置１５および排紙ローラ１
６が配設されている。１７は排紙トレイである。また、
上記装置本体１内下部には給紙カセット１８が設けられ
、この給紙カセット１８から給紙ローラ１９の回転によ
り用紙が供給されるようになっている。また、２０は本
体１の上面に設けられた原稿台である。

しかして、コピーする場合には、まず、感光ドラム２を
帯電チャージャ３で帯電する。ついで、光学系８を用い
て原稿台２０上に載置された図示しない原稿を照明し、
その反射光を結像レンズアレイ１５を介して感光ドラム
１１上に結像させて静電潜像を形成し、この静電潜像に
現像装置４にて非磁性−成分トナーを供給して可視像を
形成する。次いで給紙カセット１５または手差トレイ１
１より搬送された図示しない用紙上に転写器５により可
視像を転写し、さらに、定着器１５により、用紙上に可
視像を定着し、排紙トレイ１７に排出する。感光ドラム
２上に残留する転写後のトナーはクリーニング装置６に
よりクリーニングされる。ついで、感光ドラム２上に残
留した電荷が除電ランプ７で除去される。なお、この時
の条件は例えば、感光ドラム２の表面電位−６００Ｖ。

感光ドラム２と現像ローラ２２との間隙が２５０ｐ１現
像バイアスは周波数３ＫＨｚのＡＣＣ電圧−Ｐで、２．
ｏｋｖと、ＤＣ電〒−２００■との重畳電圧を用いてい
る。

つぎに、上記現像装置４を第１図に基づいて詳述する。

図中２１は現像ユニットで、この現像ユニット２１内に
は上記感光ドラム２に対向する現縁材供給部材としての
現像ローラ２２が回転自在に設けられている。前記現像
ローラ２２は表面を鏡面仕上したアルミニューム製の円
筒ローラをサンドブラストなどで表面を均一に粗面化し
、その上に無電解ニッケルメッキを施すことにより構成
されている。この現像ローラ２２にはステンレスなどの
金属ブレード２３が当接されている。また、上記現像ロ
ーラ２２には掻落部材としての掻落ローラ２４が転接さ
れている。この掻落ローラ２４は第３図に示すようにシ
ャフト２５と、このシャフト２５上にコートされた導電
性ゴム２６とによって構成されている。なお、導電性ゴ
ム２６の代わりに導電性ウレタンを用いてもよい。２７
は上記現像ローラ２２に当接する回収ブレードで、２８
は現像剤を撹拌搬送する搬送ローラである。

しかして、現像時には、現像ローラ２２および弾性ブレ
ード２３とトナーとの摩擦帯電および弾性ブレード２３
による圧接作用によって現像ローラ２２上に均一なトナ
ー薄層が形成される。この際、現像ローラ２２に転接す
る導電性の掻落ローラ２４により、現像ローラ２２上の
トナーを充分に帯電させてトナー薄層を均一に形成する
。現像ローラ２２は静電潜像を有する感光ドラム２に対
向し、図示しない前述の現像バイアス電、原から現像バ
イアスを該現像ローラ２２および弾性ブレード２３に供
給し、上記静電潜像を可視化する。

一方、現像ローラ２２上の残留トナーは回収ブレード２
７を通ってトナーホッパー２９の内部に回収される。ま
た、静電的に現像ローラ２２上に付着しているトナーは
掻落ローラ２４により、その電荷がリークされて掻落さ
れ、トナーホッパー２９内に戻される。

なお、本発明は上記一実施例に限られることなく、掻落
ローラ２４を第４図に示すようにシャフト２５上に金属
繊維３１を巻き付けて構成してもよい。また、これは導
電性の繊維なら金属でなくてもよく、たとえばレーヨン
、ナイロン、アクリルなどの樹脂に導電性のカーボン、
金属等を混入させることにより、導電性繊維としたもの
でもよい。

また、第５図に示すよ・うに、シャフト２５上に発泡ウ
レタン４１をコートし、その上にエンドレスの金属ネッ
ト４２を被せて接着したものでもよい。シャフト２５と
の導通はたとえば金属ネットの一部を少なくとも一端に
おいて、シャフト２１に接続すればよい。

その他、掻落ローラ２４としてはイ、導電性であること（現像ローラ、トナーとの摩擦に
より発生した静電荷をリークできる程度あればえばよい
）。

口、トナーの搬送力かあること（ローラ表面が凹凸であ
り、それによりトナー搬送力があること）。

ハ、現像ローラ２２上のトナーを少なくても一部掻落す
こと。

が満たすものならどのようなものであって、もよい。

上述したように、掻落ローラ２４を導電性材料によって
構成したから、現像コーラ２２に残留したトナーの電荷
を掻落ローラ２４てリークすること、ができ、掻落し効
率を向上できる。

［発明の効果］以上説明したように、本発明によれば、掻落部材を導電
性材料によって構成したから、現像剤供給部材上に残留
した現像剤の静電荷を掻落部イアｊによってリークさせ
て充分に掻落とすことができる。したがって、画像上に
現像剤の地かふりを生じることなく良好に画像を形成で
きるという効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は本発明の一実施例を示すもので、第
１図は現像装置を示す側断面図、第２図は複写機を示す
概略的構成図、第３図は掻落ローラを示す斜視図、第４
図および第５図はそれぞれ掻落ローラの他の実施例を示
す斜視図である。２・・・感光ドラム（像担持体）、２２・・・現象ロー
ラ（現像剤供給部材）、２４・・・掻落ローラ（掻落部
材）、２６・・・導電性ゴム（導電性材料）３１・金属
繊維（導は性材料）、４２　金属ネ・ソト（九？；電性
材料）。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）像担持体に形成された静電潜像に現像材供給部材
により現像剤を摩擦帯電させて供給し、この供給後、上
記現像剤供給部材上に残留した現像剤を掻落部材で掻落
すものにおいて、前記掻落部材を導電性材料によって構
成したことを特徴とする現像装置。
（２）掻落部材が導電性ウレタンローラであることを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載の現像装置。
（３）掻落部材が導電性ゴムローラであることを特徴と
する特許請求の範囲第１項記載の現像装置。
（４）掻落部材が導電性繊維あることを特徴とする特許
請求の範囲第１項記載の現像装置。
（５）掻落部材がウレタンローラ上に金属ネットを被覆
してなることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
現像装置。