JPS635206Y2 - - Google Patents

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JPS635206Y2
JPS635206Y2 JP1981025087U JP2508781U JPS635206Y2 JP S635206 Y2 JPS635206 Y2 JP S635206Y2 JP 1981025087 U JP1981025087 U JP 1981025087U JP 2508781 U JP2508781 U JP 2508781U JP S635206 Y2 JPS635206 Y2 JP S635206Y2
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JP
Japan
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core
bottom plate
holes
flexible linear
mounting
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JP1981025087U
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JPS57138314U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は取付装置が一体に構成された変圧器に
関するもので、コアーの締付けと取付装置の取付
けを同時に行うことができ製作が容易であり、使
用部材を節減して安価に提供できることを特徴と
するものである。
従来、変圧器の取付装置としては一般に実公昭
53−53047号のごとく、積層されたコアー部を上
方から枠体で包持する方法が採用されている。
しかしながら、上記枠体の製作及び装着には手
数を要する欠点がある。
さらに、実開昭51−149829号公報のごとく、積
層鉄心の両端面に接合される取付板を、互いに連
結固定する固定片で一体とするもの、あるいは実
公昭52−47057号のごとく、コア部を取付枠にネ
ジ止めするもの等が提供されているが、前者の場
合は取付板が分割されており、それら及びそれら
と重量(積層鉄心)を有するトランスをガタつき
が生じないように固定片で一体化することは実際
問題として極めて困難であつた。
そこで、本考案では上記分割された取付板にか
えて中央部を一段高くした一体化された底板が利
用されるものである。また、後者の場合は取付枠
にネジ孔を設け、ネジによりトランスを横置き状
態に取付けるものであり、ネジ孔加工及びネジを
準備しなければならず、さらにトランスを縦置き
状態に取付けることができないものである。
本考案は上記のごとき欠点を除去してなるもの
で、積層されたコアーに透孔を設け、簡単な折曲
げ加工により構成された底板上に完全固定するこ
とができることを特徴とするものである。
以下に本考案の一実施例を図面について詳細に
説明する。
第1図、第2図示のごとく、両端に取付孔2を
有する底板1の中央部を一段高くして変圧器3を
構成するコアー4の載置面5が構成される。
上記底板1は金属の他、合成樹脂でもよく、そ
の加工はプレス、成形等により簡単に行うことが
できる。
また、上記底板1の巾、特にコアー4の載置面
5の巾はコアー4の積層厚より少し狭い巾に構成
することが望ましい。
その結果、後述する可撓性線状物8によるコア
ー4の締付けが底板1によつて邪魔されることが
なく完全となるものである。
さらに変圧器3を構成するコアー4の四隅部に
は透孔6,6a,6b,6cが設けられ、その底
板1側にある透孔6b,6cにそれぞれチユーブ
19で被覆され該透孔6b,6c部両側に突出す
る金属ワイヤーからなる可撓性線状物8が挿通さ
れ、その両端部が前記底板1のコアー4の載置面
5の下面に折曲げ係止させられる。その際、本考
案では底板1の中央部が一段高く構成されている
ため、可撓性線状物8両端の折曲げ係止が容易で
あるとともに、折曲げ係止部がシヤーシー等の取
付部側に突出等することがなく完全な取付けが可
能になるものである。また、本考案における可撓
性線状物8のチユーブ19による被覆は金属同志
の接触となる底板1、コアー4と可撓性線状物8
間の密着を良くし、緩みを防止するとともに接触
部の損傷等を防止するためであり、さらに接触部
で金属音が発生することがない等の効果が得られ
るものである。
上記可撓性線状物8の折曲げ係止は該可撓性線
状物8が折曲げ状態を強靭に保持する材料である
場合には緊張させて折曲げたままでもよいが、比
較的可撓性を有する材料である場合には緊張させ
て、両端部を接合して溶接し、あるいは両端部を
底板1のコアー4の載置面5の下面に溶接すると
よい。
図中12及び13はコアー4の締付けボルトナ
ツトである。
第3図、第4図には変圧器を横置きに取付ける
場合の実施例が示されている。
この場合にあつては底板1に構成されたコアー
4の載置面5の略々中央部にコイル部嵌合孔14
が設けられ、さらに四隅部に、予めコアー4の透
孔6,6a,6b,6cと適合する透孔9,9
a,9b,9cが設けられ、さらにまた底板1の
垂直片部10,10aの上記透孔9,9a,9
b,9cと対向する位置に透孔11,11a,1
1b,11cが設けられている。そして、チユー
ブ19で被覆され該透孔6b,6c部両側に突出
する可撓性線状物8がそれぞれコアー4側の透孔
6,6a,6b,6cから底板1の透孔9,9
a,9b,9c並びに透孔11,11a,11
b,11cに挿通され、その両端部を折曲げ係止
させられるものである。
上記のごとく、本考案はコアー部に設けられた
透孔及びチユーブ19で被覆され該透孔6b,6
c部両側に突出する可撓性線状物8を利用して取
付装置が取付けられ、製作が極めて容易であり、
さらに従来のごとく、コアー部を包持する枠体を
準備する必要もなく、安価に提供できる効果を得
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は全体斜視図、第2図は要部を切欠した側面図、
第3図は他の実施例を示す全体斜視図、第4図は
その分解図である。 1……底板、2……取付孔、3……変圧器、4
……コアー、5……(コアーの)載置面、6,6
a,6b,6c……透孔、8……可撓性線状物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端に取付孔を有する底板の中央部を一段高く
    してコアー載置面が構成され、該載置面に変圧器
    のコアー部が載置させられるとともに、コアー部
    に設けられた透孔にチユーブで被覆され該透孔部
    両側に突出する可撓性線状物が挿通され、該可撓
    性線状物の少くとも一方突出部が底板のコアー載
    置面部に折曲げ係止させられ、さらに他方突出部
    が折曲げられてコアー部が底板に固定されてなる
    ことを特徴とする変圧器。
JP1981025087U 1981-02-24 1981-02-24 Expired JPS635206Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981025087U JPS635206Y2 (ja) 1981-02-24 1981-02-24

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JP1981025087U JPS635206Y2 (ja) 1981-02-24 1981-02-24

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Publication Number Publication Date
JPS57138314U JPS57138314U (ja) 1982-08-30
JPS635206Y2 true JPS635206Y2 (ja) 1988-02-12

Family

ID=29822795

Family Applications (1)

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JP1981025087U Expired JPS635206Y2 (ja) 1981-02-24 1981-02-24

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5247057U (ja) * 1975-09-29 1977-04-02

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51149829U (ja) * 1975-05-23 1976-11-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5247057U (ja) * 1975-09-29 1977-04-02

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JPS57138314U (ja) 1982-08-30

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