JP2903961B2 - リニアモータの１次側ユニット - Google Patents
リニアモータの１次側ユニットInfo
- Publication number
- JP2903961B2 JP2903961B2 JP20685293A JP20685293A JP2903961B2 JP 2903961 B2 JP2903961 B2 JP 2903961B2 JP 20685293 A JP20685293 A JP 20685293A JP 20685293 A JP20685293 A JP 20685293A JP 2903961 B2 JP2903961 B2 JP 2903961B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- linear motor
- ears
- primary unit
- view
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Linear Motors (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はリニアモータの１次側ユ
ニットの改良に関する。
ニットの改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来のリニアモータの１次側ユニ
ットを示すものであって、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は
（Ａ）の正面図、（Ｃ）は（Ｂ）の側面図であり、図３
は図２に示す従来のリニアモータの１次側ユニットの断
面側面図である。図２に示すように、従来のリニアモー
タの１次側ユニットは、薄板を矩形状にプレス抜きした
コアを治具を用いて厚さＬの積層コア１に積層し、これ
を機械加工した２個の締付材２で挟んでボルト３及びナ
ット４で締め付け、締付材２の両端延長部の第１及び第
２の取付足５Ａ、５Ｂに設けられた取付ピッチＰのボル
ト孔に挿入されるボルト（図示せず）により軌道レール
に装着される構造であった。
ットを示すものであって、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は
（Ａ）の正面図、（Ｃ）は（Ｂ）の側面図であり、図３
は図２に示す従来のリニアモータの１次側ユニットの断
面側面図である。図２に示すように、従来のリニアモー
タの１次側ユニットは、薄板を矩形状にプレス抜きした
コアを治具を用いて厚さＬの積層コア１に積層し、これ
を機械加工した２個の締付材２で挟んでボルト３及びナ
ット４で締め付け、締付材２の両端延長部の第１及び第
２の取付足５Ａ、５Ｂに設けられた取付ピッチＰのボル
ト孔に挿入されるボルト（図示せず）により軌道レール
に装着される構造であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図２に示す
従来のリニアモータの１次側ユニットは、下記のような
欠点があった。 図３に示すようにボルト３と積層コア１との間、及
びボルト３と２個の締付材２との間に隙間Ｇ1、Ｇ2、Ｇ
3が生じ、隙間のバラツキがあるため、２個の締付材２
相互間の組付精度が不安定であり、且つ締付材２とコア
１間の組付精度が不安定である。 リニアモータは精度的に高さが安定する必要がある
のに対し、その高さが不揃いになる。 リニアモータに要求される推力に応じてコアの積重
ね寸法Ｌを変化させたときモータの取付ピッチＰが変化
するが、もしその取付ピッチＰを一定にしようとする
と、複雑な形状の取付足を設けるか又は必要以上に大き
な取付足を設ける場合があった。
従来のリニアモータの１次側ユニットは、下記のような
欠点があった。 図３に示すようにボルト３と積層コア１との間、及
びボルト３と２個の締付材２との間に隙間Ｇ1、Ｇ2、Ｇ
3が生じ、隙間のバラツキがあるため、２個の締付材２
相互間の組付精度が不安定であり、且つ締付材２とコア
１間の組付精度が不安定である。 リニアモータは精度的に高さが安定する必要がある
のに対し、その高さが不揃いになる。 リニアモータに要求される推力に応じてコアの積重
ね寸法Ｌを変化させたときモータの取付ピッチＰが変化
するが、もしその取付ピッチＰを一定にしようとする
と、複雑な形状の取付足を設けるか又は必要以上に大き
な取付足を設ける場合があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題を
解決するために、従来の締付材を用いなくとも済むよう
に、矩形状の薄板の下縁部両端に耳部を付けた形状に薄
板をプレス抜きした耳付コアを積層して固着し、前記積
層した耳付コアの耳部の両側面にそれぞれプレス加工し
た取付金具を固着するか、又は前記耳部をの両側面から
プレス加工した取付金具で挟持するようにしたリニアモ
ータの１次側ユニットを提供しようとするものである。
解決するために、従来の締付材を用いなくとも済むよう
に、矩形状の薄板の下縁部両端に耳部を付けた形状に薄
板をプレス抜きした耳付コアを積層して固着し、前記積
層した耳付コアの耳部の両側面にそれぞれプレス加工し
た取付金具を固着するか、又は前記耳部をの両側面から
プレス加工した取付金具で挟持するようにしたリニアモ
ータの１次側ユニットを提供しようとするものである。
【０００５】
【作用】矩形状の薄板の下縁部両端に耳部を付けた形状
に薄板をプレス抜きした耳付コアを積層して固着し、前
記積層した耳付コアの耳部の両側面にそれぞれプレス加
工した取付金具を固着するか、又は前記耳部を両側面か
らプレス加工した取付金具で挟持するようにしたので、
従来のような積層コアを締付けるための締付材が不要
になり、従来のようなボルトと積層コアとの間、及び
ボルトと締付材との間の隙間が無くなり、取付金具の
ボルトの取付ピッチを一定にすることができ、１次側
ユニットの高さｈを精度的に安定したものにすることが
できる。
に薄板をプレス抜きした耳付コアを積層して固着し、前
記積層した耳付コアの耳部の両側面にそれぞれプレス加
工した取付金具を固着するか、又は前記耳部を両側面か
らプレス加工した取付金具で挟持するようにしたので、
従来のような積層コアを締付けるための締付材が不要
になり、従来のようなボルトと積層コアとの間、及び
ボルトと締付材との間の隙間が無くなり、取付金具の
ボルトの取付ピッチを一定にすることができ、１次側
ユニットの高さｈを精度的に安定したものにすることが
できる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明によるリニアモータの１次側ユ
ニットの実施例について図１を参照して説明する。図１
は本発明によるリニアモータの１次側ユニットを示すも
のであって、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は（Ａ）の正面
図、（Ｃ）は（Ｂ）の側面図である。本発明によるリニ
アモータの１次側ユニットは、図１に示されるように、
矩形状の薄板の下縁部両端に耳部１１Ａを付けた形状に
薄板をプレス抜きした耳付コアを治具を用いて厚さＬの
積層コア１１に積層し、リベットかしめ、又は溶接、又
はプレス工程で自動かしめ等で固着する。そして、前記
積層した耳付コアの耳部の両側面にそれぞれプレス加工
した取付金具を溶接等で固着するか、又は前記耳部を両
側面からプレス加工した取付金具１２で挟持するのであ
る。
ニットの実施例について図１を参照して説明する。図１
は本発明によるリニアモータの１次側ユニットを示すも
のであって、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は（Ａ）の正面
図、（Ｃ）は（Ｂ）の側面図である。本発明によるリニ
アモータの１次側ユニットは、図１に示されるように、
矩形状の薄板の下縁部両端に耳部１１Ａを付けた形状に
薄板をプレス抜きした耳付コアを治具を用いて厚さＬの
積層コア１１に積層し、リベットかしめ、又は溶接、又
はプレス工程で自動かしめ等で固着する。そして、前記
積層した耳付コアの耳部の両側面にそれぞれプレス加工
した取付金具を溶接等で固着するか、又は前記耳部を両
側面からプレス加工した取付金具１２で挟持するのであ
る。
【０００７】
【発明の効果】本発明によるリニアモータの１次側ユニ
ットは、上述のように構成されているので、下記の効果
がある。 製作コストの低減が可能となる。 コア組立精度の向上→２次側ユニットとのエアギャ
ップの精度が向上→エアギャップの縮小・モータ効率の
向上が期待できる。 リニアモータに要求される推力に応じてコア積重ね
寸法を変化させても、一定の範囲内でリニアモータの取
付位置ピッチを一定にできる。
ットは、上述のように構成されているので、下記の効果
がある。 製作コストの低減が可能となる。 コア組立精度の向上→２次側ユニットとのエアギャ
ップの精度が向上→エアギャップの縮小・モータ効率の
向上が期待できる。 リニアモータに要求される推力に応じてコア積重ね
寸法を変化させても、一定の範囲内でリニアモータの取
付位置ピッチを一定にできる。
【図１】本発明によるリニアモータの１次側ユニットを
示すもので、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は（Ａ）の正面
図、（Ｃ）は（Ｂ）の側面図である。
示すもので、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は（Ａ）の正面
図、（Ｃ）は（Ｂ）の側面図である。
【図２】従来のリニアモータの１次側ユニットを示すも
ので、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は（Ａ）の正面図、
（Ｃ）は（Ｂ）の側面図である。
ので、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は（Ａ）の正面図、
（Ｃ）は（Ｂ）の側面図である。
【図３】図２に示す従来のリニアモータの１次側ユニッ
トの断面側面図である。
トの断面側面図である。
１：積層コア ２：締付材 ３：ボルト ４：ナット ５Ａ、５Ｂ：取付足 １１：積層コア １１Ａ：耳部 １２：取付金具
Claims (1)
- 【請求項１】 矩形状の薄板の下縁部両端に耳部を付け
た形状に薄板をプレス抜きした耳付コアを積層して固着
し、前記積層した耳付コアの耳部の両側面にそれぞれプ
レス加工した取付金具を固着するか、又は前記耳部を両
側面からプレス加工した取付金具で挟持するようにした
ことを特徴とするリニアモータの１次側ユニット。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20685293A JP2903961B2 (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | リニアモータの１次側ユニット |
| US08/281,347 US5492066A (en) | 1993-07-30 | 1994-07-27 | Transport system |
| DE69413474T DE69413474T2 (de) | 1993-07-30 | 1994-07-29 | Transportsystem |
| EP94401756A EP0636561B1 (en) | 1993-07-30 | 1994-07-29 | Transport system |
| US08/559,759 US5626082A (en) | 1993-07-30 | 1995-11-13 | Emergency braking device for linear motor driven transport system |
| US08/555,850 US5582107A (en) | 1993-07-30 | 1995-11-13 | Weighing device for linear motor driven transport system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20685293A JP2903961B2 (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | リニアモータの１次側ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0746819A JPH0746819A (ja) | 1995-02-14 |
| JP2903961B2 true JP2903961B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=16530121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20685293A Expired - Fee Related JP2903961B2 (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | リニアモータの１次側ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2903961B2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-30 JP JP20685293A patent/JP2903961B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0746819A (ja) | 1995-02-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |