JP3043439U - ラックブレース - Google Patents

ラックブレース

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JP3043439U
JP3043439U JP1997003946U JP394697U JP3043439U JP 3043439 U JP3043439 U JP 3043439U JP 1997003946 U JP1997003946 U JP 1997003946U JP 394697 U JP394697 U JP 394697U JP 3043439 U JP3043439 U JP 3043439U
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JP
Japan
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groove
battledore
high nut
shaped
rack
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Application number
JP1997003946U
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English (en)
Inventor
次雄 中嶋
Original Assignee
コンドーテック株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 羽子板寸法が小さく、高ナットも短いものを
使用することができ、製造も容易なラックブレースを提
供する。 【構成】 羽子板本体1の長手方向にコ字状割り込み溝
1aを形成し、このコ字状割り込み溝1aの内縁面に角
柱状の高ナット2の側面が当接する状態で高ナット2を
コ字状割り込み溝1aの内部に溶接したラックブレー
ス。高ナット2の相対する側面に羽子板本体1のコ字状
割り込み溝1aの内縁が一部嵌入する溝を形成すること
もできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、立体倉庫やラックなどに使用され、建築用ターンバックルを構造体 に固定するためのラックブレースの羽子板の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は主に図3〜図6のような構造の羽子板を使用していた。
【0003】 図3は、パイプのタップ部を絞り加工し、パイプのボルトの逃げ部をプレスで 打ち抜き、パイプの締めつけ部をプレスで潰し、タップ加工を行うものである。
【0004】 図4は羽子板をプレス金型で成形し、2枚を合わせてかしめ加工し、タップ加 工することで製造するものである。
【0005】 図5は羽子板をプレス金型で成形し、高ナットをのせて溶接するものである。
【0006】 図6は羽子板をプレス金型で成形し、羽子板をコ字状に曲げ、及羽子板を上か ら押さえて合わせ、スポット溶接で合わせ面を接合し、高ナットを溶接するもの である。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
図3〜図6のいずれもブレースの長さ調整代を長くとった物が多く、羽子板の サイズがかなり大きい。
【0008】 図3及び図4はタップ加工が大変であり、生産コストが高くつく。
【0009】 図5は羽子板の上面に高ナットを溶接しているので、力の加わる軸芯と芯の高 さが違う分だけ強度が弱くなる。高ナット溶接部の強度が必要なので高ナットも 長い物が必要である。
【0010】 図6はプレスかしめ方式なので金型製造の精度が必要であり、しかも薄い板に 高ナットを溶接するので、溶接強度が低くなるため、高ナットも長いものが必要 である。
【0011】 ラックブレースの特性上、ブレースの長さ調整代はあまり必要でなく、しかも 柱の寸法に合わせてできるだけ羽子板の幅が小さくコンパクトな方がよい。
【0012】 本考案が解決しようとする課題は、羽子板寸法が小さく、高ナットも短いもの を使用することができ、製造も容易なラックブレースを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案のラックブレースは、羽子板本体の長手方向 にコ字状割り込み溝を形成し、このコ字状割り込み溝の内縁面に角柱状の高ナッ トの側面が当接する状態で高ナットを前記コ字状割り込み溝の内部に溶接したも のである。
【0014】 さらに、高ナットの相対する側面に羽子板本体のコ字状割り込み溝の内縁が一 部嵌入する溝を形成したものとすることができる。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について説明する。
【0016】 図1は本考案の第1実施例を示すもので、羽子板本体1の長手方向にコ字状割 り込み溝1aを形成し、この割り込み溝1aの内縁面に六角の高ナット2の対向 2側面が当接する状態で、高ナット2を羽子板本体1に、炭酸ガスアーク溶接あ るいはプロジェクション溶接等で溶接したものである。図中4が溶接部である。 この高ナット2にラック用ボルト3をねじ込んでラックブレースとする。高ナッ ト2は、右ねじと左ねじのものがある。図中1bは固定ボルト穴である。
【0017】 図2は本考案の第2実施例を示すもので、羽子板本体1に、高ナット2の対向 2側面の幅寸法より小さなコ字状割り込み溝1aを形成し、コ字状割り込み溝1 aの一部に高ナット2の対向2側面の幅寸法より少し大きな幅の割り込み溝2a を形成し、高ナット2を羽子板本体1の割り込み溝2aにはめ込んで、溶接をし たものである。
【0018】 これらの図1及び図2のように、高ナット2を羽子板本体1のコ字状割り込み 溝1aの中央部に、羽子板本体1の両面から溶接することで、溶接強度が大きく なり、高ナット2が短くできる。さらに割り込み溝1aまたは2aの幅を高ナッ ト2の幅ぎりぎりにすることで、溶接強度も大きくできるので、羽子板本体1の サイズを従来のものよりかなり小さくできる。
【0019】
【考案の効果】
上述したように、本考案によれば下記の効果を奏する。
【0020】 (1)羽子板本体の寸法が小さく、高ナットも短いものを使用できるので生産 コストが安くなる。
【0021】 (2)羽子板本体の製造も、割り込み溝部を含めてプレス加工できるので自動 化しやすく、量産化できる。
【0022】 (3)タップ加工がなく、高ナットの溶接ですむので生産コストが安くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1実施例を示すもので、(a)は
正面図、(b)は側面図である。
【図2】 本考案の第2実施例を示すもので、(a)は
正面図、(b)は側面図である。
【図3】 従来のラックブレースの例を示す正面図であ
る。
【図4】 従来のラックブレースの例を示す正面図であ
る。
【図5】 従来のラックブレースの例を示す斜視図であ
る。
【図6】 従来のラックブレースの例を示す正面図及び
底面図である。
【符号の説明】
1 羽子板本体、1a コ字状割り込み溝、1b ボル
ト穴、2 高ナット、2a 溝、3 ラック用ボルト、
4 溶接部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 羽子板本体の長手方向にコ字状割り込み
    溝を形成し、このコ字状割り込み溝の内縁面に角柱状の
    高ナットの側面が当接する状態で高ナットを前記コ字状
    割り込み溝の内部に溶接したことを特徴とするラックブ
    レース。
  2. 【請求項2】 高ナットの相対する側面に羽子板本体の
    コ字状割り込み溝の内縁が一部嵌入する溝を形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のラックブレース。
JP1997003946U 1997-05-15 1997-05-15 ラックブレース Expired - Lifetime JP3043439U (ja)

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